JP2014104859A - ダンプトラックの可動バンパー - Google Patents

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Abstract

【課題】バンパー収納位置において、傾斜荷台との干渉防止と、地面からのスペース確保と、バンパー収納操作負担の軽減と、を併せて達成すること。
【解決手段】ダンプトラックの可動バンパーA1は、バンパーステー10に対し回動可能なバンパーアーム11と、バンパーアーム11に一体に固定されたバンパー本体12と、を有する。この可動バンパーA1のバンパーアーム11及びバンパー本体12を、バンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、バンパー使用位置を、サイドフレーム2,2の後端下部位置に設定した。バンパー収納位置を、バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する位置、つまり、最大傾斜荷台ラインLmaxより車両前方側位置であり、かつ、バンパー本体12がアーム支軸13を通る支軸垂直ラインLperより車両前方側に超えると共に、バンパーステー10の下面10aが地上高を規定する位置に設定した。
【選択図】図4

Description

本発明は、荷台を車両後方に傾ける機能を持つダンプトラックの車両後部に設定される可動バンパーに関する。
一般に、トラックの一対のサイドフレームの後端部位置には、固定バンパーが設定されているが、ダンプトラックの場合、傾動する荷台との干渉回避を主な目的とし、一対のサイドフレームの後端部位置に、バンパーアームを介してバンパー本体が回動可能に設定される。この可動バンパーとして、バンパー使用位置を、サイドフレームの後端下部位置とし、バンパー使用位置から車両前方側へ回動させることで、サイドフレームから下方に突出した車両前方側下部位置を、可動バンパーのバンパー収納位置とするものが知られている(例えば、特許文献1の図7参照)。
特開2011−80511号公報
しかしながら、上記従来の可動バンパーにあっては、バンパー収納位置において、バンパー本体とバンパーアームが、サイドフレームから下方に突出する。このため、バンパー収納位置で地面からバンパー本体までのスペースが制限され、例えば、可動バンパーを収納してアスファルトフィニッシャーを車両後方からサイドフレームの下側空間へ差し込んだ場合、バンパー本体と干渉してしまうおそれがある、という問題があった。
加えて、バンパー収納位置においては、バンパーアームが自重により下方に向かって回動する構成となっている。このため、バンパー収納位置でバンパーアームを支えながらピンによりバンパーアームを固定するアーム固定操作を要し、バンパー収納操作負担が増大してしまう、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、バンパー収納位置において、傾斜荷台との干渉防止と、地面からのスペース確保と、バンパー収納操作負担の軽減と、を併せて達成することができるダンプトラックの可動バンパーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車両前後方向に延びる一対のサイドフレームに対し軸支持された一対のバンパーアームと、前記一対のバンパーアームに一体に固定され、車幅方向に延びるバンパー本体と、を有することを前提とする。
このダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体を、バンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー使用位置を、前記一対のサイドフレームの後端より車両後方側下部位置に設定し、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を、前記バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する到達位置とする。
そして、前記到達位置を、荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインより車両前方側位置であり、かつ、前記バンパー本体が前記アーム支軸を通る支軸垂直ラインより車両前方側に超えると共に、前記バンパーステーの下面が地上高を規定する位置に設定したことを特徴とする。
上記のように、バンパー収納位置を、最大傾斜角の荷台を想定して干渉しない位置に設定した。このため、停車して荷台を傾斜させての荷下ろし作業時、様々な角度で傾斜する荷台とバンパー本体の干渉が防止される。
上記のように、バンパー収納位置を、バンパー本体がアーム支軸を通る支軸垂直ラインより車両前方側に超える位置に設定した。このため、バンパー収納位置において、アーム固定操作を要すること無く、バンパー本体とバンパーアームの自重により収納が可能であり、バンパー収納操作負担が軽減される。
上記のように、バンパー収納位置を、バンパーステーの下面が地上高を規定する位置に設定した。このため、バンパー収納位置で地面からのスペースがバンパー本体により制限されることなく、地面からバンパーステーの下面までのスペースが確保される。
このように、バンパーステーに対しバンパーアーム及びバンパー本体をスペース効率良く自重にて収納可能な構成にしたため、バンパー収納位置において、傾斜荷台との干渉防止と、地面からのスペース確保と、バンパー収納操作負担の軽減と、を併せて達成することができる。
実施例1の可動バンパーを適用したエアーサス付きダンプトラックの一例を示す全体側面図である。 実施例1のエアーサス付きダンプトラックの可動バンパーにおいて一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー使用位置を示すトラック背面図である。 実施例1のエアーサス付きダンプトラックの可動バンパーにおいて一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を示すトラック背面図である。 実施例1のエアーサス付きダンプトラックの可動バンパーを示す拡大側面図である。 実施例1の可動バンパーの構成要素であるバンパーステーとバンパーアームとバンパー本体とアーム支軸を示す分解斜視図である。 実施例1でのバンパー使用位置にてアームロック位置からアームロック解除位置までのロック用アームの移動操作を説明する作用説明図である。 実施例1でのロック解除状態にてバンパー使用位置からバンパー収納位置に向かうバンパーアームの回動操作を説明する作用説明図である。 実施例1においてバンパー収納位置でのバンパーアーム及びバンパー本体の自重支持作用を説明する作用説明図である。 実施例1の可動バンパーの設定位置高さ調整作用を説明する作用説明図である。
以下、本発明のダンプトラックの可動バンパーを実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1におけるエアーサス付きダンプトラック(ダンプトラックの一例)の可動バンパーの構成を、「全体構成」、「可動バンパーの要部構成」、「可動バンパー構成要素の詳細構成」に分けて説明する。
[全体構成]
図1は、実施例1の可動バンパーを適用したエアーサス付きダンプトラックの一例を示す全体側面図であり、図2は、バンパー使用位置を示し、図3は、バンパー収納位置を示す。以下、図1〜図3に基づき、全体構成を説明する。
実施例1の可動バンパーA1を適用したエアーサス付きダンプトラックは、図1に示すように、乗員キャビン1と、サイドフレーム2と、サブフレーム3と、荷台4と、前輪5と、後輪6と、フロントバンパー7と、荷台傾動支軸8と、エアーサスペンション9と、を備えている。
前記荷台4は、図1に示すように、サブフレーム3に対して荷台傾動支軸8を中心とする車両後方側への回動により、最大傾斜荷台ラインLmaxの位置まで傾動可能に設けられている。
前記前輪5及び後輪6は、図1に示すように、車両前後方向に延びる一対のサイドフレーム2に対し、エアーサスペンション9により懸架されている。この空気バネ構造のエアーサスペンション9によりサイドフレーム2を支持していることで、例えば、リーフスプリングサスペンション形式のダンプトラックより車高が高く、かつ、車高調整自由度を持つものとなっている。
前記フロントバンパー7は、図1に示すように、車両前部に固定された固定バンパー構成によるもので、可動バンパーA1は、フロントバンパー7に対して車両後部のリヤバンパーとして設定されている。
前記可動バンパーA1は、図2に示すバンパー使用位置と、図3に示すバンパー収納位置との間で手動操作により回動可能な構成としている。この可動バンパーA1は、図2及び図3に示すように、一対のバンパーステー10と、一対のバンパーアーム11と、バンパー本体12と、を有する。
前記一対のバンパーステー10は、車両前後方向に延びると共に、クロスフレーム30により連結された一対のサイドフレーム2に対して締結固定されている。前記一対のバンパーアーム11は、それぞれ一対のバンパーステー10に対して回動可能に軸支持されている。前記バンパー本体12は、一対のバンパーアーム11に一体にボルト固定され、車幅方向に延びる。
前記一対のバンパーアーム11及びバンパー本体12のバンパー使用位置は、図2に示すように、道路運送車両法の保安基準に基づき、一対のサイドフレーム2の後端下部位置に設定している。
前記一対のバンパーアーム11及びバンパー本体12のバンパー収納位置は、スペース効率良く収納したいという意図に基づき、図3の仮想線で示すバンパー使用位置から、矢印Bにて示す車両上方側へ回動させて到達する位置としている。
なお、図2及び図3において、31は、サブフレーム3,3に固定され、後輪6の車両後方側上部位置に配置されたガードプレートである。32は、一対のサブフレーム3を車幅方向に連結するクロスフレームである。
[可動バンパーの要部構成]
図4は、実施例1の可動バンパーA1を示す拡大側面図である。以下、図4に基づき、可動バンパーA1の要部構成を説明する。
前記可動バンパーA1の要部構成として、図4に示すように、サイドフレーム2と、バンパーステー10と、バンパーアーム11と、バンパー本体12と、アーム支軸13と、を備えている。
前記バンパーアーム11及びバンパー本体12は、バンパーステー10に対するアーム支軸13を中心としてバンパー使用位置(図4の実線位置)とバンパー収納位置(図4の仮想線位置)との間で回動可能に設けられている。
前記バンパーアーム11及びバンパー本体12のバンパー使用位置は、図4の実線位置に示すように、道路運送車両法の保安基準に基づいて規定されるサイドフレーム2の後端下部位置に設定している。具体的には、地面からバンパー本体12までの高さ寸法Hを約450mm(<規定寸法550mm)とし、荷台4の後端位置からバンパー本体12までの前後方向寸法Dを約150mm(<規定寸法400mm)としている。
すなわち、リヤバンパーとしての可動バンパーA1は、バンパー使用位置において、追突等の事故の際に乗用車等が下に潜り込むサブマリンという現象を防止するために、地面からの高さ寸法Hと荷台後端からの前後方向寸法Dが厳しく制限されている。
前記バンパーアーム11及びバンパー本体12のバンパー収納位置は、図4の仮想線に示すように、荷台4の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインLmaxより車両前方側位置であり、かつ、バンパー本体12がアーム支軸13を通る支軸垂直ラインLperより車両前方側に超えると共に、バンパーステー10の下面10aを、バンパー収納位置での地上高を規定する位置に設定している。
前記バンパーステー10は、車両上下方向に延びるフレーム固定部10bと、このフレーム固定部10bから車両後方に延びる車両後方延出部10cと、によるL字形状としている。そして、バンパーアーム11及びバンパー本体12の到達位置を、L字形状のバンパーステー10により形成されるL字凹部10dに収納すると共に、車両後方延出部10cの上面10eに自重支持される位置に設定している(図8参照)。
[可動バンパー構成要素の詳細構成]
図5は、可動バンパーA1の構成要素であるバンパーステー10とバンパーアーム11とバンパー本体12とアーム支軸13を示す分解斜視図である。以下、図5に基づき、可動バンパー構成要素の詳細構成を説明する。
実施例1の可動バンパーA1は、図5に示すように、バンパーステー10と、バンパーアーム11と、バンパー本体12と、アーム支軸13と、ロック用アーム14と、ストッパピン15と、支軸16と、スプリング17と、手動操作レバー18と、を備えている。
前記バンパーステー10は、高張力鋼を素材として形成され、サイドフレーム2に対して4本のボルト・ナット19(図4)により強固に固定されると共に、バンパーアーム11を回動可能に支持する構成要素である。バンパーステー10には、アーム支軸13を挿通するアーム支軸穴10hを設けると共に、アーム支軸13を挟んだ車両前方位置にステー側ストッパプレート10fを有し、アーム支軸13を挟んだ車両後方位置にステー側ストッパ凹部10gを有する。また、バンパーステー10には、サイドフレーム2に設けたフレーム側ボルト穴2aと連通させてボルト・ナット19により締結固定するステー側ボルト穴10iを設けている。
前記バンパーステー10は、サイドフレーム2に対し可動バンパーA1の設定位置高さ調整構造を介して固定される。この設定位置高さ調整構造は、バンパーステー10の固定位置を高さ方向に変更したとき、フレーム側ボルト穴2aとステー側ボルト穴10iの連通が変更前であっても変更後であっても確保されるように、両ボルト穴2a,10iの位置を設定している。すなわち、ステー側ボルト穴10iとして縦3列で横3列の合計9個設けているのに対し、フレーム側ボルト穴2aとして同様に縦3列で横3列の合計9個設けていて、穴間隔である縦スパンと横スパンを同一スパンとしている。なお、縦3列の両ボルト穴2a,10iのうち、中央の1列は、固定強度を上げるために必要に応じて用いる予備穴としている。
前記バンパーアーム11は、高張力鋼を素材として形成され、バンパーステー10に対してアーム支軸13を介して回動可能に軸支持されると共に、バンパー本体12が締結固定される構成要素である。バンパーアーム11は、同じ形状の2枚のアームプレート11aを、バンパーステー10を挿入可能な間隔を介し、車両前方側をアーム側ストッパプレート11bにて連結し、車両後方側をバンパー固定プレート11cにて連結することで構成されている。2枚のアームプレート11aには、アーム支軸13を挿通するアーム支軸穴11dが設けられる。バンパー固定プレート11cには、スタッドボルトを有する断面方形状のバンパー本体12が締結固定される。
前記アーム支軸13は、高張力鋼を素材として形成され、一端側にストッパリング13aを有し、他端側に割りピン穴13bを有する。そして、2枚のアームプレート11aの間にバンパーステー10を挿入し、一端側からバンパーステー10のアーム支軸穴10hとバンパーアーム11のアーム支軸穴11dに挿入し、図外の割りピンにより抜け止めされる。
前記ロック用アーム14は、高張力鋼を素材として形成され、2枚のアームプレート11aの間に介装されると共に、2枚のアームプレート11aに対し支軸16によりアームロック位置とアームロック解除位置との間で上向き回動可能に支持されている。ロック用アーム14は、アーム上端部に固定されたストッパピン15と、ストッパピン15とアームプレート11aとの間に介装されたスプリング17と、ストッパピン15と平行配置で固定され、車両中心軸に向かって延びる手動操作レバー18と、を有する。
前記スプリング17は、ステー側ストッパ凹部10gにストッパピン15を嵌め込み接触させるアームロック位置で、ストッパピン15に対し接触方向(車両前方向)に付勢力を付与する設定とされる(図4)。同時に、ストッパピン15をステー側ストッパ凹部10gから外したアームロック解除位置で、ストッパピン15に対し解除方向(車両後方向)に付勢力を付与する設定とされる(図6)。すなわち、アームロック位置でスプリング17が支軸16よりも車両前方向に配置され、中間位置でスプリング17と支軸16が一致し、アームロック解除位置でスプリング17が支軸16よりも車両後方向に配置される設定とされる。
前記手動操作レバー18は、ロック用アーム14に対し、互いに車両中心軸に向かって延びるように左右一対設けられる(図2参照)。すなわち、左右一対の手動操作レバー18は、バンパー本体12の中央部位置に立った操作者が左右の手で把持し易い位置に設定された手動操作手段であり、バンパー使用位置にてアームロック位置とアームロック解除位置との間でのロック用アーム14の移動操作と、ロック解除状態にてバンパー使用位置とバンパー収納位置との間でのバンパーアーム11の回動操作を行う。
前記バンパーステー10とバンパーアーム11の間には、バンパーアーム11のアーム動作をバンパー使用位置で固定するアームロック構造が設けられる。このアームロック構造は、バンパー使用位置において、バンパーアーム11に設けられたアーム側ストッパプレート11bがステー側ストッパプレート10fに自重接触することにより車両前方向への回動を規制する。この車両前方向への回動規制状態で、ステー側ストッパ凹部10gにロック用アーム14に端部に設けられたストッパピン15を嵌め込み接触させることにより車両後方向への回動を規制する。すなわち、車両前後方向への回動を共に規制することによりバンパーアーム11をバンパー使用位置で固定する構造としている。なお、バンパー収納位置でのアームロック構造は無く、バンパーステー10の車両後方延出部10cの上面10eに自重支持するだけである。
次に、作用を説明する。
実施例1のエアーサス付きダンプトラックの可動バンパーA1における作用を、「バンパー使用時作用」、「バンパー収納時作用」、「可動バンパーの設定位置高さ調整作用」に分けて説明する。
[バンパー使用時作用]
バンパー使用位置においては、バンパーアーム11のアームロック操作とアームロック解除操作が容易であることが必要である。以下、図4及び図6に基づき、これを反映するバンパー使用時作用を説明する。
バンパーアーム11のアーム動作をバンパー使用位置で固定するときは、バンパー使用位置において、図4に示すように、バンパーアーム11に設けられたアーム側ストッパプレート11bがステー側ストッパプレート10fに自重接触することにより車両前方向への回動が規制される。つまり、バンパーアーム11とバンパー本体12を合わせた自重による力が、両ストッパプレート10f,11bの間での接触力となる。
そして、車両前方向への回動規制状態で、左右一対の手動操作レバー18を把持して車両前方側へ押し、図4に示すように、ステー側ストッパ凹部10gにロック用アーム14に端部に設けられたストッパピン15を嵌め込み接触させる。このアーム固定操作により車両後方向への回動が規制される。すなわち、車両前後方向への回動を共に規制することによりバンパーアーム11は、バンパー使用位置で固定されることになる。
このバンパー使用位置で固定された状態で走行したときは、ストッパピン15に加わる振動入力に対してもアーム動作の固定を維持する必要がある。この振動入力対策として、実施例1では、アームロック位置で、スプリング17によりストッパピン15に対し固定方向(車両前方向)に付勢力を付与する設定としている。このため、ストッパピン15を外す方向に付勢力や接触摩擦力を超えるような過大な振動入力が加わらない限り、悪路を含む通常の走行中に加わる振動入力に対してアーム動作の固定が維持される。
次に、バンパー使用位置にてバンパーアーム11の固定を解除するときは、左右一対の手動操作レバー18を把持し、図6に矢印Cに示すように車両後方側へ引き、ステー側ストッパ凹部10gに嵌め込み接触されているストッパピン15を外す。このアーム解除操作によりバンパーアーム11の固定が解除される。
このバンパーアーム11の固定解除状態では、元の固定側に戻ることがないように、固定解除位置にてロック用アーム14を維持する必要がある。この解除位置維持対策として、実施例1では、アームロック位置で、スプリング17によりストッパピン15に対し解除方向(車両後方向)に付勢力を付与する設定としている。このため、左右一対の手動操作レバー18から手を離しても、スプリング17の付勢力によりバンパーアーム11の固定解除状態がそのまま維持される。
[バンパー収納時作用]
可動バンパーA1のバンパー収納位置では、荷台4の傾斜を含めた様々な作業を行うため、できる限り作業の邪魔にならないスペース効率の良い位置に可動バンパーA1を収納することが必要であるし、バンパー収納操作負担の軽減も必要である。以下、図7及び図8に基づき、これを反映するバンパー収納時作用を説明する。
バンパー使用位置状態(図6)からバンパー収納位置までの回動操作を行うときは、左右一対の手動操作レバー18を把持して車両上方へ引き上げ、アーム支軸13を中心にバンパーアーム11及びバンパー本体12を回動させる。このとき、バンパーアーム11及びバンパー本体12が、図7の矢印Eに示す垂直上方位置にくるまでは、手動操作レバー18に対して引き上げ力が必要であるが、垂直上方位置を超えると、図8の矢印Fに示すように、バンパーアーム11及びバンパー本体12の自重によりバンパー収納位置に向かって回動する。そして、バンパー収納位置では、図8に示すように、バンパーアーム11及びバンパー本体12が、バンパーステー10の車両後方延出部10cの上面10eに自重支持される。なお、バンパーアーム11及びバンパー本体12をバンパー収納位置に設定するのは停車作業時に限るため、バンパー収納位置でバンパーアーム11及びバンパー本体12を固定する必要はない。
実施例1では、バンパー収納位置を、最大傾斜角Lmaxの荷台4を想定して干渉しない位置に設定した。このため、停車して荷台4を傾斜させての荷下ろし作業時、様々な角度で傾斜する荷台4とバンパー本体12の干渉が防止される。
そして、バンパー収納位置を、バンパー本体12がアーム支軸13を通る支軸垂直ラインLperより車両前方側に超える位置に設定した。このため、バンパー収納位置において、アーム固定操作を要すること無く、バンパー本体12とバンパーアーム11の自重により収納が可能であり、バンパー収納操作負担が軽減される。
さらに、バンパー収納位置を、バンパーステー10の下面10aが地上高を規定する位置に設定した。このため、バンパー収納位置で地面からのスペースがバンパー本体12により制限されることなく、地面からバンパーステー10の下面10aまでのスペースが確保される。
このように、バンパーステー10に対しバンパーアーム11及びバンパー本体12をスペース効率良く自重にて収納可能な構成にすることで、バンパー収納位置において、「傾斜荷台との干渉防止」と、「地面からのスペース確保」と、「バンパー収納操作負担の軽減」と、が併せて達成される。
一方、バンパー収納位置状態(図8)からバンパー使用位置までの回動操作を行うときは、バンパー本体12あるいは左右一対の手動操作レバー18を把持して車両後方へ引き戻し、アーム支軸13を中心にバンパーアーム11及びバンパー本体12を逆方向に回動させる。このとき、バンパーアーム11及びバンパー本体12が、図7に示す垂直上方位置にくるまでは、手動操作レバー18に対して引き戻し力が必要であるが、垂直上方位置を超えると、バンパーアーム11及びバンパー本体12の自重によりバンパー使用位置に向かって回動する。そして、バンパー使用位置では、図6に示すように、バンパーアーム11に設けられたアーム側ストッパプレート11bがステー側ストッパプレート10fに自重接触することにより回動が規制される。
[可動バンパーの設定位置高さ調整作用]
可動バンパーA1はバンパー使用位置における地面からの地上高が厳しく規制される。このため、エアーサス付きダンプトラックに適用する場合、あるいは、同じ可動バンパーユニットを異なる車種に適用する場合には、可動バンパーA1の設定位置高さ調整機能を持たせることが有用である。以下、図4及び図9に基づき、これを反映する可動バンパーA1の設定位置高さ調整作用を説明する。
可動バンパーA1を通常の高さに設定するときは、図4に示すように、ステー側ボルト穴10iの9個に、フレーム側ボルト穴2aの9個が全て連通するようにバンパーステー10を設定する。そして、連通している9個のボルト穴2a,10iのうち、隅の4個の連通するボルト穴2a,10iにボルトを挿通し、ナットによりサイドフレーム2に対し締結固定する。
一方、可動バンパーA1を通常より低い高さに設定するときは、図9に示すように、ステー側ボルト穴10iの9個のうち、下側の6個に対し、フレーム側ボルト穴2aの9個のうち、上側の6個が連通するようにバンパーステー10を設定する。そして、連通している6個のボルト穴2a,10iのうち、隅の4個の連通するボルト穴2a,10iにボルトを挿通し、ナットによりサイドフレーム2に対し締結固定する。
これにより、図4に示す可動バンパーA1の通常位置設定に対し、図9に示すように、調整高さΔHだけ低くして可動バンパーA1を設定できることになる。この可動バンパーA1の設定位置高さ調整機能は、実施例1のように、エアーサス付きダンプトラックに可動バンパーA1を適用する場合、エアーサスペンション9が持つ車高調整機能により車高が高くなり、地面からの地上高が規制の高さから外れるような場合に有用である。また、車高が異なる車種に可動バンパーA1を適用する場合、同じ可動バンパーユニットを用意するだけで、車高が異なる車種への対応性を持たせることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のエアーサス付きダンプトラックの可動バンパーA1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 車両前後方向に延びる一対のサイドフレーム2の後端部位置に固定されたバンパーステー10と、該バンパーステー10に対し回動可能に軸支持された一対のバンパーアーム11と、前記一対のバンパーアーム11に一体に固定され、車幅方向に延びるバンパー本体12と、を有するダンプトラック(エアーサス付きダンプトラック)の可動バンパーA1において、
前記一対のバンパーアーム11及びバンパー本体12を、前記バンパーステー10に対するアーム支軸13を中心としてバンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、
前記一対のバンパーアーム11及びバンパー本体12のバンパー使用位置を、前記一対のサイドフレーム2の後端より車両後方側下部位置に設定し、
前記一対のバンパーアーム11及びバンパー本体12のバンパー収納位置を、前記バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する到達位置とし、
前記到達位置を、荷台4の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインLmaxより車両前方側位置であり、かつ、前記バンパー本体12が前記アーム支軸13を通る支軸垂直ラインLperより車両前方側に超えると共に、前記バンパーステー10の下面10aが地上高を規定する位置に設定した。
このように、バンパーステー10に対しバンパーアーム11及びバンパー本体12をスペース効率良く自重にて収納可能な構成にしたため、バンパー収納位置において、傾斜荷台との干渉防止と、地面からのスペース確保と、バンパー収納操作負担の軽減と、を併せて達成することができる。
(2) 前記バンパーステー10を、車両上下方向に延びるフレーム固定部10bと、該フレーム固定部10bから車両後方に延びる車両後方延出部10cと、によるL字形状とし、
前記一対のバンパーアーム11及びバンパー本体12の到達位置を、前記バンパーステー10により形成されるL字凹部10dに収納すると共に、前記車両後方延出部10cの上面10eに自重支持される位置に設定した。
このように、バンパーステー10をL字形状の構成としたため、(1)の効果に加え、バンパーアーム11及びバンパー本体12を高い収納性により収納できると共に、確実に自重支持することができる。
(3) 前記バンパーステー10は、前記アーム支軸13を挟んだ車両前方位置にステー側ストッパプレート10fを有すると共に、前記アーム支軸13を挟んだ車両後方位置にステー側ストッパ凹部10gを有し、
前記バンパーアーム11は、前記ステー側ストッパプレート10fに対応する位置にアーム側ストッパプレート11bを有すると共に、アームプレート11aに対し支軸16により回動可能に支持されたロック用アーム14と、を有し、
前記バンパーステー10と前記バンパーアーム11の間に、前記バンパーアーム11のアーム動作をバンパー使用位置で固定するアームロック構造を設け、
前記アームロック構造は、前記ステー側ストッパプレート10fと前記アーム側ストッパプレート11bの接触による車両前方向への回動規制状態で、前記ステー側ストッパ凹部10gに前記ロック用アーム14に端部に設けられたストッパピン15を嵌め込み接触させることにより車両後方向への回動を規制する構造とした。
このように、車両前後方向への回動を規制するアームロック構造としたため、(1)又は(2)の効果に加え、バンパーアーム11のアーム動作をバンパー使用位置で確実に固定することができる。
(4) 前記ロック用アーム14は、アーム上端部に固定されたストッパピン15と、該ストッパピン15と前記アームプレート11aとの間に介装されたスプリング17と、を有し、
前記スプリング17を、前記ステー側ストッパ凹部10gに前記ストッパピン15を嵌め込み接触させるアームロック位置で、前記ストッパピン15に対し接触方向に付勢力を付与すると共に、前記ストッパピン15を前記ステー側ストッパ凹部10gから外したアームロック解除位置で、前記ストッパピン15に対し解除方向に付勢力を付与する設定とした。
このように、1つのスプリング17を用いながら異なる2つの位置で付勢力を付与する構成としたため、(3)の効果に加え、アームロック位置でのアーム固定性を向上させることができると共に、アームロック解除位置での解除維持性を向上させることができる。
(5) 前記一対のロック用アーム14に、前記ストッパピン15と平行配置であって、互いに車両中心軸に向かって延びる左右一対の手動操作レバー18を固定し、
前記左右一対の手動操作レバー18を、バンパー使用位置にてアームロック位置とアームロック解除位置との間での前記ロック用アーム14の移動操作と、ロック解除状態にてバンパー使用位置とバンパー収納位置との間での前記バンパーアーム11の回動操作を行う手動操作手段とした。
このように、左右一対の手動操作レバー18を把持するだけ必要な操作を共に行う構成としたため、(4)の効果に加え、ロック用アーム14の移動操作とバンパーアーム11の回動操作を簡単で、かつ、良好な作業性により行うことができる。
(6) 前記バンパーステー10に、前記サイドフレーム2に設けたフレーム側ボルト穴2aと連通させてボルト・ナット19により締結固定するステー側ボルト穴10iを設け、
前記バンパーステー10の固定位置を高さ方向に変更したとき、両ボルト穴2a,10iの連通が変更前であっても変更後であっても確保されるように、前記フレーム側ボルト穴2aと前記ステー側ボルト穴10iの位置を設定した。
このように、可動バンパーA1に設定位置高さ調整機能を持たせる構成としたため、(1)〜(5)の効果に加え、ユニット設計変更やユニット交換を要することなく、可動バンパーA1を最適な位置に設定することができる。この設定位置高さ調整機能は、エアーサス付きダンプトラックに可動バンパーA1を適用する場合、あるいは、車高が異なる車種に可動バンパーA1を適用する場合、等において特に有用である。
以上、本発明のダンプトラックの可動バンパーを、実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、バンパーアーム11をバンパー使用位置とバンパー収納位置にて固定する手段として、車両前後方向に回動規制する手段の例を示した。しかし、バンパーアームをバンパー使用位置とバンパー収納位置にて固定する手段としては、固定ピンを用いる例としても良く、要するに、バンパー使用位置に確実に固定できる手段であれば、他のロック機構を用いる例としても良い。
実施例1では、バンパー本体12として、断面方形状とする例を示した。しかし、バンパー本体としては、断面円形状等、他の形状を持つものも含まれる。
実施例1では、可動バンパーA1を、通常位置と通常位置より低い位置に設定調整できる例を示した。しかし、構造的な障害がなければ、可動バンパーを通常位置より高い位置に設定調整することもできる。また、実施例1のように、高さ方向の3列ボルト穴を設ける場合、3段階の高さ位置調整が可能であるが、高さ方向のボルト穴の列数を異ならせたり、ボルト穴の連通組み合わせを決めたりすることで、3段階以上の高さ位置調整を可能とすることもできる。
実施例1では、可動バンパーA1を、エアーサス付きダンプトラックに適用する例を示した。しかし、本発明の可動バンパーは、エアーサスペンションにより懸架されていないダンプトラックに対しても勿論適用することができる。
A1 可動バンパー
2 サイドフレーム
2a フレーム側ボルト穴
4 荷台
10 バンパーステー
10a 下面
10b フレーム固定部
10c 車両後方延出部
10d L字凹部
10e 上面
10f ステー側ストッパプレート
10g ステー側ストッパ凹部
10i ステー側ボルト穴
11 バンパーアーム
11a アームプレート
11b アーム側ストッパプレート
12 バンパー本体
13 アーム支軸
14 ロック用アーム
15 ストッパピン
16 支軸
17 スプリング
18 手動操作レバー
19 ボルト・ナット
Lmax 最大傾斜荷台ライン
Lper 支軸垂直ライン
ΔH 調整高さ

Claims (6)

  1. 車両前後方向に延びる一対のサイドフレームの後端部位置に固定されたバンパーステーと、該バンパーステーに対し回動可能に軸支持された一対のバンパーアームと、前記一対のバンパーアームに一体に固定され、車幅方向に延びるバンパー本体と、を有するダンプトラックの可動バンパーにおいて、
    前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体を、前記バンパーステーに対するアーム支軸を中心としてバンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、
    前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー使用位置を、前記一対のサイドフレームの後端より車両後方側下部位置に設定し、
    前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を、前記バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する到達位置とし、
    前記到達位置を、荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインより車両前方側位置であり、かつ、前記バンパー本体が前記アーム支軸を通る支軸垂直ラインより車両前方側に超えると共に、前記バンパーステーの下面が地上高を規定する位置に設定した
    ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
  2. 請求項1に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
    前記バンパーステーを、車両上下方向に延びるフレーム固定部と、該フレーム固定部から車両後方に延びる車両後方延出部と、によるL字形状とし、
    前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体の到達位置を、前記バンパーステーにより形成されるL字凹部に収納すると共に、前記車両後方延出部の上面に自重支持される位置に設定した
    ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
  3. 請求項1又は2に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
    前記バンパーステーは、前記アーム支軸を挟んだ車両前方位置にステー側ストッパプレートを有すると共に、前記アーム支軸を挟んだ車両後方位置にステー側ストッパ凹部を有し、
    前記バンパーアームは、前記ステー側ストッパプレートに対応する位置にアーム側ストッパプレートを有すると共に、アームプレートに対し支軸により回動可能に支持されたロック用アームと、を有し、
    前記バンパーステーと前記バンパーアームの間に、前記バンパーアームのアーム動作をバンパー使用位置で固定するアームロック構造を設け、
    前記アームロック構造は、前記ステー側ストッパプレートと前記アーム側ストッパプレートの接触による車両前方向への回動規制状態で、前記ステー側ストッパ凹部に前記ロック用アームに端部に設けられたストッパピンを嵌め込み接触させることにより車両後方向への回動を規制する構造とした
    ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
  4. 請求項3に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
    前記ロック用アームは、アーム上端部に固定されたストッパピンと、該ストッパピンと前記アームプレートとの間に介装されたスプリングと、を有し、
    前記スプリングを、前記ステー側ストッパ凹部に前記ストッパピンを嵌め込み接触させるアームロック位置で、前記ストッパピンに対し接触方向に付勢力を付与すると共に、前記ストッパピンを前記ステー側ストッパ凹部から外したアームロック解除位置で、前記ストッパピンに対し解除方向に付勢力を付与する設定とした
    ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
  5. 請求項4に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
    前記一対のロック用アームに、前記ストッパピンと平行配置であって、互いに車両中心軸に向かって延びる左右一対の手動操作レバーを固定し、
    前記左右一対の手動操作レバーを、バンパー使用位置にてアームロック位置とアームロック解除位置との間での前記ロック用アームの移動操作と、ロック解除状態にてバンパー使用位置とバンパー収納位置との間での前記バンパーアームの回動操作を行う手動操作手段とした
    ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
  6. 請求項1から5までの何れか1項に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
    前記バンパーステーに、前記サイドフレームに設けたフレーム側ボルト穴と連通させてボルト・ナットにより締結固定するステー側ボルト穴を設け、
    前記バンパーステーの固定位置を高さ方向に変更したとき、両ボルト穴の連通が変更前であっても変更後であっても確保されるように、前記フレーム側ボルト穴と前記ステー側ボルト穴の位置を設定した
    ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
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