JP2567417Y2 - 建設機械 - Google Patents
建設機械Info
- Publication number
- JP2567417Y2 JP2567417Y2 JP1989123105U JP12310589U JP2567417Y2 JP 2567417 Y2 JP2567417 Y2 JP 2567417Y2 JP 1989123105 U JP1989123105 U JP 1989123105U JP 12310589 U JP12310589 U JP 12310589U JP 2567417 Y2 JP2567417 Y2 JP 2567417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine room
- cover
- upper revolving
- room cover
- construction machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はエンジン室カバー全体が開閉できるように
した建設機械に関する。
した建設機械に関する。
(従来の技術) (イ)従来パワーショベルのような建設機械は、第2図
に示すように履帯式足まわりaにより自走自在な下部走
行体b上に上部旋回体cが設けられていて、この上部旋
回体cの前部に作業機dが、そして後部にエンジン室e
が設けられる。
に示すように履帯式足まわりaにより自走自在な下部走
行体b上に上部旋回体cが設けられていて、この上部旋
回体cの前部に作業機dが、そして後部にエンジン室e
が設けられる。
またエンジン室eは開閉自在なエンジン室カバーfに
より覆われていて、このエンジン室カバーfを開放する
ことによりエンジン室e内の点検やエンジンなどの修理
が容易に行えるようになっているが、従来のエンジン室
カバーfは第2図に示すようにエンジン室e上方を覆う
カバーが前方へ開放するものや、第3図に示すようにエ
ンジン室eの後半分、または第4図に示すように前半分
が開放するものなど、エンジン室カバーfの一部のみが
開放するものが一般に採用されている。
より覆われていて、このエンジン室カバーfを開放する
ことによりエンジン室e内の点検やエンジンなどの修理
が容易に行えるようになっているが、従来のエンジン室
カバーfは第2図に示すようにエンジン室e上方を覆う
カバーが前方へ開放するものや、第3図に示すようにエ
ンジン室eの後半分、または第4図に示すように前半分
が開放するものなど、エンジン室カバーfの一部のみが
開放するものが一般に採用されている。
(ロ)また運転室、フロアプレート、フローティングフ
ロアをを一体に構成して運転室本体全体を開くようにし
たものも本出願人のうちの1人が提案したものであり、
実願昭58−45855号(実開昭59−156960号)マィクロフ
ィルムによって公知である。
ロアをを一体に構成して運転室本体全体を開くようにし
たものも本出願人のうちの1人が提案したものであり、
実願昭58−45855号(実開昭59−156960号)マィクロフ
ィルムによって公知である。
(考案が解決しようとする課題) (i)しかし上記(イ)に示すようにエンジン室カバー
fの一部が開放するようにしたものでは、エンジン室カ
バーfの固定部分と開閉部分を別に製作しなければなら
ないため、部品点数が多くなって製作に多くの工数を必
要として、高価となる不具合がある。
fの一部が開放するようにしたものでは、エンジン室カ
バーfの固定部分と開閉部分を別に製作しなければなら
ないため、部品点数が多くなって製作に多くの工数を必
要として、高価となる不具合がある。
また固定部分と開閉部分の合せ目の形状が複雑となっ
て隙間や段差が生じやすいなどの不具合もある。
て隙間や段差が生じやすいなどの不具合もある。
(ii)また(ロ)に示すものは支柱、扉、屋根、フロー
ティングフロア、下部フレームなど多数の部品により構
成されて、単に運転室全体を開閉するものであって、全
体を一体に形成するものではなく、カバーを一体に形成
し構造の簡素化や部品点数の削減には何ら寄与するもの
でもない。
ティングフロア、下部フレームなど多数の部品により構
成されて、単に運転室全体を開閉するものであって、全
体を一体に形成するものではなく、カバーを一体に形成
し構造の簡素化や部品点数の削減には何ら寄与するもの
でもない。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、エンジン室カバー全体が開閉できるようにした建設
機械を提供して、エンジン室カバーの構造の簡素化を図
ろうとするものである。
で、エンジン室カバー全体が開閉できるようにした建設
機械を提供して、エンジン室カバーの構造の簡素化を図
ろうとするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記目的を達成するために、履帯式足まわ
りにより自走自在な下部走行体上に上部旋回体を旋回自
在に設け、この上部旋回体の前部に作業機を、また後部
にエンジン室カバーで覆われたエンジン室を設けた建設
機械において、上記エンジン室カバーを左右側壁と前後
壁と上面板とにより一体に形成すると共に、後壁の下部
を上部旋回体にヒンジ等の連結手段により蝶着し、エン
ジン室カバー全体が連結手段を中心として開閉できるよ
うにしたことにより、エンジン室カバーの固定部分をな
くしてエンジン室カバーの構造の簡素化を図った建設機
械を提供するものである。
りにより自走自在な下部走行体上に上部旋回体を旋回自
在に設け、この上部旋回体の前部に作業機を、また後部
にエンジン室カバーで覆われたエンジン室を設けた建設
機械において、上記エンジン室カバーを左右側壁と前後
壁と上面板とにより一体に形成すると共に、後壁の下部
を上部旋回体にヒンジ等の連結手段により蝶着し、エン
ジン室カバー全体が連結手段を中心として開閉できるよ
うにしたことにより、エンジン室カバーの固定部分をな
くしてエンジン室カバーの構造の簡素化を図った建設機
械を提供するものである。
(実施例) この考案の一実施例を第1図を参照して詳述する。
図において1は履帯式足まわり2により自走自在な下
部走行体で、この下部走行体1上に上部旋回体3が旋回
自在に設けられている。
部走行体で、この下部走行体1上に上部旋回体3が旋回
自在に設けられている。
上記上部旋回体3の前部には作業機4が装着されてい
ると共に、上部旋回体3の後部にはエンジン室カバー5
により覆われたエンジン室6が設けられている。
ると共に、上部旋回体3の後部にはエンジン室カバー5
により覆われたエンジン室6が設けられている。
上記エンジン室カバー5は左右の側壁5a,5a(このう
ち運転者の右側の右壁は図示されていない)と前後の壁
5b,5b及び上面板5cが一体構造となっていて、後壁5bの
下部が上部旋回体3にヒンジなどの連結手段9により蝶
着されて、このヒンジ等の連結手段9を中心にエンジン
室カバー5全体が後方へ開放できるようになっている。
ち運転者の右側の右壁は図示されていない)と前後の壁
5b,5b及び上面板5cが一体構造となっていて、後壁5bの
下部が上部旋回体3にヒンジなどの連結手段9により蝶
着されて、このヒンジ等の連結手段9を中心にエンジン
室カバー5全体が後方へ開放できるようになっている。
またエンジン室カバー5の上面板5c上には運転室7が
取付けられていると共に、運転席7の前方には操作レバ
ー群8が設けられている。
取付けられていると共に、運転席7の前方には操作レバ
ー群8が設けられている。
(考案の効果) この考案は以上詳述したように、エンジン室を覆うエ
ンジンカバーを一体に形成して、エンジン室カバー全体
が開閉できるようにしたことから、従来のものに比べて
エンジン室カバーの構造が簡単になるため、部品点数も
少なくてすみ、かつ少ない工数で容易に製作できるよう
になる これによって建設機械のコスト低減が図れるようにな
ると共に、従来のように固定部と、開閉部に隙間や段差
が生じることがないため、雨水が浸入したり、外観が損
なわれるなどの不具合も解消することができる。
ンジンカバーを一体に形成して、エンジン室カバー全体
が開閉できるようにしたことから、従来のものに比べて
エンジン室カバーの構造が簡単になるため、部品点数も
少なくてすみ、かつ少ない工数で容易に製作できるよう
になる これによって建設機械のコスト低減が図れるようにな
ると共に、従来のように固定部と、開閉部に隙間や段差
が生じることがないため、雨水が浸入したり、外観が損
なわれるなどの不具合も解消することができる。
第1図は建設機械の全体的な側面図、第2図ないし第4
図は従来の説明図である。 1…下部走行体、2…履帯式足まわり 3…上部旋回体、4…作業機 5…エンジン室カバー、5a…左側壁および右側壁 5b…前壁および後壁、5c…上面板 6…エンジン室、9…連結手段
図は従来の説明図である。 1…下部走行体、2…履帯式足まわり 3…上部旋回体、4…作業機 5…エンジン室カバー、5a…左側壁および右側壁 5b…前壁および後壁、5c…上面板 6…エンジン室、9…連結手段
Claims (1)
- 【請求項1】履帯式足まわりにより自走自在な下部走行
体上に上部旋回体を旋回自在に設け、この上部旋回体の
前部に作業機を、また後部にエンジン室カバーで覆われ
たエンジン室を設けた建設機械において、上記エンジン
室カバーを左右の側壁と前後の壁と上面板とにより一体
に形成して、後壁の下部を上部旋回体に連結手段により
蝶着し、エンジン室カバー全体が連結手段を中心とし
て、開閉できるようにして成る建設機械。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989123105U JP2567417Y2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 建設機械 |
DE69031077T DE69031077T2 (de) | 1989-10-23 | 1990-10-22 | Gehäusestruktur aus kunststoff für erdbewegungsmaschinen |
PCT/JP1990/001362 WO1991005920A1 (en) | 1989-10-23 | 1990-10-22 | Armoring structure for construction machines |
KR1019920700935A KR920703937A (ko) | 1989-10-23 | 1990-10-22 | 건설기계의 외장(外裝)장치 |
EP90915192A EP0496886B1 (en) | 1989-10-23 | 1990-10-22 | Armoring structure for construction machines |
US08/101,344 US5303792A (en) | 1989-10-23 | 1993-08-02 | Amoring structure for construction machines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989123105U JP2567417Y2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 建設機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362150U JPH0362150U (ja) | 1991-06-18 |
JP2567417Y2 true JP2567417Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=31671093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989123105U Expired - Lifetime JP2567417Y2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 建設機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567417Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59156960U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-22 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の運転室 |
JPS6084378U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-11 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP1989123105U patent/JP2567417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362150U (ja) | 1991-06-18 |
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