JP4290949B2 - 車輌運搬車における歩み板作動機構 - Google Patents

車輌運搬車における歩み板作動機構 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷台上に車輌を載置して運搬する車輌運搬車において、荷台の後端に設けられた歩み板の作動機構に関し、特に作動機構の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車輌運搬車としては、図10に示すように、車輌を載置する荷台bが車枠a上に前後方向にスライド自在に設けられている。そして、荷台b上に車輌を積み込む際には、荷台bを後方にスライドさせることで、当該荷台bをその後端が地上に接地するように車枠aの後端部と地上とに亘って傾斜させた状態に配置する。続いて、図10の二点鎖線で示すように荷台bの後端に設けられた歩み板cを回動させて地上に接地させ、この歩み板cを通じて車輌を地上から荷台b上に乗り込ませた後、当該荷台bを前方にスライドさせて元の水平状態に配置することで、荷台b上に積み込んだ車輌を運搬している。
【0003】
そして、上記歩み板cは例えば図示しない油圧シリンダの伸縮作動により荷台bの後端において起立配置される格納位置(図10実線参照)と、荷台bの後端から後方に延長配置される作業位置(図10二点鎖線参照)との間で回動自在に設けられていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2743136号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように油圧シリンダにより歩み板を格納位置と作業位置とに作動配置する車輌運搬車では、油圧シリンダを荷台の後端底面に歩み板と対応する箇所に無造作に配置してるのが実情で、このように配置した油圧シリンダの伸縮ロッドを歩み板の基端部に連結している。
【0006】
このため油圧シリンダ等の取付けスペースを確保するために荷台後端部にある程度の厚みを設ける必要があった。しかし、このように荷台後端部にある程度の厚みを設けると、荷台後端から歩み板を後方に延長配置した時に歩み板と地面のなす角度(車輌乗り込み角度)が大きくなってしまい、車高の低い車輌を積み込もうとすると、車輌前端部と歩み板が干渉して車輌の一部を損傷してしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、歩み板を回動作動させる作動機構を設けても、荷台後端部の厚みを従来よりも薄くし歩み板を延長配置した時の歩み板と地面との角度を小さくできるような車輌運搬車における歩み板作動機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の車輌運搬車における歩み板作動機構は、車輌を載置可能な荷台が車枠上に搭載され、該荷台が後方へのスライドにより車枠の後端部において傾斜してその後端が地上に接地し、荷台の後端に設けられた歩み板を通じて当該荷台上に車輌が積卸し可能に構成された車輌運搬車において、前記歩み板が作動手段により荷台後端において起立配置される格納位置と、荷台後端から後方に延設される作業位置との間で回動自在に設けられ、該作動手段は、歩み板の基端部外側面に連結されるとともに、荷台の底面下方の外側部に沿って前後方向に配置されたリンク機構と、該リンク機構に対応して荷台の底面下方の外側部に配置されて、前記リンク機構に連結された伸縮シリンダとを備え、前記リンク機構は、前記歩み板の基端部外側面に一端部が回動自在に連結され且つ前記荷台の後端から前方に延設されたリンクロッドと、リンクアームとで構成され、該リンクアームは、その中央軸部が荷台幅方向の水平ピンを中心に前後に回動自在に支持されており、中央軸部の外側から上方に延設された一方の作動アームに前記リンクロッド他端部が回動自在に連結されるとともに、前記中央軸部の内側から下方に延設された他方の作動アームに伸縮シリンダの伸縮ロッドが回動自在に連結されてなり、前記伸縮シリンダは、前記リンクロッドよりも内側で且つ下側に前後方向に配置されているものである。
【0009】
請求項2に係る発明の車輌運搬車における歩み板作動機構は、前記荷台の後端部には、当該荷台の後端部を必要に応じて上方に持ち上げる昇降装置が設けられたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、車輌運搬車の構成を示している。
【0012】
図1において、1は車輌運搬車の車枠であって、この車枠1上に荷台2が傾動枠3を介して設けられている。
【0013】
傾動枠3は、車枠1にヒンジ31を中心にして回動自在に設けられており、この傾動枠3に対して前記荷台2がその長手方向(前後方向)にスライド自在に設けられている。
【0014】
具体的には、傾動枠3には前後左右に4個のローラ32が設けられるとともに、荷台2の底面には前後方向にチャンネル状のスライドガイド21が左右一対設けられており、ローラ32がスライドガイド21内に転動自在に嵌入されている。
【0015】
傾動枠3と荷台2との間にはスライドシリンダ4が連結されている。スライドシリンダ4は、その基端部41が傾動枠3の前端部に連結されるとともに、伸縮ロッド42の先端が荷台2底面の後端部に後述する昇降装置6等を介して連結されている。
【0016】
従って、スライドシリンダ4の伸縮動作によりローラ32がスライドガイド21に沿って転動することで、荷台2が傾動枠3に対してスライドするように構成されている。
【0017】
また、前記荷台2は、車枠1上に設けられたチャンネル状の傾動ガイド11によりその後方へのスライドに伴って前記傾動枠3とともにヒンジ31を中心にしてその後端が下方に徐々に傾斜するように構成されている。具体的には、傾動ガイド11は、所定の間隔を隔てて前後方向に左右一対がその開口を対峙するように配置されるとともに、各傾動ガイド11の先端部11aが下方に傾斜されて配設されており、この傾動ガイド11内に荷台2の底面前部側に設けられた左右一対のローラ22が転動自在に嵌入されている。
【0018】
従って、荷台2を図1に示す走行可能状態から後方にスライドさせると、ローラ22が傾動ガイド11に沿って後方に移動することで、当該ローラ22が車枠1に対して徐々に上方に移動し、この移動により荷台2の前端部側を傾動ガイド11の先端部11aの傾斜分だけ上方に持ち上げる。そして、この状態でローラ22がヒンジ31側に徐々に近づいて行くことで、荷台2が車枠1の後方において傾動枠3とともに徐々に傾斜していくことになる。
【0019】
また、荷台2の後端には、車輌の車輪の横幅に応じた所定間隔を隔てて左右一対の歩み板5が設けられている。この歩み板5は地上と荷台2との間で車輌を円滑に積卸すためのもので、図1に示すように荷台2に対して略垂直に起立する格納位置と、図2に示すように荷台2の延長上に若干屈折して配置される作業位置との間で、後述する作動手段51により回動自在に設けられている。なお、歩み板5は格納位置において図示しない固縛装置により安定的に固縛保持される。
【0020】
さらに、荷台2の底面後端部には、昇降装置6が設けられている。昇降装置6は、荷台2が傾斜してその後端が地上に接地した際に当該荷台2の後端部を上方に持ち上げ、荷台2と作業位置に配置された歩み板5とを略一直線状に配置させるためのもので、図1及び図3に示すように、所定間隔を隔てて左右一対設けられた前リンク61及び後リンク62と、当該前後リンク61、62の連結部に設けられた支持ローラ63とを備えている。
【0021】
具体的には、前リンク61は、その前端部が前記スライドシリンダ4の伸縮ロッド42の先端に連結部材64(図3参照)を介して連結されている。連結部材64は、荷台2の底面後端部にその幅方向に配置され、中央部が前記伸縮ロッド42の先端に連結され、両端部に前記前リンク61の前端部が回動自在に支持されている。この連結部材64の両端にはローラ65が設けられており、当該ローラ65が前記スライドガイド21内に転動自在に嵌入されている。
【0022】
一方、前記後リンク62は、その後端部が荷台2の底面後端に回動自在に支持されるとともに、前端部が前記前リンク61の後端部と回動自在に連結されている。
【0023】
前記支持ローラ63は、左右の前リンク61と後リンク62の連結部間に亘って設けられており、後述するスライドシリンダ4の伸長動作により前リンク61と後リンク62とがV字状に屈折することで、荷台2の後端を支持するようになされている。
【0024】
そして、前述のように構成された昇降装置6は、荷台2側に設けられた図4に示すロック装置7によりその作動が固縛・解除されるようになされている。
【0025】
ロック装置7は、自動的に昇降装置6の作動を固縛・解除させるようにしたもので、荷台2の後端部に設けられた接地アーム8と、前記後リンク62に設けられた係止ピン62aに係脱自在なフック9とを備えている。
【0026】
具体的には、接地アーム8は、その上端部が枢支ピン81と一体的に荷台2の後端部に設けられ、当該枢支ピン81を中心にして前後方向に揺動自在に支持されている。この接地アーム8の下端部82は荷台2から下方に突出して設けられており、荷台2の後端が地上に接地した際に当該接地アーム8の下端部82も接地し、これによって接地アーム8が枢支ピン81を中心にして前方に揺動するようになされている。
【0027】
フック9は、前記接地アーム8とともに前記枢支ピン81と一体的に設けられ、当該枢支ピン81を中心に前後方向に揺動自在に支持されており、下端部に形成された係止部91が係止ピン62aに前方から係止するようになされている。
【0028】
そして、上記フック9は、前記接地アーム8の上端部と荷台2とに連結されたバネ83により係止ピン62aと係止する方向に付勢されている。
【0029】
つまり、接地アーム8が地上に接地していない状態では、図4に示すようにバネ83の付勢力によりフック9が係止ピン62aに係止して固縛しており、図5に示すように接地アーム8が地上に接地して前方に揺動したときにフック9が前方に回動して係止ピン62aから離脱して固縛を解除する動作が行われる。
【0030】
ところで、前述した歩み板5は、図7及び図8に示す作動手段51により格納位置と作業位置とに回動配置自在に構成されている。
【0031】
作動手段51は、歩み板5に連結されたリンク機構52と、伸縮シリンダ53とを備えている。
【0032】
リンク機構52は、歩み板5の基端部外側面にブラケット54aを介して一端部が回動自在に連結されたリンクロッド54と、2本の作動アーム55a、55bを備えたリンクアーム55とで構成されている。
【0033】
リンクアーム55は、その中央軸部が水平ピン55cを中心に前後に回動自在に支持されており、上方に延設された一方の作動アーム55aに前記リンクロッド54の他端部が回動自在に連結されるとともに、下方に延設された他方の作動アーム55bに伸縮シリンダ53の伸縮ロッド53aが回動自在に連結されている。
【0034】
伸縮シリンダ53は、その基端部が荷台2の底面下方に回動自在に支持されており、伸長動作によりリンクアーム55を介してリンクロッド54を軸方向前方に移動させ、この移動によって歩み板5を格納位置に回動配置させるとともに、縮退動作によりリンクアーム55を介してリンクロッド54を軸方向後方に移動させ、この移動によって歩み板5を作業位置に回動配置させる。
【0035】
ここで、上述した各部材からなる作動手段51は、荷台2の底面下方において前述した昇降手段6の外側となる外側部の空間部分に前後方向に配置されている。具体的には、リンクロッド54が荷台2の後端から前方に延設されてリンクアーム55に連結され、このリンクアーム55を通じて上記リンクロッド54よりも内側で且つ下側に伸縮シリンダ53が前後方向に配置されている。
【0036】
上述のように本発明の歩み板作動機構においては、従来のように油圧シリンダ等を設けるためのスペースを確保するために荷台後端部にある程度の厚みを設ける必要がなくなり、荷台後端部から後方に歩み板を延長配置した時の歩み板と地面とのなす角度を小さくできる(すなわち、車輌乗り込み角度を低くできる)ので、車高の低い車輌でもスムーズに積み込むことが可能となる車輌運搬車を提供することができる。
【0037】
また、荷台2の外側面には、前記リンクアーム55の主に一方の作動アーム55aが回動する部位に面して窓56が設けられている。この窓56は、リンクアーム等のメンテナンスを行う場合などに利用するもので、通常はネジなどにより着脱自在な蓋体(図示省略)で閉塞されている。
【0038】
なお、図1における符号33は、傾動枠3の後端部側に設けられた支持脚であり、荷台2が傾斜してその後端が地上に接地した際に地上に接地して荷台2全体を安定的に支持する。
【0039】
次に、このように構成された車輌運搬車の動作について説明する。
【0040】
まず、車輌を荷台2上に積み込む場合には、図1に示す走行可能状態においてスライドシリンダ4を伸長作動させる。この際、接地アーム8が地上に接地していないので、フック9はバネ83の付勢力によって係止ピン62aに係止している(図4参照)。従って、スライドシリンダ4を伸長作動させると、前リンク61と後リンク62とがフック9と係止ピン62aとの係止によって屈折することなくその状態を保持して、傾動ガイド11の作用により荷台2の前端部が徐々に上方に持ち上げられながら当該荷台2が後方に移動する。
【0041】
この移動に伴って荷台2が傾斜枠3を介してヒンジ31を中心にして徐々に下方に傾斜して図2に示すように荷台2の後端が地上に接地し、当該荷台2が車枠1の後端部と地上との間に亘って傾斜した状態で配置される。
【0042】
この状態で、歩み板5を格納位置から図2に示すように作業位置に回動させて地上に接地させる。具体的には、伸縮シリンダ53を縮退作動させてリンクアーム55を介してリンクロッド54を軸方向後方に移動させることによって歩み板5を作業位置に回動配置させる。
【0043】
そして、ウインチ等により地上の車輌を歩み板5を通じて荷台2上に移動させて当該荷台2上に載置する。
【0044】
上述のようにして車輌を荷台2上に載置すると、今度はスライドシリンダ4を縮退作動させることで、荷台2が前述した動作と逆の動作により車枠1上に移動する。
【0045】
この後、伸縮シリンダ53を伸長作動させてリンクアーム55を介してリンクロッド54を軸方向前方に移動させて歩み板5を格納位置に配置することで元の走行可能状態となり、荷台2上に載置した車輌を目的地に運搬する。
【0046】
ここで、上述したように車輌を荷台2に積み込む際において、荷台2上に載置しようとする車輌の車高が低く、上述した図2に示す状態で荷台2上に移動させると、当該車輌の車体前端下部が荷台2に接触する恐れがあり、この状態では車輌を積み込めない場合がある。この場合には、昇降装置6を作動させることで、車高の低い車輌でも荷台2上に積み込むことが可能になる。
【0047】
具体的には、上述したように荷台2の後端が地上に接地すると、接地アーム8も接地するので、この接地によって接地アーム8が前方に揺動し、これに伴ってフック9が前方に回動して係止ピン62aから離脱した状態になっている(図5参照)。
【0048】
従って、この状態からスライドシリンダ4をさらに伸長させることで、連結部材64が荷台2の後端側に移動する。この移動により前リンク61と後リンク62とがその連結部を下にして徐々に屈折し、連結部に設けた支持ローラ63によって荷台2の後端部を徐々に持ち上げることで、図2に示すように「く」の字状に屈折して配置されていた荷台2と歩み板5とが図6及び図9に示すように略一直線上に配置される。この状態で前述と同様に地上の車輌を歩み板5を通じて荷台2上に移動させて当該荷台2上に載置する。
【0049】
このように昇降装置6により荷台2と歩み板5を略一直線上に配置することで、車高の低い車輌でも当該車輌の車体が荷台2に接触することなく円滑に荷台2上に積み込むことができる。
【0050】
そして、このようにして車高の低い車輌を荷台2上に載置すると、スライドシリンダ4を縮退させることで、前リンク61と後リンク62とが上述とは逆に屈折状態から前後方向に伸び、これによって荷台2の後端が地上に接地する。そして、さらにスライドシリンダ4を縮退させることで、荷台2の後端が地上から離間して前述の逆の動作で荷台2が車枠1上に配置されて走行可能状態になる。
【0051】
この際、荷台2の後端が地上から離間するのに伴い、接地アーム8も地上から離間することで、フック9がバネ83の付勢力で後方に回動して係止ピン62aに係止した元の状態になる(図4参照)。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の車輌運搬車における歩み板作動機構によれば、荷台下方の外側部のスペースを有効に利用して作動手段を配置することで、この作動手段により歩み板を格納位置と作業位置とに回動配置できるとともに、従来よりも荷台後端部の厚みを薄くして歩み板を延長配置した時の歩み板と地面とのなす角度を小さくできるので、車高の低い車輌でもスムーズに積み込むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輌運搬車の構成を示す側面図である。
【図2】荷台が地上と車枠とに亘って配設された状態を示す側面図である。
【図3】昇降装置の構成を示す平面図である。
【図4】ロック装置の構成を示す側面図である。
【図5】同じくロック装置を示す側面図である。
【図6】同じくロック装置を示す側面図である。
【図7】歩み板の作動機構を示す側面図である。
【図8】同じく歩み板の作動機構を示す平面図である。
【図9】昇降装置が作動した状態を示す側面図である。
【図10】従来の車輌運搬車を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車枠
2 荷台
5 歩み板
51 作動手段
52 リンク機構
53 伸縮シリンダ
6 昇降装置

Claims (2)

  1. 車輌を載置可能な荷台が車枠上に搭載され、該荷台が後方へのスライドにより車枠の後端部において傾斜してその後端が地上に接地し、荷台の後端に設けられた歩み板を通じて当該荷台上に車輌が積卸し可能に構成された車輌運搬車において、
    前記歩み板が作動手段により荷台後端において起立配置される格納位置と、荷台後端から後方に延設される作業位置との間で回動自在に設けられ、該作動手段は、歩み板の基端部外側面に連結されるとともに、荷台の底面下方の外側部に沿って前後方向に配置されたリンク機構と、該リンク機構に対応して荷台の底面下方の外側部に配置されて、前記リンク機構に連結された伸縮シリンダとを備え、
    前記リンク機構は、前記歩み板の基端部外側面に一端部が回動自在に連結され且つ前記荷台の後端から前方に延設されたリンクロッドと、リンクアームとで構成され、該リンクアームは、その中央軸部が荷台幅方向の水平ピンを中心に前後に回動自在に支持されており、中央軸部の外側から上方に延設された一方の作動アームに前記リンクロッド他端部が回動自在に連結されるとともに、前記中央軸部の内側から下方に延設された他方の作動アームに伸縮シリンダの伸縮ロッドが回動自在に連結されてなり、
    前記伸縮シリンダは、前記リンクロッドよりも内側で且つ下側に前後方向に配置されていることを特徴とする車輌運搬車における歩み板作動機構。
  2. 前記荷台の後端部には、当該荷台の後端部を必要に応じて上方に持ち上げる昇降装置が設けられたことを特徴とする請求項1記載の車輌運搬車における歩み板作動機構。
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