JPH09203080A - 作業機械 - Google Patents

作業機械

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JPH09203080A
JPH09203080A JP3562096A JP3562096A JPH09203080A JP H09203080 A JPH09203080 A JP H09203080A JP 3562096 A JP3562096 A JP 3562096A JP 3562096 A JP3562096 A JP 3562096A JP H09203080 A JPH09203080 A JP H09203080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
support mechanism
machine
sheet
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3562096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yamada
一徳 山田
Toshio Arai
利男 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Shigeru Kogyo KK
Hokuetsu Industries Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Shigeru Kogyo KK
Hokuetsu Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd, Shigeru Kogyo KK, Hokuetsu Industries Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP3562096A priority Critical patent/JPH09203080A/ja
Publication of JPH09203080A publication Critical patent/JPH09203080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業機を横に振った状態での作業時でも、運
転者を作業場所に正対させることができ、作業場所の確
認がしやすい建設機械を提供する。 【解決手段】 作業機械の旋回台3の上面27に、後端
部がピボット50を中心として回動自在である回動部材
54を設ける。この回動部材54にスライド部材80を
前後方向へ移動自在に設ける。このスライド部材80に
シート21を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミニショベル等の
建設機械、その他の作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の作業機械の一例としての
ミニショベルと呼ばれる小型の建設機械を示すものであ
り、このミニショベルは、機械本体としての車体1およ
び旋回台3を備えており、車体1はクローラ2で走行す
るようになっている。また、旋回台3は、車体1の上に
水平方向に回動可能に設けられており、旋回台3の前部
には作業機取付部5が設けられている。この作業機取付
部5にはブーム6の基端部が左右方向および上下方向へ
回動可能に取り付けられ、ブーム6の先端にはアーム7
の基端部が上下方向へ回動可能に取り付けられ、さらに
アーム7の先端部にはバケット8が取り付けられてい
る。そして、旋回台3上には、運転者が座るシート10
が設けられている。なお、作業機取付部5に取り付けら
れたブーム6以降の部分が作業機である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなミニショベ
ルでは、作業機を左右に振った状態での作業が可能であ
るが、従来ではシート10が回転不能に設けられていた
ため、作業機を左右に振った状態では、運転者が身体を
横に向けなければ、例えばバケット8でミニショベルの
左右の地面等を掘削する場合にはその掘削箇所を確認し
づらいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、機械本体と、この機械本
体の前部に水平方向へ回動可能に設けられた作業機と、
この作業機の後方側の上記機械本体に設けられたシート
とを備えた作業機械において、上記機械本体とシートの
間に、シートを水平方向へ回転可能に支持する回転支持
機構を設けたことを特徴としている。この場合、上記機
械本体と上記回転支持機構との間に、回転支持機構を上
記機械本体の前後方向へ移動可能に支持する移動支持機
構を設けたり、あるいは上記回転支持機構と上記シート
との間に、上記シートを前後方向へ移動可能に支持する
移動支持機構を設けるのが望ましい。また、上記回転支
持機構を、上記機械本体に後端部を回動中心として水平
方向へ回動自在に支持された回動部材を有するものと
し、上記移動支持機構を、上記支持板の上面部に前後方
向へスライド可能に設けられたスライド部材を有するも
のとし、このスライド部材に上記シートを取り付けるの
が望ましい。さらに、上記回転支持機構の回転中心を、
上記シートの支持中心よりもシートの後方側に配置する
のが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、図1はこの発明の第1の
実施の形態の運転座席20の概略構成を示す図であり、
図1(a)はその正面図、図1(b)運転座席20のシ
ート21が動く方向を示す斜視図である。
【0006】上記運転座席20は、図4に示すような建
設機械(作業機械)の旋回台(機械本体)3の上面27
に設置されており、この運転座席20は、旋回台3の上
面27に設けられた移動支持機構26を備えている。こ
の移動支持機構26は、長手方向を旋回台3の前後方向
に向けて旋回台3の上面27に取り付けられた2本の下
レール30と、各下レール30にその長手方向に沿って
それぞれ移動可能に支持された2本の上レール31とか
らなるものであり、上レール31には、支持板28が固
定されている。したがって、支持板28は旋回台3に対
して前後方向へに移動自在になっている。
【0007】上記支持板28の上方には、シートクッシ
ョン22とシートバック23とからなるシート21が配
設されており、シートクッション22と支持板28との
間には、シート21を水平方向へ回動自在に支持する回
転支持機構25が配設されている。回転支持機構25
は、シートクッション22と支持板28とにそれぞれ固
定された上下の回転部材25a,26bを備えており、
上下の回転部材25a,25bは、互いに回転可能に連
結されている。したがって、シート21は旋回台3に対
し水平方向へ回動可能になっている。
【0008】なお、この実施の形態の場合には、回転支
持機構25が移動支持機構26とシート21との間に設
けられているが、旋回台3と移動支持機構26との間に
設けてもよい。
【0009】上記の運転座席20を有するこの実施の形
態の建設機械においては、シート21を、回転支持機構
25を介して旋回台3に回転可能に取り付けたから、作
業機を左右に振った状態で作業する場合でも、シート2
1を作業場所に向けて回動させることにより、運転者を
作業場所に正対させることができる。したがって、旋回
台3を回転させたり、無理に身体を横に向けたりしなく
ても、左右の状況を確認がしやすく、作業性が向上す
る。また、シート21を移動支持機構26によって前後
に動かせるようにしたから、運転者に合った位置にシー
ト21を調整することができる。
【0010】次に、本発明の第2の実施の形態を図2、
図3を参照して説明する。なお、図2は上記の回転支持
機構と前後方向移動支持機構とを兼ねた支持装置40の
斜視図、図3はその側面図である。
【0011】この支持装置40は、図1(a)の旋回台
3とシート21の間に介装されるもので、旋回台3の上
面27に設けられたピボット50と、このピボット50
を中心に旋回台3の床面27の前部に配設された円弧レ
ール52と、この円弧レール52に前端部がスライド可
能に係合支持され、後端がピボット50を介して旋回台
3に回動自在に支持された回動部材54と、この回動部
材54に前後方向(図4に示す建設機械の車体1の前後
方向)へスライド可能に支持されたスライド部材80と
を有している。そして、ピボット50と円弧レール52
と回動部材54とで回転支持機構41が構成され、回動
部材54とスライド部材80とで移動支持機構42が構
成されている。
【0012】回動部材54は、後端部に一段下がったフ
ランジ部55を有しており、このフランジ部55がピボ
ット50に水平方向へ回動自在に結合されている。ま
た、円弧レール52は、旋回台3の上面27にボルト止
めされたフランジ部52aと、このフランジ部52aの
内周端部から立ち上がる垂直壁52cと、この垂直壁5
2cの上端部に水平方向内側へ向かって連設されたレー
ル部52bとを有している。レール部52bには、ロッ
ク孔53が周方向へ適宜の間隔をもって配置形成されて
いる。
【0013】回動部材54の前端部には、円弧レール5
2のレール部52bに嵌まる係合溝部58が形成されて
いる。この係合溝部58は、回動部材54の前端部をそ
のまま延ばした上係合板部56と、同前端部の幅方向中
央部をL字形に折曲してなる下係合板部57との間に確
保されている。下係合板57を形成することでできた凹
所には、ロック機構を構成するロック板60が収容され
ている。このロック板60は、その基端部が回動部材5
4の前端部にヒンジ61を介して上下方向へ回動自在に
取り付けられており、バネ(図示せず)によって下向き
に付勢されている。そして、ロック板60の先端に設け
た爪59を、円弧レール52のロック孔53に差し込む
ことで、回動部材54を適宜の回動位置でロックするこ
とができるようになっている。ロックを外すにはロック
板60の上面に連結したワイヤー62を引くことで、ロ
ック板60を上に持ち上げ、爪59をロック孔53から
抜けばよい。なお、図中符号63で示すのはワイヤーガ
イドである。
【0014】また、上記回動部材54には、回動部材5
4の前後方向に沿って延びるスライド開口71が形成さ
れている。このスライド開口71内には、上記スライド
部材80の下端が嵌まっている。この場合、スライド部
材80の下端の両側には係合溝74、74が形成され、
これら係合溝74がスライド開口71の両側縁に係合す
ることで、スライド部材60が上下方向に固定され、か
つスライド開口71に沿って前後方向へ移動自在に支持
されている。係合溝74は、スライド部材80の下端部
に一体的に設けられたベースプレート81と、その下方
にブラケット72を介して固定された下面板73との間
に形成されている。
【0015】また、スライド部材80のベースプレート
81には、スライド部材80を適宜のスライド位置で止
めるためのロックピン75が設けられており、このロッ
クピン75を、回動部材54のスライド開口71に沿っ
て配置形成した多数のロック孔76のうちのいずれかに
差し込むことで、スライド部材80を適宜の位置にロッ
クすることができるようになっている。また、スライド
部材80の上端にはフランジ82が設けられ、このフラ
ンジ82にシートクッション22が載置固定されてい
る。
【0016】上記の内容から明らかなように、シート2
1を回転自在に支持する回転支持機構41の回転中心L
(ピボット50)は、シート21を支持するスライド部
材80の支持中心Sよりも、シート21の後方側に位置
している。したがって、回動部材54を回動させると、
シート21はその向きが変わるのみならず、左右方向に
振られる。なお、この実施の形態では、回転中心Lと支
持中心Sとの間の距離をHとしたとき、その距離Hはス
ライド部材80を構成する円筒の半径より大きく設定さ
れている。
【0017】上記構成の支持装置40によって支持され
たシートを有する作業機械においては、ロック板60に
よるロックを解除して、回動部材54を円弧レール52
に沿って回動させることにより、任意の方向にシート2
1を向けることができる。そして、方向を定めた後に、
ロック板60の爪59を円弧レール52のロック孔53
に差し込めば、その位置でシート21を固定することが
できる。また、ロックピン75をロック孔76から抜い
て、回動部材54に沿ってスライド部材80を動かせ
ば、シート21の位置を前後方向に移動することがで
き、位置を定めた後にロックピン75をロック孔76に
差し込めば、その位置でシート21を固定することがで
きる。したがって、作業機を左右に振った状態で作業す
る場合でも、シート21を作業場所に向けることがで
き、運転者を作業場所に正対させることができ、旋回台
3を回転させたり、無理に身体を横に向けたりしなくて
も、左右の確認がしやすい。また、シート21を前後方
向に動かせるので、運転者に合った位置にシート21を
調整することができ、特に掘削作業などの際に作業箇所
が確認しやすくなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、作業機を左右に振った状態で作業する場合
でも、シートを作業場所に向けて回動させることによ
り、運転者を作業場所に正対させることができる。従っ
て、旋回台を回転させたり、無理に身体を横に向けたり
しなくても、左右の確認がしやすい。請求項2および請
求項4に係る発明によれば、シートを前後方向に動かせ
るので、運転者に合った位置にシートを調整することが
でき、特に掘削作業などの際により作業箇所が確認しや
すくなる。請求項3の発明によれば、シートの向きを変
えることができるのみならず、シートを左右に振らせる
ことができる。したがって、左右の確認がより一層やり
やすくなる。請求項5の発明によれば、回転支持機構の
回転中心をシートの支持中心よりもシートの後方側に配
置する構造を、簡単な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す概略構成図
であって、図1(a)はその正面図、図1(b)はシー
トの動きを示す斜視図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態の要部の概略構成
を示す斜視図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
一部省略側断面図である。
【図4】ミニショベルと呼ばれる建設機械の斜視図であ
る。
【符号の説明】
L 回転中心 S 支持中心 1 車体(機械本体) 3 旋回台(機械本体) 6 ブーム(作業機) 21 シート 25 回転支持機構 26 移動支持機構 27 旋回台の床面 41 回転支持機構 42 移動支持機構 54 回動部材 80 スライド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 一徳 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社内 (72)発明者 新井 利男 群馬県太田市由良330

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械本体と、この機械本体の前部に水平
    方向へ回動可能に設けられた作業機と、この作業機の後
    方側の上記機械本体に設けられたシートとを備えた作業
    機械において、上記機械本体とシートの間に、シートを
    水平方向へ回転可能に支持する回転支持機構を設けたこ
    とを特徴とする作業機械。
  2. 【請求項2】 上記機械本体と上記回転支持機構との間
    に、回転支持機構を上記機械本体の前後方向へ移動可能
    に支持する移動支持機構を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の作業機械。
  3. 【請求項3】 上記回転支持機構が、上記機械本体に後
    端部を回動中心として水平方向へ回動自在に支持された
    回動部材を有し、上記移動支持機構が、上記支持板の上
    面部に前後方向へスライド可能に設けられたスライド部
    材を有し、このスライド部材に上記シートを取り付けた
    ことを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
  4. 【請求項4】 上記回転支持機構と上記シートとの間
    に、上記シートを前後方向へ移動可能に支持する移動支
    持機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業
    機械。
  5. 【請求項5】 上記回転支持機構の回転中心を、上記シ
    ートの支持中心よりもシートの後方側に配置したことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の作業機械。
JP3562096A 1996-01-30 1996-01-30 作業機械 Pending JPH09203080A (ja)

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JP3562096A JPH09203080A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 作業機械

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JPH09203080A true JPH09203080A (ja) 1997-08-05

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JP3562096A Pending JPH09203080A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 作業機械

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JP (1) JPH09203080A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221398A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Joseph Voegele Ag 路面仕上げ機と座席コンソール
CN107054166A (zh) * 2017-03-03 2017-08-18 贵州詹阳动力重工有限公司 一种工程车辆及其多功能模块化座椅

Cited By (3)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20041118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050614