JPH08216792A - 車両の開閉体 - Google Patents

車両の開閉体

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JPH08216792A
JPH08216792A JP7271603A JP27160395A JPH08216792A JP H08216792 A JPH08216792 A JP H08216792A JP 7271603 A JP7271603 A JP 7271603A JP 27160395 A JP27160395 A JP 27160395A JP H08216792 A JPH08216792 A JP H08216792A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランクルームからアームレストスルー、リ
アシートバックスルー操作を、解錠、ロック解除用のキ
ー操作を行うことなく実行することができない。 【解決手段】 開閉することにより車室とトランクルー
ムとを連通、閉鎖するようにした開閉体において、開閉
体2は、車室R1から施解錠可能なロック手段10を備
え、且つ開閉体は、トランクルームR2側に、前記ロッ
ク手段の施錠、及び解錠状態に関係無く、該開閉体を開
放し得る開放手段30を備える車両の開閉体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車室とトラ
ンクルートの間を連通、閉鎖する開閉体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車室とトランクルームとの間に開閉体を
設け、開閉体を開放して車室内とトランクルームとの間
を連通させるトランクスルーの車両が実用に供されてい
る。この種の車両において、第三者が窓を割ったり、ド
アを破壊して車室内に進入し、上記した開閉体を開いて
トランクルーム内の荷物の盗難に及ぶ場合がある。そこ
で、トランクルーム内の荷物の盗難防止性を向上させる
ため、車室とトランクルームとを、連通、閉鎖する開閉
体、即ち、アームレストリッド、或いはトランクスルー
可能なシートバック等に、錠を設けることは従来から行
なわれている。上記したトランクスルーの一例として、
車両のリアシートの中央部に配置されるアームレストの
背部に連通口を設け、連通口の開閉体を構成する施・解
錠可能な開閉リッドで開閉し、リッドを開いた状態で車
室とトランクルームとを連通させる構造が採用される。
【0003】図7はその一例を示し、詳細に説明する
と、車両のリアシート100の左右のシートバック10
1,101の中央部にアームレスト104が起倒自在に
配設されており、図はアームレスト104をシートクッ
ション103の中央部に倒した状態を示す。シートバッ
ク101,101の間には、アームレスト収納凹部10
2が設けられ、アームレスト104は、起立させること
で収納凹部102に収納される。
【0004】前記した収納凹部102に車室とトランク
ルームとを連通させる連通口を備え、該連通口は開閉体
を構成するリッド105で開閉自在に塞がれている。リ
ッド105には、図示しない係止爪と連動するスライド
ノブ106と、スライドノブのスライドを施錠状態にお
いては規制してリッドの開放を阻止し、或いは解錠でス
ライドノブ106のスライドを許容し、リッド105を
開放可能とする錠107とを備える。
【0005】前記した鍵107による施錠を解錠し、リ
ッド105は解錠状態となり、スライドノブ106はス
ライドが可能とし、スライドノブ106をスライドさせ
て係止爪によるリッド105のロックを解除し、リッド
105を倒し、連通口を開放する。これにより、連通口
を介して車室とトランクルームとは連通状態となり、前
記した長尺物を連通口を介してトランクルームと車室と
の間に渡って収納する。尚前記したリッド105の大き
さは、幅が150mm〜200mm程度、高さが200
mm〜300mm程度の略矩形板状部材である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上において、車室内
とトランク内とを連通させるトランクスルーを行なっ
て、長尺物を収納する場合の手順は、リッド105は施
錠されているので、先ず車室内で前記したリッド105
の錠107の施錠を解除し、スライドノブ106を引き
下げ、リッド105を開放状態にする。爾後、車室から
出て車体後方に廻り、トランクを開き、長尺物を投入す
る動作を必要とする。操作者が運転者の場合には、運転
席から出て後部ドアを開け、車室後部に臨んで錠107
の解錠操作を行なう必要がある。以上のように車室内と
トランクルームとを連通させるには、車室内から必ずリ
ッド105の施錠の解錠操作を行ない、リッドの開放を
行なう必要があって、リッド105の開放作業が面倒、
煩雑である。又車室内でのリッド105の開放操作をし
忘れたりすると、後部のトランクから車室まで再度戻
り、リッド105の開放操作を行ない、又トランクまで
戻る、という動作が必要であり、作業能率が極めて悪
い。
【0007】又、トランクルームの奥行寸法よりもやや
長い荷物をトランクに入れようとした場合、荷物が長過
ぎてトランクルームのみでは収納できないことに気付く
場合がある。このような場合には、トランクを離れた
後、車室に入ってリッド105の解錠操作を行なって、
リッドを開放操作する必要があり、リッド開放後、再度
トランクに戻るという動作を必要とし、このような場
合、作業能率が極めて悪い。
【0008】本発明は、従来の車室とトランクルームと
の間の連通口を開閉する前記したリッドの如き開閉体の
開放操作における以上の如き課題を解決すべくなされた
ものである。本発明の目的とする処は、車室からは、従
来と同様に解錠操作を伴ってのみ開閉体の開放を行ない
得るようにした車室内とトランクルームとを連通させる
トランクスルーにおいて、車室内からの開閉体の開放を
盗難防止を目的として解錠操作を必要とし、トランクル
ーム側からは、解錠操作を伴うことなく開閉体を開放操
作可能とする。従って、本発明は、盗難防止性を損うこ
となく、使い勝手性(操作性)を向上させた、車室とト
ランクルームとを連通、閉鎖する開閉体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、請求項1においては、開閉することにより
車室とトランクルームとを連通、閉鎖するようにした開
閉体において、開閉体は、車室から施解錠可能なロック
手段を備え、且つ前記開閉体は、トランクルーム側に、
前記ロック手段の施錠、及び解錠状態に関係無く、該開
閉体を開放し得る開放手段を備える車両の開閉体であ
る。
【0010】請求項2においては、前記開閉体は、リア
シートの中央部に配設されるアームレストを倒した状態
で、リアシートとトランクルームとを連通させる連通口
を開閉するための開閉体とした。
【0011】請求項3においては、前記開閉体は、車室
とトランクルームとを連通、又は閉鎖するように、起倒
自在に設けられたリアシートとした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明の開閉体の第1実
施例にかかるアームレストスルー用リッドの正面図、図
2は上記アームレストスルー用リッドの背面図、図1の
3−3線断面図、図4は図3の要部の拡大図で、施・解
錠部、及びリッド開放操作部の拡大断面図であり、リッ
ド施錠、閉鎖状態の図、図5は図4と同様の断面図で、
車室内からリッドの開放操作を示す図、図6は図5と同
様の断面図で、トランクルーム内からリッドの開放操作
を示す図、図7はリッドを設けた自動車のリアシートの
説明的斜視図、図8は本発明の開閉体の第2実施例にか
かるリアシート起倒式開閉体のリアシートの説明的斜視
図、図9はリアシート施・解錠部分の拡大縦断側面図、
図10は図9の矢視10方向の図で、操作部、及び施・
解錠装置の平面図、図11は図10の11−11線断面
図、図12は解錠視、車室内からシート開放操作を行な
う状態を示す図9と同様の縦断側面図、図13はトラン
クルーム内からシート開放操作を行なう状態を示す図9
と同様の縦断側面図、図14はリヤシートを倒し、トラ
ンクルームと車室内とを連通させたトランクスルーの状
態を車室内側から見た斜視図、図15はリヤシートを倒
し、トランクルームと車室内とを連通させたトランクス
ルーの状態をトランクルーム側から見た斜視図である。
【0013】図1〜図6は本発明にかかる開閉体の第1
実施例を示す。この実施例は、車室内とトランクルーム
との間にアームレストスルー用のリッド1(以下リッド
記す)を開閉体とした例である。図1はリッドの車室内
から見た正面図、図2はリッドをトランクルームから見
た背面図を示す。リッド1は正面視(背面視)縦長の矩
形板状をなし、これより充分に大きい正面視(背面視)
矩形板状のフレーム4の下半上部〜上部に設けられた縦
長矩形状の開口部5に開閉自在に嵌装されている。
【0014】開口部5は車室内とトランクルームとの間
の連通口を構成する。リッド1は、板状の本体2の下部
でヒンジ3によりフレーム4の開口部5の下端縁部5a
と起倒自在に枢着されている。リッド本体2の上部の左
右方向中間部には、後述する施錠機構20、及びリッド
本体2の開放操作を行なう操作機構である第1スライド
ノブ10を備える。図1、図2はリッド1を閉じた状態
を示すが、リッド1はフレーム4に対して、開口部5を
開閉するように取り付けられている。
【0015】実施例では、図1、図2に示すように開口
部5の下端縁5aに左右に離間して3ヵ所のボス部3a
…を備える。一方、リッド本体1の下端部には、ボス部
3a…間に入り込む凸部2a…を備える。これ等ボス部
3a…と凸部2a…に、水平に差込んだピン6で、リッ
ド1は開口部5の下端縁部に開閉自在に枢着されてい
る。
【0016】図1は車室内側から見たリッド本体2の正
面図であり、この側に前記した第1スライドノブ10を
備え、図2でトランクルーム側から見たリッド本体2の
背面図で示すように、リッド本体2の上部に第2スライ
ドノブ30を備える。図3は図1の3−3線断面図で、
図4〜図6は、施錠機構、及びスライドノブ部分の拡大
図を示す。以下に施錠機構、及びスライドノブ機構を詳
細に説明する。
【0017】リッド本体2の上部中間部には、車室内側
の向かって設けられた施錠機構20は配置されている。
施錠機構20の本体をなす回転錠21は、奥が壁2eで
塞がった略々円筒状の枠部2bに嵌挿、固定されてお
り、車室内側に面した正面には、図1に閉めす如く鍵穴
22を備える。この施錠機構20を有する円筒状枠部2
bは、その先端面がリッド本体2の表面からさほど突出
しないように、リッド本体2の上部中間部に設けた凹部
2cに一体に設けられている。
【0018】施錠機構20の円筒状枠部2bの上枠部2
dの前部上には、上向きに開放された二股状の挟入部7
を起設する。この挟入部7の前片7aの上端部には、規
制部7bを前方に突出し、又後片7cの上端部には、規
制部7dを後方に突出する。挟持部7の前後の片7a,
7b間には、スリット7eが形成されている。
【0019】以上のリッド本体2の上部中間部の施錠機
構20の上側で、リッド本体2の車室内側には、前記し
た第1スライドノブ10を配置する。リッド本体2の上
端部は、フレーム4の開口部5の内周上端縁部5bに臨
み、施錠機構20が臨む部分には、係止孔8が上下方向
に穿設されている。この部分に、後述するトランクルー
ム側の第2スライドノブ30の係止部31が嵌合し、リ
ッド本体2を施錠、閉鎖状態に置く。
【0020】車室内側の第1スライドノブ10について
詳細に説明する。第1スライドノブ10は、前記した挟
入部7のスリット7eに上からスライド自在に挟入する
後部垂下片11と、これの前面に離間して配置された前
部垂下片12とを備える。前後の垂下片11,12の上
端部は水平な押圧操作片であるブリッジ片13で一体に
連結されている。ブリッジ片13は、車室内側に少しく
突出し、突出部の上面で押圧部13aを構成する。前部
垂下片12の裏面下部は、ストッパ14が突出し、スト
ッパ14は、図4の施錠状態においては、前記した挟入
部7の前片7aの規制部7bに図4の如く当接し、後述
する第2スライドノブ30の上動限を規制する。
【0021】ブリッジ片13の上方には覆い片15を一
体的に起設し、これの上端部15aは、開口部の上端縁
部5bの手前の縁部5cの前記した係止孔8の直下に臨
む。この覆い片15の下部に近い中間下部の裏面には、
規制突起16を突設し、後述する第2スライドノブ30
の下動限を規制するとともに、第2スライドノブ30の
上昇限をも規制する。
【0022】第2スライドノブ30は、リッド2の裏面
側の上部中間部であり、施錠機構20、第1スライドノ
ブ10の裏面側であって、トランクルーム内側に露出す
るように配置される。第2スライドノブ30は側面視が
略々逆Z字型で、上端部には、前記したフレーム4の開
口部5の上縁部5cに開設した係止孔8に、上下動して
係合、離脱する係止突起31を起設するように備える。
【0023】係止突起31の下方には、裏面方向に弯曲
し、且つ下方に垂下した上部垂下片32を縦に備える。
この上部垂下片32の下端部に、トランクルーム方向に
少しく突出したスライド操作部である押え部33を一体
に備える。押え部33の後端部から下方に下部垂下片3
4を一体に垂下し、これの下部内側面には規制凹部34
aを設ける。こらと対面する前記円筒状枠部の奥の壁2
e下端に後方に突設した規制突起2fと係合し、第2ス
ライドノブ30の上動限の規制部の一部を構成する。
【0024】以上の第1スライドノブ10の前記した覆
い片15の高さ方向中間部の裏面には、規制突起16を
突設する。一方、第2スライドノブ30の上部垂下片3
2の対面する内面には、通常位置では、規制突起16の
下位にあって、該規制突起16の下面と当接、係合する
係止突起35を突設する。前記した挟持片7の後片7c
の背面側には、上部を規制部7dで拘束等し、又図示し
ない突起等を設け、この部分にトーションバネ36を介
装する。トーションバネ36の自由端36aは、前記し
た第2スライドノブ30側の係止突起35の下面に係止
し、第2スライドノブ30を上方に弾圧、付勢する。
【0025】図3、図4はリッド本体2の施錠、閉鎖状
態を示し、図3、図4において左側を車室R1、右側を
トランクルームR2とする。施錠機構20の回転錠21
は、鍵穴22が図1のように水平状態にあって、施錠状
態にあり、回転錠21の規制部23は上方に偏位してい
る。回転錠21の規制部23の上端部には、挟持部7の
スリット7eに上から挟入している第1スライドノブ1
0の後部垂下片11の下端部11aが当接している。
【0026】従って、車室R1側から第1スライドノブ
10の押圧部13aを上から押圧したとしても、後部垂
下片11の下端部11aが回転錠21の規制部23の上
端に当接、規制され、第1スライドノブ10の下降は阻
止される。即ち、リッド本体2は、施錠状態にあって、
リッド本体2の開放は阻止され、フレーム2に設けた開
口部5を閉鎖し、開放することができない。つまり、車
室R1とトランクルームR2とは連通口がリッド本体2
で閉鎖し、且つこの状態で施錠する。
【0027】次に車室R1側から施錠状態を解除し、車
室R1側からリッド本体2を開放可能状態とする操作を
図5に基づいて説明する。キー24を図5のように施錠
機構20の回転錠21の鍵穴22に差し込み、回転す
る。この結果、回転錠21は回転し、規制部23は例え
ば180°回転して下位となる。
【0028】この結果、前記した第1スライドノブ10
の後部垂下片11の下端部11aと規制部23との間に
は、隙間が生じ、押圧部13aを図5で示すように指
(f)矢印のように下方に押圧する。第1スライドノ
ブ10の前記した後部垂下片11の下方は、回転錠21
に規制部23の下方への偏位で、下降が許容される。第
1スライドノブ10の下降に伴って、規制突起16も下
降し、規制突起16の下方に位置し、規制突起16と当
接、係合する係止突起35はバネ36の弾圧力に抗して
下降する。
【0029】係止突起35を備える第2スライドノブ3
0は、この結果図5の矢印に示すように下降し、上端
部の係止突起31も一体に下降する。これにより、リッ
ド本体2の上縁部5cの係止孔8から、係止突起31は
下方に抜け出す。第1スライドノブ10の下降は、ブリ
ッジ片13の下面が挟入部7の前片7aの上端部に当接
して規制され、この位置で下降限となる。この際、規制
突起2fは第2スライドノブ30の下部垂下片34の規
制凹部34a上端に当接する。
【0030】以上の結果、リッド本体2とフレーム4と
の施錠は解除される。リッド本体2は、図5の矢印aの
方向に前記したヒンジ3を支点として車室R1側に揺動
して倒れることが可能となる。この結果、フレーム2の
開口部5は開放されることとなり、アームレストの奥の
アームレストスルー用連通口をなす開口部5は開放さ
れ、車室R1とトランクルームR2とは、この部分で連
通する。先に述べたように、スキー板や釣竿等の長尺物
を、トランクルームR2、車室R1にかけて、アームレ
ストスルー用連通口をなす開口部5を介して収納するこ
とができることとなる。
【0031】次にトランクルームR2側からリッド本体
2を開放する操作を説明する。図6はこの操作を示し、
トランクルームR2側には、図2に示す如く第2スライ
ドノブ30がリッド本体2の上部中間部に露出してい
る。指(f)で第2スライドノブ30の押圧部33を上
から押圧する。第2スライドノブ30は、施錠機構20
に関与せず、バネ36で上方に弾圧、付勢されているだ
けなので、押圧により押し下げ動が可能である。
【0032】第2スライドノブ30は、施錠機構20に
関係なく、図6の矢印のように、バネ36の弾圧力の
みに抗して下降する。この結果、上端部の係止部31は
下降し、フレーム2の開口部5の上縁部5cに設けた係
止孔8から、前記と同様に抜け出す。この結果、リッド
本体2は、フレーム4の開口部5に対して開放する。第
2スライドノブ30の下降限は、係止突起35の規制突
起16上への当接で規制され、又この状態で、規制凹部
34aの上部が筒状枠部2bの奥の壁2d下端部の規制
突起2fと当接する。
【0033】このように、トランクルームR2側から
は、第2スライドノブ30を押圧、下降操作するだけ
で、第2スライドノブ30の下降が許容される。従っ
て、車室R1側のリッド本体2の開放操作のように、施
錠機構20の解錠操作を必要とすることが一切ない。図
5のように、リッド本体2の施錠の解除後、リッド本体
を前方に押圧することで、矢印aのように、リッド本体
2は前方に倒れ、アームレストスルー用の連通口をなす
開口部5を開放し、前記したように、長尺物をトランク
ルームR2から車室R1にかけて収容することができ
る。
【0034】このように、車室R1からは、施錠機構2
0の解錠、開口操作をまってのみ、アームレストスルー
用開口部5が開放する。一方、トランクルームR2から
は、車室R1の施錠機構20の解錠操作を必要とするこ
となく、アームレストスルー用リッドの開放を行うこと
ができる。
【0035】従って、トランクルームを開けて、アーム
レストスルー用リッドが施錠されていた場合に、車室内
に戻り、解錠、開口又は開放操作を行う必要がない。又
トランクを開けて、荷物をトランクルーム内に収容する
に際し、荷物がトラックルーム内の寸法よりも若干長い
場合には、アームレストスルーを行う必要がある。この
ような場合、アームレストスルーを行うべく、リッドを
開くため、車室内の戻る必要がなく、トランクルーム側
からリッドを開放し、アームレストスルーを行うことが
できる。
【0036】このように、車室内において、アームレス
トスルー用のリッドの解錠操作をし忘れ、トランクルー
ムを開き、リッドが閉鎖状態にあると気がついたとして
も、トランクルーム内からリッドを開放することができ
る。
【0037】又荷物の寸法を誤認し、トランクルームを
開放し、荷物がトランクルーム内の寸法に収らず、アー
ムレストスルー用のリッドを開いて収納する必要があっ
た場合においても、リッドを開放するため、一々車室に
戻ってリッドの解錠操作を行う必要がなく、トランクル
ーム内から、リッドの開放操作が行える。
【0038】このように、車室内からは解錠操作を行わ
ない限り、リッドを開けることは一切不可能であり、従
って乗員以外の第3者はキーを持っていない限りリッド
の開放を行うことができない。一方、トランクルーム側
からは、リッドの施・解錠状態に関係なく、任意にリッ
ドを開放することができる。
【0039】従って、本発明の第1実施例においては、
アームレストスルー用リッドの開放操作性、開放作業性
が著しく向上し、乗員の無駄な挙動を無くし、使い勝手
性に極めて優れたアームレストスルー用リッドを得るこ
とができる。又構造も、施錠機構で規制され、第2スラ
イドノブと連動する車室内側の第1スライドノブと、ト
ランクルーム側にあって、第1スライドノブとは無関係
に押圧下動させ得る第2スライドノブと、を連繋させる
構造なので、構造が簡素で、作動も確実である。
【0040】以上第1実施例詳細に説明したが、フレー
ム4、リッド2、第1スライドノブ10、これの各部、
第2スライドノブ30、これの各部等は、樹脂で成形
し、施錠機構20、バネ36等は、金属で形成する。
【0041】図8〜図15は本発明の第2実施例を示
す。本実施例は、リアシート200を開閉体とした。リ
アシート200は、シートクッション201とシートバ
ック202とからなる。シートバック202は、実施例
では図の右側を固定シートバック203とし、中央部2
04aのアームレスト205を含む左側を可倒シートバ
ック204とした。固定シートバック203と可倒シー
トバック204とは、アームレスト205の左側の境界
204bから、可倒シートバック204の下端部をヒン
ジとして手前に倒れることが可能なように構成されてい
る。この右側の可倒シートバック204を、前記したア
ームレストスルーの連通口開閉用のリッドと同様の開閉
体とした。
【0042】図9は要部の縦断側面図、図10は図9の
平面図、図11は図10の11−11線断面図である。
実施例では、可倒シートバック204のヘッドレスト2
04c部分の側部の中央部側の頂部204dに施錠機構
61及び押圧ノブ61を設けた。
【0043】図9に示すように可倒式シートバック20
4の頂部204dの前後方向中間部〜後部に、図10で
示す如く、平面視が横長矩形の保持枠40を、頂部20
4dの表面に露出するように設ける。この保持枠40の
下には、シートバック204の背面に配置したフレーム
41のこの部分の上部に設けた保持部42を配設する。
保持部42は、前方に膨出した枠部43を備え、枠部4
3の前面を略々Z字型の支持スティ44でフレーム41
に支持する。
【0044】枠部43の頂部43aに前記した保持枠4
0を臨ませ、枠部43の頂部は後下傾させてシートバッ
ク202後面上部に配置されるリアトレイ80先部との
干渉を避ける。頂部43aの後下傾部43bの後端部か
ら下方にガイド板45を垂下する。ガイド板45は、上
端部を後下傾部43bの下端部に、又下端部をフレーム
41の上端部に前記したスティ44と共締め結着する。
【0045】ガイド板45には、高さ方向に長い縦長の
ガイド開口部46を設け、実施例では、上方に開放した
ガイド開口部とした。以上のフレーム41は可倒シート
バック204の背面に配置され、これの前方にクッショ
ン材204eが設けられており、外側を外被材204f
で覆い、フレーム41の背面(トランクルーム側)は生
地のままである。
【0046】図10に示すように、実施例では、横長の
保持枠40の中間部から左側に偏寄した部分には、横長
のノブ孔50を設け、この下の枠部43の頂部43aに
は、同形状、同寸法のガイド孔47を設け、ガイド孔4
7周には、筒枠部47aが下方に垂下、設置されてい
る。この保持枠40に設けたガイド孔50、及びガイド
孔47には、押圧ノブ51を上下動可能に嵌挿し、押圧
ノブ51は、上半部が常態ではガイド孔50上に突出す
る。
【0047】尚、実施例では、ガイド孔50周を漏斗状
とし、周囲の漏斗部50aの底にガイド孔50を設け、
漏斗部50a上縁部の囲橈縁部50bと略々同レベルに
押圧ノブ51の頂部51aが臨むように設定した。従っ
て、押圧ノブ51の頂部51aが保持枠40上に余り突
出することがなく、外観性の点で好都合である。又押圧
ノブ51は、ガイド孔47の筒枠部47aで、直線的な
上下動を保障される。
【0048】以上の押圧ノブ51の膨大部52の中央部
寄りの側部には、係止凹部56を設ける。一方、保持枠
40には、押圧ノブ51と隣接して施錠機構61を設け
る。施錠機構61は上向きに配置し、本体62の頂部6
2aは、保持枠40の円形孔60の直下に位置し、本体
62は中間部周の係止溝63で枠部43の頂部の一部に
設けた円形孔48に係合して保持されている。
【0049】施錠機構61の本体下部から下方に回動子
64を垂下、突出させ、回動子64に、図10で示した
ような、平面視が扇状のロックプレート65の基部を固
着する。ロックプレート65は、施錠状態においては、
図10、図11に示すように、押圧ノブ51方向を向
き、その先端部65aが係止凹部56に係合している。
尚、図10に示すように、施錠機構61の本体62頂部
の鍵穴66は、保持枠40の表面から上向きに円形孔6
0に臨んでいる。
【0050】可倒シートバック204の裏面の前記した
枠部43の後面に設けたガイド板45には、スライドノ
ブ70の前方突出部71を臨ませる。スライドノブ70
は、ガイド板45の背面に沿って上下方向に設けられた
本体部72と、これの上端部の係止部73と、本体部7
2の高さ方向中間部に後方へ突出するように設けた押圧
部74を備え、本体部72の側部のガイド部75、及び
突出部71が、ガイド開口部46に摺動可能に嵌合し、
スライドノブ70の上下動を保障する。
【0051】保持部42の内底部42a上には、バネ支
持部42bを起設し、一方、これの上方に位置する突出
部71の下面には、バネ支持部71aを垂下、突設し、
この間にコイルバネの如きバネ76を介装する。このバ
ネ76で、スライドノブ70は上方に弾圧、付勢され、
突出部71の上面71bが押圧ノブ51の膨大部52の
下面52bに当接し、スライドノブ70の上昇限を規制
する。
【0052】図9で明らかなように、シートバック20
4の上部後方にはリアトレイ80が配置されている。リ
アトレイ80は、図9のように表面の外装材81と、フ
レーム材82とからなる。フレーム材82の側面視略々
横U字型の先端部の垂下片83部分に係止孔84を設
け、これに、前記したスライドノブ70の係止部73が
係合する。尚、図11において明らかなように、保持枠
40は、左右のネジ49,49で枠部43の頂部43a
に結着されている。又上記した施錠機構61、押圧ノブ
51を含む保持部42、枠部43、支持スティ44の部
分を除いて、周りはシートバックのクッション材204
eで覆われている。
【0053】図9は、スライドノブ70の係止部73が
リアトレイ80の係止孔84に係合し、可倒シートバッ
ク204が施錠状態にあり、シート204の前倒しがで
きない状態を示す。図9の左側の車室R1から、施錠状
態を解除し、シートバック204を前倒しして、右側の
トランクルームR2と車室との間をシートバックスルー
する操作を説明する。
【0054】図11に示すように、キー67を鍵穴66
に差し込み、図10の想像線bで示すように90°回転
させる。この結果、回転子62が回転し、これに伴いロ
ックプレート65は回転し、押圧ノブ51の凹部65か
ら離脱する。この結果、押圧ノブ51はロックプレート
65の規制を解除され、下動が可能となる。
【0055】図12に示す如く、押圧ノブ51を指fで
下方に押圧する。押圧ノブ51は、前記したように下動
の規制が解除されているので、この下のスライドノブ7
0の突出部71下部のバネ76に抗し、突出部71を押
し下げながら、図12の矢印のように押し下げられ
る。押圧ノブ51の下動で、これと連動してスライドノ
ブ70は矢印のように下動し、スライドノブ70の上
端部の係止部73が、リアトレイ80の係止孔84から
離脱する。
【0056】この結果、スライドノブ70の上端部の係
止部73と、リアトレイ80の係止孔84との間の係合
が解除され、即ち、解錠状態となる。シートバック20
4は、図12の左側の車室R1側に倒すことが可能とな
る。従って、車室R1とトランクルームR2とは連通状
態となり、図14、図15に示すように、車室R1とト
ランクルームR2との間にシートバックスルーの開口部
R3が開放され、長尺物を、トランクルームR2から車
室R1に、開口部R3を介して収納することができるこ
ととなる。
【0057】次に、トランクルームR2からシートバッ
ク204の解錠操作を説明する。トランクルームR2の
奥には、シートバック204の背面のフレーム41が見
え、これの上部に前記したスライドノブ70が露出して
いる。図13に示すように、指fでスライドノブ70の
押圧部74を上から下方に押圧する。この場合、スライ
ドノブ70は、前記した施錠機構61、押圧ノブ51と
は連繋していないので、車室R1側の施錠機構61、押
圧ノブ51とは無関係に、独立して押し下げ操作が可能
である。
【0058】押圧部74の押圧で、バネ76に抗してス
ライドノブ70は、図13の矢印に示すように、ガイ
ド開口部46にガイドされて下降する。この結果、スラ
イドノブ70上端部の係止部73は、リアトレイ80の
係止孔84から離脱する。従って、シートバック204
のリアトレイ80により規制は解除されることとなる。
【0059】この結果、前記した説明のように、図1
4、図15で示す如くリアシートバック204は前倒し
が可能となり、車室R1とトランクルームR2とは連通
状態となり、開放された開口部R3を介して、長尺物を
トランクルームR2から車室R1にかけて収納すること
ができる。
【0060】このように、トランクルームR2から、車
室R1内に戻ることなく、シートバック204の開放操
作を行うことができ、シートバック204を前倒しし
て、車室R1とトランクルームR2とを開放された開口
部R3により、シートバックスルーを実行することがで
きる。尚、押圧ノブ51は、施錠機構61のロックプレ
ート65が凹部56に係合しているので、下降すること
はなく、上昇限位置を保持する。
【0061】このように、車室内において、シートバッ
クスルーに際しての解錠操作をし忘れ、トランクルーム
を開き、シートバックが閉鎖状態にあると気がついたと
しても、トランクルーム内からシートバックの開放を行
なうことができる。
【0062】又荷物の寸法を誤認し、トランクルームを
開放し、荷物がトランクルーム内の寸法に収らず、シー
トバックを開いて収納する必要があった場合において
も、トランクルームからシートバックを開放することが
できるので、一々車室に戻ってシートバックの解錠操作
を行う必要がなく、シートバックを簡単に開放すること
ができる。
【0063】このように、車室内からは解錠操作を行わ
ない限り、シートバックを開けることは一切不可能であ
り、従って乗員以外の第3者はキーを持っていない限り
シートバックの開放は行えない。一方、トランクルーム
からシートバックの開放を、任意に実行することができ
る。
【0064】従って、本発明の第2実施例においては、
シートバックの開放操作性、開放作業性が著しく向上
し、乗員の無駄な挙動を無くし、使い勝手性に極めて優
れたシートバックスルー装置を得ることができる。又構
造も、施錠機構で規制され、スライドノブと連動する車
室内側の押圧ノブと、トランクルーム側にあって、押圧
ノブとは無関係に押圧下動させ得るスライドノブと、を
連繋させる構造なので、構造が簡素で、作動も確実であ
る。
【0065】以上第2実施例においては、施錠機構、押
圧ノブ、スライドノブ等の機構をシートバック側に設け
たが、これ等の機構をリアトレイ80側に設けることも
可能であり、このような配置は、容易に、又任意に実施
することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
請求項1では、開閉することにより車室とトランクルー
ムとを連通、閉鎖するようにした開閉体において、開閉
体は、車室から施解錠可能なロック手段を備え、且つ前
記開閉体は、トランクルーム側に、前記ロック手段の施
錠、及び解錠状態に関係無く、該開閉体を開放し得る開
放手段を備えるようにしたので、車室とトランクルーム
とを閉鎖する開閉体を開放する際、トランクルームから
は、解錠操作することなく、開閉体を開放することがで
きる。従って、本発明によれば、車室内からは施錠の解
錠操作が必要で、トランクルームからは解錠操作を必要
とすることなく、トランクスルーを実現することがで
き、盗難防止性を損うことなく、使い勝手性(操作性)
を向上させることができる車室とトランクルームとを連
通、閉鎖可能な開閉体を得ることができる。
【0067】請求項2では、前記開閉体を、リアシート
の中央部に配設されるアームレストを倒した状態で、ア
ームレストの奥のリッドとトランクルームとを連通させ
る連通口を開閉するための開閉体としたので、アームレ
ストを開放して車室内とトランクルームとを連通させる
アームレストスルーを、車室側からは解錠、開放操作す
ることで、又トランクルーム側からは、車室内の操作を
一切行うことなく、実行することができる。以上を簡素
な構成で、使い勝手性に極めて優れた車両の開閉体構造
を得ることができる。
【0068】請求項3では、前記開閉体は、車室とトラ
ンクルームとを連通、又は閉鎖するように、起倒自在に
設けられたリアシートとしたので、リアシートを倒して
車室内とトランクルームとを連通させるリアシートスル
ーを、車室側からは解錠、開放操作することで、又トラ
ンクルーム側からは、車室内の操作を一切行うことな
く、実行することができる。以上を簡易な構成で、使い
勝手性に極めて優れた車両の開閉体構造を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体の第1実施例にかかるアームレ
ストスルー用リッドの正面図
【図2】上記アームレストスルー用リッドの背面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図3の要部の拡大図で、施・解錠部、及びリッ
ド開放操作部の拡大断面図であり、リッド施錠、閉鎖状
態の図
【図5】図5は図4と同様の断面図で、車室内からリッ
ドの開放操作を示す図
【図6】図5と同様の断面図で、トランクルーム内から
リッドの開放操作を示す図
【図7】リッドを設けた自動車のリアシートの説明的斜
視図
【図8】本発明の開閉体の第2実施例にかかるリアシー
ト起倒式開閉体のリアシートの説明的斜視図
【図9】リアシート施・解錠部分の拡大縦断側面図
【図10】図9の矢視10方向の図で、操作部、及び施
・解錠装置の平面図
【図11】図10の11−11線断面図
【図12】図12は解錠視、車室内からシート開放操作
を行なう状態を示す図9と同様の縦断側面図
【図13】トランクルーム内からシート開放操作を行な
う状態を示す図9と同様の縦断側面図
【図14】リヤシートを倒し、トランクルームと車室内
とを連通させたトランクスルーの状態を車室内側から見
た斜視図
【図15】図15はリヤシートを倒し、トランクルーム
と車室内とを連通させたトランクスルーの状態をトラン
クルーム側から見た斜視図
【符号の説明】
1,204…開閉体、 10,30,51,70…施錠
機構の解除による開閉体解除操作機構、 20,61…
施錠機構、 2…アームレストリッド本体、204…リ
アシートであるシートバック、 R1…車室、 R2…
トランクルーム。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉することにより車室とトランクルー
    ムとを連通、閉鎖するようにした開閉体において、 前記開閉体は、車室から施解錠可能なロック手段を備
    え、 且つ前記開閉体は、トランクルーム側に、前記ロック手
    段の施錠、及び解錠状態に関係無く、該開閉体を開放し
    得る開放手段を備える、 ことを特徴とする車両の開閉体。
  2. 【請求項2】 前記開閉体は、リアシートの中央部に配
    設されるアームレストを倒した状態で、リアシートとト
    ランクルームとを連通させる連通口を開閉するための開
    閉体であることを特徴とする請求項1記載の車両の開閉
    体。
  3. 【請求項3】 前記開閉体は、車室とトランクルームと
    を連通、又は閉鎖するように、起倒自在に設けられたリ
    アシートであることを特徴とする請求項1記載の車両の
    開閉体。
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