JPH0953359A - キャビン車のドアオープンロック装置 - Google Patents
キャビン車のドアオープンロック装置Info
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- JPH0953359A JPH0953359A JP20481995A JP20481995A JPH0953359A JP H0953359 A JPH0953359 A JP H0953359A JP 20481995 A JP20481995 A JP 20481995A JP 20481995 A JP20481995 A JP 20481995A JP H0953359 A JPH0953359 A JP H0953359A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビン車において、ドアを開き位置に固定
するためのドアロックを、車内からはもとより車外から
も解除できるようにする。 【解決手段】 リンク機構4を介して開閉作動されるグ
ライド式ドア3を備えたキャビン車において、リンク機
構4のメインアーム5に、支軸21をスリーブ22を介
して水平軸線回りに回動自在に取り付け、その支軸21
には、ドア3が開放(全開)されたときに、キャビン1
のリヤピラー2に設けたロックバー18に係脱自在のフ
ック20を設ける。また、支軸21の一端にはキャビン
1内で操作可能なドアロック解除用の操作ノブ24を設
ける。さらに支軸21の他端にはアーム25を介してド
アロック解除用のロッド27を取り付けるとともに、そ
のロッド27をドアフレーム7の下縁部付近まで延設
し、その端部に操作ノブ28を設ける。そして、その操
作ノブ28を車外においてドア下方から内側に手を差し
込んで操作できるようにした。
するためのドアロックを、車内からはもとより車外から
も解除できるようにする。 【解決手段】 リンク機構4を介して開閉作動されるグ
ライド式ドア3を備えたキャビン車において、リンク機
構4のメインアーム5に、支軸21をスリーブ22を介
して水平軸線回りに回動自在に取り付け、その支軸21
には、ドア3が開放(全開)されたときに、キャビン1
のリヤピラー2に設けたロックバー18に係脱自在のフ
ック20を設ける。また、支軸21の一端にはキャビン
1内で操作可能なドアロック解除用の操作ノブ24を設
ける。さらに支軸21の他端にはアーム25を介してド
アロック解除用のロッド27を取り付けるとともに、そ
のロッド27をドアフレーム7の下縁部付近まで延設
し、その端部に操作ノブ28を設ける。そして、その操
作ノブ28を車外においてドア下方から内側に手を差し
込んで操作できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
ような産業車両において、キャビンのドアを開放した状
態で走行及び荷役作業をする場合に、該ドアを開き位置
に固定するためのドアオープンロック装置に係り、詳し
くはそのドアロックを解除するための技術に関する。
ような産業車両において、キャビンのドアを開放した状
態で走行及び荷役作業をする場合に、該ドアを開き位置
に固定するためのドアオープンロック装置に係り、詳し
くはそのドアロックを解除するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャビン付きフォークリフトにお
いては、夏季のような高温環境下での暑さ対策のために
ドアを開いたままで走行及び荷役作業ができるように、
ドアを開き位置に固定するためのドアオープンロック装
置を備えている。また、ドアは開き状態でキャビンの外
方へ大きく突出することを回避すべく、車体側面に沿っ
て略平行移動することにより開閉するグライド式が採用
されている。なお、このようなドアオープンロック装置
付きグライド式ドアを備えたキャビン車としては、例え
ば特開平6−253936号公報がある。
いては、夏季のような高温環境下での暑さ対策のために
ドアを開いたままで走行及び荷役作業ができるように、
ドアを開き位置に固定するためのドアオープンロック装
置を備えている。また、ドアは開き状態でキャビンの外
方へ大きく突出することを回避すべく、車体側面に沿っ
て略平行移動することにより開閉するグライド式が採用
されている。なお、このようなドアオープンロック装置
付きグライド式ドアを備えたキャビン車としては、例え
ば特開平6−253936号公報がある。
【0003】上記のようなグライド式ドアを備えたキャ
ビン車の場合、ドアを開き位置に固定するためのドアオ
ープンロック装置は、基本的には、キャビン側に固定の
掛止部材と、その掛止部材に係合することによってドア
を開き位置に固定するロック部材と、そのロック部材の
掛止部材に対する係合を解離するための解除用操作ノブ
とから構成されている。そして、ドアオープンロック装
置は、その操作性を考慮して、ドア内面のオペレータが
操作し易い高さに設置されている。
ビン車の場合、ドアを開き位置に固定するためのドアオ
ープンロック装置は、基本的には、キャビン側に固定の
掛止部材と、その掛止部材に係合することによってドア
を開き位置に固定するロック部材と、そのロック部材の
掛止部材に対する係合を解離するための解除用操作ノブ
とから構成されている。そして、ドアオープンロック装
置は、その操作性を考慮して、ドア内面のオペレータが
操作し易い高さに設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地上からキ
ャビンのフロアまでの高さが1500mmを越えるような大型
車の場合には、解除ハンドルの位置は地上から少なくと
も2000mm前後となり、しかもドア内面の中央付近にある
ことから、降車後において、地上からドアロック解除用
の操作ノブを操作することが困難又は殆ど不可能であ
る。そのため、ドアロックをしたままキャビンから降車
した場合には、ドアを閉めるためにわざわざキャビンま
で乗り込んでドアロックを解除しなければならないとい
う煩わしさがあった。
ャビンのフロアまでの高さが1500mmを越えるような大型
車の場合には、解除ハンドルの位置は地上から少なくと
も2000mm前後となり、しかもドア内面の中央付近にある
ことから、降車後において、地上からドアロック解除用
の操作ノブを操作することが困難又は殆ど不可能であ
る。そのため、ドアロックをしたままキャビンから降車
した場合には、ドアを閉めるためにわざわざキャビンま
で乗り込んでドアロックを解除しなければならないとい
う煩わしさがあった。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ドアを開き位置
に固定するためのドアロックを、車内からはもとより車
外からも解除することのできるキャビン車のドアオープ
ンロック装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、ドアを開き位置
に固定するためのドアロックを、車内からはもとより車
外からも解除することのできるキャビン車のドアオープ
ンロック装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、キャビンにリンク機構を介して取り付けられ
るとともに車両の前後方向に略平行状態を保持しつつ移
動することにより前記キャビンの昇降口を開閉するドア
を備えたキャビン車に適用されるドアオープンロック装
置であって、前記ドアを開き位置に固定可能なドアロッ
ク手段と、開き位置に固定されたドアのドアロックを車
内から解除操作可能な第1のドアロック解除手段と、こ
の第1のドアロック解除手段とは別に設けられるととも
に操作ノブが前記第1のドアロック解除手段のそれより
も下位に設定され、開き位置に固定されたドアのドアロ
ックを車外から解除操作可能な第2のドアロック解除手
段とを備えたことを特徴とする。
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、キャビンにリンク機構を介して取り付けられ
るとともに車両の前後方向に略平行状態を保持しつつ移
動することにより前記キャビンの昇降口を開閉するドア
を備えたキャビン車に適用されるドアオープンロック装
置であって、前記ドアを開き位置に固定可能なドアロッ
ク手段と、開き位置に固定されたドアのドアロックを車
内から解除操作可能な第1のドアロック解除手段と、こ
の第1のドアロック解除手段とは別に設けられるととも
に操作ノブが前記第1のドアロック解除手段のそれより
も下位に設定され、開き位置に固定されたドアのドアロ
ックを車外から解除操作可能な第2のドアロック解除手
段とを備えたことを特徴とする。
【0007】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、開き位置に固定されたドアのロック解除は、キ
ャビン内にあっては第1のドアロック解除手段の操作に
より行い、また車外にあってはドアの低い位置に操作ノ
ブが配置された第2のドアロック解除手段の操作により
行うことができる。
よれば、開き位置に固定されたドアのロック解除は、キ
ャビン内にあっては第1のドアロック解除手段の操作に
より行い、また車外にあってはドアの低い位置に操作ノ
ブが配置された第2のドアロック解除手段の操作により
行うことができる。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
キャビン車のドアオープンロック装置において、前記第
2のドアロック解除手段の操作ノブが、前記ドア内面の
下縁部付近に配置され、開放状態のドアとキャビン外側
面との間に形成される空間を通して車外から操作可能と
されていることを特徴とする。
キャビン車のドアオープンロック装置において、前記第
2のドアロック解除手段の操作ノブが、前記ドア内面の
下縁部付近に配置され、開放状態のドアとキャビン外側
面との間に形成される空間を通して車外から操作可能と
されていることを特徴とする。
【0009】従って、請求項2の発明によれば、請求項
1の発明と同様に、ドアを開き位置に固定するドアロッ
クを、車内と車外の両方からそれぞれ解除できるととも
に、特に車外からのロック解除操作をドア下方からキャ
ビン側面とドア内面との間の空間に手を差し込んで第2
のドアロック解除手段を操作することができる。即ち、
グライド式ドアの場合には、リンク機構とキャビン外面
との干渉回避のためにドア開放時にドアとキャビン側面
との間に空間が形成されるため、この空間を利用してロ
ック解除操作を行うことができる。
1の発明と同様に、ドアを開き位置に固定するドアロッ
クを、車内と車外の両方からそれぞれ解除できるととも
に、特に車外からのロック解除操作をドア下方からキャ
ビン側面とドア内面との間の空間に手を差し込んで第2
のドアロック解除手段を操作することができる。即ち、
グライド式ドアの場合には、リンク機構とキャビン外面
との干渉回避のためにドア開放時にドアとキャビン側面
との間に空間が形成されるため、この空間を利用してロ
ック解除操作を行うことができる。
【0010】請求項3の発明は、キャビンにリンク機構
を介して取り付けられるとともに車両の前後方向に略平
行状態を保持しつつ移動することにより前記キャビンの
昇降口を開閉するドアを備えたキャビン車に適用される
ドアオープンロック装置であって、ドアを開き位置に固
定するためのドアロック手段と、車内で操作可能な第1
のドアロック解除手段と、車外から操作可能な第2のド
アロック解除手段とを備えている。前記ドアロック手段
は、前記キャビンに固定された掛止部材と、前記ドア側
に支軸を介して回動可能に取付けられるとともにドアが
開放された状態において前記掛止部材に係脱自在なロッ
ク部材とから構成されている。前記第1のドアロック解
除手段は、前記ロック部材と共に回動する前記支軸上に
設けられ、前記掛止部材に係合された前記ロック部材を
車内から離脱操作可能なロック解除用の操作ノブから構
成されている。第2のドアロック解除手段は、前記支軸
上に設けられたアームと、このアームに一端が回動自在
に連結されて下方に延在されたロッドと、その延出端部
に設けられた操作ノブとから構成されている。そして、
前記第2のドアロック解除手段の操作ノブは、前記ドア
内面の下縁部付近に配置され、ドア開放時に該ドアとキ
ャビン側面との間に形成される空間を通して車外から操
作可能とされていることを特徴とする。
を介して取り付けられるとともに車両の前後方向に略平
行状態を保持しつつ移動することにより前記キャビンの
昇降口を開閉するドアを備えたキャビン車に適用される
ドアオープンロック装置であって、ドアを開き位置に固
定するためのドアロック手段と、車内で操作可能な第1
のドアロック解除手段と、車外から操作可能な第2のド
アロック解除手段とを備えている。前記ドアロック手段
は、前記キャビンに固定された掛止部材と、前記ドア側
に支軸を介して回動可能に取付けられるとともにドアが
開放された状態において前記掛止部材に係脱自在なロッ
ク部材とから構成されている。前記第1のドアロック解
除手段は、前記ロック部材と共に回動する前記支軸上に
設けられ、前記掛止部材に係合された前記ロック部材を
車内から離脱操作可能なロック解除用の操作ノブから構
成されている。第2のドアロック解除手段は、前記支軸
上に設けられたアームと、このアームに一端が回動自在
に連結されて下方に延在されたロッドと、その延出端部
に設けられた操作ノブとから構成されている。そして、
前記第2のドアロック解除手段の操作ノブは、前記ドア
内面の下縁部付近に配置され、ドア開放時に該ドアとキ
ャビン側面との間に形成される空間を通して車外から操
作可能とされていることを特徴とする。
【0011】上記のように構成された請求項3の発明に
よれば、ドアを開き位置に固定するドアロックは、車内
にあっては第1のドアロック解除手段のロック解除用の
操作ノブを操作することにより解除でき、また車外にあ
ってはドア下方からキャビン側面とドア内面との間の空
間に手を差し込んで第2のロック手段の操作ノブを操作
することにより解除できる。
よれば、ドアを開き位置に固定するドアロックは、車内
にあっては第1のドアロック解除手段のロック解除用の
操作ノブを操作することにより解除でき、また車外にあ
ってはドア下方からキャビン側面とドア内面との間の空
間に手を差し込んで第2のロック手段の操作ノブを操作
することにより解除できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。この実施の形態に係るド
アオープンロック装置は、地上からフロアまでの地上高
さが高い(例えば1500mmを越える)キャビンを車体の前
側上部に備えた大型フォークリフトをその適用対象とす
るものであって、図1はキャビンの左右両側面の乗降口
に設置されるドアオープンロック装置付きグライド式ド
アの斜視図、図2は同じくグライド式ドアの正面図、図
3は同じく平面図である。これら図1〜図3に基づいて
まずグライド式ドアを説明する。
に基づいて具体的に説明する。この実施の形態に係るド
アオープンロック装置は、地上からフロアまでの地上高
さが高い(例えば1500mmを越える)キャビンを車体の前
側上部に備えた大型フォークリフトをその適用対象とす
るものであって、図1はキャビンの左右両側面の乗降口
に設置されるドアオープンロック装置付きグライド式ド
アの斜視図、図2は同じくグライド式ドアの正面図、図
3は同じく平面図である。これら図1〜図3に基づいて
まずグライド式ドアを説明する。
【0013】キャビン1は略台形状の箱形に形成され、
左右の側面に開口する昇降口を備えており、キャビン1
への昇降は車体側面に設定された複数段(通常、3段以
上)のステップを用いて行われるようになっている。キ
ャビン1の両側面には、それぞれ左右の昇降口を開閉す
るグライド式ドア3が設置されており、このグライド式
ドア3は、図示のような略U字形に形成された上下一対
のメインアーム5と、サブリンク6とからなる平行リン
ク機構4を介してキャビン1の側面部に取り付けられて
いる。
左右の側面に開口する昇降口を備えており、キャビン1
への昇降は車体側面に設定された複数段(通常、3段以
上)のステップを用いて行われるようになっている。キ
ャビン1の両側面には、それぞれ左右の昇降口を開閉す
るグライド式ドア3が設置されており、このグライド式
ドア3は、図示のような略U字形に形成された上下一対
のメインアーム5と、サブリンク6とからなる平行リン
ク機構4を介してキャビン1の側面部に取り付けられて
いる。
【0014】平行リンク機構4における上下のメインア
ーム5は、縦向きに延びる円筒体からなる2本の支持ポ
ール10,11によって相互に結合されており、一方の
支持ポール10がその上下端をキャビン1のリヤピラー
2の内側面に固定されたブラケット13に鉛直軸線回り
に回転可能に取り付けられ、他方の支持ポール11がド
アフレーム7の内面に固定されたブラケット14に鉛直
軸線回りに回転可能に取り付けられている。
ーム5は、縦向きに延びる円筒体からなる2本の支持ポ
ール10,11によって相互に結合されており、一方の
支持ポール10がその上下端をキャビン1のリヤピラー
2の内側面に固定されたブラケット13に鉛直軸線回り
に回転可能に取り付けられ、他方の支持ポール11がド
アフレーム7の内面に固定されたブラケット14に鉛直
軸線回りに回転可能に取り付けられている。
【0015】一方、サブリンク6は一本のロッドからな
り、一端がキャビン1のロアフレーム15に固定された
ブラケット16に鉛直軸線回りに回転可能に取り付けら
れ、他端がドア3のドアフレーム7の下部に固定された
ブラケット17に鉛直軸線回りに回動可能に取り付けら
れている。なお、ドアフレーム7にはその内面と外面に
それぞれドア開閉用の取手8,9が取り付けられてい
る。
り、一端がキャビン1のロアフレーム15に固定された
ブラケット16に鉛直軸線回りに回転可能に取り付けら
れ、他端がドア3のドアフレーム7の下部に固定された
ブラケット17に鉛直軸線回りに回動可能に取り付けら
れている。なお、ドアフレーム7にはその内面と外面に
それぞれドア開閉用の取手8,9が取り付けられてい
る。
【0016】上記のように、キャビン1に平行リンク機
構4を介して取り付けられたドア3は、図3に示すよう
に、平行リンク機構4の回動運動により車両の前後方向
に水平移動し、キャビン側面に対して略平行状態を保持
しつつ開閉される。図3にはドア3の閉じ状態が実線で
示され、開き(全開)状態が仮想線で示されている。そ
して、全開時のドア3は、キャビン1との間にリンク機
構4のメインアーム5が配置される関係で、その内面が
キャビン1及びキャビン1の後方に配置されるエンジン
フード31の側面に対して一定の空間S(100mm前
後)を置いて対向し、また平行リンク機構4のメインフ
レーム5がキャビン1のリヤピラー2の外側面に対して
僅かな隙間を置いて略平行に対向されるので、このメイ
ンアーム5とリヤピラー2の対向部を利用してドア3を
開き位置に固定するためのドアオープンロック装置が設
置されている。
構4を介して取り付けられたドア3は、図3に示すよう
に、平行リンク機構4の回動運動により車両の前後方向
に水平移動し、キャビン側面に対して略平行状態を保持
しつつ開閉される。図3にはドア3の閉じ状態が実線で
示され、開き(全開)状態が仮想線で示されている。そ
して、全開時のドア3は、キャビン1との間にリンク機
構4のメインアーム5が配置される関係で、その内面が
キャビン1及びキャビン1の後方に配置されるエンジン
フード31の側面に対して一定の空間S(100mm前
後)を置いて対向し、また平行リンク機構4のメインフ
レーム5がキャビン1のリヤピラー2の外側面に対して
僅かな隙間を置いて略平行に対向されるので、このメイ
ンアーム5とリヤピラー2の対向部を利用してドア3を
開き位置に固定するためのドアオープンロック装置が設
置されている。
【0017】次に、このドアオープンロック装置を図4
〜図6に基づいて説明する。ドアオープンロック装置
は、ドア3を開き位置に固定するためのドアロック手段
と、そのドアロックを、車内(キャビン1内)で解除操
作するための第1のドアロック解除手段と、車外から解
除操作するための第2のドアロック解除手段とを備えて
いる。
〜図6に基づいて説明する。ドアオープンロック装置
は、ドア3を開き位置に固定するためのドアロック手段
と、そのドアロックを、車内(キャビン1内)で解除操
作するための第1のドアロック解除手段と、車外から解
除操作するための第2のドアロック解除手段とを備えて
いる。
【0018】ドアロック手段は、キャビン1のリヤピラ
ー2に設けられた掛止部材としてのロックバー18と、
ドア3側に設けられてロックバー18に係脱可能なロッ
ク部材としてのフック20とから構成されている。ロッ
クバー18はリヤピラー2の外側面に形成された開口部
周縁に固着された方形枠状のプレート19にその開口を
横切るように固着されている。フック20は基部側が支
軸21の途中に固定され、支軸21は平行リンク機構4
における上側のメインアーム5に沿って固定された水平
なスリーブ22内にブッシュ(図示省略)を介して回動
自在に挿通されている。
ー2に設けられた掛止部材としてのロックバー18と、
ドア3側に設けられてロックバー18に係脱可能なロッ
ク部材としてのフック20とから構成されている。ロッ
クバー18はリヤピラー2の外側面に形成された開口部
周縁に固着された方形枠状のプレート19にその開口を
横切るように固着されている。フック20は基部側が支
軸21の途中に固定され、支軸21は平行リンク機構4
における上側のメインアーム5に沿って固定された水平
なスリーブ22内にブッシュ(図示省略)を介して回動
自在に挿通されている。
【0019】そして、フック20は図5の仮想線及び図
6に示すように、ドア3の開放時にプレート19の開口
部を通してリヤピラー2内に突入してロックバー18に
係合されるようになっている。なお、フック20は支軸
21上に配設されたねじりバネ23により常にロックバ
ー18に係合する方向に付勢されかつ図示省略のストッ
パーにて規制される位置に保持されるとともにその先端
が斜面に形成されており、従って、その斜面がロックバ
ー18に当接して乗り越えることで自動ロックされるよ
うになっている。
6に示すように、ドア3の開放時にプレート19の開口
部を通してリヤピラー2内に突入してロックバー18に
係合されるようになっている。なお、フック20は支軸
21上に配設されたねじりバネ23により常にロックバ
ー18に係合する方向に付勢されかつ図示省略のストッ
パーにて規制される位置に保持されるとともにその先端
が斜面に形成されており、従って、その斜面がロックバ
ー18に当接して乗り越えることで自動ロックされるよ
うになっている。
【0020】前記支軸21の一端部(キャビン側)に
は、第1のドアロック解除手段を構成するロック解除用
の操作ノブ24が取り付けられている。この操作ノブ2
4はそのボス部を支軸21に嵌合して止めネジ24a等
にて抜け止めされている。そして、前記ねじりバネ23
が支軸21上に配設されるとともにその一端がスリーブ
22側に、他端が操作ノブ24側に係止され、前述の如
くフック20を付勢している。なお、このように構成さ
れたオープンロック装置は、運転姿勢のオペレータが横
方向に手を伸ばして操作ノブ24を操作できるようにそ
の取付位置が定められている。
は、第1のドアロック解除手段を構成するロック解除用
の操作ノブ24が取り付けられている。この操作ノブ2
4はそのボス部を支軸21に嵌合して止めネジ24a等
にて抜け止めされている。そして、前記ねじりバネ23
が支軸21上に配設されるとともにその一端がスリーブ
22側に、他端が操作ノブ24側に係止され、前述の如
くフック20を付勢している。なお、このように構成さ
れたオープンロック装置は、運転姿勢のオペレータが横
方向に手を伸ばして操作ノブ24を操作できるようにそ
の取付位置が定められている。
【0021】次に、車外から操作可能な第2のドアロッ
ク解除手段について説明する。このドアロック解除手段
は、前記支軸21の他端部(ドア側)に固着されたアー
ム25と、該アーム25の先端にピン26を介して回動
自在に連結されるとともにドア内面に沿って下方へ鉛直
状に延在されたロッド27と、該ロッド27の下端部に
設けられた操作ノブ28とから構成されている。ロッド
27はその途中において下側のメインアーム5に固定さ
れたブラケット29に設けられたスライドガイド30内
を貫通し、円滑な操作性と安定性が確保されている。
ク解除手段について説明する。このドアロック解除手段
は、前記支軸21の他端部(ドア側)に固着されたアー
ム25と、該アーム25の先端にピン26を介して回動
自在に連結されるとともにドア内面に沿って下方へ鉛直
状に延在されたロッド27と、該ロッド27の下端部に
設けられた操作ノブ28とから構成されている。ロッド
27はその途中において下側のメインアーム5に固定さ
れたブラケット29に設けられたスライドガイド30内
を貫通し、円滑な操作性と安定性が確保されている。
【0022】しかして、ロッド27下端の操作ノブ28
はドアフレーム7の下縁部内面に配置されている。即
ち、第2のドアロック解除手段の操作ノブ28は、第1
のドアロック解除手段の操作ノブ24よりも下位に配置
されている。
はドアフレーム7の下縁部内面に配置されている。即
ち、第2のドアロック解除手段の操作ノブ28は、第1
のドアロック解除手段の操作ノブ24よりも下位に配置
されている。
【0023】次に、上述の如く構成されたドアオープン
ロック装置の作用効果について説明する。図3に仮想線
で示すように、ドア3が開放されると、平行リンク機構
4のメインアーム5に取り付けられたドアオープンロッ
ク装置は、該メインアーム5と共に反転回動する。この
回動により、図5及び図6に示すように、フック20が
キャビン1のリヤピラー2の開口に突入してロックバー
18に係合して自動ロックされ、ドア3は開き(全開)
位置に固定される。
ロック装置の作用効果について説明する。図3に仮想線
で示すように、ドア3が開放されると、平行リンク機構
4のメインアーム5に取り付けられたドアオープンロッ
ク装置は、該メインアーム5と共に反転回動する。この
回動により、図5及び図6に示すように、フック20が
キャビン1のリヤピラー2の開口に突入してロックバー
18に係合して自動ロックされ、ドア3は開き(全開)
位置に固定される。
【0024】このとき、キャビン1寄りに設けられてい
る第1のドアロック解除手段の操作ノブ24は、運転姿
勢のオペレータが操作し易い向き、即ち運転席側に向か
って略水平姿勢となる。従って、オペレータはキャビン
内で操作ノブ24を上方へ撥ね上げるように回動するこ
とにより、支軸21と共にフック20を上方へ回動させ
てロックバー18から解離し、ドアロックを解除するこ
とができる。
る第1のドアロック解除手段の操作ノブ24は、運転姿
勢のオペレータが操作し易い向き、即ち運転席側に向か
って略水平姿勢となる。従って、オペレータはキャビン
内で操作ノブ24を上方へ撥ね上げるように回動するこ
とにより、支軸21と共にフック20を上方へ回動させ
てロックバー18から解離し、ドアロックを解除するこ
とができる。
【0025】一方、第2のドアロック解除手段の操作ノ
ブ28は、図5に示すように、メインアーム5と共に反
転回動することにより、キャビン1のリヤピラー2の外
側後方に位置する。そのため、オペレータは降車後、地
上に立ってドア3の下方からドア3とキャビン1又はエ
ンジンフード31側面との空間Sに手を差し込み、ドア
フレーム7の下縁部付近まで延設された操作ノブ28を
下方へ引っ張ることにより、ロッド27、アーム26及
び支軸21を介してフック20を上方へ回動させてロッ
クバー18から解離し、ドアロックを解除することがで
きる。即ち、ドアロックをしたまま降車した場合でも、
わざわざキャビン1に乗り込まなくても車外からドアロ
ックを解除できる。
ブ28は、図5に示すように、メインアーム5と共に反
転回動することにより、キャビン1のリヤピラー2の外
側後方に位置する。そのため、オペレータは降車後、地
上に立ってドア3の下方からドア3とキャビン1又はエ
ンジンフード31側面との空間Sに手を差し込み、ドア
フレーム7の下縁部付近まで延設された操作ノブ28を
下方へ引っ張ることにより、ロッド27、アーム26及
び支軸21を介してフック20を上方へ回動させてロッ
クバー18から解離し、ドアロックを解除することがで
きる。即ち、ドアロックをしたまま降車した場合でも、
わざわざキャビン1に乗り込まなくても車外からドアロ
ックを解除できる。
【0026】この場合、キャビン1の後方に配置される
エンジンフード31の横幅がキャビン1の横幅よりも小
さい(図5に仮想線で表す)仕様の車両であれば、ドア
3とエンジンフード31との間の空間S1が大となるた
め、このときはドア開放時に操作ノブ28がエンジンフ
ード31寄りとなるようにその位置を設定して操作性を
高めることができる。また、ロッド27はスライドガイ
ド30によりその移動を案内されるため、円滑にして安
定した解除操作が可能で、しかも通常時にはそのガタツ
キを防止することができる。
エンジンフード31の横幅がキャビン1の横幅よりも小
さい(図5に仮想線で表す)仕様の車両であれば、ドア
3とエンジンフード31との間の空間S1が大となるた
め、このときはドア開放時に操作ノブ28がエンジンフ
ード31寄りとなるようにその位置を設定して操作性を
高めることができる。また、ロッド27はスライドガイ
ド30によりその移動を案内されるため、円滑にして安
定した解除操作が可能で、しかも通常時にはそのガタツ
キを防止することができる。
【0027】上記のように構成されたドアオープンロッ
ク装置は、その構造が簡素であるため、限られたスペー
スにコンパクトに配置することが可能となり、室内スペ
ースを損なうとか、ドア3の開閉操作を弊害するといっ
た問題はない。
ク装置は、その構造が簡素であるため、限られたスペー
スにコンパクトに配置することが可能となり、室内スペ
ースを損なうとか、ドア3の開閉操作を弊害するといっ
た問題はない。
【0028】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変更が可能であり、例示すれば下記のとおりであ
る。 (1)ドア3の開き方向は後方から前方に変更してもよ
い。 (2)第2のドアロック解除手段における操作ノブ28
は、図示の位置に限らず、ドアフレーム7の下縁部周辺
の内面で手が届く範囲に配置されていればよく、またそ
の操作方向も上下方向に限らず、横方向でも差し支えな
い。 (3)また、第2のドアロック解除手段としては、図示
のリンク式からケーブル式に変更してもよい。 (4)また、ドアロック手段の取付部位は、平行リンク
機構4に限らず、ドア3に直接取り付けることも可能で
ある。その場合、ドアロックを車外から解除操作するた
めの第2のドアロック解除手段の操作ノブは、ドア3の
外面に設定する態様とすることができる。 (5)適用車両は、フォークリフトに限らず、地上高さ
が高いキャビンを備えた車両であればよい。
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変更が可能であり、例示すれば下記のとおりであ
る。 (1)ドア3の開き方向は後方から前方に変更してもよ
い。 (2)第2のドアロック解除手段における操作ノブ28
は、図示の位置に限らず、ドアフレーム7の下縁部周辺
の内面で手が届く範囲に配置されていればよく、またそ
の操作方向も上下方向に限らず、横方向でも差し支えな
い。 (3)また、第2のドアロック解除手段としては、図示
のリンク式からケーブル式に変更してもよい。 (4)また、ドアロック手段の取付部位は、平行リンク
機構4に限らず、ドア3に直接取り付けることも可能で
ある。その場合、ドアロックを車外から解除操作するた
めの第2のドアロック解除手段の操作ノブは、ドア3の
外面に設定する態様とすることができる。 (5)適用車両は、フォークリフトに限らず、地上高さ
が高いキャビンを備えた車両であればよい。
【0029】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
この実施の形態には特許請求の範囲に記載した技術的事
項の他につぎのような技術的事項が含まれていることを
付記しておく。 1.前記ドアロック手段のフックが前記リンク機構に支
軸を介して回動可能に設けられ、ドアロックを車外から
操作するための第2のドアロック解除手段が前記支軸の
ドア寄りに設けられている請求項3記載のキャビン車の
ドアオープンロック装置。これによると、ドア開放時に
第2のドアロック解除手段がリンク機構と共に回動反転
されてキャビンの側面から後方又は前方へ外れるように
設定できる。そのため、ドア開放時のドア内面と車体側
面との空間を広げた仕様の場合には、ロック解除操作の
操作性を高めることができる。 2.前記リンク機構には、前記第2のドアロック解除手
段におけるロッドの移動を案内するスライドガイドを備
えた請求項3記載のキャビン車のドアオープンロック装
置。これによると、解除ロッドに指向性が与えられ、安
定したかつ円滑な作動が期待できる。
この実施の形態には特許請求の範囲に記載した技術的事
項の他につぎのような技術的事項が含まれていることを
付記しておく。 1.前記ドアロック手段のフックが前記リンク機構に支
軸を介して回動可能に設けられ、ドアロックを車外から
操作するための第2のドアロック解除手段が前記支軸の
ドア寄りに設けられている請求項3記載のキャビン車の
ドアオープンロック装置。これによると、ドア開放時に
第2のドアロック解除手段がリンク機構と共に回動反転
されてキャビンの側面から後方又は前方へ外れるように
設定できる。そのため、ドア開放時のドア内面と車体側
面との空間を広げた仕様の場合には、ロック解除操作の
操作性を高めることができる。 2.前記リンク機構には、前記第2のドアロック解除手
段におけるロッドの移動を案内するスライドガイドを備
えた請求項3記載のキャビン車のドアオープンロック装
置。これによると、解除ロッドに指向性が与えられ、安
定したかつ円滑な作動が期待できる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3の発
明によれば、開き位置に固定されたドアのドアロック
を、車内からは勿論のこと車外からも解除操作できるた
め、降車後において、ドアロックを解除すべくわざわざ
キャビンへ乗り込まねばならないという煩わしさから解
放される。
明によれば、開き位置に固定されたドアのドアロック
を、車内からは勿論のこと車外からも解除操作できるた
め、降車後において、ドアロックを解除すべくわざわざ
キャビンへ乗り込まねばならないという煩わしさから解
放される。
【0031】また、請求項2の発明によれば、車外から
操作可能な第2のドアロック解除手段の操作ノブをドア
内面の下縁部付近に配置したので、ドアの外観見栄えを
損なうことがない。
操作可能な第2のドアロック解除手段の操作ノブをドア
内面の下縁部付近に配置したので、ドアの外観見栄えを
損なうことがない。
【0032】さらに請求項3の発明によれば、キャビン
のリヤピラーに対してリンク機構をロックする構成と
し、また車外から操作可能なドアロック解除手段として
アーム及びロッドからなるリンク式を採用したので、構
造の簡素化とコンパクト化を図る上で有効であり、しか
もロック及び解除操作を確実かつ円滑に行い得るドアオ
ープンロック装置を提供することができる。
のリヤピラーに対してリンク機構をロックする構成と
し、また車外から操作可能なドアロック解除手段として
アーム及びロッドからなるリンク式を採用したので、構
造の簡素化とコンパクト化を図る上で有効であり、しか
もロック及び解除操作を確実かつ円滑に行い得るドアオ
ープンロック装置を提供することができる。
【図1】フォークリフトのキャビンに用いられるドアオ
ープンロック装置付きグライド式ドアの斜視図である。
ープンロック装置付きグライド式ドアの斜視図である。
【図2】グライド式ドアの正面図である。
【図3】グライド式ドアの平面図である。
【図4】ドアオープンロック装置を示す正面図である。
【図5】ドアオープンロック装置を示す平面図である。
【図6】ドアオープンロック装置のドアロック時を示す
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
1…キャビン 3…ドア 2…リヤピラー 4…平行リンク機構 18…ロックバー 20…フック 21…支軸 24…第1のドアロッ
ク解除用の操作ノブ 25…アーム 27…ロッド 28…第2のドアロック解除用の操作ノブ 30…スライドガイド
ク解除用の操作ノブ 25…アーム 27…ロッド 28…第2のドアロック解除用の操作ノブ 30…スライドガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 キャビンにリンク機構を介して取り付け
られるとともに車両の前後方向に略平行状態を保持しつ
つ移動することにより前記キャビンの昇降口を開閉する
ドアを備えたキャビン車に適用されるドアオープンロッ
ク装置であって、 前記ドアを開き位置に固定可能なドアロック手段と、開
き位置に固定されたドアのドアロックを車内から解除操
作可能な第1のドアロック解除手段と、この第1のドア
ロック解除手段とは別に設けられるとともに操作ノブが
前記第1のドアロック解除手段のそれよりも下位に設定
され、開き位置に固定されたドアのドアロックを車外か
ら解除操作可能な第2のドアロック解除手段とを備えた
キャビン車のドアオープンロック装置。 - 【請求項2】 前記第2のドアロック解除手段の操作ノ
ブが、前記ドア内面の下縁部付近に配置され、開放状態
のドアとキャビン外側面との間に形成される空間を通し
て車外から操作可能とされている請求項1記載のキャビ
ン車のドアオープンロック装置。 - 【請求項3】 キャビンにリンク機構を介して取り付け
られるとともに車両の前後方向に略平行状態を保持しつ
つ移動することにより前記キャビンの昇降口を開閉する
ドアを備えたキャビン車に適用されるドアオープンロッ
ク装置であって、 前記キャビン側に固定された掛止部材と、前記ドア側に
支軸を介して回動可能に取付けられるとともにドアが開
放された状態において前記掛止部材に係脱自在なロック
部材とから構成されたドアを開き位置に固定するための
ドアロック手段と、 前記ロック部材と共に回動する前記支軸上に設けられ、
前記掛止部材に係合された前記ロック部材を車内から解
離操作可能なロック解除用の操作ノブから構成された第
1のドアロック解除手段と、 前記支軸上に設けられたアームと、このアームに一端が
回動自在に連結されて下方に延在されたロッドと、その
延出端部に設けられた操作ノブとから構成された第2の
ドアロック解除手段と、を備えており、前記第2のドア
ロック解除手段の操作ノブは、前記ドア内面の下縁部付
近に配置され、ドア開放時に該ドアとキャビン側面との
間に形成される空間を通して車外から操作可能とされて
いるキャビン車のドアオープンロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20481995A JPH0953359A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | キャビン車のドアオープンロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20481995A JPH0953359A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | キャビン車のドアオープンロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953359A true JPH0953359A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16496914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20481995A Pending JPH0953359A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | キャビン車のドアオープンロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0953359A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010247619A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両の扉 |
CN107035250A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 丰田车体株式会社 | 车辆的门装置 |
CN113530409A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 重庆望江工业有限公司 | 一种双向开启的两栖装甲车逃生舱门 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20481995A patent/JPH0953359A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010247619A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両の扉 |
CN107035250A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 丰田车体株式会社 | 车辆的门装置 |
CN113530409A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 重庆望江工业有限公司 | 一种双向开启的两栖装甲车逃生舱门 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |