JPH09118171A - 荷台のゲート構造 - Google Patents

荷台のゲート構造

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Publication number
JPH09118171A
JPH09118171A JP7277270A JP27727095A JPH09118171A JP H09118171 A JPH09118171 A JP H09118171A JP 7277270 A JP7277270 A JP 7277270A JP 27727095 A JP27727095 A JP 27727095A JP H09118171 A JPH09118171 A JP H09118171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
tailgate
load
vehicle
gate structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7277270A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobunari Takahashi
伸成 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH09118171A publication Critical patent/JPH09118171A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のテールゲートをスロープに活用して荷
物を容易に荷台に積載すること。 【解決手段】 図は、被牽引車2の後部に配設されてい
るテールゲート13の側面図である。図に示すように、
このテールゲート13は荷台10の後縁部に配設したヒ
ンジ16により、荷台10に取付けられている。テール
ゲート13の上下方向の長さは、地面からヒンジ16ま
での長さhよりも、ヒンジ16からテールゲート13の
上端面13aまでの長さHが大きくなるように形成して
いる。そして、係止ピン18,19からワイヤー20を
外し、テールゲート13を水平位置よりも下げると、テ
ールゲート13はその湾曲面13bが地面に接地するよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後方に荷台
を持つ、トラック及びトレーラ等に配設される荷台のゲ
ート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の車両は一般的に荷台の位
置が高く、テールゲートの上下方向の長さが短い。その
ため、重いものを積み下ろしする際、スロープになる別
の長いラダーを用意したり、車高調整装置で荷台の高さ
を低くしている。また、車両の後端にリフトを装着した
り、荷台の高さまで昇降する機構を有するものなども使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラダー
を車両に積むと長すぎてじゃまになることが多く、荷台
の長さが短いと、ラダーの収納場所がなくラダーを積む
ことができない。他方、車高調整装置やリフトを配設す
ると、コストが高くなるという問題点がある。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、重いものを荷台に積み下ろしするのに、費用がかか
ることのない荷台のゲート構造を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、車両の荷
台に設けられているゲートと、荷台の縁部に配設され、
上記ゲートを開閉するヒンジとを備え、上記ゲートの上
下方向の長さを、地面から荷台の床面までの長さよりも
大きくして成り、ゲートの開時に該ゲートの上端部を地
面に設置可能にし、ゲートをスロープ状に配置したこと
を特徴とする荷台のゲート構造によって達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
荷台のゲート構造について、図面を参照しながら説明す
る。
【0007】図1は、自動車1とこの自動車1に牽引さ
れている被牽引車2を示す。これらの自動車1と車両で
ある被牽引車2は、図示しないが、例えば自動車1側に
配設したヒッチボールと、これに嵌合する被牽引車2側
に配設したカプラーにより、連結または切り離しができ
る。図2は、自動車1から被牽引車2を切り離した状態
を示す。自動車1には、キャビン3とその後方に荷受台
4を配設し、自動車1に被牽引車2が連結されていない
ときには、荷受台4に荷物を積載することができる。
【0008】図3は、自動車1から切り離された被牽引
車2を示す。この被牽引車2は、ボディ6の両側部に主
輪7を設け、前部に格納が可能な補助輪8(図1参照)
を設けている。ボディ6には、図4に示すように荷が積
めるように荷台10が設けられ、荷台10は床面11
と、この床面11よりも高い位置に配設されている段部
12とで形成されている。荷台10には、フック等を係
止できる一対の係止部10a〜10cを設けている。
【0009】図3に示すように、被牽引車2の後部には
荷の積み下ろしをするためのテールゲート13が設けら
れ、テールゲート13の上端面13aは、ボディ6のサ
イドパネル14,15の上端部と高さが等しくなるよう
に形成されている。また、テールゲート13はサイドパ
ネル14,15の内壁の間に挟まれて配設されている。
【0010】図5は、被牽引車2の後部の側面図であ
る。図に示すように、テールゲート13は荷台10の後
縁部に配設したヒンジ16により、荷台10にヒンジ1
6を軸として回動自在に取付けられている。テールゲー
ト13の上下方向の長さは、地面からヒンジ16までの
長さhよりも、ヒンジ16からテールゲート13の上端
面13aまでの長さHが大きくなるように形成してい
る。テールゲート13は、材質がFRP樹脂で形成さ
れ、図6のテールゲート13の部分破断断面図に示すよ
うに、上部がガードラバー21で覆われている。テール
ゲート13は、上端面13aよりも下部に湾曲面13b
を設けている。
【0011】テールゲート13は、ヒンジ16を回動軸
として、回動することにより開かれる。サイドパネル1
4,15及びテールゲート13の両側部に形成されてい
る凹部17には、係止ピン18,19が取付けられてい
る。この係止ピン18,19にワイヤー20の先端部に
設けたリングを係止することにより、テールゲート13
の内壁面13cが、荷台10の床面11と同じ高さの水
平状態になる。そして、係止ピン18,19からワイヤ
ー20を外し、テールゲート13を水平位置よりも下げ
ると、テールゲート13はその湾曲面13bが地面に接
地するように構成される。
【0012】以上、本発明の実施の形態による荷台ゲー
ト構造の構成について説明したが、次にその作用、効果
について説明する。
【0013】図5に示すように、被牽引車2の荷台10
に荷物を積むときには、図の2点鎖線に示すように、テ
ールゲート13の内壁面13cが荷台10の床面11と
同じ高さの水平状態とする。これにより、荷台10に荷
物を積むときに、サイドパネル14,15の上端部と同
じ高さまで持ち上げる必要がなくなる。また、オートバ
イのように重い物を荷台10に積むときには、テールゲ
ート13をさらに下げて、これをスロープ状態にする。
テールゲート13は、湾曲面13bを設けているので、
平坦な地面は勿論、凸凹な地面でも安定して接地する。
【0014】そして、オートバイの前輪をテールゲート
13に載せ、オートバイを前方に押し上げて荷台10に
載せる。このとき、テールゲート13の湾曲部13bを
形成しているので、地面との段差が小さくなり、オート
バイはスムーズにテールゲート13に載せることができ
る。図4の2点鎖線は、オートバイ23を荷台10上に
固定した状態を示す。オートバイ23は、端部にフック
を取付けているゴム24が係止部10a,10cとオー
トバイ23の車体に懸架することにより固定される。
【0015】以上のように、本発明の実施の形態では、
テールゲート13がスロープとして利用できるので、オ
ートバイ23のように重い荷物もラダーのように特別な
用具や、リフトのように特別な装置を必要とすることな
く、荷台10に載せることができる。また、テールゲー
ト13が地面と接地する部分を湾曲面13bとしたた
め、テールゲート13の接地の状態が安定するととも
に、地面との段差も小さくなる。さらに、テールゲート
13が地面と接地する部分にガードラバー21を取付け
たので、テールゲート13のパネルに傷が付かない。
【0016】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0017】例えば、以上の実施の形態による荷台のゲ
ート構造は、牽引車側の自動車1に牽引されている被牽
引車2に採用したが、この荷台のゲート構造は被牽引車
2に限らず、自動車1側にテールゲート13があれば、
自動車1側にも採用することができる。この場合は、勿
論、自動車1が牽引車でなくてもよい。さらに、テール
ゲート13について説明したが、これはサイドに設けた
ゲート等にも使用できる。
【0018】また、以上の実施の形態では、被牽引車2
のテールゲート13の高さは、サイドパネル14,15
と同じ高さにしたが、テールゲート13を接地したとき
に、テールゲート13が緩やかなスロープにならないよ
うなときは、サイドパネル14,15の高さよりも高く
してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、テ
ールゲートがスロープとして利用できるので、重い荷物
を荷台に載せるときに、ラダーのように特別の用具や、
リフトのように特別な装置を必要とすることなく、荷台
に載せることができる。また、特別な部品を一切必要と
しないので、コストもかからないで実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による荷台のゲート構造を
採用している被牽引車と、これを牽引している自動車と
を示す斜視図である。
【図2】同荷台のゲート構造を採用している被牽引車を
牽引している自動車の斜視図である。
【図3】同荷台のゲート構造を採用している被牽引車の
斜視図である。
【図4】同荷台のゲート構造を採用している被牽引車の
側面図である。
【図5】同荷台のゲート構造を採用している被牽引車の
ゲートを示す側面図である。
【図6】同荷台のゲート構造を採用している被牽引車の
ゲートの部分破断断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 被牽引車 10 荷台 13 テールゲート 13b 湾曲部 16 ヒンジ 21 ガードラバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の荷台に設けられているゲートと、
    荷台の縁部に配設され、上記ゲートを開閉するヒンジと
    を備え、上記ゲートの上下方向の長さを、地面から荷台
    の床面までの長さよりも大きくして成り、ゲートの開時
    に該ゲートの上端部を地面に設置可能にし、ゲートをス
    ロープ状に配置したことを特徴とする荷台のゲート構
    造。
  2. 【請求項2】 上記ゲートを地面に設置したときの、ゲ
    ートの設置面を湾曲面にしたことから成る請求項1に記
    載の荷台のゲート構造。
  3. 【請求項3】 上記ゲートの地面との設置面にガードラ
    バーを設けて成る請求項2に記載の荷台のゲート構造。
JP7277270A 1995-10-25 1995-10-25 荷台のゲート構造 Pending JPH09118171A (ja)

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JP7277270A JPH09118171A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 荷台のゲート構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083824A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Kubota Corp 作業車の荷台構造
CN114981150A (zh) * 2020-01-14 2022-08-30 穆尔蒂马蒂奇公司 车辆后挡板组件

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