JPH0243802Y2 - - Google Patents

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JPH0243802Y2
JPH0243802Y2 JP1983182206U JP18220683U JPH0243802Y2 JP H0243802 Y2 JPH0243802 Y2 JP H0243802Y2 JP 1983182206 U JP1983182206 U JP 1983182206U JP 18220683 U JP18220683 U JP 18220683U JP H0243802 Y2 JPH0243802 Y2 JP H0243802Y2
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JP
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JP1983182206U
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JPS6090041U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラツクの輸送能力を増加させるこ
とができるとともに、小物類の盗難を防止し得る
ようにした、荷台に設けた物品収納箱装置に関す
るもので、以下、添付の図面に示す実施例に基づ
いて、具体的に説明する。
トラツクの荷台1の床板2の中央には、上面開
口する物品収納箱3が垂設されている。
収納箱3の前板3aの上端には、閉止時に床板
2の上面と整合するようにした外蓋4の基端が、
蝶番5をもつて蝶着され、同じく後板3bの上部
には、横長の窓孔6が切設され、同じく両側板3
c,3cの内側面上部には、前後方向を向き、後
部が窓孔6を貫通する、左右1対のレール7,7
が敷設されている。
収納箱3の第2図における右側板3cの上部要
所には、支持杵8の基端が枢着され、支持杵8の
遊端の前側には、凹入孔8aが付設されている。
外蓋4における支持杵8と同側面の要所には、
横向ピン9が突設されている。
外蓋4は、そのピン9に、支持杵8の凹入孔8
aを係合することにより、第2図に示すように、
垂直に支持することができる。
第3図に示すように、外蓋4の後端(第2図上
端)の中央に後方に向けて延設された突片4aの
内面には、状に直角に屈曲するロツク金具10
の屈曲部が、左右方向を向く枢軸11をもつて枢
着されている。
ロツク金具10は、上記突片4aと若干の間隙
を設けて、屈曲部より後方に向かうハンドル部1
0aと、屈曲部より下方に向かうフツク部10b
とよりなり、フツク部10bの下端には、前方に
突出し、下面が前上方に傾斜するフツク10cが
連設されている。
ロツク金具10は、枢軸11に巻装した捩りば
ね12により、フツク10cが前方に向かうよう
に付勢されている。
収納箱3を外蓋4で閉塞した際には、ロツク金
具10が、床板2における収納箱3の直後に設け
た凹入部2aに嵌入し、かつフツク10cが、凹
入部2aの底面に穿設した係合孔13に係合して
いる。
外蓋4は、ロツク金具10のハンドル部10a
を上方に引上げることにより、ロツク金具10が
ばね12に抗して、第3図時計方向に回動して、
フツク10cが係合孔13より外れるので、収納
箱3を開口することができる。
上記レール7,7には、内蓋14が、その左右
に枢設したローラ15において、前後走行自在に
架設され、内蓋14の前部中央には、係合孔16
と手掛け17が設けられている。
内蓋14の左後部と床板2の下面要所間には、
左後方を向く引張りばね18が張設されている。
収納箱3の前板3aの内面上部中央には、施錠
装置である上方を向く施錠杵19が、昇降自在に
取付けられ、施錠杵19は、連係装置である可撓
性の2重ケーブル20をもつて、運転席の床板2
1に固設した、次記するような遠隔解錠装置22
に連係されている。
第4図は、遠隔解錠装置22を示すもので、ケ
ーブル20の外筒20aと心線20bの端部は、
それぞれ、遠隔解錠装置22の取付金具23と、
該取付金具23に、枢軸24をもつて枢設したハ
ンドル25に止着されている。
ハンドル25は、枢軸24に巻装した捩りばね
26により、上方に向けて付勢され、上記施錠杵
19は、常時は、上限に位置している。
内蓋14を、手掛け17の操作により前進させ
て、収納箱3を閉塞すると、施錠杵19の上端
が、下方より係合孔16に嵌入して、内蓋14
は、自動的に係止されるようになつている。
上述のように閉塞されている収納箱3は、運転
席において、遠隔解錠装置22のハンドル25を
押し下げると、施錠杵19が下降して、内蓋14
の係合孔16より離脱し、内蓋14は、引張りば
ね18の付勢により、レール7に沿つて自動的に
後退する。
ついで、上述のように、ロツク金具10のハン
ドル部10aを引上げれば、外蓋4が上方に回動
するので、これを、支持杵8により垂直に支持す
るか、もしくは前方に倒して、開口した収納箱3
に物品を収納し、あるいは、収納箱3より物品を
取出すことができる。
上述の本考案装置においては、運転席におい
て、遠隔解錠装置22を操作せぬ限り、内蓋14
が開かないので、開放された荷台1においても、
閉じた収納箱3内の物品が盗難に会うことはな
く、また、荷台1に置いておくと、車体の振動等
によりはね上がつたり、移動したりして、乱雑と
なる小物類の収納に便利である等の多くの利点が
ある。
また、本考案によると、次のような特有の効果
を奏することができる。
(a) 遠隔解錠装置により、施錠装置を一度だけ解
錠して、内蓋を開いたままとしておくことによ
り、荷台側から外蓋を開閉するだけで、何度で
も収納箱を開閉することができ、荷物を頻繁に
出し入れする場合に便利である。
すなわち、内蓋を開いたままとしておけば、
物品を出し入れする都度、運転席側から遠隔解
錠装置をいちいち操作する必要がなく、また、
外蓋を閉じておけば、収納箱内の荷物が雨に濡
れることもない。
(b) 蓋を、内蓋と外蓋とからなる内外二重構造と
したので、収納箱の密閉性が向上する。
(c) 外蓋を閉じたとき、外蓋が荷台の床板と整合
するので体裁がよく、外蓋が荷台への荷物の積
み下しの妨げとなることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置の一実施例を備えるト
ラツクの後方斜視図、第2図は、第1図の要部拡
大図、第3図は、外蓋を閉じ、内蓋を開いた状態
における本考案の装置の要部拡大縦断側面図、第
4図は、遠隔解錠装置の拡大縦断側面図である。 1……荷台、2……床板、3……収納箱、4…
…外蓋、7……レール、10……ロツク金具、1
4……内蓋、19……施錠杵(施錠装置)、20
……ケーブル、22……遠隔解錠装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラツクの荷台の床板に垂設された、上面開口
    する収納箱と、 収納箱の開口の縁部に蝶着され、上下方向に回
    動させることにより収納箱の開口を開閉すること
    ができ、かつ閉止時に荷台の床板と整合するよう
    にした外蓋と、 外蓋の下方において、荷台の床板と平行に摺動
    可能に装着され、収納箱の開口を開閉しうる内蓋
    と、 収納箱と内蓋との間に設けた施錠装置と、 トラツクの運転席に設けられ、連係装置をもつ
    て、前記施錠装置と連係された内蓋用の遠隔解錠
    装置、 とを備えることを特徴とするトラツクの荷台の
    物品収納箱装置。
JP1983182206U 1983-11-28 1983-11-28 トラックの荷台の物品収納箱装置 Granted JPS6090041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983182206U JPS6090041U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 トラックの荷台の物品収納箱装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983182206U JPS6090041U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 トラックの荷台の物品収納箱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6090041U JPS6090041U (ja) 1985-06-20
JPH0243802Y2 true JPH0243802Y2 (ja) 1990-11-21

Family

ID=30394647

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JP1983182206U Granted JPS6090041U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 トラックの荷台の物品収納箱装置

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JP (1) JPS6090041U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5587839U (ja) * 1978-12-14 1980-06-17

Also Published As

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JPS6090041U (ja) 1985-06-20

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