JP2023019531A - リアバンパ - Google Patents

リアバンパ Download PDF

Info

Publication number
JP2023019531A
JP2023019531A JP2021124307A JP2021124307A JP2023019531A JP 2023019531 A JP2023019531 A JP 2023019531A JP 2021124307 A JP2021124307 A JP 2021124307A JP 2021124307 A JP2021124307 A JP 2021124307A JP 2023019531 A JP2023019531 A JP 2023019531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
central
stay
main body
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021124307A
Other languages
English (en)
Inventor
拓磨 豊留
Takuma Toyotome
俊紀 小手森
Toshiki Otemori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP2021124307A priority Critical patent/JP2023019531A/ja
Publication of JP2023019531A publication Critical patent/JP2023019531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】重量の増加を抑制しながら強度を向上させることができる、荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパを提供する。【解決手段】リアバンパ10は、車両に対して上下回動可能に支持された左右一対のアーム体Aと、一対のアーム体Aのそれぞれに上下回動可能に連結された荷受台Gと、を有する荷受台昇降装置Eを備えた貨物車両1に取り付けられるリアバンパであって、中央に配置される中央バンパ本体22と、アーム体Aの通路となる間隔をおいて中央バンパ本体22の左側に配置される左側バンパ本体32と、アーム体Aの通路となる間隔をおいて中央バンパ本体の右側に配置される右側バンパ本体42と、を備える。中央バンパ本体22、左側バンパ本体32および右側バンパ本体42のうちの少なくとも1つは、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、リアバンパに関し、特に荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパに関する。
貨物車両のリアバンパは、貨物車両の後方から他の自動車が追突した場合に追突した自動車の車体前部が貨物車両の下に潜り込むことを防止するために設置される。
図10に示す特許文献1に開示された貨物車両のリアバンパBは、中央バンパ本体、左側バンパ本体および右側バンパ本体を有している。同文献の貨物車両は、荷受台昇降装置Eを備えており、荷受台昇降装置Eを構成する左右一対のアーム体Aがそれぞれ、左側バンパ本体と中央バンパ本体との間に形成される隙間と、右側バンパ本体と中央バンパ本体との間に形成される隙間と、を通ることによって、荷受台Gが上下に昇降可能となっている。
特許文献1に開示されている中央バンパ本体、左側バンパ本体および右側バンパ本体はそれぞれ、アルミニウム合金製であり、閉断面構造を有している。
特許第3803542号公報
貨物車両などのリアバンパに求められる強度は近年高くなってきており十分な強度を確保できる寸法が必要だが、アルミニウム合金製のバンパ本体は押出成形で製作されることが多く、型代等の都合から設計変更が容易ではない。
特に、バンパ本体がアルミニウム合金製のリアバンパBでは、バンパ本体の構造を変えて更なる強度向上を図ることが困難であることから、バンパ本体の材料をアルミニウム合金から鋼に変えることが考えられる。
しかし、バンパ本体の構造を同じ構造としたまま材料をアルミニウム合金から鋼に変えると、バンパ本体の重量が3倍程度大きくなる。
荷受台昇降装置Eを備えた貨物車両において、リアバンパBの重量の増加は、積載重量の減少につながる。
本発明は、上記の実情に鑑みて創案されたものであり、荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパであって、重量の増加を抑制しながら強度を向上させることができるリアバンパを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るリアバンパは、車両に対して上下回動可能に支持された左右一対のアーム体と、前記一対のアーム体のそれぞれに上下回動可能に連結された荷受台と、を有する荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパであって、中央に配置される中央バンパ本体と、前記アーム体の通路となる間隔をおいて前記中央バンパ本体の左側に配置される左側バンパ本体と、前記アーム体の通路となる間隔をおいて前記中央バンパ本体の右側に配置される右側バンパ本体と、を備える。前記中央バンパ本体、前記左側バンパ本体および前記右側バンパ本体のうちの少なくとも1つは、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されている。
かかる構成を備えるリアバンパによれば、前記中央バンパ本体、前記左側バンパ本体および前記右側バンパ本体のうちの少なくとも1つは、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されているので、重量の増加を抑制しながら強度を向上させることができるリアバンパを提供することができる。
上記構成を備えるリアバンパは、前記中央バンパ本体から前方に延び前記中央バンパ本体を支持する中央ステーと、前記左側バンパ本体から前方に延び前記左側バンパ本体を支持する左側ステーと、前記右側バンパ本体から前方に延び前記右側バンパ本体を支持する右側ステーと、を更に備える。当該リアバンパにおいて、前記中央ステー、前記左側ステーおよび前記右側ステーはそれぞれ、鋼材を用いて構成されている、ことが好ましい。
かかる構成を備えるリアバンパによれば、断面コ字状のバンパ本体と、その前方に延びるステーとが何れも鋼材を用いて構成されていることから、両者がアルミニウム合金と鋼材でそれぞれ構成される場合と比較して、両者の溶接を容易に行うことができる。
上記構成を備えるリアバンパにおいて、前記左側ステーおよび前記右側ステーはそれぞれ、後方に向かって上方に傾斜している、ことが好ましい。
かかる構成を備えるリアバンパによれば、左側ステーおよび右側ステーがそれぞれの前側部分の上方に位置する部材と干渉することを防止しながら、高い位置に左側バンパ本体および右側バンパ本体を設置することができ、当該貨物車両のデパーチャアングルを確保することができる。
上記構成を備えるリアバンパは、前記中央バンパ本体、前記左側バンパ本体および前記右側バンパ本体をそれぞれ後側から覆うバンパカバーを更に備え、前記バンパカバーは、アルミニウム合金を用いて構成されている、ことが好ましい。
かかる構成を備えるリアバンパによれば、アルミニウム合金を用いて構成されるバンパカバーが鋼製の各バンパ本体を後側から覆うことにより、リアバンパ全体としての見栄えがよくなり、看者に清潔感を与える。
本発明によれば、荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパであって、重量の増加を抑制しながら強度を向上させることができるリアバンパを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るリアバンパが取り付けられる貨物車両の後部を中心とする側面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパが取り付けられる貨物車両を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパおよびリアバンパが取り付けられる支持フレームを示す平面図である。反射板は左右対称に取り付けられているが、本図では、車幅方向中間位置より左側に取り付けられた反射板のみ図示し、右側に取り付けられた反射板については図示が省略されている。 本発明の実施の形態に係るリアバンパ(バンパキャップを除く)およびリアバンパが取り付けられる支持フレームを示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパおよびリアバンパが取り付けられる支持フレームを示す背面図である。反射板は左右対称に取り付けられているが、本図では、車幅方向中間位置より左側に取り付けられた反射板のみ図示し、右側に取り付けられた反射板については図示が省略されている。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの左側バンパ(バンパキャップを除く)を示す斜視図であって、左側バンパ本体に左側バンパカバーおよび反射板が取り付けられる前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの左側バンパ(バンパキャップを除く)を示す斜視図であって、左側バンパ本体に左側バンパカバーおよび反射板が取り付けられた後の状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの左側バンパ(バンパキャップ、左側バンパカバーおよび反射板を除く)を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの左側バンパ(バンパキャップ、左側バンパカバーおよび反射板を除く)を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの左側バンパ本体、中央バンパ本体または右側バンパ本体を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの左側バンパカバー、中央バンパカバーまたは右側バンパカバーを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの中央バンパ(バンパキャップ、中央バンパカバーおよび反射板を除く)を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るリアバンパの中央バンパ(バンパキャップ、中央バンパカバーおよび反射板を除く)を示す平面図である。 本発明の変形例に係るリアバンパおよびリアバンパが取り付けられる支持フレームを示す平面図である。反射板は左右対称に取り付けられているが、本図では、車幅方向中間位置より左側に取り付けられた反射板のみ図示し、右側に取り付けられた反射板については図示が省略されている。 本発明の変形例に係るリアバンパ(バンパキャップを除く)およびリアバンパが取り付けられる支持フレームを示す側面図である。 本発明の変形例に係るリアバンパおよびリアバンパが取り付けられる支持フレームを示す背面図である。反射板は左右対称に取り付けられているが、本図では、車幅方向中間位置より左側に取り付けられた反射板のみ図示し、右側に取り付けられた反射板については図示が省略されている。 図8AのY-Y線端面図である。 従来のリアバンパが取り付けられた貨物車両を示す側面図である。
本発明の実施の形態に係るリアバンパ10を説明するに先立って、リアバンパ10が取り付けられる、荷受台昇降装置Eを備えた貨物車両1について、図面を参照しつつ簡単に説明する。なお、本明細書において、方向を、貨物車両を基準として定義することとする。例えば、「前方」とは、車両前方のことである。また、本明細書において、「多数」とは、3以上の整数のことであり、好ましくは5以上の整数のことである。また、後述する反射板39は、中央バンパ20に左右2枚、左側バンパ30に1枚、右側バンパ40に1枚含まれているものであるが、図面において、左側バンパ30の1枚および中央バンパ20の左側の1枚のみ図示しており、右側バンパ40の1枚および中央バンパ20の右側の1枚は図示が省略されている。すなわち、図面において、リアバンパ10の反射板39は、車幅方向中間位置から左側のみ図示されている。
貨物車両1は、図1Aおよび図1Bに示すように、車枠F、支持フレーム100、荷箱D、荷受台昇降装置E、リアバンパ10等で構成されている。
貨物車両1において、車枠Fの上に荷箱Dが搭載されている。
(荷受台昇降装置)
荷受台昇降装置Eは、荷物(不図示)を荷箱Dから搬出する際の作業および荷箱Dに荷物を搬入する際の作業を補助する装置である。荷受台昇降装置Eは、貨物車両1に対して上下回動可能に支持された左右一対のアーム体Aと、一対のアーム体Aのそれぞれに上下回動可能に連結された荷受台Gと、アーム体Aを駆動する油圧装置Pと、を有する。
荷受台Gは、車両幅方向を長手方向とするアルミニウム合金製の中空材が複数組み付けられてなる既知の構成を有しており、図8に示すように、起立状態と水平状態とを切り替えて利用される。荷受台Gは、起立状態において、荷箱Dの後部を覆うように配置される。荷受台Gは、アーム体Aによって起立状態から水平状態に移行し、荷箱Dの底部と同じ高さ位置に配置される水平台となる。さらに、荷受台Gは、アーム体Aによって、荷箱Dの底部の高さ位置から水平状態を保ったまま地面近傍まで下降した後、その先端を接地させるように傾動する。この動きによって、荷受台Gは、荷箱Dに積まれている荷物を作業者が搬出する作業を補助する。作業者が荷箱Dに荷物を搬入する場合には、荷受台Gは、逆の動きを行う。
左右一対のアーム体Aのうち、左側のアーム体Aを代表例として説明する。アーム体Aは、アームと、アームに連結された油圧シリンダと、を有する。アームは、その基端部が後述する第1横フレーム110に回動自在に支持されている。油圧シリンダは、油圧装置Pとの間で圧油を給排される。これにより、アームが油圧シリンダによって駆動される。油圧装置Pは、油圧ポンプ(不図示)を有し、作業者の操作によって、油圧ポンプを稼働させる。アームの先端には、荷受台Gが連結されている。アームは、平行リンクを構成している複数のアームからなる。油圧シリンダに駆動されるアームのリンク機構により、荷受台Gの動きが可能となっている。
(支持フレーム)
支持フレーム100は、図1Aに示すように、車枠Fの後部の下に取り付けられている。支持フレーム100には、荷受台昇降装置Eおよびリアバンパ10が取り付けられている。支持フレーム100は、図2Aに示すように、前後方向に延びる左右一対の縦フレーム130と、車幅方向に延びる前後一対の横フレーム105と、縦フレーム130と後側の横フレーム120との間に架け渡された支持フレーム補強部材140と、を有する。
左右一対の縦フレーム130は、図2Bに示すように、車枠Fの下側に若干の隙間をおいて車枠Fと平行になるように配置され、車枠Fに2つの取付ブラケット132を介して取り付けられている。取付ブラケット132は、例えば前後方向に見てL型に見えるアングル材である。
前後一対の横フレーム105は、図2Aに示すように、前側に配置される第1横フレーム110と、後側に配置される第2横フレーム120と、を有する。
第1横フレーム110は、左右一対の縦フレーム130の前端部を貫通した状態で、当該前端部に固定されている。第1横フレーム110は、互いに平行に配された2本の中空角柱状の部材が上下に接合されることにより構成されている。左右一対の縦フレーム130から両側方に延びた第1横フレーム110の両側部において左右一対のアーム体Aが支持され、左右一対のアーム体Aの更に外側において後述する左側バンパ30および右側バンパ40が支持されている。
第2横フレーム120は、左右一対の縦フレーム130の後端に架設されている。第2横フレーム120は、閉断面を有する中空角柱状の鋼材を用いて構成されている。第2横フレーム120の長さは、左右一対の縦フレーム130の間隔に略等しい。第2横フレーム120は、後述する中央バンパ20を支持する。
支持フレーム補強部材140は、図2Aに示すように、第2横フレーム120と左右一対の縦フレーム130との間に斜めに架け渡されている。これにより、支持フレーム補強部材140は、第2横フレーム120と左右一対の縦フレーム130が成すコ字状構造の剛性を向上させている。
(リアバンパ)
次に、本発明の実施の形態に係るリアバンパ10について説明する。
リアバンパ10は、図1Aおよび図1Bに示すように、荷受台昇降装置Eを備えた貨物車両1に取り付けられている。リアバンパ10は、車両後方から他の自動車が追突した場合に衝撃を受け止める。リアバンパ10は、図2Aに示すように、支持フレーム100の後方に取り付けられている。
リアバンパ10は、図1Bに示すように、中央バンパ20と左側バンパ30と右側バンパ40とを有し、貨物車両1の後方から見て3つに分割されている。3つに分割されているのは、上下回動する左右一対のアーム体Aの通路をバンパ間に形成するためである。
先ず、左側バンパ30から説明する。
左側バンパ30は、図3A、図3B、図4Aおよび図4Bに示すように、左側バンパ本体32と、左側ステー34と、左側ステー補強部材35と、左側アングル材36と、左側バンパカバー38と、反射板39と、バンパキャップ50(図2Cに図示)と、を有する。
左側バンパ本体32は、左側バンパ30の本体をなす。左側バンパ本体32は、図2Aに示すように、貨物車両1において車幅方向の左側に配置される。具体的には、左側バンパ本体32は、左側のアーム体Aの通路となる間隔をおいて後述する中央バンパ本体22の左側に配置される。更に、左側バンパ本体32は、側面視において、図2Bに示すように、第2横フレーム120の高さ位置と略同じ高さ位置において、第2横フレーム120よりも後側に配置される。左側バンパ本体32のこのような配置により、左側バンパ本体32は、背面視において、図2Cに示すように、貨物車両1の左後輪LRTの真後ろに配置される。
左側バンパ本体32は、図5に示すように、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されている。左側バンパ本体32は、図4Bに示すように、車幅方向に延びている。左側バンパ本体32の車幅方向(長手方向)の長さは、左側のアーム体Aから貨物車両1の左端までの長さに略等しいか、当該長さよりも若干短い。左側バンパ本体32には、平板状の鋼板を折り曲げて形成されたものを用いてもよいし、溝形鋼を用いてもよい。左側バンパ本体32の左右両端部は、図3Aおよび図4Aに示すように、補強のためのリブ板32rによって塞がれている。リブ板32rの位置は、左側バンパ本体32の左右両端部に限定されず、左側バンパ本体32のその他の位置であってもよい。なお、本明細書において、「コ字状」とは、厳密な意味でのコ字状に限定されず、コ字の上辺および下辺が平行でないもの、コ字の縦辺が車枠Fに対して垂直でないもの、コ字の上角および下角が丸められているもの等を含む。
左側バンパ本体32の上部および下部(コ字状の上辺および下辺に相当する部位)における左右両端部近傍にはそれぞれ、図4Bに示すように、カバーボルト取付用穴32hcが形成されている。カバーボルト取付用穴32hcは、左側バンパカバー38を左側バンパ本体32にボルトで取り付けるために用いられる。カバーボルト取付用穴32hcの位置に対応して、左側バンパ本体32のコ字状断面の内面側にナット(不図示)が取り付けられている。
左側ステー34は、図2Aおよび図2Bに示すように、左側バンパ本体32から前方に延びている。左側ステー34は、その前端部が支持フレーム100(第1横フレーム110)に左側アングル材36を介して接合されている。このようにして、左側ステー34は、左側バンパ本体32を支持フレーム100を介して車枠Fに連結し、当該左側バンパ本体32を支持する。左側ステー34は、閉断面を有する鋼材を用いて構成されている。左側ステー34と左側バンパ本体32との接合は、好ましくは溶接であるが、他の接合方式であってもよく、例えばボルト締結であってもよい。左側ステー34の前端には、図4(a)に示すように、前方および上方に向かって開いた側面視L字状の切り欠きが形成されている。
左側ステー補強部材35は、図4Bに示すように、左側ステー34と左側バンパ本体32との間に斜めに架け渡されている。これにより、左側ステー補強部材35は、左側ステー34と左側バンパ本体32との接合強度を向上させることができる。さらに、左側ステー34と左側バンパ本体32との接合位置よりも左方において左側バンパ本体32に前方への荷重(後突荷重)が及ぼされた際に、当該接合位置を中心とするモーメントが発生するが、左側ステー補強部材35は、このモーメントを打ち消すように抗力を発生させることができ、左側ステー34および左側バンパ本体32の耐荷重性を向上させている。
左側ステー34の前端には、図4Aおよび図4Bに示すように、左側ステー34を支持フレーム100に接合するための左側アングル材36が接合されている。左側アングル材36は、前方および上方に向かって開いた断面L字状をなす。左側アングル材36は、左側ステー34の前端のL字状の切り欠きに嵌め付けられている。
左側アングル材36は、図2Aおよび図2Bに示すように、支持フレーム100の第1横フレーム110の後面および下面に沿ってボルト締結されている。この左側アングル材36を介して左側ステー34は、第1横フレーム110に接続されている。左側ステー34は、その前側部分の上方に設置された機器(例えば制御ユニット、油圧装置Pなど)との干渉を回避するために、前方に向かって斜め下方に傾斜している。
左側バンパカバー38は、図3Aおよび図3Bに示すように、左側バンパ本体32を後側から覆う。左側バンパカバー38は、アルミニウム合金を用いて構成されている。これにより、左側バンパカバー38は、貨物車両1を後方から見たときに、鋼製の左側バンパ本体32を覆い隠し、左側バンパ30がアルミニウム合金製であるようにみせることができ、左側バンパ30の見栄えがよく、看者に清潔感を与える。また、鋼製の左側バンパ本体32のうちの車両後方側に露出している部位がアルミニウム合金を用いて構成される左側バンパカバー38に覆われることで、防錆効果を得ることもでき、後突防止機能の低下の抑制につながる。
左側バンパカバー38は、左側バンパ本体32の上部および下部に形成されたカバーボルト取付用穴32hcを挿通するボルト(不図示)によって、左側バンパ本体32に取り付けられる。
左側バンパカバー38は、図6に示すように、後側から左側バンパ本体32に取り付けることができるように、断面が前方に開口したコ字状に形成されている。断面が前方に開口したコ字状であることから、左側バンパカバー38の表面は、上面と後面と下面とで形成される。
左側バンパカバー38の表面には、多数の凸部および多数の凹部が形成されている。
具体的には、左側バンパカバー38の上面には、図3Aおよび図6に示すように、前記多数の凸部として、互いに間隔をおいて前後方向に並び車幅方向に延びた多数の突条38tが形成されている。
左側バンパカバー38の後面には、図3Aおよび図6に示すように、前記多数の凹部として、互いに間隔をおいて上下方向に並び車幅方向に延びた多数の溝38vが形成されている。溝38vの断面形状は、V字形状である。溝38vの深さは、例えば、0.3mmである。溝38vのV字形状の角度は、例えば、90度である。溝38vの深さおよび角度は、左側バンパカバー38の強度に影響を与えない範囲で、任意の値である。
さらに、図6に示すように、左側バンパカバー38の上面の、多数の突条38tの間に、凹部として車幅方向に延びた溝38vが形成されている。左側バンパカバー38の上面の溝38vは、左側バンパ本体32の上部に形成されたカバーボルト取付用穴32hcに対応する位置に形成されている。
左側バンパカバー38の下面にも、上面と同様に、多数の突条38tが形成されている。また、左側バンパカバー38の下面にも、上面と同様に、溝38vが形成されている。
反射板39は、貨物車両1の車両後方からの視認性を向上させるために用いられる車両用反射板である。反射板39は、図3Aおよび図3Bに示すように、左側バンパ本体32に取り付けられた左側バンパカバー38の後面に取り付けられる。反射板39の取り付け時において、左側バンパカバー38の後面に形成された多数の溝38vのうち、最上位にある溝38vと反射板39の上端とが互いに同じ高さ位置となるように、反射板39は取り付けられる。これにより、反射板39の取付作業者は、反射板39を左側バンパカバー38の後面に容易に位置決めしながら取り付けることができる。反射板39は、例えば、両面テープを用いて左側バンパカバー38の後面に取り付けられる。
バンパキャップ50は、図2Cに示すように、左側バンパ本体32および左側バンパカバー38の左右両端部を覆う。バンパキャップ50は、左側バンパ本体32および左側バンパカバー38の左右両端部に人が触れて負傷することを防止する。バンパキャップ50は、樹脂(例えばゴム)を用いて構成されている。バンパキャップ50は、有底角筒状に形成されている。バンパキャップ50は、左側バンパ本体32に形成されたカバーボルト取付用穴32hcを利用して、左側バンパカバー38を取り付けるためのボルトを用いて取り付けられる。
右側バンパ40は、左側バンパ30と、左右対称な構成をなすため、右側バンパ40についての説明は省略する。なお、右側バンパ40が有する反射板39は、図2Aおよび図2Cにおいて、図示が省略されている。
次に、中央バンパ20について説明する。左側バンパ30と同様の構成については、説明を簡単に行う。
中央バンパ20は、図7Aおよび図7Bに示すように、中央バンパ本体22と、中央ステー24と、中央アングル材26と、中央バンパカバー28(図2Aおよび図2Cに図示)と、反射板39(図2Aおよび図2Cに図示)と、バンパキャップ50(図2Aおよび図2Cに図示)と、を有する。
中央バンパ本体22は、中央バンパ20の本体をなす。中央バンパ本体22は、図2Aに示すように、貨物車両1において、車幅方向の中央に配置される。具体的には、中央バンパ本体22は、第2横フレーム120の高さ位置と略同じ高さ位置において、第2横フレーム120の後側に配置される。
中央バンパ本体22は、図5に示すように、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されている。中央バンパ本体22には、図7Bに示すように、車幅方向に延びたバー状の部材が用いられている。中央バンパ本体22の車幅方向(長手方向)の長さは、第2横フレーム120の長さに略等しい。中央バンパ本体22の左右両端部は、図7Aに示すように、補強のためのリブ板22rによって塞がれている。リブ板22rの位置は、中央バンパ本体22の左右両端部に限定されず、中央バンパ本体22のその他の位置であってもよい。
中央バンパ本体22の上部および下部における左右両端部近傍にはそれぞれ、図7Bに示すように、カバーボルト取付用穴22hcが形成されている。カバーボルト取付用穴22hcは、中央バンパカバー28を中央バンパ本体22にボルトで取り付けるために用いられる。
中央ステー24は、図2Aに示すように、中央バンパ本体22から前方に延びて支持フレーム100(第2横フレーム120)に中央アングル材26を介して接合されている。中央ステー24は、中央バンパ本体22を支持フレーム100を介して車枠Fに連結して、中央バンパ本体22を支持する。中央ステー24は、閉断面を有する鋼材を用いて構成されている。中央ステー24は、本実施の形態において3本あり、中央バンパ本体22の左端部近傍と中央部と右端部近傍とにそれぞれ接合されている。中央ステー24と中央バンパ本体22との接合は、好ましくは溶接であるが、他の接合方式であってもよく、例えばボルト締結であってもよい。中央ステー24は、図7Aに示すように、左側ステー34および右側ステーと異なり、傾斜しておらず、前後方向に真っ直ぐ延びている。
中央ステー24の前端には、図7Aおよび図7Bに示すように、中央ステー24を支持フレーム100に接合するための中央アングル材26が接合されている。中央アングル材26は、図7Aおよび図7Bに示すように、前方および上方に向かって開いた断面L字状をなす。中央アングル材26は、その後面において、中央ステー24の前端に接合されている。中央アングル材26と中央ステー24との接合は、好ましくは溶接であるが、他の接合方式であってもよく、例えばボルト締結であってもよい。
中央ステー24は、中央アングル材26により、第2横フレーム120に接続される。具体的には、中央アングル材26は、図2Aに示すように、支持フレーム100の第2横フレーム120の後面および下面に沿ってボルト締結される。中央ステー24の前端は、第2横フレーム120の高さ位置と略同じ高さ位置において、第2横フレーム120に接続されている。
中央ステー24は、車枠Fと平行に配されており、互いに平行に配された第2横フレーム120と中央バンパ本体22を連結している。これにより、中央ステー24は、中央バンパ本体22の高さ位置が第2横フレーム120と略同じ高さ位置になるように、中央バンパ本体22を支持している。
中央バンパカバー28は、図2Aおよび図2Cに示すように、中央バンパ本体22を後側から覆う。中央バンパカバー28は、アルミニウム合金を用いて構成されている。これにより、中央バンパ20の見栄えがよく、看者に清潔感を与える。また、左側バンパ30と同様の防錆効果(後突防止機能の低下抑制)も得ることができる。
中央バンパカバー28は、中央バンパ本体22の上部および下部に形成されたカバーボルト取付用穴22hcを挿通するボルト(不図示)によって、中央バンパ本体22に取り付けられる。
中央バンパカバー28は、図6に示すように、後側から中央バンパ本体22に取り付けることができるように、断面が前方に開口したコ字状の形状に形成されている。
さらに、中央バンパカバー28の表面には、左側バンパカバー38と同様に、図6に示すように、多数の凸部および多数の凹部が形成されている。すなわち、中央バンパカバー28の上面には、多数の凸部として、多数の突条38tが形成されている。中央バンパカバー28の後面には、多数の凹部として、多数の溝38vが形成されている。中央バンパカバー28の上面には、多数の突条38tの間に凹部として溝38vが形成されている。中央バンパカバー28の上面の溝38vは、中央バンパ本体22の上部に形成されたカバーボルト取付用穴22hcに対応する位置に形成されている。中央バンパカバー28の下面に、上面と同様に、突条38tおよび溝38vが形成されている。
反射板39は、図2Aおよび図2Cに示すように、中央バンパ本体22に取り付けられた中央バンパカバー28の後面に左右2枚取り付けられる。なお、図2Aおよび図2Cにおいて、中央バンパ20の反射板39は、左側の1枚のみ図示されており、右側の1枚は図示が省略されている。これは、中央バンパカバー28の後面に形成された多数の溝38vを図示するためである。中央バンパカバー28の後面への反射板39の取り付け時においても、中央バンパカバー28の後面に形成された多数の溝38vのうち、最上位にある溝38vと反射板39の上端縁とが互いに同じ高さ位置となるように、反射板39は取り付けられる。反射板39は、例えば、両面テープを用いて中央バンパカバー28の後面に取り付けられる。
バンパキャップ50は、図2Aおよび図2Cに示すように、中央バンパ本体22および中央バンパカバー28の左右両端部を覆う。
(作用効果)
以上に説明した本実施の形態に係るリアバンパ10によれば、中央バンパ本体22、左側バンパ本体32および右側バンパ本体42は、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されているので、従来の閉断面構造を有するアルミニウム合金製のリアバンパBに比べて、重量の増加を抑制しながら強度を向上させることができる。
また、従来のアルミニウム合金製の閉断面構造を有するリアバンパは、押出成形で製造されているので、形状や構造を変更しようとすれば、押出型の変更(再作製)を行わなければならず、形状変更または構造変更の毎に型代のコストが生じるという問題を有していた。一方、本実施の形態に係るリアバンパ10によれば、各バンパ本体が断面コ字状の鋼材を用いて構成されているので、型の変更や形状変更のコストが生じず、各バンパ本体それぞれにおける形状(寸法)の自由度が大きくなり、各バンパ本体に求められる強度の違いに対しても柔軟に対応することができる。
例えば、3分割のリアバンパについて装置型式指定を取得するために行われる耐荷重試験において、中央バンパ本体にかけられる荷重は、左側バンパ本体および右側バンパ本体にかけられる荷重よりも大きく設定されている。これにより、中央バンパ本体に求められる強度は、左側バンパ本体および右側バンパ本体よりも大きい。しかし、本実施の形態に係るリアバンパ10によれば、各バンパ本体が断面コ字状の鋼材を用いて構成されているので、中央バンパ本体22の強度を左側バンパ本体32および右側バンパ本体42の強度よりも容易に大きく設定することができる。
なお、上記の荷重の大小は一例にすぎず、中央バンパ本体、左側バンパ本体および右側バンパ本体のそれぞれにかけられる荷重の設定は適宜変更可能である。例えば、中央バンパ本体にかけられる荷重よりも左側バンパ本体および/または右側バンパ本体にかけられる荷重を大きく設定しても良い。また別の一例としては、各バンパ本体にかけられる荷重を同等の設定にしても良い。
さらに、リアバンパ10によれば、中央バンパ本体22、左側バンパ本体32および右側バンパ本体42と、中央ステー24、左側ステー34および右側ステーの双方が鋼材を用いて構成されているため、バンパ本体とステーがアルミニウム合金と鋼材でそれぞれ構成されている場合と比較して、両者の溶接を容易に行うことができる。
バンパ本体とステー両者の溶接が容易であることにより、次のような効果が生じる。すなわち、各バンパ本体と各ステーとの接合方法が従来はボルト締結であったところ、ボルト締結および溶接のうちのいずれかから選択可能となり、各バンパ本体および各ステーの設計における自由度が向上する。また、接合方法を溶接にすると、ボルト締結に比べて、接合のための部品点数が減少する。また、各バンパ本体と各ステーとを予め溶接で接合しておくことによって、各バンパ本体および各ステーの支持フレーム100へのリアバンパ10の組み付けが容易となる。
また、リアバンパ10によれば、バンパ本体の断面が前方に向かって開口するコ字状であることから、従来の閉断面構造を有するバンパ本体に比べて、バンパ本体の内部を目視し易く、かつ、バンパ本体の内部に手や工具を入れることが容易になる。このため作業者は効率よく作業を行うことができる。例えば、バンパ本体にバンパカバーをボルト締結する際に、バンパ本体のカバーボルト取付用穴22hc,32hcを通るボルトを目視しながら効率よく工具を用いてボルト締結作業を行うことができる。
さらに、リアバンパ10によれば、図1Aに示すように、左側ステー34および右側ステーはそれぞれ、後方に向かって上方に傾斜していることから、左側ステー34および右側ステーがそれぞれの前側部分の上方に位置する部材(例えば油圧装置P)と干渉することを防止しながら、高い位置に左側バンパ本体32および右側バンパ本体42を設置することができ、貨物車両1のデパーチャアングルを確保することができる。
さらに、リアバンパ10によれば、アルミニウム合金を用いて構成される中央バンパカバー28、左側バンパカバー38および右側バンパカバーが鋼製の中央バンパ本体22、左側バンパ本体32および右側バンパ本体42をそれぞれ後側から覆っているので、リアバンパ全体としての見栄えがよくなり、看者に清潔感を与える。特に、貨物車両1が走行する際、アルミニウム合金製の荷受台Gは起立状態となるため、後方から貨物車両1を見る(図1B参照)と荷受台Gの視認領域が大きく、同じくアルミニウム合金が露出状態となるリアバンパ10全体は荷受台Gとともに色調などの統一感も与える。
(変形例)
次に、上記の実施の形態に係るリアバンパ10の変形例を説明する。上記の実施の形態に係るリアバンパ10は、3つのバンパ本体の全てが前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されているが、1つ又は2つのバンパ本体のみが断面コ字状の鋼材を用いて構成されていてもよい。
例えば、図8Aに示す変形例に係るリアバンパ10aは、左側バンパ本体32および右側バンパ本体42の断面がコ字状であるが、中央バンパ本体22aの断面はコ字状ではない。以下、この変形例に係るリアバンパ10aについて簡単に説明する。以下では、既述した実施形態に係るリアバンパ10における部材と同じ部材については同じ符号を付し、説明を省略する。
リアバンパ10aは、上述したように、中央バンパ20aと、左側バンパ30と、右側バンパ40と、を有する。
中央バンパ20aは、中央バンパ本体22aと、中央ステー24aと、中央バンパカバー28と、バンパキャップ50と、を有する。
中央バンパ本体22aは、支持フレーム100の第2横フレーム120と同一の部材である。すなわち、第2横フレーム120が中央バンパ本体22aに相当する。
中央バンパ本体22aすなわち第2横フレーム120は、図9に示すように、閉断面構造を有する鋼材を用いて構成されている。中央バンパ本体22a(第2横フレーム120)の上部および下部における左右両端部近傍にはそれぞれ、カバーボルト取付用穴(不図示)が形成されている。
中央ステー24aは、支持フレーム100の左右一対の縦フレーム130と同一の部材である。すなわち、左右一対の縦フレーム130が中央ステー24aに相当する。
中央バンパカバー28は、中央バンパ本体22a(第2横フレーム120)を後側から覆っている。中央バンパカバー28は、中央バンパ本体22a(第2横フレーム120)の上部および下部に形成されたカバーボルト取付用穴を挿通するボルトによって、中央バンパ本体22a(第2横フレーム120)に取り付けられる。
中央バンパカバー28の上面および下面は、図9に示すように、中央バンパ本体22a(第2横フレーム120)の上面および下面を全て覆っておらず、上面および下面の後側の略3分の2の面積を覆っている。
バンパキャップ50は、図8Aおよび図8Cに示すように、中央バンパカバー28の左右両端部を覆うように取り付けられる。
以上に説明した変形例に係るリアバンパ10aによれば、中央バンパ本体22aが閉断面構造を有する鋼材により構成されていても、左側バンパ本体32および右側バンパ本体42が前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されているので、従来の閉断面構造を有するアルミニウム合金製のリアバンパBに比べて、重量の増加を抑制しながら強度を向上させることができる。
本発明は、例えば、荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパに適用することができる。
1 貨物車両
10,10a リアバンパ
20,20a 中央バンパ
22,22a 中央バンパ本体
22hc カバーボルト取付用穴
22r リブ板
24,24a 中央ステー
26 中央アングル材
28 中央バンパカバー
30 左側バンパ
32 左側バンパ本体
32hc カバーボルト取付用穴
32r リブ板
34 左側ステー
35 左側ステー補助部材
36 左側アングル材
38 左側バンパカバー
38v 溝
38t 突条
39 反射板
40 右側バンパ
42 右側バンパ本体
50 バンパキャップ
100 支持フレーム
105 横フレーム
110 第1横フレーム
120 第2横フレーム
130 縦フレーム
132 取付ブラケット
140 支持フレーム補助部材
F 車枠
D 荷箱
E 荷受台昇降装置
A アーム体
G 荷受台
P 油圧装置

Claims (4)

  1. 車両に対して上下回動可能に支持された左右一対のアーム体と、前記一対のアーム体のそれぞれに上下回動可能に連結された荷受台と、を有する荷受台昇降装置を備えた貨物車両に取り付けられるリアバンパであって、
    中央に配置される中央バンパ本体と、
    前記アーム体の通路となる間隔をおいて前記中央バンパ本体の左側に配置される左側バンパ本体と、
    前記アーム体の通路となる間隔をおいて前記中央バンパ本体の右側に配置される右側バンパ本体と、
    を備え、
    前記中央バンパ本体、前記左側バンパ本体および前記右側バンパ本体のうちの少なくとも1つは、前方に向かって開口する断面コ字状の鋼材を用いて構成されている、
    ことを特徴とする、リアバンパ。
  2. 請求項1に記載のリアバンパであって、
    前記中央バンパ本体から前方に延び前記中央バンパ本体を支持する中央ステーと、
    前記左側バンパ本体から前方に延び前記左側バンパ本体を支持する左側ステーと、
    前記右側バンパ本体から前方に延び前記右側バンパ本体を支持する右側ステーと、
    を更に備え、
    前記中央ステー、前記左側ステーおよび前記右側ステーはそれぞれ、鋼材を用いて構成されている、
    ことを特徴とする、リアバンパ。
  3. 請求項2に記載のリアバンパであって、
    前記左側ステーおよび前記右側ステーはそれぞれ、後方に向かって上方に傾斜している、
    ことを特徴とする、リアバンパ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のリアバンパであって、
    前記中央バンパ本体、前記左側バンパ本体および前記右側バンパ本体をそれぞれ後側から覆うバンパカバーを更に備え、
    前記バンパカバーは、アルミニウム合金を用いて構成されている、
    ことを特徴とする、リアバンパ。
JP2021124307A 2021-07-29 2021-07-29 リアバンパ Pending JP2023019531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021124307A JP2023019531A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 リアバンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021124307A JP2023019531A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 リアバンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023019531A true JP2023019531A (ja) 2023-02-09

Family

ID=85159821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021124307A Pending JP2023019531A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 リアバンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023019531A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8545163B2 (en) Loader work machine
US7665801B2 (en) Structure of upper frame for supporting cabin of construction machinery
JP6971773B2 (ja) 作業車両のキャブ、作業車両およびホイールローダ
US20130149094A1 (en) Construction machine
EP1867558B1 (en) Frame structure for working vehicle
US4120375A (en) Tiltable cab construction for an industrial vehicle
JP2023019531A (ja) リアバンパ
US20220220700A1 (en) Work vehicle
EP2915771B1 (en) Forklift head-guard structure
JP2023019530A (ja) リアバンパ
AU2004323637B2 (en) Deformation preventive structure of cab
JP3803542B2 (ja) 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置
JP3838621B2 (ja) 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置
JP4386307B2 (ja) 建設機械
JP6237609B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP6057459B2 (ja) 貨物自動車
JP7150665B2 (ja) 作業機
JP6968663B2 (ja) 搬送車
WO2022070979A1 (ja) 車両のバッテリ支持構造
JP2010059683A5 (ja)
JP3274079B2 (ja) 横開き式バックドアの支持構造
JP2006143217A5 (ja)
JP2006143217A (ja) 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置
KR20220112983A (ko) 전방 차체 구조
JP2024076569A (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240416