JPS5917980Y2 - 車輌運転室用後壁 - Google Patents

車輌運転室用後壁

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JPS5917980Y2
JPS5917980Y2 JP5624276U JP5624276U JPS5917980Y2 JP S5917980 Y2 JPS5917980 Y2 JP S5917980Y2 JP 5624276 U JP5624276 U JP 5624276U JP 5624276 U JP5624276 U JP 5624276U JP S5917980 Y2 JPS5917980 Y2 JP S5917980Y2
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JP
Japan
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frame
rear wall
window
upper window
panel
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Application number
JP5624276U
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English (en)
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JPS51151317U (ja
Inventor
トーマス マウンツ ウイリアム
Original Assignee
キヤタピラ− トラツクタ− カンパニイ
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は正面の裾付装置と運転室の後の裾付装置とを有
する車輌等の運転室において、後部据付装置の制御装置
を容易に操作できるようにするための独自の構造を有す
る後壁に関する。
ホイールローダやトラックタイプローダいわゆるロツガ
のような土工車輛乃至重機械においては価格自体が年々
上昇しているのでその本来の機能だけに用いるのは勿体
ないから、バックホーのような別の機能を有する作業具
を車輛後部に取付ける等することが、より一層望まれて
きている。
このようなものでは、操作者がこのバックホーを能率的
に操作するためには操作者はそれに向うように座らなけ
ればならないのでこのような車輌には普通、くるつと後
向きになれるような座席が設けられている。
しかしながら、このような車輌はほこりのひどい時や悪
天候の場合でもしばしば用いなければならないのでどう
しても運転室を有する車輌が望まれている。
一方、後方に据えつけられたバックホーを有するトラッ
クローダのような三日的車輛においては、バックホーが
車輌のフレームの後方に取りはずし可能な付属装置とし
て設けられ、またこれを制御する制御装置は一般に運転
室の外側に設けられるのが常である。
従って、上述の型の三日的車輛すなわち二つの付属装置
を有する車輛の運転室の後壁は操作者が後方の装置を制
御するために手を伸ばすことができるような構造をして
いなければならない。
このような構造を有していない場合更に不都合なことに
は普通見られるように運転室が車輌フレームの一番後に
取りつけられ座席が運転室の後方に設けられたならば操
作者が座席を反転した時足を置く空間さえも全くなくな
ってしまう。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、正面据付装置と
運転室の後に設けられた制御装置を含む後部据付装置と
を有する車輌用運転室において上記後方の制御装置を操
作者が容易に操作できるような構造の後壁を提供するも
のである。
後壁は窓フレームを形成する垂直な下壁パネルと垂直な
ヘッダパネルと側壁パネルとを有する。
下壁パネルとヘッダパネルとの間には二重弔意がある。
下意は、側壁パネルとともに一体となっておりまた上窓
の下で終っている案内棒上および上窓のフレームと一体
となっている案内レール上を上下に移動できる。
このように下意が上昇した位置で固定される時下窓は上
窓とともに全体的に支持される。
上窓はヘッダペダルに蝶番で結合されているので下意が
上げられた後外側に枢動し得る。
また外側に枢動する窓を固定するための装置が設けられ
ているのでそれら窓は後方付属装置の制御台上の庇とな
る。
さらに、下壁パネルは反転した座席の下の床に内側に枢
動するので操作者は制御装置の両側の台上に足をゆった
りと置いてすわることができる。
後壁は上述のような三日的機械に主に適用されるが、外
側に枢動できる二重弔意はどのようなトラクターの運転
室にも適用でき操作者が天気の良い時など運転室の後全
部を開けることができる後方窓となる。
本考案の主な目的は、前方据付装置と後方据付装置のど
ちらにでも操作者が向くことができるような反転できる
座席とを有する機械の運転室の改良された壁構造を提供
することである。
本考案の他の目的は、トラクターあるいはその類似機械
の運転室用後方窓を提供することである。
第1図にはフレーム11を有する無限軌道型トラクター
10が示され、このフレーム11の正面にはローダ−パ
ケット12が取りつけられている。
バックホー13はトラクターフレーム11の後部に取り
はずしできるように取りつけられており、囲い乃至シー
ルド15を有する台14を含んでいる。
バックホー制御装置16はシールド150両側の間に配
され、台14から上方に延びている。
運転台17は第1図および第4図に示されるようにトラ
クターフレーム11に取りつけられている。
運転台17には反対に向きを変えられる操作者の座席1
8が設けられているので操作者は正面に取りつけられた
ローダ−パケット12または後部に取りつけられたバッ
クホー13のどちらにも向くことかで゛きる。
運転台の後部には直立した側板19と20および両側板
の上部に渡された上板21を枠組として本考案になる全
体構造としての後壁22が形成されている。
構造体としての後壁22は通常は直立している下壁パネ
ル23を有する。
この下壁パネル23は第4図に示されるように内側に枢
倒できるようにその下縁25付近に設けられた枢軸24
.24を介して側板19と20に取りつけられている。
後壁はまたヘッダパネル26と直立した側壁パネル27
と28とを有し、これ等のパネルはこの場合、側板19
,20と上板21の内側面に永久固定されている。
側壁パネル27と28の下縁は夫々運転室側に略々水平
に折れ込んでフランジ27 aと28 aとなっており
、ばねによって常時下方に付勢されているピン29を支
持している。
このピン29はフランジから下方にとび出していて、下
壁パネル23の車輛前方に向かって折れ込んだ上部ウェ
ブ23 aの孔に常態で入り込み下壁パネル23を通常
の状態で直立位置にロックするためのものであり、この
ピンをウェブ23 aの穴から抜けば下壁パネル23を
倒すことができる訳である。
下壁パネル23とヘッダパネル26と直立側壁パネル2
7と28とは窓開口30を形成し、そこに全体としての
二重弔意31が一つの構造体として取りつけられる。
二重弔意31は通常(締めている時)は窓開口30の上
半分を占めている上窓部32と通常は上記窓開口30の
下半分を占めている下意部33とを有している。
上窓部32は上部横枠35と下部横枠36と直立側枠3
7.37とより成る上窓用フレーム34を有する。
第2図に示されるものの場合、上部横枠35と両直立側
枠37は一体に形成され、その内周に沿って切れ目なく
溝38(第3図)が切られていて、この溝の中には溝側
に沿って断面U字型を描くガスケット39が収められ、
これによって一般に透明な窓パネル40が取りつけられ
ている。
下部横枠36は窓パネル40を収容する上方に開いたU
字型のガスケット41を支持する溝を有している。
下部横枠36は直立側部材37の下端にこの場合取りは
ずし可能に固定されているので窓パネル40が破損した
ならば下部横枠36を取りはずしてガスケット38から
こわれたパネルを取り除き新しいパネル40をガスケッ
トに挿入して下部横枠36を再び取りつけるだけでよい
第3図に明示するように、直立側枠37は透明パネル4
0の平面から車輛前方に向って折れ込んだウェブ42を
含み、また上窓が閉じている時夫々対応する側壁パネル
27.28の外側面に接する外側に張り出したフランジ
43.43を有している。
フランジ43から逆方向に内側に延びている案内レール
44は下意部33を上下に案内するためのものである。
ウェブにはフランジ43に続く外側面46を有する山部
45を有し、上記の外側面46は側壁パネル27と28
の対応する方の内側面47に接している。
ピアノヒンジ48がヘッダパネル26と上窓32とに取
りつけられていて、上窓32の車輌後方へ向かっての枢
動が可能になっている。
上窓32は下意33が後述の如く上げられた後第4図の
位置に枢動される。
図示の場合、窓の両側に設けられたトグルリンケージ4
9は普通この種の目的によく用いられるもので、第4図
に示すように台14上にあたかも庇のように張出した位
置に窓を維持するように構成されている。
各トグルリンケージ49は、対応する側壁パネル27乃
至28のボス51に枢着された第一リンク(アーム)5
0と、下意フレーム37のボス53に枢着されたリンク
(アーム)52と、リンク50と52の間の枢動結合部
54とより成り、この枢動結合部には通常のロック装置
たとえば枢軸に沿って固定されたボルトとこのボルトに
ねじ込まれるナツト(一般に回し易いようにナツト自体
に比較的大きな握手がついている)とより成る装置が備
えられている。
従って、窓全体を第4図のように上げ切らなくとも任意
な上げ具合でロックすることもできる。
第2図と第3図において、下意部33は上部横枠56と
下部横枠57と直立側枠58とより戊る下窓用フレーム
55を有する。
第3図に示されるように、側枠58の夫々は断面がH型
をしており中央ウェブ59と下の透明窓パネル61を収
容するための内側溝60と上窓フレーム側枠37の案内
レール44上を滑動する外側の案内溝62とより戊って
いる。
下意部33は完全に上窓部に重なり上げられる迄は直立
側壁パネル27と28の外側面に固定されまた上窓フレ
ームが降りているときにはその案内レール44と垂直に
整列して恰かも一本のレールのように連なっている案内
レール63によって案内されるので結局下意フレームの
案内溝62は案内レール63と上窓の案内レール44の
双方の案内を受ける訳である。
案内レール63の上端63 aは第2図に示されるよう
に上窓32の下部横枠36の下で終っているので下意3
3が十分上げられ、上窓に重なると、それの下部横枠5
7は案内レール63の上端63 aからはずれるから、
第4図のように窓全体を外側に枢動することができる訳
である。
図示の場合、下意33は、それを通常の締めた位置でロ
ックするための手動で解除できる公知のロック64を有
する。
また振り上げられた位置にある下意を固定するための装
置は下意の上部横枠56から車輛前方に延びたブラケッ
ト65と上窓用フレーム34の上部横枠35に取付けら
れた自身に弾性を有する結合装置66とより戊っている
この弾性結合装置66は逆T字型をしており、それらの
頭部はブラケット65に噛合うようになっている。
第3図ではブラケット65を破線で示し、上部横枠56
は第3図の窓33の断面図では示されていない 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案
の技術思想に基いて改変することができることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は付属装置として後方にバックホーを備えまた本
考案の一実施例としての後壁が設けられた運転室を有す
る一例としてのトラックローダの側面図、第2図は上記
一実施例の後壁の正面図、第3図は第2図のlll−I
II線に沿った要部の部分拡大断面図、第4図は上記一
実施例の後壁が開いているトラックローダとバックホー
に向っている操作者を示した部分側面図で、図中、17
は運転室、18は座席、23は下壁パネル、24はその
枢着部としての枢軸、26はヘッダパネル、27と28
は側壁パネル、30は窓開口、32は全体としての上窓
部、33は全体としての下意部、35は上窓の上部横枠
、36は同じく下部横枠、37は同じく側枠、44は案
内レール、56は下意の上部横枠、57は同じく下部横
枠、58は同じく側枠、49はトグルリンケージ、63
は下部案内レール、である。

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)直立した下壁パネルと、ヘッダパネルと、上記両
    パネルの各端間に夫々渡る直立した一対の側壁パネルと
    より形成される窓開口と、 上部および下部横枠と、一対の直立側枠とを有する上窓
    用フレームと、上記上窓用フレームに固定された透明パ
    ネルと、上記側枠の各々に一体に形成された案内レール
    とを含み、締めた状態で上記窓開口の上半分を占める上
    窓部と、 上部および下部横枠と一対の直立側枠とを有する下意用
    フレームと、上記下意用フレームに固定された透明パネ
    ルと、上記側枠の各々に一体に形成された案内溝とを含
    み、上記下壁パネル上の通常位置と、上記上窓に重なっ
    た上昇位置との間で上記案内レール上を上記溝が滑動す
    ることによって移動し、締めた状態で上記窓開口の下半
    分を占める下意部と、 上記二位置の間で下意部が移動する時上記下窓を案内す
    るため上記側壁パネルに固定され、上窓部の下部横枠の
    下で終っている直立案内装置と、下意部の上昇位置にお
    いて下意部を固定するための装置と、 下意部が上昇位置にある時庇状に振上げた位置に側窓部
    を外側に枢動するため上窓部の上部横枠をヘッダパネル
    に固定するヒンジ装置と、上記庇状に振上げた位置にお
    いて側窓部を固定するための装置と、 から成る車輌用運転室の後壁。
  2. (2)直立案内装置は上窓部が閉じている時上窓部の側
    枠の案内レールと一列になるレールである、実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の後壁。
  3. (3)上窓用フレームの側枠は上窓部が締まっている時
    側壁パネルの外側に当接するフランジを含む、実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の後壁。
  4. (4)上窓用フレームの側枠は透明パネルの平面がら車
    輛前方に向かって延びたウェブを有し、フランジは上記
    ウェブの前方部分から横方向で外側に延び、また案内レ
    ールは前方部分がら横方向で内側に延びる、実用新案登
    録請求の範囲第3項記載の後壁。
  5. (5)ウェブはフランジと案内レールとの車輌前方に向
    かっての先端部を有し、先端部は側壁パネルの内側面と
    互いに隣接する内側に向って傾斜した外側面を有する、
    実用新案登録請求の範囲第4項記載の後壁。
  6. (6)下意部を通常の位置にロックするための手で解除
    し得るロック装置を含む、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の後壁。
  7. (7)下意部を上昇位置に固定するための装置は下意部
    の上部横枠のブラケットとブラケットと係合し得る上窓
    部フレームの上部横枠上の弾性結合装置とより成る、実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の後壁。
  8. (8)側窓部を庇状に振上げた位置に固定するための装
    置は、一方が運転室の一側上で枢動され他方が上窓用フ
    レームの側枠上で枢動されるようにそれらの端部が枢動
    自在に結合された一対のアームと上記アーム間の枢動結
    合部における解除可能なロック装置とより成る、実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の後壁。
  9. (9)車輌前部と後部とに夫々作業具を有し、後部作業
    具の制御装置が運転室後壁より外側に設けられている車
    輛の運転室の後壁として用いられることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の後壁。
  10. (10)下壁パネルの下端において内側に枢動するよう
    に下壁パネルを取りつける枢動装置を含む。 実用新案登録請求の範囲第1項乃至第9項のいづれかに
    記載の後壁。
JP5624276U 1976-05-06 1976-05-06 車輌運転室用後壁 Expired JPS5917980Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5624276U JPS5917980Y2 (ja) 1976-05-06 1976-05-06 車輌運転室用後壁

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JP5624276U JPS5917980Y2 (ja) 1976-05-06 1976-05-06 車輌運転室用後壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51151317U JPS51151317U (ja) 1976-12-03
JPS5917980Y2 true JPS5917980Y2 (ja) 1984-05-24

Family

ID=28515206

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JP5624276U Expired JPS5917980Y2 (ja) 1976-05-06 1976-05-06 車輌運転室用後壁

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933728Y2 (ja) * 1977-05-26 1984-09-19 株式会社小松製作所 後方作業機付建設機械の運転室
JPS6135495Y2 (ja) * 1981-05-19 1986-10-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51151317U (ja) 1976-12-03

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