JP2930853B2 - 小型バックホウの運転部 - Google Patents
小型バックホウの運転部Info
- Publication number
- JP2930853B2 JP2930853B2 JP6015046A JP1504694A JP2930853B2 JP 2930853 B2 JP2930853 B2 JP 2930853B2 JP 6015046 A JP6015046 A JP 6015046A JP 1504694 A JP1504694 A JP 1504694A JP 2930853 B2 JP2930853 B2 JP 2930853B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular
- small
- swivel
- view
- plan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/0486—Special type
- B60J5/0487—Special type simplified doors related to cabins of, e.g. golf carts, tractors, jeeps, cranes, forklifts, etc.
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回半径を小さくでき
るように、旋回台を平面視で円形に形成した小型バック
ホウの運転部に関する。
るように、旋回台を平面視で円形に形成した小型バック
ホウの運転部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型バックホウの円形旋回台に
は、搭乗運転者の頭上を覆う日除けや、側方および上方
からの土の降りかかりを回避するキャノピーを設けてい
るに過ぎず、居住性改善の面から運転キャビンの導入が
望まれている。
は、搭乗運転者の頭上を覆う日除けや、側方および上方
からの土の降りかかりを回避するキャノピーを設けてい
るに過ぎず、居住性改善の面から運転キャビンの導入が
望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小型バックホ
ウでは運転スペースが本来小さいために、中型機あるい
は大型機と同様なドア付きの運転キャビンを搭載する
と、乗降口が小さいものとなってしまい、実用上かえっ
て使い難いものとなることが予想される。
ウでは運転スペースが本来小さいために、中型機あるい
は大型機と同様なドア付きの運転キャビンを搭載する
と、乗降口が小さいものとなってしまい、実用上かえっ
て使い難いものとなることが予想される。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、円形旋回台を有する小型バックホウの
運転居住性を向上し、しかも、そのための構成を、旋回
半径を小さく維持できるとともに乗降が容易なものにす
ることを目的としている。
たものであって、円形旋回台を有する小型バックホウの
運転居住性を向上し、しかも、そのための構成を、旋回
半径を小さく維持できるとともに乗降が容易なものにす
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、旋
回台を平面視で円形に形成した小型バックホウにおい
て、円形旋回台に運転キャビンを、その側壁が平面視で
前部、横外側部、後部にわたって円形旋回台の周縁部に
沿う円弧状になる状態で設け、運転キャビン側壁のうち
前部から横外側部前側部分にわたる範囲のスライドドア
を、円形旋回台の周縁部に沿って後方へスライド開放自
在に取付けたことにある。
回台を平面視で円形に形成した小型バックホウにおい
て、円形旋回台に運転キャビンを、その側壁が平面視で
前部、横外側部、後部にわたって円形旋回台の周縁部に
沿う円弧状になる状態で設け、運転キャビン側壁のうち
前部から横外側部前側部分にわたる範囲のスライドドア
を、円形旋回台の周縁部に沿って後方へスライド開放自
在に取付けたことにある。
【0006】
【作用】つまり、運転キャビンを備えることによって、
円形旋回台を有する小型バックホウでありながら搭乗運
転者が風雨に曝されることを回避でき、運転居住性を向
上できる。しかも、運転キャビン側壁を平面視で前部、
横外側部、後部にわたって円形旋回台の周縁部に沿う円
弧状に形成するとともに、スライドドアを円形旋回台の
周縁部に沿って後方へスライド開放自在に取付けること
によって、スライドドアを閉じた状態のみならず開放し
た状態でもスライドドアを円形旋回台の内側に収めて、
旋回半径を小さく維持できる。さらに、スライドドアを
運転キャビ側壁の前部から横外側部前側部分にわたるも
のに形成するから、スライドドアの横幅を十分に大きく
でき、スライドドア開放状態で幅広の乗降口により容易
に乗降できる。
円形旋回台を有する小型バックホウでありながら搭乗運
転者が風雨に曝されることを回避でき、運転居住性を向
上できる。しかも、運転キャビン側壁を平面視で前部、
横外側部、後部にわたって円形旋回台の周縁部に沿う円
弧状に形成するとともに、スライドドアを円形旋回台の
周縁部に沿って後方へスライド開放自在に取付けること
によって、スライドドアを閉じた状態のみならず開放し
た状態でもスライドドアを円形旋回台の内側に収めて、
旋回半径を小さく維持できる。さらに、スライドドアを
運転キャビ側壁の前部から横外側部前側部分にわたるも
のに形成するから、スライドドアの横幅を十分に大きく
でき、スライドドア開放状態で幅広の乗降口により容易
に乗降できる。
【0007】
【発明の効果】その結果、運転居住性が良好で、旋回半
径が小さく、搭乗運転部に対する乗降が容易な、一段と
便利な円形旋回台付の小型バックホウを提供できるよう
になった。
径が小さく、搭乗運転部に対する乗降が容易な、一段と
便利な円形旋回台付の小型バックホウを提供できるよう
になった。
【0008】
【実施例】図1及び図2に示すように、トーザ1および
クローラ式走行装置2を備えた走行車体上に、旋回台3
を縦軸芯回りで駆動旋回操作自在に設け、バックホウ装
置4、エンジン5、運転キャビン6、燃料タンク7、作
動油タンク8などを旋回台3に設け、ドーザ付きの小型
バックホウを構成してある。
クローラ式走行装置2を備えた走行車体上に、旋回台3
を縦軸芯回りで駆動旋回操作自在に設け、バックホウ装
置4、エンジン5、運転キャビン6、燃料タンク7、作
動油タンク8などを旋回台3に設け、ドーザ付きの小型
バックホウを構成してある。
【0009】旋回台3を、平面視で左右クローラ式走行
装置2の外幅以内の直径の円形に形成して旋回半径を小
さくし、運転キャビン6を平面視でほぼ半円形に形成
し、運転キャビン6の側壁を平面視で前部、横外側部、
後部にわたって円形旋回台3の周縁部に沿う円弧状に形
成し、運転キャビン側壁のうち前部から横外側部前側部
分にわたるほぼ角度90度の範囲を透視可能なスライド
ドア9に形成し、スライドドア9を前方及び横外側方の
視界が良好なものに形成するとともに、円形旋回台3の
周縁部に沿って後方へスライド開放自在に取付けてあ
る。
装置2の外幅以内の直径の円形に形成して旋回半径を小
さくし、運転キャビン6を平面視でほぼ半円形に形成
し、運転キャビン6の側壁を平面視で前部、横外側部、
後部にわたって円形旋回台3の周縁部に沿う円弧状に形
成し、運転キャビン側壁のうち前部から横外側部前側部
分にわたるほぼ角度90度の範囲を透視可能なスライド
ドア9に形成し、スライドドア9を前方及び横外側方の
視界が良好なものに形成するとともに、円形旋回台3の
周縁部に沿って後方へスライド開放自在に取付けてあ
る。
【0010】つまり、運転キャビン6を備えることによ
って搭乗運転者が風雨に曝されることを回避して運転居
住性を向上してある。そして、運転キャビン側壁を平面
視で前部、横外側部、後部にわたって円形旋回台3の周
縁部に沿う円弧状に形成するとともに、スライドドア9
を円形旋回台3の周縁部に沿って後方へスライド開放自
在に取付けることによって、スライドドア9を閉じた状
態のみならず開放した状態でもスライドドア9を円形旋
回台3の内側に収めて、旋回半径を小さく維持できるよ
うに構成してある。さらに、スライドドア9を運転キャ
ビン側壁の前部から横外側部前側部分にわたる視界の良
いものに形成することによって、スライドドア9の横幅
を十分に大きくしてスライドドア9の開放状態で幅広の
乗降口により容易に乗降できるとともに、スライドドア
9の開閉いかんにかかわらず良好な運転視界を確保でき
るように構成してある。
って搭乗運転者が風雨に曝されることを回避して運転居
住性を向上してある。そして、運転キャビン側壁を平面
視で前部、横外側部、後部にわたって円形旋回台3の周
縁部に沿う円弧状に形成するとともに、スライドドア9
を円形旋回台3の周縁部に沿って後方へスライド開放自
在に取付けることによって、スライドドア9を閉じた状
態のみならず開放した状態でもスライドドア9を円形旋
回台3の内側に収めて、旋回半径を小さく維持できるよ
うに構成してある。さらに、スライドドア9を運転キャ
ビン側壁の前部から横外側部前側部分にわたる視界の良
いものに形成することによって、スライドドア9の横幅
を十分に大きくしてスライドドア9の開放状態で幅広の
乗降口により容易に乗降できるとともに、スライドドア
9の開閉いかんにかかわらず良好な運転視界を確保でき
るように構成してある。
【0011】エンジン5をスライドドア9とはキャビン
内側側壁に対して反対側に配置して、スライドドア9を
開けた時にもエンジン排気が運転キャビン6内に入りに
くいように構成し、また、燃料及び作動油タンク7,8
を旋回台3の後部に配置してバランスウェイトとしての
機能を発揮させるようにしてある。
内側側壁に対して反対側に配置して、スライドドア9を
開けた時にもエンジン排気が運転キャビン6内に入りに
くいように構成し、また、燃料及び作動油タンク7,8
を旋回台3の後部に配置してバランスウェイトとしての
機能を発揮させるようにしてある。
【0012】〔別実施例〕スライドドア9の横幅は適宜
選定自在であり、スライドドア9のスライド開閉自在な
取付け構成は周知のドア取付け構成から適宜選定でき
る。
選定自在であり、スライドドア9のスライド開閉自在な
取付け構成は周知のドア取付け構成から適宜選定でき
る。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】全体側面図
【図2】一部切り欠き平面図
3 旋回台 6 運転キャビン 9 スライドドア
Claims (1)
- 【請求項1】 旋回台(3)を平面視で円形に形成した
小型バックホウにおいて、 前記円形旋回台(3)に運転キャビン(6)を、その側
壁が平面視で前部、横外側部、後部にわたって前記円形
旋回台(3)の周縁部に沿う円弧状になる状態で設け、
前記運転キャビン側壁のうち前部から横外側部前側部分
にわたる範囲のスライドドア(9)を、前記円形旋回台
(3)の周縁部に沿って後方へスライド開放自在に取付
けてある小型バックホウの運転部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015046A JP2930853B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 小型バックホウの運転部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015046A JP2930853B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 小型バックホウの運転部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07216936A JPH07216936A (ja) | 1995-08-15 |
JP2930853B2 true JP2930853B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=11877897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6015046A Expired - Lifetime JP2930853B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 小型バックホウの運転部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2930853B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1001094B1 (en) * | 1998-05-26 | 2003-08-06 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cab for construction machinery |
JP3907148B2 (ja) * | 1999-04-06 | 2007-04-18 | 株式会社小松製作所 | 油圧式掘削機 |
JP4067242B2 (ja) * | 1999-08-09 | 2008-03-26 | 株式会社小松製作所 | 建設機械のキャブと同キャブを設置した建設機械 |
JP4113925B2 (ja) | 2000-01-19 | 2008-07-09 | ヤンマー株式会社 | バックホーのキャビン |
JP4404567B2 (ja) | 2003-04-07 | 2010-01-27 | 株式会社小松製作所 | スライドドアを有するキャブの構造 |
FR2933641A1 (fr) * | 2008-07-10 | 2010-01-15 | Jean Naud | Habitacle a portieres integrees a section circulaire |
WO2019017188A1 (ja) | 2017-07-18 | 2019-01-24 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP6907059B2 (ja) * | 2017-07-18 | 2021-07-21 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP6015046A patent/JP2930853B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07216936A (ja) | 1995-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20020076264A (ko) | 백호의 캐빈 | |
JP2930853B2 (ja) | 小型バックホウの運転部 | |
JP5949726B2 (ja) | 建設機械のキャノピ構造 | |
WO2011148945A1 (ja) | 建設機械 | |
JP2000309944A (ja) | 建設機械の工具収容部 | |
JP2938782B2 (ja) | バックホウのボンネット構造 | |
JPS5831707Y2 (ja) | 作業車の覆い構造 | |
JPH0718701A (ja) | 掘削作業機 | |
JP3626131B2 (ja) | 小型旋回作業機のキャビン | |
JP3187710B2 (ja) | バックホウの機体構造 | |
JP3176742B2 (ja) | 旋回作業車 | |
JP3532006B2 (ja) | 建設機械のキャブ構造 | |
JP3562875B2 (ja) | 建設機械用キャブの構造 | |
JP2526933Y2 (ja) | 建設機械 | |
JP4783922B2 (ja) | バックホーのキャビン | |
JPS639638Y2 (ja) | ||
JP3648469B2 (ja) | 掘削作業機 | |
JP3650298B2 (ja) | 作業機のキャビン構造 | |
JPH0327095Y2 (ja) | ||
JPH05311698A (ja) | 建設機械の作動油タンク装置 | |
JP2001180526A (ja) | 旋回作業車のボンネット構造 | |
JP2566772Y2 (ja) | キヤノピ式作業車におけるフード構造 | |
JPH0329407Y2 (ja) | ||
JPH0941425A (ja) | 油圧ショベルにおけるカバー構造 | |
JPH0995973A (ja) | 小型バックホーのボンネット内の配置構造 |