JP3143784B2 - 荷役車両用荷受台昇降装置における荷受台作動制御装置 - Google Patents

荷役車両用荷受台昇降装置における荷受台作動制御装置

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JP3143784B2
JP3143784B2 JP08338173A JP33817396A JP3143784B2 JP 3143784 B2 JP3143784 B2 JP 3143784B2 JP 08338173 A JP08338173 A JP 08338173A JP 33817396 A JP33817396 A JP 33817396A JP 3143784 B2 JP3143784 B2 JP 3143784B2
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泰志 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷役車両用テール
ゲートリフタ等の荷受台昇降装置における荷受台の作動
制御装置、特に荷物を載置させる荷台面を有する車体に
昇降可能に設けられた昇降枠と、この昇降枠を昇降駆動
する駆動手段と、前記昇降枠に支持されて水平面に対し
下方に傾斜した傾斜張出位置と鉛直な格納位置との間を
上下に回動可能な荷受台と、この荷受台が水平面に沿う
水平張出位置よりも下方に回動するのを規制する水平モ
ードと同荷受台が前記水平張出位置よりも下方に回動す
るのを許容するブリッジモードとに選択的に切換操作可
能な回動規制手段とを備え、前記昇降枠が上昇位置にあ
り且つ荷受台が前記水平張出位置にある時に該荷受台と
車体上の荷台面とが略面一となるようにした構造の装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構造の荷受台作動装置は、例えば実
開平3−50543号公報に記載されるように従来公知
である。
【0003】斯かる従来装置においては、車体の荷台面
と地面間で荷物の搬入搬出を行う場合に、回動規制手段
を水平モードに切換操作すると共に、荷受台を鉛直格納
位置から水平張出位置まで回動させ、その水平状態を維
持したまま荷受台を車体荷台面と地面との間で昇降させ
るようにして、その間での荷物の昇降作業(搬入搬出作
業)を行うようにしている。
【0004】また特に車体の荷台面と、地面よりは高く
且つ荷台より多少低いプラットホームとの間で荷物の搬
入搬出を行う場合には、回動規制手段をブリッジモード
に切換操作すると共に、荷受台を鉛直格納位置から傾斜
張出位置まで回動させ、その傾斜張出位置の荷受台によ
り車体荷台面とプラットホーム間を段差なく橋渡しでき
るようにして、その間での荷物の搬入搬出作業をスムー
ズに行い得るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、荷
受台の回動規制手段に対する水平モードとブリッジモー
ドとの切換操作を手動で行っているが、特に荷受台が傾
斜張出位置あるいは水平張出位置にある場合には、荷受
台と回動規制手段との機械的干渉に因り該回動規制手段
に対するモード切換操作が困難であった。
【0006】このため、例えば車体の荷台面と地面との
間で荷物の昇降作業(搬入搬出作業)を行う場合におい
て、もし水平モードへの切換操作を忘れたまま(従って
ブリッジモードのまま)荷受台を開放(即ち鉛直格納位
置から下方へ回動)すれば荷受台は傾斜張出位置まで回
動してしまい、その傾斜のために安全的確な昇降作業を
行い得なくなるので、荷受台を一旦閉成(即ち上方へ回
動)して回動規制手段を水平モードに切換操作した後、
荷受台を再び開放させなければならず、作業が複雑面倒
で能率が悪い等の問題があった。
【0007】一方、車体の荷台面とプラットホームとの
間で荷受台による橋渡し作業(荷物の搬入搬出作業)を
行う場合において、もしブリッジモードへの切換操作を
忘れたまま(従って水平モードのまま)荷受台を開放
(即ち鉛直格納位置から下方へ回動)すれば荷受台は水
平張出位置で回動停止してしまい、車体荷台面とプラッ
トホーム間を段差なく橋渡しできなくなるので、荷受台
を一旦閉成(即ち上方へ回動)させて回動規制手段をブ
リッジモードに切換操作した後、荷受台を再び開放させ
なければならず、これまた作業が複雑面倒で能率が悪い
等の問題がある。
【0008】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたも
のであり、従来装置の上記問題を解決することができ
る、荷役車両用荷受台昇降装置における荷受台作動制御
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、車体に昇降可能に設けられた昇降
枠と、この昇降枠を昇降駆動する駆動手段と、前記昇降
枠に支持されて水平面に対し下方に傾斜した傾斜張出位
置と鉛直な格納位置との間を上下に回動可能な荷受台
と、この荷受台が水平面に沿う水平張出位置よりも下方
に回動するのを規制する水平モードと同荷受台が前記水
平張出位置よりも下方に回動するのを許容するブリッジ
モードとに選択的に切換操作可能な回動規制手段とを備
え、前記昇降枠が上昇位置にあり且つ荷受台が前記水平
張出位置にある時に該荷受台と車体上の荷台面とが略面
一となるようにした、荷役車両用荷受台昇降装置におけ
る荷受台作動制御装置において、前記回動規制手段が一
方のモードにある状態で荷受台が該一方のモードに対応
した張出位置から上方へ回動した時に、その上方回動に
応じて前記回動規制手段を他方のモードへ自動復帰させ
る復帰装置を備えたことを特徴とする。
【0010】また請求項2の発明は、請求項1の発明の
特徴に加えて、前記復帰装置が、前記回動規制手段を前
記他方のモードへ常時付勢する付勢手段と、この付勢手
段の付勢力に抗して前記回動規制手段を前記一方のモー
ドに保持すべく該回動規制手段に係合する保持手段と、
この保持手段と回動規制手段との係合を荷受台の上方回
動に連動して解除する係合解除手段とを備えることを特
徴とし、更に請求項3の発明は、請求項2の発明の特徴
に加えて、前記保持手段が、荷受台が前記格納位置にあ
る時に前記他方のモードから前記一方のモードへの前記
回動規制手段の切換操作に連動して該回動規制手段と自
動的に係合するように構成されることを特徴とする。更
に請求項4の発明は、請求項2又は3の発明の特徴に加
えて、前記保持手段と係合解除手段との間には、該保持
手段と前記回動規制手段との係合が荷受台の前記格納位
置からの下方回動に連動して解除されることのないよう
にロストモーション機構を設けたことを特徴とする。
【0011】更に請求項5の発明は、請求項1〜4の各
発明の特徴に加えて、前記復帰装置が、前記回動規制手
段が前記ブリッジモードにある状態で荷受台が前記傾斜
張出位置から上方へ回動した時にその上方回動に応じて
前記回動規制手段を前記水平モードへ自動復帰させる水
平モード復帰装置であることを特徴とし、また請求項6
の発明は、請求項1〜4の各発明の特徴に加えて、前記
復帰装置が、前記回動規制手段が前記水平モードにある
状態で荷受台が前記水平張出位置から上方へ回動した時
にその上方回動に応じて前記回動規制手段を前記ブリッ
ジモードへ自動復帰させるブリッジモード復帰装置であ
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0013】添付図面において、図1は、本発明の第1
実施例(荷受台が傾斜張出位置にある状態)を示す、荷
役車両の要部側面図、図2は図1の要部斜視図、図3は
図2の3矢視拡大図、図4は図3の4矢視図、図5は図
3の5−5線拡大断面図、図6は図3の6−6線より見
た拡大図、図7は、荷受台が水平張出位置にある状態を
示す第1実施例の図3対応図、図8は、荷受台が鉛直格
納位置にある状態を示す第1実施例の図3対応図、図9
は第1実施例の要部作用図、図10は第2実施例を示す
図2対応図、図11は第2実施例の要部作用図、図12
は第3実施例を示す図2対応図、図13は図12の13
矢視拡大図、図14は図12の14−14線拡大断面
図、図15は第3実施例の要部作用図、図16は第4実
施例を示す図2対応図、図17は第5実施例を示す図2
対応図、図18は第6実施例を示す図2対応図である。
【0014】先ず、本発明の第1実施例を図1〜図9を
参照して説明する。荷役車両の車体Bは、車体枠Fと、
その車体枠F上に搭載され荷物を収容し得る荷台1とよ
りなり、その荷台1には、荷物を載置させるための荷台
面1fが形成されている。
【0015】また車体Bの後部には、所謂テールゲート
リフタと呼ばれる荷受台昇降装置TLが配設されてい
る。即ちその車体枠Fの後部には、左右一対の昇降枠2
が一定の姿勢(図示例では鉛直姿勢)を保ったまま昇降
できるように左右一対の平行リンク機構Lを介して支持
され、少なくとも一方の平行リンク機構Lと車体枠Fと
の間には、昇降枠2を昇降駆動する昇降駆動手段として
の第1油圧シリンダC1が設けられる。更に左右の各昇
降枠2には、方形板状の荷受台Tが水平面に対し下方に
傾斜した傾斜張出位置H′と鉛直な格納位置Vとの間を
上下に回動できるように軸支されており、その荷受台T
と昇降枠2との間には、該荷受台Tを上下に強制回動さ
せる荷受台強制回動手段としての第2油圧シリンダC2
が介装されている。前記昇降枠2と荷受台Tとの間に
は、荷受台Tが水平面に沿う水平張出位置Hよりも下方
に回動するのを規制、即ち禁止する水平モードMH と同
荷受台Tが前記水平張出位置Hよりも下方に回動するの
を許容するブリッジモードMH′とに選択的に切換操作
可能な回動規制手段Aが設けられる。
【0016】前記各平行リンク機構Lは、車体枠Fの後
部に固定したブラケットFBと、該ブラケットFBに上
下揺動可能に軸支された上下一対のリンクアーム31
2と、その両リンクアーム31 ,32 の先端を上部及
び下部にそれぞれ枢支連結させた昇降枠2とより構成さ
れており、下部リンクアーム32 と車体枠Fとの間に前
記第1油圧シリンダC1 が介装される。また昇降枠2の
上部リンクアーム31との枢支連結部と同軸線上におい
て昇降枠2には、荷受台Tが上下回動可能に軸支51
れている。
【0017】各昇降枠2は、左右一対の側板2s,2s
と、その両側板2s,2sの上部間間を一体的に連結す
る筒状連結ピン2pとで構成されており、その連結ピン
2pを貫通する枢軸51 には、荷受台Tの基部枠4及び
上部リンクアーム31 がそれぞれ回動自在に支持され、
一方、両側板2s,2sの下部間には、下部リンクアー
ム32 の先端筒部が枢軸52 を介して回動可能に支持さ
れる。左右側板2s,2sの後側縁下部間には、後述す
る規制ブロック6と係脱可能なストッパ板Sが固定され
る。
【0018】荷受台Tの基部枠4には、その荷受台Tの
横幅一杯に亘って延びる規制軸7が回動自在に嵌合支持
されており、この規制軸7の両端には、該軸7を手動で
回動操作するための操作レバー7aが一体的に連結され
る。また規制軸7には、左右の各昇降枠2(ストッパ板
S)に対応して規制ブロック6がそれぞれ固着され、更
に後述する保持手段Hoと係合し得る係止片7bが固着
される。前記規制ブロック6は、図7に示すように水平
モードMH にある時には荷受台Tが水平張出位置Hより
も下方に回動するのを規制すべく前記ストッパ板Sに該
ブロック6の自由端が係合し、また図3に実線で示すよ
うにブリッジモードMH ′にある時には荷受台Tが水平
張出位置Hよりも下方に回動するのを許容すべく前記ス
トッパ板Sに該ブロック6の側面が対面する。尚、図3
の鎖線は、規制ブロック6がブリッジモードMH ′にあ
るときの荷受台Tの下降限界位置HLIM ′を示してお
り、この位置は、ブリッジモードMH ′にある規制ブロ
ック6の側面が前記ストッパ板Sに係合することにより
規制される。而してこの規制ブロック6、及び操作レバ
ー7a付き規制軸7とで本発明の回動規制手段Aが構成
される。
【0019】前記回動規制手段Aと荷受台Tとの間に
は、回動規制手段AがブリッジモードMH ′にある状態
で荷受台Tを傾斜張出位置H′から上方へ回動した時に
その上方回動に応じて回動規制手段Aを水平モードへ自
動的に復帰させる水平モード復帰装置RH が設けられ
る。その水平モード復帰装置RH は、回動規制手段Aを
水平モードMH へ常時付勢すべく荷受台Tと回動規制手
段A間に設けられる付勢手段8と、この付勢手段8の付
勢力に抗して回動規制手段Aをブリッジモードに保持す
べく該回動規制手段Aに係合する保持手段Hoと、この
保持手段Hoと回動規制手段Aとの係合を荷受台Tの上
方回動に連動して解除する係合解除手段10とを備え
る。尚、規制ブロック6の側面には、該ブロック6(従
って回動規制手段A)を付勢手段8の付勢力に抗して水
平モードMH に保持すべく基部枠4に係合(図7実線参
照)し得る係止ピン6sが固着される。
【0020】前記付勢手段8は、規制軸7に固設したバ
ネ受け片7cと基部枠4との間に縮設した戻しばねより
構成されており、また前記保持手段Hoは、基部枠4に
中間部を回動可能に軸支p1 される保持アーム9と、こ
の保持アーム9の一端部に固着されて前記係止片7bと
係合し得る第1フック片9f1 と、保持アーム9を基部
枠4に固定のストッパ4sに係合する所定の作動位置に
付勢保持する第1ばねS1 と、保持アーム9の他端部に
軸支p2 されて該アーム9端壁に係合する所定の張出位
置に第2ばねS2 により付勢保持される第2フック片9
2 とより構成される。
【0021】更に前記係合解除手段は、荷受台Tが上方
回動された時の第2フック片9f2の回動軌跡に臨むよ
うに昇降枠2(一方の側板2s)に固設した係止ピン1
0より構成される。この係止ピン10は、荷受台Tが傾
斜張出位置H′に在って第1フック片9f1 と係止片7
bとが係合状態にある場合において荷受台Tが上方回動
された時には、図9の(a)に示すように張出位置の第
2フック片9f2 に係合して保持アーム9を第1ばねS
1 に抗して軸支部p1 回りに反時計方向(即ち第1フッ
ク片9f1 と係止片7bとの係合を解除させる方向)に
強制揺動させる。この場合、荷受台Tが格納位置Vに到
達する前に係止ピン10と第2フック片9f2 との係合
が外れ、保持アーム9は第1ばねS1 の付勢力により再
び前記作動位置に復帰回動する(図8参照)。
【0022】図8に示すように荷受台が鉛直格納位置V
にある時に前記回動規制手段Aを水平モードMH からブ
リッジモードMH ′へ切換操作した場合には、その操作
に追従回動する係止片7bが途中で、図9の(b)に示
すように第1フック片9f1を押し上げて保持アーム9
を軸支部p1 回りに反時計方向に一時的に回動させる
が、その後、該アーム9は、第1ばねS1 の付勢力によ
り元の作動位置に復帰回動する。かくして、水平モード
H からブリッジモードMH ′へ切換操作が、第1フッ
ク片9f1 に邪魔されずに支障なく行われる。
【0023】回動規制手段AをブリッジモードMH ′に
切換操作した状態において荷受台Tを格納位置Vから下
方へ回動する場合には、その下方回動に追従する保持手
段Hoの第2フック片9f2 が途中で、図9の(c)に
示すように係止ピン10に係合するが、該フック片9f
2 は第2ばねS2 の付勢力に抗して張出位置より若干後
退回動して係止ピン10を避けることができ、これによ
り、該フック片9f2はピン10の下を無理なく通過す
ることができ、その通過後、第2ばねS2 の付勢力によ
り元の張出位置に復帰回動する。かくして、保持手段H
oと回動規制手段Aとの係合状態(ブリッジモード
H ′)を維持したまま、荷受台Tの下方への回動を支
障無く行うことができる。而して前記第2フック片9f
2 及び第2ばねS2 は、保持手段Hoと回動規制手段A
との係合を荷受台Tの格納位置Vからの下方回動に連動
して解除させないための本発明のロストモーション機構
LMを構成している。
【0024】次に前記実施例の作用を説明する。この実
施例は、車両の荷台面1fと地面G間での荷物の昇降作
業(搬入搬出作業)を主体的に行う場合に有効な実施例
であって、回動規制手段Aが通常は水平モードMH に切
換保持されて使用される。この状態で油圧シリンダC2
を駆動して荷受台Tを鉛直格納位置から水平張出位置H
まで下方回動させ、次に油圧シリンダC1 を駆動して荷
受台Tを上昇位置から下降位置まで水平張出姿勢を保持
したまま下降させることにより、荷台面1fと地面G間
での荷物の昇降作業(搬入搬出作業)を行う。
【0025】また荷台面1fとプラットホームPH間で
の橋渡し作業(荷物の搬入搬出作業)を行う必要が生じ
た場合には、荷受台Tが鉛直格納位置Vにある間に、操
作レバー7aにより回動規制手段AをブリッジモードM
H ′へ切換操作すればよく、これにより、次に油圧シリ
ンダC2 を駆動して荷受台Tを下方回動させた場合に
は、荷受台Tが水平張出位置Hよりも下方まで回動する
ことが許容されるため、荷受台Tはその先端部がプラッ
トホームPHに当接する傾斜張出位置H′まで下降す
る。この状態で荷台面1fとプラットホームPH間での
橋渡し作業(荷物の搬入搬出作業)を行い、その作業が
終了すると、次に油圧シリンダC2 を駆動して荷受台T
を上方へ回動させる。この場合、本実施例では、荷受台
Tの上方回動に応じて回動規制手段Aを水平モードMH
へ自動復帰させる水平モード復帰装置RH を備えている
ので、回動規制手段AのブリッジモードMH ′から水平
モードMH への切換を、荷受台Tの上方回動に合わせて
自動的に行うことができ、その切換忘れ防止に効果的で
ある。このため、切換忘れの場合に行うべき面倒な作業
から解放され、作業能率の向上が図られる。
【0026】次に図10,11を参照して第2実施例を
説明する。この第2実施例は、回動規制手段Aを昇降ア
ーム2側に設けると共に、保持手段Hoの保持アーム
9′を昇降枠2側に軸支p1 ′し、係合解除手段として
の係止ピン10′を荷受台T(基部枠4)側に固着した
点で、第1実施例と相違している。即ち、保持アーム
9′は、それの一端部が昇降枠2に回動可能に軸支
1 ′されていて、昇降枠2に固定の係止片2aに係合
する作動位置に第1ばねS1 ′の付勢力を以て付勢保持
される。保持アーム9′の中間部に第1フック片9
1 ′が固着され、更にその他端部には、第2フック片
9f2 ′が回動可能に軸支p2 ′され、第2フック片9
2 ′は、第1実施例と同様に、第2ばねS2 の付勢力
により所定の張出位置に保持される。回動規制手段A
は、それの規制軸7が左右の昇降枠2に、それら間に跨
がって回動可能に支持されており、水平モードMH では
規制ブロック6の自由端が荷受台Tの基部枠4に固定の
ストッパ板S′に係合し得るようになっていて、第1実
施例と同様、水平モードMH とブリッジモードMH ′と
の間で切換操作できるようになっている。その回動規制
手段Aと昇降枠2間には、該手段Aを水平モードMH
に付勢すべく付勢手段としての戻しばね8が設けられて
いる。その他の構成は、第1実施例と基本的に同じであ
り、同一の機能部品については第1実施例と同じ参照符
号を付すものとする。
【0027】前記係止ピン10′は、荷受台Tが傾斜張
出位置H′に在って第1フック片9f1 ′と係止片7b
とが係合状態にある場合において荷受台Tが上方回動さ
れた時には、図11の(a)に示すように張出位置の第
2フック片9f2 ′に係合して保持アーム9′を第1ば
ねS1 ′に抗して軸支部p1 ′回りに反時計方向(即ち
第1フック片9f1 ′と係止片7bとの係合を解除させ
る方向)に強制揺動させる。この場合、荷受台Tが格納
位置Vに到達する前に係止ピン10と第2フック片9f
2 ′との係合が外れ、保持アーム9′は第1ばねS1
の付勢力により再び前記作動位置に復帰回動する。
【0028】また荷受台が鉛直格納位置Vにある時に前
記回動規制手段Aを水平モードMHからブリッジモード
H ′へ切換操作した場合には、その操作に追従回動す
る係止片7bが途中で、図11の(b)に示すように第
1フック片9f1 ′を押し上げて保持アーム9′を軸支
部p1 ′回りに反時計方向に一時的に回動させるが、そ
の後、該アーム9′は、第1ばねS1 ′の付勢力により
元の作動位置に復帰回動する。かくして、水平モードM
H からブリッジモードMH ′へ切換操作が、第1フック
片9f1 ′に邪魔されずに支障なく行われる。
【0029】回動規制手段AをブリッジモードMH ′に
切換操作した状態において荷受台Tを格納位置Vから下
方へ回動する場合には、その下方回動に追従する保持手
段Hoの第2フック片9f2 ′が途中で、図11の
(c)に示すように係止ピン10に係合するが、該フッ
ク片9f2 ′は第2ばねS2 ′の付勢力に抗して張出位
置より若干後退回動して係止ピン10′を避けることが
でき、これにより、該ピン10′の下を無理なく通過す
ることができる。その通過後、第2フック片9f2
は、第2ばねS2 ′の付勢力により元の張出位置に復帰
回動する。かくして、保持手段Hoと回動規制手段Aと
の係合状態(ブリッジモードMH ′)を維持したまま、
荷受台Tの下方への回動を支障無く行うことができる。
而して前記第2フック片9f2 ′及び第2ばねS2 ′は
本発明のロストモーション機構LMを構成している。
【0030】この第2実施例は、水平モードMH 主体で
使用され、第1実施例と基本的に同じ作用効果を奏す
る。
【0031】次に図12〜15を参照して第3実施例を
説明する。この第3実施例は、保持手段Hoの保持アー
ム9″を荷受台T(基部枠4)に摺動可能に支持した点
で、第1、第2実施例と相違している。即ち、保持アー
ム9″は、基部枠4に固定の筒状ケース20に所定スト
ロークに亘り摺動自在に嵌合支持されており、該ケース
20と保持アーム9″間には、該アーム9″を突出位置
に付勢する第1ばねS 1 ″が設けられ、該アーム9″
は、その突出位置で回動規制手段Aの係止片7bと係合
して該手段Aを水平モードMH に保持できるようになっ
ている。保持アーム9″の一側には、ケース20側壁の
長穴23を通してケース20外に突出する係止ピン9a
が一体に形成されており、この係止ピン9aには、ケー
ス20上壁に回動可能に吊持21したレバー22の長穴
24が摺動可能に係合している。また昇降枠2には、レ
バー22に向かって延びる支持腕25が固設されてお
り、この支持腕25の先端部には、第2ばねS2 ″によ
り所定の張出位置に付勢保持された係合解除手段として
のレバー片10″が回動可能に軸支28され、更に該レ
バー片10″を第2ばねS″に抗して前記張出位置に保
持するためのストッパ29が固設される。その他の構成
は、第1実施例と基本的に同じであり、同一の機能部品
については第1実施例と同じ参照符号を付す。
【0032】前記レバー片10″は、荷受台Tが傾斜張
出位置H′に在って第1フック片9f1 と係止片7bと
が係合状態にある場合において荷受台Tが上方回動され
た時に、図15の(a)に示すように張出位置の保持ア
ーム9″にレバー22を介して係合して保持アーム9″
を第1ばねS1 ″に抗して、係止片7bとの係合を解除
させる方向(後退方向)に強制摺動させる。この場合、
荷受台Tが格納位置Vに到達する前にレバー片10″と
レバー22との係合が外れ、保持アーム9″は第1ばね
1 ″の付勢力により再び前記作動位置に復帰摺動す
る。
【0033】また荷受台Tが鉛直格納位置Vにある時に
前記回動規制手段Aを水平モードM H からブリッジモー
ドMH ′へ切換操作した場合には、その操作に追従回動
する係止片7bが途中で、図15の(b)に示すように
保持アーム9″を第1ばねS 1 ″に抗して押し戻すが、
その後、該アーム9″は、第1ばねS1 ″の付勢力によ
り元の作動位置に復帰摺動する。かくして、水平モード
H からブリッジモードMH ′へ切換操作が、保持アー
ム9″に邪魔されずに支障なく行われる。
【0034】回動規制手段AをブリッジモードMH ′に
切換操作した状態において荷受台Tを格納位置Vから下
方へ回動する場合には、その下方回動に追従する保持手
段Hoの保持アーム9″が途中で、図15の(c)に示
すようにレバー片10″に係合するが、該レバー片1
0″を第2ばねS2 ″の付勢力に抗して張出位置より若
干後退回動してレバー片10″を避けることができ、こ
れにより、該レバー片10″の側方を無理なく通過する
ことができる。その通過後、レバー片10″は、第2ば
ねS2 ″の付勢力により元の張出位置に復帰回動する。
かくして、保持手段Hoと回動規制手段Aとの係合状態
(ブリッジモードMH ′)を維持したまま、荷受台Tの
下方への回動を支障無く行うことができる。而して前記
レバー片10″及び第2ばねS2 ″は、本発明のロスト
モーション機構LMを構成する。
【0035】この第3実施例は、水平モードMH 主体で
使用され、第1実施例と基本的に同じ作用効果を奏す
る。
【0036】次に図16〜図18には、本発明の第4〜
第6実施例が示されている。これら第4〜第6実施例で
は、回動規制手段Aが付勢手段8によりブリッジモード
H′に付勢されるようになっており、荷受台Tの上方
回動に連動して該回動規制手段Aを水平モードMH から
ブリッジモードMH ′へ自動的に復帰させるブリッジモ
ード復帰装置RH ′を備えている点で、第1〜第3実施
例と相違しているが、特に図16に示す第4実施例は、
回動規制手段Aの係止片7b付き規制軸7と規制ブロッ
ク6との位相が略90度ずれている点を除いて具体的な
機構は第1実施例のそれと基本的に同一であり、第1実
施例の部材と同一の機能部品については第1実施例のも
のの参照符号をそのまま付すものとする。
【0037】また図17に示す第5実施例は、回動規制
手段Aの係止片7b付き規制軸7と規制ブロック6との
位相が略90度ずれている点を除いて具体的な機構は第
2実施例のそれと基本的に同一であり、第2実施例の部
材と同一の機能部品については第1実施例のものの参照
符号をそのまま付すものとする。
【0038】更に図18に示す第6実施例は、回動規制
手段Aの係止片7b付き規制軸7と規制ブロック6との
位相が略90度ずれている点を除いて具体的な機構は第
3実施例のそれと基本的に同一であり、第3実施例の部
材と同一の機能部品については第1実施例のものの参照
符号をそのまま付すものとする。
【0039】而して第4〜第6実施例は、車両の荷台面
1fとプラットホームPH間での橋渡し作業(荷物の搬
入搬出作業)を主体的に行う場合に有効且つ便利な実施
例であって、回動規制手段Aが通常はブリッジモードM
H ′に切換保持されて使用される。この状態で油圧シリ
ンダC2 を駆動して荷受台Tを鉛直格納位置から、プラ
ットホームPHに当接する傾斜張出位置H′まで下方回
動させてから、荷台面1fとプラットホームPH間での
橋渡し作業(荷物の搬入搬出作業)を行う。
【0040】また荷台面1fと地面G間での荷物の昇降
作業(搬入搬出作業)を行う必要が生じた場合には、荷
受台Tが鉛直格納位置Vにある間に、操作レバー7aに
より回動規制手段Aを水平モードMH へ切換操作すれば
よく、これにより、油圧シリンダC2 を駆動して荷受台
Tを下方回動させた場合には、荷受台Tが水平張出位置
Hで回動停止する。そしてこの水平張出姿勢のまま油圧
シリンダC1 を駆動して荷受台Tを昇降させることによ
り、荷台面1fと地面G間での荷物の昇降作業(搬入搬
出作業)を行うことができる。その作業が終了すると、
次に油圧シリンダC2 を駆動して荷受台Tを上方へ回動
させるが、本実施例では、その上方回動に応じて回動規
制手段AをブリッジモードMH ′へ自動復帰させるブリ
ッジモード復帰装置RH ′を備えているので、回動規制
手段Aの水平モードMH からブリッジモードMH ′への
切換を、荷受台Tの上方回動に合わせて自動的に行うこ
とができ、その切換忘れ防止に効果的である。
【0041】以上、本発明の第1〜第6実施例について
説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることな
く、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例え
ば、前記実施例では、回動規制手段がブリッジ(水平)
モードにある状態で荷受台を傾斜張出位置(水平張出位
置)から上方へ回動した時にその上方回動に機械的に連
動させて回動規制手段を水平(ブリッジ)モードへ自動
的に復帰させるようにしたものを示したが、前記上方回
動を検知するセンサを設け、その検知に基づいて作動す
るアクチュエータにより回動規制手段のモード切換(復
帰動作)を強制的に行わせるようにしてもよい。また前
記実施例では、車体Bに昇降枠を一定姿勢で昇降させる
ために平行リンク機構Lを用いたものを示したが、これ
に代えて、昇降枠を車体Bに固定の鉛直レールに沿って
鉛直に昇降できるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
回動規制手段が一方のモードにある状態で荷受台が該一
方のモードに対応した張出位置から上方へ回動した時
に、その上方回動に応じて回動規制手段を他方のモード
へ自動復帰させる復帰装置を備えるので、回動規制手段
の一方のモードから他方のモードへの切換を、荷受台の
傾斜張出位置からの上方回動に合わせて自動的に行うこ
とができて、その切換忘れ防止に効果的であり、従って
その切換忘れの場合に行うべき面倒な作業から解放さ
れ、作業能率の向上に寄与することができ、特に前記一
方のモードへの切換頻度が少ない場合に便利である。
【0043】また特に請求項2の発明によれば、回動規
制手段を荷受台の上方回動に機械的に連動させて該回動
規制手段のモード復帰(自動切換)を行わせることがで
きるため、そのモード復帰を荷受台の上方回動に合わせ
て常に確実に行うことができ、しかも復帰専用のアクチ
ュエータは不要で装置の構造簡素化に寄与することがで
きる。
【0044】更に請求項3の発明によれば、荷受台が格
納位置にある場合には、回動規制手段を前記一方のモー
ドの保持手段に邪魔されずに、回動規制手段を前記他方
のモードから一方のモードへ支障なく切換操作すること
ができる。
【0045】更に請求項4の発明によれば、回動規制手
段を前記一方のモードに切換操作した状態において荷受
台を格納位置から下方へ回動する場合には、その下方回
動に連動して保持手段と回動規制手段との係合が解除さ
れないようにしたので、回動規制手段を前記一方のモー
ドに保持したまま荷受台の下方への回動を支障無く行う
ことができる。
【0046】また特に請求項5の発明によれば、回動規
制手段のブリッジモードから水平モードへの切換を、荷
受台の傾斜張出位置からの上方回動に合わせて自動的に
行うことができて、その切換忘れ防止に効果的であるた
め、車体荷台面と地面間での荷物の昇降作業(搬入搬出
作業)を主体的に行いブリッジモードへの切換頻度が少
ない場合に有効である。
【0047】また特に請求項6の発明によれば、回動規
制手段の水平モードからブリッジモードへの切換を、荷
受台の水平張出位置からの上方回動に合わせて自動的に
行うことができて、その切換忘れ防止に効果的であるた
め、車体荷台面とプラットホーム間での橋渡し作業(荷
物の搬入搬出作業)を主体的に行い水平モードへの切換
頻度が少ない場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例(荷受台が傾斜張出位置に
ある状態)を示す、荷役車両の要部側面図
【図2】図1の要部斜視図
【図3】図2の3矢視拡大図
【図4】図3の4矢視図
【図5】図3の5−5線拡大断面図
【図6】図3の6−6線より見た拡大図
【図7】荷受台が水平張出位置にある状態を示す第1実
施例の図3対応図
【図8】荷受台が鉛直格納位置にある状態を示す第1実
施例の図3対応図
【図9】第1実施例の要部作用図
【図10】第2実施例を示す図2対応図
【図11】第2実施例の要部作用図
【図12】第3実施例を示す図2対応図
【図13】図12の13矢視拡大図
【図14】図12の14−14線拡大断面図
【図15】第3実施例の要部作用図
【図16】第4実施例を示す図2対応図
【図17】第5実施例を示す図2対応図
【図18】第6実施例を示す図2対応図
【符号の説明】
1f・・・・・荷台面 2・・・・・・昇降枠 8・・・・・・付勢手段としての戻しばね 10,10′・係合解除手段としての係止ピン 10″・・・・係合解除手段としてのレバー片 A・・・・・・回動規制手段 B・・・・・・車体 C1 ・・・・・昇降駆動手段としての第1油圧シリンダ Ho・・・・・保持手段 H・・・・・・水平張出位置 H′・・・・・傾斜張出位置 MH ・・・・・水平モード MH ′・・・・ブリッジモード RH ・・・・・復帰装置としての水平モード復帰装置 RH ′・・・・復帰装置としてのブリッジモード復帰装
置 T・・・・・・荷受台 TL・・・・・荷受台昇降装置 V・・・・・・格納位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(B)に昇降可能に設けられた昇降
    枠(2)と、この昇降枠(2)を昇降駆動する駆動手段
    (C1 )と、前記昇降枠(2)に支持されて水平面に対
    し下方に傾斜した傾斜張出位置(H′)と鉛直な格納位
    置(V)との間を上下に回動可能な荷受台(T)と、こ
    の荷受台(T)が水平面に沿う水平張出位置(H)より
    も下方に回動するのを規制する水平モード(MH )と同
    荷受台(T)が前記水平張出位置(H)よりも下方に回
    動するのを許容するブリッジモード(MH ′)とに選択
    的に切換操作可能な回動規制手段(A)とを備え、前記
    昇降枠(2)が上昇位置にあり且つ荷受台(T)が前記
    水平張出位置(H)にある時に該荷受台(T)と車体
    (B)上の荷台面(1f)とが略面一となるようにし
    た、荷役車両用荷受台昇降装置における荷受台作動制御
    装置において、 前記回動規制手段(A)が一方のモード(MH ′,
    H )にある状態で荷受台(T)が該一方のモード(M
    H ′,MH )に対応した張出位置(H′,H)から上方
    へ回動した時に、その上方回動に応じて前記回動規制手
    段(A)を他方のモード(MH ,MH ′)へ自動復帰さ
    せる復帰装置(RH ,RH ′)を備えたことを特徴とす
    る、荷役車両用荷受台昇降装置における荷受台作動制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記復帰装置(RH ,RH ′)は、前記
    回動規制手段(A)を前記他方のモード(MH
    H ′)へ常時付勢する付勢手段(8)と、この付勢手
    段(8)の付勢力に抗して前記回動規制手段(A)を前
    記一方のモード(M H ′,MH )に保持すべく該回動規
    制手段(A)に係合する保持手段(Ho)と、この保持
    手段(Ho)と回動規制手段(A)との係合を荷受台
    (T)の上方回動に連動して解除する係合解除手段(1
    0,10′,10″)とを備えることを特徴とする、請
    求項1に記載の荷役車両用荷受台昇降装置における荷受
    台作動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段(Ho)は、荷受台(T)
    が前記格納位置(V)にある時に前記他方のモード(M
    H ,MH ′)から前記一方のモード(MH ′,MH )へ
    の前記回動規制手段(A)の切換操作に連動して該回動
    規制手段(A)と自動的に係合するように構成されるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の荷役車両用荷受台昇
    降装置における荷受台作動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段(Ho)と係合解除手段
    (10,10′,10″)との間には、該保持手段(H
    o)と前記回動規制手段(A)との係合が荷受台(T)
    の前記格納位置(V)からの下方回動に連動して解除さ
    れることのないようにロストモーション機構(LM)を
    設けたことを特徴とする、請求項2又は3に記載の荷役
    車両用荷受台昇降装置における荷受台作動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記復帰装置は、前記回動規制手段
    (A)が前記ブリッジモード(MH ′)にある状態で荷
    受台(T)が前記傾斜張出位置(H′)から上方へ回動
    した時にその上方回動に応じて前記回動規制手段(A)
    を前記水平モード(MH )へ自動復帰させる水平モード
    復帰装置(RH )であることを特徴とする、請求項1〜
    4の何れかに記載の荷役車両用荷受台昇降装置における
    荷受台作動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記復帰装置は、前記回動規制手段
    (A)が前記水平モード(MH )にある状態で荷受台
    (T)が前記水平張出位置(H)から上方へ回動した時
    にその上方回動に応じて前記回動規制手段(A)を前記
    ブリッジモード(M H ′)へ自動復帰させるブリッジモ
    ード復帰装置(RH ′)であることを特徴とする、請求
    項1〜4の何れかに記載の荷役車両用荷受台昇降装置に
    おける荷受台作動制御装置。
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