JPS6230822Y2 - - Google Patents

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JPS6230822Y2
JPS6230822Y2 JP14789282U JP14789282U JPS6230822Y2 JP S6230822 Y2 JPS6230822 Y2 JP S6230822Y2 JP 14789282 U JP14789282 U JP 14789282U JP 14789282 U JP14789282 U JP 14789282U JP S6230822 Y2 JPS6230822 Y2 JP S6230822Y2
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JP
Japan
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lift arm
cargo box
arm
vehicle body
cargo
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JP14789282U
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JPS5951640U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体に対する荷箱の積卸しが容易な
荷役車両に関し、特に、荷箱の姿勢を傾けること
無く一定に保持したまま積卸しすることが可能な
荷役車両に関するものである。
従来、この種の車両としては、たとえば特公昭
55−31009号公報に記載されたようなものが公知
であるが、この公知の荷役車両は、荷箱吊下用リ
ンク部材の下方に荷箱を吊下するようにしたもの
であつて、荷箱吊下用リンク部材が荷箱の上方に
位置するため、荷役車両全体としての車高が高く
なり、また車体と荷箱吊下用リンク部材とを連結
する平行な2本のリンク部材から成るリフトアー
ムも長くなるという不具合があり、さらに荷箱吊
下用リンク部材に荷箱を着脱する際に入手が必要
であり、その着脱に手間がかかる等の不具合もあ
つた。
本考案は、上述のような不具合が無い荷役車両
を提供することを目的とする。
そのため、本考案の荷役車両は、車体に対して
移動自在な荷箱の左右の各側面に前後方向の間隔
を置いて突設された少なくとも2個の係止片に着
脱自在に係合し得る少なくとも2個の係止部を設
けた荷箱支持部材と、車体の後部に一定の間隔を
置いて設けた2個の下部枢支軸と荷箱支持部材に
上記一定の間隔と等しい間隔を置いて設けた2個
の上部枢支軸とを連結する一対のアームからな
り、かつ少なくとも一方のアームが伸縮自在でし
かも他方のアームと同一長さを保持し得るように
構成されているリフトアームと、車体とリフトア
ームとの間に配設されてリフトアームを前後方向
に揺動させるリフトアーム作動シリンダとを有す
ることを特徴とする。
次に図面により本考案の一実施例について説明
する。
車体1の左右の各側部には側枠1aが固設され
ており、側枠1aの後部には、下部前側枢支軸1
1と下部後側枢支軸12とが前後に間隔を置いて
設けられている。
下部後側枢支軸12には、後側アーム6の下端
部が枢支されており、車体1の左右両側に設けら
れたこれらの後側アーム6の下端部の突出部6a
同志が左右に延在する連結パイプ7により互いに
連結されている。
この後側アーム6と対をなしている前側アーム
5は、アウターアーム5aと、このアウターアー
ム5aの上部において摺動自在なインナーアーム
5bと、これらを連結する伸縮シリンダ5cとか
ら伸縮自在に構成されており、アウターアーム5
aの下端部すなわち前側アーム5の下端部が前記
下部前側枢支軸11に枢支されている。
これら一対のアーム5,6によりリフトアーム
4が構成されており前側アーム5および後側アー
ム6の上端部には、上部前側枢支軸13および上
部後側枢支軸14を介して荷箱支持部材3が連結
されている。これらの2個の上部枢支軸13,1
4の間隔を、前記2個の下部枢支軸11,12の
間隔と等しくし、しかも荷箱2を車体1上に積載
した第1,3図Aの状態および地上に卸した第
1,3図Dの状態等においては、前記伸縮自在の
前側アーム5の長さを後側アーム6の長さと等し
くなるようにしてあるので、これら第1,3図
A,Dの状態では一対のアーム5,6は、平行リ
ンクを形成している。
これら一対のアーム5,6からなるリフトアー
ム4の上端部に連結された前記荷箱支持部材3に
は、2個の凹溝状の係止部3a,3bが設けられ
ており、これらの係止部3a,3bには、車体1
に対して移動自在な荷箱2の左右の各側面に前後
方向の間隔を置いて突設された2個の係止片2
a,2bが着脱自在に支持されるようになつてい
る。すなわち、第1,3図A,Dの状態において
は、荷箱支持部材3の係止部3a,3bは、斜め
前上方に開口して係止片2a,2bを支持するよ
うに形成されている。
一端部が、側枠1aに固定された支持パイプ1
7と一体のブラケツト16を介して、車体1に回
動自在に連結されたリフトアーム作動シリンダ1
5の他端部は、後に詳述する倍角リンク8を介し
てリフトアーム4に連結される。倍角リンク8
は、回動リンク部材8a、移動リンク部材8bお
よびそれ等の一端部同志を枢支連結するリンクピ
ン8cとから構成されており、回動リンク部材8
cの他端部は前記下部前側枢支軸11に枢支さ
れ、移動リンク部材8bの他端部は前記リフトア
ーム4の後側アーム6に設けた枢支ピン10に枢
支されている。リンクピン8cには連結部材9が
枢支されており、この連結部材9にリフトアーム
作動シリンダ15の前記他端部が連結されてい
る。車体1の側枠1aの後下部に設けられたジヤ
ツキピン19に基端部が枢支されたジヤツキ20
は、その先端部にローラ18が設けられており、
またジヤツキ作動シリンダ21により、略水平な
格納位置と略鉛直な張出位置との間で揺動可能で
ある。
次に本考案の実施例の作用について説明する
と、荷箱2が車体1上に積載されている状態、す
なわち第1,3図A状態では、リフトアーム4の
一対のアーム5,6は平行で長さが等しい。した
がつて、荷箱2を車体1から卸す場合には、一対
のアーム5,6の長さを等しく保つたまま、リフ
トアーム作動シリンダ15を伸長させると、倍角
リンク8を介してリフトアーム4が後方に揺動
し、このリフトアーム4を介して荷箱支持部材3
に支持された荷箱2は、傾くことなく姿勢を一定
に保つた状態で平行移動し第3図B状態を経由し
て地上に卸され、第1,3図D状態に置かれる。
このD状態から、さらにリフトアーム作動シリン
ダ15を伸長させながら車体1を後退させると、
荷箱支持部材3は後下方に移動して荷箱2から自
動的に離脱するので、その後車体1を前進させれ
ば、荷箱2は地上に置かれることになる。この様
にして荷箱2を車体1から卸すことができる。荷
箱2を車体1上に積む場合には前述の卸す場合と
逆の順序で作動させれば、荷重2は、荷箱支持部
材3に自動的に装着され、次いで車体1上に積載
されることになる。これらの積卸し作業中、車体
1の左右両側に設けられた後側アーム6の下端部
の突出部6a同志を連結する連結パイプ7によ
り、左右両側のリフトアーム4は同期して作動す
る。また、第3図状態でリフトアーム作動シリン
ダ15を固定したまま、アーム伸縮シリンダ5c
を伸長させると、荷箱2は傾斜されて第3図C状
態となるので、荷箱2内の収容物を排出すること
もできる。なお、これ等の積卸し作業中には、ジ
ヤツキ作動シリンダ21によりジヤツキ20を張
出位置に揺動させて、車体1を安定させておく。
上述の本考案の実施例によれば、リフトアーム
作動シリンダ15を、倍角リンク8を介してリフ
トアーム4に連結したので、リフトアーム作動シ
リンダ15のストロークの長さの割には、リフト
アーム4を大きく揺動させることができ、したが
つて、リフトアーム作動シリンダ15の長さを比
較的短かく構成することができる。また、リフト
アーム4の一対のアーム5および6のうちの、前
側アーム5を伸長することにより、第3図B状態
からC状態になるようにしたので、荷箱2は上部
後側枢支軸14を中心に回動するため、荷箱2内
の収容物を比較的離れた位置で排出することがで
きる。
以上のように本考案によれば、リフトアームの
上部に連結された荷箱支持部材が、荷箱の側面を
支持することになるので、荷役車両全体としての
車高を低くすることができ、またリフトアームの
長さを比較的短くすることができるにもかかわら
ず、前記従来公知の荷箱を吊下するようにしたも
のに比較して、荷箱の前後方向移動範囲を大きく
することが可能である。さらに、荷箱の側面に前
後方向の間隔を置いて突設した少なくとも2個の
係止片に、荷箱支持部材に設けた少なくとも2個
の係止部を着脱自在に係合させることにより、荷
箱を荷箱支持部材で支持するようにしたので、荷
箱の着脱がきわめて簡単であるにもかかわらず、
荷箱の姿勢を安定的に保持したまま、荷箱の移動
の移動を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の荷役車両の概略側面図、第2
図はその一部平面図、第3図は同要部拡大側面
図、第4図は同要部拡大平面図である。 1……車体、2……荷箱、2a,2b……係止
片、3……荷箱支持部材、3a,3b……係止
部、4……リフトアーム、5……前側アーム、6
……後側アーム、11……下部前側枢支軸、12
……下部後側枢支軸、13……上部前側枢支軸、
14……上部後側枢支軸、15……リフトアーム
作動シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体1に対して移動自在な荷箱2の左右の各側
    面に前後方向の間隔を置いて突設された少なくと
    も2個の係止片2a,2bに着脱自在に係合し得
    る少なくとも2個の係止部3a,3bを設けた荷
    箱支持部材3と、車体1の後部に一定の間隔を置
    いて設けた2個の下部枢支軸11,12と荷箱支
    持部材3に上記一定の間隔と等しい間隔を置いて
    設けた2個の上部枢支軸13,14とを連結する
    一対のアーム5および6からなり、かつ少なくと
    も一方のアーム5が伸縮自在でしかも他方のアー
    ム6と同一長さを保持し得るように構成されてい
    るリフトアーム4と、車体1とリフトアーム4と
    の間に配設されてリフトアーム4を前後方向に揺
    動させるリフトアーム作動シリンダ15とを有す
    る荷役車両。
JP14789282U 1982-09-29 1982-09-29 荷役車両 Granted JPS5951640U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14789282U JPS5951640U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 荷役車両

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JP14789282U JPS5951640U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 荷役車両

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Publication Number Publication Date
JPS5951640U JPS5951640U (ja) 1984-04-05
JPS6230822Y2 true JPS6230822Y2 (ja) 1987-08-07

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