JP2009001263A - 建設機械の運転シートおよびこれを備えたキャブ、建設機械 - Google Patents

建設機械の運転シートおよびこれを備えたキャブ、建設機械 Download PDF

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Abstract

【課題】キャブ内のオペレータの頭上空間を十分に確保することが可能な建設機械の運転シートおよびこれを備えたキャブ、建設機械を提供する。
【解決手段】ホイルローダの運転シート22は、ホイルローダのキャブ内に設置されており、オペレータが着座する着座部22aと背もたれ22bとを備えている。運転シート22は、その一部が上吊り機構23を介してキャブの天井面20aと連結されて、上吊り方式で支持されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、ホイルローダ等の建設機械に搭載された運転シートおよびこれを備えたキャブ、建設機械に関する。
従来より、ホイルローダ等の建設機械には、乗降用ドアや窓を有する壁面によって運転席の周囲を囲って形成された室内に、作業機操作装置や走行操縦装置等を設置して構成されるキャブが搭載されている。
例えば、特許文献1には、キャブの床面に設置された座席支持体上にシート部や背当て部、アームレスト等を取り付けた建設機械の運転席装置が開示されている。
特開2000−168499号公報(平成12年6月20日公開)
しかしながら、上記従来の建設機械のキャブでは、以下に示すような問題点を有している。
近年、建設機械の転倒時におけるキャブ内のオペレータを保護するために、キャブのROPS(Rollover Protective Structure)構造が採用されている。しかし、万一、キャブの天井面等に予測不能な衝撃が付与された場合、上記公報に開示された建設機械の運転席装置の構造では、床面に立設された座席支持体上にシート部等が配置されているために、オペレータの頭上空間が十分に確保できなくなるおそれがある。
本発明の課題は、キャブ内のオペレータの頭上空間を十分に確保することが可能な建設機械の運転シートおよびこれを備えたキャブ、建設機械を提供することにある。
第1の発明に係る建設機械の運転シートは、建設機械のキャブ内に設置された運転シートであって、シート部と、吊り部と、を備えている。シート部は、キャブに乗降するオペレータが着座する着座部と、着座部の後部に対して交差する向きで取り付けられた背面部と、を有する。吊り部は、シート部の一部とキャブの天井面とを連結するように取り付けられており、シート部を上方から支持する。
ここでは、建設機械のキャブ内に設置される運転シートとして、キャブの天井面から運転シートを吊り下げる上吊り方式を採用している。
ここで、運転シートの上吊り方式とは、運転シートをキャブの床面に立設された支持部上に載せる従来の支持方式とは異なり、天井面から運転シートを吊り下げるように設置する方式を含む。そして、天井面に取り付けられた吊り部は、運転シートの背面部の一部を支持するものであってもよいし、着座部を支持するものであってもよい。なお、本発明の運転シートが搭載される建設機械には、例えば、ホイルローダやブルドーザ、油圧ショベル、モータグレーダ等が含まれる。
これにより、運転シートの下面とキャブの床面との間に空間を確保することができる。この結果、万一、キャブの上方から荷重が掛かって天井面が破損した場合でも、運転シート自体が床面の高さまで移動することになるため、オペレータの頭上空間を従来よりも十分に確保することができる。
第2の発明に係る建設機械の運転シートは、第1の発明に係る建設機械の運転シートであって、シート部を略水平方向において回転させる回転機構をさらに備えている。
ここでは、上述した上吊り方式の運転シートに含まれるシート部を、略水平方向において回転させる機構をさらに備えている。
ここで、回転機構は、天井面に設置された回転軸を中心として吊り部ごと回転するものであってもよいし、吊り部とは独立してシート部だけを回転させる機構であってもよい。
これにより、運転シートの回転によってオペレータの良好な乗降性を確保することができる。さらに、運転中等において後方を振り返る必要がある場合でも、運転シートの回転によって容易に後方の確認を行うことができる。
第3の発明に係る建設機械の運転シートは、第2の発明に係る建設機械の運転シートであって、シート部の回転の規制および解除を行う回転ロック機構を、さらに備えている。
ここでは、ロック機構によって、運転シートのシート部を回転可能な状態にしたり、回転を規制した状態にしたりする。
ここで、ロック機構は、回転するシート部の回転を規制する、例えば、シート部側に形成された挿入孔と挿入孔に差し込まれる挿入棒等が含まれる。
これにより、オペレータがキャブ内で乗降する際には、シート部の回転を可能な状態とする一方、オペレータがシート部に着座した後にはシート部の回転を規制して運転時の操作性を向上させることができる。さらに、運転時等に後方確認のために振り返る場合には、ロック機構を解除してシート部の回転を許可することで、後方確認も従来よりも容易に行うことができる。
以上のように、オペレータの都合に応じてロック機構によるシート部の回転の規制と解除とを切り替えることで、キャブ内におけるオペレータの操作性、作業性、乗降性を、従来よりも大幅に向上させることができる。
第4の発明に係る建設機械の運転シートは、第1から第3の発明のいずれか1つに係る建設機械の運転シートであって、シート部の着座部を、吊り部に対して前後方向にスライドさせるスライド機構をさらに備えている。
ここでは、上述した上吊り方式を採用した運転シートにおいても、シート部に含まれる着座部を吊り部に対して前後にスライド移動させる。
これにより、オペレータがキャブに乗降する際に、着座部を吊り部に対して後方へスライドさせることで、少しでも乗降のために必要な空間を確保することができる。さらに、着座部のスライド移動に伴って背面部の角度を調整することで、オペレータの快適性を向上させることができる。
第5の発明に係る建設機械の運転シートは、第1から第4の発明のいずれか1つに係る建設機械の運転シートであって、シート部の背面部の角度を調整する角度調整機構をさらに備えている。
ここでは、角度調整機構によって、シート部に含まれる背面部の角度調整が可能となっている。
これにより、乗降時には最後方まで傾倒させることで乗降性を向上させることができるとともに、オペレータの好みに応じて背もたれの部分の角度を調整することができる。
第6の発明に係る建設機械の運転シートは、第1から第5の発明のいずれか1つに係る建設機械の運転シートであって、吊り部は、キャブの天井部分からシート部との接合部分にかけて、オペレータの頭部を保護する保護構造を有している。
ここでは、キャブの天井面から吊り下げるように固定された吊り部が、オペレータの頭部を保護するための強度を備えた保護構造を有している。
これにより、キャブのROPS構造等のようなキャブの剛性によるオペレータの保護とは別に、運転シートの吊り部の剛性による保護構造も追加することで、オペレータの頭上空間をさらに十分に確保することができる。
第7の発明に係る建設機械のキャブは、第1から第6の発明のいずれか1つに係る建設機械の運転シートと、運転シートの側方あるいは後方に設置された乗降用ドアと、を備えている。
ここでは、運転シートの側方等に乗降用ドアを有する建設機械のキャブ内に、上述した運転シートを搭載している。
これにより、万一、キャブの上方から荷重が掛かって天井面が破損した場合でも、運転シート自体が床面の高さまで移動することになるため、オペレータの頭上空間を従来よりも十分に確保することができるという、上記と同様の効果を得ることが可能なキャブを提供できる。
第8の発明に係る建設機械のキャブは、第7の発明に係る建設機械のキャブであって、シート部の前方あるいは側方において上下方向に傾倒可能な操作部をさらに備えている。
ここでは、上述した上吊り方式を採用した運転シートにおいて、建設機械の操作を行う操作手段として、上下方向に傾倒可能な操作部を用いている。
ここで、上下方向に傾倒可能とは、シート部の前方あるいは後方に配置された回動軸を中心として、前方あるいは後方に向かって跳ね上げるようにして所定の位置へ退避させることが可能なものをいう。また、操作部には、ジョイスティック装置やレバーハンドル、一般的な操舵用のハンドルも含まれる。なお、上記前方、後方とは、建設機械のキャブに乗降するオペレータが運転シートに着座して運転する際に向く方向を前方とする前後方向を意味する。
これにより、乗降する際に邪魔になる操作部を上下方向に傾倒させて所定の位置へ退避させることで、オペレータのキャブ内への良好な乗降性を確保することができる。そして、上述したシート部の回転機構と組み合わせることで、従来のキャブよりも大幅に乗降性を向上させることが可能になる。
第9の発明に係る建設機械のキャブは、第8の発明に係る建設機械のキャブであって、操作部は、オペレータによって操作される操作部を含むアーム部と、アーム部を支持する支持部と、を有している。そして、アーム部と支持部とがそれぞれ上下方向において傾倒可能な状態で取り付けられている。
ここでは、操作部に含まれるアーム部と支持部とが、それぞれ上下方向において傾倒可能となっている。
ここで、アーム部上に搭載される操作部としては、上面に各種操作レバーや操作ボタンを配置した板状の部材や、ジョイスティック装置、レバーハンドル等が含まれる。
これにより、操作部の傾倒動作を、2段階で行うことが可能になる。この結果、オペレータのキャブへの乗降時には、2段階で操作部を最大限に跳ね上げるように退避させる等、状況に応じて傾倒の段階を切り換えることで、乗降性を十分に確保することができる。
第10の発明に係る建設機械は、第7から第9の発明のいずれか1つに係る建設機械のキャブを備えている。
ここで、この建設機械には、例えば、ホイルローダやブルドーザ、油圧ショベル、モータグレーダ等のように、キャブが搭載された各種建設機械が含まれる。
これにより、上述したように、万一、キャブの上方から荷重が掛かって天井面が破損した場合でも、運転シート自体が床面の高さまで移動することになるため、オペレータの頭上空間を従来よりも十分に確保することができるという、上記と同様の効果を得ることが可能な建設機械を提供できる。
本発明に係る建設機械の運転シートによれば、オペレータの頭上空間を従来よりも十分に確保することができる。
本発明の一実施形態に係るホイルローダ(建設機械)10のキャブ20内に設置された運転シート部(シート部、運転シート)22について、図1〜図7を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、以下の説明で用いる「前」、「後」、「左」、「右」については、ホイルローダ10に乗降するオペレータが運転シートに着座した状態で向く方向(ホイルローダ10の前進側)を「前」とし、後進側を「後」、前進側を向いたときの右側を「右」、その反対側を「左」と示すものとする。
[ホイルローダ10全体の構成]
本実施形態に係るキャブ構造は、図1に示すように、ホイルローダ10に搭載されたキャブ20に対して適用されている。
ホイルローダ10は、車体11と、車体の前部に装着されたリフトアーム12と、このリフトアーム12の先端に取り付けられたバケット13と、車体11を支持しながら回転して車体を走行させる4本のタイヤ14と、車体11の上部に搭載されたキャブ20と、を備えている。
車体11は、図示しないエンジンを収納するエンジンルームと、リフトアーム12およびバケット13を駆動するための駆動部と、を有している。
リフトアーム12は、先端に取り付けられたバケット13を持ち上げるためのアーム部材であって、併設されたリフトシリンダによって駆動される。
バケット13は、リフトアーム12の先端に取り付けられており、バケットシリンダによってダンプおよびチルトされる。
キャブ20は、転倒時運転者保護構造(以下、ROPS構造と示す。)を有し、右側の側面に配置された乗降用ドア25を有しており、複数の鋼管と鋼板とを組み合わせて構成されるオペレータ用の運転室を形成している。そして、キャブ20は、車体11の中央部分よりもやや前方に配置されている。なお、キャブ20の構成およびそのマウント構造については、後段にて詳述する。
[キャブ20の構造]
本実施形態のキャブ20は、図2に示すように、複数の柱部材21a〜21f等によって形成される骨格部分に、乗降用ドア25、フロントガラスFG等を取り付けて形成される内部空間に、運転シート部22およびステアリング装置(操作部)24を配置して構成されている。
柱部材21a〜21fは、右前柱部材21a、左前柱部材21b,右後柱部材21c、左後柱部材21d、右中柱部材21eおよび左中柱部材21fによって構成されており、キャブ20の四隅近傍および左右の側面にそれぞれ配置されている。
運転シート部22は、図3に示すように、ホイルローダ10を操縦するオペレータ(運転者)が着座する着座部22aと、オペレータが背中をもたれる背もたれ(背面部)22bとを有しており、キャブ20のほぼ中央付近に配置されている。そして、運転シート部22は、上吊り機構(吊り部、回転機構、運転シート)23の底面支持部23d上に設置されたスライド機構41に含まれる図示しないスライドレールに沿って前後方向にスライド移動する。また、運転シート部22は、角度調整機構42によって背もたれ22b側も角度調整可能となっている。なお、角度調整機構42は、着座部22aの前後スライドに伴って下端部が前後に移動することで背もたれ22bの角度を調整する。これにより、乗降時や運転中におけるオペレータの好みに応じて、着座部22aを前後にスライドさせたり、背もたれ22bを所望の角度に調整したりして、キャブ20内におけるオペレータの快適性を向上させることができる。なお、運転シート部22を上方から支持する上吊り機構23については、後段にて詳述する。
ステアリング装置24は、図2等に示すように、運転シート部22とフロントガラスFGとの間に配置されており、後述する操作レバー(操作部)31やスイッチパネル(操作部)32等(図4参照)を操作することで、ホイルローダ10の進行方向を変更したり、バケット13等を操作したりする。なお、このステアリング装置24の構成についても、後段にて詳述する。
乗降用ドア25は、キャブ20の右側面に取り付けられており、右中柱部材21eに取り付けられた丁番を回動軸として、キャブ20の外側において開閉される。
[運転シート部22の上吊り機構23の構成]
本実施形態の運転シート部22は、図3等に示すように、キャブ20の天井面20aに対して連結された上吊り機構23によって上方から吊り下げられるように支持されている。
上吊り機構23は、キャブ20の天井面20aと運転シート部22とを連結するとともに、運転シート部22の向きを切り換える回転機構としても機能しており、回動軸23aと、天井支持部23bと、背面支持部23cと、底面支持部23dと、を含むように構成されている。
回動軸23aは、図3に示すように、天井面20aに対して略垂直に配置されており、オペレータの乗降時等において運転シート部22の向きを変える際の回動中心となる。また、回動軸23aは、天井支持部23bに形成された開口穴に対して挿入されている。
天井支持部23bは、回動軸23aが挿入された開口穴の部分を中心にして運転シート部22とともに略水平方向において回動する。このとき、天井支持部23bの回動範囲は、図6等に示すように、キャブ20の天井面20aに形成された段差を有する凹部20bによって規制される。つまり、天井支持部23bの側面が天井面20aの凹み部分である凹部20bの段差部分に当接することで、天井支持部23bの左右回転方向における所定の回動範囲が決められる。これにより、オペレータのキャブ20への乗降時には、運転シート部22を所望の方向へ回転させることで、乗降性の向上を図ることができる。また、運転中においても、オペレータが運転シート部22に座った状態で後方確認を行うために振り返った場合には、運転シート部22の回転によって後方確認をしやすくすることができる。そして、回動範囲を所定の範囲内に設定することで、必要以上に回転してしまうことを防止できる。また、天井支持部23bは、屈曲部分を介して背面支持部23cと連結されており、天井支持部23bと背面支持部23cとの一体成形、あるいは両部材を強固に連結する構造を採用することで、オペレータの頭部付近を守る保護構造を形成する。これにより、万一、キャブ20の上部から大きな負荷が掛かってキャブ20の上部が変形してしまった場合でも、天井支持部23bと背面支持部23cとによって構成される保護構造によって、オペレータの頭部付近を守ることができる。
背面支持部23cは、運転シート部22の背もたれ22bの背面側に取り付けられており、上部が天井支持部23b、下部が底面支持部23dに対してそれぞれ連結されている。
底面支持部23dは、背面支持部23cの下端部に連結された略L字形状の支持部材であって、運転シート部22の着座部22aを底面から支持する。
本実施形態では、以上のような構成を有する上吊り機構23によって運転シート部22を支持することで、キャブ20の床面に運転シート部22を支持する部材を設ける必要がないため、図3に示すように、底板支持部23dの下方に空間Sが形成される。
これにより、例えば、万一キャブ20の天井面に対して大きな負荷がかかってキャブ20が変形した場合でも、運転シート部22とキャブ20の床面までの間に形成された空間Sに、運転シート部22を移動させることができる。この結果、キャブ20の上部が変形等した場合でも、オペレータの頭部付近へ衝撃が加わることを従来よりも効果的に防止することができる。また、通常時においても、運転シート部22下の空間Sが常に空いた状態であるため、キャブ20内の清掃性を向上させることができる。
[ステアリング装置24の構成]
本実施形態では、ステアリング装置24が、左右アーム部(アーム部)24a,24bと、支持部24cと、を含むように構成されている。
左右アーム部24a,24bは、図4に示すように、水平姿勢における上面に、それぞれ操作レバー31とスイッチパネル32とを配置している。また、左右アーム部24a,24bは、キャブ20の床面から立設された支持部24cに対して回動軸24dを介して連結されており、支持部24cに対して回動軸24dを中心にして一体となって上下方向において回動する。例えば、左右アーム部24a,24bは、図3および図4に示すように、水平姿勢においては、その先端部分が前後方向において運転シート部22の背もたれ22b付近まで達して着座したオペレータの横を覆うように、略水平方向に沿った姿勢となる。一方、起立姿勢においては、図5に示すように、フロントガラスFGに沿う位置まで回動して、運転シート部22とステアリング装置24との間の空間、運転シート部22の側方空間をそれぞれ開放する。
支持部24cは、左右アーム部24a,24bを支持するために、キャブ20の床面に立設されている。より具体的には、図5に示すように、前後方向において運転シート部22とフロントガラスFGとの間であって、左右方向においてアクセルペダル26とブレーキペダル27との間に配置されている。また、支持部24cは、図4に示すように、キャブ20の床面との連結部分を回動中心として、前後方向において傾斜角度の調整が可能となっている。また、支持部24cの上部には、図7に示すように、格納可能なモニタ28が取り付けられている。
モニタ28は、図7に示すように、運転時等の必要な場合には支持部24cの上部に現れ、使用しないときには支持部24cの背面側に設置された図示しない回動軸を中心に回動して、支持部24cの背面側へと格納される。これにより、モニタ28の設置による正面の視界性の低下を最小限とし、オペレータの視界性を最大限確保することができる。
本実施形態では、上述した上吊り機構23によって上方から支持された運転シート部22に対して、上下方向において傾倒可能なステアリング装置24を組み合わせて用いている。
これにより、左右アーム部24a,24bが、図3および図4に示す通常の水平姿勢から、図5に示すフロントガラスFGの面に沿う起立姿勢になるまで跳ね上げるように回動させて、運転シート部22とステアリング装置24との間隔を広く確保することで、オペレータの乗降性をさらに向上させることができる。
そして、左右アーム部24a,24bとともに支持部24cについても上下方向における傾斜角度を切り換えることで、2段階でステアリング装置24の姿勢を切り換えることができる。この結果、オペレータの乗降時における必要性に応じて、左右アーム部24a,24bのみを起立姿勢とするのか、支持部24cまで起立姿勢とするのかを、状況に応じて切り換えることができる。
[本ホイルローダ10の運転シート部22の特徴]
(1)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22は、図1に示すように、ホイルローダ10のキャブ20内に設置されており、図3に示すように、オペレータが着座する着座部22aと背もたれ22bとを備えている。そして、運転シート部22は、その一部が上吊り機構23を介してキャブ20の天井面20aと連結されて、上吊り方式で支持されている。
これにより、オペレータが着座する運転シート部22とキャブ20の床面との間に、図3に示すように、空間Sを設けることができる。そして、この運転シート部22の下に形成された空間Sは、キャブ20内における清掃を容易にするだけでなく、キャブ20の上部の変形や破損等が生じた場合におけるオペレータの頭上空間を確保するための空間としても機能する。具体的には、キャブ20の上部が変形等して運転シート部22を支持する上吊り機構23が天井面20aから分離してしまった場合でも、座席の下に空間Sがあるため、運転シート部22はキャブ20の床面に落下する。この結果、通常のキャブと比較して、キャブの上部が変形等した際におけるオペレータの頭上空間をより確実に確保することができる。
(2)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22は、図3に示すように、上吊り機構23を介してキャブ20の天井面20aから吊り下げられており、かつ上吊り機構23に含まれる回動軸23aを中心にして略水平方向において回転する。
これにより、上吊り機構23を採用した場合でも、運転シート部22の向きを乗降用ドア25の方向へ向けることで、オペレータの乗降性を十分に確保することができる。そして、オペレータが運転シート部22に着座した状態で、後方確認等のために振り返る場合には運転シート部22の回転によって容易に後方確認を行うことができる。この結果、運転シート部22や上吊り機構23の搭載によって。乗降性とともに作業性にも優れたキャブ20を構成することができる。
(3)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22では、図4および図5に示すように、上下方向において回動可能であって、通常時の水平姿勢(図4等参照)と起立姿勢(図5参照)とを切り換え可能なステアリング装置24が対向配置されている。
これにより、オペレータの乗降時には、ステアリング装置24の左右アーム部24a,24bを起立姿勢とし、運転中等の通常時には、左右アーム部24a,24bを水平姿勢とすることで、乗降性および操作性に優れたキャブ20を構成することができる。特に、乗降時においては、一般的なステアリングホイールのステアリング装置と比較して、運転シート部22の前方の空間を大きく確保することができる。この結果、キャブ20への乗降性を十分に確保することが可能になる。
(4)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22では、図4および図5に示すように、前方に対向配置されたステアリング装置24が、左右アーム部24a,24bとともに、支持部24cも回動可能となっている。
これにより、オペレータのキャブ20への乗降時等においては、左右アーム部24a,24bと支持部24cとで2段階で姿勢切換えを行うことができる。この結果、必要な分だけ運転シート部22の前方の空間を確保して、乗降性を向上させることができる。
(5)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22では、図3に示すように、着座部22aの部分を前後方向にスライドさせるスライド機構41を、さらに備えている。
これにより、上吊り方式の運転シート部22であっても、着座部22aの前後スライドによってオペレータにとって心地良い座席位置でホイルローダ10の操作を行うことができる。なお、オペレータの乗降時には、最後部まで着座部22aをスライドさせることが好ましい。これにより、少しでも乗降時における運転シート部22の前方の空間を大きく確保して、乗降性を十分に確保することができる。
(6)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22では、図3に示すように、背もたれ22bの部分の角度を調整する角度調整機構42を、さらに備えている。
これにより、上吊り方式の運転シート部22であっても、背もたれ22bの角度調整を行うことでオペレータにとって心地良い状態でホイルローダ10の操作を行うことができる。なお、オペレータの乗降時には、最後部まで背もたれ22bを倒した状態とすることが好ましい。これにより、少しでも乗降時における運転シート部22の前方の空間を大きく確保して、乗降性を十分に確保することができる。
(7)
本実施形態のホイルローダ10の運転シート部22では、図3に示すように、上吊り機構23に含まれる天井支持部23bと背面支持部23cとが、屈曲した状態で連結されており、オペレータの頭部を後方から上方にかけて覆うように配置されている。
これにより、万一、キャブ20の天井面20a等に衝撃が加わって天井面20aが破損等した場合でも、オペレータの頭部を天井支持部23bおよび背面支持部23cによって保護することができる。なお、上吊り機構23をオペレータの頭部保護構造としても用いる場合には、天井支持部23bおよび背面支持部23cの材質や連結部分等の強度を考慮して設計されることが好ましい。
(8)
本実施形態のホイルローダ10のキャブ20では、図2に示すように、上述した運転シート部22および上吊り機構23を搭載している。
これにより、通常のキャブと比較して、清掃性の向上とともに、キャブの上部が変形等した際におけるオペレータの頭上空間をより確実に確保することができるという上記と同様の効果を、キャブ20として得ることができる。
(9)
本実施形態のホイルローダ10では、図1に示すように、上述したキャブ20を搭載している。
これにより、通常のホイルローダと比較して、キャブ内における清掃性の向上とともに、キャブの上部が変形等した際におけるオペレータの頭上空間をより確実に確保することができるという上記と同様の効果を、ホイルローダ10として得ることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、運転シート部22が、上吊り機構23の回動軸23aを中心として、所定の範囲内で自由に回動する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、運転シート部22の回転を規制するためのロック機構(回転ロック機構)40を運転シート部22の背もたれ22bの側方等に設けてもよい。
この場合には、オペレータが乗降する際には運転シート部22を回動可能な状態としつつ、オペレータが着座した後に運転シート部22の回動をロック機構40の挿入部40bを回動軸40aを中心に回転させてキャブ20の背面側に形成された嵌合部40cに対して挿入することによって規制する。これにより、運転中等におけるオペレータの姿勢を安定させ、ホイルローダ等の建設機械の操作性を向上させることができる。
(B)
上記実施形態では、図4および図5に示すように、運転シート部22に対向配置されたステアリング装置24として、上下方向において左右アーム部24a,24bの姿勢を切り換えることが可能なものを用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図9および図10に示すように、一般的なステアリングホイール124aを含むステアリング装置(操作部)124を、上吊り方式の運転シート部22と組み合わせて用いたキャブ120であってもよい。このステアリング装置124は、図10に示すように、オペレータに応じてステアリングホイール124aの高さや前後方向における位置を微調整できる。これにより、運転シート部22の回転によってオペレータによる乗降性を確保しつつ、一般的なステアリング装置124を組み合わせて用いることもできる。
ただし、オペレータによる乗降性の観点では、図9および図10に示す一般的なステアリングホイ−ル124aを含むステアリング装置124を上吊り方式の運転シート部22と組み合わせた構成よりも運転シート部22の前方の間隔を確保できるという点で、上記実施形態のような、跳ね上げ式のステアリング装置24を組み合わせて用いることがより好ましい。
(C)
上記実施形態では、キャブ20の天井面20aと運転シート部22の一部と、を連結する上吊り機構23が運転シート部22における着座部22aの底面から背もたれ22bの背面にかけて取り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上吊り機構23が連結される位置としては、着座部側のみであってもよいし、背もたれ側のみであってもよい。
(D)
上記実施形態では、キャブ20の天井面20aに設置された上吊り機構23の上部に固定された回動軸23aを中心として、運転シート部22を回転させる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、回動軸の配置としては、必ずしも天井面である必要はなく、吊り部とシート部とを連結する部分であってもよい。
この場合でも、オペレータの乗降時にはシート部を回転させることで、良好な乗降性を確保することができる。
(E)
上記実施形態では、ステアリング装置24に含まれる左右アーム部24a,24bが、一体として回動する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、左右アーム部をそれぞれ独立して回動させるようなステアリング装置であってもよい。
この場合には、例えば、オペレータが乗降する側のアーム部のみを回動させるだけで済むため、回動時における負荷を軽減して、より快適にアーム部の姿勢の切り替えを行うことができる。
(F)
上記実施形態では、本発明に係る運転シートの構成を、ホイルローダに搭載されるキャブに対して適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本発明の運転シートが搭載されるキャブは、ホイルローダ以外にも、ブルドーザや油圧ショベル、モータグレーダ等のような他の建設機械に搭載されるものであってもよい。
本発明の建設機械の運転シートは、オペレータの頭上空間を従来よりも十分に確保することができるという効果を奏することから、各種建設機械のキャブ内に設置される運転シートに対して広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る運転シートを含むキャブを搭載したホイルローダの全体構成を示す斜視図。 図1のホイルローダのキャブの構成を示す斜視図。 図2のキャブ内に設置された運転シート等の構成を示す斜視図。 図3の運転シートの前方に配置されたステアリング装置の構成を示す斜視図。 図4のステアリング装置を起立姿勢へ切り換えた際の状態を示す斜視図。 図2のキャブの天井面に設置された運転シートを回転させるための回転機構の構成を示す斜視図。 図4のステアリング装置に付設されたモニタを示す斜視図。 本発明の他の実施形態に係る運転シートの構成を示す斜視図。 本発明のさらに他の実施形態に係る運転シートを含むキャブの構成を示す斜視図。 図9のキャブ内に設置されたステアリング装置と運転シートとの位置関係を示す斜視図。
符号の説明
10 ホイルローダ(建設機械)
11 車体
12 リフトアーム
13 バケット
14 タイヤ
20 キャブ
20a 天井面
20b 凹部
21a〜21f 柱部材
22 運転シート部(シート部、運転シート)
22a 着座部
22b 背もたれ(背面部)
23 上吊り機構(吊り部、回転機構、運転シート)
23a 回動軸
23b 天井支持部
23c 背面支持部
23d 底面支持部
24 ステアリング装置(操作部)
24a 左アーム部(アーム部)
24b 右アーム部(アーム部)
24c 支持部
24d 回動軸
25 乗降用ドア
26 アクセルペダル
27 ブレーキペダル
28 モニタ
31 操作レバー(操作部)
32 スイッチパネル(操作部)
40 ロック機構(回転ロック機構)
40a 回動軸
40b 挿入部
40c 嵌合部
41 スライド機構
42 角度調整機構
120 キャブ
124 ステアリング装置(操作部)
124a ステアリングホイール
FG フロントガラス
S 空間

Claims (10)

  1. 建設機械のキャブ内に設置された運転シートであって、
    前記キャブに乗降するオペレータが着座する着座部と、前記着座部の後部に対して交差する向きで取り付けられた背面部と、を有するシート部と、
    前記シート部の一部と前記キャブの天井面とを連結するように取り付けられており、前記シート部を上方から支持する吊り部と、
    を備えている建設機械の運転シート。
  2. 前記シート部を略水平方向において回転させる回転機構をさらに備えている、
    請求項1に記載の建設機械の運転シート。
  3. 前記シート部の回転の規制および解除を行う回転ロック機構を、さらに備えている、
    請求項2に記載の建設機械の運転シート。
  4. 前記シート部の前記着座部を、前記吊り部に対して前後方向にスライドさせるスライド機構をさらに備えている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の建設機械の運転シート。
  5. 前記シート部の前記背面部の角度を調整する角度調整機構をさらに備えている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の建設機械の運転シート。
  6. 前記吊り部は、前記キャブの天井部分から前記シート部との接合部分にかけて、オペレータの頭部を保護する保護構造を有している、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の建設機械の運転シート。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の建設機械の運転シートと、
    前記運転シートの側方あるいは後方に設置された乗降用ドアと、
    を備えている建設機械のキャブ。
  8. 前記シート部の前方あるいは側方において上下方向に傾倒可能な操作部をさらに備えている、
    請求項7に記載の建設機械のキャブ。
  9. 前記操作部は、オペレータによって操作される操作部を含むアーム部と、前記アーム部を支持する支持部と、を有しており、
    前記アーム部と前記支持部とがそれぞれ上下方向において傾倒可能な状態で取り付けられている、
    請求項8に記載の建設機械のキャブ。
  10. 請求項7から9のいずれか1項に記載の建設機械のキャブを備えている建設機械。
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