JPH0329407Y2 - - Google Patents

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JPH0329407Y2
JPH0329407Y2 JP4065985U JP4065985U JPH0329407Y2 JP H0329407 Y2 JPH0329407 Y2 JP H0329407Y2 JP 4065985 U JP4065985 U JP 4065985U JP 4065985 U JP4065985 U JP 4065985U JP H0329407 Y2 JPH0329407 Y2 JP H0329407Y2
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JP
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cabin
opening
engine
closing door
door
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JP4065985U
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JPS61155457U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、掘削機において、運転席を取り囲
むキヤビンであつて特に開閉時の開放構造に関す
るものである。
従来の技術 第4図は、従来におけるこの種掘削機のキヤビ
ン構造を示しており、キヤビン1は、上部旋回体
2上の運転席を取り囲むようにして、該上部旋回
体2へ設置されている。また、このキヤビン1の
後部には、エンジン3が同じく上部旋回体2上に
搭載してある。キヤビン1には、機体の側面側よ
り該キヤビン1内へ乗降できるよう、該キヤビン
1の側面部に開閉扉4を取付けて、この開閉扉4
の前端を外方へ回動させて開閉するようになつて
いる。この場合、開閉扉4と反対の側には窓が設
けられており、夏場等の暑いときには、風通しを
良くするため、この開閉扉4をエンジン3の側面
部まで後方へ180゜回動させて固定し、該開閉扉4
を全開放した状態で作業できるようになつてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上記の如く、開閉扉4の全開放時、該開閉扉4
をエンジン2の側面部まで後方へ180゜回動させて
固定するものは、該エンジン3がキヤビン1の後
方に突出している場合には有効であり、かつ特別
の不都合はない。しかしながら、機体の全長を短
くし、かつ、上部旋回体2の旋回時該上部旋回体
2後部のエンジン3が障害物に衝突しないよう、
該エンジン3を、キヤビン1側に入り込んで、即
ち、座席5の直下に配置することが考えられてい
るが、このようにすると、開閉扉4の開放時該開
閉扉4が後方に突出することとなるため、そのよ
うにエンジン3を配置した意味がなくなるという
欠点がある。
即ち、この考案の目的は、開閉扉を全開放状態
で固定した場合であつても、該開閉扉が機体より
後方に突出することのないキヤビン構造を提供す
る点にある。
この考案の第2の目的は、上記の如くエンジン
を座席の直下に配置した場合であつても、開閉扉
4の全開放時に該開閉扉が後方へ突出することが
なく、従つて、該開閉扉を全開放した場場合であ
つても、旋回半径が小さくかつ上部旋回体の旋回
時障害物に衝突する虞れのない、作業性の良好な
掘削機のキヤビン構造を提供する点にある。
この考案の更に他の目的は、上記の如く開閉扉
を全開放した場合であつても、該開閉扉が後方に
突出して障害物に衝突する虞れがなく、従つて、
該開閉扉が破損する虞れのないキヤビン構造を提
供する点にある。
問題点を解決するための手段 この考案によれば、上記の如くキヤビン11側
面に開閉扉23を設けたものにおいて、この開閉
扉23の、全開放時にキヤビン11後面側まで回
動させて係止可能とされており、それ故、該開閉
扉23を後方に突出することがなく、障害物に衝
突する等の欠点がなくなる。
実施例 第2図は、この考案のキヤビン11を備えた掘
削機の全体を示しており、図において12は、ク
ローラ走行装置13を備えた下部走行体であつ
て、この下部走行体12上に上部旋回体14が水
平方向へ360゜旋回自在として取付けられている。
上部旋回体14のフレーム14a前端には、ブー
ム15、アーム16及びバケツト17等からなる
従来公知の掘削作業機18が、ブラケツト19を
介して取付けられている。上部旋回体フレーム1
4aの後半部分には、ボンネツト20によつて囲
まれたエンジン21が搭載されており、更に該ボ
ンネツト20の上面に座席22が取付けられてい
る。即ち、これを逆に言えば、エンジン21は、
機体の側方から見て座席22の直下に配置されて
いる。
同じく上部旋回体フレーム14a上には前記ボ
ンネツト20の上方部から、該ボンネツト20の
前方部分を囲むようにしてキヤビン11が取付け
られている。このキヤビン11には、前記従来例
と同じくその左右一方の側面部即ち機体の左側面
部に、開閉扉23が、その後端の蝶番24,24
部分を介して開閉自在に取付けられている。この
場合、該開閉扉23は、その前端23a側を側方
から更に後方へ向けて回動させることによりキヤ
ビン11内を開放できるが、その際、該開閉扉2
3は、第1図で示すように、従来と同じく180゜回
動して後方に突出した状態から更に機体側へ90゜、
即ち270゜回動できるようになつている。
キヤビン11の後面部には、第3図で示すよう
な扉保持具24が取付けられ、他方、この保持具
24に対向して、開閉扉23側にも係止具25が
取付けられており、これらによつて、該開閉扉2
3をキヤビン11の後面側まで回動させた状態で
係止できるようになつている。なお、これらの保
持具24と係止具25は従来公知のものであつ
て、その詳細は省略するが、係止具25側の突起
26を保持具24側の凹部27内へ嵌入させて、
該開閉扉23が回動しないよう係止保持できるよ
うになつている。
考案の効果 この考案によれば、キヤビン側面の開閉扉が、
全開放時に該キヤビン後面側まで回動させて係止
可能とされているから、該開閉扉を全開放して作
業を行なう場合であつても、この開閉扉が機体後
方へ突出することがなく、機体の全長を長くする
ことがないため、機体の旋回半径を小さく保つこ
とができる効果がある。また機体の旋回時或いは
上部旋回体の旋回時に開閉扉が障害物に衝突する
虞れがないため、作業性が良好であり、かつ、破
損する虞れもないという効果が得られる。このよ
うな効果は、この考案の実施例で示すように、エ
ンジンのボンネツトがキヤビンよりも後方に突出
しないよう構成されたものにおいて特に有効であ
るが、それに限らず、従来のように開閉扉を後方
へ180゜回動させた状態で、該開閉扉が機体より後
方へ突出するような掘削機においても有効に適用
し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例においてキヤビンを
上方から見たときの平面図、第2図は同じくキヤ
ビンを備えた掘削機の全体側面図、第3図はキヤ
ビンを開閉した状態に保持する係止保持装置の要
部拡大縦断面図、第4図は従来のキヤビンを備え
た掘削機の全体側面図である。 11……キヤビン、20……ボンネツト、21
……エンジン、22………座席、23……開閉
扉。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 キヤビン側面に取付けた開閉扉を、全解放時
    にキヤビン後面側まで回動させて係止可能とし
    たことを特徴とする掘削機のキヤビン。 2 エンジンを座席の直下に配置し、かつ、該エ
    ンジン囲むボンネツトの後面がキヤビン後面よ
    り後方へ突出しないよう配置してある実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の掘削機のキヤビ
    ン。
JP4065985U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0329407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4065985U JPH0329407Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4065985U JPH0329407Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS61155457U JPS61155457U (ja) 1986-09-26
JPH0329407Y2 true JPH0329407Y2 (ja) 1991-06-24

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ID=30549755

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JP4065985U Expired JPH0329407Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076217B2 (ja) * 1987-10-09 1995-01-30 日立建機株式会社 全旋回式作業機

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Publication number Publication date
JPS61155457U (ja) 1986-09-26

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