JP3655429B2 - 建設機械の操作レバー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に設けられ、建設機械の作動を制御するのに好適に用いられる建設機械の操作レバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とから大略構成されている。そして、この種の建設機械においては、上部旋回体の運転室内に設けられた操作レバー装置によって、下部走行体の走行動作、上部旋回体の旋回動作、あるいは作業装置の動作等が制御される。
【0003】
このような従来技術による操作レバー装置は、通常、下部走行体の走行動作を制御する走行用の操作レバー装置と、上部旋回体の旋回動作、作業装置の動作等を制御する作業用の操作レバー装置とに大別され、走行用の操作レバーは、運転席の前方に位置して走行ペダルと共に運転室の床板上に設けられている。
【0004】
一方、作業用の操作レバーは、例えば実開昭60−452号公報等に記載されているように、運転席の左右両側に配設されたアームレストの先端側に設けられ、運転席に着席した作業者が、アームレストにひじ等をのせた状態で操作レバーを傾転操作する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、運転席の左右両側でアームレストの先端側に作業用の操作レバーを設け、この操作レバーは運転席に対して左右方向で一定の位置に設置されているため、運転席の左右方向に関して各操作レバーの位置が必ずしも作業者の体格(肩幅)に適合しないことがあり、作業者によっては操作レバーの傾転操作を円滑に行うことが難しく、頻繁なレバー操作等が負担となって作業者が疲労し易いという問題がある。
【0006】
また、操作レバーは運転席の左右両側に位置して運転席の前側に配設されているため、作業者が運転席に乗降するときに操作レバーが邪魔になり、迅速な乗降が妨げられるという問題がある。
【0007】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、運転席に対する操作レバーの位置を適宜に調節することができ、操作性を向上できると共に、運転席への乗降時等の妨げになるのを防止できるようにした建設機械の操作レバー装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明による建設機械の操作レバー装置は、建設機械の運転室内に位置して運転席を挟んで左側と右側にそれぞれ配設される左,右のアームレストと、基端側が前記各アームレストに取付けられ、先端側が当該基端側を中心として各アームレストの前側で左右方向に回動される左,右のレバーホルダと、前記各レバーホルダに設けられ、前記レバーホルダ上で操作される左,右の操作レバーとから構成し、前記レバーホルダは、左右方向に回動される範囲のうち操作レバーの操作を行うことができる操作可能範囲と操作レバーの操作を行うことができない範囲とを有し、前記アームレストとレバーホルダの基端側との間には、前記操作可能範囲内で複数の回動位置に選択的に位置決めするレバーホルダロック機構を設ける構成としてなる。
【0009】
このように構成によれば、レバーホルダの先端側をアームレストに対して左右方向に回動することにより、操作レバーの運転席に対する左右方向の位置が任意に調整でき、作業者にとって操作し易い位置に操作レバーを配置することができる。また、例えば運転席への乗降時の妨げにならない位置に操作レバー等を移動させることができる。
さらに、アームレストとレバーホルダの基端側との間には操作可能範囲内で複数の回動位置に選択的に位置決めするレバーホルダロック機構を設けたから、レバーホルダをアームレストに対して回動させ、レバーホルダロック機構によって複数の回動位置のうちの任意の位置に位置決めすることができる。これにより、作業者の肩幅等に適合した位置に操作レバーを配置することができる。
【0012】
さらに、請求項2の発明は、前記レバーホルダロック機構により前記レバーホルダが位置決めされるまでの間は前記操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止し、位置決めされたときには前記操作レバーからの傾転操作信号の出力を許すレバーホルダ用の信号出力手段を備える構成としたことにある。
【0013】
このような構成によれば、レバーホルダロック機構によりレバーホルダが位置決めされるまでの間、即ち、操作レバーの左右方向の位置調整を行っている間に誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから外部に傾転操作信号が出力されるのを防止できる。
【0014】
また、請求項3の発明は、前記レバーホルダ用の信号出力手段は、前記レバーホルダが前記アームレストに対して予め決められた範囲を越えて左右方向に回動されたときに、前記傾転操作信号の出力を禁止する構成としたことにある。
【0015】
このように構成したことにより、例えば運転席への乗降時等においてレバーホルダがアームレストに対して予め決められた範囲を越えて回動された状態では、誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを防止できる。
【0016】
そして、請求項4の発明は、前記アームレストの基端側は前記運転席の背もたれに対して上下方向に回動可能に設け、前記背もたれとアームレストの基端側との間には、前記アームレストを複数の回動位置に選択的に位置決めするアームレストロック機構を設けたことにある。
【0017】
このような構成によれば、アームレストを運転席の背もたれに対して上下方向に回動させ、アームレストロック機構によって複数の回動位置のうちの任意の位置に位置決めすることにより、操作レバーの上下方向の位置をも調整することができる。また、例えば運転席への乗降時の妨げにならない位置にアームレストを移動させることができる。
【0018】
また、請求項5の発明は、前記アームレストロック機構により前記アームレストが位置決めされるまでの間は前記操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止し、位置決めされたときには前記操作レバーからの傾転操作信号の出力を許すアームレスト用の信号出力手段を備える構成としたことにある。
【0019】
このような構成によれば、アームレストロック機構によりアームレストが位置決めされるまでの間、即ち、操作レバーの上下方向の位置調整を行っている間に誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから外部に傾転操作信号が出力されるのを防止できる。
【0020】
さらに、請求項6の発明は、前記アームレスト用の信号出力手段は、前記アームレストが前記運転席の背もたれに対して予め決められた範囲を越えて上下方向に回動されたときに、前記傾転操作信号の出力を禁止する構成としたことにある。
【0021】
このように構成したことにより、例えば運転席への乗降時等において、アームレストが運転席の背もたれに対して予め決められた範囲を越えて回動された状態では、誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
【0023】
ここで、図1ないし図12は本発明の実施例による操作レバー装置を油圧ショベルの運転室内に設けた場合を示している。
【0024】
図において、1は油圧ショベルの下部走行体、2は下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体を示し、上部旋回体2は旋回フレーム3を有し、この旋回フレーム3上には運転室4、機械室5およびカウンタウェイト6等が設けられている。
【0025】
7は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、この作業装置7は、旋回フレーム3の前部中央に俯仰動可能にピン結合されたブーム8と、ブーム8の先端側に回動可能にピン結合されたアーム9と、アーム9の先端側に回動可能にピン結合されたバケット10とから大略構成されている。
【0026】
そして、運転室4は床板11、前面板12、後面板13、左,右の側面板14,15および天井板16によって囲まれた箱形状のキャブボックスとして形成され、左の側面板14には運転者が運転室4内に乗降するためのドア14A(図1参照)が設けられている。
【0027】
17は運転室4内に位置して床板11上に配設された運転席を示し、この運転席17は、支持装置18を介して床板11上に取付けられ、作業者が腰掛ける座席19と、座席19の後部に立設された背もたれ20とからなり、背もたれ20の左右両側には後述するアームレスト24が配設されている。
【0028】
21,21は運転席17の前方に位置し、床板11上に設けられた走行用ペダルを示し、これら各走行用ペダル21には操作レバー22が取付けられている。そして、運転席17に着席した作業者が走行用ペダル21または操作レバー22を操作することにより、このときの操作量に応じて下部走行体1の走行速度等が制御される。また、各走行用ペダル21の左,右両側には運転者が足を休めるためのフットレスト23,23が床板11上に設けられ、走行用ペダル21を操作しないときに作業者は各フットレスト23上に足を置いておく。
【0029】
24,24は運転席17の左右両側に配設されたアームレストで、このアームレスト24は、運転席17に着席した作業者が後述の各操作レバー47を操作するときにひじ等を乗せるためのものである。
【0030】
ここで、図4ないし図6に示すように、アームレスト24は全体として直方体状に形成され、その基端側の側面には左右方向に伸長するロッド嵌合穴25が穿設されている。また、アームレスト24の先端側には、後述のレバーホルダ35を支持する支持板26が突設され、この支持板26の中央部には取付ロッド27が上向きに立設されている。
【0031】
そして、運転席17を構成する背もたれ20の下部側面に突設された取付ロッド28を、ロッド嵌合穴25に摺動可能に嵌合させることにより、アームレスト24が、取付ロッド28を中心として背もたれ20に対して上下方向に回動可能に取付けられている。なお、アームレスト24のロッド嵌合穴25と背もたれ20の取付ロッド28との間には、アームレスト24が取付ロッド28の軸方向に抜出すのを防止する抜止め機構(図示せず)が設けられている。
【0032】
29は背もたれ20とアームレスト24の基端側との間に設けられたアームレストロック機構を示し、このアームレストロック機構29は、背もたれ20の側面に穿設された複数の位置決め穴30と、アームレスト24の基端側に設けられ、各位置決め穴30のいずれかに係合することにより、アームレスト24を背もたれ20に対して複数の回動位置に選択的に位置決めする後述のロックピン31とから大略構成されている。
【0033】
ここで、各位置決め穴30は、図6に示すように、取付ロッド28の軸中心から一定の半径をもった円周上に穿設され、例えば予め決められた範囲a内に位置する3個が操作用の位置決め穴30Aとなり、範囲aを越える位置に穿設された4個が非操作用の位置決め穴30Bとなっている。そして、位置決め穴30Aのいずれかにロックピン31が係合したときには、アームレスト24が図7中に一点鎖線で示す角度θaの範囲内に位置決めされ、この範囲内が操作レバー47の傾転操作を行うことができる操作可能範囲となっている。一方、位置決め穴30Bのいずれかにロックピン31が係合したときには、アームレスト24が上述の操作可能範囲以外の位置、例えば図7中に二点鎖線で示す位置に位置決めされ、このときには操作レバー47の傾転操作を行うことができない構成となっている。
【0034】
31は背もたれ20の側面と対面するアームレスト24の側面に進退可能に設けられたロックピンを示し、このロックピン31は、アームレスト24の内部に左右方向に移動可能に設けられた連結アーム32の一端側に突設され、圧縮ばね33によってアームレスト24の側面から突出する方向に常時付勢されている。また、連結アーム32の他端側は、アームレスト24の上面に形成された切欠24A内に伸長し、アームレスト24の上面に配設されたロック解除レバー34に連結されている(図5参照)。
【0035】
そして、ロックピン31は、常時は圧縮ばね33によってアームレスト24の側面から背もたれ20側に突出し、この背もたれ20に設けた各位置決め穴30のいずれかに係合することにより、アームレスト24を任意の回動位置に位置決めする。また、ロック解除レバー34を矢印A方向に移動させると、ロックピン31が圧縮ばね33に抗してアームレスト24側に移動し、位置決め穴30から離脱することにより、アームレスト24が取付ロッド28を中心として背もたれ20に対して回動変位できる構成となっている。
【0036】
35,35は各アームレスト24の先端側に左右方向に回動可能に取付けられたレバーホルダを示し、このレバーホルダ35は、図8に示すように全体としてほぼ直方体状に形成され、その先端側には操作レバー47が傾転可能に設けられ、基端側にはロッド嵌合穴36が形成されている。そして、レバーホルダ35は、アームレスト24の先端側に立設された取付ロッド27にロッド嵌合穴36を摺動可能に嵌合させることにより、取付ロッド27を中心としてアームレスト24の先端側で左右方向に回動可能に取付けられている。なお、アームレスト24の取付ロッド27とレバーホルダ35のロッド嵌合穴36との間には、レバーホルダ35が取付ロッド27の軸方向に抜出すのを防止する抜止め機構(図示せず)が設けられている。
【0037】
37はアームレスト24の支持板26とレバーホルダ35との間に設けられたレバーホルダロック機構を示し、このレバーホルダロック機構37は、支持板26の上面に穿設された複数の位置決め穴38と、レバーホルダ35に設けられ、各位置決め穴38のいずれかに係合することにより、レバーホルダ35をアームレスト24に対して複数の回動位置に選択的に位置決めする後述のロックピン39とから大略構成されている。
【0038】
ここで、各位置決め穴38は、図10に示すように、取付ロッド27の軸中心から一定の半径をもった円周上に穿設され、例えば予め決められた範囲b内に位置する5個が操作用の位置決め穴38Aとなり、範囲bを越える位置に穿設された4個が非操作用の位置決め穴38Bとなっている。そして、位置決め穴38Aのいずれかにロックピン39が係合したときには、各レバーホルダ35が図11中に一点鎖線で示す角度θbの範囲内に位置決めされ、この範囲内が操作レバー47の傾転操作を行うことができる操作可能範囲となっている。一方、位置決め穴38Bのいずれかにロックピン39が係合したときには、レバーホルダ35が上述の操作可能範囲以外の位置、例えば図11中に二点鎖線で示す位置に位置決めされ、このときには操作レバー47の傾転操作を行うことができない構成となっている。
【0039】
39はアームレスト24の支持板26と対面するレバーホルダ35の下面に進退可能に設けられたロックピンを示し、このロックピン39は、図9に示すように、レバーホルダ35の内部に上下方向に移動可能に設けられた連結アーム40の下端側に下向きに突設され、圧縮ばね41によってレバーホルダ35の下面から突出する方向に常時付勢されている。ここで、連結アーム40の上端側は、レバーホルダ35内に軸42を中心として回転可能に配設された回転板43の外周側にピン結合されており、回転板43が矢印B方向に回転することにより、連結アーム40が圧縮ばね41に抗して上方に移動する構成となっている。
【0040】
44は回転板43に取付けられた歯車を示し、この歯車44は、レバーホルダ35の内部に左右方向に移動可能に設けられた連結アーム45の下端側に形成されたラック45Aと噛合している。ここで、連結アーム45の上端側は、レバーホルダ35の上面に形成された切欠35A内に伸長し、レバーホルダ35の上面に配設されたロック解除レバー46に連結されている。
【0041】
そして、ロックピン39は、常時は圧縮ばね41によってレバーホルダ35の下面から下向きに突出し、アームレスト24の支持板26に設けた各位置決め穴38のいずれかに係合することにより、レバーホルダ35を任意の回動位置に位置決めする。また、ロック解除レバー46を矢印C方向に移動させると、連結アーム45のラック45Aと歯車44との噛合によって回転板43が矢印B方向に回転する。これにより、ロックピン39が圧縮ばね41に抗して上方に移動し、位置決め穴38から離脱することにより、レバーホルダ35がアームレスト24に対して回動変位できる構成となっている。
【0042】
47,47は各レバーホルダ35の先端側に傾転可能に取付けられた操作レバーを示し、各操作レバー47のうち一方の操作レバー47は、図12に示すように、矢示Kx1,Kx2方向(左,右方向)に傾転することによってバケット10を制御し、矢示Ky1,Ky2方向(前,後方向)に傾転することによってブーム8を制御する。また、他方の操作レバー47は、矢示Kx1,Kx2方向(左,右方向)に傾転することによってアーム9を制御し、矢示Ky1,Ky2方向(前,後方向)に傾転することによって上部旋回体2の旋回作動を制御する。
【0043】
そして、各操作レバー47にはそれぞれの傾転角度を矢示Kx1,Kx2,Ky1,Ky2の4方向でそれぞれ検出するポテンションメータ等の変位センサ(図示せず)が配設されている。そして、各変位センサには駆動電源48が接続され、各操作レバー47の傾転角度に応じた傾転操作信号をケーブル49,49,…を介して外部に出力する。そして、各ケーブル49は、例えばバケット用制御弁やブーム用制御弁あるいはアーム用制御弁や旋回モータ用制御弁を切換制御するコントローラ(いずれも図示せず)に接続され、変位センサからの傾転操作信号に基づき油圧ポンプ(図示せず)からの圧油をバケットシリンダ、ブームシリンダ、アームシリンダ、旋回モータ等に給排させる。
【0044】
50は前記アームレストロック機構29の作動に応じて各操作レバー47からの傾転操作信号の出力を制御するアームレスト用の信号出力装置、51は前記レバーホルダロック機構37の作動に応じて各操作レバー47からの傾転操作信号の出力を制御するレバーホルダ用の信号出力装置を示し、これら各信号出力装置50,51は、各操作レバー47の変位センサと駆動電源48との間に直列に配設されている。
【0045】
ここで、アームレスト用の信号出力装置50は、並列接続された3個のスイッチ50A,50B,50Cの集合体からなり、これら各スイッチ50A〜50Cは、例えば前記アームレストロック機構29を構成する各位置決め穴30のうち、操作用の位置決め穴30A内に1個ずつ配設される。そして、ロックピン31が位置決め穴30Aのうちいずれかに係合したとき、即ち、アームレスト24が図7中に一点鎖線で示す操作可能範囲内に位置決めされたとき、各スイッチ50A〜50Cの1個が選択的に閉成する構成となっている。
【0046】
一方、レバーホルダ用の信号出力装置51は、並列接続された5個のスイッチ51A,51B,51C,51D,51Eの集合体からなり、これら各スイッチ51A〜51Eは、例えば前記レバーホルダロック機構37を構成する各位置決め穴38のうち、操作用の位置決め穴38A内に1個ずつ配設される。そして、ロックピン39が位置決め穴38Aのうちいずれかに係合したとき、即ち、レバーホルダ35が図11中に一点鎖線で示す操作範囲内に位置決めされたとき、各スイッチ51A〜51Eの1個が選択的に閉成する構成となっている。
【0047】
従って、アームレスト24の上下方向の位置調整が完了し、アームレスト24が図7中に一点鎖線で示す操作可能範囲内に位置決めされ、かつ、レバーホルダ35の左右方向の位置調整が完了し、レバーホルダ35が図11中に一点鎖線で示す操作可能範囲内に位置決めされたときに、操作レバー47の傾転操作に応じた傾転操作信号が外部のコントローラ等に出力される。
【0048】
即ち、アームレスト24またはレバーホルダ35のうち少なくともいずれか一方の位置調整が行われている間、あるいはアームレスト24およびレバーホルダ35のうちの一方が操作可能範囲外に位置決めされたときには、操作レバー47からの傾転操作信号の出力が禁止される構成となっている。
【0049】
本実施例による建設機械の操作レバー装置は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0050】
まず、操作レバー47の上下方向の位置調整を行う場合には、作業者がアームレスト24の上面に配設されたロック解除レバー34を矢印A方向に押圧することにより、ロックピン31を位置決め穴30から離脱させてアームレスト24を上下方向に回動させる。そして、アームレスト24を図7中に一点鎖線で示す操作可能範囲内で回動させた状態で、ロック解除レバー34を手放して操作用の位置決め穴30Aのうちいずれかにロックピン31を係合させ、各アームレスト24を作業者が望む操作位置に位置決めすることにより、操作レバー47の上下方向の位置調整を行うことができる。
【0051】
また、操作レバー47の左右方向の位置調整を行う場合には、作業者がレバーホルダ35の上面に配設されたロック解除レバー46を矢印C方向に押圧し、ロックピン39を位置決め穴38から離脱させて各レバーホルダ35を左右方向に回動させる。そして、各レバーホルダ35を図11中に一点鎖線で示す操作可能範囲内で回動させた状態で、ロック解除レバー46を手放して操作用の位置決め穴38Aのうちいずれかにロックピン39を係合させ、各レバーホルダ35を作業者が望む操作位置に位置決めすることにより、操作レバー47の左右方向の位置調整を行うことができる。
【0052】
そして、アームレストロック機構29によってアームレスト24が操作可能範囲内に位置決めされた状態では、信号出力装置50を構成するスイッチ50A〜50Cのうちの1個がロックピン31によって閉成される。また、レバーホルダロック機構37によってレバーホルダ35が操作可能範囲内に位置決めされた状態では、信号出力装置51を構成するスイッチ51A〜51Eのうちの1個がロックピン39によって閉成される。これにより、操作レバー47からの傾転操作信号が外部のコントローラ等に出力されるようになり、運転席17に着席した作業者が各操作レバー47を操作することにより、このときの操作量に応じて上部旋回体2の旋回動作、作業装置7のブーム8、アーム9、バケット10の作動が制御され、土砂等の掘削作業が行われる。
【0053】
かくして、背もたれ20に対してアームレスト24を上下方向に位置決めし、アームレスト24に対してレバーホルダ35を左右方向に位置決めすることにより、運転席17に着席した作業者が操作し易い位置に操作レバー47を配置できる。これにより、作業者の体格等に適合した位置で操作レバー47を傾転操作することができ、掘削作業時等における疲労を軽減し、作業性を向上することができる。
【0054】
しかも、本実施例では、各操作レバー47の変位センサと駆動電源48との間に、アームレスト24とレバーホルダ35とがそれぞれ操作可能範囲内に位置決めされたときに、操作レバー47から傾転操作信号が出力されるのを許す信号出力装置50,51を設けている。これにより、アームレスト24またはレバーホルダ35が位置決めされるまでの間、即ち、操作レバー47の位置調整が行われている間は、操作レバー47からの傾転操作信号の出力を禁止し、操作レバー47の位置調整中に傾転操作信号が誤って外部に出力され、作業装置7等が不用意に作動してしまうのを確実に防止することができる。
【0055】
次に、例えば作業者が運転席17に乗降するときにアームレスト24を移動させる場合には、作業者がアームレスト24の上面に配設されたロック解除レバー34を矢印A方向に押圧することにより、ロックピン31を位置決め穴30Aから離脱させ、アームレスト24を、例えば図7中に二点鎖線で示す位置まで回動させる。この状態で、ロック解除レバー34を手放して位置決め穴30Bのうちいずれかにロックピン31を係合させることにより、アームレスト24を操作可能範囲外に位置決めすることができる。
【0056】
また、レバーホルダ35を移動させる場合には、作業者がレバーホルダ35の上面に配設されたロック解除レバー46を矢印C方向に押圧することにより、ロックピン39を位置決め穴38Aから離脱させ、レバーホルダ35を、例えば図11中に二点鎖線で示す位置まで回動させる。この状態で、ロック解除レバー46を手放して位置決め穴38Bのうちいずれかにロックピン39を係合させることにより、レバーホルダ35を操作可能範囲外に位置決めすることができる。
【0057】
従って、作業者が運転席17に乗降するとき、あるいは運転室4内での点検作業等を行うときに、アームレスト24、レバーホルダ35、操作レバー47等を邪魔にならない位置に位置決めしておくことができ、運転室4内での移動または点検作業等を円滑に行うことができる。
【0058】
しかも、アームレスト24が操作可能範囲外に位置決めされた状態では、信号出力装置50を構成するスイッチ50A〜50Cがいずれも開成した状態を保ち、また、レバーホルダ35が操作可能範囲外に位置決めされた状態では、信号出力装置51を構成するスイッチ51A〜51Eがいずれも開成した状態を保つ。従って、アームレスト24およびレバーホルダ35のうち少なくともいずれか一方が操作可能範囲外に位置決めされている場合には、操作レバー47からの傾転操作信号の出力が禁止される。
【0059】
これにより、作業者が運転席17に乗降するとき、あるいは運転室4内での点検作業等を行うときに、誤って操作レバー47に接触したとしても、このときに操作レバー47から傾転操作信号が外部に出力され、作業装置7等が不用意に作動してしまうのを確実に防止することができる。
【0060】
かくして、本実施例によれば、操作レバー47が設けられたレバーホルダ35をアームレスト24の先端側に左右方向に回動可能に取付け、レバーホルダロック機構37によってレバーホルダ35を複数の回動位置に選択的に位置決めする構成としたから、レバーホルダ35を左右方向に回動させることにより、作業者の肩幅等に合せて各操作レバー47の左右方向の位置調整を行うことができる。これにより、作業者の体格に適合した位置で各操作レバー47を傾転操作することができ、作業者の疲労を軽減し、作業性を向上することができる。
【0061】
また、アームレスト24を、運転席17を構成する背もたれ20の側面に上下方向に回動可能に取付け、アームレストロック機構29によってアームレスト24を複数の回動位置に選択的に位置決めする構成としたから、各操作レバー47の上下方向の位置調整をも行うことができ、操作レバー47の操作性を一層向上できる。
【0062】
しかも、作業者が運転席17に乗降するとき、あるいは運転室4内での点検作業等を行うときに、アームレスト24、レバーホルダ35を邪魔にならない位置に移動させることができ、運転室4内での移動または点検作業等を円滑に行うことができる。
【0063】
さらに、アームレスト24、レバーホルダ35が操作可能範囲内に位置決めされたときには各操作レバー47からの傾転操作信号が外部に出力されるのを許し、それ以外のときには各操作レバー47からの傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止する信号出力装置50,51を設けている。これにより、アームレスト24またはレバーホルダ35が位置決めされるまでの間、あるいは、アームレスト24およびレバーホルダ35のうち少なくともいずれか一方が操作可能範囲外に位置決めされたときに、作業者が誤って操作レバー47に接触したとしても、このときに操作レバー47から傾転操作信号が外部に出力され、作業装置7等が不用意に作動してしまうのを確実に防止することができる。
【0064】
なお、前記実施例では、アームレストロック機構29を構成する各位置決め穴30中に、アームレスト24を操作可能範囲内に位置決めするための位置決め穴30Aを3個設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば2個以下、あるいは4個以上の位置決め穴30Aを用いてアームレスト24を操作可能範囲内に位置決めするものとしてもよい。
【0065】
また、レバーホルダロック機構37を構成する各位置決め穴38中に、レバーホルダ35を操作可能範囲内に位置決めするための位置決め穴38Aを5個設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば4個以下、あるいは6個以上の位置決め穴38Aを用いてレバーホルダ35を操作可能範囲内に位置決めするものとしてもよい。
【0066】
さらに、前記実施例では、油圧ショベルの作業装置を操作するための操作レバー装置を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイールローダ、油圧クレーン、ブルドーザ等の他の建設機械の作業装置を操作するための操作レバー装置に適用してもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1の発明によれば、操作レバーが設けられたレバーホルダをアームレストに対して左右方向に回動できる構成としたから、レバーホルダを回動させ、操作レバーを左右方向に位置調整することにより、作業者の肩幅等に適合した位置に操作レバーを配置することができる。これにより、作業者が操作し易い位置で各操作レバーを傾転操作することができ、作業者の疲労を軽減し、作業性を向上することができる。また、例えば運転席への乗降、あるいは運転室内での点検作業の妨げにならない位置に操作レバーを移動させることができ、運転席への乗降、運転室内での点検作業等を迅速に行うことができる。
【0068】
また、請求項1の発明によれば、アームレストとレバーホルダとの間に、操作可能範囲内に位置してレバーホルダをアームレストの前側で複数の回動位置に選択的に位置決めするレバーホルダロック機構を設けたから、レバーホルダロック機構によってレバーホルダを複数の回動位置のうちの操作可能範囲内で任意の位置に位置決めすることができる。これにより、作業者の肩幅等に適合した位置に操作レバーを配置することができ、操作レバーの安定した傾転操作を行うことができる。
【0069】
さらに、請求項2の発明によれば、レバーホルダロック機構によりレバーホルダが位置決めされるまでの間は、操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止し、位置決めされたときに傾転操作信号の出力を許すレバーホルダ用の信号出力手段を備える構成としている。これにより、レバーホルダロック機構によりレバーホルダが位置決めされるまでの間、即ち、操作レバーの左右方向の位置調整を行っている間に誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから外部に傾転操作信号が出力されるのを防止でき、作業装置等が不用意に作動してしまうのを確実に防止できる。
【0070】
そして、請求項3の発明によれば、レバーホルダ用の信号出力手段は、レバーホルダがアームレストに対して予め決められた範囲を越えて左右方向に回動されたときに、傾転操作信号の出力を禁止する構成としたから、例えば運転席への乗降時等においてレバーホルダが操作可能な範囲を越えた位置に位置決めされた状態では、誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを防止できる。
【0071】
また、請求項4の発明によれば、アームレストの基端側は運転席の背もたれに対して上下方向に回動可能に設け、背もたれとアームレストとの間にはアームレストを複数の回動位置に選択的に位置決めするアームレストロック機構を設けたから、アームレストを運転席の背もたれに対して上下方向に回動させ、アームレストロック機構によって任意の位置に位置決めすることにより、操作レバーの上下方向の位置をも調整することができる。また、例えば運転席への乗降時の妨げにならない位置にアームレストを移動させることができる。
【0072】
さらに、請求項5の発明によれば、アームレストロック機構によりアームレストが位置決めされるまでの間は、操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止し、位置決めされたときに傾転操作信号の出力を許すアームレスト用の信号出力手段を備える構成としたから、アームレストロック機構によりアームレストが位置決めされるまでの間、即ち、操作レバーの上下方向の位置調整を行っている間に誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから外部に傾転操作信号が出力されるのを防止でき、作業装置等が不用意に作動してしまうのを確実に防止できる。
【0073】
さらにまた、請求項6の発明によれば、アームレスト用の信号出力手段は、アームレストが運転席の背もたれに対して予め決められた範囲を越えて上下方向に回動されたときに、傾転操作信号の出力を禁止する構成としたから、例えば運転席への乗降時等においてアームレストが操作可能な範囲を越えた位置に位置決めされた状態では、誤って操作レバーに接触したとしても、操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による建設機械の操作レバー装置が適用された油圧ショベルを示す外観図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた運転室内を示す平面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向からみた運転室内を示す側面図である。
【図4】運転席、アームレスト等を拡大して示す分解斜視図である。
【図5】図2中の矢示V−V方向からみたアームレスト、アームレストロック機構等を示す縦断面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみたアームレストロック機構の位置決め穴を示す断面図である。
【図7】アームレストが回動変位した状態を示す側面図である。
【図8】アームレスト、レバーホルダ等を拡大して示す分解斜視図である。
【図9】図2中の矢示IX−IX方向からみたレバーホルダ、アームレストロック機構等を示す縦断面図である。
【図10】図9中の矢示X−X方向からみたレバーホルダロック機構の位置決め穴を示す断面図である。
【図11】レバーホルダが回動変位した状態を示す平面図である。
【図12】操作レバー、駆動電源および信号出力装置等を示す回路図である。
【符号の説明】
4 運転室
17 運転席
24 アームレスト
29 アームレストロック機構
30 位置決め穴
31 ロックピン
35 レバーホルダ
37 レバーホルダロック機構
38 位置決め穴
39 ロックピン
50 レバーホルダ用の信号出力装置
51 アームレスト用の信号出力装置
Claims (6)
- 建設機械の運転室内に位置して運転席を挟んで左側と右側にそれぞれ配設される左,右のアームレストと、基端側が前記各アームレストに取付けられ、先端側が当該基端側を中心として各アームレストの前側で左右方向に回動される左,右のレバーホルダと、前記各レバーホルダに設けられ、前記レバーホルダ上で操作される左,右の操作レバーとから構成し、
前記レバーホルダは、左右方向に回動される範囲のうち操作レバーの操作を行うことができる操作可能範囲と操作レバーの操作を行うことができない範囲とを有し、
前記アームレストとレバーホルダの基端側との間には、前記操作可能範囲内で複数の回動位置に選択的に位置決めするレバーホルダロック機構を設けてなる建設機械の操作レバー装置。 - 前記レバーホルダロック機構により前記レバーホルダが位置決めされるまでの間は前記操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止し、位置決めされたときには前記操作レバーからの傾転操作信号の出力を許すレバーホルダ用の信号出力手段を備える構成としてなる請求項1に記載の建設機械の操作レバー装置。
- 前記レバーホルダ用の信号出力手段は、前記レバーホルダが前記アームレストに対して前記操作可能範囲を越えて左右方向に回動されたときに、前記傾転操作信号の出力を禁止する構成としてなる請求項2に記載の建設機械の操作レバー装置。
- 前記アームレストの基端側は前記運転席の背もたれに対して上下方向に回動可能に設け、前記背もたれとアームレストの基端側との間には、前記アームレストを複数の回動位置に選択的に位置決めするアームレストロック機構を設けてなる請求項1,2または3に記載の建設機械の操作レバー装置。
- 前記アームレストロック機構により前記アームレストが位置決めされるまでの間は前記操作レバーから傾転操作信号が外部に出力されるのを禁止し、位置決めされたときには前記操作レバーからの傾転操作信号の出力を許すアームレスト用の信号出力手段を備える構成としてなる請求項4に記載の建設機械の操作レバー装置。
- 前記アームレスト用の信号出力手段は、前記アームレストが前記運転席の背もたれに対して予め決められた範囲を越えて上下方向に回動されたときに、前記傾転操作信号の出力を禁止する構成としてなる請求項5に記載の建設機械の操作レバー装置。
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