JPH06305355A - 脱着可能に且つダンプ可能にコンテナを支持する荷役車両 - Google Patents

脱着可能に且つダンプ可能にコンテナを支持する荷役車両

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JPH06305355A
JPH06305355A JP9961593A JP9961593A JPH06305355A JP H06305355 A JPH06305355 A JP H06305355A JP 9961593 A JP9961593 A JP 9961593A JP 9961593 A JP9961593 A JP 9961593A JP H06305355 A JPH06305355 A JP H06305355A
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KODAIRA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作の簡単な且つ構成も簡単な機構を有する
脱着可能に且つダンプ可能にコンテナを支持する荷役車
両を提供する。 【構成】 L型アーム11の後端は、スイングフレーム
7の中間位置に枢支され、スイングフレーム7には、L
型アームのフック22に係合する位置と荷台のロックゲ
ート25に係合する位置の間を移動するスライド部材2
1が取付けられ、スライド部材22とコンテナ3の底面
のフック19に係合するロックアーム30とは第1ロッ
ド32と第2ロッド33とによって相互に連結され、こ
こに回転リンク35が設けられ、このリンクがサブシリ
ンダ39によって操作され、荷台をダンプ可能にした
り、脱着可能にしたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱着可能に且つダンプ
可能に塵芥収集等に使用されるコンテナを支持する荷役
車両に関する。
【0002】
【従来の技術】脱着可能に且つダンプ可能にコンテナを
支持する荷役車両は、よく知られている。この荷役車両
は、コンテナを支持する車台を有し、車台後端側に枢支
されて車台前方にコンテナの途中まで延びるスイングフ
レームと、該スイングフレームの前方部分から車台前方
にコンテナ前端まで延びる第1部分及びコンテナ前端か
らコンテナの前面に沿って第1部分に直交して延び先端
にコンテナを固定するフックを有する第2部分から成る
L型アームと、車台前方に設けられ、前記L型アームの
第1部分を車台前方側から押上げるピストンロッドを有
するメインシリンダとを備え、前記スイングフレームを
前記L型アームの第1部分に一体的に連結してメインシ
リンダを動作させることによりコンテナをダンプさせ、
スイングフレームを車台に固定してL型アームが第1部
分の後端を中心に回転するようにメインシリンダを動作
させることによりコンテナを車台から外すことができる
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる荷役車両は、コ
ンテナをダンプできるだけでなく、一杯になったコンテ
ナを車台から取り外し、空のコンテナを積載して目的地
へ向かうことができるので、塵芥収集等に多用されてい
る。従来の脱着可能に且つダンプ可能にコンテナを支持
する荷役車両は、停止及び走行時、ダンプ時、及び脱着
時において、L型アームとスイングフレームとの連結及
びその取り外しの機構と、スイングフレームとコンテナ
下面のロック手段との連結及びその取り外しの機構と別
々に構成されており、その操作がやや複雑であり、構成
も複雑であった。
【0004】従って、本発明の目的は、操作の簡単な且
つ構成も簡単な機構を有する脱着可能に且つダンプ可能
にコンテナを支持する荷役車両を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、コンテナを支持する車台を有し、
車台後端側に枢支されて車台前方にコンテナの途中まで
延びるスイングフレームと、該スイングフレームの前方
部分から車台前方にコンテナ前端まで延びる第1部分及
びコンテナ前端からコンテナの前面に沿って第1部分に
直交して延び先端にコンテナを固定するフックを有する
第2部分から成るL型アームと、車台前方に設けられ、
前記L型アームの第1部分を車台前方側から押上げるピ
ストンロッドを有するメインシリンダとを備え、前記ス
イングフレームを前記L型アームの第1部分に一体的に
連結してメインシリンダを動作させることによりコンテ
ナをダンプさせ、スイングフレームを車台に固定してL
型アームが第1部分の後端を中心に回転するようにメイ
ンシリンダを動作させることによりコンテナを車台から
外すことができる、脱着可能に且つダンプ可能にコンテ
ナを支持する荷役車両であって、前記L型アームの第1
部分の後端は、前記スイングフレームの中間位置に枢支
され、スイングフレームの前方部分には、L型アームの
ロック手段に係合する位置と車台のロック手段に係合す
る位置との間を移動するスライド部材が取付けられ、ス
イングフレームの後方部分の側面には、コンテナ底面の
ロック手段に係合する位置とその係合が外れる位置との
間で旋回するロックアームが取付けられ、前記スライド
部材と前記ロックアームとは、スライド部材から延びる
第1のロッドとロックアームから延びる第2のロッドと
によって相互に連結されており、該連結部分には、中間
部分がスイングフレームの側面に回転可能に支持された
リンクの一端が枢支されており、該リンクの他端は、車
台後方に設けられてリンクを前後に回転させるサブシリ
ンダのピストンロッドに枢支されており、車両の停止及
び走行並びにコンテナのダンプのときには、スライド部
材がL型アームのロック手段に係合し且つロックアーム
がコンテナのロック手段に係合するように、サブシリン
ダがリンクを第1の位置に回転させ、コンテナの脱着の
ときには、スライド部材が車台のロック手段に係合し且
つロックアームがコンテナのロック手段から外れるよう
に、サブシリンダがリンクを第2の位置に回転させるこ
とを特徴とする荷役車両が提供される。
【0006】また、本発明によれば、前記の荷役車両に
用いる、コンテナ底面のロック手段としてのコンテナ底
面と一定の間隔をおいて前方に延びるフックに係合する
ように旋回するロックアームは、その上部が、前記フッ
クに係合し、下部は前後方向に離れた2つの位置でそれ
ぞれ別の支持アームの一端に枢支され、各支持アームの
他端は、ロックアームの上方に延び且つ前記一端より更
に前後方向に離れた位置において、スイングフレームに
枢支されており、第2ロッドは支持アームの枢支位置と
ロックアーム上部との間に連結されている。これによっ
て、ロックアームは旋回してもその上端部は、フックに
対してほぼ平行に移動でき、ロックアームのフックへの
係合が確実にできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。本発明に係る荷役車両1は、車台2に載置
されたコンテナ3が、図1の停止及び走行状態と、図2
のダンプ状態と、図3の脱着状態とにできる。これらの
状態を可能にするのは、基本的には、車台後端側に、ロ
ーラ4のシャフト5によって枢支されて車台前方にコン
テナの途中まで延びるスイングフレーム7と、スイング
フレーム7の前方部分から車台前方にコンテナ前端まで
延びる第1部分8及びコンテナ前端からコンテナ3の前
面に沿って第1部分8に直交して延び先端にコンテナを
固定するフック9を有する第2部分10から成るL型ア
ーム11と、車台前方に設けられ、L型アーム11の第
1部分8を車台前方側から押上げるピストンロッド12
を有するメインシリンダ13とからなる機構である。こ
れらにより、図1の停止及び走行状態から、スイングフ
レーム7をL型アーム11の第1部分8に一体的に連結
してメインシリンダ13を動作させることにより、図2
のようにコンテナ3をダンプさせる。また、スイングフ
レーム7を車台フレーム15に固定してL型アーム11
が第1部分8の後端のシャフト16を中心に回転するよ
うにメインシリンダ13を動作させることにより、図3
のコンテナ3を車台2から外すことができる。
【0008】コンテナ3の前方の上端には、L型アーム
11の第2部分10のフック9に係合するロッド17が
設けられ、コンテナ3が外れるのを防止しており、図3
の脱着動作においてL型アーム11が更に後方へ回転さ
せられて、フック9がロッド17から外れると、コンテ
ナ3が車台2から取り外される。車台フレーム15の後
端に設けられたローラ5は、コンテナ3の脱着に際して
コンテナの移動を容易にするためのものである。また、
コンテナ3の前後の端部には、取り外し後において、単
独で移動できるように、ローラ18が設けられている。
更に、コンテナ3の底面には、車台2に対して上下方向
の動きをロックするため、コンテナ底面と一定の間隔を
おいて前方に延びるフック19が設けられている。この
フックはコンテナ3を取付ける場合において、適正に配
置する場合のガイドとしても機能する。
【0009】図1の停止及び走行状態、図2のダンプ状
態及び図3の脱着状態に、それぞれ動作させるのは、ス
イングフレーム7の側面に設けられた、本発明の重要な
特徴となる機構である。かかる機構の詳細が、図4〜図
7に示されているので、これらの図面も参照されたい。
図4に示すように、スイングフレーム7は、左右の車台
フレーム15、15に沿って、その内側に一対設けられ
ている。また、L型アーム11はスイングフレーム7、
7の間の中央に1本配置され、第1部分8の中間位置に
メインシリンダ13からのピストンロッド12が連結さ
れている。L型アーム11をスイングフレーム7に回転
自在に取付けるための第1部分の後端のシャフト16は
スイングフレームの中間位置に設けられている。
【0010】更に図5も参照すると、スイングフレーム
7の前方部分には、スイングフレーム7の外側を入れ子
式にスライドするパイプ形状のスライド部材21が設け
られている。このスライド部材21の上方には、L型ア
ーム11の第1部分8からロック用フック22を備えた
アーム23が延びている。また、スイングフレーム7の
前方の側で、車台フレーム15、15の間に渡された横
フレーム24にはロックゲート25が設けられている。
スライド部材21には、L型アームのロック用フック2
2に係合するロックピン27が左右に突出して設けら
れ、係合状態においてはスイングフレーム7とL型アー
ム11とが一体的に連結される。ロック用フック22と
ロックピン27との関係は、図7にも詳しく示されてい
るので参照されたい。また、スライド部材21の前方端
部28は、ロックゲート25に入り込んで係合するよう
に細く形成されており、係合によって、スイングフレー
ム7が車台フレーム15に固定される。スライド部材2
1は、図4及び図5に示す、ロックピン27がL型アー
ムのロック用フック22に係合する位置と、図6に示
す、前方端部28がロックゲート25に係合する位置と
の間を、スイングフレーム7に沿って移動する。
【0011】スイングフレーム7の後方部分29の側面
には、コンテナ底面のロック手段となるフック19に係
合する位置とその係合が外れる位置との間で旋回するロ
ックアーム30が取付けられている。前記したスライド
部材21とロックアーム30とは、スライド部材21か
ら延びる第1のロッド32とロックアーム30から延び
る第2のロッド33とによって相互に連結されている。
そして、その連結部分には、中間部分がスイングフレー
ム7の側面に設けられたピン34によって回転可能に支
持されたリンク35、36の一端が枢支されている。な
お、リンク35及び36は多少形状が違っていて第1ロ
ッドと第2ロッドとの連結に適するように形成されてい
る。しかし、機能の面では同じであるので、以下の説明
では、リンク35を代表として説明する。一対のリンク
の他端(下端)には横ロッド37が渡されている。この
横ロッド37と車台後方との間には、サブシリンダ39
が設けられている。更に詳しくは、サブシリンダ39の
端部が、スイングフレーム7、7の間に渡された横フレ
ーム40に枢支され、サブシリンダ39から延びるピス
トンロッド41が横ロッド37に枢支されている。従っ
て、サブシリンダ39の動作によってピストンロッド4
1が延びた状態にあれば、図4及び図5に示すように、
スライド部材21のロックピン27がL型アームのロッ
ク用フック22に係合し、ロックアーム30がコンテナ
のフック19に係合するように、リンク35は第1の位
置に回転させられている。そして、図6に示すように、
ピストンロッド41が縮んだ状態にあれば、スライド部
材21のロックピン27がL型アームのロック用フック
22の係合から外れてスイングフレームの前方端部28
がロックゲート25に係合し、ロックアーム30がコン
テナのフック19との係合が外れるように、リンク35
が第2の位置に回転させられている。
【0012】更に、図2に示すコンテナ3のダンプのと
き、スライド部材21のロックピン27がL型アームの
ロック用フック22に係合した状態を維持して、L型ア
ーム11とスイングフレーム7の一体的連結を維持する
ロック装置43がスイングフレーム7の側面に設けられ
ている。ロック装置43は、スライド部材21の後端に
設けられたロックピン44に係合するよう枢支点45を
中心に回転するフック46と、フック46を係合位置と
非係合位置との間で回転させるように支点47で枢支さ
れたリンク48と、リンク48とスイングフレーム7と
の間に設けられてフック46をロックピン44に係合す
る位置に付勢するばね49とから成り、リンク48の端
部50は、車台フレーム15に設けられたストッパ51
に当接するようになっている。この当接によって、スイ
ングフレーム7が、車台フレーム15に接面している限
り、フック46はロックピン44に係合しない。しか
し、図2のダンプ動作に見られるように、コンテナ3が
車台2から上昇して、スイングフレーム7が車台フレー
ム15から離れると、ばね49の付勢により、フック4
6はロックピン44に係合し、スライド部材21の移動
を阻止して、スライド部材21のロックピン27がL型
アームのロック用フック22に係合した状態を維持す
る。
【0013】コンテナ3の底面のフック19に係合する
ロックアーム30は、旋回によってフック19に係合す
る。フック19はコンテナ底面との間の隙間が一定の直
線状に形成されているので、ロックアーム30を単純に
旋回させたのでは、その隙間に中々入らない。このロッ
クアームを平行にスライドさせるように構成すると係合
は容易であるが機構的に複雑になってしまう。そこで、
本発明においては、ロックアーム30が旋回しても、フ
ック30にはほぼ直線状に係合する機構が設けられてい
る。かかる機構について、図8〜図10を参照して詳し
く説明する。ロックアーム30の下部は車台の前後方向
に離れた2つの支点53、54でそれぞれ別の支持アー
ム55、56の一端に枢支され、また、支持アーム5
5、56の他端は、ロックアームの上方に延び且つ支持
アームの一端より更に前後方向に離れた位置にある別々
の支点57、58においてスイングフレーム7に枢支さ
れている。第2ロッド33は支持アーム56の支点58
とロックアーム上部との間に連結されている。かかる構
成によって、リンク35を回転させると、図10に示さ
れるように移動し、ロックアーム30の上端部分59の
運動の軌跡60は、ほぼ直線状を成し、ロックアーム3
0の旋回でもフック19に容易に係合することが分か
る。
【0014】かかる構成でなる荷役車両1の動作におい
て、先ず、停止及び走行状態では、図1のように、コン
テナ3は車台2の上に載置されたままであり、サブシリ
ンダ39、リンク35、ロックアーム30、スライド部
材21は、図5に示す位置にある。特に、ロックアーム
30はコンテナ底面フック19に係合しており、コンテ
ナ3の上下の揺れを防止している。
【0015】図2に示すダンプ動作時においても、サブ
シリンダ39、リンク35、ロックアーム30、スライ
ド部材21は、図5に示す位置にある。従って、ロック
アーム30はフック19に係合しており、更に、スライ
ド部材21のロックピン27がL型アームのロック用フ
ック22に係合してL型アーム11とスイングフレーム
7が一体的に連結されている。そして、メインシリンダ
13を動作させて、ピストンロッド12を延ばすと、一
体的に連結されたL型アーム11とスイングフレーム7
がシャフト5を中心に回転してコンテナ3は傾斜すなわ
ちダンプさせられる。このダンプ動作により、コンテナ
3が車台2から上昇して、スイングフレーム7が車台フ
レーム15から離れると、ロック装置43のばね49の
付勢によりフック46はロックピン44に係合し、ロッ
ク装置43が、スライド部材21の移動を阻止して、ス
イングフレーム7とL型アーム11との一体的連結を維
持する。なお、ダンプの下降は、単に、メインシリンダ
13のピストンロッド12を縮めればよい。
【0016】図3に示すように、コンテナ3の脱着のと
きには、サブシリンダ39のピストンロッド41が縮め
られ、リンク35が、図5の第1位置から図6の第2位
置に回転させられ、これによって、第2ロッド33が移
動してロックアーム30がフック19から離れるように
旋回させられ、また、第1ロッド32が移動して、スラ
イド部材21がスイングフレーム7に沿って前方に移動
させられ、スライド部材21のロックピン27がL型ア
ームのロック用フック22の係合から外れてスイングフ
レームの前方端部28がロックゲート25に係合する。
従って、スイングフレーム7は、固定した車台フレーム
15に連結されて固定される。この状態で、メインシリ
ンダ13を動作させて、ピストンロッド12を延ばす
と、L型アーム11だけがシャフト16を中心に回転し
てコンテナ3は傾斜しつつ、ローラ4を回転させて後方
側に移動させられる。そのまま、更に、ピストンロッド
12を延ばせば、どんどんコンテナ3は傾斜しつつ、後
方側に移動させられ、最後には、L型アーム11のフッ
ク9がコンテナ3のロッドから外れ、コンテナ3は車台
2から地上へと置かれる。コンテナ3の取付けも、逆の
操作をすればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、スイングフレームの前
方部分を長くしスライド部材を設けてダンプ動作時には
スイングフレームをL型アームへ一体的に連結し且つ脱
着動作時にはスイングフレームを車台フレームに一体的
に連結して両動作を確実にし、しかも、1つのサブシリ
ンダの動作だけで、前記スイングフレームのL型アーム
及び車台フレームへの連結だけでなくコンテナ底面のフ
ックへのロック及びその解除も行い、これにより、簡単
な構造で、簡単に操作できる、着脱可能に且つダンプ可
能にコンテナを支持する荷役車両を提供される。
【0018】また、本発明によれば、ロックアームは、
下部は前後方向に離れた2つの位置でそれぞれ別の支持
アームに枢支され、各支持アームの他端は、ロックアー
ムの上方に延び且つ前記一端よりも更に前後方向に離れ
た位置において、スイングフレームに枢支されており、
第2ロッドは支持アームの枢支位置とロックアーム上部
との間に連結されているので、ロックアームは旋回して
もその上端部は、フックに対してほぼ直線状に出入りで
き、旋回アームという簡単な構成で、ロックアームのフ
ックへの係合が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】停止及び走行状態にある、本発明に係る荷役車
両の側面図である。
【図2】ダンプ動作状態にある、本発明に係る荷役車両
の側面図である。
【図3】脱着状態にある、本発明に係る荷役車両の側面
図である。
【図4】停止及び走行状態にある、車台の平面図であ
る。
【図5】停止及び走行状態にある、車台の側面図であ
る。
【図6】脱着動作状態に入る前の状態にある、車台の側
面図である。
【図7】図4のA−A線断面図である。
【図8】車台のロックアーム部分の拡大側面図である。
【図9】ロックアームを図8の左側から見た側面図であ
る。
【図10】ロックアームの旋回運動を示す図である。
【符号の説明】
1 荷役車両 2 車台 3 コンテナ 4 ローラ 5 シャフト 7 スイングフレーム 8 L型アームの第1部分 9 フック 10 L型アームの第2部分 11 L型アーム 12 ピストンロッド 13 メインシリンダ 15 車台フレーム 16 枢支軸としてのシャフト 19 コンテナ底面のフック 21 スライド部材 22 ロック用フック 25 ロック用ゲート 27 ロックピン 28 スライド部材の前方部分 30 ロックアーム 32 第1ロッド 33 第2ロッド 35 リンク 39 サブシリンダ 43 ロック装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナを支持する車台を有し、車台後
    端側に枢支されて車台前方にコンテナの途中まで延びる
    スイングフレームと、該スイングフレームの前方部分か
    ら車台前方にコンテナ前端まで延びる第1部分及びコン
    テナ前端からコンテナの前面に沿って第1部分に直交し
    て延び先端にコンテナを固定するフックを有する第2部
    分から成るL型アームと、車台前方に設けられ、前記L
    型アームの第1部分を車台前方側から押上げるピストン
    ロッドを有するメインシリンダとを備え、前記スイング
    フレームを前記L型アームの第1部分に一体的に連結し
    てメインシリンダを動作させることによりコンテナをダ
    ンプさせ、スイングフレームを車台に固定してL型アー
    ムが第1部分の後端を中心に回転するようにメインシリ
    ンダを動作させることによりコンテナを車台から外すこ
    とができる、脱着可能に且つダンプ可能にコンテナを支
    持する荷役車両において、 前記L型アームの第1部分の後端は、前記スイングフレ
    ームの中間位置に枢支され、スイングフレームの前方部
    分には、L型アームのロック手段に係合する位置と車台
    のロック手段に係合する位置との間を移動するスライド
    部材が取付けられ、スイングフレームの後方部分の側面
    には、コンテナ底面のロック手段に係合する位置とその
    係合が外れる位置との間で旋回するロックアームが取付
    けられ、前記スライド部材と前記ロックアームとは、ス
    ライド部材から延びる第1のロッドとロックアームから
    延びる第2のロッドとによって相互に連結されており、
    該連結部分には、中間部分がスイングフレームの側面に
    回転可能に支持されたリンクの一端が枢支されており、
    該リンクの他端は、車台後方に設けられてリンクを前後
    に回転させるサブシリンダのピストンロッドに枢支され
    ており、車両の停止及び走行並びにコンテナのダンプの
    ときには、スライド部材がL型アームのロック手段に係
    合し且つロックアームがコンテナのロック手段に係合す
    るように、サブシリンダがリンクを第1の位置に回転さ
    せ、コンテナの脱着のときには、スライド部材が車台の
    ロック手段に係合し且つロックアームがコンテナのロッ
    ク手段から外れるように、サブシリンダがリンクを第2
    の位置に回転させることを特徴とする荷役車両。
  2. 【請求項2】 コンテナのダンプのとき、スライド部材
    がL型アームのロック手段に係合するのを維持するロッ
    ク装置がスイングフレームの側面に設けられており、該
    ロック装置は、コンテナが車台から上昇すると動作する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の荷役車両。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の荷役車両に用いる、コ
    ンテナ底面のロック手段としてのコンテナ底面と一定の
    間隔をおいて前方に延びるフックに係合するように旋回
    するロックアームであって、 該ロックアームの上部は、前記フックに係合し、下部は
    前後方向に離れた2つの位置でそれぞれ別の支持アーム
    の一端に枢支され、各支持アームの他端は、ロックアー
    ムの上方に延び且つ前記一端より更に前後方向に離れた
    位置において、スイングフレームに枢支されており、第
    2ロッドは支持アームの枢支位置とロックアーム上部と
    の間に連結されていることを特徴とするロックアーム。
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