JPH0644730Y2 - 側部全開式貨物自動車におけるl型屋根のロック装置 - Google Patents

側部全開式貨物自動車におけるl型屋根のロック装置

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JPH0644730Y2
JPH0644730Y2 JP2909889U JP2909889U JPH0644730Y2 JP H0644730 Y2 JPH0644730 Y2 JP H0644730Y2 JP 2909889 U JP2909889 U JP 2909889U JP 2909889 U JP2909889 U JP 2909889U JP H0644730 Y2 JPH0644730 Y2 JP H0644730Y2
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JP2909889U
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理志 大西
千尋 大山
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、側部全開式貨物自動車(以下ウイング車両と
いう)に関し、特に荷台の側枠材に蝶着された煽を備え
たウイング車両のL型屋根のロック装置に関するもので
ある。
(従来技術) この種ウイング車両のL型屋根パネルのロック装置につ
いて、第4図以下を参照して説明する。第4図に示す如
く、ウイング車両1の荷台2の側枠材3には煽4が蝶番
5・・・によって上下開閉可能に枢支されている。そし
て荷台2の前壁6及び後壁7の上部中央に支持された1
対のL型屋根8,8は図示されていない開閉装置によっ
て、これ又上下に開閉可能に枢支されている。そして垂
直に保持された前記煽4とL型屋根8は、ロック装置9
によってロックし、密閉・保持されるようになってい
る。
上記の構成におけるロック装置9は下記のように構成さ
れている(第7図参照)。
ロック装置9は、上方に軸支片10が固着され、下方に掛
け止め具11が固着された台座12と、軸支片10にピン19で
結合された1対のL型片13と、該1対のL型片13に固着
された押え板14とからなる押え装置15と、一端にピン孔
16を有し、該ピン孔16よりやゝ下寄りに1対のリンク片
17,17の一端がピン17aで枢支されたへの字形をしたハン
ドル18とからなっている。
前記押え装置15のL型片13のピン孔15aと、前記台座12
の軸支片10の一方のピン孔10aとがピン19により、又前
記押え装置15のL型片13のピン孔15bと前記ハンドル18
のピン孔16とがピン20により枢支されている。又前記ハ
ンドル18の1対のリンク片17の他端に設けたピン孔17b
と、前記台座12の軸支片10のもう1つのピン孔10bとが
ピン21でそれぞれ枢支されている。
さて、第5図を参照して従来型ロック装置の作用を説明
する。ハンドル18を図の右方(反時計方向)に回動する
と、押え装置15はピン19を中心に半径rの円周上で時計
方向に回動し、ピン20の位置は二点鎖線で示すように2
0′位置に移動する。と同時にリンク片17はピン21を中
心に半径r′の円周上で同じく時計方向に回動する。こ
のようにして押え装置15は二点鎖線で示す斜め上方位置
(符号14′参照)に開放される。
次にロック装置9の錠止装置9aを第8図に基づいて説明
する。台座12上に固設されたブラケット22にハンドル18
に着けた突起25と係合する凹所23aを有する錠止片23が
軸24で枢支されている。図示されていない弾機によっ
て、前記錠止片23は時計方向に常時付勢されている。
錠止装置9aは第5図に実線で示す押え装置15を垂直位置
に保持するためにとりつけられているもので、ハンドル
18を開放するには(第8図)錠止片23を反時計方向(下
向)に回動させて突起25と凹所23aとの係合をといてか
らハンドル18を上方に回動しておこなわれる。
ところで、上述のロック装置9は、煽4の側壁上部に穿
設した開孔を補強枠材26で補強した受け皿27内にロック
装置9の台座12が固設されている。
煽4を垂直に保持したのち、L型屋根8を下方に回動し
て側壁下端が煽4の外側に重ね合わせて閉じると、ロッ
ク装置9が操作されて第5図のようにL型屋根が密閉保
持される。
斯る構成からなる従来のウイング車両において、煽4の
上端とL型屋根8の側壁下端との重合部近傍において、
特に長手方向中央部近辺において、ウイング車両が走行
中カーブにさしかゝった時、あるいは荷くずれして、荷
台巾方向外方に荷物が移動し、荷室内側から外方に向っ
て外力が作用する場合がある。この時、荷台長手方向の
両端側のL型屋根8は剛性が大きく構成されているので
問題はないが、中央部は弱く、前記外力によってL型屋
根8の側壁下端にふくらみを起し、前記ロック装置Bの
押え板14が前記側壁下端からはずれてしまうという危険
が内在していた。
(考案により解決しようとする課題) 本考案は上述したロック装置9が離脱するという危険性
の除去可能なロック装置を提供しようとするものであ
る。
(考案による課題の解決手段) 煽側に固着される台座と、該台座に枢支された掛け金
と、掛け金に枢支されたハンドルとからなり、前記台座
はフックと1対の支持片を有し、前記掛け金は前記1対
の支持片に枢支される軸受部と、前記ハンドルの先端部
を枢支する1対の支持片と、前記フックを通す長孔及び
支持片の反対側にあって、L型屋根側壁下端と煽とにそ
れぞれ設けた孔に挿通する突起を有し、さらに前記ハン
ドルは先端に前記掛け金の1対の支持片に枢支されるピ
ン孔を、又中間部に前記台座のフックと係脱するU字形
リンクが枢支されていることを特徴とする。
(実施例) 第1図〜第3図を参照して説明する。本考案に係るロッ
ク装置Aは台座28と、掛け金29及びハンドル30を主要構
成部材としている。
第3図に示すように台座28は上端にフック31が取付けら
れ、その下部に1対の支持片32が固着されている。
掛け金29は一端に軸受部33が設けられ、該軸受部33の上
部に1対の支持片34が固設されている。又1対の支持片
34の上部には長孔35が穿設されている。該長孔35は前記
台座28のフック31が通れる大きさを有している。掛け金
29の他端には、支持片34と反対側に突起36が固着されて
いる。
次にハンドル30は先端に掛け金29の1対の支持片34にピ
ンで枢支するピン孔37′が穿設されている。ハンドル30
の中間部位にはブラケット38が固設され、その下端にU
字形リンク39が枢支されている。U字形リンク39の先端
わん曲部39′が前記台座28のフック31と係脱する。
(ロック装置と操作方法) (a)ロック操作の手順: 煽4は荷台に対して側方に垂下した状態、又L型屋根8
は開放した状態からこれらを閉じてロックするには、 (1)煽4を180°上方に回転させて荷台側方に垂直に
立てかける。
(2)L型屋根8を降下させて閉じる。
(3)ロック装置Aの掛け金29を回動して、煽4と、L
型屋根側壁下端とに設けた孔40,40′に前記掛け金の突
起36を挿入する。
(4)U字形リンク39をフック31と係合させ、ハンドル
30を時計方向に回動する。
(5)ウイング車両の長手方向に設けられている複数の
ロック装置Aについて順次上記(3)〜(4)の操作で
ロックする。
(b)アンロック操作の手順: (1)第1図で掛け金29の1対の支持片34にピン37で枢
支されたハンドル30を上方に回動すると、U字形リンク
39も上方にあがりながら、時計方向に回動されて、フッ
ク31との係合がとかれる。
(2)掛け金29を時計方向に回動すると、煽4とL型屋
根側壁下端に設けた同芯の孔40,40′と係合していた突
起36がぬけでて、煽4とL型屋根側壁下端との係合がと
かれる。
なお、以上の説明は煽とL型屋根とのロック装置につい
て説明したが、本考案のロック装置は中柱装置(実公昭
58−1420号等)を備えたウイング車両の中柱部にも適用
することができる事は勿論である。
(効果) ウイング車両が閉じた状態にあるとき、ロック装置の掛
け金の突起を煽とL型屋根側壁下端との重ね合せ部に穿
設した開孔に挿通して、ロック装置をフックとL字型リ
ンクの係合で押えつけ、煽及びL型屋根と一体化するこ
とができるので、たとえ内側から外向きの力が作用して
も、L型屋根側壁下端がロック装置からはずれる事がな
く、ロック装置離脱という危険を回避できる。
又、上記重ね合せ部に穿設した開孔にロック装置の突起
が挿通しているので、煽とL型屋根側壁下端が、上下・
左右に振れる事がなく、L型屋根の強度維持にそれだけ
効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロック装置の側面図。 第2図は同じく正面図。 第3図はロック装置の分解斜視図。 第4図はロック装置が施される側部全開式貨物自動車の
斜視図。 第5図は公知ロック装置の側面図。 第6図は同じく斜視図。 第7図は同じく分解図。 第8図は同じく錠止装置を示す。 図において; 1……ウイング車両、2……荷台 3……側枠材、4……煽 5……蝶番、6……前壁 7……後壁、8……L型屋根 9……ロック装置、9a……錠止装置 10……軸支片、11……掛け止め具 12……台座、13……L型片 14……押え板、15……押え装置 16……ピン孔、17……リンク片 18……ハンドル、19……ピン 20……ピン、21……ピン 22……ブラケット、23……錠止片 23a……凹所、24……軸 25……突起、26……補強枠材 27……受け皿、28……台座 29……掛け金、30……ハンドル 31……フック、32……支持片 33……軸受部、34……支持片 35……長孔、36……突起 37……ピン、37′……ピン孔 38……ブラケット、39……U字形リンク 39′……わん曲部、40……孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】煽側に固着される台座(28)と、該台座
    (28)に枢支された掛け金(29)と、掛け金(29)に枢
    支されたハンドル(30)とからなり、前記台座(28)は
    フック(31)と1対の支持片(32)を有し、前記掛け金
    (29)は前記1対の支持片(32)に枢支される軸受部
    (33)と、前記ハンドル(30)の先端部を枢支する1対
    の支持片(34)と、前記フック(31)を通す長孔(35)
    及び支持片(34)の反対側にあって、L型屋根側壁下端
    と煽とに夫々設けた孔(40,40′)に挿通する突起(3
    6)を有し、さらに前記ハンドル(30)は先端に前記掛
    け金(29)の1対の支持片(34)に枢支されるピン孔
    (37′)を、又中間部に前記台座(28)のフック(31)
    と係脱するU字形リンク(39)が枢支されていることを
    特徴とする側部全開式貨物自動車におけるL型屋根のロ
    ック装置。
JP2909889U 1989-03-16 1989-03-16 側部全開式貨物自動車におけるl型屋根のロック装置 Expired - Lifetime JPH0644730Y2 (ja)

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JPH02120228U JPH02120228U (ja) 1990-09-27
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