JP2886035B2 - 作業車の運転キャビン - Google Patents

作業車の運転キャビン

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JP2886035B2
JP2886035B2 JP14583393A JP14583393A JP2886035B2 JP 2886035 B2 JP2886035 B2 JP 2886035B2 JP 14583393 A JP14583393 A JP 14583393A JP 14583393 A JP14583393 A JP 14583393A JP 2886035 B2 JP2886035 B2 JP 2886035B2
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滋 幸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホー等の作業車の
運転キャビンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業車の運転キャビンにおけるド
アには、ドア開閉用把手兼用のロック金具の他に、実開
昭62−80964号公報に示されるように、ドアを開
き状態で固定することができるドア開放用ロック装置を
備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドアのロック金具やド
ア開放用ロック装置は、壁面が透明ガラス板によって形
成されたドアの上下方向の中間部に設けられたフレーム
に設けられており、このように、ドアの上下方向の中間
部にロック金具及びドア開放用ロック装置の取付部を兼
ねた補強フレームを設ける構造のものでは、前記幅広の
補強フレームによって運転キャビン側方の視界が遮られ
る不都合があった。
【0004】本発明の目的は、ドアのロック金具やドア
開放用ロック装置を運転キャビン側方の視界を妨げるこ
となく設ける点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、作業車の運転キャビンにおける
ドアを、周枠とその内部に取付けられる透明板とから構
成し、その周枠における一方の縦枠部分の上下中間部か
ら他方の縦枠部分側に向けて片持ち状にプレート部分を
延出し、このプレート部分にドア開閉用ロック金具及び
ドア開放用ロック装置を取付け、前後の縦枠部分をドア
内側において上下中間部を把手杆で連結した点にある。
【0006】
【作用】図1に示すように、ドア8の上下方向の中間部
を室内側に設けた把手杆14を介して補強連結すること
によって、ドア開閉用ロック金具12及びドア開放用ロ
ック装置13を、ドア9の前方側の縦枠部分9aから後
方に片持ち状に延出されたプレート部分11に取付ける
ことができ、これによって、ドア8の壁面全体を視界の
妨げることのない透明板10によって形成することがで
きる。
【0007】
【発明の効果】上記構成の結果、ドアの強度低下を招く
ことなく、ドア開閉用ロック金具及びドア開放用ロック
装置を装備した側方視界の良いドアを得ることができ、
これによって、運転キャビンの側方視界が良くなり作業
性に優れるものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例をバックホーの運転キ
ャビンに付いて説明する。
【0009】図1に示すように、ドーザ装置1を備えた
クローラ式走行機台2に、原動部3及び運転キャビン4
を備えた旋回台5を取付け、この旋回台5の前部にスイ
ングブラケット6を介してバックホー装置7を取付けて
ドーザ付きバックホーを構成してある。
【0010】前記運転キャビン4は左側面に縦軸芯X周
りで機体後方に開閉可能なドアー8を備えている。
【0011】前記ドア8は、周枠9とその内部に取付け
られる上下2枚の透明ガラス板10とからなり、その周
枠9の前部縦枠部分9aから後部縦枠部分9bに向けて
延出されたプレート部分11にドア開閉用ロック金具1
2及びドアを開き状態で固定することができるドア開放
用ロック装置13が取付けられており、そして、ドア8
の裏側、つまり、室内側に把手杆14が設けられてい
る。
【0012】前記ロック金具12及びドア開放用ロック
装置13を装着したプレート部分11は、その背面、つ
まり、室内側が、図2及び図3に示すように、ボックス
型のカバー11aで覆われている。
【0013】前記把手杆14は、ドア8の裏側に、前記
ボックス型カバー11aの上縁に沿う状態でドア8の前
部縦枠部分9aと後部縦枠部分9bとに亘ってドア8の
上下方向の中間部を補強する状態で架設されており、さ
らに、その前後方向の中間部が、上下のガラス板10
a,10bの間に介在されたゴムシール15に対する背
面の当て板16、つまり、ゴムシール15の背面に沿う
状態で前記ボックス型カバー11aと後部縦枠部分9b
とに亘って架設された当て板16に上下方向の連結プレ
ート17を介して連結されている。
【0014】前記ドア開閉用ロック金具12は、自動車
のドアに見受けられる一般的な機能を有しており、ロッ
ク金具12を手前に操作するとロックが解除されるよう
になっており、そして、室内側からでも補助ロック金具
12aを介してロック解除可能に構成されている。
【0015】前記ドア開放用ロック装置13は、ドア8
側に係合金具としてのUボルト13a、キャビン側壁側
に、室内側から係合解除自在な被係合金具としてのフッ
ク13bとによって構成されている。
【0016】図5及び図6に示すように、前記運転キャ
ビン4は冷房可能で室外器の凝縮器18と室内器の蒸発
器19とを連結するクーラホース20を、マクツキグロ
メット21を介して室内側を高くすることによって、ホ
ース20から伝って来る水が室内に入り難くしてある。
また、マクツキグロメット21を装着したフレームの下
面には水抜孔22が設けられている。
【0017】〔別実施例〕上記実施例においては、ドア
の透明板をガラス板によって形成したものを例示した
が、透明プラスチックであってもよい。また、上下方向
で2分割されたものを例示したが、1枚ものであっても
よい。
【0018】又、作業車の運転キャビンとしては、トラ
クタの運転キャビンであっても良い。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】ドアの内面の一部を示す側面図
【図3】同、横断平面図
【図4】同、縦断正面図
【図5】冷房設備の配置を示す概略図
【図6】クーラホースの配設状態を示す概略図
【符号の説明】
4 運転キャビン 8 ドア 9 周枠 9a 前部縦枠部分 9b 後部縦枠部分 10 透明板 11 片持状延出プレート部分 12 ドア開閉用ロック金具 13 ドア開放用ロック装置 14 把手杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/00 B62D 49/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車の運転キャビン(4)におけるド
    ア(8)を、周枠(9)とその内部に取付けられる透明
    板(10)とから構成し、その周枠(9)における一方
    の縦枠部分(9a)の上下中間部から他方の縦枠部分
    (9b)側に向けて片持ち状にプレート部分(11)を
    延出し、このプレート部分(11)にドア開閉用ロック
    金具(12)及びドア開放用ロック装置(13)を取付
    け、前後の縦枠部分(9a),(9b)をドア(8)内
    側において上下中間部を把手杆(14)で連結してある
    作業車の運転キャビン。
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