JP2006143217A - 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷箱を搭載したシャシフレームの後部に、荷受台昇降装置を設けた車両のリヤバンパ装置であって、そのリヤバンパ装置にリヤバンパ本体を、軽量で、容易に製作することができ、また、任意の長さに容易に形成して、車幅の異なる車両に対応できるようにした。
【解決手段】 リヤバンパ装置は、シャシフレームの後部に固定される支持フレーム1と、その先端に固定されるリヤバンパ本体2とよりなり、リヤバンパ本体2は、アルミ合金の押出し成形により作られる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、荷箱を搭載したシャシフレームの後部に、荷受台昇降装置を設けた車両のリヤバンパ装置に関するものである。
従来、上記車両のリヤバンパ装置として、たとえば下記特許文献1,2に開示されたものが良く知られている。
実用新案登録第2567089号公報 実公平1−173032号公報
ところで、この従来のものでは、リヤバンパ本体は、シャシフレームの後部に固定した支柱に固定され、あるいは、荷受台の昇降機構自体に支持されており、このリヤバンパ本体により、後続走行する乗用車などの車体下方への入り込みを防止するようにしているが、かかるリヤバンパ本体は、従来よりスチール材のプレス成形により構成するのが一般的であった。
しかしながら、かかる従来のリヤバンパ装置では、その主体部分を構成するリヤバンパ本体がスチール製であるため、
1)リヤバンパ本体の重量が重く、その取付け作業に多大に労力を要して、その作業能率が悪く、特に、リヤバンパ本体を荷受台昇降装置に取付けるタイプのものでは、該装置が重くなり、その昇降作動に要する動力が大きくなる。
2)リヤバンパ本体は、その全長にわたり同じ断面形状に作りにくいため、その全長にわたる重量バランスが良くない。
3)リヤバンパ本体は、任意の車幅の対応すべく、任意の長さに形成するのが厄介である。
などの問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、リヤバンパ本体を、アルミ合金に押出し、あるいは、引抜き成形に形成することにより、軽量で取り扱いが容易であり、また、重量バランスがよく、その上、任意の車幅に容易に対応できるようにした、新規な荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、荷受台昇降装置を設けた車両のリヤバンパ装置であって、前記シャシフレームの後部に支持される支持フレームと、この支持フレームに支持されて車幅方向に延長されるリヤバンパ本体とよりなり、前記リヤバンパ本体は、アルミ合金の押出し、もしくは引抜き加工により形成されていることを特徴としており、かかる特徴によれば、リヤバンパ本体の製作が容易であり、特に、その任意の長さに形成するのに単に切断すれば済むため、車幅の異なる複数種の車両への対応がきわめて容易である。また、そのリヤバンパ本体は軽量であるため、その取り扱いや支持フレームへの取付けが容易であり、さらに、その全長にわたり、同じ断面に形成されるので、重量バランスがよい。
また、上記目的を達成するために、本請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記リヤバンパ本体の少なくとも最外端は、サイドカバーにより覆われていることを特徴としており、かかる特徴によれば、前記請求項1の発明と同等の効果を奏する上に、外観上の体裁がよく、さらに、歩行者や作業者に支障を及ぼすことがなく、さらに、リヤバンパ本体内に雨水などの水が浸入することがない。
さらに、上記目的を達成するために、本請求項3記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記リヤバンパ本体は、前記支持フレーム側の取付面である前面と、衝突面である後面とが互いに平行であり、かつ、前記衝突面が、前記取付面よりも幅広の、断面台形状に形成されていることを特徴としており、かかる特徴によれば、前記請求項1の発明と同等の効果を奏する上に、リヤバンパ本体の衝突面の上下幅を大きくとることができ、高さの異なる後続車両に対してバンパ機能を有効に果たすことができる、しかも、支持フレームへの取付けも容易になり、さらに、ストック時には、コンパクトに格納することができる。
さらにまた、上記目的を達成するために、本請求項4記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記リヤバンパ本体の衝突面には、その長手方向に沿って溝条が形成されていることを特徴としており、かかる特徴によれば、前記請求項1の発明と同等の効果を奏する上に、リヤバンパ本体の衝突面に、反射板を取付ける際に、その位置合わせが容易となり、反射板をリヤバンパ本体の正規の場所に確実に簡単に取付けることができる。
以上のように、本請求項1記載の発明によれば、荷受台昇降装置を設けた車両のリヤバンパ装置において、前記シャシフレームの後部に支持される支持フレームに支持されて車幅方向に延長されるリヤバンパ本体を、アルミ合金の押出し、もしくは引抜き加工により形成したので、リヤバンパ本体の製作が容易であり、特に、その任意の長さに形成するのに単に切断すれば済むため、車幅の異なる複数種の車両への対応がきわめて容易である。また、そのリヤバンパ本体は軽量であるため、その取り扱いや支持フレームへの取付けが容易であり、さらに、その全長にわたり、同じ断面に形成されるので、重量バランスがよい。
また、本請求項2記載の発明によれば、前記請求項1の発明と同等の効果を奏する上に、外観上の体裁がよく、さらに、歩行者や作業者に支障を及ぼすことがなく、さらに、リヤバンパ本体内に雨水などの水が浸入することがない。
さらに、本請求項3記載の発明によれば、前記請求項1の発明と同等の効果を奏する上に、リヤバンパ本体の衝突面の上下幅を大きくとることができ、高さの異なる後続車両に対してバンパ機能を有効に果たすことができる、しかも、支持フレームへの取付けも容易になり、さらに、ストック時には、コンパクトに格納することができる。
さらにまた、本請求項4記載の発明によれば、前記請求項1の発明と同等の効果を奏する上に、リヤバンパ本体の衝突面に、反射板を取付ける際に、その位置合わせが容易となり、反射板をリヤバンパ本体の正規の場所に確実に簡単に取付けることができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
図1は、本発明リヤバンパ装置を備えた、荷受台昇降装置を備えた貨物自動車の側面図、図2は、図1の2線矢視の、前記貨物自動車の後面図である。
図1,2において、貨物車両のシャシフレームF上には、有蓋の荷箱Vが搭載され、またそのシャシフレームFの後部には、支持フレーム1が固定支持され、この支持フレーム1に昇降装置Eを介して荷受台(テールゲート)Gが昇降可能に支持されている。前記有蓋の荷箱Vは、その後面の出入口が、観音式に開閉扉Dにより開閉できるようになっており、その出入口を開放後、図1に鎖線で示すように、前記荷受台Gを水平状態に保持して昇降することにより、荷箱Vと地上間で、荷物の積み卸し作業を行うことができる。また、貨物自動車の走行時には、荷受台Gは、図1に実線で示すように、閉じた観音式開閉扉Dの後方に起立状態で並列保持される。
なお、前記昇降装置Eおよび荷受台Gは、従来公知のものが使用される。
つぎに、前記図1,2に、図3〜図16を併せ参照して、本発明の要旨である、荷受台G昇降装置付貨物自動車のリヤバンパ装置の構造について詳細に説明する。
図3は、図4の3−3線に沿う平面図、図4は、図3の4−4線に沿う側面図、図5は、図3の5−5線に沿う断面図、図6は、図3の6−6線に沿う断面図、図7は、図3の7−7線に沿う断面図、図8は、中央部リヤバンパ装置の支持部の分解斜視図、図9は、図7の9線矢視の一部破断側面図、図10は、図7の10−10線に沿う断面図、図11は、図7の11−11線に沿う断面図、図12は、図7の12−12線に沿う断面図、図13は、図7の13−13線に沿う断面図、図14は、図7の14−14線に沿う断面図、図15は、リヤバンパを前方から見た斜視図、図16は、リヤバンパを後方から見た斜視図である。
この実施例のリヤバンパ装置Bは、貨物自動車のシャシフレームFに、固定支持される型式のものであり、シャシフレームFの後部に固定支持される支持フレーム1と、この支持フレーム1に固定されるリヤバンパ本体2とより構成されており、荷受台Gおよびその昇降装置Eは、リヤバンパ装置Bを通過して昇降作動させる必要があるために、このリヤバンパ装置Bは、中央部リヤバンパ装置BCと、その左右に間隙をあけて設けられる左、右部リヤバンパ装置BL,BRとより構成されている。そして、それらの間隙を、前記荷受台Gの昇降装置Eが昇降できるようになっている。
まず、中央部リヤバンパ装置BCの構造を説明する。
図3〜6および図8に示すように、貨物自動車のシャシフレームFの、左右の縦桁F1の後部には、L字状をなす、前、後部取付ブラケット3,4がそれぞれ溶接されている。これらの取付ブラケット3,4は、L型のアングル鋼材により形成され、それらの下面には、左右一対の連結ブラケット5が連結ボルト6をもって固着されている。左右の連結ブラケット5は、断面コ字状の鋼材により形成され、シャシフレームFの前後方向に沿い、互いに平行で後方に向けて略水平に延長されている。図8に最も明瞭に示すように、左右の連結ブラケット5の二又状に形成される前端には、シャシフレームFを横切って横方向にのびる、クロスメンバー7が溶接されている。このクロスメンバー7は、上、下部クロスメンバー7u,7dにより構成されており、これらはいずれも鋼材よりなる角パイプにより形成されている。上部クロスメンバー7uの左右両端部に、左、右下部クロスメンバー7dが溶接されている。そして、上部クロスメンバー7uの中央部には、左、右の下部クロスメンバー7d間で、スペアタイヤTSを収めるための空間8が形成される(図3,7参照)。
前記左、右連結ブラケット5の後端には、それぞれ固定板10が溶接されている。これらの固定板10は、連結ブラケット5の横断面積よりも若干大きく形成されていて、これらの固定板10に、スペーサ11を介して後に詳述する、中央部リヤバンパ本体2Cが固着支持される。
しかして、シャシフレームFの後部左右に対称的に設けられる、前、後部取付ブラケット3,4、連結ブラケット5、クロスメンバー7は、リヤバンパ装置Bの支持フレーム1を構成しており、このうち、連結ブラケット5および固定板10は、中央部支持フレーム1Cを構成しており、この支持フレーム1Cに中央部リヤバンパ本体2Cが固定支持される。
つぎに、中央部リヤバンパ本体2Cと、その前記支持フレーム1Cへの取付構造について説明する。
中央部リヤバンパ本体2Cは、アルミニウム合金の押出し、もしくは引抜き加工により一体に成形されており、図15,16に最も明瞭に示されるように、左右方向に長く、同一横断面を有して細長く形成され、その横断面形状が、横向きの台形状であって、その前面、すなわち前記中央部支持フレーム1Cへの取付面13と、その後面、すなわち車両の後方に向かう衝突面14とが上下方向に互いに平行な平坦面で、その後面14が前面13よりも幅広に形成され、また、その上面15は後上がりの傾斜面に、その下面16が後下がりの傾斜面にそれぞれ形成されている。また、前記前面13の上下部には、その全長にわたり上下2条のスリット17u,17dが形成され、これらのスリット17u,17dは、後に述べるように、この中央部リヤバンパ本体2Cを、前記中央部支持フレーム1Cに取り付けるのに使用される。
図15,16に最も明瞭に示すように、中央部リヤバンパ本体2Cの中空内部は、その全長にわたり、リブ群19、すなわち、その中間部がV字状補強リブ19aにより、その上下部が上下の板状補強リブ19b,19cによりそれぞれ補強されている。V字状補強リブ19aの開き側の端部は前面13に、また、その閉じ側の端部は後面14に、それぞれ一体に結合されている。上、下の板状補強リブ19b,19cは、前面13の近くでそれと平行であり、上、下面15,16と、V字状補強リブ19aとの間にそれぞれ一体に結合されている。また、上、下面15,16の左右部には、位置決め孔18がそれぞれ穿設されており、左右の位置決め孔18は、後に述べるように、中央部リヤバンパ本体2Cを中央部支持フレーム1Cに取り付ける際の、位置決め用に利用される。
V字状補強リブ19aの、後面14との結合部近傍、および上下の板状補強リブ19b,19cと上、下面15,16との連結部近傍には、それぞれ断面C字状のカバー取付け溝21,22,23が、中央部リヤバンパ本体2Cの押出し、あるいは、引抜き成形時に、同時に形成され、これらのカバー取付け溝21,22,23には、後に述べるように、タップねじ24をもってサイドカバー25が固定される。また、前記複数のカバー取付け溝21,22,23は、中央部リヤバンパ本体2Cの厚さを部分的に厚くして、該リヤバンパ本体2Cを部分的に補強している。
つぎに、中央部リヤバンパ本体2Cを、中央部支持フレーム1Cに取付けるには、一対の取付け板27が用いられる。これらの取付け板27には、図8に示すように、固定ボルト28が固定されると共にウエルドナット付の取付孔29が設けられる。
一対の取付板28を用いて中央部支持フレーム1Cに、中央部リヤバンパ本体2Cを取り付けるには、該リヤバンパ本体2Cの開口端面から一対の取付板27を上、下スリット17u,17dを通して中央部リヤバンパ本体2C内に挿入したのち、図14に示すように、該取付板27のウエルドナット付の取付孔29に螺挿した位置決めボルト30を、前記位置決め孔18に差し込んで、その位置決めを行ない、ついで、図3示すように、一対の取付板27の固定ボルト28にスペーサ11および固定板10を挟んで螺合すれば、中央部支持フレーム1Cの固定板10にスペーサ11を挟んで中央部リヤバンパ本体2Cを位置決め固定することができる。
中央部リヤバンパ本体2Cの左右の開口端面には、合成樹脂製の前記サイドカバー25が固定される。このサイドカバー25は、中央部リヤバンパ本体2Cの横断面形状と同形の台形状に形成されており、このサイドカバー25を、中央部リヤバンパ本体2Cの開口端面に被せたのち、複数のタップねじ24をこのサイドカバー25を貫通して、該リヤバンパ本体2Cのカバー取付溝21,22,23に螺着すれば、リヤバンパ本体2Cの左右両開口端面にサイドカバー25をそれぞれ固定することができる。しかして、このサイドカバー25はリヤバンパ本体2Cの外観上の体裁を良好にすると共にその内部に雨水などの水が浸入するのを防止することができ、その上、中央部リヤバンパ本体2Cの端面を滑らかにして、そこに人が接触しても害を及ぼすことがなく、サイドカバー25の中央部リヤバンパ本体2Cへの取付も容易になる。
中央部リヤバンパ本体2Cの後面、すなわち衝突面14には、後続の車両などが確認し易くするための反射板33が固定される。この反射板33に固定のために衝突面14には、その長手方向に平行に対をなす、溝条34、すなわち2条の上、下V溝34u,34dが刻設される。そして、この衝突面14に、反射板33を取り付けるにあたっては、上、下V溝34u,34dの左右部には、取付孔35,36が穿設される(なお、これらの取付孔35,36は、反射板33の取付け時に穿設される)。また、前記上、下V溝34u,34dは中央部リヤバンパ本体2Cの強度を損ねないように浅く形成される。
一方、前記反射板33には、中央部リヤバンパ本体2Cの後面14よりも小さい帯状に形成され、この反射板33の左右部には取付孔37,38が穿設される。
前記反射板33を、中央部リヤバンパ本体2Cの後面、すなわち衝突面14に取り付けるには、
1)反射板33の左右の上部の取付孔37を、上側のV溝34uに合わせる。
2)前記左右の取付孔37の位置に対応して上側のV溝34uにタップ孔35を穿設する。
3)上部の取付孔37を通してタップ孔35にタップねじ39を螺合して衝突面14に反射板33の上部を固定する。
4)反射板33の左右の下部取付孔38に対応して下側のV溝34dにタップ孔36を穿設する。
5)下部取付孔38を通してタップ孔36にタップねじ39を螺合して衝突面14に反射板33の下部を固定する。
以上のように、衝突面14に反射板33を取り付けるとき、上、下V溝34u,34dにより、反射板33の、衝突面14に対する位置合わせが容易となり、その結果、反射板33は、衝突面14に対する平行度を出し易い。
なお、衝突面14に刻設される上、下V溝34u,34dは、それらの一方でも、反射板33の、衝突面14に対する位置合わせが可能である。
図3に示すように、シャシフレームFの後部には、前記中央部リヤバンパ装置BCの左右両側に、前記昇降装置Eの平行リンク機構Liを介して左、右部リヤバンパ装置BL,BRがそれぞれ支持される。これらのリヤバンパ装置BL,BRは、同一の構造を備え、しかも、シャシフレームFに固定した前記クロスメンバー7に同じ支持構造をもって対称的に固定支持されているので、以下に、図3,4を参照して左部リヤバンパ装置BLの構造について説明するに、前記クロスメンバー7の下部クロスメンバー7dの左端部後面には、左部支持フレーム1Lに前端が連結ボルト41により固定支持されている。この左部支持フレーム1Lは、前記連結ブラケット5と同じ断面コ字状、あるいは角パイプの鋼材により構成されていて、シャシフレームFの前後方向の後方に略水平に延長され、その後端に、固定板42が溶接されており、この固定板42には、左部リヤバンパ本体2Lが固定支持される。この左部リヤバンパ本体2Lは、前記中央部リヤバンパ本体2Cと同じくアルミニウム合金の押出し、もしくは、引抜き加工により同じ構造に形成されるが、図3に示すように、中央部リヤバンパ本体2Cよりも短く形成されており、また、その後面、すなわち衝突面14は、反射板33を取り付けることがないことから、V溝がなく平坦面に形成されている。また、この左部リヤバンパ本体2Lの、左部支持フレーム1Lへの固定手段は、前記中央部リヤバンパ本体2Cの、中央部支持フレーム1Cへの固定手段と同じであり、すなわち、図10,11に示すように、固定ボルト28とウエルドナット付の取付孔29を有する複数の取付板27を用いて行われるが、その詳細な説明を省略する。
そして、図3に示すように、中央部リヤバンパ本体2Cおよび左、右部リヤバンパ本体2L,2Rを、シャシフレームFのクロスメンバー7に取り付けた状態では、それらの後面、すなわち衝突面14は、同一平面上にあり、所期のバンパ機能を発揮できるようになっている。
図3に明瞭に示すように、中央部リヤバンパ装置BCと、左、右部リヤバンパ装置BL,BR間にそれぞれ形成される間隙部には、前記昇降装置Eの平行リンク機構Liが配置されており、この昇降装置Eは、リヤバンパ装置BC,BL,BRをシャシフレームFに支持する前記支持フレーム1を利用して支持されるようになっており、以下にその支持構造について説明するに、図3〜5に示すように、シャシフレームFの後部に前後部取付ブラケット4,5を介して支持されるクロスメンバー7の左右には、昇降装置Eの取付用の対をなす、支持ブラケット45およびシリンダブラケット46が溶接されている。前記昇降装置Eは従来公知の構造のものであり、前記支持ブラケット45には、昇降装置Eの平行リンク機構Liを構成する、アッパーリンク47とロアーリンク48の基端がそれぞれ上下方向に回動可能に枢支連結49,50され、また、前記シリンダブラケット46には、昇降装置Eの昇降用シリンダ51の基端が回動可能に枢支連結52されている。また、アッパーリンク47とロアーリンク48の先端には、前記荷受台Gを支持する昇降フレーム53が枢支連結54,55され、さらに前記昇降用シリンダ51の先端には、前記平行リンク機構Liが枢支連結56される。また左右の平行リンク機構Liの先端部同志は、連結ロッド57(図3参照)により連結されている。
しかして、昇降用シリンダ51の伸縮作動によれば、平行リンク機構Liの昇降作動により、図1に鎖線に示すように、荷受台Gを水平姿勢を保持したまま昇降作動させることができる。また、荷受台Gに設けた、図示しない起伏用のシリンダの伸縮作動により、荷受台Gを起伏回動させることができ、図1実線に示すように、荷受台Gを格納位置に起立保持させることができる。
なお、前記昇降装置Eおよび荷受台Gは、従来公知のものが採用されるので、その詳細な説明を省略する。
つぎに、この実施例の作用について説明するに、3分割された、中央部および左、右部リヤバンパ装置Bは、協働して所期のバンパ機能を果たすことができ、特に、リヤバンパ装置Bのリヤバンパ本体2は、アルミニウム合金の押出し、もしくは引抜き加工により形成されることにより、その製作が容易であり、しかも、車幅の異なる車両への対応が容易である。また、軽量であることから、その取り扱いや取付けが容易である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はこの実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば、前記実施例では、本発明リヤバンパ装置を、有蓋荷箱を備えた貨物車両に実施した場合を説明したが、これを無蓋荷箱を備えた貨物車両にも実施できることは勿論であり、また、荷受台、および昇降装置は、前記実施例のものに代えて他の従来公知のものを使用してもよい。
リヤバンパ装置を備えた、荷受台昇降装置を備えた貨物自動車の側面図 図1の2線矢視の、前記貨物自動車の後面図 図4の3−3線に沿う平面図 図3の4−4線に沿う断面図 図3の5−5線に沿う断面図 図3の6−6線に沿う断面図 図3の7−7線に沿う拡大断面図 中央部リヤバンパ装置の支持部の分解斜視図 図7の9線矢視の一部破断側面図 図7の10−10線に沿う断面図 図7の11−11線に沿う断面図 図7の12−12線に沿う断面図 図7の13−13線に沿う断面図 図7の14−14線に沿う断面図 リヤバンパを前方から見た斜視図 リヤバンパを後方から見た斜視図
符号の説明
1・・・・支持フレーム
2・・・・リヤバンパ本体
13・・・取付面(前面)
14・・・衝突面(後面)
25・・・サイドカバー
E・・・・昇降装置
V・・・・荷箱

Claims (4)

  1. 荷箱(V)を搭載したシャシフレーム(F)の後部に、荷受台昇降装置(E)を設けた車両のリヤバンパ装置であって、
    前記シャシフレーム(F)の後部に支持される支持フレーム(1)と、この支持フレーム(1)に支持されて車幅方向に延長されるリヤバンパ本体(2)とよりなり、前記リヤバンパ本体(2)は、アルミ合金の押出し、もしくは引抜き加工により形成されていることを特徴とする、荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置。
  2. 前記リヤバンパ本体(2)の少なくとも最外端は、サイドカバー(25)により覆われていることを特徴とする、前記請求項1記載の荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置。
  3. 前記リヤバンパ本体(2)は、前記支持フレーム(1)側の取付面である前面(13)と、衝突面である後面(14)とが互いに平行であり、かつ、前記衝突面(14)が、前記取付面(13)よりも幅広の、断面台形状に形成されていることを特徴とする、前記請求項1記載の荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置。
  4. 前記リヤバンパ本体(2)の衝突面(14)には、その長手方向に沿って溝条(34)が形成されていることを特徴とする、前記請求項1記載の荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置。
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