JP2024076569A - 車両 - Google Patents

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正樹 西田
Masaki Nishida
祐太 加藤
Yuta Kato
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Abstract

【課題】バンパとして機能する部材の取り付けに関して改良した車両を提供する。【解決手段】前後に延びる複数のフレーム1と、前記複数のフレーム1に固定され車幅方向に沿うクロスメンバと、前記複数のフレームの後端部に固定され車幅方向に沿う後部突入防止部材4と、を備え、前記後部突入防止部材4は、前記フレーム1の上面に当接して固定される上側当接部と前記フレーム1の下面に当接して固定される下側当接部とを備える部材から構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、バンパとして機能する部材を備えた車両に関する。
特許文献1には、車両の後方にバンパを備えた貨物自動車が開示されている。前記バンパは、車幅方向に延びており、ステーを介して左右のジャッキにそれぞれボルトを用いて固定されている。前記ステーは、左右一対設けられ、バンパに溶接により固定されている。
特開2019-81542号公報
特許文献1では、ジャッキにバンパを取り付けるためには、ステーをバンパに溶接により固定する溶接作業と、バンパに固定された一対のステーをジャッキにそれぞれボルトにより締め付ける締め付け作業の2つの作業を必要とし、バンパを取り付ける作業が煩わしいものであり、改善の余地があった。
そこで本発明は、バンパとして機能する部材の取り付けに関して改良した車両を提供することを目的とする。
本発明の車両は、前後に延びる複数のフレームと、前記複数のフレームに固定され車幅方向に沿うクロスメンバと、前記複数のフレームの後端部に固定され車幅方向に沿う後部突入防止部材と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、前後に延びる複数のフレームの後端部に、車幅方向に沿う後部突入防止部材を直接固定するだけで、後部突入防止部材の取り付け作業が終了する。しかも、複数のフレームの後端部を後部突入防止部材で連結するので、複数のフレームの強度アップを図ることができる。
また、本発明の車両は、前記後部突入防止部材が、前記フレームの上面に当接して固定される上側当接部と前記フレームの下面に当接して固定される下側当接部とを備える部材から構成されていてもよい。
上記のように、後部突入防止部材の上側当接部をフレームの上面に当接して固定し、後部突入防止部材の下側当接部をフレームの下面に当接して固定することによって、車幅方向で隣り合うフレームが上下動することを防止できる。
また、本発明の車両は、前記部材が、前記上側当接部から前記フレームの下面よりも下方に延びる本体部を有する第1部材と、前記下側当接部から上方又は下方に延びることで前記第1部材の前面に当接して連結される連結部を有する第2部材と、を備えていてもよい。
上記構成によれば、フレームの下面よりも下方に延びる本体部を有する第1部材により、法規制で要求される後部突入防止部材の最低地上高を確保することができる。しかも、第1部材の前面に第2部材の連結部を当接して固定することによって、後部突入防止部材の強度アップを図ることができる。
また、本発明の車両は、前記複数のフレーム上に荷箱を備え、前記荷箱を車両後方の車幅方向に沿って設けられた軸回りの揺動により起立させた起立姿勢と略水平な倒伏姿勢とに姿勢変更させるための揺動機構を備え、前記後部突入防止部材は、前記荷箱を姿勢変更すべく、前記軸に一体回転するように取り付けられたブラケットの回転範囲より前側に配置されていてもよい。
上記構成によれば、後部突入防止部材を、軸に一体回転するように取り付けられたブラケットの回転範囲より前側に配置することによって、荷箱を倒伏姿勢から起立姿勢に姿勢変更すべく、後端部の車幅方向の軸回りで揺動させた時に、荷箱及びブラケットが後部突入防止部材から離れる側に揺動されるので、荷箱及びブラケットが後部突入防止部材に当接することがない。
また、本発明の車両は、前記荷箱の起立姿勢への揺動時には、一体的に揺動され、かつ、前記荷箱を倒伏姿勢に姿勢変更した状態では、前記荷箱を後方へスライドさせて該荷箱の後端が接地する後退傾動姿勢に変更させるためのスライド機構を備え、前記スライド機構は、前記荷箱を前後方向に移動案内し、かつ、前記ブラケットに支持されるレール部材を備え、前記後部突入防止部材は、前記レール部材よりも下側に配置されていてもよい。
上記構成によれば、後部突入防止部材をレール部材よりも下側に配置することによって、荷箱を起立姿勢から倒伏姿勢に姿勢変更すべく、後端部の車幅方向の軸回りで揺動させた時に、レール部材が後部突入防止部材に当接することがない。
本発明は、複数のフレームの後端部に、車幅方向に沿う後部突入防止部材を固定するだけで、後部突入防止部材の取り付け作業が終了する。これにより、バンパとして機能する部材(後部突入防止部材)の取り付けに関して改良した車両を提供することができる。
本発明の車両の全体側面図である。 シャシフレーム間に後部突入防止部材を取り付けた平面図である。 シャシフレームの上下に後部突入防止部材を取り付けた側面図である。 シャシフレーム間に後部突入防止部材を取り付けた背面図である。 後部突入防止部材を構成する第1部材を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 後部突入防止部材を構成する第2部材を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 荷箱を後下がり傾斜した状態を示す車両の側面図である。 荷箱を後方に少しスライドさせた状態を示す車両の側面図である。 荷箱を図8よりも後方にスライドさせた状態を示す車両の側面図である。 荷箱を最後退傾動位置にスライドさせた状態を示す車両の側面図である。 別の形態の後部突入防止部材を示す側面図である。 さらに別の形態の後部突入防止部材を示す側面図である。
以下、本発明の車両の一例である運搬車両を、図面に基づいて説明する。図1に示す運搬車両Tは、小型の建機(図示せず)を積んで搬送するための運搬車と、土砂等の積載物を搬送するためのダンプカー等の運搬車とに兼用される。尚、図における前後左右は、運搬車両の前後左右である。
運搬車両Tは、前後に延びる複数(この実施形態では左右一対)のフレームであるシャシフレーム1,1と、シャシフレーム1,1の前端部上に配設されるキャビン2と、キャビン2の後方のシャシフレーム1,1上に搭載される荷箱3と、シャシフレーム1,1の後端部(後端よりも少し前側)に固定される後部突入防止部材4と、を備えている。後部突入防止部材4は、バンパとして機能する部材であり、みなしバンパとも呼ばれる。シャシフレーム1,1は、前後方向視において互いに内側が開口されたコ字状に構成されている。具体的には、図4に示すように、各シャシフレーム1は、上下方向に沿う縦板部1Aと、縦板部1Aの上下端から内側に延びる上下一対の水平板部1B,1Bと、を備えている。この実施形態では、上下一対の水平板部1B,1Bは、同じ長さになっている。また、図3に示すように、上側の水平板部1Bは、前端から後端に至るまで水平な板部になっているが、下側の水平板部1Bは、後端よりも少し前側の位置から後端側ほど上方に位置する後上がり傾斜板部1B1を備えている。
荷箱3は、図1に示すように、上面が開放された箱型形状に構成され、矩形状の底板部31と、底板部31の前端から上方に起立する前板部32と、底板部の左右端から上方に起立する左右板部33,33(図1では一方のみ図示している)と、荷箱3の後端開口部を開閉する後扉34と、を備えている。底板部31の下面には、前後方向に延びる左右一対の下部枠5,5(図1では一方のみ図示している)が設けられている。下部枠5,5は、互いに内側に開口する前後方向視コの字形状に構成されている。
後扉34は、上端部と下端部とがそれぞれ左右板部33,33の上端部と下端部にヒンジにより連結されている。そして、後扉34と左右板部33,33との間に設けた従来周知のヒンジ切換機構(図示せず)により、例えば下側のヒンジ連結部回りに後扉34を前後回動させる第1回動状態(図10の実線と2点鎖線参照)と、上側のヒンジ連結部回りに後扉34を前後回動させる第2回動状態(図7の実線と2点鎖線参照)とに切り換え可能に構成されている。
また、荷箱3をそれの後端部の左右(車幅)方向の水平軸X1回りの揺動により起立させた起立姿勢(図7参照)と略水平な倒伏姿勢(図1参照)とに姿勢変更させるための揺動機構6と、荷箱3の起立姿勢への揺動時には、一体的に揺動され、かつ、荷箱3を倒伏姿勢に姿勢変更した状態では、荷箱3を後方へ移動案内して荷箱3の後端が接地する後退傾動姿勢に変更させるためのスライド機構7と、を備えている。
揺動機構6は、図7に示すように、荷箱3を載置支持する揺動枠61を備え、揺動枠61をそれの後端部の左右方向の水平軸X1回りに揺動させることで、荷箱3を起立姿勢(図7参照)と倒伏姿勢(図1参照)との間で姿勢変更させる。具体的には、揺動機構6は、揺動枠61と、揺動枠61の前後方向中間部とシャシフレーム1,1とを連結するリンク機構62と、リンク機構62とシャシフレーム1,1との間に設けられるシリンダ63と、を備えている。リンク機構62は、揺動枠61に一端が枢支連結された第1リンク62Aと、第1リンク62Aの他端に一端が枢支連結され、かつ、他端がシャシフレーム1,1に枢支連結された第2リンク62Bと、を備えている。シリンダ63を伸長させると、揺動枠61が荷箱3と共に起立姿勢(この実施形態では、図7の後下がり傾斜姿勢)になり、シリンダ63を短縮させると、揺動枠61が荷箱3と共に倒伏姿勢(図1参照)になる。
揺動枠61は、複数のフレーム部材を縦横に梯子状に枠組みして構成された枠本体61A(図7参照)と、枠本体61Aに固着されて前後方向に延びる左右一対のレール部材61B,61Bと、枠本体61Aの後端部に固着されて後方に延びる左右一対の板部材61C,61Cと、板部材61C,61Cの後端部に固着されて下方へ延びるブラケット61D,61Dと、を備えている。ブラケット61D,61Dは、水平軸X1に一体回転するように取り付けられている。尚、図7では、レール部材61B,61B、板部材61C,61C、ブラケット61D,61Dは、左側のみ図示している。
レール部材61B,61Bは、内側が開放された前後方向視コ字状に形成されている。これらレール部材61B,61B内に、荷箱3の底板部31の前端部の底面から下方に突出する左右一対の支持部材8,8(図7では左側のみ図示している)の下端に回転自在に取り付けたローラ71,71(図7では左側のみ図示している)が前後方向に転動可能に係合される。各レール部材61Bは、前端よりも少し後側から所定長さ後方上向きに傾斜した傾斜案内部61aと、傾斜案内部61aの後端から後方に向かって水平に延びる水平案内部61bと、を備えている。
揺動枠61のレール部材61B,61Bの後端部のそれぞれには、左右方向視にて略L字状のガイド枠61Eがそれの前端部の左右方向の水平軸X2回りに上下揺動可能に連結されている。ガイド枠61Eの後端部には、伸縮可能なジャッキ10が設けられている。このジャッキ10は、ジャッキシリンダ11により伸縮作動される。そして、スライドシリンダ72(図8参照)を伸長作動させると、荷箱3が、図8から図9に示す位置まで移動し、更に図10に示す最後方位置の後退傾動姿勢になるまで移動する。その最後方位置の後退傾動姿勢になったときに、ジャッキシリンダ11を伸長作動させてジャッキ10が接地可能となる張り出し状態にすることができる。後退傾動位置の荷箱3に建機(図示せず)を積み込んでから、荷箱3を前側へ移動させる時には、ジャッキシリンダ11を短縮作動させて張り出し状態よりも上方に退避した退避状態に戻すことができる。尚、ジャッキ10の下端には、地面に接地可能な接地輪12が取り付けられている。
スライド機構7は、図7及び図8に示すように、揺動枠61に備えるレール部材61B,61Bと、レール部材61B,61Bに係合するローラ71,71と、レール部材61Bにローラ71,71を係合した状態で荷箱3を前後移動させるスライドシリンダ72と、を備えている。スライドシリンダ72のピストンロッドの後端部は、荷箱3の下面の後端部に枢支連結され、ピストンロッドを収容するシリンダバレルが揺動枠61に固定されている。スライドシリンダ72を伸縮させることによって、地上の建機(図示せず)を荷箱3に乗り込み可能な後退傾動姿勢(図10参照)と、揺動枠61上に荷箱3が略水平に搭載される前方搭載位置(図1参照)との間で荷箱3を前後方向に移動させることができる。尚、レール部材61Bは、ガイド枠61Eと協働して、荷箱3の後方への移動の後半において荷箱3が後退傾動姿勢に近づくにつれて傾動角が大きくなるように荷箱3を後傾斜させることができる(図9及び図10参照)。
後部突入防止部材4は、図2の平面図及び図3の側面図に示すように、左右のシャシフレーム1,1間に固定されている。前述したように、シャシフレーム1,1の下側の水平板部1B,1Bの後端部には、傾斜板部1B1,1B1を備えているため、傾斜板部1B1,1B1よりも前の下側の水平板部1B,1Bとこれに上下方向で対向する上側の水平板部1B,1Bとの間に後部突入防止部材4を取り付けている。後部突入防止部材4は、1枚の板状で金属製の第1部材41と、1枚の板状で金属製の第2部材42と、を備えている。第1部材41は、図2~図5に示すように、シャシフレーム1,1の上面に当接して固定される左右一対の上側当接部41A,41Aと、上側当接部41A,41A同士を左右方向で連結する上側連結部41Bと、上側連結部41Bの後端から90度折り曲げられて下方へ延びる左右方向に長い長方形状の上側本体部41Cと、を備えている。第2部材42は、図3、図4及び図6に示すように、シャシフレーム1,1の下面に当接して固定される左右一対の下側当接部42A,42Aと、下側当接部42A,42A同士を左右方向で連結する下側連結部42Bと、下側連結部42Bの後端から90度折り曲げられて上方へ延びる左右方向に長い長方形状の下側本体部42Cと、を備えている。
上側本体部41Cの左右幅の寸法は、左右のシャシフレーム1,1の上下一対の水平板部1B,1B、1B,1Bの内側端1b,1b、1b,1bの間に入り込むことができる寸法に構成され、下側本体部42Cの左右幅と略同一寸法である。また、上側本体部41Cの上下(高さ)方向の寸法は、シャシフレーム1,1の上端から下端までの距離の半分よりも長く、しかも下側本体部42Cの上下(高さ)方向の寸法よりも長く設定されている。また、下側本体部42Cの後面が、上側本体部41Cの前面に当接した状態で溶接により連結固定されている。図4に示すように、シャシフレーム1,1を上下で連結することで、車幅方向で隣り合うシャシフレーム1,1が上下動することを防止できる。しかも、シャシフレーム1,1の剛性を高めてシャシフレーム1,1がねじれに対する耐久性を十分に確保できる。尚、シャシフレーム1,1は、図2に示す車幅方向に沿うクロスメンバ13(クロスメンバは複数あるが、図2では後方の1個のみ図示している)により左右方向で連結され、図2のクロスメンバ13の近傍に後部突入防止部材4を設けることによって、シャシフレーム1,1の後端部の強度を飛躍的に高めることができる。また、前後に延びる複数のシャシフレーム1,1の後端部に、車幅方向に沿う後部突入防止部材4を直接固定するだけで、後部突入防止部材4の取り付け作業が終了する。
後部突入防止部材4は、図1に示すように、略水平になった揺動枠61のレール部材61B,61Bよりも下側に配置され、かつ、略水平になった揺動枠61を揺動させる水平軸X1に取り付けられるブラケット61Dの回転範囲(図1の位置から図7の位置までの範囲)より前側に配置されている。これによって、荷箱3を倒伏姿勢(図1参照)から起立姿勢(図7参照)に姿勢変更すべく、車両後方(車両の後端部)の車幅方向に沿って設けられた水平軸X1回りの揺動により、荷箱3及びブラケット61Dが後部突入防止部材4から離れる側に揺動されるので、荷箱3及びブラケット61Dが後部突入防止部材4に当接することがない。また、荷箱3を起立姿勢(図7参照)から倒伏姿勢(図1参照)に姿勢変更すべく、車両後方(車両の後端部)の車幅方向に沿って設けられた水平軸X1回りの揺動により、レール部材61Bが後部突入防止部材4に当接することがない。
前記シャシフレーム1,1の左右の間隔は、どのシャシメーカーにおいてもほぼ同一間隔になっているが、この左右の間隔が例えば大きくなった場合には、シャシフレーム1,1と後部突入防止部材4とを繋ぐ延長部材を設けて実施してもよい。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではない。例えば、本発明の車両としては、荷箱3を傾動及びスライドの両方が行える運搬車両を示したが、積載車、コンテナ運搬車、塵芥車等にも本発明は適用できる。
上記実施形態では、後部突入防止部材4を、上下一対の第1部材41と第2部材42とで構成したが、左右に分割された複数の部材から構成してもよいし、一つの部材から構成してもよい。
また、上記実施形態では、後部突入防止部材4をシャシフレーム1,1に溶接により固定したが、ボルト等の締結部材により固定してもよい。
また、上記実施形態では、前後に延びる複数のフレームをシャシフレーム1,1としたが、シャシフレーム1,1上に配置される複数のサブフレームやその他のフレームであってもよい。
また、上記実施形態の後部突入防止部材を、図11及び図12に示すものから構成してもよい。図11では、シャシフレーム1の上端に当接して溶接又は締結部材(例えばボルト)により固定される上側当接部41Aと、上側当接部41Aの後端から90度折り曲げられてシャシフレーム1の下面よりも下方に延びる縦向きの上側本体部41Cと、上側本体部41Cの下端から90度折り曲げられて前方に延びる水平の前側部41Dと、を有する第1部材41と、シャシフレーム1の下端に当接して溶接又は締結部材(例えばボルト)により固定される下側当接部42Aと、下側当接部42Aの後端から90度折り曲げられて上方に延びることで第1部材41の前面に当接して連結される下側連結部42Bと、を有する第2部材42とで後部突入防止部材4を構成している。下側連結部42Bと第1部材41の上側本体部41Cとが当接した状態で溶接又は締結部材(例えばボルト)により固定される。図12では、図11で示した第1部材41は、同じ構成であり、第2部材42の構成が異なっている。つまり、第2部材42は、下側当接部42Aの後端から90度折り曲げられて下方に延びることで第1部材41の前面に当接して連結される下側連結部42Bを有する。下側連結部42Bと第1部材41の上側本体部41Cとが当接した状態で溶接又は締結部材(例えばボルト)により固定される。このように、シャシフレーム1,1の下面よりも下方に延びる上側本体部41Cを有する第1部材41により、法規制で要求される後部突入防止部材4の最低地上高を確保することができる。しかも、第1部材41の前面に第2部材42の下側連結部42Bの後面を当接して両者を固定することによって、後部突入防止部材4の強度アップを図ることができる。
1…シャシフレーム(フレーム)、1A…縦板部、1B…水平板部、1B1…傾斜板部、1b…内側端、2…キャビン、3…荷箱、4…後部突入防止部材(みなしバンパ)、5…下部枠、6…揺動機構、7…スライド機構、8…支持部材、9…ローラ、10…ジャッキ、11…ジャッキシリンダ、12…接地輪、13…クロスメンバ、31…底板部、32…前板部、33…左右板部、34…後扉、41A…上側当接部、41A…上側当接部、41B…上側連結部、41C…上側本体部、41D…前側部、42A…下側当接部、42B…下側連結部、42C…下側本体部、61…揺動枠、61A…枠本体、61B…レール部材、61C…板部材、61D…ブラケット、61E…ガイド枠、61a…傾斜案内部、61b…水平案内部、62…リンク機構、63…シリンダ、71…ローラ、72…スライドシリンダ、T…運搬車両、X1,X2…水平軸

Claims (5)

  1. 前後に延びる複数のフレームと、前記複数のフレームに固定され車幅方向に沿うクロスメンバと、前記複数のフレームの後端部に固定され車幅方向に沿う後部突入防止部材と、を備えることを特徴とする車両。
  2. 前記後部突入防止部材は、前記フレームの上面に当接して固定される上側当接部と前記フレームの下面に当接して固定される下側当接部とを備える部材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記部材は、前記上側当接部から前記フレームの下面よりも下方に延びる本体部を有する第1部材と、前記下側当接部から上方又は下方に延びることで前記第1部材の前面に当接して連結される連結部を有する第2部材と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載の車両。
  4. 前記複数のフレーム上に荷箱を備え、前記荷箱を車両後方の車幅方向に沿って設けられた軸回りの揺動により起立させた起立姿勢と略水平な倒伏姿勢とに姿勢変更させるための揺動機構を備え、前記後部突入防止部材は、前記荷箱を姿勢変更すべく、前記軸に一体回転するように取り付けられたブラケットの回転範囲より前側に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両。
  5. 前記荷箱の起立姿勢への揺動時には、一体的に揺動され、かつ、前記荷箱を倒伏姿勢に姿勢変更した状態では、前記荷箱を後方へスライドさせて該荷箱の後端が接地する後退傾動姿勢に変更させるためのスライド機構を備え、前記スライド機構は、前記荷箱を前後方向に移動案内し、かつ、前記ブラケットに支持されるレール部材を備え、前記後部突入防止部材は、前記レール部材よりも下側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両。
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