JPH0970218A - コンバインのキャビン構造 - Google Patents

コンバインのキャビン構造

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JPH0970218A
JPH0970218A JP22975895A JP22975895A JPH0970218A JP H0970218 A JPH0970218 A JP H0970218A JP 22975895 A JP22975895 A JP 22975895A JP 22975895 A JP22975895 A JP 22975895A JP H0970218 A JPH0970218 A JP H0970218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
air conditioner
cover
ceiling
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP22975895A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Ishikawa
道男 石川
Kazunori Doi
一紀 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH0970218A publication Critical patent/JPH0970218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で軽量、安価に実施でき、常に楽な
姿勢でもって立ち作業運転が可能なキャビンを具現する
ことにある。 【構成】内外2重構造のインナル−フカバ−14aとア
ウタル−フカバ−14bとからなる天井空間15内にエ
アコンユニットを設置してあるコンバインのキャビン1
1において、後方にエアコンユニット16を設置し、中
間部にダクト17を前方側ほど上下幅を薄く構成して設
けると共に、この前方には後方より天井を高くして構成
するヘッドル−ム空間19を設けてあることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインのキャビン
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のコンバインのキャビンには、上部
の天井空間内にエアコンユニットを設置しているが、天
井部は前後とも同一高さに構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のもの
では、エアコンユニットを設置する分、キャビンをそれ
だけ上方に高くしなければならず、重量が嵩み、構成も
複雑化し、安価に実施できない問題があった。この発明
は、上記問題点を解消し、作業性の向上を図ることを目
的とし、次のような技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明にかかる技
術的手段は、内外2重構造のインナル−フカバ−14a
とアウタル−フカバ−14bとからなる天井空間15内
にエアコンユニットを設置してあるコンバインのキャビ
ン11において、後方にエアコンユニット16を設置
し、中間部にダクト17を前方側ほど上下幅を薄く構成
して設けると共に、この前方には後方より天井を高くし
て構成するヘッドル−ム空間19を設けてあることを特
徴とする。
【0005】
【作用】キャビンの天井空間15内後部側にはエアコン
ユニット16を内装してあるので、このエアコンの運転
により冷風がダクト17内を通じて吹出口18からキャ
ビン内へ吹き出される。キャビン天井部の前部側にはヘ
ッドル−ム空間19が存在するので、オペレ−タは、立
ち姿勢で運転する時にあっても、頭が天井部につかえる
ことがなく、十分なヘッドクリアランスを確保しなが
ら、常に楽な姿勢でもって立ち作業運転を行うことがで
きる。
【0006】
【発明の効果】従って、この発明のキャビン構造によれ
ば、天井空間内にエアコンユニットを設置するにもかか
わらず、キャビンをそれだけ上方に高くする必要がな
く、簡単にして軽量且つ安価に実施することができる。
天井部前部側におけるヘッドル−ム空間の存在により、
オペレ−タは、立ち姿勢で運転する時にあっても、頭が
天井部につかえることがなく、十分なヘッドクリアラン
スを確保しながら、楽な姿勢でもって立ち作業運転を能
率よく行うことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明
する。図例におけるコンバインは、機台1の下部に走行
クロ−ラ2を具備し、上部にはフイ−ドチエンを具備す
る脱穀装置(脱穀部)3を載置し、前部には引起し装置
や刈取搬送装置等からなる刈取部4を油圧シリンダ−機
構5により昇降自在に懸架した構成としている。刈取部
4の横側部に運転席6を装備し、この運転席の後方で前
記脱穀装置3の横側部には脱穀部からの1番穀粒を収容
するグレンタンク7を搭載している。
【0008】フロア−8の前側にフロント操作ボックス
9を立設し、また、フロア−8の横側にはサイド操作ボ
ックス10を立設している。キャビン11は、上述の運
転席6や操作ボックス9,10等の運転部を囲うように
覆わせて設けている。そして、このキャビン11は、上
下方向に立設する前後左右4本の主要キャビンフレ−ム
12a,12b,12c,12dから成り立っている。
キャビンの上部はル−フ枠13によって構成してあり、
前後のキャビンフレ−ム12a,12cと12b,12
dの上端に接続している。14はル−フカバ−で、内外
二重のインナル−フカバ−14aとアウタル−フカバ−
14bとからなり、これら内外ル−フカバ−14a,1
4b間における天井空間15内後部側にはエアコンユニ
ット16を内装してあり、冷風がダクト17内を通じて
吹出口18から吹き出される構成としている。ダクト1
7は、天井空間15内中間部に設置してあり、前方側ほ
ど上下幅を薄く(狭く)するように形成して、これに対
応するインナル−フカバ−14aが順次上方に高くなる
構成としている。
【0009】そして、このダクト17の前方にはインナ
ル−フカバ−14aを後方部分より前方側が上方に高く
なるよう膨出形成してヘッドル−ム空間19を設けた構
成としている。このヘッドル−ム空間19の存在によ
り、オペレ−タは、立ち姿勢で運転する時にあっても、
頭が天井部につかえることがなく、十分なヘッドクリア
ランスを確保することができ、常に楽な姿勢でもって立
ち作業運転を継続することができる。
【0010】天井空間15の左側部、つまり、前記サイ
ド操作ボックス10の上方に対応する天井空間15の一
側部には、前記エアコンユニト16の操作系(エアコン
操作パネル20)、ラジオ21、スピ−カSP、ル−ム
ランプLA等及びこれらの電装部品などを収納する収納
空間22を構成している。なお、前記アウタル−フカバ
−14bの前端部(イ)は、開閉可能なフロントガラス
23の上端よりも前方に張出してあり、フロントガラス
23上端のシ−ル部にゴミや雨水が直接当たらないよう
にして、シ−ル性を良好に保持する構成としている。
【0011】キャビンの前面に設けられたフロントガラ
ス23は、上端側の前横ル−フ枠13aに軸支させて設
けた横軸24を支点として前後方向に揺動開閉自在に構
成している。この開閉手段は、開閉ダンパ(ガススプリ
ング)25と開閉ロック解除装置26を介して開閉する
構成である。 開閉ロック解除装置26は、キャビンの
前横フレ−ム27側に設けた係止杆28とフロントガラ
ス23側に設けた係止凹部29aを有するロック解除レ
バ−29とからなる。ロック解除レバ−29は、左右一
対のものからなり、フロントガラス23の中央部付近の
下端側で、取付部材30を介して横方向水平に架設され
たピン軸31周りに回動自在に枢着している。この一対
のロック解除レバ−29,29の遊端側はグリップ32
によってア−チ状に繋ぎ、フロントガラス開閉時の把手
の役目を果たすべく構成している。取付部材30はフロ
ントガラスに対し左右2箇所において係止具により止着
している。
【0012】グリップ32を握って前方に押せば、ロッ
ク解除レバ−29の係止杆28に対するロック状態が解
除される。そして、更に、このグリップ32を前方に押
し出すと、フロントガラス23が上端側の横軸24を支
点として前方に揺動開放される。フロントガラス23を
閉める時にはグリップ32を引いてロック解除レバ−2
9を係止杆28に係止すればよい。
【0013】前記フロントガラス23の開放時には、刈
取部7の上端部(引起し装置の上部)分が該フロントガ
ラス23の揺動開閉圏内に突入する位置まで上昇するよ
うに構成している。前記運転席9の下方にはラジエ−タ
33やエンジン34を設置している。35はキャビン背
面の一部を開閉するリヤハッチで、上端側を支点として
揺動開閉自在であり、前記フロントガラス23と同様の
開閉手段、つまり、開閉ダンパ(ガススプリング)25
と開閉ロック解除装置26を介して開閉する構成であ
る。
【0014】キャビンの横外側面側を覆う開閉ドア36
は、ドア枠36aとドアガラス36b(36b1,36
2,36b3)とからなり,キャビンフレ−ム12c背
部の後縦フレ−ム12eに設けた縦軸37周りに揺動開
閉する構成である。なお、ドアガラス36bのうち、一
部のドアガラス36b2が縦軸芯P周りに揺動開閉する
構成としている。なお、図9に示すように、ドア36の
ドア枠36aは、アルミ材溶接構造とし、そして、これ
に対しドアガラス36bをウエザ−ストリップ取付け部
36cとガラス接着部36dとで一体的に取付け構成し
て、ドアの軽量化を図るようにしている。
【0015】左右の後縦フレ−ム12e,12fは、内
部中空の角チュ−ブにて構成してあると共に、後横フレ
−ム38を介してキャビンフレ−ム12c,12dに固
着支持させた構成としている。後縦フレ−ム12e,1
2f内には、エアコンユニット16、エアコン用コンデ
ンサ39、コンプレッサ−間を配管接続する配管40を
挿通支架する構成としている。エアコン(空気調節装
置)用コンデンサ39は、脱穀部4の扱胴カバ−上面に
設置した構成としている。
【0016】ラジエ−タ33の吸気網41a付き吸気カ
バ−41は、吸気ボックス42とこの上部に設置した運
転席9とが一体となって後部側の縦支軸43を支点とし
て揺動開閉する構成としている。ドア36の開閉支点
(縦軸芯Q1)を吸気カバ−の開閉支点(縦軸芯Q2)
よりも後方に位置するよう配置して、吸気カバ−の開度
が大きくとれるようにし、且つ、ドア36を開けた後で
なければ、吸気カバ−41を開けることができない構成
である。また、ドア36には吸気カバ−41に対するシ
−ルゴム44を付設し、閉じた吸気カバ−41の外周縁
部を外側から接当保持する構成としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】同上要部の正面図
【図3】キャビン要部の側面図
【図4】同上要部の正面図
【図5】要部の正面図
【図6】要部の側面図
【図7】開閉ドアの側面図
【図8】図7のS−S線断面図
【符号の説明】
1 車台 2 走行クロ
−ラ 3 脱穀装置 4 刈取部 5 油圧シリンダ機構 6 運転席 7 グレンタンク 8 フロア 9 フロント操作ボックス 10 サイド操
作ボックス 11 キャビン 12 キャビ
ンフレ−ム 13 ル−フ枠 14 ル−フ
カバ− 14a インナル−フカバ− 14b アウタ
ル−フカバ− 15 天井空間 16 エアコ
ンユニット 17 ダクト 18 吹出口 19 ヘッドル−ム空間 20 エアコ
ン操作パネル 21 ラジオ 22 収納空
間 23 フロントガラス 24 横軸 25 開閉ダンパ 26 ロック
解除装置 27 前横フレ−ム 28 係止杆 29 ロック解除レバ− 30 取付部
材 31 ピン軸 32 グリッ
プ 33 ラジエ−タ 34 エンジ
ン 35 リヤハッチ 36 開閉ド
ア 37 縦軸 38 後横フ
レ−ム 39 コンデンサ 40 配管 41 吸気カバ− 42 吸気ボ
ックス 43 縦支軸 44 シ−ル
ゴム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外2重構造のインナル−フカバ−14
    aとアウタル−フカバ−14bとからなる天井空間15
    内にエアコンユニットを設置してあるコンバインのキャ
    ビン11において、後方にエアコンユニット16を設置
    し、中間部にダクト17を前方側ほど上下幅を薄く構成
    して設けると共に、この前方には後方より天井を高くし
    て構成するヘッドル−ム空間19を設けてあることを特
    徴とするコンバインのキャビン構造。
JP22975895A 1995-09-07 1995-09-07 コンバインのキャビン構造 Pending JPH0970218A (ja)

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JP22975895A JPH0970218A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 コンバインのキャビン構造

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JP (1) JPH0970218A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7021702B1 (en) 2004-10-06 2006-04-04 Cnh America Llc Cab for an agricultural vehicle
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