JPS61202944A - コンテナ積卸し車輌 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　　産業上の利用分野 本発明はコンテナをシャシフレーム上より地上へ、地上
よりシャシフレーム上にそれぞれ積卸しを行う一方、コ
ンテナをシャシフレーム上で後方傾動させることができ
るようにしたコンテナ積卸し車輌の分野で利用されるも
のである。

（ｂ）　　従来の技術 従来のコンテナ積卸し車輌は、第７図に示すようにシャ
シフレーム（０１）の後端部に後方傾動可能なダンプフ
レーム（０２）を軸支（０３）　Ｌ、このダンプフレー
ム（０２）にＬ字状の荷役用アーム（０４）を前後回動
可能に軸支（０５）　Ｌ、前記ダンプフレーム（０２）
にはコンテナ（０６）の接片（０７）に保税する係合ア
ーム（０８）を設けており、第８図に示すようにコンテ
ナ（０６）の接片（０７）と係合アーム（０８）とを係
合させた後、油圧シリンダ（０９）を伸長させ、コンテ
ナ（０６）を軸支（０３）部を中心として後方傾動させ
てコンテナ（０６）内の積載物を排出している途中に不
注急により係合アーム（０８）と接片（０７）との係合
を解除させると、ダンプフレーム（０２）が反時計方向
に荷役用アーム（０４）が時計方向にそれぞれ回動し、
コンテナ（０６）が急激に後方へ落下し、きわめて危険
であるという問題があった。

（Ｃ１発明が解決しようとする問題点 本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、
油圧シリンダの一端を軸支する荷役用アーム側の軸支ピ
ンに左右一対のフックを設はコンテナの後方傾動時に前
記フックを自動的にダンプフレームの先端に設けた延長
フレームに係合させて、コンテナの後方傾動時不注意に
より係合アームと、接片との係合を解除させてもコンテ
ナが落下するのを防止したものである。

（ｄ）　　問題点を解決するための手段本発明の特徴と
するところは、シャシフレームの後端部に後方傾動可能
なダンプフレームを軸支し、このダンプフレームにＬ字
形の荷役用アームを前後回動可能に軸支し、前記シャシ
フレームと荷役用アームとの間には油圧シリンダを設け
、前記荷役用アームを回動させることにより、コンテナ
の積卸しができ、また係合アームをコンテナに係合させ
ることによってコンテナを後方傾動させることができる
ようにしたコンテナ積卸し車輌において、前記ダンプフ
レームの前端に延長フレームを設け、前記油圧シリンダ
の一端を軸支する荷役用アーム側の軸支ピンには左右一
対のフックを回動可能に設け、前記フ、りは延長フレー
ムに係脱自在としたことである。

（Ｇ）実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。

第１図及び第２図において、＋１１はシャシフレーム、
（２）はシャシフレーム（１）上に固定したサブフレー
ム、（３）はサブフレーム（２）の後端部に軸支（４）
し、後方傾動できるダンプフレーム、（５）はダンプフ
レーム（３）の先端部に軸支（６）シ、前後回動できる
Ｌ字状の荷役用アーム、（７）はシャシフレーム（ｌｌ
上に搭載できるコンテナ、（８）は荷役用アーム（５）
とサブフレーム（２）間に設けた油圧シリンダで、この
油圧シリンダ（８）の作動によりコンテナ（７）をシャ
シフレーム（１１上より地上へ、又地上よリシャシフレ
ーム（１１へそれぞれ積卸しを行うことができ、さらに
ダンプフレーム（３）とコンテナ（７）とを後述する固
縛装置（９）により固縛したとき油圧シリンダ（８）の
作動によりコンテナ（７）を後方傾動させることができ
るようになっている。

ＱＯ）は前記油圧シリンダ（８）の一端を軸支する荷役
アーム（５）側の軸支ピンであり、この軸支ピンＱＯ）
には左右一対のフック（１１）　　（１１）が回動自在
に設けられている。

（１２）はダンプフレーム（３）の先端を荷役用アーム
（５）の軸支（６）部より前方に延出させた延出フレー
ムであり、この延出フレーム（１２）の先端は前記フッ
ク（１１）に対応させである。

前記フック（１１）は端部に傾斜部（１３）を有してお
り、スプリング（１４）等の弾発部材により反時計方向
に回動付勢される。

（１５）はサブフレーム（２）に固着され、コンテナ（
７）の伏倒時に、フック（１１）の傾動部（１３）が当
接して、フック（１１）を時計方向に回動させる解除部
材である。

前記固縛装置（９）は第３図に示すようにコンテナ（７
）の底面に固着した接片（１６）とダンプフレーム（３
）に前後揺動自在に軸支し、接片（１６）に係合する係
合アーム（１７）とにより構成されている。

尚、（１８）は係合アーム（１７）を作動させる油圧シ
リンダであり、（２０）は荷役用アーム先端をコンテナ
（７）の前面に係止させる掛金であり、（２１）はフッ
ク（１１）の時計方向の回動を規制する規制部材である
。

ところで本発明はフックを延長フレームの先端下面に係
脱自在としているが、延長フレームの先端下面に限るこ
となく、延長フレームであればどこに係脱自在としても
よい。

本発明は前記の如き構成で、シャシフレーム（１）上の
コンテナ（７）を地上へ、地上のコンテナ（７）をシャ
シフレーム（１）上へ積卸しする第１図に示す操作につ
いて説明すると、ダンプフレーム（３）がシャシフレー
ム（１）上面にある場合には、係合アーム（１７）とコ
ンテナ（７）の接片（１６）とは係合しており、フック
（１１）の傾斜部（１３）と解除部材（１５）とは当接
しているので、まず油圧シリンダ（１８）を縮小させて
係合アーム（１７）と接片（１６）との係合を外し、次
に油圧シリンダ（８）を伸長させると、荷役用アーム（
５）は軸支（６）部を中心にして後方に回動し、これに
よりコンテナ（７）を地上に卸すことができる。

油圧シリンダ（８）を前記とは逆に縮小させると、荷役
用アーム（５）は前方回動して地上のコンテナ（７）を
シャシフレーム（１）上に積込むことができる。

次に第２図に示すようにコンテナ（７）をシャシフレー
ム（１）上で後方傾動させる場合には、油圧シリンダ（
１８）を伸長させて係合アーム（１７）と接片（１６）
とを係合させ、油圧シリンダ（８）を伸長させると、コ
ンテナ（７）は軸支（４）部を中心にして後方に傾動し
、コンテナ（７）内の積載物を排出させる。

このとき、フック（１１）の傾斜部（１３）と解除部材
（１５）との当接が解除され、スプリング（１４）によ
りフック（１１）が反時計方向に回動してフック（１１
）と延出フレーム００）先端下部とが係合している。

次に油圧シリンダ（８）を前記とは逆に縮小させると、
コンテナ（７）をシャシフレーム（１１上に降下させる
ことができる。

このときフック（１１）の傾斜部（１３）が解除部材（
１５）により時計方向に回動され、フック（１１）と延
出フレームαＯ）先端下部との係合は外れている。

ところで、第６図に示すようにコンテナ（７）を後方傾
動させた状態で不注意により係合アーム（１７）と接片
（１６）との係合を解除させても、フック（１１）と延
長フレーム（１２）前端下面とが係合しているので、コ
ンテナ（７）が落下することはない。

（ｆ）　　発明の効果 以上の如く本発明は、油圧シリンダの一端を軸支する荷
役用アーム側の軸支ピンに左右一対のフックを回動自在
に設け、コンテナの後方傾動時にフックを自動的に延長
フレームに係合させるようにしたので、コンテナの後方
傾動時、不注意により係合アームと接片との係合を解除
させても、コンテナが落下することはない。更に油圧シ
リンダの軸支ピンとフックの軸支ピンとを兼用したので
、フックの軸支ピンのプラケットが不要となり、原価低
減となる。

【図面の簡単な説明】 第１図はコンテナを積卸しする状態を示すコンテナ積卸
し車輌の全体側面図、第２図はシャシフレーム上でコン
テナをダンプさせた状態を示すコンテナ積卸し車輌の全
体側面図、第３図は固縛装置の断面詳細図、第４図は本
発明の要部を示す断面詳細図、第５図は第４図のＡ−Ａ
断面図、第６図は第２図の要部詳細図、第７図及び第８
図は従来のコンテナ積卸し車輌の全体側面図である。 （１）はシャシフレーム、（３）はダンプフレーム、（
５）は荷役用アーム、（７）はコンテナ、（８）は油圧
シリンダ、α０）は軸支ピン、　（１１）はフック、（
１２）は延出フレーム、（１６）は接片、（１７）は係
合アームである。 出願人　　極東開発工業株式会社 弊３図 算４　図 ４７　区 界８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シャシフレームの後端部に後方傾動可能なダンプフレー
   ムを軸支し、このダンプフレームにＬ字形の荷役用アー
   ムを前後回動可能に軸支し、前記シャシフレームと荷役
   用アームとの間には油圧シリンダを設け、前記荷役用ア
   ームを回動させることにより、コンテナの積卸しができ
   、また係合アームをコンテナに係合させることによって
   コンテナを後方傾動させることができるようにしたコン
   テナ積卸し車輌において、前記ダンプフレームの前端に
   延長フレームを設け、前記油圧シリンダの一端を軸支す
   る荷役用アーム側の軸支ピンには左右一対のフックを回
   動可能に設け、前記フックは延長フレームに係脱自在と
   したことを特徴とするコンテナ積卸し車輌。