JP3231945B2 - 自動車のバックドア構造 - Google Patents

自動車のバックドア構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のバックドア
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のバックドア構造には、従来、実
開平1‐120418号公報で示されるものがある。
【0003】これによれば、インナパネルとアウタパネ
ルとを前後に対面させると共にこれら両パネルの各外縁
を互いに固着させてバックドア本体が構成され、このバ
ックドア本体の上部にバックドアウィンドが設けられて
いる。
【0004】上記構成において、次のように構成された
ものがある。
【0005】即ち、上記バックドア本体の下部における
内部空間に、上記バックドアウィンドを払拭するための
ワイパ用モータ等の車両構成部品が収納されて、これら
車両構成部品が上記インナパネルに支持手段により支持
されている。このインナパネルには作業用の複数の開口
が形成されており、これら各開口を通して、上記各車両
構成部品が上記バックドア本体の外部から上記空間に対
し嵌脱可能とされている。そして、同上各開口を通して
の上記車両構成部品の嵌脱作業と、上記支持手段に対す
る作業とにより、上記各車両構成部品が同上インナパネ
ルに着脱可能とされている。
【0006】ところで、上記各開口は互いに大きさや形
状が不均一であって、これら開口にはまとまりがない。
このため、これら開口を外観上、見えるようにしておく
ことは、バックドア本体の見栄えの点で好ましくない。
【0007】そこで、上記各開口が形成されたインナパ
ネルを車室側から覆うドアトリムが設けられて、これが
上記バックドア本体に取り付けられ、これによって、バ
ックドアの見栄えの向上が図られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
では、バックドアはドア本体とは別にドアトリムを備え
ているため、部品点数が増えて、バックドアの構成が複
雑となり、かつ、重くなるという問題を有している。ま
た、ドア本体にドアトリムを取り付けるための作業が必
要であって、バックドアの成形作業が煩雑となってい
る。
【0009】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、自動車のバックドアが構成簡単、か
つ、軽量となるようにし、更に、同上バックドアの成形
が容易にできるようにすることを目的とする。
【0010】また、上記バックドアに所定強度や剛性を
十分に確保させると共に、このバックドアにおける車両
構成部品の支持強度を簡単な構成で向上させるようにす
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明は、次の如くである。
【0012】なお、この「課題を解決するための手段」
の項において、下記した括弧内の用語は、特許請求の範
囲の用語に対応するものである。
【0013】この発明の自動車のバックドア構造は、イ
ンナパネル22とアウタパネル23とを前後に対面させ
ると共にこれら両パネル22,23の各外縁24,25
を互いに固着させてバックドア本体21を構成し、この
バックドア本体21の上部27にバックドアウィンド2
9のウィンド開口30を形成し、このウィンド開口30
の開口縁を構成する上記両パネル22,23の各部分を
互いに固着させたものにおいて、上記バックドア本体2
1の下部28の両側縁35、下縁36、および上記ウィ
ンド開口30の下部開口縁37で囲まれた上記インナパ
ネル22の部分のほぼ全域にわたり開口34を形成し、
この開口34の開口縁39にバーリング部42を形成
し、同上開口縁39に支持手段47により駆動手段(車
両構成部品)46を支持させ
【0014】上記バーリング部42の突出縁からアーム
部60を上記アウタパネル23側に向って一体的に延出
し、この延出端に弾性体61を取り付け、この弾性体6
1を上記アウタパネル23に弾性的に圧接させ、上記開
口34の上下中途部に対応する上記アウタパネル23の
一部に、このアウタパネル23の折り曲げによりレリー
フ63を形成したものである。
【0015】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0016】なお、この「作用」の項において、下記し
た括弧内の用語は、特許請求の範囲の用語に対応するも
のである。
【0017】従来では、バックドア本体の下部における
インナパネルの部分に、互いに不均一な複数の開口がま
とまりなく形成されていて、これはバックドア本体21
の見栄えの点で好ましくない。そこで、この発明では、
バックドア本体21の下部28におけるインナパネル2
2の部分のほぼ全域にわたり開口34を形成してあり、
即ち、この開口34により、従来の複数の開口を集合さ
せて、一つのまとまりのあるものとしてある。このた
め、バックドア本体21の車室18側の見栄えが良好に
保たれる。
【0018】よって、従来、バックドア本体の見栄えの
向上のたのめに、このバックドア本体に取り付けていた
ドアトリムは不要となる。
【0019】また、上記のように、バックドア本体21
の下部28におけるインナパネル22の部分のほぼ全域
にわたり開口34を形成すると、この開口34の開口縁
39がインナパネル22とアウタパネル23とを互いに
固着させた部分に近づくこととなって、この部分は強度
と剛性が大きい部分のため、上記開口縁39の強度や剛
性が向上することとなる。
【0020】しかも、この発明では、上記開口縁39に
バーリング部42を形成してあり、このため、このバー
リング部42によって上記開口縁39が更に補強され
る。
【0021】また、上記のように十分に補強された開口
34の開口縁39に駆動手段(車両構成部品)46を支
持させたため、インナパネル22に対する駆動手段(車
両構成部品)46の支持強度が向上させられる。
【0022】上記バーリング部42の突出縁からアーム
部60を上記アウタパネル23側に向って一体的に延出
し、この延出端に弾性体61を取り付け、この弾性体6
1を上記アウタパネル23に弾性的に圧接させ、上記開
口34の上下中途部に対応する上記アウタパネル23の
一部に、このアウタパネル23の折り曲げによりレリー
フ63を形成してある。
【0023】このため、上記アーム部60、弾性体6
1、およびレリーフ63により、バックドア本体21の
剛性や強度が更に向上させられ、つまり、開口34を設
けたことによるバックドア本体21の強度低下や剛性低
下が十分に補填される。また、上記弾性体61は、上記
インナパネル22とアウタパネル23との間に生じよう
とする振動を吸収する。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0025】図2において、符号1はツーボックスカー
タイプの自動車で、図中矢印Frは、その前方を示して
いる。なお、下記する左右とは上記前方に向っての方向
をいうものとする。
【0026】上記自動車1は車体2と、この車体2に支
承される前輪3、および後輪4を備えている。上記車体
2の側壁6にはフロントサイドドア7とリヤサイドドア
8が設けられている。
【0027】同上車体2の後壁10の左右各側部にはそ
れぞれコンビネーションランプ11,11が取り付けら
れている。また、同上後壁10の下端部の後面側にリヤ
バンパ12が取り付けられ、このリヤバンパ12の外面
の左右中央にライセンスプレート13が取り付けられ、
このライセンスプレート13を照射するランプも同上リ
ヤバンパ12に取り付けられている。
【0028】全図において、上記後壁10にはバックド
ア装置14が設けられている。このバックドア装置14
は、上記後壁10に形成されるドア開口15を有してい
る。このドア開口15は上記コンビネーションランプ1
1よりも上側の後壁10の上部に形成される左右幅寸法
の大きい大開口16と、左右コンビネーションランプ1
1,11間の後壁10の下部に形成される左右幅寸法の
小さい小開口17とで構成され、これら大開口16と小
開口17は一体成形されている。そして、上記ドア開口
15を通し、車体2内の車室18が車体2後方の外部に
向って開放されている。
【0029】上記ドア開口15を開閉自在に閉じるバッ
クドア19が設けられている。このバックドア19はそ
の上縁が上記ドア開口15の上縁に枢支具20により枢
支され、この枢支具20を中心として上記バックドア1
9の下部側が上下方向に回動自在とされている。そし
て、このバックドア19の上方への回動で、上記ドア開
口15が開かれ、下方への回動で上記ドア開口15が閉
じられるようになっている。
【0030】上記バックドア19は板金製のバックドア
本体21を有し、このバックドア本体21は前後に少し
離れて対面するインナパネル22とアウタパネル23と
を有している。このアウタパネル23の外縁24は車室
18側に折り曲げられて、このアウタパネル23の外縁
24がインナパネル22の外縁25を挟み付けて三枚重
ねのヘム加工部26とされている。また、このヘム加工
部26がスポット溶接されて、上記両外縁24,25が
互いに固着されることにより、上記ヘム加工部26が十
分の強度と、剛性を備え、これにより、上記インナパネ
ル22とアウタパネル23とが互いに強固に結合させら
れている。
【0031】上記バックドア19において、上記ドア開
口15の大開口16を開閉する部分が同上バックドア1
9のバックドア本体21の上部27であり、同上ドア開
口15の小開口17を開閉する部分が同上バックドア1
9の同上バックドア本体21の下部28である。
【0032】上記バックドア本体21の上部27にはバ
ックドアウィンド29が設けられている。このバックド
アウィンド29は、上記バックドア本体21の上部27
に形成されるウィンド開口30を有している。このウィ
ンド開口30の開口縁を構成するインナパネル22とア
ウタパネル23の各部分は互いに接合させられてスポッ
ト溶接により固着され、これにより、上記ウィンド開口
30の開口縁も十分の強度と剛性とを備えている。上記
ウィンド開口30を閉じる透明のウィンドガラス31が
設けられ、このウィンドガラス31はウェザストリップ
32により上記ウィンド開口30の開口縁に強固に固着
されている。
【0033】上記バックドア本体21の下部28におけ
るインナパネル22には作業用の開口34が一つだけ形
成されている。この開口34は、上記バックドア本体2
1の下部28の両側縁35,35、下縁36、および上
記バックドアウィンド29のウィンド開口30の下部開
口縁37で囲まれた上記インナパネル22の部分のほぼ
全域にわたり形成されている。このため、上記開口34
の開口縁39は、上記ヘム加工部26など、インナパネ
ル22とアウタパネル23との固着で強度と、剛性が大
きくされた部分の近傍に位置することとなっている。よ
って、上記開口縁39の強度と剛性とが向上させられ
る。上記開口34は、左右に長い長方形状をなして、車
幅方向のほぼ中央に位置している。
【0034】上記開口34の開口縁39は、上記インナ
パネル22の一般部40からアウタパネル23側に一段
下がった段差部41と、この段差部41の内縁にバーリ
ング加工により一体成形されたバーリング部42とで構
成されている。
【0035】上記ヘム加工部26、段差部41、および
バーリング部42は、上記開口34を形成したことによ
るバックドア本体21の強度低下や、剛性の低下を十分
に補填している。
【0036】上記ウィンドガラス31の外面を払拭する
ためのワイパ装置44が設けられている。このワイパ装
置44は、上記アウタパネル23の上部に左右方向に回
動自在に枢支されるワイパ45を有し、このワイパ45
は、その回動で上記ウィンドガラス31の外面を左右に
摺動する。上記ワイパ45を回動させる駆動手段46が
設けられている。この駆動手段46は車両構成部品の一
例であって、図例では電動機として示されている。
【0037】また、上記駆動手段46をインナパネル2
2に支持させる支持手段47が設けられている。この支
持手段47は、上記開口縁39の段差部41の上、下部
に架設される平坦な板金製ブラケット板49と、このブ
ラケット板49の上、下縁をそれぞれ上記段差部41に
着脱自在に締結させる締結具50,50とで構成されて
いる。また、各締結具50は、上記段差部41とブラケ
ット板49に形成されるボルト孔51,52、同上段差
部41の内面に溶接により固着されるナット53、およ
び上記ボルト孔51,52に挿通されてナット53にね
じ込まれるボルト54により構成されている。
【0038】上記ワイパ装置44の駆動手段46は、開
口縁39における段差部41に支持手段47により支持
されていて、この支持手段47の近傍にはバーリング部
42が位置し、かつ、上記ヘム加工部26も上記支持手
段47の近傍に位置している。このようにして、上記駆
動手段46の支持強度は十分に向上させられている。
【0039】上記バックドア本体21の下部における内
部空間56に上記駆動手段46が収納されている。上記
バックドア本体21に対するワイパ装置44の組み付け
に際しては、まず、上記駆動手段46とブラケット板4
9とを互いに連結し、次に、上記バックドア本体21の
外部から上記開口34を通して上記駆動手段46を上記
空間56に嵌入させる。次に、同上開口34を通しての
支持手段47に対する作業により、上記ブラケット板4
9を締結具50によりインナパネル22の開口縁39に
支持させる。この場合、ブラケット板49は車幅方向ほ
ぼ中央に位置しており、かつ、同上ブラケット板49の
車室18側の面は一般部40の車室18側の面よりも凹
んでいる。このため、ブラケット板49を設けた場合で
も、バックドア19の見栄えは良好に保たれている。
【0040】また、上記開口縁39には、車両構成部品
であるストップランプ、デフォッガアース、およびハー
ネスクランプの支持手段47の一例であるボルト孔58
がそれぞれ形成されている。
【0041】更に、同上開口縁39には左右一対の基準
孔59,59が形成されている。これら基準孔59は、
インナパネル22とアウタパネル23とを互いに結合さ
せるときに治具用の位置決めピンを挿通させるためのも
のである。
【0042】上記バーリング部42の突出縁から左右一
対のアーム部60,60がアウタパネル23側に向って
一体的に延出し、これら各延出端に弾性体61が取り付
けられ、この弾性体61は上記アウタパネル23に弾性
的に圧接している。
【0043】また、上記開口34の上下中途部に対応す
るアウタパネル23の一部に、このアウタパネル23の
折り曲げによりレリーフ63が形成されている。
【0044】そして、上記アーム部60、弾性体61、
およびレリーフ63により、バックドア本体21の剛性
や強度が更に向上させられ、つまり、開口34を設けた
ことによるバックドア本体21の強度低下や剛性低下が
十分に補填されている。また、上記弾性体61は、上記
インナパネル22とアウタパネル23との間に生じよう
とする振動を吸収する。
【0045】上記バックドア19を下方回動させてドア
開口15を閉じたとき、この閉状態のままにバックドア
19を後壁10側にロック可能とするキー操作式の錠6
4が設けられている。この錠64は上記開口34よりも
下側のアウタパネル23に取り付けられている。このた
め、上記錠64が開口34を通して車室18側から見え
るということが防止され、この点でも、バックドア19
の車室18側の見栄えが向上させられている。
【0046】また、ライセンスプレート13を照射する
ランプは前記したようにリヤバンパ12に取り付けられ
ていて、バックドア19には取り付けられておらず、こ
のため、このランプが同上開口34を通して車室18側
から見えるということが防止され、よって、この点でも
バックドア19の車室18側の見栄えが向上させられて
いる。
【0047】また、上記バックドア19には、車室18
の内外を連通させるエア抜きは設けられていない。この
ようにして、空間56に車外の水や埃が入ることが防止
されている。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、インナパネルとアウ
タパネルとを前後に対面させると共にこれら両パネルの
各外縁を互いに固着させてバックドア本体を構成し、こ
のバックドア本体の上部にバックドアウィンドのウィン
ド開口を形成し、このウィンド開口の開口縁を構成する
上記両パネルの各部分を互いに固着させた自動車のバッ
クドア構造において、上記バックドア本体の下部の両側
縁、下縁、および上記ウィンド開口の下部開口縁で囲ま
れた上記インナパネルの部分のほぼ全域にわたり開口を
形成してある。
【0049】このため、上記開口により、従来の複数の
開口が集合させられて、一つのまとまりのあるものとさ
れ、これにより、バックドア本体の車室側の見栄えが良
好に保たれることとなっている。
【0050】よって、従来、バックドア本体の見栄えの
向上のたのめにこのバックドア本体に取り付けていたド
アトリムは不要となり、その分、バックドアの部品点数
が少なくなって、このバックドアが構成簡単、かつ、軽
量となる。また、バックドア本体にドアトリムを取り付
ける作業も不要となることから、バックドアの成形も容
易となる。
【0051】また、上記のように、バックドア本体の下
部におけるインナパネルの部分のほぼ全域にわたり開口
を形成すると、この開口の開口縁がインナパネルとアウ
タパネルとを互いに固着させた部分に近づくこととなっ
て、この部分は強度と剛性が大きい部分のため、上記開
口縁の強度や剛性が向上することとなる。
【0052】しかも、この発明では、上記開口縁にバー
リング部を形成してあり、このため、このバーリング部
によって上記開口縁が更に補強され、よって、バックド
アに所定強度や剛性が十分に確保される。
【0053】また、上記のように十分に補強された開口
の開口縁に車両構成部品を支持させたため、インナパネ
ルに対する車両構成部品の支持強度が、別途の補強材を
設けることなく、つまり、簡単な構成によって向上させ
られることとなる。
【0054】上記バーリング部の突出縁からアーム部を
上記アウタパネル側に向って一体的に延出し、この延出
端に弾性体を取り付け、この弾性体を上記アウタパネル
に弾性的に圧接させ、上記開口の上下中途部に対応する
上記アウタパネルの一部に、このアウタパネルの折り曲
げによりレリーフを形成してある。
【0055】このため、上記アーム部、弾性体、および
レリーフにより、バックドア本体の剛性や強度が更に向
上させられ、つまり、開口を設けたことによるバックド
ア本体の強度低下や剛性低下が十分に補填される。ま
た、上記弾性体は、上記インナパネルとアウタパネルと
の間に生じようとする振動を吸収する。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックドアの下部を車室側からみた斜視図であ
る。
【図2】自動車の斜視図である。
【図3】図1の3‐3線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体 14 バックドア装置 15 ドア開口 18 車室 19 バックドア 21 バックドア本体 22 インナパネル 23 アウタパネル 24 外縁 25 外縁 26 ヘム加工部 27 上部 28 下部 29 バックドアウィンド 30 ウィンド開口 34 開口 35 側縁 36 下縁 37 下部開口縁 39 開口縁 40 一般部 41 段差部 42 バーリング部 44 ワイパ装置 46 駆動手段(車両構成部品) 47 支持手段 56 空間60 アーム部 61 弾性体 63 レリーフ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネルとアウタパネルとを前後に
    対面させると共にこれら両パネルの各外縁を互いに固着
    させてバックドア本体を構成し、このバックドア本体の
    上部にバックドアウィンドのウィンド開口を形成し、こ
    のウィンド開口の開口縁を構成する上記両パネルの各部
    分を互いに固着させた自動車のバックドア構造におい
    て、 上記バックドア本体の下部の両側縁、下縁、および上記
    ウィンド開口の下部開口縁で囲まれた上記インナパネル
    の部分のほぼ全域にわたり開口を形成し、この開口の開
    口縁にバーリング部を形成し、同上開口縁に支持手段に
    より車両構成部品を支持させ 上記バーリング部の突出縁からアーム部を上記アウタパ
    ネル側に向って一体的に延出し、この延出端に弾性体を
    取り付け、この弾性体を上記アウタパネルに弾性的に圧
    接させ、上記開口の上下中途部に対応する上記アウタパ
    ネルの一部に、このアウタパネルの折り曲げによりレリ
    ーフを形成し た自動車のバックドア構造。
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