JPH076071Y2 - 車両のキャビン構造 - Google Patents

車両のキャビン構造

Info

Publication number
JPH076071Y2
JPH076071Y2 JP13299488U JP13299488U JPH076071Y2 JP H076071 Y2 JPH076071 Y2 JP H076071Y2 JP 13299488 U JP13299488 U JP 13299488U JP 13299488 U JP13299488 U JP 13299488U JP H076071 Y2 JPH076071 Y2 JP H076071Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
connecting body
attached
portions
cabin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13299488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02106984U (ja
Inventor
勇 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP13299488U priority Critical patent/JPH076071Y2/ja
Publication of JPH02106984U publication Critical patent/JPH02106984U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH076071Y2 publication Critical patent/JPH076071Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の運転室を覆うキャビンの構造に関す
る。
(従来の技術) 例えば農用トラクタ車両にあっては、車両の運転室をフ
レームタイプのキャビンにより覆うものがある。このキ
ャビンの前部は、左右縦フレーム部と、この両縦フレー
ム部の上端を連結する上フレーム部と、両縦フレーム部
の下端それぞれから左右内方に延出状の左右下フレーム
部と、この両下フレーム部の内端を連結する連結体とで
形成されたのが用いられている。そして、その連結体
は、両下フレーム部の各内端から上方に延出状の左右側
部と、この両側部の上端に連なる上部とを有するものと
されている。そして、フレーム部、上フレーム部、左右
下フレーム部、連結体の両側片と上部とに沿ってキャビ
ン前面窓板の受部材が取付けられている。
そして、その連結体の上部と両側部とに沿う受部材は、
従来にあっては、連結体の上部と両側部とに直接取付け
られた取付片を介して取付けられていた。
また、車両のボンネットの後縁下方にはボンネット内へ
の雨水の侵入防止のために雨樋が設けられているが、従
来その雨樋は、連結体に取付けられていた。
(考案が解決しようとする課題) 従来のものでは、窓板受部材と雨樋とは別個独立したも
のであったので、キャビンの組立の際に個別に取付作業
が必要で組立が面倒であった。
本考案は上記課題を解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の特徴とするところは、車両1の運転室を覆うキ
ャビン2の前部が左右縦フレーム部17,18と、この両縦
フレーム部17,18の上端を連結する上フレーム部19と、
両縦フレーム部17,18の下端それぞれから左右内方に延
出状の左右下フレーム部20,21と、この両下フレーム部2
0,21の内端を連結する連結体22とで形成され、その連結
体22は、両下フレーム部20,21の各内端から上方に延出
状の左右側部23,24と、この両側部23,24の上端に連なる
上部25とを有し、両縦フレーム部17,18、上フレーム部1
9、左右下フレーム部20,21、連結体22の両側部23,24と
上部25とに沿って、キャビン前面窓板33の受部材29,30
が取付けられている車両のキャビン構造において、前記
連結体22の上部25と両側部23,24とに沿う枠体35が取付
けられ、この枠体35に連結体22の上部25と両側部23,24
とに沿う受部材30の取体片45が取付けられ、さらに枠体
35に、車両のボンネット4の後縁下方に位置する雨樋41
が取付けられている点にある。
(作用) 取付片45と雨樋41の組付けは、枠体35を連結体22に取付
けするだけでよい。
連結体22に枠体35が取付けられることで、枠体35が、前
面窓板33の連結体22による支持の補強部材となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第11図は、トラクタ車両1の運転室を覆うキャビン2を
示す。
トラクタ車両1は、エンジン、ミッションケース等を連
結することで車体3が構成され、その前部のエンジン等
はボンネット4により覆われている。
キャビン2は角筒フレーム構造であって、その前後左右
にはガラス製の透明窓板が取付けられ、上方は天蓋5で
閉塞され、左右には乗降用ドア6が取付けられ、下方は
フロアシート7により閉塞されている。また、左右後方
には、車両後輪8のフェンダー9が取付けられている。
そして、キャビン2は車体3から左右突出されたブラケ
ット10と後車軸ケース11とに、防振材12を介して取付け
られている。
また、キャビン2内には、シート13、ハンドル14、コン
ソールボックス15、操作ペダル16等が取付けられてい
る。
そして、キャビン2の前部は、第1図に示すように、左
右縦フレーム部17,18と、この両縦フレーム17,18の上端
を連結する上フレーム部19と、両縦フレーム部17,18の
下端それぞれから左右内方に延出状の左右下フレーム部
20,21と、この両下フレーム20,21の内端を連結する連結
体22とで形成されている。
連結体22は第3図にも示すように、正面視長方形で、両
下フレーム部20,21の各内端から上方に延出状の左右側
部23,24と、この両側部に連なる上部25を有し、中央部
分は凹部26とされ、この凹部26には、配線用通孔やハン
ドル軸用通孔、連結用通孔27等が開口されている。ま
た、連結体22の後面はコンソールボックス15内の部品28
の取付面とされている。また、連結体22の下面は、車体
3の上面の左右側面上部とに沿う形状とされている。
そして、前記両縦フレーム部17,18上フレーム部19、左
右下フレーム部20,21、連結体22の両側部23,24の下側と
に沿って、第1受部材29が取付けられている。また、連
結体22の両側部23,24の上側と上部25とに沿って第2受
部材30が取付けられている。両受部材29,30はゴム製
で、第2図、第10図に示すように、内方と外方とに開口
する凹部31,32が形成されている。その内方に開口する
凹部31に、透明ガラス製のキャビン前面窓板33が嵌合し
て取付けられている。この前面窓板33は、第9図にも示
すように、連結体22の上方部33aと左右側方部33b,33cと
で分割形成され、上方部33aの下端面と、側方部33b,33c
の上端面とはシリコン系接着剤で接着される。
第1受部材29の各フレーム部17,18,19,20への取付け
は、その各フレーム部17,18,19,20,21の内周面に第1取
付片34を溶着し、この第1取付片34に、第1受部材29の
外方に開口する凹部32を嵌着することでなされる。
第1受部材29と第2受部材30との連結体22への取付け
は、枠体35を介して行われる。
すなわち、枠体35は、第4図乃至第8図に示すように、
内枠36と外枠37とで形成されている。
内枠36は断面L字部材により、左右側方部38,39とこれ
らを連結する上方部40とを形成したもので、上方部40の
前面下線部には断面L字状の雨樋41が、前方突出状とさ
れて一体的に形成されている。また、左右側方部38,39
の内縁には、それぞれ雨樋41の底面に連なる前方突出板
42,43が一体的に形成されている。なお、前方突出板42,
43にはそれぞれ、上下一対の連結片44が固着されてい
る。
外枠37は、内枠36の左右側方部38,39と上方部40の外周
面に溶着されたものである。そして、この外枠37の後縁
から、外方に第2取付片45が一体的に延出され、この第
2取付片45に、第1受部材29と第2受部材30の外方に開
口する凹部32が嵌着される。
また、枠体35は連結体22に取付けられる。この取付け
は、第2図に示すように、前記連結体22の上部25の前面
に、内枠36の上方部40の前面下縁を溶着47し、さらに、
連結体22の凹部26の左右内側と内枠36の各連結片44とを
ボルト46で締結することでなされる。この枠体35の連結
体22への取付けで前記雨樋41はボンネット4の天板48の
後縁下方に位置される。
なお、キャビン2の後部は、第12図及び第13図に示すよ
うに、後面窓板49の上縁がヒンジ50を介して上フレーム
部51に開閉自在に取付けられている。この後面窓板49と
縦フレーム部52とには、後面窓板49を開き方向に付勢す
るエアダンパー53の各端が枢着されている。また、後面
窓板49には、レバー54により回転する係止部55が、下フ
レーム部56には、その係止部55に係脱自在に係合して後
面窓板49を閉状態に保持する被係止部57が取付けられて
いる。
そして、係止部55を後面窓板49に取付けるブラケット58
に掛止孔59が開口され、被係止部57に掛止片60が取付ら
れ、これら掛止孔59と掛止片60とに亘って、第14図示の
ような索体61がその両端に取付けられたフック62,63を
介して取付けられている。これにより、後面窓板49がダ
ンパー53により後方に開き過ぎるのを防止し、トラクタ
車両1の後部に取付ける作業機との干渉防止を図ってい
る。なお、第15図示のように、索体61の一端をフック63
に通してから折り重ね、その折り重ね部分に第16図示の
ような索体通孔64,65を有する部材66を挿通すること
で、長さ調節自在としてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、枠体を連結体に組付ければ、雨樋も同
時に組付けられることになり、組立作業の容易化が図れ
る。また、キャビン前面窓板の連結体による支持を、枠
体が補強することとなり、強度的に好ましい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係り、第1図はキャビンの正面
図、第2図は同要部側断面図、第3図はキャビンの要部
斜視図、第4図は枠体の平面図、第5図は同正面図、第
6図は同側面図、第7図は第5図のA−A線断面図、第
8図は第5図のB−B線断面図、第9図はキャビン前面
窓板の斜視図、第10図は受部材の斜視図、第11図はキャ
ビン付車両の側面図、第12図及び第13図はそれぞれ相異
なった状態でのキャビン後部の側断面図、第14図は索体
の側面図、第15図は異なった索体の側面図、第16図は索
体長さ調節用部材の平面図である。 1……車両、2……キャビン、4……ボンネット、17,1
8……縦フレーム部、19……上フレーム部、20,21……下
フレーム部、22……連結体、23,24……側部、25……上
部、29……第1受部材、30……第2受部材、35……枠
体、41……雨樋、45……取付片、48……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両(1)の運転室を覆うキャビン(2)
    の前部が左右縦フレーム部(17)(18)と、この両縦フ
    レーム部(17)(18)の上端を連結する上フレーム部
    (19)と、両縦フレーム部(17)(18)の下端それぞれ
    から左右内方に延出状の左右下フレーム部(20)(21)
    と、この両下フレーム部(20)(21)の内端を連結する
    連結体(22)とで形成され、その連結体(22)は、両下
    フレーム部(20)(21)の各内端から上方に延出状の左
    右側部(23)(24)と、この両側部(23)(24)の上端
    に連なる上部(25)とを有し、両縦フレーム部(17)
    (18)、上フレーム部(19)、左右下フレーム部(20)
    (21)、連結体(22)の両側部(23)(24)と上部(2
    5)とに沿って、キャビン前面窓板(33)の受部材(2
    9)(30)が取付けられている車両のキャビン構造にお
    いて、前記連結体(22)の上部(25)と両側部(23)
    (24)とに沿う枠体(35)が取付けられ、この枠体(3
    5)に連結体(22)の上部(25)と両側部(23)(24)
    とに沿う受部材(30)の取体片(45)が取付けられ、さ
    らに枠体(35)に、車両のボンネット(4)の後縁下方
    に位置する雨樋(41)が取付けられていることを特徴と
    する車両のキャビン構造。
JP13299488U 1988-10-11 1988-10-11 車両のキャビン構造 Expired - Lifetime JPH076071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13299488U JPH076071Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 車両のキャビン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13299488U JPH076071Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 車両のキャビン構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106984U JPH02106984U (ja) 1990-08-24
JPH076071Y2 true JPH076071Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31390464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13299488U Expired - Lifetime JPH076071Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 車両のキャビン構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076071Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002264842A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 走行車両のボンネットと運転部の間の構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4497138B2 (ja) * 2006-08-11 2010-07-07 井関農機株式会社 トラクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002264842A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 走行車両のボンネットと運転部の間の構造
JP4526723B2 (ja) * 2001-03-12 2010-08-18 ヤンマー株式会社 走行車両のボンネットと運転部の間の構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02106984U (ja) 1990-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3022000B2 (ja) エンジン発電機の燃料タンク取付構造
JPH076071Y2 (ja) 車両のキャビン構造
JP3087331B2 (ja) トラクタのドア
JP3491593B2 (ja) 農用走行車体キャビンのドア装置
JPH06312670A (ja) 自動車のフロントフードストライカの取付構造
JP2000038743A (ja) 作業車両における運転室
JP3491609B2 (ja) 農用走行車体キャビンのドア装置
JP3581066B2 (ja) 自動車用ドア構造
JP3231945B2 (ja) 自動車のバックドア構造
JP2530543Y2 (ja) トラクターのキャビンドア
JP2572013Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP3648925B2 (ja) キャビンのドア取付構造
JP3204874B2 (ja) キャビンのドア装置
JPS6348459Y2 (ja)
JP2510145Y2 (ja) 車体のモジュ―ル組付構造
JP3477973B2 (ja) フロントデッキ部の装着構造
JPH0211253Y2 (ja)
JPH0748445Y2 (ja) リヤバンパ仮保持部の構造
JPS5816944Y2 (ja) トラクタ−の運転席
JPS5939059Y2 (ja) トラクタ−のキヤビン窓
JPH0431862Y2 (ja)
JPH0348947Y2 (ja)
JP2512823Y2 (ja) トラックの車体構造
JPS6240837Y2 (ja)
JPS6319253Y2 (ja)