JPH0127486Y2 - - Google Patents

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JPH0127486Y2
JPH0127486Y2 JP19771483U JP19771483U JPH0127486Y2 JP H0127486 Y2 JPH0127486 Y2 JP H0127486Y2 JP 19771483 U JP19771483 U JP 19771483U JP 19771483 U JP19771483 U JP 19771483U JP H0127486 Y2 JPH0127486 Y2 JP H0127486Y2
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JP
Japan
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lid member
carpet
metal fitting
rear floor
floor
Prior art date
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JP19771483U
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JPS60104349U (ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のフロアに設けた物品収納装
置の改良に関する。
(従来技術) 従来、第1図に示す如く、自動車1のリヤフロ
ア2に物品(スペアタイヤ等)3の収納用凹部4
を設け、該収納用凹部4の段下げ部5に蓋部材6
を落し込むようにした物品収納装置は公知である
(実開昭55−68680号公報参照)。
ところで、リヤフロア2と蓋部材6とに一体感
を持たせるために、リヤフロア2に敷設されてい
るカーペツトと同じカーペツトと蓋部材6の表面
に敷設した場合、下貼り用フエルトの厚みなどの
違いにより、両カーペツトの沈み込み量が均一に
ならないことがあるので一体感が損われやすく、
また、リヤフロア2と蓋部材6とにまたがつて荷
物を積み込んだとき、両カーペツトの沈み込み量
が異なると荷物が不安定になり、走行振動でガタ
つくという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題を解消するためにな
されたもので、リヤフロアと蓋部材の一体感の向
上と荷物の積み込み時の安定とを図ることを基本
的な目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、基本的には、蓋部材のカー
ペツトの端部を蓋部材の裏面に巻き込んで、蓋部
材のカーペツトがフロアのカーペツト並に沈み込
むように設定するとともに、この沈み込みに蓋部
材が追随するように蓋部材のヒンジ金具とロツク
金具が下方へスライドできるように構成したもの
である。
(考案の効果) 本考案によれば、蓋部材のカーペツトの巻き込
みとヒンジ金具等のスライドとにより、リヤフロ
アと蓋部材の両カーペツトの沈み込み量がほぼ均
一となりうるので、リヤフロアと蓋部材の一体感
が向上するようになる。
また、リヤフロアと蓋部材とにまたがつて荷物
を積み込んでも荷物が安定するので、走行振動で
ガタつくこともなくなる。
(実施例) 第2図及び第3図に示すように、自動車10の
リヤフロア11には、物品の収納用凹部12が設
けられていて、該収納用凹部12の開口周縁に
は、長方形状の蓋部材13の段下げ部14が形成
されている。
上記リヤフロア11の全面には、厚手の下貼り
用フエルト15を介してカーペツト16が敷設さ
れていて、リヤフロア11の段下げ部14には、
リヤフロア11から連続するカーペツト16の開
口状端部16aが敷設されている。
上記蓋部材13は厚手のベニヤ板製であり、そ
の表面13aには、薄手の下貼り用フエルト17
を介して、リヤフロア11のカーペツト16と同
質のカーペツト18が敷設されていて、該カーペ
ツト18の端部18aは蓋部材13の裏面13b
に巻き込んで接着されている。
上記リヤフロア11の段下げ部14に蓋部材1
3を落し込んだ状態では、リヤフロア11は厚手
のフエルト15とカーペツト16との二層構造で
あり、蓋部材13は、カーペツト16の端部16
aとカーペツト18の端部18aと薄手のフエル
ト17とカーペツト18との四層構造であるが、
リヤフロア11のカーペツト16と蓋部材13の
カーペツト18とが面一となるように段下げ部1
4の深さ等が設定されている。
また、蓋部材13側のフエルト17は、蓋部材
13の軽量化などのために、リヤフロア11側の
フエルト15の約1/2の厚みで硬いため、リヤフ
ロア11側の二層構造と蓋部材13側の四層構造
とのクツシヨン性は実質的に等しくなる。
一方、蓋部材13の裏面13bの後部13cの
両側には、第4図に示すように、ヒンジピン19
を支持した可動ヒンジブラケツト20がねじ2
1,21で固定されるとともに、リヤフロア11
の段下げ部14の後部両側には、上記ヒンジピン
19を上下スライド可能に支持する長孔22を有
する固定ヒンジブラケツト23がウエルドボルト
24とナツト25とで固定されている。
また、リヤフロア11の段下げ部14の前部中
央には、第5図及び第6図に示すように、ロツク
片35がねじ36で固定されるとともに、蓋部材
13の裏面13bの端部13dの中央には、ヒン
ジブラケツト26がねじ27で固定され、該ヒン
ジブラケツト26に、上記ロツク片35を上下ス
ライド可能に係合させる切込み28を有するロツ
ク板29がヒンジ軸30で枢着され、該ロツク板
29は、ヒンジ軸30に巻装したワイヤーばね3
1で前方(ロツク方向)へ付勢された状態でスト
ツパー部29aによりほぼ直角位置で当て止めら
れる。
上記ロツク板29の両側立上り29b,29b
には、カーペツト18、フエルト17、蓋部材1
3を貫通する左右一対のスリツト孔32に挿通さ
れた逆U字形の可撓性ベルト把手33の両端部3
3a,33aがピン34で連結されていて、該ベ
ルト把手33は、常時はワイヤーばね31の付勢
力でロツク板29を介してカーペツト18面にな
らうよう下方へ押し下げられ、該ベルト把手33
を手でつかんで上方に引き上げると、ロツク板2
9が後方(アンロツク方向)へ揺動されると同時
に、蓋部材13を上方へ開くことができる。この
ようなベルト把手33であれば、従来のようなロ
ツク解除用レバーが蓋部材13のカーペツト18
の表面から突出しないので、踏みつけや荷物の積
み込みでも破損されることがなく、リヤフロア1
1のフラツト化で見栄えもよく、さらに、構造も
簡単である。
上記のような構成であれば、リヤフロア11の
フエルト15とカーペツト16との二層構造のク
ツシヨン性と、蓋部材13のカーペツト16,1
8の端部16a,18aとフエルト17とカーペ
ツト18との四層構造のクツシヨン性とは、実質
的に等しくなり、また、蓋部材13は、ヒンジピ
ン19及びロツク板29の切込み28が、リヤフ
ロア11の固定ヒンジブラケツト23の長孔22
及びロツク片35に対して下方へスライド可能で
あるから、リヤフロア11と蓋部材13とにまた
がつて踏んだときでも、リヤフロア11側のカー
ペツト16と蓋部材13側のカーペツト18との
沈み込み量がほぼ均一となるので一体感が良好に
なる。同様に、リヤフロア11と蓋部材13とに
またがつて荷物を積み込んでも荷物が安定するの
で、走行振動でガタつくこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車の物品収納金具を示す断
面図、第2図は本考案に係る自動車の物品収納装
置を示すリヤフロア側の斜視図、第3図は第2図
の−拡大断面図、第4図は第2図の−拡
大断面図、第5図は第2図の−拡大断面図、
第6図はヒンジとロツク板の断面斜視図である。 10……自動車、11……リヤフロア、12…
…物品の収納用凹部、13……蓋部材、13a…
…表面、13b……裏面、14……段下げ部、1
5,17……フエルト、16,18……カーペツ
ト、20……ヒンジブラケツト、22……長孔、
28……切込み、29……ロツク板、33……ベ
ルト把手、35……ロツク片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のフロアに物品の収納用凹部が設けら
    れ、該収納用凹部の開口周縁に蓋部材の段下げ部
    が形成され、該段下げ部にフロアから連続するカ
    ーペツトが敷設されていて、上記蓋部材の表面に
    敷設されたカーペツトの端部が蓋部材の裏面に巻
    き込まれており、該蓋部材は、フロアに対して、
    ヒンジ金具で開閉自在にヒンジ結合されるととも
    にロツク金具で係脱自在にロツクされていて、蓋
    部材側のヒンジ金具とロツク金具は、フロア側の
    ヒンジ金具とロツク金具に対して下方へスライド
    可能になつていることを特徴とする自動車のフロ
    アに設けた物品収納装置。
JP19771483U 1983-12-21 1983-12-21 自動車のフロアに設けた物品収納装置 Granted JPS60104349U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19771483U JPS60104349U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 自動車のフロアに設けた物品収納装置

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JP19771483U JPS60104349U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 自動車のフロアに設けた物品収納装置

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Publication Number Publication Date
JPS60104349U JPS60104349U (ja) 1985-07-16
JPH0127486Y2 true JPH0127486Y2 (ja) 1989-08-17

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JP19771483U Granted JPS60104349U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 自動車のフロアに設けた物品収納装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015134531A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 林テレンプ株式会社 自動車用内装構造、及び、自動車内装用蓋部材

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JPS60104349U (ja) 1985-07-16

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