JPS6216361Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6216361Y2 JPS6216361Y2 JP1981157812U JP15781281U JPS6216361Y2 JP S6216361 Y2 JPS6216361 Y2 JP S6216361Y2 JP 1981157812 U JP1981157812 U JP 1981157812U JP 15781281 U JP15781281 U JP 15781281U JP S6216361 Y2 JPS6216361 Y2 JP S6216361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- loading platform
- locking
- locking tool
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、走行装置を具備した車体に対して
荷台を傾斜つまりダンプさせて積荷を排出させる
ようにしたダンプ車の荷台ダンプ時に開放する荷
枠つまり煽戸の係脱装置に関し、構造簡単にして
廉価に製作できるよう構成すると共に、この係脱
装置の破損を防止しようとするものである。
荷台を傾斜つまりダンプさせて積荷を排出させる
ようにしたダンプ車の荷台ダンプ時に開放する荷
枠つまり煽戸の係脱装置に関し、構造簡単にして
廉価に製作できるよう構成すると共に、この係脱
装置の破損を防止しようとするものである。
荷台ダンプ時の車体に対する荷台の相対位置の
変化を利用して煽戸の係脱を行う構成として、実
公昭36−19904号公報に記載されたものが知られ
ている。この構成では、煽戸係止具の動きが悪い
場合に破損しないようにするために、車体側にバ
ネで可動な枢軸を設け、この枢軸と係止具を連結
杆ロツドで一体的に連結している。この構造では
部品数も多く組み立ても複雑になる。
変化を利用して煽戸の係脱を行う構成として、実
公昭36−19904号公報に記載されたものが知られ
ている。この構成では、煽戸係止具の動きが悪い
場合に破損しないようにするために、車体側にバ
ネで可動な枢軸を設け、この枢軸と係止具を連結
杆ロツドで一体的に連結している。この構造では
部品数も多く組み立ても複雑になる。
この考案では、次の如く構成することによつて
構造を簡単にするものである。すなわち、「車体
１の枢支軸９を中心にダンプ作動可能な荷台２の
煽戸３開放側を、荷台２に回動自在に枢支されば
ね１５により係止方向へ弾発付勢される係止具４
によつて係脱可能に構成すると共に、車体１の枢
支軸９後方下方側の軸５と係止具４との間をロツ
ド６と該ロツド６に伸長方向にのみ摺動自在のロ
ツドホルダー７によつて枢支連結してなるダンプ
車の煽戸係止装置。」の構成とする。
構造を簡単にするものである。すなわち、「車体
１の枢支軸９を中心にダンプ作動可能な荷台２の
煽戸３開放側を、荷台２に回動自在に枢支されば
ね１５により係止方向へ弾発付勢される係止具４
によつて係脱可能に構成すると共に、車体１の枢
支軸９後方下方側の軸５と係止具４との間をロツ
ド６と該ロツド６に伸長方向にのみ摺動自在のロ
ツドホルダー７によつて枢支連結してなるダンプ
車の煽戸係止装置。」の構成とする。
この考案は前記の構成によつて、次の如き作用
効果を奏する。すなわち、荷台２を水平にした状
態では、煽戸３の開放側を係止方向へ弾発付勢し
た係止具４で係止して開放することがないのであ
るが、荷台２をダンプすると、荷台２の係止具４
と車体１の固定軸５が接近することによつて、ロ
ツド６とロツドホルダー７が係止具４を弾発付勢
力に抗して係止解除方向へ押して煽戸３の係止を
外し、荷台２上の積荷がこの煽戸３の開放側から
排出されることになる。そして、荷台２をダンプ
位置から元の水平状態に戻す場合には、ロツド６
とロツドホルダー７は作用せず、係止具４の係止
方向への弾発付勢力で煽戸３の開放側を係止する
のであるが、その際に、煽戸３の係止部と係止具
４との間に石や泥等の介在物が在つても、係止具
４は弾発付勢力のみが働いているために、強制的
に回動させることがなく、破損することがない。
しかも、ロツド６とロツドホルダー７との間を伸
長方向にのみ摺動可能に構成すると共に、係止具
４を直接ばね１５により弾発付勢すべく構成した
ものであるから、従来技術に比して部品点数を少
なくして構造が簡単であると共に、係止具４の回
動も抵抗が少なく円滑に行える。
効果を奏する。すなわち、荷台２を水平にした状
態では、煽戸３の開放側を係止方向へ弾発付勢し
た係止具４で係止して開放することがないのであ
るが、荷台２をダンプすると、荷台２の係止具４
と車体１の固定軸５が接近することによつて、ロ
ツド６とロツドホルダー７が係止具４を弾発付勢
力に抗して係止解除方向へ押して煽戸３の係止を
外し、荷台２上の積荷がこの煽戸３の開放側から
排出されることになる。そして、荷台２をダンプ
位置から元の水平状態に戻す場合には、ロツド６
とロツドホルダー７は作用せず、係止具４の係止
方向への弾発付勢力で煽戸３の開放側を係止する
のであるが、その際に、煽戸３の係止部と係止具
４との間に石や泥等の介在物が在つても、係止具
４は弾発付勢力のみが働いているために、強制的
に回動させることがなく、破損することがない。
しかも、ロツド６とロツドホルダー７との間を伸
長方向にのみ摺動可能に構成すると共に、係止具
４を直接ばね１５により弾発付勢すべく構成した
ものであるから、従来技術に比して部品点数を少
なくして構造が簡単であると共に、係止具４の回
動も抵抗が少なく円滑に行える。
次に、この考案の一実施例を図面で説明する。
１は、走行装置を具備した車体で、荷台取付ブ
ラケツト８を固着する。この荷台取付ブラケツト
８に荷台枢支軸９を設け、荷台２をこの荷台枢支
軸９に枢着してダンプ時にこの荷台枢支軸９を中
心にして回動すべくする。
ラケツト８を固着する。この荷台取付ブラケツト
８に荷台枢支軸９を設け、荷台２をこの荷台枢支
軸９に枢着してダンプ時にこの荷台枢支軸９を中
心にして回動すべくする。
１０は、車体１に取り付けたクツシヨンで、荷
台２の降下時の衝撃を緩和する。
台２の降下時の衝撃を緩和する。
荷台２には、上部を荷台の側枠に枢着した荷枠
つまり煽戸３を設け、この煽戸３の下端には掛止
杆１１を固着し、この掛止杆１１に対向する荷台
２の外側には、掛止杆１１を受け入れる凹部１２
を形成した掛止杆受枠１３を固着する。また、荷
台２には、ベルクランク形状の係止具４を回動自
在に支軸１４へ枢着し、煽戸３の掛止杆１１に係
脱すべくする。この係止具４の係止側と反対側の
アームに引張ばね１５を設け、係止具４の係止方
向へ弾発付勢している。この係止具４の引張ばね
１５取付位置と同じ側には、先端にネジ部１６を
形成したロツド６を枢着し、車体１の荷台取付ブ
ラケツト８に設けた固定軸５に筒状のロツドホル
ダー７を枢着し、ロツドホルダー７の筒内へロツ
ド６の先端を遊嵌させている。
つまり煽戸３を設け、この煽戸３の下端には掛止
杆１１を固着し、この掛止杆１１に対向する荷台
２の外側には、掛止杆１１を受け入れる凹部１２
を形成した掛止杆受枠１３を固着する。また、荷
台２には、ベルクランク形状の係止具４を回動自
在に支軸１４へ枢着し、煽戸３の掛止杆１１に係
脱すべくする。この係止具４の係止側と反対側の
アームに引張ばね１５を設け、係止具４の係止方
向へ弾発付勢している。この係止具４の引張ばね
１５取付位置と同じ側には、先端にネジ部１６を
形成したロツド６を枢着し、車体１の荷台取付ブ
ラケツト８に設けた固定軸５に筒状のロツドホル
ダー７を枢着し、ロツドホルダー７の筒内へロツ
ド６の先端を遊嵌させている。
１７は、ロツド６のロツドホルダー７に対する
嵌合深さを調節するロツクナツトである。
嵌合深さを調節するロツクナツトである。
なお、ロツド６を固定軸５に枢着してロツドホ
ルダー７を係止具４に枢着してもよい。
ルダー７を係止具４に枢着してもよい。
荷台２を水平状態（実線位置）からダンプ状態
（想像線位置）に枢支軸９を中心に回動させる
と、係止具４と固定軸５との距離が短くなるが、
ロツド６とロツドホルダー７はロツクナツト１７
で規制され短縮方向には摺動できず、係止具４を
引張ばね１５に抗して煽戸３の係止枠１１との係
合を外す方向へ回動させる。
（想像線位置）に枢支軸９を中心に回動させる
と、係止具４と固定軸５との距離が短くなるが、
ロツド６とロツドホルダー７はロツクナツト１７
で規制され短縮方向には摺動できず、係止具４を
引張ばね１５に抗して煽戸３の係止枠１１との係
合を外す方向へ回動させる。
又、荷台２をダンプ位置から元の水平状態に戻
せば、ロツド６とロツドホルダー７により押圧回
動されていた係止具４はその押圧力を解除される
と、引張ばね１５によつて支軸１４を中心に回動
されて係止杆１１と係合し煽戸３を固定する。
せば、ロツド６とロツドホルダー７により押圧回
動されていた係止具４はその押圧力を解除される
と、引張ばね１５によつて支軸１４を中心に回動
されて係止杆１１と係合し煽戸３を固定する。
又、この時係止杆１１と係止具４との間に小石
等が挟さまつた場合には、係止具４の回動が規制
されるが、この際には係止具４に枢支連結される
ロツド６がロツドホルダー７に対して伸長方向に
摺動して固定軸５と係止具４との間の距離を修正
させる為、従来の如く係止具４を無理に回動させ
て破損させる恐れがない。
等が挟さまつた場合には、係止具４の回動が規制
されるが、この際には係止具４に枢支連結される
ロツド６がロツドホルダー７に対して伸長方向に
摺動して固定軸５と係止具４との間の距離を修正
させる為、従来の如く係止具４を無理に回動させ
て破損させる恐れがない。
図は、この考案の一実施例を示すもので、第１
図は一部を断面とした正面図である。 １……車体、２……荷台、３……煽戸、４……
係止具、５……固定軸、６……ロツド、７……ロ
ツドホルダー。
図は一部を断面とした正面図である。 １……車体、２……荷台、３……煽戸、４……
係止具、５……固定軸、６……ロツド、７……ロ
ツドホルダー。
Claims (1)
- 車体１の枢支軸９を中心にダンプ作動可能な荷
台２の煽戸３開放側を、荷台２に回動自在に枢支
さればね１５により係止方向へ弾発付勢される係
止具４によつて係脱可能に構成すると共に、車体
１の枢支軸９後方下方側の軸５と係止具４との間
をロツド６と該ロツド６に伸長方向にのみ摺動自
在のロツドホルダー７によつて枢支連結してなる
ダンプ車の煽戸係止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15781281U JPS5861641U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | ダンプ車の煽戸係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15781281U JPS5861641U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | ダンプ車の煽戸係止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861641U JPS5861641U (ja) | 1983-04-26 |
| JPS6216361Y2 true JPS6216361Y2 (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=29950321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15781281U Granted JPS5861641U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | ダンプ車の煽戸係止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5861641U (ja) |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP15781281U patent/JPS5861641U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5861641U (ja) | 1983-04-26 |
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