JPS6343160Y2 - - Google Patents

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JPS6343160Y2
JPS6343160Y2 JP14838584U JP14838584U JPS6343160Y2 JP S6343160 Y2 JPS6343160 Y2 JP S6343160Y2 JP 14838584 U JP14838584 U JP 14838584U JP 14838584 U JP14838584 U JP 14838584U JP S6343160 Y2 JPS6343160 Y2 JP S6343160Y2
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frame
undulating
container
tilting
undulating frame
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JP14838584U
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JPS6162646U (ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は荷役車輌の車台上と、地上間でコンテ
ナの積卸をすることができ、また車台上のコンテ
ナを傾動できるようにした、荷役車輌の積卸安全
装置に関するものである。
(従来の技術) 車輌の車台上に屈折かつ伸縮可能なコンテナフ
レームを設け、このフレーム上にコンテナを搭載
し、前記フレームを収縮してコンテナを後方に移
動させた後それを屈曲してコンテナを地上に卸す
ことができ、またそれを伸長状態のまゝ傾動させ
てコンテナをダンブできるようにした荷役車輌の
コンテナ積卸および傾動装置は特公昭54−34968
号公報に見られるように既に公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来装置ではフレームを起伏した際にコン
テナが円滑に卸されなかつたり脱落したりするよ
うな危険な場合がある。
これを第7図により詳述すると、リストシリン
ダ01を伸長し起伏フレーム02を後退した後、
起立させるとコンテナ03は車台04の後端に設
けたローラに案内されながら後下方に移動し、地
上に卸されていく。
ところで、地上に凹凸があり、コンテナ03の
後下端が凹部に係止されると、その後はコンテナ
03の後下方への移動が阻止され凹部付近を中心
にA方向に持ち上げられ、起伏アーム02もコン
テナ03と連結されたフツク06を通じて浮上
り、起伏アーム02の下端と回転軸07との係合
が解除して離脱してしまい装置が損傷したり、持
上げられたコンテナが降下し、さらに脱落したり
する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は傾動フレームと起伏フレームとに係止
機構を設け、起伏フレームの後端に固着されたC
字型係止片と傾動フレームの途中に固着された欠
円部を有する横軸とを起伏フレームの起立時に回
転中心として離脱しないように係合保持させるも
のである。
(実施例) 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、Vは荷役車輌で、その車台1の後部に
は傾動フレーム2が、またその前部にはL字型起
伏フレーム3がそれぞれ設けられており、これら
のフレーム2,3上にコンテナCを搭載できるよ
うになつている。前記傾動フレーム2の後端は、
車台1の後端に後方に傾動できるように枢支4さ
れ、また前記L字型起伏フレーム3は前記傾動フ
レーム2に対して前後に摺動できるようになつて
いるもので、すなわち第1図に示すように傾動フ
レーム2の前部の内側面には、断面コ字状の案内
部材5,5が相対向して固設され、この案内部材
5,5には、L字型起伏フレーム3の下方中間部
外側面に設けた摺動子7,7が摺動自在に嵌合さ
れている。前記起伏フレーム3の中央部には、基
端を車台1に軸支したリフトシリンダ8の先端が
連結されており、このリフトシリンダ8の伸縮作
動によりL字型起伏フレーム3を前記傾動フレー
ム2の案内部材5に沿つて前後に摺動させること
ができる。また前記案内部材5の中間部上面には
切欠孔9が穿たれており、後述するようにこの切
欠孔9下に前記摺動子7が位置すると、その摺動
子7はその切欠孔9を通して抜け出られるように
なつている。
前記傾動フレーム2の途中には横軸10が貫通
固着され、一方前記起伏フレーム3の後端両側に
は、その起伏フレーム3が後退したとき、前記横
軸10に係合し得る係止片11,11が固着され
ており、前記横軸10と係止片11,11とは係
止機構aを構成している。係止機構aについて詳
述すると、係止片11は後端が開口されてC字型
に形成され、円弧部30の曲率は横軸10の外周
の曲率と同一であり、開口端には狭幅部31が形
成され、該狭幅部31の間隔1は横軸10の外径
Dよりも小さく設定されている。また、横軸10
は一対の傾動フレーム2間を貫通し、その外方端
は車台1内側に固着され上方が開口した略U字型
の支持片13に着脱自在に支持され、横軸10の
内方の上下には一対の切欠部よりなる欠円部32
が形成され、上下の欠円部32間の距離は前記狭
幅部31の間隔1と略同一で、狭幅部31が挿通
される。
また前記横軸10の中央部には揺動腕14が回
動自在に枢支され、この揺動腕14は車台1の前
方にのびて、その自由端に雄部材15が固着さ
れ、この雄部材15は起伏フレーム3の下方に固
着された半円筒状の雌部材16と係合できるよう
になつている。揺動腕14と一体化した後方のア
ーム17と横桁18との間には小シリンダ19が
伸縮自在に連結されており、小シリンダ19を伸
長すると、揺動腕14は下降位置より時計方向に
回動して第2図の如く上昇位置に保持され、その
先端の雄部材15を前記雌部材16に対向させる
ことができる。
前記傾動フレーム2の枢支4部と同軸上に案内
ローラ21が転動自在に軸支されており、この案
内ローラ21上を前記コンテナCが移動できる。
また起伏フレーム3の上端にはフツク20が固
着され、このフツク20には前記コンテナCの前
面に設けた係合ピン21が係脱できるようになつ
ている。
次に本考案の一実施例の作用について説明する
と、車台1上のコンテナCを卸す場合には小シリ
ンダ19を収縮して揺動腕14を下降させ雄部材
15と雌部材16との対向を解除した状態におい
て、リフトシリンダ8を伸長作動すると、リフト
シリンダ8に連結されるL字型起伏フレーム3も
後方に移動し、その上に搭載されるコンテナCを
後退させ、その後部を車台1より突出させる。
そしてリフトシリンダ8が伸長を続けると、起
伏フレーム3後端の係止片11は、狭幅部31が
欠円部32に挿通され、円弧部30が横軸10外
周に嵌合して傾動フレーム2の横軸10に係合す
るに至り、かつ前記起伏フレーム3両端の摺動子
7は、案内部材5の切欠孔9と一致し、この孔9
から抜け出られる位置にくる。
こゝでさらにリフトシリンダ8の伸長作動を続
けると、前記係止片11は横軸10に係合した
まゝ、L字状起伏フレーム3が前記横軸10を中
心に起立し、コンテナCをその自重によつて案内
ローラ21上を滑動させつゝ地上に卸すことがで
きる。而して起伏フレーム3の起立時には、摺動
子7は案内部材5から抜け出ることができ、起伏
フレーム3の起立に支障を生じることなく、係止
片11は狭幅部31の間隔より大径の円弧部30
と横軸10の外周部とが嵌合し、係止片11と横
軸10の係合が解除するおそれはない(第6図)。
最後にフツク19を係合ピン20から離脱すれ
ば、コンテナCを起伏フレーム3から分離するこ
とができる。
また地上に卸されたコンテナCを車台1上に搭
載するには前記と逆の操作を行えばよい。
次にコンテナCを、傾動フレーム2および起伏
フレーム3上に載置したまゝダンプする場合に
は、小シリンダ19を伸長すれば、揺動腕14が
時計方向に回動し、その先端の雄部材15を雌部
材16に相対向させる。この状態からリフトシリ
ンダ8を僅かに伸長させると、雌部材16は雄部
材15に係合するに至る。したがつてさらにリフ
トシリンダ8の伸長作動を続けると、傾動フレー
ム2と起伏フレーム3は揺動腕14と横軸10を
介して一体に連結されたまゝ枢支4部回りに傾動
しコンテナCをダンプさせることができる。
またコンテナCを伏倒させるには前記と逆の操
作を行えばよい。
尚、本実施例では、揺動腕16の作動は小シリ
ンダ19により行つたが、特公昭54−34968の如
く、リフト機構によつても可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、単一のリフトシ
リンダ8の伸縮作動により、起伏フレーム3の後
退時のみに係止片11と横軸10との挿通がで
き、起伏フレーム3の起立時には両者が自動的に
係合保持することができるので、コンテナCの積
卸途中で起伏フレーム3が離脱するような危険が
皆無となり、安全な作業を行いうる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すもので、第
1図は荷役車輌の平面図、第2図はコンテナを搭
載した側面図、第3図は起伏フレームの側面図、
第4図は横軸の斜視図、第5図は第1図のAA断
面図、第6図は要部の作業状態図、第7図は従来
の荷役車両の作業状態図を示すものである。 1は車台、2は傾動フレーム、3は起伏フレー
ム、4は枢支、8はリフトシリンダ、10は横
軸、11は係止片、14は揺動腕、31は狭幅
部、32は欠円部、aは係止機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車台の後部に傾動可能に枢支される傾動フレー
    ムと;その傾動フレームに摺動かつ離脱可能に連
    結され、上部にコンテナとの連結用フツクを有す
    るL字型起伏フレームと;前記車台と起伏フレー
    ム間に連結されるリフトシリンダと;前記傾動フ
    レームと起伏フレームとに設けられ、その起伏フ
    レームの後退時に、それらを互いに係合し得る係
    止機構とを設けてなる荷役車輌において、前記係
    止機構は起伏フレームの後端に固着され開口端に
    狭幅部を有するC字型係止片と;傾動フレームの
    途中に固着され、前記狭幅部と対応した欠円部を
    有する横軸とよりなり、起伏フレームの後退によ
    り狭幅部が欠円部に挿通され、起伏フレームの起
    立とともに係止片と横軸とが係合することを特徴
    とする荷役車輌の積卸安全装置。
JP14838584U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPS6343160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838584U JPS6343160Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838584U JPS6343160Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6162646U JPS6162646U (ja) 1986-04-26
JPS6343160Y2 true JPS6343160Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30706599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14838584U Expired JPS6343160Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JPS6162646U (ja) 1986-04-26

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