JP2009067299A - 荷台部積み降ろし車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リアバンパ本体9を車体フレーム7に取り付けている回動可能なバンパ支持部材10と、リアバンパ本体9を移動させるバンパ動作部20とを有している。バンパ支持部材10は、リアバンパ本体9を後方へ突出した突出位置と下方の退避位置との間を移動可能としている。バンパ動作部20は、チルトフレーム3とバンパ支持部材10とを連結しているとともに、チルトフレーム3の後退に追従しないでチルトフレーム3の後方への下傾による降下に追従して降下する。
【選択図】 図8
Description
しかし、荷台部積み降ろし車両は、前記のとおり荷台部を地上に降ろすためにチルトフレームを後方に下傾させるものであり、また、リアバンパを車両の後方に突き出した状態としていることから、チルトフレームを傾けて荷台部を地上に降ろす際に、リアバンパが邪魔になる。
そこで、チルトフレームを後方に下傾させながら後退させる荷台部積み降ろし車両において、リアバンパを退避させるために、特許文献2のように、リアバンパを車体フレームに回動自在として取り付け、このリアバンパをアクチュエータ(例えば油圧シリンダ)によって回動させ、リアバンパを退避させている。しかし、この場合、アクチュエータを別途設ける必要があり、さらに、このアクチュエータの動作を制御する制御装置が必要となり、製造コストが高くなるとともに、保守管理が面倒になるという問題点がある。
また、バンパ動作部は、チルトフレームの後退に追従しないでチルトフレームの後方への下傾による降下に追従して降下するので、後退するチルトフレームに従ってバンパ支持部材は下方へ回動することができる。すなわち、バンパ動作部は、チルトフレームと共に後方に下傾しながら後退するガイド部とバンパ支持部材とを連結しているとともに、ガイド部の長手方向(チルトフレームのフレーム前後方向)に移動可能であるため、後退するチルトフレームに従ってバンパ支持部材は下方へ回動することができる。
これによれば、リアバンパは走行位置から2段階の動作を経て退避位置へと移動する。この際、突出位置と退避位置との間では、バンパ支持部材が後方突出状態から下方へ回動することでリアバンパを移動させるため、リアバンパの前後方向の移動量は大きい。一方、走行位置と突出位置との間では、リアバンパは主に上下方向に移動し、前後方向への移動量は少ない。このように、突出位置から退避位置へのリアバンパの移動をバンパ動作部によって行なうことで、リアバンパを効率良くチルトフレームから離れた前方へ退避させることができる。
この構成によれば、リアバンパを突出位置よりも高い走行位置とした状態で、ロック装置がバンパ支持部材を拘束することにより、リアバンパを走行位置に維持することができる。なお、リアバンパを走行位置として荷台部積み降ろし車両は走行することができる。
さらに押圧ブロックがロックアームを押圧するとバンパ支持部材は上方へ回動し、リアバンパを走行位置とすることができる。そして、制限部材は、バンパ支持部材の上方への回動を制限することにより、走行位置をリアバンパの上限として静止させることができ、また、これにより、走行位置にあるリアバンパの走行時における上下振動を抑え、騒音の発生を抑制することが可能となる。
この構成によれば、荷台部が積み込み完了位置に移動した状態で、当該荷台部に取り付けられた押圧ブロックはロックアームの被押圧部を押圧し、前記バンパ支持部材を上方へ回動させ、リアバンパを走行位置とすることができる。さらに、ロックアームの規制部は、荷台部に取り付けられた押圧ブロックが上方へ移動することを制限することができ、これにより、前記積み込み完了位置にある荷台部が、例えば車両走行時の衝撃により跳ね上がることを防止することができ、走行時の騒音発生を抑制することができる。
この構成によれば、突っ張り部材(制限部材)の下部をバンパ支持部材に固定し、上部をチルトフレームの接地用ローラに当接させることで、バンパ支持部材が上方へ回動することを制限することのできる構成となる。接地用ローラはその機能上、強固に作られているため、この接地用ローラに突っ張り部材を当接させる構成は好ましい。
この構成によれば、第1アーム部と第2アーム部とを延ばした状態で突出位置及び走行位置とすることができる。また、バンパ支持部材を長くしても、第1アーム部と第2アーム部とを折り曲げてリアバンパを退避位置とすることができるため、地面と車体との間の小さなスペース内でも、リアバンパを退避させることができる。
この構成によれば、第1アーム部と第2アーム部とが折れ曲がった状態で、第1アーム部が車体フレームと地面との間に介在し、第1アーム部の下部にある接地部が地面に接地することで、車体後部の沈み込みを防止することができる。
図1から図5は、荷台部積み降ろし車両とその積み降ろし動作を示している側面図である。なお、以下において、「前後」の関係は、特に説明が無いかぎり車両の前後を基準とする。即ち運転席側が前側であり、その逆が後ろ側である。
車体フレーム7の後部には、後述するバンパ支持部材10によってリアバンパ9が取り付けられている。リアバンパ9は、車幅方向に長い部材であり、別の車両等が後方から衝突した際の安全を確保するため、図1の車両1の走行状態において、車体フレーム7から後方へ突き出た位置にある。
荷台部6は荷物を載せる部分であり、例えば乗用車や土木機械等を載せることができる。荷台部6の後端にはテールゲート(踏板)8が設けられている。テールゲート8は、ヒンジ8aを介して荷台部6の後端に取り付けられており、荷台部6の本体部分に対して回動可能となっている。
この状態から荷台部6を地面に降ろす場合、図2のように荷台部6を車両後方側の所定位置まで先ず移動させ、その後、図3のようにチルトフレーム3を傾斜させながら後方へ移動させる。なお、このように荷台部6を後方の所定位置まで先ず移動させるのは、荷台部6の重心位置を後方へ移動させるためであり、これによりチルトフレーム3を後方へ下傾させやすくなる。
そして、図4のように荷台部6をチルトフレーム3に沿って車両後方側へ移動させ、図5のようにチルトフレーム3の傾斜角度を大きくさせ、荷台部6を地面に着地させる。荷台部6を着地させると図外の前記テールゲート8(図1参照)を水平姿勢とし、荷台部6に対して車両等を搬入又は搬出する。
チルトフレーム3はその後部下面に接地用ローラ30を有している。この接地用ローラ30は、図5のようにチルトフレーム3が後方に下傾した際に、地面に接触させるためのものである。
図6は車両後部の平面図であり、図7は車両後部の側面図である。なお、図7では、車体フレーム7を二点差線で示している。リアバンパ9は、車両1の車幅と略同じ長さを有している。また、リアバンパ9の左右両端部には、ローラ9aが取り付けられている。
また、バンパ支持部材10は、後方へ水平状に突出させた第1アーム部11に対して第2アーム部12が下方へ(図7において時計回りに)回動しないように規制するとともに、第2アーム部12は上方へ(図7において反時計回りに)回動することを許容する回動制限部16を有している。回動制限部16は、両アーム部11,12の間に設けられた当接部材16aと、この当接部材16aが当接可能となる壁部16bとからなる。図7の当接部材16aは第2アーム部12のアーム14aの前端から第1アーム11側へ突出しているボルトであり、壁部16bは第1アーム部11のアーム13aの後端部にある壁である。
また、図6と図8において、リアバンパ9の左側及び右側にはテールランプ40が取り付けられているが、このテールランプ40はチルトフレーム3と幅方向に位置をずらして設けられていることにより、リアバンパ9が退避位置にある状態でテールランプ40とチルトフレーム3とは干渉しない。
また、このようにチルトフレーム3に連動してリアバンパ9を移動させるために、チルトフレーム3は、当該チルトフレーム3と一体的に後方に下傾しながら後退するガイド部材(ガイド部)15を有している。
前記被ガイド部材21は、ガイド部材15内を転動(ガイド空間部15fを移動)するローラからなる。以下、この被ガイド部材21をローラとして説明する。ローラ21はガイド部材15が有する左右の側壁部15b,15cによって左右方向にガイドされている。また、ローラ21はガイド部材15が有する上壁部15a及び下壁部15dによって上下方向(ガイド部材15の長手方向に直交する方向)にガイドされており、かつ、ローラ21は、ガイド部材15の長手方向に移動することができる。この構成により、バンパ動作部20のうちのチルトフレーム3(ガイド部材15)と連結している部分、つまり、ローラ21と、チルトフレーム3(ガイド部材15)との間において、前記フレーム前後方向(ガイド部材15の長手方向)に直交する方向について、相対位置が変化することのできない構成となり、かつ、前記フレーム前後方向(ガイド部材15の長手方向)について、相対位置が変化することのできる構成となる。
なお、前記被ガイド部材21をローラとして説明しているが、この他の例として当該ローラを省略し、連結部材22の一端部に(一体)形成された軸を、被ガイド部材21(被ガイド部)としてもよい。この場合、前記軸がガイド部材15内を摺動(ガイド空間部15fを移動)することとなる。さらにこの場合、バンパ動作部20は、前記軸が形成された連結部材22のみからなる。
そして、ローラ21及び連結部材22は、チルトフレーム3の傾動中心となる車体フレーム7上のローラ17よりも後方に配置されている。また、ローラ21及び連結部材22は、第1アーム部11と連結されていることから、この第1アーム部11の回動軸となる前記軸31の軸線を中心とした円弧の軌跡を描く範囲で回動することができる。
以上よりバンパ動作部20は、チルトフレーム3とバンパ支持部材10(図例では第1アーム部11)とを連結している構成となっている。そして、バンパ動作部20は、チルトフレーム3に対して回動可能でかつチルトフレーム3のフレーム前後方向に移動可能となっている。
図7においてチルトフレーム3が水平姿勢にある状態では、ガイド部材15も水平姿勢にあり、このガイド部材15の下壁部15dにローラ21が載った状態にある。これにより、連結部材22によって第1アーム部11はガイド部材15から吊り下げ保持された状態となる。この状態では、第1アーム部11は車体フレーム7から略水平に後方へ突出している。さらに、前記回動制限部16により、第2アーム部12も略水平状に後方へ突出している。これにより、リアバンパ9は、後方に突出した突出位置にある。
これにより、リアバンパ9のローラ9aが接地してからは、ガイド部材15は、ローラ21及び連結部材22により第1アーム部11を強制的に下方へ回動させる。このため、回動する第1アーム部11に対して第2アーム部12は折り曲がることができる。この際、リアバンパ9のローラ9aは地面を転がりながら、第2アーム部12は第1アーム部11との折れ曲がり角度を小さくするようにして折り畳まれ、リアバンパ9は、突出位置よりも前方でかつ地面に近い退避位置となる。
なお、バンパ動作部20がチルトフレーム3のフレーム前後方向への後退に追従しないとは、チルトフレーム3の後退により、バンパ動作部20に後ろ向きの力が作用しても、バンパ動作部20は、前記後ろ向きの力によってチルトフレーム3と共に後退しないことである。なお、前記後ろ向きの力としては、例えば、バンパ動作部20のローラ21とガイド部材15との間に作用する摩擦力がある。また、別の観点から説明すると、チルトフレーム3及びガイド部材15がフレーム前後方向に後退すると、チルトフレーム3(ガイド部材15)と、バンパ動作部20のうちのチルトフレーム3(ガイド部材15)と連結している部分(つまり前記ローラ21)との相対位置が、フレーム前後方向(ガイド部材15の長手方向)に変化することである。
そして、バンパ動作部20がチルトフレーム3の後方への下傾による降下に追従するとは、チルトフレーム3の後方への下傾により、バンパ動作部20に下向きの力が作用することで、この下向きの力の影響によりバンパ動作部20はチルトフレーム3と共に下方へ移動(具体的には軸31を中心として下方へ回動)することである。なお、前記下向きの力としては、例えば、前記実施形態において、バンパ動作部20のローラ21がガイド部材15の下壁部15dに載った状態にあるときは、バンパ動作部20(及びバンパ支持部材10)の自重によるもの(重力)があり、また、ローラ21がガイド部材15の上壁部15aによって押されている状態にあるときは、この上壁部15aによる押す力がある。また、別の観点から説明すると、チルトフレーム3及びガイド部材15が後方に下傾して、これらのうちの車体フレーム7上のローラ17よりも後方側の部分が降下すると、チルトフレーム3(ガイド部材15)と、バンパ動作部20のうちのチルトフレーム3(ガイド部材15)と連結している部分(つまり前記ローラ21)との相対位置が、フレーム前後方向(ガイド部材15の長手方向)に直交する下方への方向(軸31を中心としたローラ21の下方への回動方向)に変化しないことである。
すなわち、仮にバンパ支持部材10が長くかつ折れ曲がり構造ではなく一体ものであるとすれば(図示せず)、このバンパ支持部材10を下方へ回動させリアバンパ9が地面に当ると、これ以上リアバンパ9を前方へ退避させることができない。しかし、この発明によれば、リアバンパ9(ローラ9a)が地面にあたっても、バンパ支持部材10はその途中部で折れ曲がることにより、リアバンパ9を車両前方へさらに移動させてから退避位置とすることができる。これにより、バンパ支持部材10を長くしても、このバンパ支持部材10を折り畳むことにより、車体フレーム7の後部下方の狭い空間においてコンパクトになり、リアバンパ9を退避させることが可能となる。この結果、リアバンパ9が、後方に下傾しながら後退するチルトフレーム3と干渉することを防止することができる。
このように構成することで、前記のとおり、チルトフレーム3が後方に下傾することで、当該チルトフレーム3及びガイド部材15のうち、ローラ17よりも後方側の部分は下方へ移動し(降下し)、このガイド部材15により、ローラ21は、第1アーム部11の回動中心(軸31の中心)回りに下方へ移動する。(つまり、チルトフレーム3の後方への下傾による降下に追従して、ローラ21及び連結部材22は降下する)。そして、このローラ21は軸31よりも後方側となるようにして下方へ移動することから、第1アーム部11も回動中心(軸31の中心)回りに下方へ回動する。つまり、ローラ21及び第1アーム部11は図7において時計回りの方向へ回動することができる。これにより、リアバンパ9を退避位置へ移動させることができる。また、このL1>L2の関係は、リアバンパ9を突出位置から退避位置へと移動させる動作の間、保たれている。
図5から図4に示しているように、シリンダ5aが短縮しアーム5bを車両前方へ回動させると、チルトフレーム3はその傾斜角度を小さくしながら前進する。これに伴い、前記ガイド部材15も傾斜角度を小さくしながら前進する。また、荷台部6を前進させ、チルトフレーム3上に載せる。この際、前記バンパ動作部20により、動作するチルトフレーム3に連動してバンパ支持部材10(第1アーム部11)を上方へ回動させ、リアバンパ9を退避位置から突出位置へ移動させる。
図示しないが、リアバンパ9が前記突出位置にある状態を車両1の走行状態としてもよい。つまり、リアバンパ9の突出位置を、リアバンパ9の走行位置としてもよい。この場合では、前記バンパ動作部20によって、リアバンパ9は退避位置と走行位置との間を移動する構成となる。つまり、チルトフレーム3の下傾との連動によってリアバンパ9は走行位置となる。
リアバンパ9が前記突出位置にある状態を車両1の走行状態としてもよいが、この車両1では、前記リアバンパ9を前記突出位置(図2)よりも高い走行位置(図1)に上昇させることができる構成となっている。リアバンパ9をこの走行位置とした状態が、車両1の走行状態(走行可能状態)となる。
前記のとおり、ガイド部材15、ローラ21及び連結部材22によれば、リアバンパ9を退避位置と突出位置との間を移動させることができる。そして、突出位置にあるリアバンパ9を、後述するロック装置26によって、前記走行位置へと移動させることができ、さらに、このロック装置26はその状態を維持することができる。
ロックアーム27は、第1アーム部11の基部11aに固定された取付部材38に取り付けられている。これにより、ロックアーム27は、バンパ支持部材10の第1アームと一体として回動する構成となる。
押圧ブロック28は荷台部6に取り付けられており、荷台部6が前後移動すると押圧ブロック28も一体として前後移動する。この押圧ブロック28は、前記ロックアーム27を前方へ向かって押圧することができる部材である。なお、ロックアーム27のうち、この押圧ブロック28によって押圧される部分を被押圧部35としている。
また、制限部材29の長手方向を接地用ローラ30の中心に向かう方向として、制限部材29をバンパ支持部材10に取り付け、これにより、制限部材29の先端面が接地用ローラ30の円周面に接触する構成としている。これにより、制限部材29の突っ張り部材としての機能を確実に発揮させることができる。
また、走行位置にあったリアバンパ9が自重により下方移動(落下)して突出位置にある状態では、リアバンパ9は地面よりも上方に位置している。このように、リアバンパ9を退避位置へ移動させるために先ず自重により落下させても、リアバンパ9は接地しないため、接地による衝撃をリアバンパ9に与えることはなく、リアバンパ9及びテールランプ40の破損を防止することができる。
3 チルトフレーム
5 駆動機構部
6 荷台部
7 車体フレーム
9 リアバンパ
10 バンパ支持部材
11 第1アーム部
12 第2アーム部
15 ガイド部材(ガイド部)
18 ジャッキ用ローラ(接地部)
20 バンパ動作部
21 ローラ(被ガイド部材)
22 連結部材
26 ロック装置
27 ロックアーム
28 押圧ブロック
29 制限部材
30 接地用ローラ
35 被押圧部
36 規制部
Claims (8)
- 車体フレームと、
この車体フレームに対して後方に下傾しながら後退するチルトフレームと、
このチルトフレームに対して前後方向に移動可能である荷台部と、
リアバンパを後方へ突出させる突出位置と、動作する前記チルトフレームとの干渉を避けるべく下方へ退避させる退避位置との間を移動可能として、当該リアバンパを前記車体フレームに取り付けている回動可能なバンパ支持部材と、
前記チルトフレームと前記バンパ支持部材とを連結しているとともに、前記チルトフレームの後退に追従しないで当該チルトフレームの後方への下傾による降下に追従して降下するバンパ動作部と、
を備えていることを特徴とする荷台部積み降ろし車両。 - 車体フレームと、
この車体フレームに対して後方に下傾しながら後退するチルトフレームと、
このチルトフレームに対して前後方向に移動可能である荷台部と、
リアバンパを後方へ突出させる突出位置と、動作する前記チルトフレームとの干渉を避けるべく下方へ退避させる退避位置との間を移動可能として、当該リアバンパを前記車体フレームに取り付けている回動可能なバンパ支持部材と、
前記チルトフレームのフレーム前後方向に沿って設けられ当該チルトフレームと共に後方に下傾しながら後退するガイド部と、
前記ガイド部と前記バンパ支持部材とを連結しているとともに、当該ガイド部の長手方向に移動可能であり当該ガイド部の後方への下傾による降下に追従して降下するバンパ動作部と、
を備えていることを特徴とする荷台部積み降ろし車両。 - 前記バンパ支持部材は、回動することで前記リアバンパを前記突出位置よりもさらに高い走行位置とするように取り付けており、
前記リアバンパが前記走行位置から当該リアバンパの自重により前記突出位置まで降下してから、前記バンパ動作部は、前記チルトフレームの後方への下傾による降下に追従して降下する請求項1又は2に記載の荷台部積み降ろし車両。 - 前記リアバンパを前記走行位置とした前記バンパ支持部材を拘束するロック装置をさらに備え、
前記ロック装置は、前記バンパ支持部材を回動させるロックアームと、前記突出位置にある前記リアバンパを前記走行位置とすべく前記バンパ支持部材を上方へ回動させるように前記ロックアームを押圧する押圧ブロックと、前記リアバンパが前記走行位置にある状態を上限として前記バンパ支持部材の上方への回動を制限する制限部材と、を有している請求項3に記載の荷台部積み降ろし車両。 - 前記押圧ブロックは前記荷台部に取り付けられ、
前記ロックアームは、前記荷台部が前記チルトフレーム上を前方の積み込み完了位置に移動した状態で前記リアバンパを前記走行位置とするように前記押圧ブロックによって押圧される被押圧部と、前記押圧ブロックが上方へ移動することを制限して前記積み込み完了位置にある前記荷台部の跳ね上がりを防止する規制部と、を有している請求項4に記載の荷台部積み降ろし車両。 - 前記チルトフレームは後部に接地用ローラを有し、
前記制限部材は、下部が前記バンパ支持部材に固定され、上部が前記接地用ローラに当接し当該バンパ支持部材と当該接地用ローラとの間に介在することによって、当該バンパ支持部材の上方への回動を制限する突っ張り部材からなる請求項4又は5に記載の荷台部積み降ろし車両。 - 前記バンパ支持部材は、前記リアバンパを退避位置とする際に車幅方向の軸線回りに相互が回動して折れ曲がる第1アーム部と第2アーム部とを有している請求項1〜6のいずれか一項に記載の荷台部積み降ろし車両。
- 前記第2アーム部との間で折れ曲がった状態となり前記車体フレームと地面との間に介在する前記第1アーム部は、地面に接地することができる接地部を有している請求項7に記載の荷台部積み降ろし車両。
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