JPH0436969Y2 - - Google Patents

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JPH0436969Y2
JPH0436969Y2 JP1985147261U JP14726185U JPH0436969Y2 JP H0436969 Y2 JPH0436969 Y2 JP H0436969Y2 JP 1985147261 U JP1985147261 U JP 1985147261U JP 14726185 U JP14726185 U JP 14726185U JP H0436969 Y2 JPH0436969 Y2 JP H0436969Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ウインドガラスを保護するガードバ
ーを備えた車体の窓構造に関する。
(従来の技術) 従来の車体の窓構造としては、例えば、第7図
に示すようなものが知られている。
この従来の車体の窓構造は、車体01に窓用開
口部02が設けられ、該窓用開口部02にウイン
ドガラス03が設けられ、該ウインドガラス03
の車室内側にウインドガラス03を保護するガー
ドバー04が車体01に固定して設けられたもの
であつた。
従つて、ガードバー04により、荷物等がウイ
ンドガラス03に衝突するのを防ぐことができる
と共に、荷物等の衝突でウインドガラス03が破
損するといつたことを防止することができた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の車体の窓構造
にあつては、ガードバー04が車体01に固定さ
れているために、ウインドガラス03を窓用開口
部02に対して開閉可能に設け、窓用開口部02
を荷物の出し入れ口として利用する場合には、以
下に述べるような問題点があつた。
ウインドガラス03を開けて窓用開口部02か
ら荷物の出し入れを行なう際に、ガードバー04
の存在が作業の邪魔となり作業がし難く、しか
も、大きな荷物にあつては荷物がガードバー04
に引つ掛つて出し入れができない。
尚、移動販売車における販売窓口として、この
窓用開口部02を利用する場合等にも、ガードバ
ー04が邪魔な存在となることで利用し難いもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案は、 車体に窓用開口部が設けられ、 該窓用開口部にウインドガラスが設けられ、 該ウインドガラスの車室内側にウインドガラス
を保護するガードバーが配置された車体の窓構造
において、 前記ウインドガラスが上端支持部を中心とした
回動により開閉可能に車体に設けられると共に、
閉状態でウインドガラスの下部を車体に係止する
ロツク装置が設けられ、 前記ウインドガラスを支持する伸縮可能なステ
ーが、ウインドガラスの両側部に配設されて、一
端をウインドガラスに取り付けられると共に、他
端を車体に取り付けられ、 前記窓用開口部の全幅よりも短く形成されたガ
ードバーが、両端部を前記ステーの中間部に取り
付けられて、ウインドガラス閉状態でウインドガ
ラスの上下方向略中央位置に横架されている手段
とした。
(作用) 従つて、本考案の車体の窓構造では、上述のよ
うな手段としたことで、ウインドガラスを開ける
と、ウインドガラスの開回動に伴つてステーが伸
長されながら上方へ回動されることで、ステーと
共にガードバーも上方へ移動されて、ガードバー
を窓用開口部に対して車室外の上方位置へ離すこ
とができる。
また、ガードバーが少なくとも前記窓用開口部
の両側部のステー間に固定して設けられているこ
とで、通常のウインドガラスを閉めた状態では、
ガードバーにより、下部をロツク機構により車体
に係止した閉状態において強度的に最も低いウイ
ンドガラスの上下方向略中央部分を全長に亘つて
保護することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたり、荷室に設け
られる窓を例にとる。
まず、第1図〜第6図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
Aは本考案一実施例の車体の窓構造であつて、
窓用開口部10と、ウインドガラス20と、ガー
ドバー30と、ガスステー(ステー)40,40
と、を備えている。
前記窓用開口部10は、前記ウインドガラス2
0を取付けるためのもので、この窓用開口部10
は、第1図に示すように、車体100の後部側面
のパネル101に僅かに台形の四角形状に開穴さ
れている。
また、この窓用開口部10は、同図に示す開放
状態で荷物の出し入れ口として利用されるもの
で、荷室110に配設されている。
前記ウインドガラス20は、第1図に示すよう
に、上端部がヒンジ(上端支持部)21,21で
車体100に支持され、該ヒンジ21,21を中
心とした回動により前記窓用開口部10に開閉可
能に設けられているもので、さらにこのウインド
ガラス20には、ロツク装置として、ウインドガ
ラス20の裏面下端部にはストライカ22が、車
体にはロツクデバイス23がそれぞれ設けられて
いる。
前記ストライカ22は、ウインドガラス20を
閉めたときに、ロツクデイバイス23に係止され
てウインドガラス20をロツクするもので、コの
字形に形成されている。
前記ロツクデイバイス23は、窓用開口部10
の下部に突設され、かつ、アウトサイドハンドル
24と連結されている。
前記アウトサイドハンドル24は、ロツク解除
操作により、前記ロツクデイバイス23を作動さ
せて、ストライカ22をロツクデイバイス23よ
り外しロツクを解除させるもので、このアウトサ
イドハンドル24は、窓用開口部10の下方前端
部に位置してパネル101より内側に設けられて
いる。
尚、ロツク解除操作は、アウトサイドハンドル
24に手を掛けて少し上方へ持ち上げることで行
なわれる。
前記ガスステー40,40は、第2図及び第3
図に示すように、それぞれシリンダ41,41
と、該シリンダ41,41に出入可能に設けら
れ、かつ、シリンダ内に封入された気体の圧力に
より進出方向へ付勢されたロツド42,42と、
を備えているもので、このガスステー40は、第
2図に示すように、シリンダ41の一端にシリン
ダ側ブラケツト43が、また、シリンダ41の他
端部にボルト44が挿通固定されたバー側ブラケ
ツト45が、また、ロツド42の一端にロツド側
ブラケツト46がそれぞれ固定され、かつ、第3
図に示すように、前記シリンダ側ブラケツト43
に樹脂ブツシ47,47を介して車体側ブラケツ
ト48がピン49により回動可能に、第4図に示
すように、前記ロツド側ブラケツト46にガラス
側ブラケツト50がピン51により回動可能に設
けられている。
また、このガスステー40は、前記車体側ブラ
ケツト48がボルト52、ナツト53で前記窓用
開口部10の側部上端部に、前記ガラス側ブラケ
ツト50がボルト54、ナツト55で前記ウイン
ドガラス20の側部下端部に固定されており、こ
の2本のガスステー40,40は、第1図に示す
ように、ウインドガラス20と車体100の間で
窓用開口部10の前後両側部に配設されている。
また、このガスステー40は、シリンダ41に
対するロツド42の出入により伸縮可能に形成さ
れ、ウインドガラス20が開くとロツド42が進
出されて伸長され、ウインドガラス20が閉まる
とロツド42が退入され短縮され、伸縮によりウ
インドガラス20の開閉操作の補助を行なうと共
に、第1図に示すように、ウインドガラス20を
開状態で支持するものである。
前記ガードバー30は、通常のウインドガラス
20を閉めた状態で、ウインドガラス20の車室
内側にウインドガラス20の上下方向略中央位置
に横架されて、ウインドガラス20を保護するも
ので、このガードバー30は、第5図に示すよう
に、前後の両端部にボルト穴31,32が形成さ
れ、該ボルト穴31,32に前記バー側ブラケツ
ト45,45のボルト44,44が挿通されて、
該ボルト44,44とナツト33,33とにより
両端部がバー側ブラケツト45,45に取付けら
れて、窓用開口部10の全幅に亘つて設けられて
いる。なお、ガードバー30は、窓用開口部10
から出入可能に、その全長は、窓用開口部10の
全幅よりも短く形成されている。
また、このガードバー30は、窓用開口部10
が台形形状を成していることで、2本のガスステ
ー40,40の軸線が平行でないために、ガスス
テー40,40の回動時にガードバー30が取付
けられている位置でのガスステー40,40間の
距離が変化することから、その距離変化に対応す
ることができるように、後方側のボルト穴32が
長孔状に形成されている。
尚、図中60は、ウエザストリツプであつて、
車室内へ雨水等が浸入するのを防止するもので、
窓用開口部10の周縁部に設けられている。
次に、実施例の作用について述べる。
まず、第6図の実線で示すように、通常のウイ
ンドガラス20を閉じた状態では、窓用開口部1
0の高さ方向の中央部付近でガードバー30によ
りウインドガラス20が全幅に亘つて保護されて
いる。
このため、荷物等がウインドガラス20に衝突
するのをガードバー30により確実に防ぐことが
でき、ウインドガラス20が荷物等で破損すると
いつたことを防止することができる。特に、この
ガードバー30は、ウインドガラス20の最も破
断許容応力の小さな上下方向の略中央部に設けら
れているから、この部分への衝突を防ぐことで、
高い破損防止性能が得られる。
次に、ウインドガラス20を開けて、窓用開口
部10より荷物の出し入れを行なう場合について
述べる。
まず、アウトサイドハンドル24を操作し、ロ
ツクデイバイス23とストライカ22とによるウ
インドガラス20のロツクを解除する。
すると、ウインドガラス20は、第6図の一転
鎖線で示すように、ヒンジ21,21を中心に少
し上方へ回動されて、窓用開口部10より外れ
る。
次に、ウインドガラス20の下端部に手を掛け
てウインドガラス20をヒンジ21,21を中心
に上方へ回動させて開ける。
すると、ガスステー40,40がウインドガラ
ス20の開回動に伴つて伸長されながら、車体側
ブラケツト48を中心に上方へ回動されること
で、ガードバー30はガスステー40,40と共
に上方向へ移動されて窓用開口部10より離れ
る。
尚、その際には、ガードバー30取付位置のガ
スステー40,40間の距離が狭くなつても、後
方側のガスステー40がボルト穴32に沿つて前
方へ移動することで、回動はスムーズに行なわれ
る。
そして、第6図の仮想線で示すように、ガスス
テー40,40が伸び切つてウインドガラス20
を支持し、窓用開口部10が全開状態となつたら
窓用開口部10より荷物の出し入れを行なう。
尚、その際には、ガードバー30が窓用開口部
10に対して車室外の上方位置へ離れていること
で、ガードバー30が作業の邪魔になるといつた
ことがなく作業がし易く、さらに、大きな荷物も
ガードバー30に引つ掛るといつたことがなく、
スムーズに出し入れすることができる。
その後、作業が終了したら、ウインドガラス2
0を下方へ回動させて閉める。
すると、ガスステー40,40がウインドガラ
ス20の閉回動に伴つて短縮されながら車体側ブ
ラケツト48を中心に下方へ回動されることで、
ガードバー30はガスステー40,40と共に下
方へ移動されて窓用開口部10に近づく。
そして、第6図の実線で示すように、ストライ
カ22がロツクデイバイス23に係止されてウイ
ンドガラス20がロツクされた状態で、ガードバ
ー30はウインドガラス20に対して車室内側へ
配置される。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例ではガードバーをガスステーの
シリンダ側に一本だけ取付けたが、ロツド側に取
付けてもよいし、その本数も一本に限られず複数
であつてもよく、要は、破断許容応力の低いウイ
ンドガラス上下方向中央部を保護していればよ
い。
また、ステーとして実施例ではガスステーを用
いたが、液体等の他の流体を用いるものや、ま
た、シリンダとロツドを備えたものに限らずリン
ク等により折り畳みにより伸縮するもの等を用い
てもよい。
また、窓は実施例では車体側面に設けたが車体
後面等他の場所に設けてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の車体の窓構
造では、窓用開口部から荷物の出し入れを行なう
際に、ウインドガラスを開けるのに伴いガードバ
ーを窓用開口部に対して車室外の上方位置へ移動
させることができるために、ガードバーが作業の
邪魔になるといつたことがなく作業がし易くな
り、さらに、大きな荷物もガードバーに引つ掛る
といつたことがなくなり出し入れすることができ
るという効果が得られる。
また、上端支持部を回動可能に車体に支持され
ると共に下部をロツク装置で車体に係止されたウ
インドガラスの閉状態において、最も破断許容応
力が小さくなるウインドガラスの上下方向略中央
位置を、ガードバーで全幅に亘つて保護すること
で、この破断許容応力が小さな部分に荷物等が衝
突するのを防止して、ウインドガラスが破損する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の車体の窓構造を示す
斜視図、第2図は実施例の要部を示す側面図、第
3図は第2図のa方向からの矢視図、第4図は第
2図のb方向からの矢視図、第5図は実施例の要
部を示す分解斜視図、第6図は実施例の作動を示
す図、第7図は従来の車体の窓構造を示す斜視図
である。 10……窓用開口部、20……ウインドガラ
ス、21……ヒンジ(上端支持部)、30……ガ
ードバー、40……ガスステー(ステー)、10
0……車体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体に窓用開口部が設けられ、 該窓用開口部にウインドガラスが設けられ、 該ウインドガラスの車室内側にウインドガラス
    を保護するガードカバーが配置された車体の窓構
    造において、 前記ウインドガラスが上端支持部を中心とした
    回動により開閉可能に車体に設けられると共に、
    閉状態でウインドガラスの下部を車体に係止する
    ロツク装置が設けられ、 前記ウインドガラスを支持する伸縮可能なステ
    ーが、ウインドガラスの両側部に配設されて、一
    端をウインドガラスに取り付けられると共に、他
    端を車体に取り付けられ、 前記窓用開口部の全幅よりも短く形成されたガ
    ードバーが、両端部を前記ステーの中間部に取り
    付けられて、ウインドガラス閉状態でウインドガ
    ラスの上下方向略中央位置に横架されていること
    を特徴とする車体の窓構造。
JP1985147261U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0436969Y2 (ja)

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JP1985147261U JPH0436969Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JPS6254809U JPS6254809U (ja) 1987-04-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727063B2 (ja) * 1976-05-10 1982-06-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727063U (ja) * 1980-07-16 1982-02-12

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727063B2 (ja) * 1976-05-10 1982-06-08

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JPS6254809U (ja) 1987-04-04

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