JP4198821B2 - ウイング車両の荷箱構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ウイング車両の荷箱構造に関し、特に、ウイング車両後部荷箱の開閉自在な断面L型の屋根を支承しているセンタービームを補強したウイング車両の荷箱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図示はしないが、一般のバン型車両の荷箱は、前壁、後壁、左右の側壁、屋根部、および床部からなる各面体の外周縁を結合して箱状に組み立てたものである。これに対して、ウイング車両の荷箱は、図7に示すように、前壁51と後壁52が床部53に対して箱状に面体結合されただけで、左右の側壁と屋根部は開放されている。この部分を覆うために、前壁51と後壁52の各頂部中央間に差し渡されたセンタービーム54の両側縁部に多数のヒンジを介して一対の断面がL型の屋根56が上下回動自在に支承される一方、床部53の両側端縁に回動自在に煽り57が蝶着されて箱状の荷箱58を形成している。
【0003】
ウイング型の荷箱58は、このように構成されているため、一般の六面体構造の荷箱と比べると、ウイング車両の荷箱58は箱体としての剛性に乏しく、たとえば、積み荷の荷重で床部53に撓みを生じ易いことや、走行中の振動や制動のために前壁51と後壁52が前後に揺れを生じ易く、このような構造に起因した不都合が生じる。これを回避するために、ウイング車両の荷箱58の床部53の先端と後端の結合部位には曲げモーメントに対して補強ブラケットで補強するとともに床部フレームには強度のある骨格部材を使用している。
【0004】
ところで、センタービーム54の長さは車両長により長いものではその自重のためにセンタービーム54は撓んでいる。センタービーム54の撓みは断面がL型の屋根56を閉じた状態では小さくなるが、開放すると断面がL型の屋根56自身の撓みをセンタービーム54が受けるために大きくなる。このために一軸廻りに蝶着された多数のヒンジ55に歪みを生じることとなり破損させるような事態も生じる。さらに走行中の揺れや振動のためにセンタービーム54の両端部を載置した前壁51と後壁52の頂部における結合部位で剪断応力による亀裂を生じるような不都合もあった。
【0005】
このような不都合を回避するため、センタービーム54は自身の材質や断面形状によって剛性を持たせるように設計されており、一般的には鋼鉄製の中空角材が使用されている。さらに補強のために強度部材を二重に収設したり、中空内にリブを設けて曲げ強度を付与したものがあり、これとは別に、特願平8−225827号公報には、センタービームの撓みを防止するために軽量なアルミ製押し出し型材からなる2本のレールの間に炭素繊維等の抗張力素材を介在させて重ね合わせ一体に結合させ、センタービームとしての剛性を付与して使用する提案が開示されている。
【0006】
ここで、図7の丸で囲った結合部分を矢視線Cの方向から見た拡大斜視図を図8に示し、矢視線Dの方向から見た拡大斜視図を図9に示す。この図8、図9を参照し、従来の一般的なセンタービームの結合構造について説明する。前壁51のフレームを構成する上枠材59は、外壁部60とこの外壁部60より短い内壁部61を底面部62の両側端に備えて、その断面はU字状の凹溝63を形成している。上枠材59のこの凹溝63内にコ字型のチャネル材からなる補強レール64が嵌め込まれている。補強レール64はセンタービーム54や油圧シリンダ65等を装着するために上枠材59を補強している。センタービーム54の取付位置にはコ字型の補強レール64上に、向かい合わせに短尺のコ字型チャネル材66が開口を下向きにして結合されて角筒状の据付台67を形成している。
【0007】
この角筒状の据付台67の内側端部には補強ブラケット68の基端側の折曲部69が溶接接合され、据付台67の上面と面一に突出している。据付台67には必要に応じて内部に補強部材を設けることができる。この据付台67に固定するセンタービーム54の端部には、あらかじめセンタービーム54の中心線に合わせて、センタービーム54の端面に縦付板70、底面に横付板71が溶接により接合されており、左右のボルト孔は対称に縦付板70に2カ所、横付板71に5カ所つ、それぞれ穿設されている。これらのボルト孔に対応して上枠材59側にも左右対称に、外壁部に2カ所、据付台67に3カ所、補強ブラケット68に2カ所つ、それぞれボルト孔が穿設されている。センタービーム54を取り付けるときは、これを車両上方に吊り下げて運ばれ、据付台67上に位置を合わせて載置されると、各ボルト孔にボルト72を挿通しナット73止めされる。このように左右14本のボルト72により上枠材59に固着されている。
【0008】

【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、センタービーム54は鋼鉄製であるため重く、積み荷の積載量を減じていることや、固定用の縦付板70、横付板71、補強ブラケット68とは溶接により接合しているため、センタービーム54の撓みや曲げ応力はこれらの溶接箇所に集中して歪みを受け易い。技術的にはボルト孔に栓溶接を施すなどの工夫がなされているが、時には亀裂等を生じることがある。
【0009】
本発明は上述の如き従来の不都合を解消しようとするものであり、その目的は、重量が軽く、中央部分の垂れ下がりも少なく、両端の取り付け構造部分に亀裂などの損傷が起こりにくい強固なセンタービームを備えたウイング車両の荷箱構造を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の如き本発明の目的を達成するために、本願の請求項1に係る発明は、前壁51と後壁52の上部中央に掛け渡されたセンタービーム1を挟んだ両側に、断面L字型の屋根56をセンタービーム1に固定されるヒンジ13,14により開閉自在に設けるとともに、センタービーム1の前壁51側の一端部は、長手方向をセンタービーム1の長手方向と直交する方向でその下方に固定される補強レール5を、前壁51の上端縁に設けられた上枠材59に形成されるU字状の凹溝に嵌め込み、載置するように固定され、センタービーム1の後壁52側の他端部は、長手方向をセンタービーム1の長手方向と直交する方向でその下方に固定される断面L字型の補強アーム24とアングル材からなる補強部材25とを、後壁52の上端縁に設けられた上枠材21に形成され、空間26を形成してなるセンタービーム支承部23に載置するように固定されるウイング車両の荷箱構造であって、上記センタービーム1は、縦方向に間隔をあけて配置され、この間隔よりも大きい縦方向の寸法を有する2枚の縦板50と、これら縦板50の上方に固定され、縦板50より両側方に延びる上縁側を有する天板部3と該縦板50の下方に固定され、縦板50より両側方に延びる下縁側を有する底板部4と、上縁側と縦板50と下縁側により囲まれてコ字状を呈し、配線設置自在な空間75を有するものとされ、センタービーム1の前壁51側と後壁52側の各端部で、センタービーム1の天板部3と縦板50とがなすコーナーに、屋根50を回動自在に支えるヒンジ13,14とともに上アングル補強板11を添えるようにし、ヒンジ13,14と上アングル補強板11とをセンタービーム1に固定し、さらに該上アングル補強板11にはフランジ部12が備えられて、該フランジ部12は前壁51側の上枠材59、あるいは後壁52側の上枠材21に固定され、さらにセンタービーム1の前壁51側と後壁52側の各端部で、センタービーム1の底板部4と縦板50とがなすコーナーに下アングル補強板7を添えるようにし、下アングル補強板7を補強レール5とともに、あるいは下アングル補強板7を補強部材25とともに、センタービーム1に固定されるようにしたことを特徴とするウイング車両の荷箱構造としている。本願の請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明に加えて、少なくともセンタービーム1をアルミニウム合金で形成したウイング車両の荷箱構造としている
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係るウイング車両の荷箱の上端一部を切断した部分断面図である。なお、図1において、従来と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。図示で、1はアッセンブルされたセンタービームである。該センタービーム1はアルミニウム合金の押出型材からなり、その断面中央には、横方向より縦方向の長さが大きい縦長状の中空部2を有する。センタービーム1は図2から明らかなように、上面に平坦な天板部3を有し、下面には平坦な底板部4を有する。該天板部3と底板部4は間隔を空けて平行に設けられている。
【0012】
天板部3と底板部4との間には、それらの長手方向の縁から内側に入った部分に間隔を空けて2つの縦板50、50が設けられ、それらの長手方向の縁は天板部3又は底板部3に結合している。そして、天板部3、底板部4、2つの縦板50、50に囲まれた部分が前記中空部2をなす。すなわち、2枚の縦板50は縦方向に間隔をあけて配置され、この間隔よりも大きい縦方向の寸法を有する。センタービーム1の断面形状は、ローマ数字の”II”の形状を呈する。また、縦板50、天板部3の上縁側、底板部4で空間75を形成している。
【0013】
図3は、図1の矢視線Aの方向から見た断面図であり、センタービーム1と前壁との取付構造を示す。59は従来のものと同様な上枠材で、外壁部60とこの外壁部60より短い内壁部61を底面部62の両側端に備えて、その断面はU字状の凹溝を形成している。該凹溝の中には、横長の中空部を設けた円筒状の補強レール5が嵌め込まれている。該補強レール5の縦方向の厚みは、内壁部61の高さと同じである。
【0014】
断面ローマ数字の”II”の形状をしたセンタービーム1は、上枠材59、補強レール5の長手方向と直する方向に載置され、その載置位置は、上枠材59の中央部である。センタービーム1の底板部4側縁に設けられている下縁側6、6と縦板50の下方には、断面直角の下アングル補強板7が添えられ、ボルト、ナット8、8によりこれをセンタービーム1に固定し、ボルト、ナット9、9により下アングル補強板7をセンタービーム1に固定するとともに、該ボルト、ナット9、9でセンタービーム1を下アングル補強板7共々補強レール5に固定している。
【0015】
センタービーム1の天板部3の側縁に設けられている上縁側10、10と縦板50の上方には、断面直角の上アングル補強板11が添えられる。この上アングル補強板11の先端は、外壁部60の内側に沿って下方に曲げられたフランジ部12が形成されている。図4は図3の矢視線Bの方向からみた断面図である。図1、3、4からわかるように、天板部3の上縁側10の上には、断面がL型の屋根56を回動自在に取り付けるためのヒンジ13、13が載置され、更にこれらと隣接してセンタービーム1の先端部には幅広ヒンジ14が載置されている。ボルト・ナット15はセンタービーム1の上縁側10、上アングル補強板11、ヒンジ13及び14の一方のフランジとを固定する。ヒンジの他方のフランジには、図1に示すように、ボルト・ナット18により断面がL型の屋根56の端縁が固定される。また、外壁部60の外側上端には、補助アングル材19が添えられ、その上端はセンタービーム1の天板部3を上面から押さえるとともに、その下部はボルト・ナット20により、外壁部60の上縁、フランジ部12と固定される。
【0016】
図5は、ウイング車両の荷箱後壁頂部におけるセンタービームの取付構造を示す断面図である。図5において、21は後壁の上枠材である。該ウイング車両の荷箱後壁には、左右に開く観音式扉が設けられている。したがって、該上枠材21には、閉まった扉の上部を収容する凹み22が形成されている。また、上枠材21の、凹み22が設けられている側と反対側にセンタービーム支承部23が突出している。該センタービーム支承部23の中には、断面L字型の補強アーム24とアングル材からなる補強部材25が組み合わされて固定されて、空間26を形成している。補強アーム24の立ち上がり部分には、背当て補強板27が貼着されている。
【0017】
前壁側で、上枠材59に固着されているセンタービーム1の反対側端部は、後壁側の上枠材21のセンタービーム支承部23の長手方向と直する方向に載置され、その載置位置は、上枠材の中央部である。センタービーム1の底板部4側縁に設けられている下縁側6、6と縦板50の下方には、断面直角の下アングル補強板7が添えられ、ボルト、ナット8、8によりこれをセンタービーム1に固定し、ボルト、ナット9、9により下アングル補強板7をセンタービーム1に固定するとともに、該ボルト、ナット9、9で下アングル補強板7共々センタービーム1を補強部材25に固定している。
【0018】
センタービーム1の天板部3の側縁に設けられている上縁側10、10と縦板50の上方には、断面直角の上アングル補強板11が添えられる。この上アングル補強板11の先端は、外壁部60の内側に沿って下方に曲げられたフランジ部12が形成されている。図5からわかるように、天板部3の上縁側10の上には、断面がL型の屋根56を回動自在に取り付けるためのヒンジ13、13が載置され、更にこれらと隣接してセンタービーム1の先端部には幅広ヒンジ14が載置されている。ボルト・ナット15はセンタービーム1の上縁側10、上アングル補強板11、ヒンジ13及び14の一方のフランジとを固定する。
【0019】
図には示されていないが、ヒンジの他方のフランジには、ボルト・ナットにより断面がL型の屋根56の端縁が固定される。また、補強アーム24の立ち上がり部分外側には背当て補強板27が添えられ、ボルト・ナット20により、上アングル補強板11のフランジ部12は背当て補強板27が貼着された補強アーム24の立ち上がり部分共々固定されるとともに、該立ち上がり部分の中央はボルト・ナット29により背当て補強板27共々上枠材21の一部分に固定される。なお、74は荷箱天井から内部への漏水を防止する防水カバーである。
【0020】
本発明に係るウイング車両の荷箱構造に用いられているセンタービームは、上述のように、その断面形状がローマ数字の”II”の形状をなしており、その中空部2の断面形状は、縦長状である。したがって、センタービーム1は縦方向に対する曲げに強い。さらに、並行に配置された縦板50の上面には、中空部2の横幅よりも幅が広い天板部3が固着され、該2枚の縦板50の下面には、同じく中空部2の横幅よりも幅が広い底板部4が固着されている。よって、これら天板部3、底板部4により横方向への曲げにも強い。さらに、天板部3の側縁、縦板50の一側面、底板部4の側縁が形成する断面”コ”字状の空間75は横方向に開口しているので、電気配線や油圧配管をこの部分に設けることができる。
【0021】
また、上述のようにセンタービーム1は、その断面形状がローマ数字の”II”の形状をなしているので、その先端部では前記の”コ”字状部分のコーナーに下アングル補強板7及び上アングル補強板11を溶接することなしに該センタービームの外側からあてがうことができ、ネジ止めだけでセンタービームと前壁あるいは後壁との間の結合を十分な強度で達成できる。また、屋根56を回動自在に取り付けるためのヒンジ13、14は、センタービーム固定溶のボルト・ナットを利用して取り付けることができる。
【0022】
図6は、図5の上方より見た上面図である。
【0023】
以上、本発明を上述の実施の形態により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除するものではない。
【0024】
【発明の効果】
本願の請求項1に記載の発明では、センタービームの断面形状がローマ数字のII形状をしているので、センタービームを計量に形成できるばかりか、ねじれも少なくすることができ、中央部分の垂れ下がりも少ない。また、センタービームの両先端のコ字状空間の上アングル部分としたアングル部分に上下アングル補強板が貼着され、該センタービームはこれらと上枠材あるいはヒンジとともに固着されているので、両端の取り付け構造部分に亀裂などの損傷が起こりにくい強固なセンタービームを備えたウイング車両の荷箱構造を提供できる。また、センタービームをアルミニウム合金で形成した場合、更に軽量の荷箱構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態を示す部分断面図である。
【図2】図2は、センタービームの斜視図である。
【図3】図3は、センタービームと前壁との固着状態を示す側断面図である。
【図4】図4は、センタービームと前壁との固着状態を示す断面図である。
【図5】図5は、センタービームと後壁との固着状態を示す側断面図である。
【図6】図6は、図5の上方より見た上面図である。
【図7】図7は、ウイング車両の斜視図である。
【図8】図8は、従来のセンタービームと前壁との取付部を示す斜視図である。
【図9】図9は、従来のセンタービームと前壁との取付部を示す、図8とは異なる方向からみた斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・センタービーム 2・・・・・中空部
3・・・・・天板部 4・・・・・底板部
5・・・・・補強レール 6・・・・・下縁側
7・・・・・下アングル補強板 8・・・・・ボルトナット
9・・・・・ボルトナット 10・・・・・上縁側
11・・・・・上アングル補強板 12・・・・・フランジ部
13・・・・・ヒンジ 14・・・・・幅広ヒンジ
15・・・・・ボルト・ナット 16・・・・・フランジ
17・・・・・フランジ 18・・・・・ボルト・ナット
19・・・・・補助アングル材 20・・・・・ボルト・ナット
21・・・・・上枠材 22・・・・・凹み
23・・・・・センタービーム支承部 24・・・・・補強アーム
25・・・・・補強部材 26・・・・・空間
27・・・・・背当て補強板 50・・・・・縦板
51・・・・・前壁 52・・・・・後壁
53・・・・・床部 54・・・・・センタービーム
55・・・・・ヒンジ 56・・・・・屋根
57・・・・・煽り 58・・・・・荷箱
59・・・・・上枠材 60・・・・・外壁部
61・・・・・内壁部 62・・・・・底面部
63・・・・・凹溝 64・・・・・補強レール
65・・・・・油圧シリンダ 66・・・・・コ字型チャネル材
67・・・・・据付台 68・・・・・補強ブラケット
69・・・・・折曲部 70・・・・・縦付板
71・・・・・横付板 72・・・・・ボルト
73・・・・・ナット 74・・・・・防水カバー
75・・・・・空間

Claims (2)

  1. 前壁51と後壁52の上部中央に掛け渡されたセンタービームを挟んだ両側に断面L字型の屋根56センタービーム1に固定されるヒンジ13,14により開閉自在に設けるとともに、センタービーム1の前壁51側の一端部は、長手方向をセンタービーム1の長手方向と直交する方向でその下方に固定される補強レール5を、前壁51の上端縁に設けられた上枠材59に形成されるU字状の凹溝に嵌め込み、載置するように固定され、センタービーム1の後壁52側の他端部は、長手方向をセンタービーム1の長手方向と直交する方向でその下方に固定される断面L字型の補強アーム24とアングル材からなる補強部材25とを、後壁52の上端縁に設けられた上枠材21に形成され、空間26を形成してなるセンタービーム支承部23に載置するように固定されるウイング車両の荷箱構造であって、
    上記センタービーム1は、縦方向に間隔をあけて配置され、この間隔よりも大きい縦方向の寸法を有する2枚の縦板50と、これら縦板50の上方に固定され縦板50より両側方に延びる上縁側を有する天板部と該縦板50の下方に固定され縦板50より両側方に延びる下縁側を有する底板部と、上縁側と縦板50と下縁側により囲まれてコ字状を呈し配線設置自在な空間75を有するものとされ、
    センタービーム1の前壁51側と後壁52側の各端部で、センタービーム1の天板部と縦板50とがなすコーナーに、屋根50を回動自在に支えるヒンジ13,14とともに上アングル補強板11を添えるようにし、ヒンジ13,14と上アングル補強板11とをセンタービーム1に固定し、さらに該上アングル補強板11にはフランジ部12が備えられて、該フランジ部12は前壁51側の上枠材59、あるいは後壁52側の上枠材21に固定され、
    さらにセンタービーム1の前壁51側と後壁52側の各端部で、センタービーム1の底板部と縦板50とがなすコーナーに下アングル補強板7を添えるようにし、下アングル補強板7を補強レール5とともに、あるいは下アングル補強板7を補強部材25とともに、センタービーム1に固定されるようにしたことを特徴とするウイング車両の荷箱構造。
  2. 少なくともセンタービームをアルミニウム合金で形成したことを特徴とする請求項1に記載のウイング車両の荷箱構造。
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