JP2000108817A - 輸送車両の突入防止装置 - Google Patents
輸送車両の突入防止装置Info
- Publication number
- JP2000108817A JP2000108817A JP10281696A JP28169698A JP2000108817A JP 2000108817 A JP2000108817 A JP 2000108817A JP 10281696 A JP10281696 A JP 10281696A JP 28169698 A JP28169698 A JP 28169698A JP 2000108817 A JP2000108817 A JP 2000108817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- support frame
- supporting frame
- vehicle
- jack arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Abstract
単な構成によって車両走行時に揺動不能に自動ロックす
ること。 【解決手段】 車体フレーム3の後端部に、突入防止部
材18bと一体を成してピン19を中心に上下方向に揺
動可能な支持フレーム18を配設する。この支持フレー
ム18を上方に附勢する巻ばね24を配設し、常時はス
トッパボルト27によって支持フレーム18を水平状態
に維持する。支持フレーム18に隣接して、張出格納可
能なジャッキアーム16を配設する。ジャッキアーム1
6を格納した時に、ジャッキアーム16のロック部41
を支持フレーム18の被ロック部40に嵌合させて支持
フレーム18の下方揺動を阻止する。
Description
運搬車や荷物運搬車等の輸送車両に使用される上下揺動
式突入防止装置に関する。
カー等の輸送車両においては、荷台傾動時に突入防止部
材が邪魔にならないように、突入防止部材を支持する支
持フレームを上下方向に揺動可能にしたものがある。例
えば支持フレームの前端部を車体フレームの後端部で上
下方向に揺動可能に軸支し、揺動軸に巻装した巻ばねに
よって支持フレームを上方向に附勢すると共に、常時は
支持フレームを車体フレーム側のストッパ部に当接させ
て水平状態にしておくようにした突入防止装置が知られ
ている。その他、荷台後端部と支持フレームとをリンク
機構で連結し、荷台の後方への傾動と連動して支持フレ
ームを下方回動させるようにしたものもある。
用した上下揺動式支持フレームは、走行時に支持フレー
ムの揺動を特にロックする構造になっていない。このた
め突入防止部材の衝撃吸収機能が十分に発揮されないお
それがある。一方、リンク機構を利用した上下揺動式支
持フレームは走行時でも支持フレームの揺動が防止され
るが、リンク機構が本来的に複雑であり、特に荷台が水
平方向後方にスライドする方式の輸送車両にあってはリ
ンク機構が一層複雑となる。
ムを簡単な構成によって走行時に揺動不能に自動ロック
することにある。
本発明に係る輸送車両の突入防止装置は、車体フレーム
の後端部に突入防止部材と一体を成して上下方向に揺動
可能に配設された支持フレームと、地面に当接して車体
フレームの後端部の沈下を阻止し車体前部の浮上りを防
止する張出および格納可能なジャッキアームと、前記ジ
ャッキアームの格納作動と連動して前記支持フレームの
上下方向の揺動を不能にするロック手段とを有する。
ムを格納するから、その格納作動と連動して支持フレー
ムを揺動不能にロックするようにしておけば、走行中の
支持フレームの衝撃吸収機能に問題が生じないし、支持
フレームの揺動ロックを失念するおそれもない。
基づいて説明する。図1(A)〜(F)は、本発明の適
用例としての輸送車両の一種であるボデー積み降ろし車
両1であって、重心をCで示すボデー47を降ろすとき
の工程を順番に示している。なお、同図において2はリ
フトシリンダ4と揺動アーム5によって後方に傾動可能
なリフトフレーム、6は車体フレーム後端に配設されリ
フトフレームの後部下面を支持するガイドローラ、14
はリフトフレーム2の後端部に配設されボデー47の下
面を支持するローラ、52はボデー47の後端部に配設
された接地ローラ、LS1〜LS5は各部材の移動位置
を検出するためのリミットスイッチである。ボデー47
はリフトフレーム2に沿って前後移動可能な開閉式フッ
ク部材に係合可能であって、フック部材の移動によって
地面Gとの間で積降しされる。
3には、図2に示すようにピン20を中心とし油圧シリ
ンダ15にて上下方向に揺動可能なジャッキアーム16
が取付けられている。このジャッキアーム16は、ボデ
ー47の積降し作業時に油圧シリンダ15を伸長させて
ジャッキアーム16下端の接地ローラ17を地面Gに接
地させることにより、車体フレーム3後端部の大幅な沈
下を阻止するためのものである。
に図3に示すように車体3と一体のブラケット21が配
設され、このブラケット21に突入防止部材18bを有
する支持フレーム18の基端部材18aがピン19を中
心として上下方向に揺動可能に支持されている。ピン1
9の周囲には、一端をブラケット21の孔22に止着さ
れ他端を基端部材18aと一体のL型鋼23に止着され
た巻ばね24が巻装され、この巻ばね24によって支持
フレーム18が常時上方向に附勢されている。
は、固定ナット25付きの支持板26が固定され、この
固定ナット25にストッパボルト27が螺合されてい
る。ストッパボルト27の先端部は水平方向後方に延在
し、常時は支持フレーム18の基端部材18aのピン1
9より上方位置の被ストッパ部28に当接し、これによ
り支持フレーム18が上方揺動限界を規制されほぼ水平
状態で停止している。
在する被押圧板42が固定され、リフトフレーム2を傾
動させると被押圧板42がリフトフレーム2の下面で押
されるようになっている。支持フレーム18の基端部材
18aにはピン19より下方位置で被ロック部40が形
成され、この被ロック部40に図2の実線位置(図3で
は二点鎖線位置)に格納されたジャッキアーム16のロ
ック手段であるロック部41が嵌合している。
上述の如く構成され、ボデー47を搭載したリフトフレ
ーム2を後方へ傾動させてボデー47の上げ降ろしをす
る時は、予め油圧シリンダ15を伸長作動させ、ジャッ
キアーム16を降ろして接地ローラ17を接地させる。
この状態でリフトフレーム2を後方へ傾動させて積荷の
上げ降ろしをするのであるが、リフトフレーム2が傾動
して被押圧板42を押圧すると、支持フレーム18が巻
ばね24に抗して下方へ揺動する。従って、支持フレー
ム18はリフトフレーム2の傾動の邪魔にならない。
積み降ろし車両1を移動させる時は、油圧シリンダ15
を縮小作動させてジャッキアーム16を格納する。この
時、リフトフレーム2は図1(A)のように既に水平復
帰を完了し、また支持フレーム18も図2実線のように
水平状態に戻っているので、ジャッキアーム16のロッ
ク部41が支持フレーム18の被ロック部40に嵌合す
る。この嵌合状態では支持フレーム18の上下方向の揺
動がストッパボルト27およびロック部41によってま
ったく不能とされて固定状態となるから、突入防止部材
18bとしての十分な衝撃吸収能力が発揮される。
が、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の
変形が可能であって、例えば前記実施形態ではジャッキ
アーム16と一体のロック部41を直接的に支持フレー
ム18の被ロック部40に嵌合させるようにしたが、ジ
ャッキアーム16と被ロック部40との間にリンク機構
ないし連動機構を配設し、ジャッキアーム16と被ロッ
ク部40とが大きく離れている場合でも、リンク機構な
いし連動機構を介して、ジャッキアーム16の格納作動
で被ロック部40近傍に配設したロック部材が被ロック
部40に嵌合する構成とすることも可能である。また、
上下揺動式の支持フレーム18が荷台後端部に索状体で
吊下げ支持されている型式では、ジャッキアーム16の
格納作動と連動して支持フレーム18の上下両方向の揺
動を同時に拘束するロック構造とすることも可能であ
る。更に本発明の突入防止装置は、ボデー積み降ろし車
両に限定されるものではなく、ダンプカーや車両運搬車
等にも使用することが可能である。
格納作動と連動して支持フレームの上下揺動をロックす
るようにしたので、輸送車両の走行時に支持フレームが
固定されて突入防止部材としての十分な衝撃吸収機能が
得られる。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体フレームの後端部に突入防止部材と
一体を成して上下方向に揺動可能に配設された支持フレ
ームと、地面に当接して車体フレームの後端部の沈下を
阻止し車体前部の浮上りを防止する張出および格納可能
なジャッキアームと、前記ジャッキアームの格納作動と
連動して前記支持フレームの上下方向の揺動を不能にす
るロック手段とを有することを特徴とする輸送車両の突
入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28169698A JP3863998B2 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 輸送車両の突入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28169698A JP3863998B2 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 輸送車両の突入防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000108817A true JP2000108817A (ja) | 2000-04-18 |
JP3863998B2 JP3863998B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=17642715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28169698A Expired - Lifetime JP3863998B2 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 輸送車両の突入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3863998B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008012968A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷役車両 |
JP2008149989A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd | 貨物自動車用突入防止装置、およびこれを備える貨物自動車 |
JP2009067299A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷台部積み降ろし車両 |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP28169698A patent/JP3863998B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008012968A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷役車両 |
JP2008149989A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd | 貨物自動車用突入防止装置、およびこれを備える貨物自動車 |
JP2009067299A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷台部積み降ろし車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3863998B2 (ja) | 2006-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5132484B2 (ja) | 荷役車両 | |
JP2000108817A (ja) | 輸送車両の突入防止装置 | |
JP2551709B2 (ja) | 車体が後傾する運搬車におけるリヤーバンバー装置 | |
JPH057866Y2 (ja) | ||
JP5377079B2 (ja) | 荷役車両 | |
JP4290949B2 (ja) | 車輌運搬車における歩み板作動機構 | |
JP3092044B2 (ja) | 可動式突入防止装置付きトレーラ及びベッセル付きトレーラ | |
JP2538417Y2 (ja) | コンテナ荷役車両 | |
JP2761631B2 (ja) | 積載装置付車両 | |
JP3665300B2 (ja) | コンテナ荷役装置を備えた軽自動車 | |
JP3148016U (ja) | 重機運搬車 | |
JPS59202943A (ja) | 荷役車輛のコンテナ支持装置 | |
JP4825342B2 (ja) | コンテナトレーラ | |
JPS6311005Y2 (ja) | ||
SU497181A1 (ru) | Самосвал | |
JP2550359Y2 (ja) | アウトリガ装置 | |
JP5592756B2 (ja) | 荷台移動式運搬車の後煽り支持装置 | |
JP2002036937A (ja) | パレット運搬用車両 | |
JP3472845B2 (ja) | コンテナ着脱式運搬車 | |
JP2526985Y2 (ja) | 運搬車におけるリヤーバンパ装置 | |
JPH0541457B2 (ja) | ||
JP2565415Y2 (ja) | 荷台チルト装置付トラック等のリヤバンパー装置 | |
JPH0719018U (ja) | トラック等のリアバンパ装置 | |
JPH0679641U (ja) | 2段積み車両運搬車 | |
JP4181832B2 (ja) | 車両の荷箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050905 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060522 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 7 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |