JPH063707Y2 - ダンプ兼用車両輸送車における支持脚装置 - Google Patents

ダンプ兼用車両輸送車における支持脚装置

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JPH063707Y2
JPH063707Y2 JP1988148619U JP14861988U JPH063707Y2 JP H063707 Y2 JPH063707 Y2 JP H063707Y2 JP 1988148619 U JP1988148619 U JP 1988148619U JP 14861988 U JP14861988 U JP 14861988U JP H063707 Y2 JPH063707 Y2 JP H063707Y2
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JP
Japan
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vehicle body
vehicle
dump
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dump frame
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JP1988148619U
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JPH0268228U (ja
Inventor
裕章 栗山
泰志 前田
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案はダンプ兼用車両輸送車に使用される支持脚の分
野で利用されるものである。
(b)従来の技術 従来。ダンプ兼用車両輸送車に使用される支持脚は車体
側に車体用支持脚を回動可能に設け、荷台側に荷台用支
持脚を垂設し、荷台を後方移動させることにより車体用
支持脚が荷台用支持脚の規制から解除されるとともに車
体に設けたスプリングに付勢されて張出位置に回動し、
荷台を前方移動させることにより荷台側の係合部材が車
体用支持脚のガイド片に当接し、スプリングに抗して車
体用支持脚を格納位置に回動させるようになっている。
(c)考案が解決しようとする課題 ところで、前記構造においては輸送車をダンプカーとし
て使用する場合には荷台が第4図の格納状態から第6図
のフルダンプ状態(約50〜60度)になるが、それに
伴なって荷台用支持脚も回動することになる。
そのため格納状態に保持されていた車体用支持脚が更に
回動され、車体用支持脚を付勢しているスプリングが更
に伸ばされることになるためスプリングが破損する危険
がある。
本考案は上述の問題を解決するためになされたもので、
その目的は荷台をフルダンプさせた場合でも車体用支持
脚を付勢しているスプリングを車体用支持脚時の伸び以
上に伸びないようにしてスプリングの破損を防止するよ
うにしたダンプ兼用車両輸送車における支持脚装置を提
供するものである。
(d)課題を解決するための手段 本考案は前記の問題点を解決するもので、車体上にヒン
ジブラケットを介してダンプフレームを傾動可能に設
け、前記ダンプフレームには荷台を前後移動可能に設
け、ダンプフレームとともに荷台をフルダンプさせて排
出作業を行い、ダンプフレームを所定角度ダンプさせ、
ダンプフレームに沿って荷台を後方移動させて車両の積
卸しを行なうダンプ兼用車両輸送車において、前記車体
の後部には前記ヒンジブラケットと同一回動中心となる
ように車体用支持脚を設け、前記車体用支持脚にはガイ
ド片を設けるとともにヒンジブラケット若しくはダンプ
フレームとの間に張出し方向に付勢するスプリングを設
け、一方前記荷台後部には荷台用支持脚を垂設し、前記
荷台用支持脚には荷台をダンプフレーム上に格納した際
に前記ガイド片に係合して車体用支持脚を格納方向に回
動させる係合部材を設け、前記車体後部には車体用支持
脚を張出位置で回動規制するストッパ部材を設けてなる
ダンプ兼用車両輸送車における支持脚装置に関するもの
である。
(e)作用 車両の積卸しを行なう場合にはダンプフレームを所定角
度傾動させ、その後、荷台を後方に移動させて荷台用支
持脚を接地させ、車両の積卸しを行なう。
その際、荷台用支持脚が後方に移動するため、それまで
車体用支持脚のガイド片に係合していた係合部材が外
れ、車体用支持脚がスプリングに付勢されて張出位置ま
で回動しストッパ部材に当接して停止するダンプカーと
して使用する場合には荷台を最前方位置に固定した状態
で荷台をフルダンプさせる。
その際、車体用支持脚は、荷台用支持脚の回動にて格納
位置から更に回動するが、スプリングを止めているヒン
ジブラケット若しくはダンプフレームも一体となって回
動するためのスプリングの伸びはほとんど変化しない。
(f)実施例 以下実施例を図面にて説明すると、(1)は車体で、該車
体(1)にはダンプフレーム(2)が設けられている。
前記ダンプフレーム(2)の後端にはヒンジブラケット(3)
が垂設され、このヒンジブラケット(3)をヒンジシャフ
ト(4)にて車体(1)に枢支することにより、ダンプフレー
ム(2)を傾動させうるようになっている。
また前記車体(1)とダンプフレーム(2)との間には傾動装
置(5)が設けられ、傾動装置(5)の一部であるダンプ用シ
リンダ(6)を伸長させることによりダンプフレーム(2)を
フルダンプ位置(約50〜60度)まで傾動させうるように
なっている。
前記ダンプフレーム(2)には荷台(7)を搭載し、ダンプフ
レーム(2)と荷台(7)との間には前後方向に延びたスライ
ド用シリンダ(8)を設けてあり、スライド用シリンダ(8)
を伸長させると荷台(7)は後方に移動するようになつて
いる。
前記荷台(7)には後方煽戸(9)を有し、上下を固縛して荷
台(7)後方を閉鎖している。
前記上下固縛のいずれか一方を解除すると、後方煽戸
(9)を回動させて開くことができ、特に上の固縛を解除
した場合には後方煽戸(9)があゆみ板の役目を果たすよ
うになっている。
(10)は荷台(7)後部下方に垂設された荷台用支持脚で、
該荷台用支持脚(10)は下部にローラ(11)が軸(12)支さ
れ、このローラ(11)が接地することにより荷台(7)を支
持するようになっており、また荷台用支持脚(10)は荷台
最前方位置でヒンジシャフト(4)より前方に位置するよ
うになっている。(13)はヒンジシャフト(4)に枢支され
た車体用支持脚で、該車体用支持脚(13)は張出位置(第
4図一点鎖線)と格納位置(第4図実線)に回動できる
ようになっており、前記張出位置にて車体(1)を支持
し、格納位置で走行できるようになっている。
また、前記車体用支持脚(13)にはヒンジブラケット(3)
との間にスプリング(14)が設けられ、このスプリグ(14)
にて車体支持脚(13)を張出方向に常時付勢するようにな
っている。
(15)は車体用支持脚(13)に設けられた平板状のガイド片
で、該ガイド片(15)は荷台(7)の前方移動にて荷台用支
持脚(10)の軸(12)より突出した係合部材(16)が係合し
て、車体用支持脚(13)をスプリング(14)に抗して張出位
置から格納位置に回動させるようになっている。
(17)は車体用支持脚(13)を張出位置に支持するストッパ
部材で、該ストッパ部材(17)は車体(1)後部に固定され
るとともに補強シャフト(18)にて補強されている。
尚、実施例ではスプリングをヒンジブラケットに設けて
いるが、ダンプフレームに設けるようにしても同様の作
用効果を有するものである。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まず車両の積卸しを行なう場合には、第1図の状態
からダンプ用シリンダ(6)を伸長させて所定角度(約1
5度)まで荷台(7)を傾動させる。
その後スライド用シリンダ(8)を伸長させて荷台(7)を後
方に移動させ、第3図の如く荷台用支持脚(10)を接地さ
せ、後方煽戸(9)を開いた後車両の積卸しを行なう。
その後車体用支持脚(13)は当初第4図実線の格納位置に
あるが、係合部材(16)による係合解除及びスプリング(1
4)の力により一点鎖線の張出位置に回動し、車体(1)を
支持する。
車両の積卸し完了後、後方煽戸(9)を閉じ、スライド用
シリンダ(8)を縮小させて荷台(7)を前方に移動させ、そ
の後ダンプ用シリンダ(6)を縮小させてダンプフレーム
(2)を降下させる。
その際、係合部材(16)がヒンジシャフト(4)より前方に
移動するので、係合部材(16)がガイド片(15)に係合する
とともにスプリング(14)に抗して車体用支持脚(13)を張
出位置から格納位置に回動させるようになつている。
次にダンプカーとして使用する場合には、第1図の状態
から荷台(7)をスライド用シリンダ(8)にてダンプフレー
ム(2)に固定させたままで、ダンプ用シリンダ(6)を伸長
させ、第2図の如くフルダンプさせて土砂等の積載物を
排出させる。
その際、車体用支持脚(13)は荷台用支持脚(10)の回動に
て第6図の如く格納位置から更に回動されるが、ヒンジ
ブラケット(3)もともに同方向に回動するためスプリン
グ(14)がほとんど伸びず破損しない。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は荷台用支持脚に係合部材を設け、車
体用支持脚には前記係合部材と係合するガイド片を設
け、更に車体用支持脚にはヒンジブラケット若しくはダ
ンプフレームとの間にスプリングを設け、このスプリン
グにて車体用支持脚を常に張出方向に付勢するようにし
たので、荷台の前後移動にて自動的に車体用支持脚の張
出、格納を行なうことができ、また荷台のフルダンプ時
においても、スプリングが格納時の状態からほとんど伸
びることがなく、スプリングの破損を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図はフルダンプ時の作動図、第3
図は車両積卸し時の作動図、第4図は部分拡大図、第5
図は第4図のA−A図、第6図はフルダンプ時の部分拡
大図である。 (1)は車体、(2)はダンプフレーム、(3)はヒンジブラケ
ット、(7)は荷台、(10)は荷台用支持脚、13は車体用支
持脚、14はスプリング、(15)はガイド片、(16)は係合部
材、(17)はストッパー部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上にヒンジブラケットを介してダンプ
    フレームを傾動可能に設け、前記ダンプフレームには荷
    台を前後移動可能に設け、ダンプフレームとともに荷台
    をフルダンプさせて排出作業を行い、ダンプフレームを
    所定角度ダンプさせ、ダンプフレームに沿って荷台を後
    方移動させて車両の積卸しを行なうダンプ兼用車両輸送
    車において、前記車体の後部には前記ヒンジブラケット
    と同一回動中心となるように車体用支持脚を設け、前記
    車体支持脚にはガイド片を設けるとともにヒンジブラケ
    ット若しくはダンプフレームとの間に張出し方向に付勢
    するスプリングを設け、一方前記荷台後部には荷台用支
    持脚を垂設し、前記荷台用支持脚には荷台をダンプフレ
    ーム上に格納した際に前記ガイド片に係合して車体用支
    持脚を格納方向に回動させる係合部材を設け、前記車体
    後部には車体用支持脚を張出位置で回動規制するストッ
    パ部材を設けてなるダンプ兼用車両輸送車における支持
    脚装置。
JP1988148619U 1988-11-14 1988-11-14 ダンプ兼用車両輸送車における支持脚装置 Expired - Lifetime JPH063707Y2 (ja)

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JPH0268228U JPH0268228U (ja) 1990-05-23
JPH063707Y2 true JPH063707Y2 (ja) 1994-02-02

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JPS6049031U (ja) * 1983-09-13 1985-04-06 株式会社 多田野鉄工所 移動荷台付貨物自動車
JPH057866Y2 (ja) * 1987-09-28 1993-02-26
JPH01145854A (ja) * 1987-12-02 1989-06-07 Hitachi Ltd 半導体メモリセル
JPH0536743Y2 (ja) * 1988-03-31 1993-09-17
JPH0536744Y2 (ja) * 1988-05-09 1993-09-17

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