JPH0137292Y2 - - Google Patents

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JPH0137292Y2
JPH0137292Y2 JP1983108152U JP10815283U JPH0137292Y2 JP H0137292 Y2 JPH0137292 Y2 JP H0137292Y2 JP 1983108152 U JP1983108152 U JP 1983108152U JP 10815283 U JP10815283 U JP 10815283U JP H0137292 Y2 JPH0137292 Y2 JP H0137292Y2
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door
gate
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back door
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は幌付自動車のバツクドア廻りの幌骨
構造に関する。
従来、幌付自動車においては、第7図に示すよ
うに荷台バツク側において、その幌101がフア
スナー102を介して上方へ巻上げて開口部10
3を設けるとともに、後部あおり104を後方へ
回動して車両に対する荷物の積卸し作業を行つて
いた。しかし、この場合、幌101の巻上げ、巻
下しと後部あおり104の回動操作の2アクシヨ
ンを行なわなければならず極めて面倒であつた。
そこで、第8図に示すように、後部あおり10
4の部位と幌101の開口部103とを一体的に
開閉するバツクドア105を設け、そのバツクド
ア105廻りを第9図および第10図に示す構成
とした。すなわち、106は幌101の基本骨で
あつて、丸パイプからなり、ドア受部110に取
付けられて上方へ立上るサイドバー106aと上
部バー106bとが折曲されて略門型状に形成さ
れ、さらに、その内側にはバツクドア105,1
05の外周にならつて丸パイプを門型状に折曲成
形したドア受骨107が形成されて、図示のよう
に幌101は基本骨106を介して折曲状に引張
られるとともにドア受骨107を包着してホツク
108により止着されている。また、バツクドア
105のドア受骨107と対設する縁部には図示
のように断面略舌状のゴム等からなるシール部材
109が取付けられて、同ドア105,105を
閉止したときにはシール部材109の先端はドア
受骨107を包着した幌101に当接して水密が
なされていた。しかし、この場合経時的にはシー
ル部材109は直接幌101に当接するためシー
ル部材109が摩耗してシール性が悪くなるとと
もに、幌101側のシール部材109の当接部位
が摩耗あるいは着色等して外観を損う等の欠点が
あつた。
本考案は上記従来欠点を解消すべくなされたも
ので、単純構成の幌骨構造でシール性の良好なバ
ツクドア廻りの幌骨構造を提供することを目的と
し、その要旨は幌付自動車の後部に観音開き可能
に取付けたバツクドア廻りの幌骨構造であつて、
前記バツクドアを装着した左右のドア受部間に上
方へ立上る門形状の基本骨を設け、該基本骨の内
周に沿つてドアーゲートを一体に設けるととも
に、同ドアゲートは略方形状の中空部を有する角
パイプ材からなり、その外側面をシール面とする
アツパーボウを主体とするアツパーゲートと鋼板
材等を折曲して前記アツパーボウのシール面と対
応するシール面を成形した左右のサイドゲートと
を門形状に枠組みし、かつ相互のシール面を連続
状に設けて前記基本骨に一体的に止着する構成と
した幌付自動車のバツクドア廻りの幌骨構造に存
する。
次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
する。なお、バツクドア34の取付けは第8図と
同様にドア受部3に対し観音開き状に取付けられ
ている。
第2図はバツクドア34廻りの後部の骨構造1
を示すもので、左右対称に形成されているので左
側の一部を示すものである。図中2は骨構造1の
基本骨であつて、丸パイプからなり、同基本骨2
はドア受部3の上部よりブラケツト4を介して所
定の長さでやや前傾状に立設されるサイドバー2
aとその上端より水平状に折曲される上部バー2
bとにより門形状に形成され、門形状の折曲部に
はトツプバー5が補強連結されている。このよう
に形成された基本骨2の内周部にはドアゲート6
が形成されている。
6は上記したドアゲートであつて、該ドアゲー
ト6はアツパーゲート7と左右のサイドゲート1
5とより構成されている。
7は上記したアツパーゲートであつて、基本骨
2の上部バー2bに沿つて取付けられるもので、
同アツパゲート7はアツパーボウ8とドリツプチ
ヤンネル9および取付部材10とより構成されて
いる。このアツパーボウ8は方形状のパイプから
なるもので上部バー2bとほぼ対応する長さに形
成されている。また、取付部材10は短尺に形成
されてアツパーボウ8に対し複数個取付けられる
もので、同取付部材10の吊持片11の一端部に
はフロント側へ略直角状に折曲されてアツパーボ
ウ8の取付片12が形成され、他端部には基本骨
2の上部バー2bの外周に沿う円弧状の取付片1
3が形成されている。また、ドリツプチヤンネル
9は断面略鈎形状に形成され、アツパーボウ8と
対応する長さに形成されている。かくして形成さ
れた取付部材10はアツパーボウ8の長手方向に
沿つて所定の間隔で取付片12を介して溶着手段
等により止着されるとともに、同取付部材10間
の外側(バツク側)にはドリツプチヤンネル9が
溶着手段等により止着されてアツパーゲート7が
形成されている。なお、14は取付部材10の吊
持片11のほぼ中央に取付けられた幌24の端縁
の掛止部材である。このように形成されたアツパ
ーゲート7のアツパーボウ8の外側となる片と下
面側となる片はそれぞれシール面8a,8bを構
成している。
15は上記した左右のサイドゲートであつて、
対称形状に形成されているので左側のサイドゲー
ト15について説明する。このサイドゲート15
は鋼板等を折曲成形してなるもので、その断面形
状において、16は断面略くの字形状に形成され
た張出片であつて、同片16の取付基部側には基
本骨2のサイドバー2aの外周に沿う円弧状の取
付片17が形成されている。また、張出片16の
端部はフロント側へ所定の長さ折曲されて接続片
18が設けられるとともに、同片18の端部には
車両中心に向つて、アツパーゲート7の取付部材
の吊持片11とアツパーボウ8のシール面8aを
有する片と対応する断面略Z形状のシール片19
が形成され、さらに同片19の端部にはアツパー
ボウ8のシール面8bと対応する断面略かぎ形状
の側部シール片20がフロント側へ向つて折曲さ
れている。また、張出片16には断面略かぎ形状
の掛合部材21がその長手方向に沿つて溶着手段
等によつて止着されて同掛合部材21と接続片1
8およびシール片19との間には幌24の端縁を
掛合する溝部22がその長手方向に沿つて形成さ
れている。
かくして形成されたアツパーゲート7の左右の
端部と左右のサイドゲート15の上端部とは第5
図に示すように相互に溶着手段等により止着され
て門形状に形成されるとともに、アツパーゲート
7のシール面8a,8bとサイドゲート15のシ
ール面19a,20aは略連続状に形成されてい
る。このように形成されたドアゲート6はその取
付片12,17を介して基本骨2の左右のサイド
バー2aおよび上部バー2bに溶着手段等により
止着されるとともに、左右のサイドゲート15の
下端部はドア受部3に取付けられたブラケツト2
3に溶着手段等により止着されてバツクドア34
廻りの幌骨構造1が形成されている。このように
形成された幌骨構造1には幌24の後端縁25,
31が掛止めされている。
25はアツパーゲート7側に掛止めされる上部
後端縁であつて、同端縁25の背面側にはアツパ
ーゲート7側に取付けた掛止部材14と雌雄結合
する止め部材27を止着した止め布26が縫着さ
れ、また、天井側となる幌24の後部寄り背面側
には基本骨2の上部バー2bに取付けられたステ
ー28とベロクロフアスナ30を介して連繋する
止め布29が縫着されている。このように形成し
た後端縁25側をそれぞれ連繋掛止めすると縁端
部25aはドリツプチヤンネル9の溝部9a内に
垂れ下つてアツパーゲート7のバツク側は遮蔽さ
れている。
31は幌24の左右のサイドゲート15側の後
端縁であつて、同端縁31は図示のようにその長
手方向に沿つて袋部32が形成されるとともに、
同袋部32には芯材33が包着されている。この
ように形成された後端部の袋部32は図示のよう
にサイドゲート15の溝部22に挿通して掛着さ
れ、サイドゲート15のバツク側は遮蔽されてい
る。
このように幌24を張着したドアゲート6にお
いてはそのアツパーゲート7およびサイドゲート
15のシール面8a,8b,19a,20aは幌
面24aより内側に位置するように構成されてい
る。
34はバツクドアであつて、車両の左右のドア
受部3にヒンジ部を介して観音開き状に開閉可能
に取付けられ、このバツクドア34のアツパーゲ
ート7および左右のサイドゲート15と対設する
縁部にはシール枠35が取付けられている。この
シール枠35は鋼板等を折曲成形してなるもの
で、アツパーゲート7側およびサイドゲート15
側はともに同一断面形状に形成されるとともに、
開口部を閉鎖した時にはシール面8a,8bおよ
びシール面19a,20aと所定の隙間を隔てて
対設するシール面35a,35bが形成され、シ
ール面35b側にはウエザストリツプ36を嵌着
する嵌着溝35cがその長手方向に沿つて形成さ
れている。このウエザストリツプ36は合成樹脂
あるいはゴム等からなるもので、中空部37を有
してバツクドア34を閉鎖した時、ウエザストリ
ツプ36はシール面8a,8bおよびシール面1
9a,20aに当接するとともに弾性変形して相
互間の隙間を閉鎖して水密性を確保するように構
成されている。なお、バツクドア34のパネル面
38は幌面24aと連続状となるように構成され
ている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例幌骨構造1は、バツクドア34を観
音開き可能に装着した左右のドア受部3間に上方
へ立上る門形状の基本骨2を設け、この基本骨2
の内周に沿つてドアゲート6を一体に設けるとと
もに、このドアゲート6は略方形状の中空部を有
する角パイプからなり、その外側面をシール面8
a,8bとするアツパーボウ8を主体とするアツ
パーゲート7と鋼板材等を折曲してアツパーボウ
8のシール面8a,8bと対応するシール面19
a,20aを成形した左右のサイドゲート15と
を相互の端部を溶着手段により門形状に枠組み
し、かつ相互のシール面8a,8b,19a,2
0aを連続状に設けて基本骨2に一体的に止着す
る構成としたものである。したがつて、骨構造1
は門形状の基本骨2の内周に沿つて同じく門形状
のドアゲート6を一体に取付けるとともに、とく
に、上部バー2bに沿つて取付けるアツパーボウ
8は方形状の角パイプとしたものであるから、バ
ツクドア34廻りの骨構造全体の構造的強度を高
めることができてバツクドアー34を充分に受け
止めてその役務を果すことができる。また、ドア
ーゲート6の内周部にはバツクドア34のシール
枠35のシール面35a,35bと対応するシー
ル面8a,8b,19a,20aを設け、とくに
シール面8a,8bは単に角パイプの外側面をシ
ール面としたので格別の部材に加工を施して形成
する必要がなくその構成が極めて簡単で、かつシ
ール性も向上し、外観をも向上することができる
等多くの特長がある。
さて、本考案は幌付自動車の後部に観音開き可
能に取付けたバツクドア廻りの幌骨構造であつ
て、前記バツクドアを装着した左右のドア受部間
に上方へ立上る門形状の基本骨を設け、該基本骨
の内周に沿つてドアーゲートを一体に設けるとと
もに、同ドアゲートは略方形状の中空部を有する
角パイプ材からなり、その外側面をシール面とす
るアツパーボウを主体とするアツパーゲートと鋼
板材等を折曲して前記アツパーボウのシール面と
対応するシール面を成形した左右のサイドゲート
とを門形状に枠組みし、かつ相互のシール面を連
続状に設けて前記基本骨に一体的に止着する構成
としたものであるから、バツクドア廻りの骨構造
全体の構造的強度を高めることができてバツクド
アを充分に受け止めてその役務を果すことがで
き、また、ドアーゲートの内周部にはバツクドア
のシール面と対応するシール面を設け、とくにア
ツパゲートのシール面は角パイプの外側面をシー
ル面としたので格別の部材に加工を施して形成す
る必要がなくその構造が極めて簡単で、かつシー
ル性も向上し、外観をも向上することができるの
で幌付自動車のバツクドア廻りの幌骨構造として
極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は幌付自
動車の後部側斜視図、第2図はバツクドア廻りの
一部幌骨構造の斜視図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は第2図の−線断面図、第
5図は第2図のA矢視図、第6図は同じくB矢視
図、第7図および第8図は従来例を示す幌付自動
車の後部斜視図、第9図は第8図の−線断面
図、第10図は同じく−線断面図である。 1……幌骨構造、2……基本骨、3……ドア受
部、6……ドアゲート、7……アツパーゲート、
8……アツパーボウ、15……サイドゲート、8
a,8b,19a,20a……シール面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幌付自動車の後部に観音開き可能に取付けたバ
    ツクドア廻りの幌骨構造であつて、前記バツクド
    アを装着した左右のドア受部間に上方へ立上る門
    形状の基本骨を設け、該基本骨の内周に沿つてド
    アーゲートを一体に設けるとともに、同ドアゲー
    トは略方形状の中空部を有する角パイプ材からな
    り、その外側面をシール面とするアツパーボウを
    主体とするアツパーゲートと鋼板材等を折曲して
    前記アツパーボウのシール面と対応するシール面
    を成形した左右のサイドゲートとを門形状に枠組
    みし、かつ相互のシール面を連続状に設けて前記
    基本骨に一体的に止着する構成としたことを特徴
    とする幌付自動車のバツクドア廻りの幌骨構造。
JP1983108152U 1983-07-12 1983-07-12 幌付自動車のバツクドア廻りの幌骨構造 Granted JPS6015016U (ja)

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JPS6015016U JPS6015016U (ja) 1985-02-01
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JPH0724278Y2 (ja) * 1988-05-20 1995-06-05 スズキ株式会社 自動車の幌の端部固定具

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JPS6015016U (ja) 1985-02-01

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