JPH0970216A - コンバインのキャビン - Google Patents

コンバインのキャビン

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Publication number
JPH0970216A
JPH0970216A JP22824995A JP22824995A JPH0970216A JP H0970216 A JPH0970216 A JP H0970216A JP 22824995 A JP22824995 A JP 22824995A JP 22824995 A JP22824995 A JP 22824995A JP H0970216 A JPH0970216 A JP H0970216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
reaping
windshield
raising
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22824995A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Ishikawa
道男 石川
Kazunori Doi
一紀 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP22824995A priority Critical patent/JPH0970216A/ja
Publication of JPH0970216A publication Critical patent/JPH0970216A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業中、刈取部の引起し上部に絡み付いた雑草
や稈切れなどを、運転部から乗り降りすることなくキャ
ビン内から簡単に取り除くことができるようにし、作業
の高能率化を図る。 【構成】走行クロ−ラ2を具備する車台1上に脱穀装置
4を搭載すると共に、その前方には引起し装置5及び刈
取搬送装置6等からなる刈取部7を昇降可能に構成して
設けてあるコンバインにおいて、前記車台1上の一側前
部には運転席9等の運転部を囲むキャビン15を装備
し、このキャビンの前面に設けられたフロントガラス2
3を上端側を支点として前後方向に揺動開閉可能に構成
し、該キャビンの前側下方に位置する前記刈取部7の上
端部分が開放時におけるフロントガラス23の揺動開閉
圏内に突入する位置まで上昇するよう構成してあること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインのキャビン
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】多条刈用の大型コンバインにあっては、
脱穀部前方の刈取部が一側のキャビンの前側下方位置ま
で及ぶように幅広く構成されている。刈取部の引起し上
部に絡み付いた雑草や稈切れなどは、キャビン内の運転
部からでは取り除くことができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、作業中、
刈取部の引起し上部に絡み付いた雑草や稈切れなどを、
運転部から乗り降りすることなくキャビン内から簡単に
取り除くことができるようにし、また、刈取部の上部に
引起し用変速切換レバ−を設置しているものにあって
は、そのキャビン内から簡単に切換操作できるように
し、作業の高能率化を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行クロ−ラ
2を具備する車台1上に脱穀装置4を搭載すると共に、
その前方には引起し装置5及び刈取搬送装置6等からな
る刈取部7を昇降可能に構成して設けてあるコンバイン
において、前記車台1上の一側前部には運転席9等の運
転部を囲むキャビン15を装備し、このキャビンの前面
に設けられたフロントガラス23を上端側を支点として
前後方向に揺動開閉可能に構成し、該キャビンの前側下
方に位置する前記刈取部7の上端部分が開放時における
フロントガラス23の揺動開閉圏内に突入する位置まで
上昇するよう構成してあることを特徴とする。
【0005】
【作用】引起し上部に雑草や稈切れなどが絡みつき、作
業に支障をきたすような場合には、キャビン前面のフロ
ントガラスを上端側を回動支点として前方に押し開け
る。そして、下降状態の刈取部をこの上端部分が開放時
におけるフロントガラスの揺動開閉圏内に突入する位置
まで上昇させる。すると、オペレ−タはフロントガラス
の開いた部分から身を乗り出すようにして、引起し上部
に絡み付いた雑草や稈切れなどを取り除くことができ
る。
【0006】
【発明の効果】従って、この発明によれば、作業中、刈
取部の引起し上部に雑草や稈切れなどが絡み付いて作業
に支障をきたすような事態が生じても、運転部から乗り
降りすることなくキャビン内からでも簡単に取り除くこ
とができ、作業を能率良く行うことができる。また、刈
取部の上部には引起し用変速切換レバ−を設置しておく
と、上記同様にそのキャビン内から簡単に切換操作する
ことができて便利である。
【0007】
【実施例】以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明
する。図例におけるコンバインは、機台1の下部に走行
クロ−ラ2を具備し、上部にはフイ−ドチエン3を具備
する脱穀装置(脱穀部)4を載置し、前部には引起し装
置5及び刈取搬送装置6等からなる刈取部7を油圧シリ
ンダ−機構8により昇降自在に懸架した構成としてい
る。刈取部7の横側部に運転席9を装備し、この運転席
の後方で前記脱穀装置3の横側部には脱穀部からの1番
穀粒を収容するグレンタンク10を搭載している。11
は排出オ−ガを示す。
【0008】フロア−12の前側にフロント操作ボック
ス13を立設し、また、フロア−12の横側にはサイド
操作ボックス14を立設している。キャビン15は、上
述の運転席9や操作ボックス13,14等の運転部を囲
うように覆わせて設けている。そして、このキャビン1
5は、上下方向に立設する前後左右4本の主要キャビン
フレ−ム16a,16b,16c,16dから成り立っ
ている。キャビンの上部はル−フ枠17によって構成し
てあり、前記キャビンフレ−ム16a,16b,16
c,16dの上端に接続している。18はインナル−フ
カバ−、19はアウタル−フカバ−であり、これらル−
フカバ−18,19間の後部側にはエアコンユニット2
0を内装してあり、冷風がダクト21内を経て吹出口2
2から吹き出される構成としている。
【0009】キャビンの前面に設けられたフロントガラ
ス23は、上端側の前横ル−フ枠17aに軸支させて設
けた横軸24を支点として前後方向に揺動開閉自在に構
成している。この開閉手段は、開閉ダンパ(ガススプリ
ング)25と開閉ロック解除装置26を介して開閉する
構成である。 開閉ロック解除装置26は、キャビンの
前横フレ−ム27側に設けた係止杆28とフロントガラ
ス23側に設けた係止凹部29aを有するロック解除レ
バ−29とからなる。ロック解除レバ−29は、左右一
対のものからなり、フロントガラス23の中央部付近の
下端側で、取付部材30を介して横方向水平に架設され
たピン軸31周りに回動自在に枢着している。この一対
のロック解除レバ−29,29の遊端側はグリップ32
によってア−チ状に繋ぎ、フロントガラス開閉時の把手
の役目を果たすべく構成している。取付部材30はフロ
ントガラスに対し左右2箇所において係止具33により
止着している。
【0010】グリップ32を握って前方に押せば、ロッ
ク解除レバ−29の係止杆28に対するロック状態が解
除される。そして、更に、このグリップ32を前方に押
し出すと、フロントガラス23が上端側の横軸24を支
点として前方に揺動開放される。フロントガラス23を
閉める時にはグリップ32を引いてロック解除レバ−2
9を係止杆28に係止すればよい。
【0011】前記フロントガラス23の開放時には、刈
取部7の上端部(引起し装置5の上部)分が該フロント
ガラス23の揺動開閉圏内に突入する位置まで上昇する
ように、つまり、(イ)位置から(ロ)位置まで上昇す
るように構成している。刈取部の引起し装置5上部には
引起し用変速切換レバ−34を設置している。そのた
め、刈取部を(ロ)位置まで上昇させると、開放した窓
口から手の届く範囲内にあり、オペレ−タはキャビン内
に居ながらその変速切換レバ−34を簡単に切換操作す
ることができる。
【0012】35はキャビン背面の一部を開閉するリヤ
ハッチで、上端側を支点として揺動開閉自在であり、前
記フロントガラス23と同様の開閉手段、つまり、開閉
ダンパ(ガススプリング)25と開閉ロック解除装置2
6を介して開閉する構成である。キャビンの外側面側を
覆う開閉ドア36は、キャビンフレ−ム16c背部の後
縦フレ−ム16eに設けた縦軸37周りに揺動開閉する
構成である。左右の後縦フレ−ム16e,16fは、内
部中空の角チュ−ブにて構成してあると共に、後横フレ
−ム38を介してキャビンフレ−ム16c,16dに固
着支持させた構成としている。後縦フレ−ム16e,1
6f内には、エアコン20の配管、又はスピ−カ39や
ル−ムランプ40などの電装部品における配線コ−ド等
を挿通支架する構成としている。
【0013】ラジエ−タの吸気網41a付き吸気カバ−
41は、吸気ボックス42とこの上部に設置した運転席
9とが一体となって後部側の縦支軸43を支点として揺
動開閉する構成としている。ドア36の開閉支点(縦軸
芯Q1)を吸気カバ−の開閉支点(縦軸芯Q2)よりも
後方に位置するよう配置して、吸気カバ−の開度が大き
くとれるようにし、且つ、ドア36を開けた後でなけれ
ば、吸気カバ−41を開けることができない構成であ
る。また、ドア36には吸気カバ−41に対するシ−ル
ゴム44を付設し、閉じた吸気カバ−41の外周縁部を
外側から接当保持する構成としている。
【0014】45はエアコン(空気調節装置)用コンデ
ンサであって、脱穀部4の扱胴カバ−上面に設置し、扱
胴カバ−によって開閉できる構成としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】同上要部の正面図
【図3】キャビン要部の側面図
【図4】同上要部の正面図
【図5】ロック装置の要部正面図
【図6】同上要部の側面図
【図7】同上一部の正面図
【図8】同上一部の平面図
【図9】キャビン要部の側面図
【符号の説明】
1 車台 2 走行クロ
−ラ 3 フイ−ドチエン 4 脱穀装置 5 引起し装置 6 刈取搬送
装置 7 刈取部 8 油圧シリ
ンダ機構 9 運転席 10 グレンタ
ンク 11 排出オ−ガ 12 フロア 13 フロント操作ボックス 14 サイド
操作ボックス 15 キャビン 16 キャビ
ンフレ−ム 17 ル−フ枠 18 インナ
ル−フカバ− 19 アウタル−フカバ− 20 エアコ
ンユニット 21 ダクト 22 吹出口 23 フロントガラス 24 横軸 25 開閉ダンパ 26 ロック
解除装置 27 前横フレ−ム 28 係止杆 29 ロック解除レバ− 30 取付部
材 31 ピン軸 32 グリッ
プ 33 係止具 34 引起し
用変速切換レバ− 35 リヤハッチ 36 開閉ド
ア 37 縦軸 38 後横フ
レ−ム 39 スピ−カ 40 ル−ム
ランプ 41 吸気カバ− 42 吸気ボ
ックス 43 縦支軸 44 シ−ル
ゴム 45 コンデンサ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行クロ−ラ2を具備する車台1上に脱
    穀装置4を搭載すると共に、その前方には引起し装置5
    及び刈取搬送装置6等からなる刈取部7を昇降可能に構
    成して設けてあるコンバインにおいて、前記車台1上の
    一側前部には運転席9等の運転部を囲むキャビン15を
    装備し、このキャビンの前面に設けられたフロントガラ
    ス23を上端側を支点として前後方向に揺動開閉可能に
    構成し、該キャビンの前側下方に位置する前記刈取部7
    の上端部分が開放時におけるフロントガラス23の揺動
    開閉圏内に突入する位置まで上昇するよう構成してある
    ことを特徴とするコンバインのキャビン。
JP22824995A 1995-09-05 1995-09-05 コンバインのキャビン Pending JPH0970216A (ja)

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JP22824995A JPH0970216A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 コンバインのキャビン

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