JP2826353B2 - 作業用車両のボンネット開閉装置 - Google Patents

作業用車両のボンネット開閉装置

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JP2826353B2
JP2826353B2 JP31161389A JP31161389A JP2826353B2 JP 2826353 B2 JP2826353 B2 JP 2826353B2 JP 31161389 A JP31161389 A JP 31161389A JP 31161389 A JP31161389 A JP 31161389A JP 2826353 B2 JP2826353 B2 JP 2826353B2
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closing
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尚久 村上
英知 笠
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Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
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Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は作業用車両のボンネット開閉装置に関する
ものであり、特にボンネットの開口角度を大として点検
整備の作業性を向上させた作業用車両のボンネツト開閉
装置に関するものである。 [従来の技術] 従来、シヨベルカー等の作業用車両に於けるボンネツ
ト開閉装置は、ボンネツトの側板或は天板等をヒンジに
て開閉自在に形成し、前記側板等を開放して機関部の点
検整備を行うように構成している。又、前記側板等を着
脱自在としたものも知られている。 [発明が解決しようとする課題] 従来の作業用車両に於けるボンネツト開閉装置は、側
板等の開閉部を蝶番にて枢着している。前記蝶番は美観
等の理由からボンネツト表面に露出しないように内側へ
埋設される場合が多く、この取付方向によると開閉部の
開口角度が制限され、点検整備等の作業性が良好でない
という欠点がある。又、前記開閉部を着脱自在としたも
のは作業性は良好であるが、乱雑な工事現場等に於ては
取外した開閉部を紛失する虞れがある。 そこで、開閉部を作業用車両に枢着して紛失の虞れを
解消するとともに、十分な開口角度を確保してメインテ
ナンスの作業性を向上した作業用車両のボンネツト開閉
装置を提供するために解決せられるべき技術的課題が生
じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目
的とする。 [課題を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成するために提案せられた
ものであり、作業用車両のボンネットの開閉装置であっ
て、車体側の上下二箇所に上部軸受と下部軸受が設けら
れ、更に、該ボンネットの開閉部側にも上下に上部軸受
と下部軸受が固設されており、前記車体側の上部軸受と
開閉部側の上部軸受間に上部リンクアームを橋架してそ
の両端部を前記各軸受に遊嵌し、更に、前記車体側の下
部軸受と開閉部側の下部軸受間に下部リンクアームを橋
架してその両端部を前記各軸受に遊嵌すると共に、該上
部リンクアームの両端部間の間隔を下部リンクアームの
両端部間の間隔よりも短小に形成し、且つ、該上部リン
クアームの中央部を外側へ湾曲させた作業用車両のボン
ネット開閉装置を提供するものである。
【作用】
この発明は、車体側に設けられた上部軸受と開閉部側
に設けられた上部軸受間に上部リンクアームが橋架され
てその両端部が前記各軸受に遊嵌されることにより、該
開閉部が該上部リンクアームによって車体側に連結され
る。又、車体側に設けられた下部軸受と開閉部側に設け
られた下部軸受間に下部リンクアームが橋架されてその
両端部が前記各軸受に遊嵌されることにより、該開閉部
が該下部リンクアームによっても車体側に連結される。
更に、前記上部リンクアームの両端部間の間隔を下部リ
ンクアームの両端部間の間隔より短小に形成し、且つ、
該上部リンクアームの中央部を外側へ湾曲させているの
で、開閉部の開放時に該上部リンクアームは下部リンク
アームに比し回動半径が小となると共に、該開閉部の上
縁部に該上部リンクアームが干渉して該開閉部の開放動
作を阻害するようなことはない。 即ち、該開閉部の下端部を外側へ引き上げて該開閉部
を解放しようとする際に於ては、該開閉部の動きは前記
上部リンクアーム及び下部リンクアームの夫々の開閉部
側の枢支部位の軌跡によって規定されるようになり、依
って、該開閉部は先ず車体側から略平行に外側方向へ移
動した後に下端部が上方へ反転することになるので、該
開閉部の開放動作は円滑に行われると共に広い回動角度
を確保して開放されることになる。 [実施例] 以下、この発明の一実施例を別紙添付図面に従って詳
述する。第1図に於て(1)はシヨベルカーである。該
シヨベルカー(1)は車体中央部位のアツパーフレーム
(2)にボンネツト(3)を冠装し、前記アツパーフレ
ーム(2)に搭載したエンジン(4)、油圧ポンプ
(5)、コントロールバルブ(6)等の機関部(7)を
被蔽している。前記ボンネツト(3)はアツパーフレー
ム(2)に固定され、機関部(7)の前後並びに上部を
被蔽する固定部(8)と、両側を被蔽する開閉部(9)
とから構成されている。前記開閉部(9)は、後述する
ボンネツト開閉装置(10)によつてボンネツトフレーム
(11)に枢着し、下端部を外側上方へ跳ね上げて機関部
(7)を開放できるようにしている。 第2図及び第3図はボンネツト開閉装置(10)を示
し、車体の前後方向へ配設したボンネツトフレーム(1
1)にリンク蝶番(12)の支持ブラケツト(13)を固設
し、該支持ブラケツト(13)にリンク蝶番(12)の一方
の取付部(14)をボルト(15)、ナツト(16)にて固定
している。又、リンク蝶番(12)の他方の取付部(17)
は開閉部(9)に固設した取付座(18)に固定されてい
る。 前記リンク蝶番(12)は前記取付部(14)(18)と長
短2種類のリンクアーム(19)(19)(20)とから構成
し、短い上部リンクアーム(19)(19)は、前記取付部
(14)に設けた上部軸受(21)(21)…と他方の取付部
(17)の上部軸受(22)(22)…と遊嵌してボンネツト
フレーム(11)と開閉部(9)とを連結する。又、下部
リンクアーム(29)は、取付部(14)の下部軸受(23)
(23)と取付部(17)の下部軸受(24)(24)とに遊嵌
されて上部リンクアーム(19)(19)と同様に開閉部
(9)をボンネツトフレーム(11)に枢着している。前
記上部リンクアーム(19)(19)はその両端部間の間隔
を下部リンクアーム(20)の両端部間の間隔よりも短小
に形成して回動半径を小に形成するとともに、第2図に
示すように中央部位を外側へ湾曲させているので、後述
する開閉部(9)の開放時に於て該開閉部(9)の上縁
部に干渉することが回避される。 そして、前記開閉部(9)の下端部、或は把持部等
(図示せず)を外側上方へ引き上げると、第4図に示す
ように上部リンクアーム(19)と下部リンクアーム(2
0)は共に鎖線で示す位置から実線で示す位置へ回動す
る。このとき、開閉部(9)の動きは上部及び下部リン
クアーム(19)(20)の先端枢着部位の軌跡により規定
され、先ずボンネツト(3)の固定部(8)から略平行
に外側方向へ移動した後に下端部を上方へ反転する。そ
して、同図に示す位置まで転回するが、上部リンクアー
ム(19)を湾曲させているので開閉部(9)の先端部
(9a)と干渉することはなく、広い回動角度が確保され
ている。 尚、この発明は上記一実施例に限定されるべきではな
く、リンク蝶番の取付方向によつて開閉部が水平方向に
回動するように形成してもよい。 [発明の効果] この発明は、上記一実施例に説明した如く、作業用車
両のボンネツト開閉部の開閉角度が極めて大となり、エ
ンジン或は油圧機構等の機関部の点検整備性が著しく向
上する。又、前記開閉部は閉状態から一旦外側へ浮上る
ようにして反転開放されるので、閉状態に於けるボンネ
ツト本体との間隙を可及的に小とすることができ、機関
部の遮蔽性が良好であり蝶番を外側へ露出させないこと
と相俟つて美観性が向上し、作業性とともに商品性の向
上にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図はシヨベルカーの
側面図、第2図はボンネツト開閉装置の正面図、第3図
は第2図のA−A線矢視図、第4図はボンネツト開閉装
置の作動を示す要部解説図である。 (1)……シヨベルカー、(3)……ボンネツト (9)……開閉部 (10)……ボンネツト開閉装置 (12)……リンク蝶番 (19)……上部リンクアーム (20)……下部リンクアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−18982(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業用車両のボンネットの開閉装置であっ
    て、車体側の上下二箇所に上部軸受と下部軸受が設けら
    れ、更に、該ボンネットの開閉部側にも上下に上部軸受
    と下部軸受が固設されており、前記車体側の上部軸受と
    開閉部側の上部軸受間に上部リンクアームを橋架してそ
    の両端部を前記各軸受に遊嵌し、更に、前記車体側の下
    部軸受と開閉部側の下部軸受間に下部リンクアームを橋
    架してその両端部を前記各軸受に遊嵌すると共に、該上
    部リンクアームの両端部間の間隔を下部リンクアームの
    両端部間の間隔よりも短小に形成し、且つ、該上部リン
    クアームの中央部を外側へ湾曲させたことを特徴とする
    作業用車両のボンネット開閉装置。
JP31161389A 1989-11-30 1989-11-30 作業用車両のボンネット開閉装置 Expired - Lifetime JP2826353B2 (ja)

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JPH03169776A JPH03169776A (ja) 1991-07-23
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