JPS5823698Y2 - キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造 - Google Patents

キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造

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Publication number
JPS5823698Y2
JPS5823698Y2 JP1978042563U JP4256378U JPS5823698Y2 JP S5823698 Y2 JPS5823698 Y2 JP S5823698Y2 JP 1978042563 U JP1978042563 U JP 1978042563U JP 4256378 U JP4256378 U JP 4256378U JP S5823698 Y2 JPS5823698 Y2 JP S5823698Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
tractor
fender
cabin
closed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978042563U
Other languages
English (en)
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JPS54144617U (ja
Inventor
川島信正
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP1978042563U priority Critical patent/JPS5823698Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キャビンつきのトラクタにおける全面透明で
且つ開閉自在にしたリアウィンドの構造に関する。
キャビンのリアウィンドにおいては、全体を一体的に開
閉できること、トラクタに3点リンク機構を介してロー
タリ耕耘機等の後部作業機を装着した場合に、その作業
機の作業状態が監視し易いこと、作業機を上昇させたと
きにトップリンクが当らなく、より高位置まで上昇でき
ること等が要請され、更に根本的条件として、強度が犬
で製作が容易であることが必要である。
しかしながら、従来のリアウィンドは、上下2段に分け
て上下共に透明ウィンド板を張り、後方視界を良好にし
ようとしたものがあるが、ウィンド板が垂直で後下向視
線に対して傾斜しているため光反射によって見難くかっ
たり、上段だけが開閉可能で一体開閉ができなかったり
、作業機を高位置へ上昇させるのが困難であったりして
、前記条件を総て同時に満足するものではなかった。
本考案は、一体開閉、後方及び後下方視界良好、作業機
の高位置への上昇、強度大及び製作容易等の前記条件を
総て満足させるように構成したキャビンつきトラクタに
おけるリアウィンドの構造を提供することを目的とする
この目的を達成するための本考案の特徴とするところは
、3点リンク機構を介して作業機を装着したトラクタの
キャビンのリアウィンドを、側面視くの字状に折曲して
その折曲点を堺にして透明な上下ウィンド部を形成し、
且つこの上下ウィンド部を一体的に開閉自在にすべく上
ウィンド部の上端を横軸廻り回動自在に支持したもので
あって、前記折曲点はフェンダの上面と略同−高さであ
り、上ウィンド部はその下端の左右がフェンダ上に位置
し、下ウィンド部は左右フェンダ間に位置して上端から
下端にかけて前下向傾斜している点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第3図に釦いて、1はトラクタの機体でミッ
ションケース2を要部として構成し、該ケース2の後部
両脇に、フェンダ3でカバーされた後輪4を装備し、且
つ油圧装置5上に座席6を乗設しである。
トラクタ機体1の後部には、3点リンク機構7を介して
ロータリ耕耘機等の作業機8を牽引装備し、同作業機8
には周知耕深調整用ハンドル9をトラクタ側に向けて装
備しである。
一方キャビンCは、左右一対の前枠10と中間枠11そ
れに後枠12とを有し、これに天頂枠13を四辺形とし
て一体化したものであって、前面にウィンドを備え、か
つ前半の両脇に開閉ドア14を装備すると共に、残る後
半の両脇に上端中心に開閉するドア15を備えかつ天頂
部に天蓋板16を装着しである。
同キャビンCの後枠12は、後車軸ケース17からフェ
ンダ3に沿って一対の下部支柱12aを立設しこの各支
柱12aからフェンダ3の上面に沿5べく水平支柱12
bを横張出状に形成すると共にこの支柱12bから上向
きに上部支柱12cを立設し内支柱120間に横連結支
柱12dを一体化することによって構成され上半部が台
形とされている。
これを固定枠として上下2段をなす開閉ドアとしてのリ
アウィンド18を装着するのであり、このリアウィンド
18のウィンド枠19は上段を台形としかつ下段を四辺
形とするもので外板19aとリップつきコ型鋼の内枠1
9bとで枠組されている。
上段の開口部には外周に接合パツキン20を介して樹脂
製上部ウィンド板21が張設され、下段にも下部ウィン
ド板22を張設しである。
ここで側面視くの字状としたリアウィンド18の全体は
、上端のヒンジ23を中心として一体的に開閉できるも
ので、閉鎖時には、下段が両フェンダ3間に納まりしか
も座席6と調整用ハンドル9との前後間に対応して位置
されるものであり、一方開くとキャビンCの後部が全開
されるから広い窓口を介してハンドル9の調整ができる
ものである。
同、上段と下段との境となり且つくの字の折曲点となる
底辺aは可及的に細巾とされ、後方視界を良くするよう
にしである。
即ち、前記リアウィンド18はウィンド枠19と上下ウ
ィンド板21.22とで形成されていて、側面視くの字
状に折曲されていて、その折曲点が底辺aとなっていて
、その上方が透明上部ウィンド板21を有する上ウィン
ド部A、その下方が透明下部ウィンド板22を有する下
ウィンド部Bとなって釦り、上下ウィンド部A、Bは上
ウィンド部Aの上端で横軸廻り一体回動自在であり、上
ウィンド部Aは上端から下端にかけて後下向傾斜し、閉
鎖時にその下端の左右はフェンダ3上に位置し、下ウィ
ンド部Bは上端から下端にかけて前下向傾斜し、第1図
から明らかなように3点リンク機構7のトップリンクと
略沿うように傾斜し、閉鎖時に左右フェンダ3間に位置
し、且つその下端は開閉時に作業機8のハンドル9の近
傍を通過可能であって、ハンドル9の操作が容易にでき
るようになっている。
以上詳述した本考案によれば、上下ウィンド部A、Bを
透明にして後方視界を良好にし、且つ一体的に開閉自在
にして後方作業機の操作等をやり易くする等の作用効果
を奏する上に、下ウィンド部Bは前下向傾斜していて透
明であるので、オペレータはウィンド面に対して略直交
する方向から作業機を見ることができ、光の反射等の影
響を受けるのが少なく、作業状態の監視が容易になり、
また、3点リンク機構7で作業機8を上昇させたときに
、トップリンクが当り難く、作業機8の上昇高さを大き
くすることができ、上下ウィンド部A、Bの折曲点aが
フェンダ3の上面と略同−高さにあって、上ウィンド部
Aの下端がフェンダ3上に位置しているので、閉鎖時の
後方からの外力をフェンダ3で受けることができ、且つ
上下ウィンド部A 、Bの境部が折曲点aとなっている
ので、それらが別個の位置である場合に比べて、強度が
犬で且つ製作が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すキャビンつきトラクタの
側面図、第2図はその背面図、第3図は第2図■−■線
の拡大断面図である。 1・・・機体、3・・・フェンダ、6・・・座席、8・
・・作業機、9・・・調整用ハンドル、18・・・リア
ウィンド、19・・・ウィンド枠、A・・・上ウィンド
部、B・・・下ウィンド部、C・・・キャビン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3点リンク機構Iを介して作業機8を装着したトラクタ
    1のキャビンCのリアウィンド18を、側面視くの字状
    に折曲してその折曲点を境にして透明な上下ウィンド部
    A、Bを形成し、且つこの上下ウィンド部A、Bを一体
    的に開閉自在にすべく上ウィンド部Aの上端を横軸廻り
    回動自在に支持したものであって、前記折曲点はフェン
    ダ3の上面と略同−高さであり、上ウィンド部Aはその
    下端の左右がフェンダ3上に位置し、下ウィンド部Bは
    左右フェンダ3間に位置して上端から下端にかけて前下
    向傾斜していることを特徴とするキャビンつきトラクタ
    におけるリアウィンドの構造。
JP1978042563U 1978-03-31 1978-03-31 キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造 Expired JPS5823698Y2 (ja)

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JP1978042563U JPS5823698Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造

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JP1978042563U JPS5823698Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造

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Publication Number Publication Date
JPS54144617U JPS54144617U (ja) 1979-10-06
JPS5823698Y2 true JPS5823698Y2 (ja) 1983-05-20

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ID=28915301

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JP1978042563U Expired JPS5823698Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 キヤビンつきトラクタにおけるリアウインドの構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191626A (ja) * 1982-05-01 1983-11-08 Iseki & Co Ltd 乗用農機に於けるキヤビンの後部窓

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513132Y2 (ja) * 1975-02-24 1980-03-25
JPS564493Y2 (ja) * 1975-12-19 1981-01-31

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Publication number Publication date
JPS54144617U (ja) 1979-10-06

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