JP5961846B2 - ダンプトラックの可動バンパー - Google Patents
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Description
(a) 可動バンパーのバンパー使用位置を、サイドフレームの後端下部位置とする。そして、バンパー使用位置から車両前方側へ回動させることで、サイドフレームから下方に突出した車両前方側下部位置を、可動バンパーのバンパー収納位置とする(例えば、特許文献1の図7参照)。
(b) 可動バンパーのバンパー使用位置を、サイドフレームの後端下部位置とする。そして、バンパー使用位置から車両上方側へ180度回動させることで、サイドフレームから上方に突出した後端上部位置を、可動バンパーのバンパー収納位置とする(例えば、特許文献2の図3参照)。
従来例(a)の可動バンパーは、バンパー収納位置において、バンパー本体とバンパーアームが、サイドフレームから下方に突出する。このため、バンパー収納位置で地面からバンパー本体までのスペースが制限され、例えば、可動バンパーを収納してアスファルトフィニッシャーを車両後方からサイドフレームの下側空間へ差し込んだ場合、バンパー本体と干渉してしまうおそれがある。
従来例(b)の可動バンパーは、バンパー収納位置においてバンパー本体とバンパーアームが、サイドフレームから上方の突出する。このため、バンパー収納位置で荷台までの隙間を十分に確保しておく必要があり、サイドフレームと荷台との隙間寸法が短いタイプのダンプトラックの場合、荷台と干渉して可動バンパーを収納できない。その結果、可動バンパーを適用することが可能なダンプトラックが限られてしまう。
このダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体を、前記サイドフレームの後端面より車両前方側下部位置のアーム支軸を回動中心とし、バンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー使用位置を、前記一対のサイドフレームの後端下部位置に設定し、
前記サイドフレームの後端面に、荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインに沿う角度を持つ傾斜面と、前記バンパー収納位置にて前記バンパー本体を収納する収納凹部と、を形成し、
前記収納凹部は、バンパー収納位置において、前記最大傾斜荷台ラインと前記サイドフレームの下端面フレームラインにより規定される領域に前記バンパー本体が嵌り込む形状とされ、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を、前記バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する到達位置というとき、
前記到達位置を、前記最大傾斜荷台ラインより車両前方側位置であり、かつ、前記サイドフレームの上端面フレームラインと下端面フレームラインにより規定されるフレーム高さ範囲内の位置に設定し、前記フレーム高さ範囲内に前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体が収納される構成としたことを特徴とする。
上記のように、一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を、荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインより車両前方側位置に設定した。
このように、最大傾斜角の荷台を想定してバンパー本体の収納位置を設定したことで、停車して荷台を傾斜させての荷下ろし作業時、様々な角度で傾斜する荷台とバンパー本体の干渉が防止される。
上記のように、一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を、サイドフレームの上端面フレームラインと下端面フレームラインにより規定されるフレーム高さ範囲内の位置に設定した。つまり、サイドフレームに形成した収納凹部にバンパー本体が嵌り込んでいるバンパー収納位置では、あたかも一対のサイドフレームを繋ぐクロスメンバの如くフレーム高さ範囲内にバンパーアーム及びバンパー本体が収納される構成とした。
例えば、バンパー収納位置でバンパー本体とバンパーアームがサイドフレームから下方に突出する構成の場合、地面からバンパー本体までにスペースが制限される。また、バンパー収納位置でバンパー本体とバンパーアームがサイドフレームから上方に突出する構成の場合、サイドフレームと荷台との隙間寸法が短いタイプのダンプトラックには適用できないことがある。
これに対し、バンパー収納位置で地面からのスペースがバンパー本体により制限されることなく、地面からサイドフレーム下面までの広いスペースが確保される。そして、サイドフレームと荷台との隙間寸法による適用制限を受けることがないことで、様々なタイプのダンプトラックへの適用が可能になる。
この結果、バンパー収納位置において、サイドフレームの後端部にバンパーアーム及びバンパー本体をスペース効率良く収納する構成にすることで、傾斜荷台とバンパー本体の干渉防止と、地面からの広いスペースの確保と、適用トラックの制限解除と、を併せて達成することができる。
実施例1におけるダンプトラックの可動バンパーの構成を、「全体構成」、「可動バンパーの要部構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の可動バンパーを適用したダンプトラックの一例を示す全体側面図であり、図2は、バンパー使用位置を示し、図3は、バンパー収納位置を示す。以下、図1〜図3に基づき、全体構成を説明する。
図4は、実施例1の可動バンパーA1を示す拡大側面図である。以下、図4に基づき、可動バンパーA1の要部構成を説明する。
すなわち、リヤバンパーとしての可動バンパーA1は、バンパー使用位置において、追突等の事故の際に乗用車等が下に潜り込むサブマリンという現象を防止するために、地面からの高さ寸法Hと荷台後端からの前後方向寸法Dが厳しく制限されている。
図5は、可動バンパーA1の構成要素であるバンパーステー10とバンパーアーム11と丸パイプ型バンパー12と固定ピン13を示す分解斜視図である。以下、図5に基づき、可動バンパー構成要素の詳細構成を説明する。
前記アーム支軸10bは、ステー本体10aの車両前方側下部位置に溶接固定される。前記第1ステー側ピン穴10cは、ステー本体10aの車両後方側下部位置に溶接固定された短筒部品の内面により形成され、バンパー使用位置にて固定ピン13が挿通する。前記第2ステー側ピン穴10dは、ステー本体10aの車両上部位置に溶接固定された短筒部品の内面により形成され、バンパー収納位置にて固定ピン13が挿通する。前記4個のボルト穴10eは、ステー本体10aを貫通して形成される。前記3枚の補強プレート10fは、ステー本体10aに溶接固定される。前記補強兼ストッパプレート10gは、第1ステー側ピン穴10cの上部位置に固定され、バンパーアーム11の回動を規制するステー側ストッパ面10hが形成される。
前記アーム支軸穴11bは、アーム本体11aの車両前方側上部位置に溶接固定された短筒部品の内面により形成され、アーム支軸10bが挿通する。前記アーム側ピン穴11cは、アーム本体11aの車両後方側上部位置に溶接固定された短筒部品の内面により形成され、バンパー使用位置とバンパー収納位置にて固定ピン13が挿通する。前記抜け止めプレート11dは、アーム本体11aのアーム側ピン穴11cを覆う外周面に固定され、固定ピン13の抜け止め突起13cを挟み込む隙間空間を形成すると共に、下側領域に部分円弧形状(180度より少し狭い範囲)による抜け止め切り欠き11iを形成する。前記第1補強プレート11eと前記第2補強プレート11fは、アーム本体11aの車両前方側端面と車両後方側端面に沿って固定される。前記ストッパプレート11gは、アーム本体11aと第2補強プレート11fの上端部位置に固定され、ステー側ストッパ面10hに符合する位置にバンパーアーム11の回動を規制するアーム側ストッパ面11hが形成される。
すなわち、固定ピン13の後端面にピン軸13aと直交するピン操作レバー13bを固定すると共に、ピン軸13aの後端部にピン周面から径方向に部分突出する抜け止め突起13cを設けている。この抜け止め突起13cは、ピン操作レバー13bを中心とし、180度より少し狭い範囲で部分突出させている。
実施例1のダンプトラックの可動バンパーA1における作用を、「可動バンパーの強度要件及び構造要件達成作用」、「バンパー使用時作用」、「バンパー収納時作用」に分けて説明する。
可動バンパーA1はバンパー使用位置において、突入防止装置としての機能を発揮するため、予め定められた強度要件及び構造要件を達成することが必要である。以下、図6に基づき、これを反映する可動バンパーA1の強度要件及び構造要件達成作用を説明する。
この計算では、図6(a)に示すP1の位置に5トンの負荷荷重を加え、図6(a)に示すP2の位置に10トンの負荷荷重を加えたときの丸パイプ型バンパー12の変位量δ1とバンパーアーム11及びバンパーステー10の変位量δ2を計算した。
バンパーアーム11については、高張力鋼(SS400)を素材としにし、図6(c)に示す補強断面形状としたことで、断面2次モーメントI2として、23799855mm4の値が得られた。
バンパーステー10については、高張力鋼(SS400)を素材としにし、図6(d)に示す補強断面形状としたことで、断面2次モーメントI3として、5845518mm4の値が得られた。
丸パイプ型バンパー12の変位量δ1が、δ1=10.97mmとなり、バンパーアーム11及びバンパーステー10の変位量δ2が、δ2=0.086mmとなり、2の変位量δ1,δ2を合わせた総変位量は、δ1+δ2=11.1mmとなった。
すなわち、可動方式突入防止装置の強度要件としては、「規定された負荷荷重を突入防止装置に加えたとき、総変位量が50mm以下であること。」という基準があるが、
δ1+δ2=11.1mm≦50mm
というように、実施例1の可動バンパーA1(突入防止装置)は、規定された変位量基準値を楽にクリアする計算結果が得られた。
可動バンパーA1のバンパー使用位置にピン固定する際、ピン固定作業性を容易にすると共に、走行中等による振動入力に対しバンパー使用位置での固定ピンの抜け止め機能を確保することが必要である。以下、図7に基づき、これを反映するバンパー使用時作用を説明する。
このように、可動バンパーA1をバンパー収納位置からバンパー使用位置まで回動させると、図7に示すように、第1ステー側ピン穴10cとアーム側ピン穴11cが連通する位置で、アーム側ストッパ面11hがステー側ストッパ面10hに当接し、バンパーアーム11の動作が規制される。したがって、バンパーアーム11を固定ピン13によりバンパー使用位置で固定するとき、固定ピン13の差し込み作業が終了するまで、丸パイプ型バンパー12を操作者が手で持ち上げた状態で支えておく必要が無くなる。つまり、第1ステー側ピン穴10cとアーム側ピン穴11cが連通する位置で、バンパーアーム11のアーム動作が接触規制されていることで、作業者は、固定ピン13を差し込むだけの作業を行えば良く、ピン固定作業性が容易になる。
このとき、固定ピン13を、抜け止め突起13cと抜け止め切り欠き11iが軸方向に重なり合わないピン操作レバー13bのレバー角度位置(図7の右上の固定ピン角度位置)とし、図7の矢印E方向に動かし、第1ステー側ピン穴10cとアーム側ピン穴11cに差し込む。そして、固定ピン13の差し込みが終了すると、ピン操作レバー13bを図7の矢印F方向に回し、抜け止め突起13cと抜け止め切り欠き11iが軸方向に重なり合うレバー角度位置(レバー真下位置)とすることで、固定ピン13による固定作業を完了する。
この固定ピン13による固定作業の完了後、手を放してしてもピン操作レバー13bの自重により、抜け止め突起13cと抜け止め切り欠き11iが軸方向に重なり合う下向き角度位置が保たれる。したがって、バンパー使用位置での悪路走行中等において、振動入力により固定ピン13が抜けるのが確実に防止される。
可動バンパーA1のバンパー収納位置では、荷台4の傾斜を含めた様々な作業を行うため、できる限り作業の邪魔にならない位置に可動バンパーA1を収納することが必要である。以下、図8に基づき、これを反映するバンパー収納時作用を説明する。
また、バンパー収納位置にてバンパーアーム11を固定ピン13により固定するときは、固定ピン13を、抜け止め突起13cと抜け止め切り欠き11iが軸方向に重なり合わないピン操作レバー13bのレバー角度位置(図8の上部の固定ピン角度位置)とし、図8の矢印G方向に動かし、第2ステー側ピン穴10dとアーム側ピン穴11cに差し込む。そして、固定ピン13の差し込みが終了すると、ピン操作レバー13bを図8の矢印I方向に回し、抜け止め突起13cと抜け止め切り欠き11iが軸方向に重なり合うレバー角度位置(レバー真下位置)とすることで、固定ピン13による固定作業を完了する。
このように、最大傾斜角の荷台を想定して丸パイプ型バンパー12の収納位置を設定したことで、停車して荷台4を傾斜させての荷下ろし作業時、様々な角度で傾斜する荷台4と丸パイプ型バンパー12の干渉が防止される。
例えば、バンパー収納位置でバンパー本体とバンパーアームがサイドフレームから下方に突出する構成の場合、地面からバンパー本体までにスペースが制限される。また、バンパー収納位置でバンパー本体とバンパーアームがサイドフレームから上方に突出する構成の場合、サイドフレームと荷台との隙間寸法が短いタイプのダンプトラックには適用できないことがある。
これに対し、バンパー収納位置で地面からのスペースが丸パイプ型バンパー12により制限されることなく、地面からサイドフレーム2の下面までの広いスペースが確保される。そして、サイドフレーム2と荷台4との隙間寸法により適用制限を受けることがないことで、様々なタイプのダンプトラックへの適用が可能になる。
実施例1のダンプトラックの可動バンパーA1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
前記一対のバンパーアーム11,11及びバンパー本体(丸パイプ型バンパー12)を、バンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、
前記一対のバンパーアーム11,11及びバンパー本体(丸パイプ型バンパー12)のバンパー使用位置を、前記一対のサイドフレーム2,2の後端下部位置に設定し、
前記一対のバンパーアーム11,11及びバンパー本体(丸パイプ型バンパー12)のバンパー収納位置を、前記バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する到達位置とし、
前記到達位置を、荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインLmaxより車両前方側位置であり、かつ、前記サイドフレーム2,2の上端面フレームラインLhighと下端面フレームラインLlowにより規定されるフレーム高さ範囲ΔFH内の位置に設定した。
このため、バンパー収納位置において、傾斜荷台とバンパー本体(丸パイプ型バンパー12)の干渉防止と、地面からの広いスペースの確保と、適用トラックの制限解除と、を併せて達成することができる。
このため、(1)の効果に加え、可動バンパーA1を車両後方側限界位置に設定することができる構成としたことで、既存部品(例えば、サスペンションブラケット15)との干渉を防止できると共に、道路運送車両法の保安基準に基づくバンパー使用位置での寸法規定(D,H)を容易に達成することができる。
前記バンパーステー10と前記バンパーアーム11の相対位置を固定する固定ピン13と、を備え、
前記バンパーステー10は、ステー側ピン穴(第1ステー側ピン穴10c)とステー側ストッパ面10hを有し、
前記バンパーアーム11は、アーム側ピン穴11cとアーム側ストッパ面11hを有し、
前記ステー側ストッパ面10hと前記アーム側ストッパ面11hを、前記バンパーアーム11を前記固定ピン13によりバンパー使用位置で固定するとき、前記ステー側ピン穴(第1ステー側ピン穴10c)と前記アーム側ピン穴11cが連通する位置でアーム動作を接触規制するストッパ構造とした。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、バンパー使用位置での固定ピン13の差し込み固定作業時、バンパーアーム11及びバンパー本体(丸パイプ型バンパー12)を支えておく必要が無くなることで、固定ピン13の差し込み固定作業負担を軽減することができる。
前記バンパーアーム11に、前記抜け止め突起13cを挟み込む隙間空間を形成する抜け止めプレート11dを設け、該抜け止めプレート11dに部分円弧形状による抜け止め切り欠き11iを形成し、
前記抜け止め突起13cと前記抜け止め切り欠き11iを、前記バンパーアーム11を前記固定ピン13により固定するとき、前記抜け止め突起13cと前記抜け止め切り欠き11iが軸方向に重なり合わないレバー角度位置として前記固定ピン13を差し込み、軸方向に重なり合うレバー角度位置まで回すことで前記固定ピン13の軸方向への抜けを規制するピン抜け止め構造とした。
このため、(3)の効果に加え、バンパー使用位置での悪路走行中等において、振動入力により固定ピン13が抜けるのを確実に防止することができる。
このため、(3)又は(4)の効果に加え、固定ピン13を抜いたままにしても地面へ落下することなく、地面に散在物や堆積物等が存在するような作業環境下において、固定ピン13の紛失を防止することができる。
前記バンパー本体を、円筒パイプによる丸パイプ型バンパー12とした。
このため、(3)〜(5)の効果に加え、可動バンパーA1の軽量化により位置を変える操作力の軽減を図りながら、可動バンパーA1への強度要件を達成することができる。
図9は、実施例2のダンプトラックの可動バンパーA2を示す拡大側面図である。
実施例2の可動バンパーA2は、図9に示すように、バンパー本体を、三角形と四角形を組み合わせた不等辺六角形パイプによる角パイプ型バンパー12’としている。そして、角パイプ型バンパー12’に、バンパー収納位置にて荷台4の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインLmaxに沿う角度を持つ傾斜面12aを有する。
なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。また、作用についても、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例2のダンプトラックの可動バンパーA2にあっては、下記の効果を得ることができる。
前記バンパー本体を、多角形パイプによる角パイプ型バンパー12’とし、
前記角パイプ型バンパー12’に、前記バンパー収納位置にて荷台4の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインLmaxに沿う角度を持つ傾斜面12aを有する。
このため、実施例1の(3)〜(5)の効果に加え、板材を組み合わせて溶接することにより角パイプ型バンパー12’を製造することで、可動バンパーA2の製造容易性を図りながら、可動バンパーA2への強度要件を達成することができる。
2a 傾斜面
2b 収納凹部
4 荷台
10 バンパーステー
10c 第1ステー側ピン穴(ステー側ピン穴)
10h ステー側ストッパ面
11 バンパーアーム
11c アーム側ピン穴
11d 抜け止めプレート
11h アーム側ストッパ面
11i 抜け止め切り欠き
12 丸パイプ型バンパー(バンパー本体)
13 固定ピン
13a ピン軸
13b ピン操作レバー
13c 抜け止め突起
16 チェーン(連結部材)
Lmax 最大傾斜荷台ライン
Lhigh 上端面フレームライン
Llow 下端面フレームライン
ΔFH フレーム高さ範囲
Claims (6)
- 車両前後方向に延びる一対のサイドフレームに対し軸支持された一対のバンパーアームと、前記一対のバンパーアームに一体に固定され、車幅方向に延びるバンパー本体と、を有するダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体を、前記サイドフレームの後端面より車両前方側下部位置のアーム支軸を回動中心とし、バンパー使用位置とバンパー収納位置との間で回動可能に設け、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー使用位置を、前記一対のサイドフレームの後端下部位置に設定し、
前記サイドフレームの後端面に、荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインに沿う角度を持つ傾斜面と、前記バンパー収納位置にて前記バンパー本体を収納する収納凹部と、を形成し、
前記収納凹部は、バンパー収納位置において、前記最大傾斜荷台ラインと前記サイドフレームの下端面フレームラインにより規定される領域に前記バンパー本体が嵌り込む形状とされ、
前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体のバンパー収納位置を、前記バンパー使用位置から車両上方側へ回動させて到達する到達位置というとき、
前記到達位置を、前記最大傾斜荷台ラインより車両前方側位置であり、かつ、前記サイドフレームの上端面フレームラインと下端面フレームラインにより規定されるフレーム高さ範囲内の位置に設定し、前記フレーム高さ範囲内に前記一対のバンパーアーム及びバンパー本体が収納される構成とした
ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。 - 請求項1に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記サイドフレームに固定され、前記バンパーアームを軸支持するバンパーステーと、
前記バンパーステーと前記バンパーアームの相対位置を固定する固定ピンと、を備え、
前記バンパーステーは、ステー側ピン穴とステー側ストッパ面を有し、
前記バンパーアームは、アーム側ピン穴とアーム側ストッパ面を有し、
前記ステー側ストッパ面と前記アーム側ストッパ面を、前記バンパーアームを前記固定ピンによりバンパー使用位置で固定するとき、前記ステー側ピン穴と前記アーム側ピン穴が連通する位置でアーム動作を接触規制するストッパ構造とした
ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。 - 請求項2に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記固定ピンの後端面にピン軸と直交するピン操作レバーを固定すると共に、前記固定ピンの後端部にピン周面から径方向に部分突出する抜け止め突起を設け、
前記バンパーアームに、前記抜け止め突起を挟み込む隙間空間を形成する抜け止めプレートを設け、該抜け止めプレートに部分円弧形状による抜け止め切り欠きを形成し、
前記抜け止め突起と前記抜け止め切り欠きを、前記バンパーアームを前記固定ピンにより固定するとき、前記抜け止め突起と前記抜け止め切り欠きが軸方向に重なり合わないレバー角度位置として前記固定ピンを差し込み、軸方向に重なり合うレバー角度位置まで回すことで前記固定ピンの軸方向への抜けを規制するピン抜け止め構造とした
ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。 - 請求項2又は3に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記固定ピンを、車体側部材に対し変形可能な連結部材により連結した
ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。 - 請求項2から4までの何れか1項に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記バンパーステーとバンパーアームとバンパー本体と固定ピンを、高張力鋼素材により構成し、
前記バンパー本体を、円筒パイプによる丸パイプ型バンパーとした
ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。 - 請求項2から4までの何れか1項に記載されたダンプトラックの可動バンパーにおいて、
前記バンパーステーとバンパーアームとバンパー本体と固定ピンを、高張力鋼素材により構成し、
前記バンパー本体を、多角形パイプによる角パイプ型バンパーとし、
前記角パイプ型バンパーに、前記バンパー収納位置にて荷台の最大傾斜時における最大傾斜荷台ラインに沿う角度を持つ傾斜面を有する
ことを特徴とするダンプトラックの可動バンパー。
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