JPS6022063Y2 - フオ−クグラブ - Google Patents
フオ−クグラブInfo
- Publication number
- JPS6022063Y2 JPS6022063Y2 JP1982150413U JP15041382U JPS6022063Y2 JP S6022063 Y2 JPS6022063 Y2 JP S6022063Y2 JP 1982150413 U JP1982150413 U JP 1982150413U JP 15041382 U JP15041382 U JP 15041382U JP S6022063 Y2 JPS6022063 Y2 JP S6022063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grab
- arm
- bracket
- base frame
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shovels (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家屋の解体や木石等の荷役に使用するフォーク
グラブの改良に関する。
グラブの改良に関する。
一般に家屋の解体や木石等の荷役用として油圧ショベル
の如き油圧によって上下動するブームを有する土木機械
に取り付けて使用するものが広く知られており、これら
はブーム先端のアームに取り付けし、ブームの油圧シリ
ンダーによって爪を開閉するようにしているため上下方
向にのみ開閉するものがほとんどであった。
の如き油圧によって上下動するブームを有する土木機械
に取り付けて使用するものが広く知られており、これら
はブーム先端のアームに取り付けし、ブームの油圧シリ
ンダーによって爪を開閉するようにしているため上下方
向にのみ開閉するものがほとんどであった。
従って、横向きの梁材等の握み作業は良好になし得るが
縦向きの柱材等は握み難いものであった。
縦向きの柱材等は握み難いものであった。
本考案はこのような従来の問題にかんがみ、両爪の開閉
動作ができ、しかも両爪の上下方向向きの調節ができ更
に握み方向が上下のみならず水平方向にも変更調整し得
るフォークグラブの提供を目的としたものであり、その
要旨とするところはアーム枢支部、動作連継部及びグラ
ブ支持部の各々を三角形の頂点位置に配設したブラケッ
トを備え、該ブラケットの前記アーム枢支部を、油圧シ
リンダーを有する油圧ショベル等の土木機械のアームの
先端に枢支させるとともに、前記動作連継部を前記油圧
シリンダーの出入ロッドにリンク機構を介して取り付け
て、該ブラケットを出入ロッドの動作により上下方向に
回動自在となし、かつ前記グラブ支持部に前記アームと
同一方向に向けた時に軸中心線が前記アームの軸中心線
に対し、間隔を隔てて位置するようにグラブ支持部を油
圧モータをもって回転駆動自在に支持させ、該グラブ支
持軸の先端にフォークグラブ基枠を固定し、該基枠に前
記グラブ支持軸と同方向に向けて下爪を一体的に突設し
、該下爪に対向して開閉自在に上爪を枢着し、該上爪と
基枠間に上爪開閉用の油圧シリンダーを介在させてなる
フォークグラブに存する。
動作ができ、しかも両爪の上下方向向きの調節ができ更
に握み方向が上下のみならず水平方向にも変更調整し得
るフォークグラブの提供を目的としたものであり、その
要旨とするところはアーム枢支部、動作連継部及びグラ
ブ支持部の各々を三角形の頂点位置に配設したブラケッ
トを備え、該ブラケットの前記アーム枢支部を、油圧シ
リンダーを有する油圧ショベル等の土木機械のアームの
先端に枢支させるとともに、前記動作連継部を前記油圧
シリンダーの出入ロッドにリンク機構を介して取り付け
て、該ブラケットを出入ロッドの動作により上下方向に
回動自在となし、かつ前記グラブ支持部に前記アームと
同一方向に向けた時に軸中心線が前記アームの軸中心線
に対し、間隔を隔てて位置するようにグラブ支持部を油
圧モータをもって回転駆動自在に支持させ、該グラブ支
持軸の先端にフォークグラブ基枠を固定し、該基枠に前
記グラブ支持軸と同方向に向けて下爪を一体的に突設し
、該下爪に対向して開閉自在に上爪を枢着し、該上爪と
基枠間に上爪開閉用の油圧シリンダーを介在させてなる
フォークグラブに存する。
次に本考案の実施の一例を図面について説明する。
図中１は油圧ショベルの如き土木機械のアームであり、
２はアーム１に一端が枢支された油圧シリンダーである
。
２はアーム１に一端が枢支された油圧シリンダーである
。
このアーム１に対し、本考案に係るフォークグラブが取
り付けされるようにしており、このフォークグラブはア
ーム１に枢支される一対のブラケット３，３を有してい
る。
り付けされるようにしており、このフォークグラブはア
ーム１に枢支される一対のブラケット３，３を有してい
る。
このブラケット３，３には三角形の頂点の配置にアーム
１に対する枢支部４、油圧シリンダー２の出入ロッド２
ａに対する動作連継部５及びグラブ本体を支持するグラ
ブ支持軸６が配設されている。
１に対する枢支部４、油圧シリンダー２の出入ロッド２
ａに対する動作連継部５及びグラブ本体を支持するグラ
ブ支持軸６が配設されている。
枢支部４は一対のリング状の軸受４ａからなりこれをア
ーム１の先端両側に位置させて枢軸７をアーム１の孔及
び両軸受４ａに通して枢支させるようにしている。
ーム１の先端両側に位置させて枢軸７をアーム１の孔及
び両軸受４ａに通して枢支させるようにしている。
動作連継部５にはピン８をもって一対のリンク９の一端
が枢着され、そのリンク９，９の他端間に出入ロッド２
ａがピン１０をもって枢着され、かつこのピン１０には
一端がアーム１に枢支されたリンク１１．１１の先端が
枢着されている。
が枢着され、そのリンク９，９の他端間に出入ロッド２
ａがピン１０をもって枢着され、かつこのピン１０には
一端がアーム１に枢支されたリンク１１．１１の先端が
枢着されている。
グラブ本体を支持するグラブ支持軸６はアーム１去同一
方向に向けられたとき、その中心線がアーム１の中心線
に対し、上方に間隔を隔てて位置するように配置されて
いるものであり、両ブラケット３，３間に掛は渡して一
体化させた一対の支持プレート１２．１２に対し、ロー
ラーベアリング１３ａ、１３ｂ及びボールベアリング１
４を介して回転自在に軸受けされている。
方向に向けられたとき、その中心線がアーム１の中心線
に対し、上方に間隔を隔てて位置するように配置されて
いるものであり、両ブラケット３，３間に掛は渡して一
体化させた一対の支持プレート１２．１２に対し、ロー
ラーベアリング１３ａ、１３ｂ及びボールベアリング１
４を介して回転自在に軸受けされている。
一方このグラブ支持軸６にはウオームホイル１５ａが固
着され、このウオームホイル１５ａに油圧モータ１６の
軸に固定したウオーム１５ｂが噛合され、油圧モータ１
６の駆動によりグラブ支持軸６が回転動作されるように
している。
着され、このウオームホイル１５ａに油圧モータ１６の
軸に固定したウオーム１５ｂが噛合され、油圧モータ１
６の駆動によりグラブ支持軸６が回転動作されるように
している。
グラブ支持軸６の突出端部には支持プレート１７が固着
され、この支持プレート１７にフォークグラブの基枠１
８が固定されている。
され、この支持プレート１７にフォークグラブの基枠１
８が固定されている。
基枠１８は背板１８ａと、その両端にコ字状配置に一体
形成した側板１８ｂ、１８ｂとこの各板１８ａ、１８ｂ
の上部に一体に固着した箱状の油圧シリンダーケース部
１８ｃとからなり両側板の前端下部に３本の下爪１９が
一体に突設され、この下爪１９に対し開閉自在に二本の
上爪２１が備えられている。
形成した側板１８ｂ、１８ｂとこの各板１８ａ、１８ｂ
の上部に一体に固着した箱状の油圧シリンダーケース部
１８ｃとからなり両側板の前端下部に３本の下爪１９が
一体に突設され、この下爪１９に対し開閉自在に二本の
上爪２１が備えられている。
この上爪２１は側板１８ｂ、１８ｂ間にあって背板１８
ａから一体に突出した一対の支持フレーム１８ｄ、１８
ｄに軸２０をもって取り付けしているものであり、この
上爪２１の基部上側に一対のシリンダー取付腕２１ａ、
２１ａが突設され、この取付腕２１ａ、２１ｄ間に爪開
閉用の油圧シリンダー２２の出入ロッド２２ａの先端が
ピン２３により枢着されている。
ａから一体に突出した一対の支持フレーム１８ｄ、１８
ｄに軸２０をもって取り付けしているものであり、この
上爪２１の基部上側に一対のシリンダー取付腕２１ａ、
２１ａが突設され、この取付腕２１ａ、２１ｄ間に爪開
閉用の油圧シリンダー２２の出入ロッド２２ａの先端が
ピン２３により枢着されている。
油圧シリンダー２２は前述した基枠１８のシリンダーケ
ース部１８ｃ内に収容され、この基端が該ケース部１８
ｃの後端にピン２４をもって枢支されている。
ース部１８ｃ内に収容され、この基端が該ケース部１８
ｃの後端にピン２４をもって枢支されている。
なお、図中２５．２５は旋回規制用ストッパーであり２
６ストツパー２５に当接する突起である。
６ストツパー２５に当接する突起である。
このように構成されるフォークグラブの使用に際しては
油圧ショベル等の土木機械のブーム先端のアーム１に対
しショベルを取り外し、その代りに取り付けして使用す
るものであり、油圧シリンダー２の出入ロッド２ａの出
入動作により、ブラケット３，３が枢軸７を中心にして
上下方向に回動され、これによって下爪１９の上下方向
の向きが調節され、油圧モータ１６をもって主軸６が回
転され、これによって、上下両爪１９．２１の開き方向
が調節され、かつ油圧シリンダー２２の駆動により上爪
２１が開き、また油圧シリンダー２及び２２を共に駆動
させることによって両爪１９．２１が同時に開閉される
。
油圧ショベル等の土木機械のブーム先端のアーム１に対
しショベルを取り外し、その代りに取り付けして使用す
るものであり、油圧シリンダー２の出入ロッド２ａの出
入動作により、ブラケット３，３が枢軸７を中心にして
上下方向に回動され、これによって下爪１９の上下方向
の向きが調節され、油圧モータ１６をもって主軸６が回
転され、これによって、上下両爪１９．２１の開き方向
が調節され、かつ油圧シリンダー２２の駆動により上爪
２１が開き、また油圧シリンダー２及び２２を共に駆動
させることによって両爪１９．２１が同時に開閉される
。
本考案のフォークグラブは上述の如く構成され、フォー
クグラブ基枠を支持軸をもってブラケットに持させ、こ
のブラケットをアームの油圧シリンダーをもって上下方
向に回動自在となすとともにグラブ支持軸を油圧モータ
に９り回転自在となし、上爪フォークグラブ基枠に別に
設けた油圧シリンダーをもって開閉動自在としたことに
より、両爪の開き方向は上下方向のみならず水平方向及
びその他の任意の方向に向けて開閉させることができ、
従来のように水平な部分のみならず垂直な柱等をも自由
につかむことができることとなったものであり、また、
爪の開閉も上爪のみ、及び両爪ともいずれも自由に行な
えるものであり、作業性が著しく向上したものである。
クグラブ基枠を支持軸をもってブラケットに持させ、こ
のブラケットをアームの油圧シリンダーをもって上下方
向に回動自在となすとともにグラブ支持軸を油圧モータ
に９り回転自在となし、上爪フォークグラブ基枠に別に
設けた油圧シリンダーをもって開閉動自在としたことに
より、両爪の開き方向は上下方向のみならず水平方向及
びその他の任意の方向に向けて開閉させることができ、
従来のように水平な部分のみならず垂直な柱等をも自由
につかむことができることとなったものであり、また、
爪の開閉も上爪のみ、及び両爪ともいずれも自由に行な
えるものであり、作業性が著しく向上したものである。
上下の爪を取付けたグラブ支持軸を、ブラケットの、ア
ームとの枢支部及び出入ロッドとの動作連継部の画部分
に対して三角形の頂点配置のグラブ支持部に、アームと
同一方向に向けた時に軸中心線がアームの軸中心線に対
し、間隔を隔てて位置するように支持したことにより、
出入ロッドを伸縮し、ブラケットを上下方向に回転させ
て、アームと正反対の方向にまでグラブ支持軸やグラブ
支持軸に取り付けた爪を向けることができるので作業空
間が広くなり作業性のよいものとなっている。
ームとの枢支部及び出入ロッドとの動作連継部の画部分
に対して三角形の頂点配置のグラブ支持部に、アームと
同一方向に向けた時に軸中心線がアームの軸中心線に対
し、間隔を隔てて位置するように支持したことにより、
出入ロッドを伸縮し、ブラケットを上下方向に回転させ
て、アームと正反対の方向にまでグラブ支持軸やグラブ
支持軸に取り付けた爪を向けることができるので作業空
間が広くなり作業性のよいものとなっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので第１図は平面図
、第２図は部分縦側断面図、第３図は正面図、第４図は
支持軸部分の縦断面図、第５図は第４図中のＩ−Ｉ線断
面図である。
、第２図は部分縦側断面図、第３図は正面図、第４図は
支持軸部分の縦断面図、第５図は第４図中のＩ−Ｉ線断
面図である。
Claims (1)
- アーム枢支部、動作連継部及びグラブ支持部の各々を三
角形の頂点位置に配設したブラケットを備え、該ブラケ
ットの前記アーム枢支部を、油圧シリンダーを有する油
圧ショベル等の土木機械のアームの先端に枢支させると
ともに、前記動作連継部を前記油圧シリンダーの出入ロ
ッドにリンク機構を介して取り付けて、該ブラケットを
出入ロッドの動作により上下方向に回動自在となし、か
つ前記グラブ支持部に前記アームと同一方向に向けた時
に軸中心線が前記アームの軸中心線に対し、間隔を隔て
て位置するようにグラブ支持部を油圧モータをもって回
転駆動自在に支持させ、該グラブ支持軸の先端にフォー
クグラブ基枠を固定し、該基枠に前記グラブ支持軸と同
方向に向けて下爪を一体的に突設し、該下爪に対向して
開閉自在に上爪を枢着し、該上爪と基枠間に上爪開閉用
の油圧シリンダーを介在させてなるフォークグラブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982150413U JPS6022063Y2 (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | フオ−クグラブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982150413U JPS6022063Y2 (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | フオ−クグラブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5956257U JPS5956257U (ja) | 1984-04-12 |
| JPS6022063Y2 true JPS6022063Y2 (ja) | 1985-07-01 |
Family
ID=30333614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982150413U Expired JPS6022063Y2 (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | フオ−クグラブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022063Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06260235A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-16 | Fujitsu Denso Ltd | 配線接続装置及び配線接続方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57124531A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-03 | Komatsu Ltd | Inverting device for finger of transfer press |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP1982150413U patent/JPS6022063Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57124531A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-03 | Komatsu Ltd | Inverting device for finger of transfer press |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06260235A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-16 | Fujitsu Denso Ltd | 配線接続装置及び配線接続方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5956257U (ja) | 1984-04-12 |
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