JP2561784Y2 - 荷物運搬車の積み降し装置 - Google Patents

荷物運搬車の積み降し装置

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JP2561784Y2
JP2561784Y2 JP6320392U JP6320392U JP2561784Y2 JP 2561784 Y2 JP2561784 Y2 JP 2561784Y2 JP 6320392 U JP6320392 U JP 6320392U JP 6320392 U JP6320392 U JP 6320392U JP 2561784 Y2 JP2561784 Y2 JP 2561784Y2
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和彦 浜本
守 鯉登
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、後端部が車台上に後方
へ傾動可能に支持された傾動枠に対して前後方向へ摺動
可能な荷台を有する荷物運搬車の積み降し装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物運搬車の積み降し装置として
は、例えば、実開昭51−10709号公報に開示され
るように、後端部が車台上に後方へ傾動可能に支持され
た傾動枠と、該傾動枠上に設けられた荷台と、上記傾動
枠の後端部に設けられ、傾動枠の傾動時(例えば車台に
対して後方へ約12°傾動した時)に略鉛直線上に位置
するよう上下方向へ延びる支柱と、該支柱に上下方向に
摺動自在に保持されたスライダと、該スライダを支柱に
対して昇降移動させる昇降移動手段と、基端が上記スラ
イダに回動自在に支持され、上記荷台の後端において該
荷台を閉塞するよう起立する閉塞位置とその閉塞位置よ
り後方へ開放して略水平に倒伏する開放位置との間で開
閉自在に設けられ、上記傾動枠を後方へ傾動させた状態
で開放位置まで開放させ上記昇降移動手段によるスライ
ダを介した支柱に対する昇降移動により上記開放位置に
おいてその水平状態を保ちつつ昇降移動して荷台に対す
る荷物の積み降しを行うためのテールゲートとを備えた
ものは知られている。
【0003】また、この他の荷物運搬車の積み降し装置
としては、後端部が車台上に後方へ傾動可能に支持され
た傾動枠と、該傾動枠に前後方向へ摺動可能に設けられ
た荷台と、基端が上記荷台の後端下部に回動自在に支持
され、荷台の後端において該荷台を閉塞するよう起立す
る閉塞位置とその閉塞位置より後方へ開放して略水平に
倒伏する開放位置との間で開閉自在に設けられ、上記傾
動枠を後方へ傾動させかつ上記荷台を後方へ摺動させた
状態で先端が地面に接地する位置まで開放させて荷台に
対する荷物の積み降しを行うためのテールゲートとを備
えたものもある。この場合、テールゲートは、荷台の後
端下部と地面との間に掛け渡した歩み板として機能する
ことになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記前者の
如き傾動枠の傾動時に支柱に対してテールゲートを昇降
移動させるものでは、傾動枠を傾動させた状態でテール
ゲートを昇降させることによって荷物の積み降しが可能
となるため、荷台に対する荷物の積み込みがテールゲー
トの昇降のみでしか行えない。しかも、水平状態で昇降
するテールゲートに対し、荷台が傾斜状態となっている
ため、テールゲートでもって荷台に対して積み降される
荷物の種類が自ずと限定され、荷物の運搬性が悪いもの
となる。
【0005】一方、上記後者の如き傾動枠を倒動させか
つ荷台を後方へ摺動させた状態でテールゲートを歩み板
として機能させるものでは、テールゲート(歩み板)が
荷台と一緒に傾斜した状態であるため、自動車など安定
感があるために傾斜に適している荷物を積み降すことが
できる反面、二輪車や引越荷物など傾斜に適さない荷物
を積み降すことができず、同様に荷物の運搬性が悪いも
のとなる。
【0006】本考案はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、荷物運搬車のテールゲー
トに、荷台傾動時の歩み板としての機能と、荷台倒伏時
の昇降移動機能とを設け、荷物の種類に応じた荷台に対
する積み降しを可能にして、荷物の運搬性を向上させる
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の考案が講じた解決手段は、荷物運搬
車の積み降し装置として、後端部が車台上に後方へ傾動
可能に支持された傾動枠と、該傾動枠に対して前後方向
に摺動可能に設けられた荷台と、上記車台の後端部に設
けられた上下方向へ延びる支柱と、該支柱に上下方向に
摺動自在に保持されたスライダと、該スライダを支柱に
対して昇降移動させる昇降移動手段と、基端が上記スラ
イダに回動自在に支持され、上記荷台の後端において該
荷台を閉塞するよう起立する閉塞位置とその閉塞位置よ
り後方へ開放して略水平に倒伏する開放位置との間で開
閉自在に設けられ、上記傾動枠を後方へ傾動させかつ上
記荷台を後方へ摺動させた状態で先端が地面に接地する
位置まで開放させて荷台に対する荷物の積み降しを行う
一方、上記傾動枠を倒伏させかつ上記荷台を前方へ摺動
させた状態で開放位置まで開放させ上記昇降移動手段に
よるスライダを介した支柱に対する昇降移動により上記
開放位置においてその水平状態を保ちつつ昇降移動して
荷台に対する荷物の積み降しを行うためのテールゲート
とを備える構成としたものである。
【0008】また、請求項2記載の考案が講じた解決手
段は、荷物運搬車の積み降し装置として、後端部が車台
上に後方へ傾動可能に支持された傾動枠と、該傾動枠に
対して前後方向に摺動可能に設けられた荷台と、各々基
端が上記車台の後端下部に回動自在に支持された一対の
アームよりなるリフト部材と、一端が上記リフト部材に
連結されかつ他端が上記車台の後端下部に連結され、該
リフト部材を揺動させる伸縮自在なリフトシリンダと、
基端が上記リフト部材の先端に回動自在に支持され、上
記荷台の後端において該荷台を閉塞するよう起立する閉
塞位置とその閉塞位置より後方へ開放して略水平に倒伏
する開放位置との間で開閉自在に設けられ、上記傾動枠
を後方へ傾動させかつ上記荷台を後方へ摺動させた状態
で先端が地面に接地する位置まで開放させて荷台に対す
る荷物の積み降しを行う一方、上記傾動枠を倒伏させか
つ上記荷台を前方へ摺動させた状態で開放位置まで開放
させ上記リフトシリンダによるリフト部材の揺動により
上記開放位置においてその水平状態を保ちつつ昇降移動
して荷台に対する荷物の積み降しを行うためのテールゲ
ートとを備える構成としたものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1および2記載の考
案では、貨物運搬車の荷台に対して積み降す荷物が自動
車などの傾斜に適しているものである場合、傾動枠を車
台に対して後傾させた後、この傾動枠に対して荷台を後
方へ摺動させ、該荷台の後端部を地面に対して近付け
る。この状態で、テールゲートの先端を地面に接地させ
るよう,テールゲートを自重などで後方へ開放させるこ
とにより、このテールゲートを歩み板として機能させ
て、荷台に対する自動車などの傾斜に適している荷物の
積み降しを円滑に行うことができる。
【0010】一方、貨物運搬車の荷台に対して積み降す
荷物が二輪車や引越荷物などの傾斜に適さないものであ
る場合、傾動枠を車台に対して倒伏させかつ荷台を前方
へ摺動させた状態で、荷台の後端位置においてテールゲ
ートを自重などにより後方へ開放させる。この状態で
は、荷台の床面は水平状態であり、荷台の後端において
上下方向へ延びる支柱に対してスライダを介して支持さ
れたテールゲートや、車台の後端下部にリフト部材を介
して支持されたテールゲートも同様に水平状態に保たれ
ることになる。そして、上記開放位置におけるテールゲ
ートを、昇降移動手段によるスライダを介した支柱に対
する上下方向への昇降移動により水平状態を保ちつつ昇
降させたり、リフトシリンダによるリフト部材の揺動に
より水平状態に保ちつつ昇降移動させたりして荷物の積
み込み可能に機能させることにより、二輪車や引越荷物
などの傾斜に適さない荷物の積み降しを円滑に行うこと
ができる。
【0011】
【考案の効果】以上の如く、請求項1記載の考案におけ
る荷物運搬車の積み降し装置によれば、傾動枠を車台に
対して後傾させかつ該傾動枠に対して荷台を後方へ摺動
させた状態で地面に当接するまで開放させたテールゲー
トを歩み板として機能させることにより、傾斜する荷台
に対して傾斜に適した荷物の積み降しを円滑に行う一
方、傾動枠を車台に対して倒伏させかつ荷台を前方へ摺
動させた水平状態の荷台に対して水平状態に開放するテ
ールゲートを、昇降移動手段によるスライダを介した支
柱に対する昇降移動によって水平状態に保ちつつ昇降さ
せることにより、傾斜に適さない荷物の積み降しを円滑
に行うので、荷台に対して積み降す荷物の種類を限定す
ることなく、荷物の種類に応じた荷台に対する積み降し
を可能にし、荷物の運搬性を向上させることができる。
【0012】また、請求項2記載の考案における荷物運
搬車の積み降し装置によれば、傾動枠を車台に対して後
傾させかつ該傾動枠に対して荷台を後方へ摺動させた状
態で地面に当接するまで開放させたテールゲートを歩み
板として機能させて傾斜する荷台に対して傾斜に適した
荷物の積み降しを円滑に行う一方、傾動枠を車台に対し
て倒伏させかつ荷台を前方へ摺動させた水平状態の荷台
に対して水平状態に開放するテールゲートを、リフトシ
リンダによるリフト部材の揺動により水平状態に保ちつ
つ昇降させて傾斜に適さない荷物の積み降しを円滑に行
うので、荷台に対して積み降す荷物の種類を限定するこ
となく、荷物の種類に応じた荷台に対する積み降しを可
能にし、荷物の運搬性を向上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は本考案の第1実施例に係る積み降し
装置を用いた荷物運搬車を示し、1はキャビンCの後部
に連設された車両Vの車台、SCは該車台1上に設けら
れたサブシャーシ、2は該サブシャーシSCの後端部に
おいて水平軸3回りに傾動自在に支持された傾動枠、4
は該傾動枠2に対して前後方向へ摺動自在に支持された
荷物の搭載可能な荷台である。該荷台4は、上記キャビ
ンCと略一致する幅に形成されて車台1上を後方に延び
るデッキ面4aと、上記キャビンCと略一致する高さに
形成された前壁4bと、該前壁4bの略半分の高さに形
成された側方へ開閉可能なサイドゲート4c(図では車
体左側のみ示す)と、上記デッキ面4aの後端位置にお
いて後方へ開放する開閉可能なテールゲート4dとから
なる。
【0015】上記傾動枠2の略中央部には、基端軸11
aが上記サブシャーシSCの前部に固定された左右一対
の傾動シリンダ11(図では一方のみ示す)の先端が連
結されていて、さらにこの先端部で水平軸12回りに回
動自在に支承されている。すなわち、この傾動シリンダ
11が伸長したときには傾動枠2が傾動状態に、傾動シ
リンダ11が縮短したときには傾動枠2が倒伏状態(水
平状態)になるようになされている。
【0016】また、上記荷台4の下面には、上記傾動枠
2に対して前後方向へ摺動自在に支持された荷台枠4e
が設けられている。また、上記傾動枠2の前端部と荷台
枠4eとの間には、伸縮自在な伸縮シリンダ13が連携
されており、該伸縮シリンダ13の伸縮動作により、傾
動枠2に対して荷台4(荷台枠4e)が前後方向へ摺動
するようになっている。上記荷台4は、上記傾動シリン
ダ11の伸長時には傾斜角度が車台1に対して約12°
の傾斜角度となるように設定されていて、この状態で、
伸縮シリンダ13を伸長させて荷台4を傾動枠2に対し
て後方へ摺動させることにより、地面に対して荷台4の
後端部が近付けられるようにしている。さらに、上記テ
ールゲート4dは、後方への開放時、上記傾動枠2を車
台1に対して後傾させかつ該傾動枠2に対して荷台4を
後方へ摺動させた状態で、その後端部(閉塞時では上端
部)が地面に接地するようになっていて、荷台4後端部
の地面に対する断差を可及的に小さくする歩み板として
の機能を有している。
【0017】そして、図2ないし図4にも示すように、
上記荷台4のデッキ面4a後端部には、上記傾動枠2を
倒伏させかつ上記荷台4を前方へ摺動させた状態で、上
記テールゲート4dを水平状態(開放状態)に保ちつつ
昇降移動させてデッキ面4aに対する荷物の積み降しを
可能とする積み降し装置14が設けられている。該積み
降し装置14は、荷台4のデッキ面4a後端部に立設さ
れた上下方向へ延びる支柱としてのポスト15と、該ポ
スト15内に摺動自在に挿入されたサブポスト16と、
該サブポスト16を介してポスト15に上下方向に摺動
自在に保持されたスライダ17と、上記荷台4のデッキ
面4dの後端部を車幅方向へ延びるクロスメンバ19内
に配され、上記スライダ17をポスト15に対して昇降
移動させる昇降移動手段としての伸縮自在な油圧シリン
ダ20と、上記クロスメンバ19内に一端が固着されか
つ他端が上記スライダ17に固着され、上記油圧シリン
ダ20の伸縮動作に応じてスライダ17を昇降移動させ
るように繰り出しまたは引き寄せられるワイヤ21と、
基端(下端)が上記スライダ17に水平軸18を介して
支持され、上記荷台4の後端において該荷台4を閉塞す
るよう起立する閉塞位置とその閉塞位置より後方へ開放
して略水平に倒伏する開放位置との間で開閉自在に設け
られ、上記傾動枠2を後方へ傾動させかつ上記荷台4を
後方へ摺動させた状態で先端が地面に接地する位置まで
開放させて荷台4に対する荷物の積み降しを行う一方、
上記傾動枠2を倒伏させかつ上記荷台4を前方へ摺動さ
せた状態で上記油圧シリンダ20の伸縮動作に応じたワ
イヤ21の繰り出しまたは引き寄せによるスライダ17
を介したポスト15に対する昇降移動により上記開放位
置においてその水平状態を保ちつつ昇降移動して荷台4
に対する荷物の積み降しを行うための上記テールゲート
4dと、該テールゲート4dとポスト15との間に連携
され、ポスト15に対してテールゲート4dを90°傾
倒させた水平状態に保持しかつテールゲート4dの開放
動作および閉塞動作を補助するようにテールゲート4d
を付勢するアームリンク22とからなる。また、上記油
圧シリンダ20の先端には、クロスメンバ19内に一端
を固着したワイヤ21をポスト15側へ導く第1案内ロ
ーラ23が軸支されている。そして、上記クロスメンバ
19の端部はポスト15(詳しくは後述する前部室3
3)に対して開口しており、その開口部分に対応するポ
スト15側には、上記油圧シリンダ20の伸縮動作に応
じて繰り出しまたは引き寄せられるワイヤ21をクロス
メンバ19内から第1案内ローラ23を介してポスト1
5内に案内する第2案内ローラ24が軸支されている。
また、上記ポスト15、サブポスト16、スライダ1
7、水平軸18、ワイヤ21、アームリンク22および
第2案内ローラ24は、荷台4のデッキ面4a後端左右
位置において左右対称に設けられている。
【0018】ポスト15は、中空の柱状に形成されてな
り、その後壁15aには、略中央部を上下方向へ延びる
切欠溝31が形成されている。また、上記ポスト15
は、その内部が中仕切壁32によって前部室33と後部
室34とに前後に区画されていて、その上下端部におい
て該両室33,34が互いに連通するようになってい
る。そして、上記中仕切壁32の上方に位置する支柱1
5内の上部位置にはガイドローラ35が軸支されてい
て、上記第2案内ローラ24により油圧シリンダ20か
ら前部室33に導かれたワイヤ21の中途部が巻き掛け
られて後部室34の下方へワイヤ21の他端側が折り返
されるようになっている。また、ポスト15は、その前
壁15bの下端部と荷台枠4eの後端部下面との間を略
45°の傾斜角を有して繋ぐサポートフレーム30によ
って倒れに対する補強がなされている。
【0019】サブポスト16は、上記ポスト15の後部
室34内に上下方向へ摺動自在に挿入された中空の柱状
に形成されてなり、このサブポスト16の後壁16aに
も、上記ポスト15の切欠溝31に対応する切欠溝36
が上下方向へ延びて形成されている。また、上記サブポ
スト16の上端部にはブラケット25を介して第1ロー
ラ37が軸支されており、該第1ローラ37は、上記ポ
スト15の後壁15a前面(後部室34側面)に摺接し
ている。一方、上記中仕切壁32の下方に位置するポス
ト15の前部室33内には第2ローラ38が軸支されて
おり、該第2ローラ38は、上記サブポスト16の前壁
16b前面に摺接している。さらに、上記ブラケット2
5には、上記スライダ17の上端部が当接するストッパ
26が設けられている。この場合、第1ローラ37およ
び第2ローラ38によって、後部室34内におけるサブ
ポスト16の昇降移動が円滑になされるようにしてい
る。
【0020】スライダ17は、上記サブポスト16に上
下方向に摺動自在に保持されている。該スライダ17
は、上記ポスト15の後壁15aに対してその後方にて
略平行に配されたベース板39と、該ベース板39の内
端部に対して略直角に固設され、上記ポスト15および
サブポスト16の各切欠溝31,36をそれぞれ介して
サブポスト16内に挿通されたウエブ40と、該ウエブ
40の上下端部に軸支された第1および第2昇降ローラ
41,42とからなる。そして、上記第1および第2昇
降ローラ41,42は、サブポスト16の前壁16b後
面および後壁16a前面にそれぞれ摺接していて、サブ
ポスト16内におけるスライダ17の昇降移動が円滑に
なされるようにしている。また、上記ウエブ40の前端
部中間位置には、上記ワイヤ21の他端を止着するため
の止着部材43が固着されている。
【0021】アームリンク22は、上記テールゲート4
dの閉塞時に該テールゲート4dの側方に寄り添って格
納されるよう,上端面が閉塞時のテールゲート4dの上
端面に略一致する長さに形成されている。このアームリ
ンク22は、上記スライダ17のベース板39の後面上
部に取付けたブラケット44に対して水平軸45を介し
て回動自在に支持する支持部46と、該支持部46に端
部が固着され、上記テールゲート4dの側面より側方
(外方)へ突出する摺動子47を挟み込んでアームリン
ク22の軸方向へ摺動させるU字管部48と、上記支持
部46および摺動子47間に連携され、アームリンク2
2がポスト15に対して所定角度未満の倒伏角度、例え
ば70°未満の倒伏角度となったときにテールゲート4
dを閉塞側に付勢するスプリング材(図示せず)とから
なる。そして、上記テールゲート4dは、テールゲート
4dの開放時、アームリンク22のU字管部48内にお
ける反支持部46側の端部まで摺動子47が摺動して当
接することによって開放位置つまり水平状態に保たれる
ようになっていて、上記スライダ17によるテールゲー
ト4dの昇降移動がポスト15に対して水平状態を保ち
つつ行われることになる。
【0022】また、図3中、49はテールゲート4dを
閉塞位置でポスト15に対して係止するテールゲートロ
ック装置、50はサイドゲート4cを閉塞位置でポスト
15に対して係止するサイドゲートロック装置である。
【0023】ここで、車両Vの荷台4に対して自動車な
どの傾斜に適している荷物を積み降す場合の作業手順に
ついて説明する。
【0024】先ず、図1に一点鎖線で示すように、荷台
4の傾斜角度つまり地面に対して荷台4が約12°の傾
斜角度となるよう,傾動シリンダ11を伸長させて傾動
枠2を傾動状態にし、さらに、図1に二点鎖線で示すよ
うに、伸縮シリンダ13を伸長させて荷台4を傾動枠2
に対して後方へ摺動させておく。この状態で、テールゲ
ート4dをその先端が地面に接地するまで後方へ開放さ
せることにより、このテールゲート4dを歩み板として
機能させる。この場合、アームリンク22によりテール
ゲート4dの開放動作が自重に抗して滑らかに行える
上、アームリンク22によるテールゲート4d閉塞側へ
の付勢力を作用させることなくテールゲート4dを地面
に対して馴染むように接地させるようにしている。
【0025】次に、車両Vの荷台4に対して二輪車や引
越荷物などの傾斜に適さない荷物を積み降し装置14に
より積み降す場合の作業手順について説明する。
【0026】先ず、図1に実線で示すように、傾動シリ
ンダ11を縮短させて傾動枠2を倒伏状態にするととも
に、伸縮シリンダ13を縮短させて傾動枠2に対して荷
台4を前方へ摺動させておく。この状態では、荷台4の
デッキ面4aは水平状態であり、図2に一点鎖線で示す
ように、荷台4の後端において後方へ開放させたテール
ゲート4dもアームリンク22によりポスト15に対し
て90°傾倒させた水平状態に保持されることになる。
【0027】次いで、荷物を降すべく油圧シリンダ20
を伸長させて第1案内ローラ23および第2案内ローラ
24を順次介してワイヤ21がポスト15の前部室33
内に繰り出されると、サブポスト16、および該サブポ
スト16のストッパ26に当接した状態のスライダ17
がポスト15の後部室34内を下降する。しかる後、サ
ブポスト16の下端が地面に当接すると、スライダ17
がサブポスト16内を第1および第2昇降ローラ41,
42が転動しつつ下降し、図2に二点鎖線で示すよう
に、遂にはテールゲート4dの下面が地面に接して停止
する。この場合、スライダ17のウエブ40は、上記各
昇降ローラ41,42の転動によりサブポスト16内を
真直ぐに下降するので、テールゲート4dはアームリン
ク22によりポスト15に対して水平状態に保持されつ
つ下降することになる。
【0028】しかる後、テールゲート4dに対する荷物
の積み降しを行った後、荷物を積み込むべく油圧シリン
ダ20を縮短させて第1案内ローラ23および第2案内
ローラ24を順次介してワイヤ21がクロスメンバ19
内に引き寄せられると、先ずスライダ17がサブポスト
16内を各昇降ローラ41,42の転動により上昇し、
テールゲート4dをアームリンク22により水平状態に
保持しつつスライダ17を介して上昇させる。しかる
後、サブポスト16のストッパ26にスライダ17の上
端部が当接すると、スライダ17はサブポスト16を携
えてポスト15の後部室34内を上昇し、サブポスト1
6の上端がポスト15の後部室34上端に当接して両者
16,17の上昇動作を停止することにより、テールゲ
ート4dがデッキ面4aの後端位置に停止する。この場
合においても、スライダ17のウエブ40がサブポスト
16内を真直ぐに上昇し、テールゲート4dをアームリ
ンク22によりポスト15に対して水平状態に保持しつ
つ上昇させることになる。
【0029】このように、傾動枠2を車台1に対して後
傾させかつ該傾動枠2に対して荷台4を後方へ摺動させ
た状態で先端が地面に接地するテールゲート4dを歩み
板として機能させることにより、傾斜する荷台4に対し
て傾斜に適した自動車などの荷物の積み降しを円滑に行
う一方、傾動枠2を車台1に対して倒伏させかつ荷台4
を前方へ摺動させた水平状態の荷台4のデッキ面4aに
対して水平状態に開放するテールゲート4dを、油圧シ
リンダ20の伸縮動作に応じたワイヤ21の繰り出しま
たは引き寄せによるスライダ17を介したポスト15に
対する昇降移動によりアームリンク22による水平状態
を損なうことなく昇降移動させて、傾斜に適さない荷物
の積み降しを円滑に行えることになり、荷台4に対して
積み降す荷物の種類を限定することなく荷物の種類に応
じた積み降しを可能にし、荷物の運搬性を向上させるこ
とができる。
【0030】次に、本考案の第2実施例を図5および図
6に基づいて説明する。
【0031】この第2実施例は、上記第1実施例の積み
降し装置の構成を変更したものである(尚、上記実施例
と同一の部分については同一の符号を付してその詳細な
説明を省略する)。
【0032】すなわち、本例では、積み降し装置14
を、各一端が回動自在に支持されかつ各他端がテールゲ
ート4dの下端に回動自在に支持され、互いに平行運動
可能に揺動する一対の上側および下側アーム51,52
からなるリフト部材50と、一端が上記各アーム51,
52のうちの上側アーム51の中間部に回動自在に支持
されかつ他端が荷台4の後端下部に回動自在に支持され
たリフトシリンダ53と、基端が上記リフト部材50の
先端に回動自在に支持され、上記荷台4の後端において
該荷台4を閉塞するよう起立する閉塞位置とその閉塞位
置より後方へ開放して略水平に倒伏する開放位置との間
で開閉自在に設けられ、上記傾動枠2を後方へ傾動させ
かつ上記荷台4を後方へ摺動させた状態で先端が地面に
接地する位置まで開放させて荷台4に対する荷物の積み
降しを行う一方、上記傾動枠2を倒伏させかつ上記荷台
4を前方へ摺動させた状態で開放位置まで開放させ上記
リフトシリンダ53によるリフト部材50の揺動により
上記開放位置においてその水平状態を保ちつつ昇降移動
して荷台4に対する荷物の積み降しを行うためのテール
ゲート4dとを備えている。また、上記リフト部材50
およびリフトシリンダ53は、荷台枠4eの後端左右位
置において左右対称に設けられている。
【0033】上側アーム51は、車台1の後端下部に固
着された下方へ突出する支持プレート61の上部に対し
水平軸62を介して一端が軸支されている一方、テール
ゲート4dの下面(開放位置では前面)を車幅方向へ延
びる補強材63の側端部前側(開放位置では上側)に対
し水平軸64を介して他端が軸支されるようになってい
る。
【0034】下側アーム52は、一端側が開放する略U
字状のコンプレッションアーム65と、テールゲート4
dを水平状態および起立状態に開閉させる伸縮自在なテ
ールゲート開閉シリンダ66とからなる。上記コンプレ
ッションアーム65は、一端が上記支持プレート61の
下部に対し水平軸67を介して軸支されている。また、
上記テールゲート開閉シリンダ66は、基端側(チュー
ブ側)が上記コンプレッションアーム65の他端に取付
けられ、ロッド66aの先端が上記補強材63の後部
(開放位置では下部)に対し水平軸68を介して軸支さ
れている。
【0035】リフトシリンダ53は、上記コンプレッシ
ョンアーム65内に配されていて、上側リフト部材51
の中間部に固設されたブラケット69に水平軸70を介
してロッド53aの先端が軸支されかつ上記支持プレー
ト61下部の水平軸67上に基端が軸支されている。
【0036】そして、車両Vの荷台4に対して自動車な
どの傾斜に適している荷物を積み降す場合、荷台4が約
12°の傾斜角度となるように傾動枠2を傾動させかつ
傾動枠2に対して荷台4を後方へ摺動させた状態で、テ
ールゲート4dの先端が地面に接地するまでテールゲー
ト開閉シリンダ66を収縮させてテールゲート4dを開
放させることにより、このテールゲート4dを歩み板と
して機能させて、荷台4に対する自動車などの傾斜に適
している荷物の積み降しを円滑に行う。
【0037】一方、車両Vの荷台4に対して二輪車や引
越荷物などの傾斜に適さない荷物を積み降し装置14に
より積み降す場合、傾動枠2を倒伏させかつ傾動枠2に
対して荷台4を前方へ摺動させた状態で、テールゲート
4dが水平状態(図5に実線で示す位置)になるまでテ
ールゲート開閉シリンダ66を収縮させる。次いで、荷
物を降すべくリフトシリンダ53を収縮させると、図6
に示すように、上側および下側アーム51,52とが平
行リンク機構を構成して下方へ回動し、このリフトシリ
ンダ53の収縮による上側および下側アーム51,52
の揺動(回動)によりテールゲート4dが水平状態に保
持されつつ下降して地面に接地する。
【0038】その後、この状態でテールゲート4dに対
する荷物の積み降しを行った後、荷物を積み込むべくリ
フトシリンダ53を伸長させることにより、上側および
下側アーム51,52とを平行リンク機構を構成して上
方へ回動し、このリフトシリンダ53の伸長による上側
および下側アーム51,52の揺動によりテールゲート
4dが水平状態に保持されつつデッキ面4a後端位置ま
で上昇する。
【0039】このような積み降し装置14においても、
傾斜する荷台4に対して傾斜に適した自動車などの荷物
の積み降しを円滑に行える一方、傾斜に適さない二輪車
や引越荷物などの荷物の積み降しを円滑に行えることに
なり、荷台4に対して積み降す荷物の種類を限定させる
ことなく荷物の種類に応じた積み降しを可能とし、荷物
の運搬性を同様に向上させることができる。
【0040】尚、本考案は上記各実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記各実施例では、サイドゲート4c,4
cを前壁3bの略半分の高さの荷台4を搭載した車両V
について述べたが、天井壁を有する密閉型の荷台や、開
放不能な左右側壁を有する荷台や、さらに左右側壁を有
していない荷台などが搭載される車両であっても良いの
は勿論である。
【0041】また、上記第1実施例では、スライダ17
をサブポスト16を介してポスト15内に摺動自在に挿
入したが、サブポストを用いずにスライダがポスト内に
直接摺動自在に挿入されるようにしても良い。
【0042】さらに、上記第2実施例では、テールゲー
ト開閉シリンダ66によりテールゲート4dを開閉さ
せ、かつリフトシリンダ53によりテールゲート4dを
昇降させるようにしたが、1本のリフトシリンダのみに
より一対のアームを平行リンク運動させてテールゲート
を昇降させるように構成されていても良い。また、上記
第2実施例では、上側アーム51の中間部に、車台1の
後端下部に基端を支持するリフトシリンダ53の先端を
回動自在にしたが、下側アームの中間部にリフトシリン
ダの先端が回動自在に支持されていても良いのは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る車両を一部切欠いた状態の側
面図である。
【図2】第1実施例に係るポストの縦断側面図である。
【図3】図2に係るポストの側面図である。
【図4】第1実施例に係る積み降し装置を車両後方より
視た背面図である。
【図5】第2実施例に係る積み降し装置を側方より視た
テールゲート上昇時における説明図である。
【図6】図5に係るテールゲート下降時における説明図
である。
【符号の説明】
1 車台 2 傾動枠 4 荷台 4d テールゲート 14 積み降し装置 15 ポスト(支柱) 17 スライダ 20 油圧シリンダ(昇降移動手段) 50 リフト部材 51,52 アーム 53 リフトシリンダ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部が車台上に後方へ傾動可能に支持
    された傾動枠と、該傾動枠に対して前後方向に摺動可能
    に設けられた荷台と、該荷台の後端部に設けられた上下
    方向へ延びる支柱と、該支柱に上下方向に摺動自在に保
    持されたスライダと、該スライダを支柱に対して昇降移
    動させる昇降移動手段と、基端が上記スライダに回動自
    在に支持され、上記荷台の後端において該荷台を閉塞す
    るよう起立する閉塞位置とその閉塞位置より後方へ開放
    して略水平に倒伏する開放位置との間で開閉自在に設け
    られ、上記傾動枠を後方へ傾動させかつ上記荷台を後方
    へ摺動させた状態で先端が地面に接地する位置まで開放
    させて荷台に対する荷物の積み降しを行う一方、上記傾
    動枠を倒伏させかつ上記荷台を前方へ摺動させた状態で
    開放位置まで開放させ上記昇降移動手段によるスライダ
    を介した支柱に対する昇降移動により上記開放位置にお
    いてその水平状態を保ちつつ昇降移動して荷台に対する
    荷物の積み降しを行うためのテールゲートとを備えたこ
    とを特徴とする荷物運搬車の積み降し装置。
  2. 【請求項2】 後端部が車台上に後方へ傾動可能に支持
    された傾動枠と、該傾動枠に対して前後方向に摺動可能
    に設けられた荷台と、各々基端が上記荷台の後端下部に
    回動自在に支持された一対のアームよりなるリフト部材
    と、一端が上記リフト部材に連結されかつ他端が上記荷
    台の後端下部に連結され、該リフト部材を揺動させる伸
    縮自在なリフトシリンダと、基端が上記リフト部材の先
    端に回動自在に支持され、上記荷台の後端において該荷
    台を閉塞するよう起立する閉塞位置とその閉塞位置より
    後方へ開放して略水平に倒伏する開放位置との間で開閉
    自在に設けられ、上記傾動枠を後方へ傾動させかつ上記
    荷台を後方へ摺動させた状態で先端が地面に接地する位
    置まで開放させて荷台に対する荷物の積み降しを行う一
    方、上記傾動枠を倒伏させかつ上記荷台を前方へ摺動さ
    せた状態で開放位置まで開放させ上記リフトシリンダに
    よるリフト部材の揺動により上記開放位置においてその
    水平状態を保ちつつ昇降移動して荷台に対する荷物の積
    み降しを行うためのテールゲートとを備えたことを特徴
    とする荷物運搬車の積み降し装置。
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