JP6073057B2 - コンバインの穀粒排出構造 - Google Patents
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前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出シュートの前記支軸を支点にした前記排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設け、
前記支軸を、前記排出口よりも揚送コンベヤ側で前記排出口よりも下方に配備し、
前記排出シュートを前記揚送コンベヤの機体外側部位に配備し、
前記格納位置では、前記排出シュートが前記排出口の機体外側端部よりも機体内側に位置し、
前記揚送コンベヤと前記排出シュートとのいずれか一方に備えた係合杆と他方に備えた弾性変形可能な挟持具とで、前記排出シュートの前記格納位置への到達に連動して前記係合杆と前記挟持具とが係合して前記排出シュートを前記格納位置で固定保持する保持機構を構成し、
前記揚送コンベヤは、円筒状のコンベヤケースを備えるとともに、前記コンベヤケースの外周面のうち、前記格納位置の前記排出シュートに最接近する位置から前記コンベヤケースの周方向に離れた位置に、前記係合杆又は前記挟持具を備えている。
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成し、
少なくとも前記排出シュートの遊端側に、前記一対の側板にわたってそれらの上端部を連結する上下の連結杆を備え、
前記排出シュートの前記支軸を支点にした前記排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設け、
前記排出位置変更手段は、前記揚送コンベヤに上下揺動可能に支持される支持アームと、前記支持アームの遊端部を案内する排出シュート側のガイド部材とを備え、
前記上下の連結杆は、前記排出シュートの一方の側板を貫通して前記排出シュートの外側に突出する突出部を備え、
前記ガイド部材は、前記突出部を介して前記排出シュートに固定されている。
前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を装備した。
前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した。
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出シュートの前記支軸を支点にした前記排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設け、
前記支軸を、前記排出口よりも揚送コンベヤ側で前記排出口よりも下方に配備し、
前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成し、
少なくとも前記排出シュートの遊端側に、前記一対の側板にわたってそれらの上端部を連結する連結杆を備えている。
前記排出シュートを前記揚送コンベヤの機体外側部位に配備し、
前記格納位置では、前記排出シュートが前記排出口の機体外側端部よりも機体内側に位置している。
前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を装備した。
前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した。
前記揚送コンベヤと前記排出シュートのいずれか一方に備えた係合杆と他方に備えた弾性変形可能な挟持具とで、前記排出シュートの前記格納位置への到達に連動して前記係合杆と前記挟持具とが係合して前記排出シュートを前記格納位置で固定保持する保持機構を構成した。
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を、前記揚送コンベヤの排出口側に、前記排出シュートと同方向に上下揺動可能に装備し、
前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど、前記カバー体が前記排出シュートに近づいて前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど、前記カバー体が前記排出シュートから離れて前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した。
前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成した。
前記揚送コンベヤと前記排出シュートのいずれか一方に備えた係合杆と他方に備えた弾性変形可能な挟持具とで、前記排出シュートの前記格納位置への到達に連動して前記係合杆と前記挟持具とが係合して前記排出シュートを前記格納位置で固定保持する保持機構を構成した。
前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成した。
前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を装備した。
前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した。
少なくとも前記排出シュートの遊端側に、前記一対の側板にわたってそれらの上端部を連結する連結杆を備えた。
前記排出シュートの前記支軸を支点にした排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設けた。
前記排出シュートを前記揚送コンベヤの機体外側の横側部に配備し、
前記排出シュートが前記格納位置にある場合に、前記排出シュートが前記穀粒タンクの機体外側の横側面よりも機体内側に位置するように構成した。
又、穀粒の排出を行わずに作業走行や移動走行などを行う場合には、排出シュートを格納位置に切り替えるだけであることから、横オーガを採用した場合に装備する必要があった格納位置にて横オーガを支持するための支持構造を不要にすることができる。
従って、穀粒排出装置の構成の簡素化、軽量化、及びコストの削減などを図りながら、穀粒タンクに貯留した穀粒の穀粒排出装置による機外の所定位置への排出を良好に行うことができる。
又、支軸を支点にして排出シュートの排出位置を変更することで、排出シュートの傾斜角を変更することができ、排出シュートで流下案内される穀粒の流下速度を調節することができる。これにより、穀粒の水分量などによって変化する流動性に応じて排出シュートの傾斜角を変更することで穀粒の流下速度を適切な速度に調節することが可能になり、流動性の低下に起因した排出シュートでの穀粒詰まりの発生などを未然に回避し易くなる。
従って、穀粒排出装置による穀粒の機外排出を、穀粒の排出箇所を変更することが可能な状態でより良好に行うことができる。
上記の発明では、作業走行や移動走行などを行う場合には、排出シュートを格納位置に切り替えることで、走行中に排出シュートが他物に接触して損傷する不都合の発生を防止することができる。
しかも、排出シュートを格納位置に切り替えるだけで排出シュートを格納位置に固定保持することができ、排出シュートを格納位置に固定保持するための専用の操作が不要であることから、排出シュートを格納位置に固定保持し忘れる不都合の発生を防止することができる。
従って、走行中に排出シュートが他物に接触して損傷する不都合の発生をより確実に防止することができる。
従って、排出シュートでの穀粒の詰まりに対する対処を簡単かつ迅速に行うことができ、これにより、排出シュートに天板を備える場合に比較して穀粒排出作業での作業効率の向上を図ることができる。又、排出シュートでの穀粒の詰まりが揚送コンベヤに及ぶことに起因した穀粒の損傷や詰まり除去作業に手間取る不都合の発生を防止することができる。
上記の発明では、排出シュートに天板を備えないことで穀粒が排出口から排出シュートに流動する際に生じ易くなる排出シュートの上部からの穀粒の飛び出しをカバー体によって防止することができる。
従って、排出シュートでの穀粒の詰まりに対する対処を簡単かつ迅速に行えるようにしながらも、排出シュートの上部から穀粒が飛び出すことによる穀粒回収率の低下を防止することができる。
逆に、排出シュートの遊端側が揚送コンベアから離間するほど、排出シュートの傾斜角が小さくなり、排出シュートで流下案内される穀粒の流速が遅くなり、単位時間当たりの穀粒排出量が少なくなることを考慮して、排出シュートの遊端側が揚送コンベアから離間するほど、排出シュートとカバー体との間に形成される開口を大きくして、開口における単位時間当たりの穀粒通過量を増大させるようにしているのであり、これにより、排出シュートの遊端側が揚送コンベアから離間するのに連れて単位時間当たりの穀粒排出量が少なくなることを抑制することができる。
つまり、排出シュートの傾斜角にかかわらず単位時間当たりの穀粒排出量を略一定にすることができ、これにより、排出シュートの傾斜角を大きくして排出シュートによる穀粒の排出箇所を機体から遠くするほど単位時間当たりの穀粒排出量が低下して穀粒排出効率が低下することを抑制することができる。
従って、排出シュートでの穀粒の詰まりに対する対処を簡単かつ迅速に行えるようにしながら、排出シュートの強度及び保形性を確保することができる上に、排出位置を変更する際の操作性を向上させることができる。
又、その連通空間に送り込んだ穀粒を揚送スクリュ23によって揚送コンベヤ16の上部に揚送し、その上部に揚送した穀粒を押出具23Bによって排出口16Aから排出シュート17に向けて押し出す。そして、その排出口16Aから押し出した穀粒を排出シュート17によって機体の右外側方に設けた穀粒排出箇所に流下案内する。
又、力を入れ易い排出クラッチレバー36の前方への倒伏操作で、伝動ベルト32の弾性に抗した排出クラッチ19の伝動状態への切り替えを行うように構成したことで、排出クラッチ19の操作性を向上させることができる。
そして、この上下揺動によって、排出シュート17の傾斜角を、排出シュート17の遊端を揚送コンベヤ16に近づけた所定の最大角度と、排出シュート17の遊端を揚送コンベヤ16から遠ざけた所定の最小角度との間で無段階に変更することができる。
保持機構48は、コンベヤケース21の前部側に備えた係合杆49と排出シュート17の底板17Aに備えた弾性変形可能な挟持具50とから、排出シュート17の格納位置への到達に連動して係合杆49に挟持具50が挟持嵌合することで排出シュート17を格納位置にて固定保持するように構成してある。
そして、枠部材21Bの内部には、排出口16Aから排出シュート17に流動する穀粒を機体前寄りに案内する案内板53を装備してある。
12 穀粒排出装置
16 揚送コンベヤ
16A 排出口
17 排出シュート
17A 底板
17B 側板
17C 連結杆
21 コンベヤケース
40 支軸
41 排出位置変更手段
42 ガイド部材
43 支持アーム
48 保持機構
49 係合杆
50 挟持具
51 カバー体
54 開口
55 連係機構
Claims (18)
- 穀粒タンクに貯留した穀粒を機外に排出する穀粒排出装置を備えたコンバインの穀粒排出構造において、
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出シュートの前記支軸を支点にした前記排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設け、
前記支軸を、前記排出口よりも揚送コンベヤ側で前記排出口よりも下方に配備し、
前記排出シュートを前記揚送コンベヤの機体外側部位に配備し、
前記格納位置では、前記排出シュートが前記排出口の機体外側端部よりも機体内側に位置し、
前記揚送コンベヤと前記排出シュートとのいずれか一方に備えた係合杆と他方に備えた弾性変形可能な挟持具とで、前記排出シュートの前記格納位置への到達に連動して前記係合杆と前記挟持具とが係合して前記排出シュートを前記格納位置で固定保持する保持機構を構成し、
前記揚送コンベヤは、円筒状のコンベヤケースを備えるとともに、前記コンベヤケースの外周面のうち、前記格納位置の前記排出シュートに最接近する位置から前記コンベヤケースの周方向に離れた位置に、前記係合杆又は前記挟持具を備えているコンバインの穀粒排出構造。 - 穀粒タンクに貯留した穀粒を機外に排出する穀粒排出装置を備えたコンバインの穀粒排出構造において、
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成し、
少なくとも前記排出シュートの遊端側に、前記一対の側板にわたってそれらの上端部を連結する上下の連結杆を備え、
前記排出シュートの前記支軸を支点にした前記排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設け、
前記排出位置変更手段は、前記揚送コンベヤに上下揺動可能に支持される支持アームと、前記支持アームの遊端部を案内する排出シュート側のガイド部材とを備え、
前記上下の連結杆は、前記排出シュートの一方の側板を貫通して前記排出シュートの外側に突出する突出部を備え、
前記ガイド部材は、前記突出部を介して前記排出シュートに固定されているコンバインの穀粒排出構造。 - 前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を装備した請求項2に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した請求項3に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 穀粒タンクに貯留した穀粒を機外に排出する穀粒排出装置を備えたコンバインの穀粒排出構造において、
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出シュートの前記支軸を支点にした前記排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設け、
前記支軸を、前記排出口よりも揚送コンベヤ側で前記排出口よりも下方に配備し、
前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成し、
少なくとも前記排出シュートの遊端側に、前記一対の側板にわたってそれらの上端部を連結する連結杆を備えているコンバインの穀粒排出構造。 - 前記排出シュートを前記揚送コンベヤの機体外側部位に配備し、
前記格納位置では、前記排出シュートが前記排出口の機体外側端部よりも機体内側に位置している請求項5に記載のコンバインの穀粒排出構造。 - 前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を装備した請求項5又は6に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した請求項7に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記揚送コンベヤと前記排出シュートのいずれか一方に備えた係合杆と他方に備えた弾性変形可能な挟持具とで、前記排出シュートの前記格納位置への到達に連動して前記係合杆と前記挟持具とが係合して前記排出シュートを前記格納位置で固定保持する保持機構を構成した請求項5〜8のいずれか一つに記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 穀粒タンクに貯留した穀粒を機外に排出する穀粒排出装置を備えたコンバインの穀粒排出構造において、
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンク内の穀粒を揚送して上部の排出口から排出する揚送コンベヤと、前記排出口から排出された穀粒を機体外方に流下案内する排出シュートとを備え、
前記排出シュートを、前記揚送コンベヤの排出口側において、前記排出シュートの穀粒案内方向と交差する姿勢の支軸を支点にするとともに前記排出シュートの基部が前記支軸により支持されるように前記揚送コンベヤに上下揺動可能に設け、かつ、前記揚送コンベヤに沿った格納位置と前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間した排出位置とに切り替え可能に構成し、
前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を、前記揚送コンベヤの排出口側に、前記排出シュートと同方向に上下揺動可能に装備し、
前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど、前記カバー体が前記排出シュートに近づいて前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど、前記カバー体が前記排出シュートから離れて前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結したコンバインの穀粒排出構造。 - 前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成した請求項10に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記揚送コンベヤと前記排出シュートのいずれか一方に備えた係合杆と他方に備えた弾性変形可能な挟持具とで、前記排出シュートの前記格納位置への到達に連動して前記係合杆と前記挟持具とが係合して前記排出シュートを前記格納位置で固定保持する保持機構を構成した請求項10又は11に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出シュートを底板と前記底板から立ち上がる一対の側板とから構成した請求項1に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出口から前記排出シュートに流動する穀粒の前記排出シュートの上部からの飛び出しを防止するカバー体を装備した請求項13に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出シュートが前記格納位置に近づくほど前記排出シュートと前記カバー体との間に形成される開口が小さくなり、前記排出シュートの遊端側が前記揚送コンベヤから離間するほど前記開口が大きくなるように、前記排出シュートと前記カバー体とを連係機構を介して連動連結した請求項14に記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 少なくとも前記排出シュートの遊端側に、前記一対の側板にわたってそれらの上端部を連結する連結杆を備えた請求項13〜15のいずれか一つに記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出シュートの前記支軸を支点にした排出位置の変更を可能にする排出位置変更手段を設けた請求項10〜16のいずれか一つに記載のコンバインの穀粒排出構造。
- 前記排出シュートを前記揚送コンベヤの機体外側の横側部に配備し、
前記排出シュートが前記格納位置にある場合に、前記排出シュートが前記穀粒タンクの機体外側の横側面よりも機体内側に位置するように構成した請求項1〜17のいずれか一つに記載のコンバインの穀粒排出構造。
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