JP3294086B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP3294086B2
JP3294086B2 JP29306895A JP29306895A JP3294086B2 JP 3294086 B2 JP3294086 B2 JP 3294086B2 JP 29306895 A JP29306895 A JP 29306895A JP 29306895 A JP29306895 A JP 29306895A JP 3294086 B2 JP3294086 B2 JP 3294086B2
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bonnet
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shape retaining
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勝彦 湯川
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Kubota Corp
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホウに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のバックホウは、実開昭63‐18
9985号公報に示されるように、操縦席を揺動開閉自
在なエンジンボンネットの上面に取付けてエンジンボン
ネットと一体的に揺動開閉可能に構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】操縦者の荷重をエンジ
ンボンネット自体で受止め支持する為、エンジンボンネ
ットの肉厚を厚くしなければならず、エンジンボンネッ
トを色々な形状のデザインにプレス成型し難い不都合が
あった。
【0004】本発明の目的は、エンジンボンネットの上
面に操縦席を設けるものであり乍らエンジンボンネット
を色々な形状のデザインに成型できるようにする点にあ
る。
【0005】
〔作用〕
着座によってエンジンボンネットにかかる操縦者の荷重
をエンジンボンネットの内面に設けたボンネット保形フ
レームで支持することによって、エンジンボンネット自
体に操縦者の荷重が作用することがなく、これによっ
て、エンジンボンネットを強度の要らない薄肉で軽量の
ものから構成し得る。しかも、エンジンボンネットを不
等辺リンク機構を介して揺動開閉可能に構成してあるか
ら、例えば、一軸周りで揺動開閉可能に構成する場合の
ように、揺動開閉用の蝶番を強度的に弱いボンネット端
部に取付ける必要がなく、図2に示すように、リンク装
着用のブラケットを強度的に弱いボンネット端部から比
較的離れた箇所に取付けることができる。
【0006】 〔効果〕 上記構成の結果、エンジンボンネットを薄肉の板金もの
で色々な形状のデザインにプレス成型、或いは、エンジ
ンボンネットを樹脂化することができ、色々な形状のデ
ザインに成形し易くなる。しかも、ボンネット開閉用の
リンク装着用ブラケットの周りから亀裂が入ったりする
ことを避けることができ、薄肉軽量化ボンネットの揺動
開閉機構の耐久性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、ドーザ装置1を装備した
バックホウAの全体を示し、クローラ走行装置2の上部
に旋回台3を縦軸芯P周りに回動自在に取付け、その旋
回台3の前部に、縦軸芯周りに左右揺動可能にスイング
ブラケット4を取付け、そのスイングブラケット4に、
ブーム5a、アーム5b、バケット5cからなる掘削装
置5を横軸芯X周りに上下揺動可能に取付け、そして、
旋回台3の左前側に、前記クローラ走行装置2や掘削装
置5などを駆動操作するレバーを配備した操縦ボックス
6を設け、後部のエンジンボンネット7上面に操縦席8
を設け、旋回台3の後部にバランスウエイト9を設けて
ある。
【0008】図4及び図5に示すように、前記エンジン
ボンネット7内には、エンジンEの下部を旋回台3内に
入り込ませた状態で、ラジエーター10を右側に位置さ
せてエンジンEを横向きに配備し、そのエンジンEの右
後部上方にエアークリーナ12、エンジンの左横側部上
方にマフラー13を、夫々、配置してある。
【0009】前記旋回台後部のバランスウエイト9は、
作動油タンクを兼ねたバランスウエイトであって、鋳物
によって形成されており、作動油タンク部を形成する凹
入部9aの上部が蓋9bを介して密閉されている。そし
て、その蓋9bの左側の上部に作動油の増量をはかるた
めの補助タンク部9cを設けてあり、その補助タンク部
9cの右横側部にバッテリー14を搭載配備してある。
【0010】前記エンジンボンネット7は、旋回台3の
前後方向の中央から後部にかけて旋回台3の横幅略全域
を覆う形状に形成されており、作動油タンク部9aの蓋
9bに設けられたブラケット15とボンネット7内面に
設けられたブラケット16とに架設された不等辺リンク
機構17を介して機体後方に揺動開閉可能に構成されて
いる。
【0011】前記エンジンボンネット7は樹脂成型され
たものであって、図2に示すように、上面に操縦席8の
シート部が一部入込む窪み7aを有し、そのエンジンボ
ンネット7の内面には、操縦者の荷重を受け止め支持す
る金属製のボンネット保形フレーム18を設けてある。
前記ボンネット保形フレーム18は、左右一対の前後方
向に沿ったパイプフレーム18a,18aと、このパイ
プフレーム18a,18aの先端及び後端同士を連結す
る前後一対の連結プレート18b,18c、並びに、パ
イプフレーム18a,18aの上部の前端及び中間部同
士を相互に補強連結する前部補強プレート18dと中間
部補強プレート18eから構成されており、前記各プレ
ート18b,18c,18d,18eが前記エンジンボ
ンネット7の内面にビス止め連結されている。そして、
前記ボンネット保形フレーム18上部のボンネット部分
に、ボンネット保形フレーム18より若干左側に位置す
る状態で操縦席8を取付けてある。前記左右一対のパイ
プフレーム18a,18aの後端同士を連結する連結プ
レート18cに、前記不等辺リンク機構17装着用のブ
ラケット16が一体的に固着連結されており、また、前
記左右一対のパイプフレーム18a,18aの先端同士
を連結する連結プレート18bに、前後軸芯周りで回動
自在なボンネットロック具19が設けられている。ま
た、前記エンジンボンネット7の下端には、ゴムシール
20が装着されている。
【0012】前記ボンネット開閉用の不等辺リンク機構
17は、つの字状の前部リンク17aと、くの字状の後
部リンク17bとからなり、ボンネット開放時、ボンネ
ットが後方に揺動開方可能に構成されている。
【0013】前記バッテリー14は、作動油タンク部を
形成するバランスウエイト9上面の蓋9bに設けられた
ブラケット21に対して係脱自在なロッド22並びにナ
ット23を介して固定されている。
【0014】〔別実施の形態〕 保形フレームは、設計変更できる範囲内であれば、いか
なる形状、構造であっても良い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】ボンネットの縦断側面図
【図3】ボンネットの平面図
【図4】旋回台の一部破断側面図
【図5】旋回台の平面図
【符号の説明】
7 エンジンボンネット 8 操縦席 17 不等辺リンク機構 18 ボンネット保形フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 B62D 25/10 E02F 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ンジンボンネット(7)の内面にボン
    ネット保形フレーム(18)を設けるとともに前記ボン
    ネット保形フレーム(18)の上方に位置するボンネッ
    ト部分に操縦席(8)を取付け、前端部にボンネットロ
    ック具(19)を備えるとともに後端部に不等辺リンク
    機構(17)とを備えた前記ボンネット保形フレーム
    (18)を、前記不等辺リンク機構(17)の支点回り
    で、エンジンボンネット(7)と一体的に揺動開閉可能
    に機体に支持してあるバックホウ。
JP29306895A 1995-11-10 1995-11-10 バックホウ Expired - Fee Related JP3294086B2 (ja)

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