JPH0644350Y2 - コンバインのキャビンドア側構造 - Google Patents

コンバインのキャビンドア側構造

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JPH0644350Y2
JPH0644350Y2 JP9933788U JP9933788U JPH0644350Y2 JP H0644350 Y2 JPH0644350 Y2 JP H0644350Y2 JP 9933788 U JP9933788 U JP 9933788U JP 9933788 U JP9933788 U JP 9933788U JP H0644350 Y2 JPH0644350 Y2 JP H0644350Y2
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JP
Japan
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cabin
door
column
seat
grain tank
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Application number
JP9933788U
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English (en)
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JPH0220425U (ja
Inventor
恒雄 杉村
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、キャビン内のシートコラムを外側方に突出さ
せた状態にして開閉ドアを係止したままキャビン内のメ
ンテナンス作業を行うことができるようにしたコンバイ
ンのキャビンドア側構造に関する。
[従来の技術] 従来は、穀粒タンクの前方となる機体前部に運転席のキ
ャビンを装備して構成するコンバインにおいて、キャビ
ンの外側面に枢着したドアは、略90度、回動して開閉す
るような構造になっていた。
[考案が解決しようとする課題] したがって、オペレータがキャビンに乗降する際のドア
の開閉は充分に行われることになるが、キャビン内のシ
ートコラムを外側方に突出させてキャビン内のメンテナ
ンス作業を行うような場合には、シートコラムを外方側
に良好に突出させておくことができるようにドアを開放
した状態にしておくことができず、不都合が生じてメン
テナンス作業を安全状態で容易に行うことができない、
といった不具合を呈していた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を課題として解決し、安全
状態にしてしかも容易にそのようなメンテナンス作業が
できるようにしたものであり、そのため、キャビン内の
シートコラムを横外側方に出退可能に取り付け、キャビ
ンの外側面にはシートコラムが外方に出退できるよう大
きく形成したドアを開閉自在に枢着し、該ドアの外側面
には、略180度回動すると穀粒タンクの外側面に係脱自
在となるキャッチャーを装備して構成したものである。
[作用] したがって、ドアを略180度、回動させて開くと、キャ
ッチャーが穀粒タンクの外側面側に係合して、安全に係
止しておくことができることになり、その状態で、シー
トコラムをキャビンの外側方に突出させると、容易に突
出させることができて、安全状態にしてキャビン内方側
を開放できることになり、キャビン内のメンテナンス作
業を容易に行うことができることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はコンバインの側面図を示し、両クローラ(4)
により支持する機体の前部に刈取部(C)を配備すると
ともに、その後方には扱胴(5)等を有する脱穀部
(D)を搭載し、前記刈取部(C)の横側方となる機体
の前部に装備したステップ(6)の前方側および内側方
には操縦コラム(7)およびサイドコラム(8)をそれ
ぞれ立設するとともに、ステップ(6)の後方側に装備
したエンジン(9)等の上方には、上部にシート(1a)
を有するシートコラム(1)を被着し、その後方となる
脱穀部(D)の横側方には、該脱穀部(D)から穀粒を
供給できる穀粒タンク(B)を搭載し、該穀粒タンク
(B)の後方に立設した排出用の縦オーガ筒(10)の上
部には排出オーガ筒(11)を連通連設して従来形構造同
様に構成する。
前記シートコラム(1)の外側下部に設けたメタル(1
2)を、ステップ(6)の外側方に架設した支軸(13)
に嵌合して、シートコラム(1)が支軸(13)中心に回
動して横外側方に突出できるように装設し、シートコラ
ム(1)の内側部にはサイドコラム(8)側に着脱でき
るロック体(14)を装備し、また、前記穀粒タンク
(B)の前部外側面には上下方向の梯子(15)を連設し
て構成する。
(A)はキャビンで、前記シート(1a)、操縦コラム
(7)およびサイドコラム(8)の上方を被覆して運転
室を形成するように構成するが、その内側面および前面
には窓(16)を装備し、外側面に装備する窓付きのドア
(2)は、前記シートコラム(1)が外側方に回動して
突出できるように大きく形成するとともに、前方側にロ
ックレバー(17)を有する該ドア(2)の後方側をヒン
ジ(18)(18)を介して回動自在に枢着し、ドア(2)
を略180度、回動させると、前記梯子(15)の杆部(15
a)に嵌合して係止できる弾性材のキャッチャー(3)
をドア(2)の外側面に装備して構成する。
したがって、キャビン(A)内のメンテナンス作業を行
う場合には、ドア(2)をヒンジ(18)中心に略180
度、回動させて開き、第7図に示すようにキャッチャー
(3)を梯子(15)の杆部(15a)に係合させると、第
6図および第8図に示すように、開いたドア(2)を安
全状態にロックしておくことができることになり、キャ
ビン(A)内のメンテナンス作業を行うことができるこ
とになる。梯子(15)にキャッチャー(3)を支持させ
ているから、十分な強度が確保できる。また梯子はタン
クの外側壁にやや突出させるように設けられているか
ら、係合作業は極めて行い易い。
また、その状態から、ロック体(14)を解除操作して、
第9図および第5図に仮想線で示すようにシートコラム
(1)を支軸(13)中心にして外側方に突出するよう回
動させると、シートコラム(1)の下方のエンジン
(9)等を開放状態にすることができることになって、
そのメンテナンス作業を行うことができることになる。
[考案の効果] このように本考案は、ドア(2)を略180度、回動させ
て開くと、キャッチャー(3)が穀粒タンク(B)の外
側面側に係合して、ドア(2)を広くしかも安全状態に
して係止できることになり、その状態で、シートコラム
(1)をキャビン(A)の外側方に容易に突出させるこ
とができることになって、キャビン(A)内を安全状態
で広く開放することができることになり、安全かつ作業
性良くメンテナンス作業を行うことができることにな
り、簡単な構造して好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるコンバインの側面図、第
2図はその平面図、第3図はドアを取り外した状態の要
部の側面図、第4図は第2図の一部の断面図、第5図は
シートコラムの正面図、第6図はドアを開いた状態の平
面図、第7図は第6図の一部の断面図、第8図はドアを
開いた状態の側面図、第9図は第4図の作動説明図を示
す。 (B)……穀粒タンク、(A)……キャビン (1)……シートコラム、(2)……ドア (3)……キャッチャー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粒タンク(B)の前方となる機体前部に
    運転席のキャビン(A)を装備して構成するコンバイン
    において、前記キャビン(A)内のシートコラム(1)
    を横外側方に出退可能に取り付け、キャビン(A)の外
    側面には前記シートコラム(1)が外方に出退できるよ
    う大きく形成したドア(2)を開閉自在に枢着し、該ド
    ア(2)の外側面には、略180度回動すると前記穀粒タ
    ンク(B)の外側面に係脱自在となるキャッチャー
    (3)を装備して構成したことを特徴とするキャビンド
    ア側構造。
JP9933788U 1988-07-27 1988-07-27 コンバインのキャビンドア側構造 Expired - Lifetime JPH0644350Y2 (ja)

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JP9933788U JPH0644350Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 コンバインのキャビンドア側構造

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JPH0220425U JPH0220425U (ja) 1990-02-09
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JP2509665Y2 (ja) * 1990-10-19 1996-09-04 セイレイ工業株式会社 コンバイン
JP5635875B2 (ja) * 2010-11-11 2014-12-03 株式会社クボタ コンバイン
JP5739251B2 (ja) * 2011-06-30 2015-06-24 株式会社クボタ コンバインの搭乗運転部構造
JP6073057B2 (ja) * 2011-12-15 2017-02-01 株式会社クボタ コンバインの穀粒排出構造

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JPH0220425U (ja) 1990-02-09

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