JP4786784B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀粒タンク内の穀粒を傷つけることなく、しかも排出高さを高い位置に設定可能な穀粒排出装置を設けたコンバインにおいて、該穀粒排出装置の排出口に設けるアタッチメントの構造、及び排出部の傾斜に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穀粒の排出は、排出オーガや、袋詰め装置により行われていた。このうち、排出オーガでは、穀粒は、穀粒タンクの側面から一旦揚穀された後、略水平に延出された排出オーガ内を搬送され、排出オーガ先端から、横付けしたトラックなどに排出されていた。また、袋詰め装置では、選別された穀粒が揚穀された後、トップサッカという小型のタンクを通って、機体側部に設けた袋詰め装置内の穀粒袋に、落入されるようにしていた。
【0003】
そして、大豆のように穀粒が軟らかい上に土などの異物が混入しやすい豆類の場合には、刈り取り・脱穀・選別した後の排出作業を、スクリュー式で搬送距離も長い前記排出オーガにより行うと、穀粒が傷つきやすく、穀粒品質の低下を招くため、従来は、大豆などの豆類については、前記袋詰め装置を搭載した豆専用、又は他の穀物と兼用のコンバインを使用し、穀粒の汚損や損傷を最小限に抑えるようにしていた。
【0004】
しかし、この袋詰め装置においては、前記穀粒袋をそれほど大きくできないために多数の袋に分けて袋詰めしなければならず、そのための袋詰め作業や運搬作業に、時間や手間がかかり、作業効率が悪かった。そこで、本発明者らは、穀粒タンクの底部にスクリュー式の搬出コンベアを軸装し、該搬出コンベアに下部を連結連通して前記穀粒タンクの背面に穀粒排出装置を立設し、該穀粒排出装置の上部から穀粒を排出することにより、排出高さを高くでき、大きな袋にも容易に排出可能なコンベアについて提案している。
【0005】
更には、この穀粒排出装置を、穀粒タンク背面の格納位置から機体外方に大きく傾倒させた排出位置まで、シリンダなどで傾動可能な構成とすることにより、高い位置で離間して配置されたコンテナなどに対し、多量の穀粒の排出作業を迅速かつ確実に行えるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような穀粒排出装置では、排出位置での排出作業は迅速に行えるものの、格納位置においては、穀粒を排出口下方に確実に誘導可能な構成とはなっていず、穀粒袋内への穀粒の正確な落入は困難であり、穀粒袋を使った穀粒の少量処理ができない、という問題があった。
【0007】
また、前記排出位置では、排出口までの穀粒の流速を制御可能な構成とはなっていないため、流速が速い場合には、排出口まで流れる間に穀粒同士が衝突・損傷しやすく、また、排出口からの落下速度も過大となり、穀粒とコンテナ内面、あるいは穀粒同士が激しく衝突して損傷する、という問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、穀粒タンク(5)の底部にスクリュー式の搬出コンベア(11)を軸装し、該搬出コンベア(11)に穀粒排出装置(13)の下部を連結連通し、該穀粒排出装置(13)を前記穀粒タンク(5)の背面に立設したコンバインにおいて、該穀粒排出装置(13)の排出口(79)には、該排出口(79)の下方及び側方に穀粒を誘導可能なアタッチメント(82)を取り付け、前記アタッチメント(82)は、穀粒ガイド部材(57)と、第1延長部材(85)と、第2延長部材(86)とから構成し、前記排出口(79)の側方に、角筒状の前記穀粒ガイド部材(57)を覆設し、該穀粒ガイド部材(57)の上端は、該穀粒排出装置(13)の上端に前後に横設された第1回動軸(87)に回動自在に外嵌し、該第1回動軸(87)を中心にして、前記穀粒ガイド部材(57)は上下に回動可能とし、該穀粒ガイド部材(57)の更に側方には、更に角筒状の第1延長部材(85)を覆設し、該第1延長部材(85)の上端も、前記第1回動軸(87)に外嵌し、該第1回動軸(87)を中心にして第1延長部材(85)も上下に回動可能とし、前記第1延長部材(85)の下部には、第2回動軸(88)を前後方向に横設し、該第2回動軸(88)を中心にして、第2延長部材(86)を上下に回動可能に枢支し、該アタッチメント(82)は、穀粒ガイド部材(57)と第1延長部材(85)を第1回動軸(87)を中心に下方を穀粒排出装置(13)の方向に回動し、前記第2延長部材(86)は第2回動軸(88)を中心に上部を穀粒排出装置(13)の側に回動して、該排出口(79)近傍に折り畳み収納可能な構成としたものである。
【0009】
請求項2においては、請求項1記載のコンバインにおいて、前記第1延長部材(85)の下部に、スライドバー(91)の上端を枢結し、該スライドバー(91)の上下途中部にはボス部材(90)が摺動可能に外嵌されると共に、該スライドバー(91)の下端には抜け止め(91a)を形設し、前記ボス部材(90)に、ガイドレバー(92)の基部を固設し、該スライドバー(91)上にはエアスプリング(58)を張設し、前記アタッチメント(82)の上方回動方向に付勢し、該第2延長部材(86)には固定板(94)を介して昇降レバー(93)の基部を固設し、該昇降レバー(93)により第2延長部材(86)を第2回動軸(88)を中心に回動可能とし、該ガイドレバー(92)と昇降レバー(93)の操作により、アタッチメント(82)の突出収納操作を可能としたものである。
【0010】
請求項3においては、請求項1記載のコンバインにおいて、前記第2延長部材(86)は、排出姿勢において、排出部底面と水平面とのなす流下角(99)を、穀粒の安息角と略同一に設定したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わるコンバインの全体側面図、図2は同じく平面図、図3は第一参考例のアタッチメントの使用状況を示す背面図、図4は同じく穀粒排出装置の下部背面図、図5は同じく収納姿勢を示す上部背面図、図6は同じく排出姿勢を示す上部背面図、図7は同じく排出口周辺の斜視図、図8は実施例のアタッチメントの使用状況を示す背面図、図9は同じく収納姿勢を示す上部背面図、図10は同じく排出姿勢を示す上部背面図、図11は同じく排出口周辺の斜視図、図12は第二参考例のアタッチメントの使用状況を示す背面図、図13は同じく排出姿勢を示す上部背面図、図14は第三参考例のアタッチメントの移動式コンテナへの使用状況を示す背面図、図15は同じく固定式コンテナへの使用状況を示す背面図、図16は第四参考例のアタッチメントの使用状況を示す背面図である。
【0012】
初めに、本発明に係わるコンバインの全体構成について、図1乃至図3により説明する。クローラ1上にはシャーシ枠100が搭載され、該シャーシ枠100上には脱穀部2が搭載され、該脱穀部2の前方には、フィーダ室3を介して刈取部4が連設されると共に、脱穀部2の横側方には穀粒タンク5が搭載され、該穀粒タンク5の前方側には、運転部6が連設されている。
【0013】
さらに、前記脱穀部2の下方には、揺動選別装置9が配置され、該揺動選別装置9の下方に横設された一番コンベア8の終端部には、連通してバケット式の揚穀コンベア7が立設されている。該揚穀コンベア7は上下部に軸支されたスプロケット14・15間にはコンベアチェーン16が巻回され、該コンベアチェーン16上には複数のバケット17が列設されており、前記揺動選別装置9で選別された一番物などの精粒は揚穀コンベア7下部の円弧状の受部に搬送され、該受部の精粒はコンベアチェーン16上のバケット17により掬い上げられ、そのまま揚穀コンベア7の上部まで搬送される。
【0014】
そして、該揚穀コンベア7の上部は連結パイプ68を介して穀粒タンク5に連通され、該穀粒タンク5に搬送されてきた精粒は、回転する図示せぬレベリングディスクなどで弾き飛ばされて、穀粒タンク5内に均一に分散され均等に貯留できるようにしている。該穀粒タンク5の下部樋10には、スクリュー式の搬出コンベア11が軸装され、該搬出コンベア11の終端部は、穀粒タンク5後方に配設されたバケットコンベアなどから構成される穀粒排出装置13下部に連通されており、穀粒タンク5内に貯留された穀粒を、穀粒排出装置13内の排出コンベア56によって、機体側方に排出できるようにしている。そして、穀粒排出装置13の排出口80には、本発明に係わるアタッチメント61を設けているのである。
【0015】
このように、穀粒タンク5の底部にスクリュー式の搬出コンベア11を軸装し、該搬出コンベア11に穀粒排出装置13の下部を連結連通し、該穀粒排出装置13を前記穀粒タンク5の背面に立設したので、機体後部の空間を活用することができ、従来の機体上部又は側部に設けた長い排出オーガや幅広の袋詰め装置に比べ、機体高さ、機体幅を小さくして、走行中の作物の機体による損傷を防止すると共に、機体の格納スペースを小さくできるようにしている。
【0016】
次に、このような全体構成よりなるコンバインにおいて、本発明に係わるアタッチメントを取り付ける前記穀粒排出装置13について、図1、図3乃至図5により説明する。前記搬出コンベア11の終端部には受継ぎケース12が接続され、該受継ぎケース12には、穀粒排出装置13の下部が連結連通されると共に、搬出コンベア11のコンベア軸11aは、穀粒排出装置13内のチェーン28を駆動する駆動軸23と連結されている。
【0017】
そして、該穀粒排出装置13の搬送方向には平行にサイドフレーム18・18が配設され、該サイドフレーム18・18間には図示せぬ複数の連結フレームが横架・連結されると共に、サイドフレーム18・18の外側面には側板30・30が貼設されている。
【0018】
該側板30・30の搬送始端側(図4で下部)には、前記駆動軸23が前後に枢支され、該駆動軸23には、駆動スプロケット22が外嵌・固定されている。また、搬送終端側(図5で上部)には排出カバー32が配設され、該排出カバー32には、従動軸21が前後に枢支され、該従動軸21には従動スプロケット20が外嵌・固定されており、該従動スプロケット20と前記駆動スプロケット22との間に前記チェーン28が巻回されている。
【0019】
そして、該チェーン28の外周には特定間隔でバケット59・59・・が設けられており、該バケット59・59・・内に穀粒を蓄えるようにして、穀粒を取りこぼすことなく、確実に上方に搬送できるようにしている。なお、本参考例では、排出コンベア56をこのようにバケット式としているが、穀粒を汚損したり損傷しない搬送形式であればよく、特に限定されるものではない。例えば、搬送板式としてもよく、この場合は、前記駆動軸23には駆動プーリが固設され、穀粒排出装置13上部には前後に従動軸21を有する従動プーリが軸支され、該従動プーリと前記駆動プーリには、適宜間隔おきに複数の搬送板が外周方向に立設されたベルトが巻回されている。このような搬送板式では、搬送中の穀粒の脱落はバケット式に比べて若干多くなるものの、構造が簡単なために、部品コストの低減が図れる上、搬送中に詰まりなどが発生した場合でも対応が容易となる。
【0020】
また、本参考例では、穀粒排出装置13を穀粒タンク5の背面に固設しているが、もちろん、後述するアタッチメントの効果を損なわない範囲で傾動可能な構成としてもよく、このような傾動式の穀粒排出装置では、排出位置をより遠い位置まで延長して様々な排出作業条件に対応することができる。
【0021】
次に、各アタッチメントについて説明する。まず、第一参考例について、図3、図5乃至図7により説明する。該第一参考例は、連結した複数の延長部材から構成されており、該延長部材を展開することにより、より遠くまで排出可能なタイプである。
【0022】
図5乃至図7に示すように、前記排出カバー32の前後側面から排出側に向かって、背面視三角状で前後一対の側板32a・32aが延設され、該側板32a・32aの下辺には下方への排出口80aが形成され、側板32a・32aの右辺には側方への排出口80bが形成されている。
【0023】
そして、この側板32a・32aの右側には、角筒状の第1延長部材36が覆設され、該第1延長部材36の上端は、前記側板32a・32a上端に前後に横設された第1回動軸34に外嵌されており、該第1回動軸34を中心にして第1延長部材36を上下に回動することができ、さらに、第1延長部材36の左下部には、前記サイドフレーム18に嵌合可能な切欠部36cが形成されている。さらに、第1延長部材36の側板の右部で前後外方向には、係止ピン43・43が突設され、該係止ピン43・43により、回動した後の第3延長部材38を第1延長部材36に係止固定できるようにしている。
【0024】
また、第1延長部材36の下部には、円筒状の第2延長部材37が連接固定され、該第2延長部材37の上下途中部の前後側板には、第2回動軸35が回動可能に横設され、該第2回動軸35には、断面視略U字状の前記第3延長部材38の前後側板が連結されており、この第3延長部材38が、前記第2回動軸35を中心として上下に回動することができる
【0025】
さらに、前記側板32a・32aの下辺基部には支軸42が前後に横設され、該支軸42には、側板32a・32a間と略同一幅を有する穀粒ガイド板41の基部が、回動可能に支持されると共に、該穀粒ガイド板41の先部は、前記第1延長部材36の下面36a内側上に載置・支持されている。また、側板32a・32aの略中央には、出入り可能な係止部材44が、バネなどで外方に付勢された状態で配設されており、該係止部材44により、上方に回動した前記第1延長部材36を、所定位置で掛止できるようにしている。
【0026】
このような構成において、図5に示す収納姿勢45にあっては、前記第1延長部材36は、第1回動軸34を中心として下方に回動し、切欠部36cをサイドフレーム18に嵌合して位置決めされると共に、下面36a内側上には、穀粒ガイド板41の先部が傾斜して支持されている。そして、第3延長部材38は、前記第2回動軸35を中心にして上方に回動され、その先部は前記係止ピン43・43に係止固定される。
【0027】
すると、前記バケット59により搬送されてきた穀粒は、矢印53に示すように、下方への排出口80aから、穀粒ガイド板41の上面と第1延長部材36とから形成される空間を通って落下し、第2延長部材37内を流下していき、そのまま下方の穀粒袋内に落入される。
【0028】
そして、このような収納姿勢45から図6に示す排出姿勢46への移行は、次のようにして行うことができる。まず、第1延長部材36を第1回動軸34を中心にして上方に回動すると、第1延長部材36により押し込められていた係止部材44が突出し、そこで上方回動を中止すると、第1延長部材36は自重で下方に回動し、突出した係止部材44の側面に当接支持される。
【0029】
この際、第1延長部材36の下面36aの上昇により、前記穀粒ガイド板41も支軸42を中心にして上方に回動される。次いで、第3延長部材38を、第2回動軸35を中心として、第2延長部材37下面外側に当接するまで下方に回動することにより、前記第1延長部材36、第2延長部材37、第3延長部材38を外側方に展開することができる。
【0030】
すると、前記バケット59により搬送されてきた穀粒は、矢印54に示すように、穀粒ガイド板41の上面に落下後、そのまま側方への排出口80bから第1延長部材36、第2延長部材37、第3延長部材38内を流下していき、図3に示すように、遠く離間した位置にあるトラック47の荷台上のコンテナ48内に落入される。
【0031】
すなわち、穀粒タンク5の底部にスクリュー式の搬出コンベア11を軸装し、該搬出コンベア11に穀粒排出装置13の下部を連結連通し、該穀粒排出装置13を前記穀粒タンク5の背面に立設したコンバインにおいて、該穀粒排出装置13の排出口80a・80bには、該排出口80a・80bの下方及び側方に穀粒を誘導可能なアタッチメント61を取り付け、該アタッチメント61は排出口80a・80b近傍に折り畳み収納可能な構成としたので、アタッチメント61の姿勢を前述のようにして変更するだけで、穀粒の少量処理に適した通常の穀粒袋への排出作業にも、高い位置で離間して配置されたコンテナへの多量の穀粒の排出作業にも、容易かつ確実に対応することができる。しかも、アタッチメント61を折り畳んで前記収納姿勢45にしておくと、機体幅が増えずに走行作業中や旋回中の邪魔にならず、コンバインを格納するスペースも狭くて済むため、コンバインの走行性・格納性を良好に保つことができるのである。
【0032】
ここで、この時の第3延長部材38の内側底面と水平面とのなす角71(以下「流下角」とする)は、粒体を積んだ斜面が崩れ落ちないで安定している最大角(いわゆる安息角)と略同一に設定する。
【0033】
すると、流下していく穀粒において、第3延長部材38の内側底面上の最下穀粒層は、安息角に保持されて崩れにくいが、該最下穀粒層よりも上層では、穀粒の流下時の摩擦抵抗のために上流側ほど厚くなっており、安息角よりも若干大きな角度に保持される。その結果、穀粒の大部分は、ほとんど動かない状態の最下穀粒層の上を、緩やかに崩れながら流下していくこととなり、そのため、穀粒と第3延長部材38内側底面との擦過や、穀粒同士の衝突などを大幅に抑制することができる。
【0034】
すなわち、アタッチメント61の排出部である第3延長部材38の底面と水平面とのなす流下角を、側方への穀粒誘導時にあたる排出姿勢46では、穀粒の安息角と略同一に設定するので、穀粒は最下穀粒層上を緩やかに流下していき、たとえ遠くまで穀粒を排出する場合であっても、穀粒の損傷を最小限に抑制することができるのである。
【0035】
次に、実施例について、図8乃至図11により説明する。該実施例は、連結した複数の延長部材から構成されており、該延長部材を展開することにより遠くまで排出可能とするのは第一参考例と同様であるが、これらの延長部材の展開作業性を高めたタイプである。
【0036】
図11に示すように、排出カバー32の前後側面から排出側に向かって、背面視三角状で前後一対の側板32a・32aと底板32bが延設され、該側板32a・32aと底板32bの右辺には排出口79が形成されている。そして、この排出口79の右側には、角筒状の穀粒ガイド部材57が覆設され、該穀粒ガイド部材57の上端は、側板32a・32a上端に前後に横設された第1回動軸87に回動自在に外嵌されており、該第1回動軸87を中心にして、穀粒ガイド部材57は上下に回動することができる。
【0037】
該穀粒ガイド部材57の右側には、さらに角筒状の第1延長部材85が覆設され、該第1延長部材85の上端も、前記第1回動軸87に外嵌固定されており、該第1回動軸87を中心にして第1延長部材85を上下に回動することができる。
【0038】
該第1延長部材85の左下部にはステー85aが突設され、該ステー85aにはスライドバー91の上端が枢結され、該スライドバー91の上下途中部にはボス部材90が摺動可能に外嵌されると共に、スライドバー91の下端には屈曲した抜け止め91aが形設されている。そして、前記ボス部材90は前記サイドフレーム18より突設したステー89に枢結されると共に、該ボス部材90には、ガイドレバー92の基部が固設されている。該ステー89と前記ステー85aとの間にはエアスプリング85が張設されており、アタッチメント82の上方回動に必要な力を軽減できるようにしている。
【0039】
また、前記第1延長部材85下部には固定板94を介して昇降レバー93の基部が固設され、該固定板94には第2回動軸88が前後に横設されており、該第2回動軸88を中心にして、断面視U字状の第2延長部材86を上下に回動することができる。
【0040】
このような構成において、図9に示す収納姿勢83にあっては、スライドバー91を前記ボス部材90に図示せぬ固定具によって連結固定することにより、第1延長部材85を、略鉛直姿勢に保つようにしている。
【0041】
すると、前記バケット59により搬送されてきた穀粒は、矢印98に示すように、前記排出口79から、穀粒ガイド部材57を通って落下し、第1延長部材85、第2延長部材86内を流下していき、そのまま下方の穀粒袋内に落入される。
【0042】
そして、収納姿勢83から図10に示す排出姿勢84への移行は、次のようにして行う。まず、前記固定具による固定を解除した後、作業者は、一方の手により前記ガイドバー92を把持してサイドフレーム18側に回動しながら、他方の手では昇降レバー93を把持して第1延長部材85を右側上方に回動すると、張設された前記エアスプリング58の弾性力により、小さな力で前記スライドバー91をボス部材90内を摺動しながら上昇させることができる。そして、このように第1延長部材85の下面85bが上昇すると、該下面85bが穀粒ガイド部材57の底板57aの右部を押し上げ、該底板57aの左部は、前記排出カバー32の底板32bの右部に下方から当接される。
【0043】
その後、第1延長部材85を所定位置まで回動した時点で、ボス部材90内にスライドバー91を前記固定具により固定し、第1延長部材85を排出位置に固定する。さらに、第2延長部材86を位置101から位置102まで第2回動軸88を中心にして回動し、該第2延長部材86の流下角99が安息角と略同一になる位置102に調整する。
【0044】
すると、前記バケット59により搬送されてきた穀粒は、矢印97に示すように、排出口79から流れ落ち、穀粒ガイド部材57、第1延長部材85、第2延長部材86を順に流下していき、図8に示すように、遠く離間した位置にあるトラック47の荷台上のコンテナ48内に落入されるのである。
【0045】
この時、本実施例のアタッチメント82により、前記アタッチメント61と同様に、穀粒全体が、ほとんど動かない状態の最下穀粒層上を緩やかに崩れながら流下していき、穀粒と第2延長部材86内側底面との擦過や、穀粒同士の衝突などを大幅に抑制することができる。
【0046】
また、第2延長部材86は位置101から位置103までの範囲を回動でき、流下角99の微調整を行うことができ、穀粒の大きさや形状等の変化による排出作業中での安息角の変化にも迅速に対応することができる。さらに、複数のレバー92・93を操作し、しかもガススプリング58などの補助具を利用することで、延長部材85・86の展開作業にかかる肉体的負担を著しく軽減することができるのである。
【0047】
次に、第二参考例について、図12、図13により説明する。該第二参考例は、単一部材から構成されており、アタッチメント構造の簡素化を図ったタイプである。
【0048】
図13に示すように、前記排出カバー32の排出側下辺より、上に開いた半球状の排出部材81が垂設され、該排出部材81の斜め右下部には排出口81aが開口されている。そして、前記排出部材81上部の左右略中央で前後に横設された回動軸70には、上に開いた筒状の取付部材49が、その上部の左右略中央において外嵌固定され、該回動軸70を中心にして、取付部材49は左右に回動することができる。
【0049】
そして、前記取付部材49の下部には、排出筒50の上端が連結・連通されると共に、該排出筒50の下端の側面では、手前に係止ピン67が突設されている。該係止ピン67には、ロックバー51の先部が係脱可能に構成されると共に、該ロックバー51の基部は、穀粒タンク5の背面より後方に突設した支軸52上に回動可能に支持されている。
【0050】
このような構成において、図12に示す収納姿勢65にあっては、前記取付部材49は、下部に連接した排出筒50の排出側を下方に向けた状態で、前記回動軸70に垂下されている。すると、前記バケット59により搬送されてきた穀粒は、そのまま下方の穀粒袋内に落入することができる。
【0051】
また、図13に示す排出姿勢66にあっては、排出筒50を回動軸70を中心にして上方に回動して保持した状態で、ロックバー51も支軸52を中心として上方に回動し、該ロックバー51の先部を前記係止ピン67に係止する。この時の、排出筒50の内側下面と水平面とのなす流下角69は穀粒の安息角と略同一に設定する。すると、前記バケット59により搬送されてきた穀粒は、矢印55に示すように、排出部材81中に落下して排出口81aより流れ出し、排出筒50内を流下していき、遠く離間した位置にあるトラック47の荷台上のコンテナ48内に落入されるのである。
【0052】
すなわち、前記アタッチメント61・82と同様に、流下角69は穀粒の安息角と略同一に設定されているため、排出筒50内側底面上の最下穀粒層は、安息角に保持され崩れにくいが、該最下穀粒層よりも上層では、穀粒の流下時の摩擦抵抗のために上流側ほど厚くなっており、安息角よりも若干大きな角度に保持される。そのため、穀粒の大部分は、ほとんど動かない状態の最下穀粒層上を、緩やかに崩れながら流下していくこととなり、穀粒と排出筒50内側底面との擦過や、穀粒同士の衝突などを大幅に抑制することができるのである。
【0053】
なお、本参考例におけるアタッチメント62は、前記アタッチメント61・82とは異なり、単一の部材であり部品数が少なくて済み、部品コストの削減、組み立て工数の低減、及び保守管理の容易化などを図ることができる。
【0054】
次に、第三参考例について、図14、図15により説明する。該第三参考例は、屈曲自在な蛇腹部などを有するホースを排出口に取り付けたものであり、排出距離や流下角の設定自由度を、より高めたタイプである。
【0055】
前記排出カバー32の排出側下辺より、上に開いた半球状の排出部材81が垂設され、該排出部材81の斜め下部には排出口81aが開口されている。また、前記排出部材81上部の左右略中央で前後に横設された回動軸70には、上に開いた筒状の取付部材49が、その上部の左右略中央において外嵌固定され、該回動軸70を中心にして、取付部材49は左右に回動することができる。
【0056】
そして、取付部材49の下部には、アタッチメント63が垂設され、該アタッチメント63は、自在に屈曲・伸縮可能な蛇腹部63aと、該蛇腹部63a下端に連接連通した噴出口63bとから形成されており、排出作業中でもアタッチメント63を屈曲・伸縮して、排出箇所や流下角を容易に変更できるようにしている。
【0057】
このような構成とすることで、収納姿勢72にあっては、アタッチメント63は、噴出口63bを下方に向けた状態で垂下されており、バケット59により搬送されてきた穀粒は、そのまま下方の穀粒袋内に落入することができる。そして、排出姿勢73にあっては、噴出口63bを把持してアタッチメント63を屈曲させて、流下角を安息角に設定しながら、遠く離間した位置にあるトラック47の荷台上の移動式コンテナ48内や、地面に載置固定した固定式コンテナ74内に、穀粒を傷つけることなく確実に落入することができるのである。
【0058】
次に、第四参考例について、図16により説明する。該第四参考例は、傾動式穀粒排出装置の排出口に取り付けたアタッチメントであり、上下に回動して下面を水平に保持可能な、先部を絞った短筒状から構成されるものであり、流下角の設定はできないものの、従来構成の穀粒排出装置を、ほとんど改造することなく流用することが可能なタイプである。
【0059】
穀粒タンク5からステー77が後方に突設され、該ステー77先部には、昇降シリンダ75の基部が左右回動自在に軸支され、該昇降シリンダ75から延出されたピストンロッド75aの先部は、ステー76を介して、穀粒排出装置13の上下途中部のサイドフレーム18に回動自在に連結されている。
【0060】
そして、穀粒排出装置13上部の排出カバー32の排出側下辺には、上に開いた半球状の排出部材81が垂設され、該排出部材81の斜め下部には排出口81aが開口されている。さらに、排出部材81上部の左右略中央で前後に横設された回動軸70には、上に開いた筒状の取付部材49が、その上部の左右略中央において外嵌固定されており、該取付部材49は、回動軸70を中心にして左右に自在に回動することができる。さらに、取付部材49の下部には、円筒状の狭い絞り部49aが形成されており、該絞り部49aの下縁は、穀粒排出装置13が傾動しても、取付部材49が回動して常に水平に調整されるようにしている。
【0061】
このような構成において、前記ピストンロッド75aを伸長して穀粒排出装置13が傾動され、排出姿勢78になると、排出コンベア56内のバケット59により搬送されてきた穀粒は、排出部材81中に落下して排出口81aより流れ出し、取付部材49の絞り部49aを通って、遠く離間した位置にあるトラック47の荷台上のコンテナ48内に落入されるのである。逆に、ピストンロッド75aを縮めて穀粒排出装置13が傾動され、図示せぬ収納姿勢になっても、前記絞り部49aは水平に制御されるため、バケット59により搬送されてきた穀粒は、排出部材81中に落下して排出口81aより流れ出し、水平な絞り部49aを通って、周囲に飛散することなく、そのまま下方の穀粒袋内に落入することができる。
【0062】
すなわち、常に水平に維持される、狭い絞り部49aを排出側に有する取付部材49が、簡易なアタッチメント64として機能することにより、傾動式穀粒排出装置においても、高い位置で離間して配置されたコンテナだけでなく、排出口下方の穀粒袋への排出も自在に行うことができるのである。
【0063】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1のように、穀粒タンク(5)の底部にスクリュー式の搬出コンベア(11)を軸装し、該搬出コンベア(11)に穀粒排出装置(13)の下部を連結連通し、該穀粒排出装置(13)を前記穀粒タンク(5)の背面に立設したコンバインにおいて、該穀粒排出装置(13)の排出口(79)には、該排出口(79)の下方及び側方に穀粒を誘導可能なアタッチメント(82)を取り付け、前記アタッチメント(82)は、穀粒ガイド部材(57)と、第1延長部材(85)と、第2延長部材(86)とから構成し、前記排出口(79)の側方に、角筒状の該穀粒ガイド部材(57)を覆設し、該穀粒ガイド部材(57)の上端は、前記穀粒排出装置(13)の上端に前後に横設された第1回動軸(87)に回動自在に外嵌し、該第1回動軸(87)を中心にして、前記穀粒ガイド部材(57)は上下に回動可能とし、該穀粒ガイド部材(57)の更に側方には、更に角筒状の第1延長部材(85)を覆設し、該第1延長部材(85)の上端も、前記第1回動軸(87)に外嵌し、該第1回動軸(87)を中心にして第1延長部材(85)も上下に回動可能とし、前記第1延長部材(85)の下部には、第2回動軸(88)を前後方向に横設し、該第2回動軸(88)を中心にして、第2延長部材(86)を上下に回動可能に枢支し、該アタッチメント(82)は、穀粒ガイド部材(57)と第1延長部材(85)を第1回動軸(87)を中心に下方を穀粒排出装置(13)の方向に回動し、前記第2延長部材(86)は第2回動軸(88)を中心に上部を穀粒排出装置(13)の側に回動して、該排出口(79)近傍に折り畳み収納可能な構成としたので、穀粒の少量処理に適した通常の穀粒袋への排出作業にも、高い位置で離間して配置されたコンテナへの多量の穀粒の排出作業にも、アタッチメントの姿勢を変更するだけで、容易かつ確実に対応することができる。しかも、アタッチメントを折り畳んで前記収納姿勢にしておくと、機体幅が増えずに走行作業中や旋回中の邪魔にならず、コンバインを格納するスペースも狭くて済むため、コンバインの走行性・格納性を良好に保つことができるのである。
【0064】
請求項2のように、請求項1記載のコンバインにおいて、前記第1延長部材(85)の下部に、スライドバー(91)の上端を枢結し、該スライドバー(91)の上下途中部にはボス部材(90)が摺動可能に外嵌されると共に、該スライドバー(91)の下端には抜け止め(91a)を形設し、前記ボス部材(90)に、ガイドレバー(92)の基部を固設し、該スライドバー(91)上にはエアスプリング(58)を張設し、前記アタッチメント(82)の上方回動方向に付勢し、該第2延長部材(86)には固定板(94)を介して昇降レバー(93)の基部を固設し、該昇降レバー(93)により第2延長部材(86)を第2回動軸(88)を中心に回動可能とし、該ガイドレバー(92)と昇降レバー(93)の操作により、アタッチメント(82)の突出収納操作を可能としたので、該ガイドレバー(92)と昇降レバー(93)の操作により、操作力を軽減して、突出収納操作が可能となったのである。
【0065】
請求項3のように、請求項1記載のコンバインにおいて、前記第2延長部材(86)は、排出姿勢において、排出部底面と水平面とのなす流下角(99)を、穀粒の安息角と略同一に設定したので、アタッチメントによって、高い位置で離間して配置されたコンテナなどに多量の穀粒を排出するような場合であっても、穀粒を最下穀粒層上を緩やかに流下させて、穀粒の損傷を大きく軽減することができ、アタッチメントの効果を十分に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるコンバインの全体側面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 第一参考例のアタッチメントの使用状況を示す背面図である。
【図4】 同じく穀粒排出装置の下部背面図である。
【図5】 同じく収納姿勢を示す上部背面図である。
【図6】 同じく排出姿勢を示す上部背面図である。
【図7】 同じく排出口周辺の斜視図である。
【図8】 実施例のアタッチメントの使用状況を示す背面図である。
【図9】 同じく収納姿勢を示す上部背面図である。
【図10】 同じく排出姿勢を示す上部背面図である。
【図11】 同じく排出口周辺の斜視図である。
【図12】 第二参考例のアタッチメントの使用状況を示す背面図である。
【図13】 同じく排出姿勢を示す上部背面図である。
【図14】 第三参考例のアタッチメントの移動式コンテナへの使用状況を示す背面図である。
【図15】 同じく固定式コンテナへの使用状況を示す背面図である。
【図16】 第四参考例のアタッチメントの使用状況を示す背面図である。
【符号の説明】
5 穀粒タンク
11 搬出コンベア
13 穀粒排出装置
61・62・63・64・82 アタッチメント
69・71・99 流下角
79・80a・80b・81a 排出口
Claims (3)
- 穀粒タンク(5)の底部にスクリュー式の搬出コンベア(11)を軸装し、該搬出コンベア(11)に穀粒排出装置(13)の下部を連結連通し、該穀粒排出装置(13)を前記穀粒タンク(5)の背面に立設したコンバインにおいて、該穀粒排出装置(13)の排出口(79)には、該排出口(79)の下方及び側方に穀粒を誘導可能なアタッチメント(82)を取り付け、前記アタッチメント(82)は、穀粒ガイド部材(57)と、第1延長部材(85)と、第2延長部材(86)とから構成し、前記排出口(79)の側方に、角筒状の該穀粒ガイド部材(57)を覆設し、該穀粒ガイド部材(57)の上端は、前記穀粒排出装置(13)の上端に前後に横設された第1回動軸(87)に回動自在に外嵌し、該第1回動軸(87)を中心にして、前記穀粒ガイド部材(57)は上下に回動可能とし、該穀粒ガイド部材(57)の更に側方には、更に角筒状の第1延長部材(85)を覆設し、該第1延長部材(85)の上端も、前記第1回動軸(87)に外嵌し、該第1回動軸(87)を中心にして第1延長部材(85)も上下に回動可能とし、前記第1延長部材(85)の下部には、第2回動軸(88)を前後方向に横設し、該第2回動軸(88)を中心にして、第2延長部材(86)を上下に回動可能に枢支し、該アタッチメント(82)は、穀粒ガイド部材(57)と第1延長部材(85)を第1回動軸(87)を中心に下方を穀粒排出装置(13)の方向に回動し、前記第2延長部材(86)は第2回動軸(88)を中心に上部を穀粒排出装置(13)の側に回動して、該排出口(79)近傍に折り畳み収納可能な構成としたことを特徴とするコンバイン。
- 請求項1記載のコンバインにおいて、
前記第1延長部材(85)の下部に、スライドバー(91)の上端を枢結し、該スライドバー(91)の上下途中部にはボス部材(90)が摺動可能に外嵌されると共に、該スライドバー(91)の下端には抜け止め(91a)を形設し、前記ボス部材(90)に、ガイドレバー(92)の基部を固設し、該スライドバー(91)上にはエアスプリング(58)を張設し、前記アタッチメント(82)の上方回動方向に付勢し、該第2延長部材(86)には固定板(94)を介して昇降レバー(93)の基部を固設し、該昇降レバー(93)により第2延長部材(86)を第2回動軸(88)を中心に回動可能とし、該ガイドレバー(92)と昇降レバー(93)の操作により、アタッチメント(82)の突出収納操作を可能としたことを特徴とするコンバイン。 - 請求項1記載のコンバインにおいて、前記第2延長部材(86)は、排出姿勢において、排出部底面と水平面とのなす流下角(99)を、穀粒の安息角と略同一に設定したことを特徴とするコンバイン。
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