JP5191933B2 - 作業機械 - Google Patents

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本発明は、走行体と旋回体を備え、旋回体上の運転席の前側に配置される走行レバーと、運転席の側方に配置されるゲートロックレバーとを有する油圧ショベル等の作業機械に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この従来技術は、例えば油圧ショベルであって、走行体と、この走行体上に配置される旋回体と、この旋回体に取り付けられるブーム、アーム、バケット等の作業装置とを備え、旋回体に設けられる運転席の前側に配置され、走行体を駆動操作する走行レバーと、運転席の側方に配置され、ロック位置に上げ操作された際にブームシリンダ、アームシリンダ、旋回モータ等の各種アクチュエータへの圧油の供給を遮断して、作業装置、旋回体等の駆動を不能に保持するゲートロックレバーとを有し、走行レバーとゲートロックレバーとの間から降車可能な構成となっている。
また、ゲートロックレバーをロック位置に上げ操作して、上述した各種アクチュエータの操作回路を遮断する動作に連動させて走行レバーを操作不能に、すなわち回動不能にロックし、ゲートロックレバーをロック解除位置に下げる操作に連動させて走行レバーの操作不能を解除し、走行を可能にする構成が開示されている。このように構成された油圧ショベルでは、降車時にゲートロックレバーを上げると走行レバーが操作不能となるので、降車時に誤って走行レバーに接触しても走行することがなく、優れた安全性を確保できる。
特開平4−203031号公報
ところで、走行レバーとゲートロックレバーを備えた作業機械の中には、上げ操作されたゲートロックレバーと、走行レバーとの間隔が狭くなるものがある。例えばミニショベルにあっては、旋回体の大きさに制約を受け、この旋回体の上に配置される運転席の規格は予め決められており、また、運転席の直ぐ後側にエンジンが配置されることから運転席の前側の領域が狭くなり、その狭い領域に走行レバーが配置されるので、上げ操作されたゲートロックレバーと走行レバーとの間隔は必然的に狭くなる。したがって、このようなミニショベルに前述した従来技術を採用すると、ゲートロックレバーを上げ操作して運転席から降車する際に狭い間隔をすり抜けるようにしてオペレータは降車しなければならず、オペレータに疲労感を与えやすい。また、オペレータの衣服等が走行レバーに引っかかってその衣服等を損傷させてしまう懸念もある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、降車に際して上げ操作されたゲートロックレバーと走行レバーとの間隔を広くすることができる作業機械を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明に係る作業機械は、走行体と、この走行体の上に配置される旋回体と、この旋回体に取り付けられる作業装置とを備え、上記旋回体上の運転席の前側に配置され、上記走行体を駆動操作する走行レバーと、上記運転席の側方に配置され、ロック位置に上げ操作された際に各種アクチュエータへの圧油の供給を遮断するゲートロックレバーとを有し、上記走行レバーと上記ゲートロックレバーとの間から降車可能な作業機械において、上記ゲートロックレバーが上記ロック位置に上げ操作されたときに、上記走行レバーを上記運転席から離れる方向である前方向へ傾倒した状態に保持可能な傾倒保持手段を備え、上記走行レバーは、上側分割部と下側分割部とから成り、上記傾倒保持手段は、上記上側分割部を上記前方向への傾倒可能にこれらの上側分割部と下側分割部を連結する連結部材を含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、ゲートロックレバーが、各種アクチュエータへの圧油の供給を遮断するロック位置に上げ操作されたとき、傾倒保持手段を作動させることにより、走行レバーを前方向へ傾倒させた状態に保持することができる。すなわち走行レバーを、前方向へ傾倒させた状態から元の状態に戻されることなく、その傾倒させた状態を継続して保持することができる。これにより、降車に際して上げ操作されたゲートロックレバーと走行レバーとの間隔を広くすることができ、オペレータの降車が容易になる。
また、本発明に係る作業機械は、上記発明において、上記傾倒保持手段は、上記ゲートロックレバーの上記上げ操作に連動して上記走行レバーの上記上側分割部の上記前方向への傾倒を可能にさせる手段から成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、降車に際してのゲートロックレバーの上げ操作に連動して、走行レバーの上側分割部の前方向への傾倒が可能な状態とすることができる。
また、本発明に係る作業機械は、上記発明において、上記傾倒保持手段は、上記ゲートロックレバーの上記ロック位置への上げ操作に伴って、上記下側分割部上に一直線を形成するように配置された上記上側分割部の上記前方向への傾倒を可能にし、上記ゲートロックレバーの上記ロック位置に保持されている状態からのロック解除のための下げ操作に伴って、上記上側分割部の上記前方向への傾倒を不能にして、上記上側分割部と下側分割部とを一体にして走行操作が可能となる立設状態に走行レバーを保持する走行レバー保持手段を含むことを特徴としている。このように構成した本発明は、走行レバーによって走行操作が行なわれるときには、走行レバー保持手段によって上側分割部と下側分割部とが一体に保たれるので、安定した走行操作を実施できるとともに、降車に際して、ゲートロックレバーを上げ操作することによって走行レバーの上側分割部のオペレータによる傾倒操作が可能になり、この状態において、オペレータが走行レバーの上側分割部を手動傾倒操作することにより、走行レバーの上側分割部とゲートロックレバーとの間隔を広くした状態にして降車することができる。
本発明は、運転席の側方に配置されロック位置に上げ操作された際に各種アクチュエータへの圧油の供給を遮断するゲートロックレバーがロック位置に上げ操作されたときに、旋回体上の運転席の前側に配置され走行体を駆動操作する走行レバーを、運転席から離れる方向である前方向へ傾倒した状態に保持可能な傾倒保持手段を備え、走行レバーは、上側分割部と下側分割部とから成り、傾倒保持手段は、上側分割部を前方向への傾倒可能にこれらの上側分割部と下側分割部を連結する連結部材を含むことから、ゲートロックレバーがロック位置に上げ操作されたとき、傾倒保持手段を作動させることにより、走行レバーを、前方向へ傾倒させ、その傾倒させた状態から元の状態に戻されることなく、その傾倒させた状態を継続して保持することができる。これにより、降車に際して上げ操作されたゲートロックレバーと走行レバーとの間隔を従来よりも広くすることができ、オペレータの降車が容易になり、オペレータに与えられる降車時の疲労感を軽減させることができる。また、降車時にオペレータの衣服等が走行レバーに引っ掛かるケースが少なくなり、それら衣服等の損傷を抑えることができる。
本発明に係る作業機械の第1実施形態であるミニショベルを示す図で、(a)図は側面図、(b)図は作業装置を除いた状態の面図である。 第1実施形態に備えられる旋回体を示す側面図である。 第1実施形態の要部を示す図で、(a)図はゲートロックレバーによるロックが解除された状態を示す斜視図、(b)図はゲートロックレバーによるロックが行なわれた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に備えられる走行レバー部分の要部側面図である。 図4の要部拡大図である。 本発明の第2実施形態の要部分解斜視図である。
以下、本発明に係る作業機械の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る作業機械の第1実施形態であるミニショベルを示す図で、(a)図
は側面図、(b)図は作業装置を除いた状態の面図、図2は第1実施形態に備えられる
旋回体を示す側面図、図3は第1実施形態の要部を示す図で、(a)図はゲートロックレ
バーによるロックが解除された状態を示す斜視図、(b)図はゲートロックレバーによる
ロックが行なわれた状態を示す斜視図である。
この第1実施形態に係る作業機械は、例えば運転席の前側のスペースに制約を受けやすいミニショベルであり、図1に示すように、走行体1と、この走行体1上に配置される旋回体2と、この旋回体2に取り付けられる作業装置3とを備えている。作業装置3は、旋回体2に上下方向の回動可能に取り付けられるブーム4と、このブーム4の先端に上下方向の回動可能に取り付けられるアーム5と、このアーム5の先端に上下方向の回動可能に取り付けられ、土砂の掘削等を行なうバケット6とを含んでいる。
旋回体2上には図2,3にも示すように、運転席7が設けられ、この運転席7の直ぐ後側にエンジン11が収容されるエンジン室11aが配置されている。図1の(b)図及び図3等に示すように、運転席7の前側には走行体1を駆動操作する一対の走行レバー9が配置されている。また、走行レバー9の前側には、手摺り2aが形成されている。
図4は本発明の第1実施形態に備えられる走行レバー部分の要部側面図、図5は図4の要部拡大図である。
これらの図4,5に示すように、走行レバー9の下端には取り付け部9aが一体に設けられている。この取り付け部9aは一対のボルト14によって、走行用パイロットバルブ本体17に回動支点16を中心に回動可能に設けられたブロック15に固定されている。
また、運転席7の両側方には図3等に示すように、作業装置3や旋回体2を駆動操作する操作レバー8が配置され、また、降車側に配置された操作レバー8の付近には、ゲートロックレバー10が配置されている。このゲートロックレバー10は、図3の(b)図に示すように、ロック位置に上げ操作されると、このミニショベルに備えられる作業装置3を駆動するブームシリンダ3a、アームシリンダ4a、バケットシリンダ5aや、旋回体2を旋回させる図示しない旋回モータ等の各種アクチュエータへの圧油の供給が遮断される。また、図3の(b)図に示すように、ゲートロックレバー10が前述したロック位置に保持されている状態からロック解除のために下げ操作されると、前述した各種アクチュエータへの圧油の供給が可能になり、作業装置3の駆動、旋回体2の旋回等が可能になる。なお、運転席7からの降車時には、ゲートロックレバー10が上げ操作された状態で走行レバー9とゲートロックレバー10との間からオペレータは降車するようになっている。
ゲートロックレバー10の近傍には、図4に示すように、このゲートロックレバー10の上げ操作及び下げ操作を検出するスイッチ12を設けてある。ゲートロックレバー10が回動支点13を中心に同図4における時計回りに回動して上げ操作されると、スイッチ12は例えばオフとなり、このオフ信号に応じて前述したように各種アクチュエータへの圧油の供給が遮断される。また、ゲートロックレバー10が回動支点13を中心に同図4における反時計回りに回動して下げ操作されると、スイッチ12がオンとなり、このオン信号に応じて前述したように各種アクチュエータへの圧油の供給が可能になる。
この第1実施形態に係るミニショベルは、走行レバー9部分とゲートロックレバー10部分とを関連付けた構成にしてある。すなわち、この第1実施形態は、ゲートロックレバー10が図3の(b)図に示すロック位置に上げ操作されたときに、走行レバー9を運転席7から離れる方向である前方向へ傾倒した状態に保持可能な傾倒保持手段を備えた構成にしてある。この傾倒保持手段は、例えばゲートロックレバー10の上げ操作に連動して走行レバー9の前方への傾倒を可能にさせる手段から成っている。
この第1実施形態は、図5に示すように、走行レバー9が上側分割部と下側分割部とから成っている。上側分割部は、例えば筒状体を形成する上側筒部9bから成り、下側分割部も、例えば筒状体を形成する下側筒部9cから成っている。前述した傾倒保持手段は、上側筒部9bを前方向への傾倒を可能にこれらの上側筒部9bと下側筒部9cを連結する連結部材、例えばヒンジ33と、ゲートロックレバー10のロック位置への上げ操作に伴って、下側筒部9cに連結されて立設状態にある上側筒部9bの前方向への傾倒を可能にし、ゲートロックレバー10のロック位置に保持された状態からのロック解除のための下げ操作に伴って、上側筒部9bの前方向への傾倒を不能にして、上側筒部9bと下側筒部9cとを走行操作が可能となる立設状態に保持する走行レバー保持手段とを含んでいる。
走行レバー保持手段は、ピン20と、ワイヤ21と、リンク24と、ワイヤケーブル25とを含んでいる。
ピン20は、上側筒部9b及び下側筒部9c内に移動可能に収容され、ゲートロックレバー10の上げ操作に伴って上側筒部9b及び下側筒部9c内を、図5に示す上側筒部9bと下側筒部9cとが分割される分割ライン34の下方の高さ位置S2までその上端が下降し、ゲートックレバー10の下げ操作に伴って上側筒部9b及び下側筒部9c内を、分割ライン34の上方の高さ位置S1までその上端が上昇するようになっている。
ワイヤ21は、上端がピン20の下端に連結され、下端がリンク24の一端側に連結されている。リンク24は、運転席7が設けられる床27の下側に固定されるブラケット24aに保持され、回動支点23を中心に回動可能となっている。
ワイヤケーブル25は、その一端側が床27の下側に固定されるブラケット28に保持されてリンク24の他端側に接続金具26を介して接続され、このワイヤケーブル25の他端側が、図4に示すように、床27上に載置され運転席7を支持する運転台30の上面に固定されるブラケット31に保持され、回動支点13を中心に回動可能なゲートロックレバー10の端部29に接続金具32を介して接続されている。
このように構成した第1実施形態は、操作レバー8を操作することにより旋回体2が旋回し、あるいは作業装置3が回動して、バケット6による土砂の掘削等が行なわれる。
また、図3の(a)図に示すように、走行レバー9が立設状態に保持され、ゲートロックレバー10が下げ操作された状態において、運転席7に座ったオペレータが走行レバー9を操作すると、走行体1を走行させることができる。この間、運転席7に座ったオペレータによってゲートロックレバー10が下げ操作されると、ゲートロックレバー10の端部29が回動支点13を中心に図4における反時計回りに回動し、接続金具32が上昇し、ワイヤケーブル25が引き上げられる。これにより図5に示すように、接続金具26を介してリンク24が回動支点23を中心に同図5における時計回りに回動し、同図5の実線で示す状態となる。これに伴って、接続金具22を介してワイヤ21が図4の矢印40で示すように押し上げられ、図5の矢印41で示すようにピン20が上昇して、このピン20の上端が図5に示す分割ライン34を越えて高さ位置S1に至る。これにより、上側筒部9bと下側筒部9cは、ピン20を介して傾倒が不能となる立設状態に保持される。
また、運転席7に座っていたオペレータが、運転席7から降車する際には、図3の(b)図に示すように、ゲートロックレバー10が上げ操作される。これにより図4に示すように、ゲートロックレバー10の端部29が同図4における時計回りに回動し、接続金具32が下降し、ワイヤケーブル25が押し下げられる。これに伴って、図5に示すように、接続金具26が上昇してリンク24が二点鎖線で示すように反時計回りに回動し、ワイヤ21が引き下げられ、ピン20が下降してこのピン20の上端が分割ライン34よりも下側の高さ位置S2に至る。したがって、走行レバー9の上側筒部9bを前方向へ手動操作で傾倒させることが可能となる。オペレータによって前方向へ手動傾倒操作された上側筒部9bは、例えば走行レバー9の前側に設置されている手摺り2aに保持される。このようにして走行レバー9の上側筒部9bが傾倒保持された状態において、上側筒部9bとゲートロックレバー10との間からオペレータは降車することができる。
なお、再びオペレータが運転席7に座って操作レバー8、あるいは走行レバー9の操作を行なう場合には、傾倒している走行レバー9の上側筒部9bを下側筒部9c上に引き戻し、その状態においてゲートロックレバー10を下げ操作すればよい。これによって前述したように、ピン20の上端が図5の高さ位置S1となるようにピン20が上昇して、上側筒部9bと下側筒部9cがピン20を介して一体化され、走行レバー9の操作が可能になる。
このように構成した第1実施形態によれば、降車に際して、オペレータによってゲートロックレバー10が各種アクチュエータへの圧油の供給を遮断するロック位置に上げ操作されたとき、ピン20、リンク24、ワイヤケーブル25等を含む傾倒保持手段の走行レバー保持手段を作動させることにより、走行レバー9の上側筒部9bを前方向へ傾倒させた状態で手摺りに保持させることができる。すなわち、走行レバー9の上側筒部9bを、前方向へ傾倒させた状態から元の状態に戻されることなく、その傾倒させた状態を継続して保持させることができる。これにより、降車に際して上げ操作されたゲートロックレバー10と、走行レバー9の上側筒部9bとの間隔を広くすることができ、オペレータの降車が容易になる。したがって、オペレータに与えられる降車時の疲労感を軽減させることができる。また、降車時にオペレータの衣服等が走行レバー9に引っ掛かるケースが少なくなり、それら衣服等の損傷を抑えることができる。
また、前述した傾倒保持手段が、ゲートロックレバー10の上げ操作に連動して走行レバー9の前方向への傾倒を可能にさせる手段から成ることから、降車時には、ゲートロックレバー10を上げ操作することによって走行レバー9の上側筒部9bのオペレータによる手動傾倒操作が可能となり、また、走行レバー9によって走行操作が行なわれるときには、走行レバー保持手段のピン20によって上側筒部9bと下側筒部9cとが一体に保たれるので、安定した走行操作を実現できる。
は本発明の第実施形態の要部分解斜視図である。
この第実施形態も、走行レバー9は前述した第1実施形態と同様に、上側分割部と下側分割部とから成っており、上側分割部は、例えば筒状体を形成する上側筒部9bから成り、下側分割部も、例えば筒状体を形成する下側筒部9cから成っている。傾倒保持手段は、ゲートロックレバー10がロック位置に上げ操作されたときに、上側筒部9bを前方向へ傾倒可能にこれらの上側筒部9bと下側筒部9cとを連結する連結部材、例えばヒンジ33を含んでいる。
すなわち、この第実施形態は、第1実施形態におけるピン20、ワイヤ21、リンク24、及びワイヤケーブル25等のゲートロックレバー10の上げ操作と、走行レバー9の傾倒を可能にさせる操作とを連動させる手段を除いた構成にしてある。なお、上側筒部9bと下側筒部9cとの分割形態は、図9に示すように下側筒部9c上に上側筒部9bが一直線状に配置された際に、走行時に操作される走行レバー9が分割ライン部分で折れることなく、すなわち上側筒部9bが傾倒することなく1本の直線形状を継続して、この走行レバー9の操作を行なうことができる形態に予め設定してある。その他の構成は前述した第1実施形態と同等である。
このように構成した第実施形態は、走行時には図9に示すように下側筒部9cと上側筒部9bが一直線状に配置された状態で走行レバー9が操作される。降車に際しては、前述したゲートロックレバー10の上げ操作がなされた後、オペレータは上側筒部9bを前方向へ手動で傾倒させて、例えば手摺り2aに保持させる。この状態において走行レバー9の上側筒部9bとゲートロックレバー10との間からオペレータは降車することができる。このように構成した第4実施形態も、第1実施形態と同様に、走行レバー9の上側筒部9bとゲートロックレバー10との間隔を広くした状態にして降車することができ、この点で第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
1 走行体
2 旋回体
2a 手摺り
3 作業装置
7 運転席
8 操作レバー
9 走行レバー
9a 取り付け部
9b 上側筒部(上側分割部)
9c 下側筒部(下側分割部)
10 ゲートロックレバー
12 スイッチ
13 回動支点
16 回動支点
20 ピン
21 ワイヤ
22 接続金具
23 回動支点
24 リンク
25 ワイヤケーブル
26 接続金具
29 端部
32 接続金具
33 ヒンジ(連結部材)
34 分割ライ
1 高さ位置
S2 高さ位置

Claims (3)

  1. 走行体と、この走行体の上に配置される旋回体と、この旋回体に取り付けられる作業装置とを備え、上記旋回体上の運転席の前側に配置され、上記走行体を駆動操作する走行レバーと、上記運転席の側方に配置され、ロック位置に上げ操作された際に各種アクチュエータへの圧油の供給を遮断するゲートロックレバーとを有し、上記走行レバーと上記ゲートロックレバーとの間から降車可能な作業機械において、
    上記ゲートロックレバーが上記ロック位置に上げ操作されたときに、上記走行レバーを上記運転席から離れる方向である前方向へ傾倒した状態に保持可能な傾倒保持手段を備え
    上記走行レバーは、上側分割部と下側分割部とから成り、
    上記傾倒保持手段は、上記上側分割部を上記前方向への傾倒可能にこれらの上側分割部
    と下側分割部を連結する連結部材を含むことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1記載の作業機械において、
    上記傾倒保持手段は、上記ゲートロックレバーの上記上げ操作に連動して上記走行レバーの上記上側分割部の上記前方向への傾倒を可能にさせる手段から成ることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項2記載の作業機械において、
    上記傾倒保持手段は、上記ゲートロックレバーの上記ロック位置への上げ操作に伴って、上記下側分割部上に一直線を形成するように配置された上記上側分割部の上記前方向への傾倒を可能にし、上記ゲートロックレバーの上記ロック位置に保持されている状態からのロック解除のための下げ操作に伴って、上記上側分割部の上記前方向への傾倒を不能にして、上記上側分割部と下側分割部とを一体にして走行操作が可能となる立設状態に走行レバーを保持する走行レバー保持手段を含むことを特徴とする作業機械。
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