JPH0719018U - トラック等のリアバンパ装置 - Google Patents

トラック等のリアバンパ装置

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JPH0719018U
JPH0719018U JP5176193U JP5176193U JPH0719018U JP H0719018 U JPH0719018 U JP H0719018U JP 5176193 U JP5176193 U JP 5176193U JP 5176193 U JP5176193 U JP 5176193U JP H0719018 U JPH0719018 U JP H0719018U
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JP
Japan
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stay
bumper
rear bumper
chassis
present
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Pending
Application number
JP5176193U
Other languages
English (en)
Inventor
二郎 頼定
Original Assignee
有限会社ヨリテック
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンプ荷箱が大きく後方へ突出したものであ
るとか、リアバンパを後方へ長く突出したタイプの場
合、ダンプ荷台を傾斜させると、荷台底面とリアバンパ
との干渉が生じるので、これを解決する。 【構成】 車輌のシャーシ後部に対してバンパステー1
でリアバンパ2を収納配置可能に支持したリアバンパ装
置において、バンパステー1を前部ステー1aと後部ステ
ー1bに分割して屈折可能にすると共に、後部ステー1bに
復帰手段3を設けたことを特徴とするトラック等のリア
バンパ装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダンプトラック、特装大型トラック等高床トラック後部に追突した乗 用車等の突入事故などを防止するためのリアバンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこれら突入防止用のバンパは後部シャーシに固定したもの、あるいはシ ャーシに固定したステーから上下に回動するアームを後部へ出してそれにリアバ ンパを取付けたものなどがある。
【0003】 最近になって大型車、特装トラックなどにおけるリアバンパの取付位置の規準 が改正され、バンパの地上高が700mm以内が550mm以内に、荷台後端からの入り代 が600mm以内から350mm以内となってきた。
【0004】 そのため、固定式や従来の可動式では、例えばダンプ荷台の傾動時、フェリー の乗降時、悪路走行時あるいは工場内のホッパーへの荷台投入時などにリアバン パが他の物体に接触し、損傷したり、作業等に支障をきたすことになる。
【0005】 本考案者は以上のような状況に鑑み、先に特願平4-330782号でみられるような トラック等のリアバンパ装置を開発した。その特徴は、シャーシ後部両脇に対し て、下方から前部に対して回動する複数のアームによりバンパステーをほぼ水平 にかつ所定位置に支持し、前記複数のアームのうち少なくとも一つはロック用の ピン穴を設けてピン支持すると共に、アームの回動及びロックのためのピンの抜 差しをシリンダ等の駆動源で行うようにしている。
【0006】 この装置では、リアバンパを支持するアームのロック又はその解除はピン穴に 対するピンの抜き差しによるものであった。そこで、ピンの抜き差しの難点のな い構造、すなわち、シャーシ後部両脇に対して、下方から前方に回動する複数の アームによりバンパステーをほぼ水平にかつ所定位置に支持し、前記複数のアー ムのうち少なくとも一つを三角アームとし、この三角アームよりロックアームを 介して回動ロック手段を設けた構造のものを特願平5-6843号で提案している。
【0007】 これにより、ピンの抜き差し以外の手段で、しかも、その手段に対して従来よ りダンプ荷台に備えられている機構をロックに利用するなど、より使い勝手が良 く、構造も簡略化できるようにしている。
【0008】 上記いずれの構造も、回動可能な複数のアームによりリアバンパを支持するの で、構造的には更に簡略化の余地がある。このような考えから、リアバンパが他 の物体に接触し、損傷したり、作業等に支障をきたすのを防ぐ機能を充分に備え た上で、より簡略化された構造のリアバンパ装置を更に検討した。
【0009】 その結果、本考案者は、先に車輌のシャーシ後部両脇に対してバンパステーを 回動可能に軸支し、バンパステーの回動範囲内にストッパを設けてリアバンパを 支持したことを特徴とするトラック等のリアバンパ装置を開発して特願平5-9768 7号で提案している。これは、車輌のシャーシ後部両脇に対してロック部と支持 ステー部とがほぼ鉤状に屈曲部で一体のバンパステーを前記屈曲部付近で回動可 能に軸支して、リアバンパを支持した。このような装置において、バンパステー のロック部のストッパ位置を決めるストッパを車輌のシャーシ後部に設けて、そ のストッパをダンプ荷台又は手動ハンドルの動きと連動させてストッパ位置の変 更を可能としている。また、バンパステーのロック部にストッパ位置の変更を可 能とする操作ロッドを連結し、この操作ロッドをリアゲート開閉ロック機構又は 手動式開閉ロック機構に連繋させたのである。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
これまでのリアバンパの検討は、ダンプ荷台(荷箱)も大きく後部に突出したも のでなく、したがって、リアバンパの後方への突出もさほど長いバンパステーに よって支持されたものではなかった。しかし、ダンプ荷台が大きく後方へ突出し たものであるとか、リアバンパを後方へ長く突出したタイプの場合、ダンプ荷台 を傾斜させると、荷台底面とリアバンパとの干渉が生じる。本考案はこれを解決 しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
その解決手段は、車輌のシャーシ後部に対してバンパステー1でリアバンパ2 を収納配置可能に支持したリアバンパ装置において、バンパステー1を前部ステ ー1aと後部ステー1bに分割して屈折可能にすると共に、後部ステー1bに復帰手段 3を設けたことを特徴とする。
【0012】 この場合のバンパステー1は、パンタグラフ型に形成されたステーの収納手段 を持つものや、前部ステー1aがL形に屈曲しておりその屈曲部をシャーシ側へ固 定したものなど、後方へリアバンパを支持する構造のものであれば特に構造を問 わない。
【0013】
【作用】
本考案のリアバンパ装置は、バンパステー1を屈折可能に支持したので、リア バンパを不使用状態に収納している際に荷箱が荷降しの際の傾斜状態になっても 分割された後部ステー1bが折れ曲がって逃げてバンパ装置が破損しない。
【0014】 この状態は、バンパステー1が収納状態にあっても、あるいは伸長状態の使用 時の態様にあっても同様に荷箱の底面に添って逃げることができる。また、前部 ステー1aと後部ステー1b間にバネ3を介在させてステーの復帰方向への付勢をさ せているので、荷降ろしを終えて荷箱11が元の水平位置へ戻るとバンパステー1 は元に復帰し、その機能を発揮する。
【0015】
【実施例】
図1〜4は本考案第1実施例のリアバンパ装置の側面図である。このリアバン パ装置は、車輌のシャーシ10後部に設けられている。リアバンパ2を支持するバ ンパステー1はシャーシ後部の両脇に設けられており、リアバンパ2を収納配置 可能に支持している。このようなリアバンパ装置において、鉤状L形に屈曲部1c で軸支しているバンパステー1を前部ステー1aと後部ステー1bに分割し、後部ス テー1bを軸4で軸支すると共に、前部ステー1aと後部ステー1b間にコイルバネの 復帰手段3が介在して、ステーを復帰方向へ付勢するようにしている。そのため に前記軸4へコイルバネを外挿すると共に、バネの端部の一方を前部ステー1aに 係止させ、バネの他端は後部ステー1bに係止させている。
【0016】 なお、ステー全体としては前部ステー1aをヒンジ21によってシャーシ10へ回動 可能に軸支している。前部ステー1aに逆へ字状に設けられているのはストッパ5 であって、定位置への復帰、すなわち戻り規制の役目をする。また、円滑な屈折 を可能にするために、後部ステー1bのリアバンパ2には荷箱11との接触側にコロ 8を設けている。更にシャーシ10にもストッパ9がある。
【0017】 図1は本考案のリアバンパ装置を車輌走行時に所定位置へ配備した状態の側面 図である。収納時には図2のようにリアバンパを上げる。このリアバンパを上げ た状態で、荷箱11を傾動状態にした場合、図3のようになる。また、このリアバ ンパは下げたままで荷箱11を傾動状態にすることもでき、図4はその状態を示し ている。
【0018】 図5は本考案の第2実施例であって、前記実施例の復帰手段3をコイルバネに 代えて前部ステー1aから突出させて設けた支持杆12によって、後部ステー1bとの 間に引張りバネ13を設けた構造である。
【0019】 図6は本考案の第3実施例であって、これまでの例が前部ステー1aがわん曲し ていたのに対して直状とし、これに突出させて設けた支持杆12によって、後部ス テー1bとの間に復帰手段3として引張りバネ13を設けた構造である。
【0020】 図7は本考案の第4実施例であって、この例では前部ステー1aの回動を規制す るストッパを、シャーシ10側から突出するストッパピン14と前部ステー1a側に設 けたピン穴15とによるものとしている。ストッパピン14の進退手段は、運転席で 操作できるシリンダによるものでもよいし、ソレノイド等でもよい。
【0021】 図8は本考案の第5実施例であって、前部ステー1aの軸を荷箱11の軸16と共用 させた例である。
【0022】 図9は本考案の第6実施例であって、前部ステー1aを荷箱11に設けられたアウ トリガー17の支軸18によって回動可能に取付けた例である。この場合アウトリガ ー17が前部ステー1aのストッパの役目もする。
【0023】 図10は本考案の第7実施例であって、後部ステー1bの復帰手段3が、中間で曲 折可能なロッド19a,19bと、荷箱11へ軸支したロッド19aの上端部と荷箱11間のバ ネ20とからなる構造としたものである。
【0024】 図11は第8実施例のリアバンパ装置の側面図である。この例ではリアバンパ2 を支持するバンパステー1は2本のアーム6,7によって支持されている。実線 が収納時であって、このとき、バンパステー1が直状のままであると荷箱11と干 渉してしまう。これを避ける手段として、バンパステー1を前部ステー1aと後部 ステー1bに分割して、これらを軸4で軸支して回動可能にしている。この軸4に は復帰手段3として戻しコイルバネが捲回されており、リアバンパ2を押圧する 状態がなくなると元に復帰する。
【0025】
【考案の効果】
本考案によって、ダンプ荷台の傾動時、フェリーの乗降時等において、ダンプ 荷箱の傾動に伴いリアバンパが他の物体に接触したり、損傷したり、作業に支障 をきたすこと等が防止されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例のリアバンパ装置の車輌走行
時の側面図である。
【図2】リアバンパを上げた場合の同装置の側面図であ
る。
【図3】リアバンパを上げた状態で、荷箱を傾動状態に
した場合の同装置の側面図である。
【図4】リアバンパを下げたままで、荷箱を傾動状態に
した場合の同装置の側面図である。
【図5】本考案第2実施例のリアバンパ装置の車輌走行
時の側面図である。
【図6】本考案第3実施例のリアバンパ装置の車輌走行
時の側面図である。
【図7】本考案第4実施例のリアバンパ装置の車輌走行
時の側面図である。
【図8】本考案第5実施例のリアバンパ装置の車輌走行
時の側面図である。
【図9】本考案第6実施例のリアバンパ装置の車輌走行
時の側面図である。
【図10】本考案第7実施例のリアバンパ装置の車輌走
行時の側面図である。
【図11】本考案第8実施例のリアバンパを上げた状態
で荷箱を傾動状態にした場合の同装置の側面図である。
【符号の説明】
1 バンパステー 1a 前部ステー 1b 後部ステー 2 リアバンパ 3 復帰手段 4 軸 5 ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌のシャーシ後部に対してバンパステ
    ー1でリアバンパ2を収納配置可能に支持したリアバン
    パ装置において、バンパステー1を前部ステー1aと後部
    ステー1bに分割して屈折可能にすると共に、後部ステー
    1bに復帰手段3を設けたことを特徴とするトラック等の
    リアバンパ装置。
JP5176193U 1993-09-24 1993-09-24 トラック等のリアバンパ装置 Pending JPH0719018U (ja)

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JP5176193U JPH0719018U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 トラック等のリアバンパ装置

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JP5176193U JPH0719018U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 トラック等のリアバンパ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0719018U true JPH0719018U (ja) 1995-04-04

Family

ID=12895941

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JP5176193U Pending JPH0719018U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 トラック等のリアバンパ装置

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JP (1) JPH0719018U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104859A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Kenji Kameyama ダンプトラックの可動バンパー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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