JPH1046629A - 建設機械の操作レバー装置 - Google Patents

建設機械の操作レバー装置

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Publication number
JPH1046629A
JPH1046629A JP22072196A JP22072196A JPH1046629A JP H1046629 A JPH1046629 A JP H1046629A JP 22072196 A JP22072196 A JP 22072196A JP 22072196 A JP22072196 A JP 22072196A JP H1046629 A JPH1046629 A JP H1046629A
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JP
Japan
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lever
driver
lever support
seat
support
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Application number
JP22072196A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sato
隆之 佐藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1046629A publication Critical patent/JPH1046629A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーの高さ位置等を調節可能にすると
共に、操作レバーを使用しないときにはレバースタンド
内にコンパクトに収納できるようにする。 【解決手段】 レバースタンド22の上側に収納ガイド
25を配設し、収納ガイド25に係脱可能な昇降ブラケ
ット27を設ける。また、昇降ブラケット27にはレバ
ー支持体30を回動ブラケット28を介して取付け、レ
バー支持体30には各操作レバー31を設ける。そし
て、各操作レバー31を傾転操作するときは、レバー支
持体30は運転席19の前側で側方に延びる使用位置に
配設され、各操作レバー31を操作しないときには、レ
バー支持体30はレバースタンド22内に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に設けられ、油圧回路中の制御弁を切換
操作するのに用いて好適な建設機械の操作レバー装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械は、
下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた
上部旋回体と、該上部旋回体に設けられブーム、アーム
およびバケット等の作業装置とから大略構成される。そ
して、この種の建設機械は、運転室内に設けられた操作
レバー装置によって油圧回路中の制御弁を操作し、走行
速度や方向、作業装置の俯仰動、または上部旋回体の旋
回等が制御される。
【0003】このような従来技術による操作レバー装置
では、運転席の側方にレバースタンドが配置され、該レ
バースタンドには作業装置を制御する作業用操作レバー
が設けられている。また、走行を制御する走行用操作レ
バーは運転席の前方に位置して操作ペダルと共に床板に
設けられる。そして、前記レバースタンドは、操作レバ
ーの位置を固定した固定式のものや前後方向に調整可能
な前後スライド機構を有するスライド式のもの等が知ら
れている。
【0004】また、他の従来技術として、例えば特開平
7−102592号公報には高さ調整可能なコントロー
ルボックスを運転席の前方に設け、該コントロールボッ
クスで操作レバーを支持するものが開示されている。そ
して、コントロールボックスは運転者によって運転席の
前方に回動される構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による操作レバー装置では、作業用操作レバーの
位置が運転席の側方にあるため、運転者はレバー操作時
に腕を側方へと斜めに延ばす必要があり、ある程度無理
な姿勢を取って操作レバーの傾転操作を行うことにな
る。また、操作レバーの高さ位置は一定であるため、身
体の大きい運転者または身体の小さい運転者にとっては
レバー操作時が負担となって腕が疲労し易いという問題
がある。さらに、運転席前方に配置される走行用操作レ
バーは運転者が運転席に着席したり、離れたりするとき
に邪魔になり易いという問題がある。
【0006】また、他の従来技術による操作レバー装置
では、操作レバーを有するコントロールボックスが運転
席の前側から前方へと回動可能となっているから、コン
トロールボックスによって運転室内が狭くなると共に、
コントロールボックスが運転室内での移動や作業の邪魔
になることがあるという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、操作レバーの高さ位置等を適宜に調節す
ることができ、操作性を向上できると共に、操作レバー
を使用しないときにはレバースタンド内へとコンパクト
に収納できるようにした建設機械の操作レバー装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する建設機械の操作レバ
ー装置の構成は、建設機械の運転室内に設けられ運転席
の側方に配置されたレバースタンドと、該レバースタン
ドに対して上,下に昇降可能に設けられ上端側が該レバ
ースタンドから上方に突出可能となった昇降ガイドと、
該昇降ガイドの上端側から前記運転席の前側に向けて延
び先端側が自由端となったレバー支持体と、該レバー支
持体に設けられ前記運転席の前側で傾転操作される操作
レバーと、前記昇降ガイドの上端側とレバー支持体の基
端側との間に設けられ、該レバー支持体が前記運転席の
前側で前,後に回動するのを許すと共に、該レバー支持
体が前記運転席の前側から上方に回動されるのを許す回
動継手とからなる。
【0009】このように構成することにより、操作レバ
ーを操作するときには、レバー支持体を運転席の前側に
回動継手を介して回動でき、運転者は腕を前に延ばすの
みで操作レバーを傾転操作できる。そして、昇降ガイド
によりレバー支持体をレバースタンドに対して上,下に
昇降できるから、レバー支持体や操作レバーの高さ位置
を簡単に調整することができる。また、操作レバーを操
作しないときには、レバー支持体を操作レバーと共に運
転席の上方へと回動でき、この状態で昇降ガイドを降下
させることにより、レバースタンド内にレバー支持体を
格納することが可能となり、運転者に大きな視界を与え
ることができる。
【0010】この場合、請求項2の発明では、前記レバ
ー支持体は、前記運転席の前側に配置する横倒し位置と
前記昇降ガイドの上方に延びる起上げ位置とに前記回動
継手を介して回動され、前記昇降ガイドはレバースタン
ド内に向けて降下されるときに、前記起上げ位置にある
レバー支持体を少なくとも部分的に前記レバースタンド
内に格納させる構成としている。
【0011】これにより、操作レバーを傾転操作すると
きには、レバー支持体を横倒し位置に配置し、運転席の
前側で運転者の操作し易い位置に操作レバーを位置決め
できる。また、操作レバーを操作しないときには、レバ
ー支持体を起上げ位置に回動できると共に、昇降ガイド
によってレバー支持体を起上げ位置からレバースタンド
内に向けて降下でき、レバー支持体をレバースタンド内
にコンパクトに格納することができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明では、前記レ
バー支持体は、前記運転席の前側で操作レバーの傾転操
作を行うときの使用位置と、該使用位置から前記操作レ
バーを運転席から離すように該運転席の前方に回動され
る非使用位置との間で前記回動継手を介して回動可能と
し、該回動継手とレバー支持体との間には、該レバー支
持体を前記使用位置と非使用位置とに選択的に位置決め
するロック機構を設ける構成としている。
【0013】これにより、レバー支持体を使用位置に位
置決めしたときに運転席の前側にレバー支持体をロック
して操作レバーの傾転操作を安定的に行うことができ
る。また、操作レバーを運転席から離すようにレバー支
持体を前方に回動したときには該レバー支持体を非使用
位置にロックでき、この非使用位置で運転者が操作レバ
ーを誤動作したりするのを防止できる。
【0014】さらに、請求項4に記載の発明では、前記
レバー支持体が使用位置と非使用位置とに回動されるの
に応じて開成,閉成される操作レバー用の制御スイッチ
を備え、該制御スイッチは、前記操作レバーからの傾転
操作信号が外部に出力されるのを前記非使用位置で禁止
し、使用位置で許す構成としている。
【0015】このように構成することにより、レバー支
持体の回動によって操作レバーから傾転操作信号が出力
されるか否かの切換を行うことができ、レバー支持体が
非使用位置にあるときに傾転操作信号が誤って外部に出
力されるのを防止できると共に、使用位置にあるときに
は操作レバーの傾転操作に応じた傾転操作信号を外部に
出力することができる。
【0016】さらにまた、請求項5に記載の発明では、
前記運転室の床板と前記レバースタンドとの間には、該
レバースタンドを運転室の前,後に移動させるスライド
機構を設け、前記昇降ガイドには、前記操作レバーの高
さ位置をレバー支持体と共に調整する高さ調整機構を設
ける構成としている。
【0017】このように構成することにより、レバース
タンドを運転室の前後方向に任意に移動できると共に、
レバー支持体の高さ位置を調整でき、操作レバーの位置
を運転者が最も操作し易い位置に調整できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。
【0019】ここで、図1ないし図18は本発明の実施
例による操作レバー装置を油圧ショベルの運転室内に設
けた場合を示している。
【0020】図において、1は油圧ショベルの下部走行
体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された作業
機本体となる上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回
フレーム3を有し、該旋回フレーム3上には運転室4、
機械室およびカウンタウェイト等が設けられている。
【0021】5は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられた作業装置を示し、該作業装置5は、上部旋回体
2の旋回フレーム3にピン結合されたブーム6と、該ブ
ーム6の先端側にピン結合されたアーム7と、該アーム
7の先端側にピン結合されたバケット8とから大略構成
されている。そして、ブーム6とアーム7とは、それぞ
れブームシリンダ9およびアームシリンダ10によって
回動され、バケット8はバケットシリンダ11によって
リンク12,12等を介して回動されるようになってい
る。
【0022】13は運転室4の床板で、該床板13上に
は前面部14、後面部15、左,右の側面部16,17
および天井部18が設けられ、これらによって運転室4
は箱形状のキャブボックスとして形成されている。ま
た、左の側面部16には運転者が運転室4内に乗降する
ドア4A(図1参照)が設けられている。
【0023】19は運転室4内に位置して床板13上に
設けられた運転席、20,20は運転席19の前方に位
置し、床板13上に設けられた走行用ペダルを示し、該
各走行用ペダル20は運転席19に着席した運転者が踏
込み操作することにより、このときの操作量に応じて油
圧ショベル(車両)の走行速度等が制御される。また、
各走行用ペダル20の左,右両側には運転者が足を休め
るためのフットレスト21,21が床板13上に設けら
れ、各走行用ペダル20を操作しないときに運転者は各
フットレスト21上に足を置いておく。
【0024】22は運転席19と右の側面部17との間
に配置されたレバースタンドで、該レバースタンド22
は剛性のあるメインフレーム22Aと、該メインフレー
ム22Aを覆うカバー22Bとから構成される。そし
て、レバースタンド22の前側には上側に開口した収納
ボックス23が設けられ、該収納ボックス23内には、
後述のレバー支持体30等が格納される。また、収納ボ
ックス23の上側には切欠部22Cが設けられ、該切欠
部22Cには後述の収納ガイド25等が配置される。
【0025】24はレバースタンド22と床板13との
間に設けられたスライド機構で、該スライド機構24は
メインフレーム22Aに設けられたランナー24Aと、
床板13上に設けられたレール24Bとから構成され
る。そして、スライド機構24はランナー24Aがレー
ル24B上を係合状態で摺動変位することにより、レバ
ースタンド22を前,後方向に移動可能に支持する構成
となっている。
【0026】25は収納ボックス23の上側に位置して
レバースタンド22の切欠部22Cに配設された収納ガ
イドを示し、該収納ガイド25は収納ボックス23、後
述の昇降シリンダ26と昇降ブラケット27と共に昇降
ガイドを構成している。そして、収納ガイド25は図6
に示すように、箱形状の支持部25Aと、該支持部25
Aから突出しレバー支持体30等を収納可能にガイドす
る一対の腕部25B,25Bとからなり、該各腕部25
Bには小径のロック孔25Cが穿設されている。そし
て、該各ロック孔25Cには後述のロックピン35が係
合し、これにより昇降ブラケット27が収納ガイド25
の各腕部25B間に図9に示す如くロックされる。
【0027】26は図4および図5に示すように、レバ
ースタンド22内に設けられた高さ調整機構としての昇
降シリンダで、該昇降シリンダ26は油圧シリンダまた
は空圧シリンダ等からなり、その下端側はメインフレー
ム22Aの下部側に固着され、上端側は収納ガイド25
の支持部25A下面に固着されている。そして、昇降シ
リンダ26は外部から圧油または空気圧等が給排される
ことによって伸縮し、レバースタンド22に対して収納
ガイド25をレバー支持体30等と共に任意の高さ位置
まで昇降させるものである。
【0028】27は収納ガイド25および昇降シリンダ
26等と共に昇降ガイドを構成する昇降ブラケットを示
し、該昇降ブラケット27は図7に示すように、長方形
状のボックス部27Aと、該ボックス部27Aの上面か
ら上向きに突出したロッド部27Bと、該ロッド部の先
端に設けられた筒状の取付けアイ27Cとからなり、ボ
ックス部27Aが収納ガイド25の各腕部25B間にス
ライド可能に配置されると共に、取付けアイ27Cには
後述の回動ブラケット28が連結される。
【0029】また、ボックス部27Aの上面には、運転
席19側に小径の係合凹部27Dが設けられ、側面部1
7側に後述の解除ピン40が進退可能に設けられてい
る。そして、係合凹部27Dには後述のロックピン43
が係脱可能に係合する。さらに、ボックス部27Aには
収納ガイド25の各腕部25Bと対向する左,右両側に
後述のロックピン35,35が進退可能に設けられ、各
ロックピン35が収納ガイド25の各ロック孔25Cに
係合することにより、昇降ブラケット27を収納ガイド
25の各腕部25B間に位置決めする。
【0030】そして、各ロックピン35は解除ピン40
がボックス部27Aから突出したときに各ロック孔25
Cに係合し、解除ピン40がボックス部27A内に押動
されたときに各ロック孔25Cから離脱するものであ
る。
【0031】28は昇降ブラケット27のロッド部27
Bに取付けアイ27C等を介して回動可能に連結された
回動継手としての回動ブラケットを示し、該回動ブラケ
ット28は図8ないし図10に示すように、四半分の円
弧形状(扇形状)をなすボックスとして形成され、回動
ブラケット28の円弧面28A側には昇降ブラケット2
7のロッド部27Bが挿入されるロッド収容部28Bが
凹設され、該ロッド収容部28Bの前,後側は薄肉部2
8C,28Cとなっている。そして、該ロッド収容部2
8B内にはロッド部27Bの取付けアイ27Cを回動ブ
ラケット28にピン結合する後述の連結ピン29が設け
られている。
【0032】また、回動ブラケット28にはその一側端
面に大径の軸受穴28Dが設けられ、該軸受穴28Dは
後述するレバー支持体30の軸部30Aを回動可能に支
持し、レバー支持体30が運転席19の前側で前,後に
回動するのを許すようになっている。さらに、軸受穴2
8Dの外周側には図8に示す如く前,後に小径のロック
孔28E,28Fが設けられ、該ロック孔28E,28
Fには後述するレバー支持体30のロックピン51が係
脱可能に係合される。一方、回動ブラケット28の円弧
面28A側には、後述のロックピン43が進退可能に設
けられ、ロックピン43は昇降ブラケット27の係合凹
部27Dに係脱可能に係合する。
【0033】29は回動ブラケット28のロッド収容部
28B内に設けられた連結ピンを示し、該連結ピン29
は各薄肉部28Cによって支持されると共に、昇降ブラ
ケット27の取付けアイ27C内に挿通され、昇降ブラ
ケット27を回動ブラケット28にピン結合する。そし
て、後述のレバー支持体30が図14に示すように、運
転席19の前側に配置する横倒し位置から昇降ブラケッ
ト27の上方に延びる起上げ位置に回動されたときに
は、回動ブラケット28は連結ピン29を中心に回動す
る。
【0034】30は基端側が回動ブラケット28に支持
され先端側が自由端となったレバー支持体を示し、該レ
バー支持体30は収納ボックス23内に格納可能な長尺
の箱形状に形成され、その基端側には鍔付き円筒状の軸
部30Aが突設されている。また、レバー支持体30の
内部には剛性の高い支持フレーム(図示せず)が設けら
れ、該支持フレームに取付けられたレバーブラケット
(図示せず)には各操作レバー31が設けられる。そし
て、各操作レバー31はレバー支持体30の中間部に位
置して一側面から突出すると共に、レバー支持体30の
一側面にはエンジン操作等に必要なスイッチ類、油温計
等の計器および表示ランプ等(いずれも図示せず)が配
置される。
【0035】また、軸部30Aは回動ブラケット28の
軸受穴28D内に挿嵌され、レバー支持体30は回動ブ
ラケット28に対して回動可能に軸支される。そして、
レバー支持体30は図5に示す使用位置と図14に示す
非使用位置とに回動され、使用位置では各操作レバー3
1を傾転操作するためにレバー支持体30の一側面を図
5に示す如く上側に向けた状態に保持される。また、レ
バー支持体30の非使用位置では図14示す如く各操作
レバー31を運転席19から離すようにレバー支持体3
0の一側面を前方に回動した状態となり、運転者は各操
作レバー31を運転席19側から操作することが実質的
に不可能な状態になる。
【0036】さらに、レバー支持体30の基端側には図
12に示すように、後述のロックピン51が進退可能に
設けられ、ロックピン51は回動ブラケット28のロッ
ク孔28E,28Fに係脱可能に係合する。また、レバ
ー支持体30には後述の解除レバー54が設けられ、該
解除レバー54によりロックピン51とロック孔28
E,28Fとの係脱を操作する。
【0037】31,31はレバー支持体30の一側面上
に設けられた一対の操作レバーで、該各操作レバー31
のうち一方の操作レバー31は図13に示すように、矢
示Kx1,Kx2方向(左,右方向)に傾転することによっ
てバケット8を制御し、矢示Ky1,Ky2方向(前,後方
向)に傾転することによってブーム6を制御する。ま
た、他方の操作レバー31は、矢示Kx1,Kx2方向
(左,右方向)に傾転することによってアーム7を制御
し、矢示Ky1,Ky2方向(前,後方向)に傾転すること
によって上部旋回体2の旋回作動を制御する。
【0038】そして、各操作レバー31にはそれぞれの
傾転角度を矢示Kx1,Kx2,Ky1,Ky2の4方向でそれ
ぞれ検出するポテンションメータ等の変位センサ(図示
せず)が配設されている。そして、各変位センサには駆
動電源32が接続され、各操作レバー31の傾転角度に
応じた傾転制御信号をリード線33,33,…を介して
外部に出力する。そして、各リード線33は、例えばバ
ケット用制御弁やブーム用制御弁あるいはアーム用制御
弁や旋回モータ用制御弁を切換制御するコントローラ
(いずれも図示せず)に接続され、変位センサからの傾
転制御信号に基づき油圧ポンプ(図示せず)からの圧油
をバケットシリンダ11やブームシリンダ9あるいはア
ームシリンダ10や旋回モータに給排させる。
【0039】34は図12および図13に示すように、
回動ブラケット28のロック孔28F内に設けられ、後
述のロックピン51によって開,閉成される各操作レバ
ー31用の制御スイッチを示し、該制御スイッチ34は
各操作レバー31の各変位センサと駆動電源32との間
に配設される。そして、ロック孔28Fにロックピン5
1が係合したときに閉成し、離脱したときには開成す
る。これにより、レバー支持体30が使用位置にあると
きには、各操作レバー31の傾転操作に応じた傾転制御
信号を外部のコントローラ等に出力でき、レバー支持体
30が非使用位置にあるときは、傾転制御信号が出力さ
れるのを禁止する。
【0040】35,35は図11に示すように、ボック
ス部27Aの左,右両側に進退可能に設けられたロック
ピンを示し、該各ロックピン35はばね36によって昇
降ブラケット27の外側に向けて付勢されると共に、収
納ガイド25の各ロック孔25Cに係合する。また、各
ロックピン35は連結アーム37を介してボックス部2
7A内の回転板38に連結されており、回転板38が矢
示A方向に回転したときに、各ロックピン35は各ロッ
ク孔25Cから離脱する構成となっている。
【0041】そして、各ロックピン35は収納ガイド2
5の各ロック孔25Cに係合することにより、昇降ブラ
ケット27を収納ガイド25の各腕部25B間に位置決
めし、昇降ブラケット27のロッド部27B等をレバー
スタンド22から上向きに突出した状態に保持する。
【0042】39は回転板38に取付けられた歯車を示
し、該歯車39は後述の連結アーム42の先端側と噛合
し、解除ピン40がボックス部27Aの内側に向けて押
動されるときに、回転板38と共に矢示A方向に回転す
る。
【0043】40はボックス部27Aの上側に進退可能
に設けられた解除ピンを示し、該解除ピン40はばね4
1によって昇降ブラケット27の外側に向けて付勢され
ると共に、連結アーム42の基端側が連結されている。
そして、レバー支持体30が図14に示すように、運転
席19の前側で側方に延びる横倒し位置に配置されたと
きには、解除ピン40はボックス部27Aから上方に向
けて突出する。
【0044】一方、レバー支持体30が図14に示すよ
うに、昇降ブラケット27から上方に延びる起上げ位置
に配置されたときには、解除ピン40は回動ブラケット
28の円弧面28Aと当接すると共に、ボックス部27
A内に向けて押動される。これにより、解除ピン40は
連結アーム42の先端側に噛合する歯車39を矢示A方
向に回転させると共に、各ロックピン35と収納ガイド
25の各ロック孔25Cとの係合を解除する。このと
き、昇降ブラケット27は収納ガイド25から収納ボッ
クス23内に降下可能となり、昇降ブラケット27は図
17および図18等に示す如くレバー支持体30と共に
収納ボックス23内に収納されるようになる。
【0045】43は図11に示すように、回動ブラケッ
ト28の円弧面28A側に進退可能に設けられたロック
ピンを示し、該ロックピン43はばね44によって回動
ブラケット28の外側に向けて付勢されると共に、昇降
ブラケット27の係合凹部27Dに係合する。また、ロ
ックピン43は連結アーム45を介して薄肉部28C内
の回転板46に接続されており、回転板46が矢示B方
向に回転したときに、ロックピン43は係合凹部27D
から離脱する構成となっている。
【0046】47は回転板46に取付けられた歯車を示
し、該歯車47は後述の連結アーム50の先端側と噛合
し、ピン受承板48が回動ブラケット28の内側に向け
て押動されるときに、回転板46と共に矢示B方向に回
転する。
【0047】48は回動ブラケット28内のロック孔2
8E側に設けられ、後述するレバー支持体30のロック
ピン51によって押動されるピン受承板を示し、該ピン
受承板48はばね49によって外側に向けて付勢される
と共に、ピン受承板48には連結アーム50の基端側が
接続される。そして、ピン受承板48が回動ブラケット
28内のロック孔28E側に位置するときは、ロックピ
ン43は昇降ブラケット27の係合凹部27Dに係合
し、レバー支持体30は図14に示す横倒し位置に位置
決めされる。
【0048】一方、ピン受承板48が回動ブラケット2
8内に向けて押動されるときには、ピン受承板48は連
結アーム50の先端側に噛合する歯車47を矢示B方向
に回転させる。これにより、ロックピン43は図15に
示すように、係合凹部27Dから離脱され、回動ブラケ
ット28と昇降ブラケット27とのロックが解除される
共に、レバー支持体30は起上げ位置に向けて回動可能
となる。
【0049】51は図12に示すように、レバー支持体
30の基端側から進退可能に突出して設けられ、連結ア
ーム52および後述の解除レバー54と共にロック機構
を構成するロックピンを示し、該ロックピン51はばね
53によってレバー支持体30外に向けて付勢されてい
る。また、ロックピン51は連結アーム52を介して解
除レバー54に接続され、解除レバー54を矢示C方向
に摺動したときに、ロックピン51はレバー支持体30
内に収容される。そして、ロックピン51はロック孔2
8E,28Fに挿入され、レバー支持体30を図14に
示す非使用位置と、図5に示す使用位置とに選択的に位
置決めする。
【0050】また、ロックピン51がロック孔28F内
に挿入されたときには、ロックピン51は制御スイッチ
34を閉成し、各操作レバー31の傾転操作に対応する
傾転操作信号を外部に出力可能にする。一方、ロックピ
ン51をロック孔28F内に挿入しないときには、傾転
操作信号が外部に出力されるのを禁止する。
【0051】54はレバー支持体30に設けられ、レバ
ー支持体30が使用位置にあるときに運転席19側に位
置する解除レバーを示し、該解除レバー54は連結アー
ム52を介してロックピン51に連結されている。そし
て、運転者が解除レバー54を矢示C方向に向けて引張
り操作したときには、ロックピン51はレバー支持体3
0内に収容され、ロックピン51とロック孔28E,2
8Fとの係合状態を解除する。
【0052】本実施例による建設機械の操作レバー装置
は上述の如き構成を有するもので、次にその作動につい
て図14ないし図18を参照しつつ説明する。
【0053】まず、レバー支持体30が図1ないし図1
2に示すように使用位置にあるときに、運転者が各操作
レバー31を操作して作業装置5のブーム6やアーム7
を俯仰動させつつ、バケット8を回動させることによっ
て、土砂等の掘削作業を行う。また、運転者が走行用ペ
ダル20を足踏み操作することにより、路上走行時の走
行速度や方向等が制御される。
【0054】このとき、レバー支持体30は各ロックピ
ン35,43,51によって使用位置に位置決めされ、
レバー支持体30が前方や上方に回動するのを禁止す
る。また、運転者はスライド機構24や昇降シリンダ2
6によってレバー支持体30を前,後方向あるいは上,
下方向に移動でき、運転者の操作し易い位置に各操作レ
バー31を配置できる。
【0055】そして、運転者が運転席19から離れる場
合は、運転者はレバー支持体30の解除レバー54を矢
示C方向に操作する。このとき、解除レバー54に接続
されたロックピン51が回動ブラケット28のロック孔
28F内から離脱される。そして、レバー支持体30と
回動ブラケット28とのロックが解除され、レバー支持
体30は前方に向って回動可能となると共に、ロックピ
ン51によって閉成されていたロック孔28F内の制御
スイッチ34が開成し、各操作レバー31の傾転操作信
号が外部に出力されるのを禁止する。
【0056】次に、運転者は図14に示すように、各操
作レバー31が運転席19から離れるようにレバー支持
体30を前方に回動する。そして、レバー支持体30を
前方に約90度回動し、非使用位置に配置した場合は、
ロックピン51が回動ブラケット28のロック孔28E
に挿入され、レバー支持体30は非使用位置に位置決め
される。このとき、ロックピン51は図15に示すよう
に、ロック孔28E内のピン受承板48を回動ブラケッ
ト28の内側に向けて押動する。これにより、ピン受承
板48と連動したロックピン43が回動ブラケット28
の内側方向に移動し、ロックピン43が昇降ブラケット
27の係合凹部27Dから離脱される。そして、回動ブ
ラケット28と昇降ブラケット27とのロックが解除さ
れ、レバー支持体30は横倒し位置から起上げ位置に向
って回動可能となる。
【0057】さらに、レバー支持体30を起上げ位置に
配置した場合は、回動ブラケット28の円弧面28Aが
解除ピン40に当接し、解除ピン40をボックス部27
Aの内側に向けて押動する。これにより、解除ピン40
に連動した各ロックピン35が図16に示すように、収
納ガイド25のロック孔25Cから離脱され、昇降ブラ
ケット27と収納ガイド25とのロックが解除される。
そして、昇降ブラケット27は図17および図18に示
すように、回動ブラケット28およびレバー支持体30
と共に降下可能となり、収納ボックス23内に格納され
るようになる。
【0058】このように、レバー支持体30を収納ボッ
クス23内に収納した状態で運転者は運転席19から離
席し、左側の側面部16に設けたドア4Aから運転室4
外に出ることができる。また、各操作レバー31を使用
するときは、以上の手順を逆に行い、レバー支持体30
を収納ボックス23内から起上げ位置に移動した後に、
運転席19の前側に配置する横倒し位置まで回動し、さ
らに各操作レバー31が上方に延びる使用位置まで回動
する。これによって、各操作レバー31による作業装置
5等の操作が可能となる。
【0059】かくして、本実施例によれば、レバースタ
ンド22の上側に収納ガイド25を配設し、該収納ガイ
ド25に係脱可能な昇降ブラケット27を設けると共
に、昇降ブラケット27には各操作レバー31を有する
レバー支持体30を回動ブラケット28を介して取付け
たから、各操作レバー31を操作するときは、レバー支
持体30を横倒し位置に配置し、運転席19の前側で運
転者の操作し易い位置に位置決めでき、運転者は腕を伸
ばすのみで各操作レバー31を傾転操作できる。
【0060】また、昇降シリンダ26等によりレバー支
持体30をレバースタンド22に対して上,下に昇降で
きるから、レバー支持体30や各操作レバー31の高さ
位置を簡単に調整できる。さらに、各操作レバー31を
操作しないときは、レバー支持体30を各操作レバー3
1と共に運転席19の上方へと回動でき、この状態で収
納ガイド25と昇降ブラケット27とのロックを解除す
ることにより、レバー支持体30を図17および図18
に示す如く収納ボックス23内に向けて降下でき、運転
者に大きな視界を与えることができる。
【0061】そして、この状態ではレバー支持体30を
収納ボックス23にコンパクトに格納できるから、運転
者が運転席19に着席したり、離れたりするときや運転
室4内での移動や作業をするときにレバー支持体30等
が邪魔にならず、運転室4内のスペースを効果的に広め
ることができる。
【0062】また、レバー支持体30には、伸縮可能に
突出したロックピン51を設け、該ロックピン51を回
動ブラケット28のロック孔28E,28Fに挿入する
構成としたから、レバー支持体30を使用位置と非使用
位置とに選択的に位置決めできる。また、回動ブラケッ
ト28に設けたロックピン43により、レバー支持体3
0が上方に回動するのをロックできるから、レバー支持
体30を運転席19の前側に確実に保持できる。そし
て、昇降ブラケット27に設けたロックピン35によ
り、昇降ブラケット27が収納ガイド25の各腕部25
B間にロックした状態で保持できるから、レバー支持体
30をレバースタンド22の上方で確実に支持できる。
【0063】さらに、回動ブラケット28のロック孔2
8F内には、レバー支持体30のロックピン43によっ
て開成,閉成される制御スイッチ34を設けたから、レ
バー支持体30が非使用位置にあるときには、各操作レ
バー31からの傾転操作信号が外部に出力されるのを禁
止し、使用位置で許すことができ、レバー支持体30が
非使用位置にあるときに傾転操作信号が誤って外部に出
力されるのを防止できると共に、使用位置にあるときに
は各操作レバー31の傾転操作に応じた傾転操作信号を
外部のコントローラ等に出力できる。
【0064】さらにまた、床板13とレバースタンド2
2との間にはレバースタンド22を運転室4の前後方向
に任意に移動できるスライド機構24を設けると共に、
昇降シリンダ26によってレバー支持体30を任意の高
さ位置に調節できるから、各操作レバー31を運転者が
最も操作し易い位置に調節でき、各操作レバー31の操
作性を向上できると共に、運転者の疲労を軽減できる。
【0065】なお、前記実施例では、各操作レバー31
で作業装置5等を制御するものとしたが、本発明はこれ
に限らず、例えばスイッチの切換操作によって各操作レ
バー31を作業用から走行用に切り替えてもよく、走行
用の操作レバーをレバー支持体30に設けてもよい。ま
た、走行用ペダル20から上方に延びる走行用操作レバ
ーを設け、レバー支持体30を収納ボックス23内に格
納した状態で走行用操作レバーを操作するようにしても
よい。
【0066】さらに、前記実施例では、油圧ショベルに
建設機械の操作レバー装置を適用した場合を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えばホイール式
油圧ショベル、油圧式クレーンやブルドーザ等の運転室
を有する建設機械にも広く適用できる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、レバースタンドの上側に上,下に昇降可能な昇降
ガイドを設け、該昇降ガイドには操作レバーを有するレ
バー支持体を回動継手を介して取付ると共に、昇降ガイ
ドによりレバー支持体をレバースタンドに対して上,下
に昇降できるから、レバー支持体や操作レバーの高さ位
置を簡単に調整できると共に、操作レバーを操作すると
きは、レバー支持体を運転席の前側で運転者の操作し易
い位置に位置決めでき、運転者は腕を前側に伸ばすのみ
で操作レバーを簡単に傾転操作できる。また、操作レバ
ーを操作しないときは、レバー支持体を各操作レバーと
共に運転席の上方へと回動でき、この状態で昇降ガイド
を降下させることにより、レバースタンド内にレバー支
持体を格納でき、運転者に大きな視界を与えることがで
きる。そして、レバー支持体はレバースタンド内にコン
パクトに格納できるから、運転者が運転席に着席した
り、離れたりするときや運転室内での移動や作業をする
ときにレバー支持体等が邪魔にならず、運転室内のスペ
ースを効果的に広めることができる。
【0068】また、請求項2の発明によれば、レバー支
持体を、運転席の前側に配置する横倒し位置と昇降ガイ
ドの上方に延びる起上げ位置とに回動継手を介して回動
し、昇降ガイドはレバースタンド内に向けて降下される
ときに、起上げ位置にあるレバー支持体を少なくとも部
分的にレバースタンド内に格納させる構成としたから、
操作レバーを傾転操作するときにはレバー支持体を横倒
し位置に配置し、運転席の前側で運転者の操作し易い位
置に操作レバーを位置決めできる。また、操作レバーを
操作しないときには、レバー支持体を起上げ位置に回動
できる共に、昇降ガイドによってレバー支持体を起上げ
位置からレバースタンド内に向けて降下でき、レバー支
持体をレバースタンド内にコンパクトに格納でき、運転
者はレバー支持体等に邪魔されることなく容易に運転席
に着席したり、離れたりすることができると共に、運転
室内のスペースを効果的に広めることができる。
【0069】そして、請求項3の発明によれば、レバー
支持体を、運転席の前側で操作レバーの傾転操作を行う
ときの使用位置と、使用位置から操作レバーを運転席か
ら離すように運転席の前方に回動される非使用位置との
間で回動継手を介して回動可能とし、回動継手とレバー
支持体との間には、レバー支持体を使用位置と非使用位
置とに選択的に位置決めするロック機構を設ける構成と
したから、レバー支持体を使用位置に位置決めしたとき
には運転席の前側にレバー支持体をロックして操作レバ
ーの傾転操作を安定的に行うことができる。また、操作
レバーを運転席から離すようにレバー支持体を前方に回
動したときには該レバー支持体を非使用位置にロックで
き、この非使用位置で運転者が操作レバーを誤操作した
りするのを防止できる。
【0070】一方、請求項4の発明によれば、レバー支
持体が使用位置と非使用位置とに回動されるときに開
成,閉成される操作レバー用の制御スイッチを備え、制
御スイッチは、前記操作レバーからの傾転操作信号が外
部に出力されるのを前記非使用位置で禁止し、使用位置
で許す構成としたから、レバー支持体の回動によって操
作レバーから傾転操作信号が出力されるか否かの切換え
を行うことができ、レバー支持体が非使用位置にあると
きに傾転操作信号が誤って外部に出力されるのを防止で
きると共に、使用位置にあるときには操作レバーの傾転
操作に応じた傾転操作信号を外部に出力することができ
る。
【0071】さらに、請求項5の発明によれば、運転室
の床板とレバースタンドとの間には、レバースタンドを
運転室の前,後に移動させるスライド機構を設け、昇降
ガイドには、操作レバーの高さ位置をレバー支持体と共
に調整する高さ調整機構を設ける構成としたから、レバ
ースタンドを運転席の前後方向に任意に移動できると共
に、レバー支持体を高さ調節でき、操作レバーの位置を
運転者が最も操作し易い位置に調節でき、運転者の疲労
を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による建設機械の操作レバー装
置が適用された油圧ショベルを示す全体図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた運転室内を拡
大して示す平面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向からみた運転室内
を拡大して示す正面図である。
【図4】運転室内のレバースタンド等を拡大して示す図
2中の矢示IV−IV方向断面図である。
【図5】運転室内のレバースタンドおよび昇降シリンダ
等を示す図4中の矢示V−V方向断面図である。
【図6】図4中の収納ガイドを拡大して示す斜視図であ
る。
【図7】図4中の昇降ブラケットを拡大して示す斜視図
である。
【図8】図5中の回動ブラケットを拡大して示す斜視図
である。
【図9】図8に示す回動ブラケットを背面側からみた斜
視図である。
【図10】使用位置にあるレバー支持体、回動ブラケッ
ト、昇降ブラケットを示す図4中の矢示X−X方向拡大
断面図である。
【図11】回動ブラケットおよび昇降ブラケット内に設
けたロック機構等を示す図4中の矢示XI−XI方向断面図
である。
【図12】図11中の矢示 XII−XII 方向からみたレバ
ー支持体、回動ブラケット等を拡大して示す一部破断の
平面図である。
【図13】操作レバー、駆動電源および制御スイッチ等
を示す回路図である。
【図14】レバー支持体を横倒し位置から起上げ位置に
回動する状態を示す運転席等の正面図である。
【図15】レバー支持体を横倒し位置から起上げ位置に
回動する前の状態で回動ブラケットおよび昇降ブラケッ
ト内のロック機構等を示す一部破断の正面図である。
【図16】レバー支持体を起上げ位置に回動した状態で
回動ブラケットおよび昇降ブラケット内のロック機構等
を示す一部破断の正面図である。
【図17】レバー支持体等が収納ボックスに格納された
状態を示す図14と同様の正面図である。
【図18】レバー支持体等が収納ボックスに格納された
状態を示す図4と同様の断面図である。
【符号の説明】
4 運転室 13 床板 19 運転席 22 レバースタンド 23 収納ボックス 24 スライド機構 25 収納ガイド 26 昇降シリンダ(高さ調整機構) 27 昇降ブラケット 28 回動ブラケット(回動継手) 30 レバー支持体 31 操作レバー 34 制御スイッチ 51 ロックピン 52 連結アーム 54 解除レバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の運転室内に設けられ運転席の
    側方に配置されたレバースタンドと、該レバースタンド
    に対して上,下に昇降可能に設けられ上端側が該レバー
    スタンドから上方に突出可能となった昇降ガイドと、該
    昇降ガイドの上端側から前記運転室の前側に向けて延び
    先端側が自由端となったレバー支持体と、該レバー支持
    体に設けられ前記運転席の前側で傾転操作される操作レ
    バーと、前記昇降ガイドの上端側とレバー支持体の基端
    側との間に設けられ、該レバー支持体が前記運転席の前
    側で前,後に回動するのを許すと共に、該レバー支持体
    が前記運転席の前側から上方に回動されるのを許す回動
    継手とから構成してなる建設機械の操作レバー装置。
  2. 【請求項2】 前記レバー支持体は、前記運転席の前側
    に配置する横倒し位置と前記昇降ガイドの上方に延びる
    起上げ位置とに前記回動継手を介して回動され、前記昇
    降ガイドはレバースタンド内に向けて降下されたとき
    に、前記起上げ位置にあるレバー支持体を少なくとも部
    分的に前記レバースタンド内に格納させる構成としてな
    る請求項1に記載の建設機械の操作レバー装置。
  3. 【請求項3】 前記レバー支持体は、前記運転席の前側
    で操作レバーの傾転操作を行うときの使用位置と、該使
    用位置から前記操作レバーを運転席から離すように該運
    転席の前方に回動される非使用位置との間で前記回動継
    手を介して回動可能とし、該回動継手とレバー支持体と
    の間には、該レバー支持体を前記使用位置と非使用位置
    とに選択的に位置決めするロック機構を設ける構成とし
    てなる請求項1または2に記載の建設機械の操作レバー
    装置。
  4. 【請求項4】 前記レバー支持体が使用位置と非使用位
    置とに回動されるのに応じて開成,閉成される操作レバ
    ー用の制御スイッチを備え、該制御スイッチは、前記操
    作レバーからの傾転操作信号が外部に出力されるのを前
    記非使用位置で禁止し、使用位置で許す構成としてなる
    請求項3に記載の建設機械の操作レバー装置。
  5. 【請求項5】 前記運転室の床板と前記レバースタンド
    との間には、該レバースタンドを運転室の前,後に移動
    させるスライド機構を設け、前記昇降ガイドには、前記
    操作レバーの高さ位置をレバー支持体と共に調整する高
    さ調整機構を設ける構成としてなる請求項1,2,3ま
    たは4に記載の建設機械の操作レバー装置。
JP22072196A 1996-08-02 1996-08-02 建設機械の操作レバー装置 Pending JPH1046629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101057A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社クボタ 作業機
US11498815B2 (en) * 2018-07-13 2022-11-15 Epsilon Kran Gmbh Crane control

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