JP2000255322A - リヤパーセルシェルフ - Google Patents

リヤパーセルシェルフ

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JP2000255322A
JP2000255322A JP11061982A JP6198299A JP2000255322A JP 2000255322 A JP2000255322 A JP 2000255322A JP 11061982 A JP11061982 A JP 11061982A JP 6198299 A JP6198299 A JP 6198299A JP 2000255322 A JP2000255322 A JP 2000255322A
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parcel shelf
rear parcel
locking
shelf
bearing
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JP11061982A
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Tsunamasa Shiotani
綱正 塩谷
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • B60R5/044Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハッチバック車におけるリヤシートとバック
ドアとの間のラゲージルームに設置されるリヤパーセル
シェルフにおいて、前後両開きとすることにより、ラゲ
ージルーム内への荷物の出し入れを簡単に行なう。 【解決手段】 リヤパーセルシェルフ20のフロント側
端縁20aの両側部に設けられる係止部材30及びリヤ
パーセルシェルフ20のリヤ側端縁20bの両側部に設
けられる係止部材40をそれぞれラゲージルーム12両
側のパーセルサイド13の軸受け部50,軸受け溝部6
0に着脱可能でかつ回動可能に支持することにより、前
後の係止部材30,40を回動支点として前後両開きを
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハッチバック車
等に好適なリヤパーセルシェルフに関するもので、特
に、バックドアを開放して車外から開閉操作できるとと
もに、車室内側からフロント側を開閉できる前後両開き
式のリヤパーセルシェルフに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、図9に示すように、ハッチバック
車1では、リヤシート2とバックドア3との間のラゲー
ジルーム4の上面開口を覆うリヤパーセルシェルフ5が
設置されており、ラゲージルーム4内に搭載する荷物類
を車外から見えるのを防止するとともに、このリヤパー
セルシェルフ5上面にティッシュボックスや小物類等を
載置する棚として使用している。
【0003】そして、通常、一般的には、リヤパーセル
シェルフ5の後縁側にバックドア3と連結する連結紐6
をつないでおき、バックドア3の開閉動作と連携して、
リヤパーセルシェルフ5がフロント側の回動支点5aを
中心に矢印方向に回動させることにより、ラゲージルー
ム4内への荷物類の出し入れを行なうようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のリ
ヤパーセルシェルフ5は、フロント側に回動支点5aが
設けられ、バックドア3と連携して後端縁側が上方に持
ち上がり、ラゲージルーム4内への荷物類の出し入れを
行なうというものであるから、ラゲージルーム4内への
荷物の出し入れをする場合は、一旦車外に出てバックド
ア3を開放操作して出し入れするか、あるいはリヤシー
ト2を前傾させて車室内とラゲージルーム4とを連通さ
せてラゲージルーム4内の荷物類の出し入れを車内から
行なうという方法があるが、車外に出てバックドア3を
開放して行なう場合は、非常に面倒であり、特に、悪天
候の場合はこの傾向が著しい。
【0005】また、リヤシート2を前傾操作させて行な
う場合は、リヤシート2に搭乗者がいる場合は前傾操作
させることができず、リヤシート2に搭乗者がいない場
合に限られ、乗員が多数搭乗している場合は車外に一旦
出て荷物類の出し入れを行わなければならず、非常に不
便である。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ラゲージルームの上面開口を覆うリヤパー
セルシェルフを後側はもとより前側からも開閉できるよ
うにして、使い勝手を高めた前後両開き式のリヤパーセ
ルシェルフを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、リヤシートとバッ
クドアとの間のラゲージルームの上面開口を覆うリヤパ
ーセルシェルフであって、このリヤパーセルシェルフ
は、フロント側端縁の両側部及びリヤ側端縁の両側部に
それぞれ外方に突出する係止部材が設けられており、そ
れぞれの係止部材は、ラゲージルームの両側壁に内装さ
れているパーセルサイドの軸受け部に着脱可能でかつ回
動可能に支持されていることにより、フロント側及びリ
ヤ側の双方から開閉できるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】従って、請求項1に記載の発明によれば、
リヤパーセルシェルフのフロント側端縁並びにリヤ側端
縁の両側部に外方に向けて突出する係止部材が設置さ
れ、各係止部材は、それぞれパーセルサイドに設けた軸
受け部に着脱可能でかつ回動自在に装着されるという構
成であるため、フロント端縁側を回動支点とした場合
は、バックドアと連携してリヤパーセルシェルフの後縁
側を上方に持ち上げるか、また、手動で後縁側を上方に
持ち上げることができるとともに、リヤパーセルシェル
フのリヤ側端縁を回動支点とした場合は、リヤパーセル
シェルフのフロント側を上方に持ち上げれば、車外に出
ることなく、また、リヤシートを前傾操作させることな
くラゲージルーム内の荷物類を車室内側から簡単に出し
入れすることができる。
【0009】本願の請求項2に記載の発明は、リヤパー
セルシェルフのフロント側端縁の両側部に設けられる係
止部材は、パーセルサイドの軸孔内への突出方向にスプ
リングにより突出方向に付勢され、かつこの係止ピン
は、リヤパーセルシェルフのフロント側上面に設けられ
た操作部との間にワイヤが連結され、操作部を操作する
ことにより、ワイヤを内方に引き込み、パーセルサイド
の軸孔から係止ピンの係着を解除するようにしたことを
特徴とする。
【0010】従って、請求項2に記載の発明によれば、
操作部を押圧操作することにより、係止部材に接続して
いるワイヤを中央側に引き寄せ、押圧スプリングのバネ
圧に対して係止部材をリヤパーセル側に後退させ、パー
セルサイドの軸孔から係止ピンを後退させ、両者の係合
を解除することができ、簡単にリヤパーセルシェルフの
フロント側を上方に持ち上げることができる。
【0011】本願の請求項3に記載の発明は、パーセル
サイドのフロント側に設けられている軸受け部のガイド
溝部は、上部の溝幅が幅広で下方に行くに従い幅が狭く
設定されていることを特徴とする。
【0012】従って、請求項3に記載の発明によれば、
パーセルサイドのフロント側に設けられている軸受け部
は、軸孔の上部に形成されるガイド溝部は、上部開口の
幅が広く、下部に行くに従い幅狭に形成されているた
め、リヤパーセルシェルフを前方側から開放した場合、
パーセルサイドの軸受け部にリヤパーセルシェルフの係
止部材を係着する際、車両の前後方向に係止部材がばら
ついても、ガイド溝部の上部の開口幅が広いため、係止
ピンを軸孔内に円滑に係着させることができる。
【0013】本願の請求項4に記載の発明は、リヤパー
セルシェルフのリヤ側端縁の係止部材を着脱可能でかつ
回動可能に支持する軸受け部は、フロント端縁側を開放
した際、軸受け部からの脱落を防止する段付き溝部とし
て設定されていることを特徴とする。
【0014】従って、請求項4に記載の発明によれば、
パーセルサイドのリヤ側の軸受け部は、段付き溝に形成
されており、リヤパーセルシェルフのフロント側端縁を
上方に持ち上げて開閉操作する際、リヤ側の回動支点と
なる係止部材は第1の溝部連通する横方向に延びる第2
の溝部に収容されるため、係止部材がパーセルサイドの
リヤ側の軸受け部から外れることがなく、車内側からリ
ヤパーセルシェルフのフロント側を上方に持ち上げて開
閉する際の開閉操作をスムーズに行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリヤパーセル
シェルフの実施形態について、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0016】図1は本発明に係るリヤパーセルシェルフ
をハッチバック車のラゲージルーム内に設置した状態を
示す全体図、図2は同リヤパーセルシェルフを示す平面
図、図3,図4は図1に示すリヤパーセルシェルフを前
後方向から開閉する形態を示す各説明図、図5乃至図7
はリヤパーセルシェルフのフロント側端縁の係止構造を
示すもので、図5はリヤパーセルシェルフの係止部並び
に操作部を示す構成の説明図、図6はリヤパーセルシェ
ルフのフロント側を軸受けするパーセルサイドの軸受け
部の構成を示す説明図、図7はリヤパーセルシェルフの
フロント側の係止ピンをパーセルサイドに軸受けする状
態を示す説明図である。また、図8はリヤパーセルシェ
ルフの後端縁側の係止部を軸受けするパーセルサイドの
軸受け部の構成を示す説明図である。
【0017】尚、本発明に係るリヤパーセルシェルフを
ハッチバック車に適用した実施の形態について説明す
る。
【0018】図1,図2において、ハッチバック車のリ
ヤシート10とバックドア11との間に設定されている
ラゲージルーム12に本発明に係るリヤパーセルシェル
フ20が装着されている。
【0019】このリヤパーセルシェルフ20は、図示は
しないが、PP複合樹脂板等を所望形状に成形した基材
と、その表面に不織布等の表皮を貼付した構成であり、
ラゲージルーム12の上面開口を覆うように、ラゲージ
ルーム12の横断面形状と一致した形状にトリム加工さ
れており、車両の幅方向に沿って金属製のレインフォー
ス21等の補強構造が採用されている。
【0020】ところで、本発明に係るリヤパーセルシェ
ルフ20は、両開き式を採用することで使い勝手を高め
たものであり、そのための構成としては、リヤパーセル
シェルフ20のフロント側端縁20aの両側部には、外
方に突出する係止部材30を設け、リヤパーセルシェル
フ20のリヤ側端縁20bの両側には、これも外方に突
出する係止部材40を設け、上記係止部材30,40を
ラゲージルーム12の両側壁に内装されるパーセルサイ
ドトリム13の軸受け部50,60に着脱可能でかつ回
動可能に支持したことが特徴である。
【0021】従って、リヤパーセルシェルフ20のフロ
ント側端縁20aを回動支点とした場合、図3に示すよ
うに、バックドア11を開放して、リヤパーセルシェル
フ20に設けた連結紐22をバックドア11のフック等
に係止しておけば、バックドア11の開閉操作に連携し
て、リヤパーセルシェルフ20を後方側から開閉操作す
ることができ、ラゲージルーム12内への荷物類を出し
入れが可能となる。
【0022】そして、以下が本発明の特徴点であるが、
図4に示すように、リヤパーセルシェルフ20のリヤ側
端縁20bを回動支点とした場合、フロント側端縁20
aの係止部材30をパーセルサイド13の軸受け部50
から外して、リヤパーセルシェルフ20のリヤ側端縁2
0bの両側部に設けた係止部材40を回動支点として、
フロント側端縁20aを上方に持ち上げれば、車内から
ラゲージルーム12内の荷物類を簡単に出し入れするこ
とができる。
【0023】従って、従来のように一旦車外に出てバッ
クドア11を開閉操作してリヤパーセルシェルフのリヤ
側端縁を上方に持ち上げたり、また、リヤシート10の
シートバックを前傾操作して、不自然な体形でラゲージ
ルーム12内の荷物類を出し入れするという面倒な手間
が省け、簡単かつ迅速にラゲージルーム12内の荷物類
を車室内にいたままで簡単に出し入れすることができ、
使い勝手が非常に優れたものとなる。
【0024】次いで、図5乃至図7に基づいて、リヤパ
ーセルシェルフ20のフロント側端縁20aの両側部に
設けられている係止部材30の構成並びにこの係止部材
30を軸受けするパーセルサイド13の軸受け部50の
構造について説明する。
【0025】係止部材30は、車幅方向にスライドし、
パーセルサイド13の軸受け部50と係脱する係止ピン
31と、この係止ピン31を外方、すなわち突出方向に
付勢する押圧スプリング32と、係止ピン31を押圧ス
プリング32のバネ圧に対して内方に後退させるワイヤ
33とを備えており、このワイヤ33の一端33aは係
止ピン31に連結され、かつ他端33bは、操作部Aに
接続している。すなわち、ワイヤ33の他端33bは略
く字状の揺動アーム34に接続し、この揺動アーム34
はスプリング34aによりワイヤ33が外方に向かう方
向にバネ付勢されているとともに、操作アーム35が支
点35aを基に回動可能に設けられており、操作アーム
35の上端側の操作ボタン部35bを矢印a方向に押圧
すれば、下側の押圧部35cが揺動アーム34を矢印b
方向に押圧して、ワイヤ33がそれぞれ矢印c方向、す
なわち内方に引き寄せられて、係止ピン31がリヤパー
セル20側に後退してパーセルサイド13の軸受け部5
0から脱落する。
【0026】尚、上述した係止部材30は、リヤパーセ
ルシェルフ20の裏面側に設けられており、操作アーム
35の上半部分のみ表面側に臨んでおり、この操作ボタ
ン部35bの周囲には、操作ボタン部35bを保護する
ケース36が設けられている。
【0027】従って、図4に示すリヤパーセルシェルフ
20のフロント側端縁20aを上方に持ち上げて前開き
操作するには、操作アーム35の操作ボタン部35bを
押し込めば、操作アーム35が回動して、操作アーム3
5の押圧部35cが揺動アーム34を揺動させて揺動ア
ーム34に連結されているワイヤ33をそれぞれ内方に
引き寄せることにより、係止ピン31が軸孔51から脱
落し、この係合が解除された状態でリヤパーセルシェル
フ20のフロント側端縁20aを上方に持ち上げれば、
ラゲージルーム12と車室とを連通させることができ、
車室内から簡単にラゲージルーム12内への荷物の出し
入れを行なうことができる。
【0028】次に、リヤパーセルシェルフ20の係止ピ
ン31と係合するパーセルサイド13の軸受け部50の
構成について、図6並びに図7を基に説明すると、パー
セルサイド13の軸受け部50は、軸受けを構成する軸
孔51と、軸孔51の上部側に位置し、係止ピン31を
軸孔51にガイドするガイド溝部52とから構成されて
おり、特に、ガイド溝部52の形状は上部開口幅が幅広
で下部にいくに従い開口幅が狭くテーパー状になるよう
に設定されており、かつ図7に示すように、係止ピン3
1と当接する当接面においても溝部52の深さが下部に
いくに従って、浅くなるように傾斜面53として設定さ
れている。
【0029】そして、リヤパーセルシェルフ20のフロ
ント側端縁20aを車体側に固定するには、操作アーム
35を操作する必要がなく、単にリヤパーセルシェルフ
20のフロント側端縁20aの両側の係止ピン31をパ
ーセルサイド13の軸受け部50にロケートすれば良
い。
【0030】すなわち、軸受け部50におけるガイド溝
部52は、上部側の溝幅が広く設定されているため、係
止ピン31が車両の前後方向に多少ばらついてもガイド
溝部52内に押し込めば、このばらつきを吸収でき、軸
孔51内に嵌め入れることができ、図7に示すように、
溝部深さが下側にいくに従い浅くなる傾斜面53として
設定されているため、リヤパーセルシェルフ20のフロ
ント側を押し下げれば、パーセルサイド13の傾斜面5
3が係止ピン31を押圧することにより、係止ピン31
が内方に後退し、軸孔51に位置したとき、押圧スプリ
ング32のバネ圧により軸孔51内に侵入して係止ピン
31が軸孔51内に確実に嵌まり込み、確実に軸受けさ
れ、後開き形態のときの回動支点として確実に機能す
る。
【0031】次いで、リヤパーセルシェルフ20のリヤ
側後縁20bの両側部に設けられている係止部材40を
軸受けするパーセルサイド13の軸受け部60の構成に
ついて説明すると、この軸受け部60は、傾斜が急な第
1の溝部61と、この第1の溝部61と連接し、横方向
に延びる第2の溝部62とを備えたく字状の軸受け部6
0として構成されている。
【0032】すなわち、図8(a)は、リヤパーセルシ
ェルフ20のリヤ側端縁20bの両側部に外方に向け突
設している係止用シャフト41の軸受け位置であり、図
8(b)は、リヤパーセルシェルフ20を前側を開放す
る回動支点として機能するときの係止用シャフト41の
位置をそれぞれ示している。
【0033】すなわち、図8(a)では、バックドア1
1を開放した際、それに連れてリヤパーセルシェルフ2
0のリヤ側端縁20bも円滑に上方に持ち上がるため
に、この第1の溝部61は、係止用シャフト41と干渉
しない形状に設定されている。一方、図8(b)に示す
リヤパーセルシェルフ20のフロント側端縁20aを前
開きするときの回動支点として係止用シャフト41を使
用する際は、リヤパーセルシェルフ20のリヤ側端縁2
0bがパーセルサイド13の軸受け部60から外れない
ように、第2の溝部62の端末側に収容されている。
【0034】従って、リヤパーセルシェルフ20のフロ
ント側を上方に持ち上げた場合、リヤパーセルシェルフ
20自体の重みでリヤ側の係止用シャフト41が図8
(a)に示す位置から図8(b)に示す位置へと落ち込
むため、リヤパーセルシェルフ20全体が外れてしまう
ことを防止している。
【0035】一方、リヤパーセルシェルフ20のフロン
ト側端縁20aを閉鎖したときは、フロント側端縁20
aの係止ピン31がパーセルサイド13の軸受け部50
の軸孔51内に嵌まり込み、リヤ側の係止用シャフト4
1も引き寄せられて、図8(a)に示す位置に位置する
ことになる。
【0036】尚、パーセルサイド13の軸受け溝部60
の寸法精度をシビアに設定すれば、く字状に形成する必
要がなく、単純形状の軸受け溝部形状で対応が可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るリヤパ
ーセルシェルフは、リヤパーセルシェルフのフロント側
端縁及びリヤ側端縁のそれぞれ両側部に係止部材を設
け、この係止部材を車体側に着脱可能でかつ回動可能に
支持するという構成であるから、リヤパーセルシェルフ
のリヤ側を上方に持ち上げて開閉操作を行なうことは勿
論、フロント側を上方に持ち上げて前開きを可能にした
ため、車室内にいたままで、しかもリヤシートのシート
バックを前方に倒し込むことなくリヤパーセルシェルフ
のフロント側端縁を上方に持ち上げることが可能とな
り、ラゲージルーム内の荷物類の出し入れを簡単に行な
うことができ、使い勝手を高めることができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリヤパーセルシェルフをハッチバ
ック車のラゲージルーム内に設置した状態を示す説明図
である。
【図2】本発明に係るリヤパーセルシェルフの一実施形
態を示す平面図である。
【図3】本発明に係るリヤパーセルシェルフの後開き状
態を示す説明図である。
【図4】本発明に係るリヤパーセルシェルフの前開き状
態を示す説明図である。
【図5】本発明に係るリヤパーセルシェルフにおけるフ
ロント側の係止部材の構成を示す説明図である。
【図6】本発明に係るリヤパーセルシェルフのフロント
側係止部材を軸受けする車体側の軸受け部の構成を示す
説明図である。
【図7】本発明に係るリヤパーセルシェルフにおけるフ
ロント側係止部材の係合構造を示す説明図である。
【図8】本発明に係るリヤパーセルシェルフにおけるリ
ヤ側端縁に設けた係止部材を軸受けする軸受け溝部の構
成を示すもので、(a)は係止用シャフトが通常位置に
ある状態を示す説明図、(b)は係止用シャフトを回動
支点としたときの説明図である。
【図9】従来のハッチバック車におけるリヤパーセルシ
ェルフを示す説明図である。
【符号の説明】
10 リヤシート 11 バックドア 12 ラゲージルーム 13 パーセルサイド 20 リヤパーセルシェルフ 21 レインフォース 30 係止部材 31 係止用シャフト 32 押圧スプリング 33 ワイヤ 34 揺動アーム 35 操作アーム 35b 操作ボタン 40 係止部材 41 係止用シャフト 50 軸受け部 51 軸孔 52 ガイド溝部 53 傾斜面 50 係止用シャフト 60 軸受け溝部 61 第1の溝部 62 第2の溝部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシート(10)とバックドア(1
    1)との間のラゲージルーム(12)の上面開口を覆う
    リヤパーセルシェルフ(20)であって、このリヤパー
    セルシェルフ(20)は、フロント側端縁(20a)の
    両側部及びリヤ側端縁(20b)の両側部にそれぞれ外
    方に突出する係止部材(30,40)が設けられてお
    り、それぞれの係止部材(30,40)は、ラゲージル
    ーム(12)の両側壁に内装されているパーセルサイド
    (13)の軸受け部(50,60)に着脱可能でかつ回
    動可能に支持されていることにより、フロント側及びリ
    ヤ側の双方から開閉できるようにしたことを特徴とする
    リヤパーセルシェルフ。
  2. 【請求項2】 リヤパーセルシェルフ(20)のフロン
    ト側端縁(20a)の両側部に設けられる係止部材(3
    0)は、パーセルサイド(13)の軸孔(51)内に脱
    着する係止ピン(31)が押圧スプリング(32)によ
    り突出方向に付勢され、かつこの係止ピン(31)とリ
    ヤパーセルシェルフ(20)のフロント側上面に設けら
    れた操作部(A)との間にワイヤ(33)が連結され、
    操作部(A)を操作することにより、ワイヤ(33)を
    内方に引き込み、パーセルサイド(13)の軸孔(5
    1)から係止ピン(31)の係着を解除するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のリヤパーセルシェル
    フ。
  3. 【請求項3】 パーセルサイド(13)のフロント側に
    設けられている軸受け部(50)のガイド溝部(52)
    は、上部の溝幅が幅広で下方に行くに従い幅が狭く設定
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリ
    ヤパーセルシェルフ。
  4. 【請求項4】 リヤパーセルシェルフ(20)のリヤ側
    端縁(20b)の係止部材(40)を着脱可能でかつ回
    動可能に支持する軸受け部(60)は、フロント端縁側
    (20a)を開放した際、軸受け部(60)からの脱落
    を防止する段付き溝部として設定されていることを特徴
    とする請求項1乃至3に記載のリヤパーセルシェルフ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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