JPS5822739A - 縁飾りの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は縁飾りの取付構造に関し、特Ｋ、自動車におけ
る車体と開閉体との間をシールするウェザストリップを
一体成形した縁飾りに適するものである。

一般に自動車における開閉体としてのハツチバックドア
と車体との間をシールするいわゆるバックドアウェザス
トリップにあっては、第１．２図に示すような取付構造
となっている０すなわち、ｌは車体のバックドアＤの開
口周縁部を形成するリヤエンドアウタパネル、コはリヤ
エンドアウタパネルｌのフランジ部／ａとフランジ部コ
ＩＬにおいて接合されるリヤエンドインナノ（ネル、ダ
は樹脂製縁飾りであって、バックドアＤ閉時にドアＤと
弾接するゴム製中空シールリッグぶを押出成形により一
体成形されており、バックドアウェザストリップと総称
されているものである口この縁飾りダは大略Ｕ字状の本
体Ｉ１０とこの本体ｑｏの内側に突設されたリップダ２
と、本体参０の車外側Ｅの辺部１ＩＯａの下端に突設さ
れたゴム製のシール片参参とから成り、このシール片参
ＩＩはシールリップぶと同材質のもので、本体Ｉ１０と
同時に押出成形されているものである口 このような縁飾りゲは車体側である両接合７ｚ）ンジｌ
！ｌ５ｚａ、Ｊａをリップ＄２で挾持することにより取
付けられるものである。ところが、このような縁飾りダ
の取付構造にあっては矢印で示す経路に沿って雨水等が
浸入し、ついＫは車室内Ｒにまで達して軍室内ＲＩｋ濡
らしたり、接合７ランジ部／ａ、　　コミ関に浸入して
車体を発錆させたりする恐れがある。このような現象は
車体の開口周縁部のうちでも地上からの高さの最も低い
部分（すなわち、リヤエンドアウター、インナーの両パ
ネルｌ、ＪＫＪａりつ〈部分のうち最も低い部分）にお
いて顕著である。

このように雨水等が侵入する原因について＊ｍした結果
、単体の開口周縁部全周のうちいずれかの部分において
、パネル成形精度が出ていなかったり、点溶接部分にお
いてリップダ２とフランジ部／ａ、Ｊａとの間に隙間が
生じていたり、部分的に縁飾りが傾いて取りついたりし
てシール片４１の車体への密着度が悪かったりしてシー
ルが不完全となって雨水勢が縁飾りダとフランジ部との
間の空間部ｒＫ侵入し、この空間部ＺＫ侵入した雨水等
が縁飾り４ＩＫ沿って流下し、最も地上からの高さの低
い部分Ｋｌｔす、水位が上昇し、ついＫはフランジ部な
乗り越えるということが明らかＫなった。

このような浅水な防止するために第３図に示すような対
策が講じられている。すなわち、縁飾りダの本体部〇の
内側根元に全周においてブチル系のゴム１０を充填し、
このブチルゴムｌ０ＫＩ＆飾り’ｌの取付時にフランジ
部／ａ、ＪＩＬを喰い込ませるというものである。

ところが、このような対策では、車体７ｚ）ンジ部／ａ
、Ｊａをブチル系ゴム１０Ｋ喰い込ませるのＫかなりの
力を要し、取付作業者に大きな負担を与えるだけでなく
、ブチルゴム１０の充填コストも高いという問題があり
、実用上何らかの対策が望まれているというのが実状で
ある。

本発明はかかる実状に鑑み、取付作業の容易化を図り、
安価で確実な浅水防止性能の得られる縁飾りの取付構造
を提供することを目的とするものである。

本発明はかかる目的を達成するための構成として車体の
開口周縁部のフランジ部を縁飾りの大略Ｕ字状本体より
突設されたりツクにより挾持するようにした縁飾りの取
付構造にあって、本体の車外側に位置する辺部と上記フ
ランジ部との間に下側ＫＷ水路が形成された導水体の前
記フランジ部より短い一辺部を嵌装する一方、導水体の
他辺部な車体開口周縁部のフランジ部に続く一般面部に
沿わせて固定し、この排水路により本体とフランジ部と
で形成される空間部と車外とを連通ずるととＫより何ら
かの原因で本体とフランジ部との間の空間部に浸入して
きた雨水、洗車水（以下雨水等と称す）を前記排水路内
に導き、この排水路を通して車外に排出するよ５ＫＬ、
雨水等がフランジ部を乗り越えるのを阻止し、もって雨
水等の室内浸入、車体の発錆な防止するようにしたもの
である。

本発明Ｋかかわる導水体は、車体の開口７ランジ全局に
おいて嵌装する必要はなく、縁飾りの取りつく車体の開
口周縁部のうち最もその、取付面として地上からの高さ
の低い部位に７個嵌装するだけで足り、地上からの高さ
の低い部位が長い場合は、その部位に一定間隔をおいて
数個嵌装すればよい。

また縁飾りとしては従来例に記載したようにノ（ツクド
アウェザストリップとして総称されるものに限らず、ト
ランクウェザストリップと総称されるようなトランクリ
ッドに弾接するシールリップを縁飾りと一体成形したも
のや、リヤサイドウィンドウェザストリップと総称され
るような、リヤサイドウィンドガラスに弾接するシール
リップな縁飾りと一体成形したものに本同様に適用でき
るし、またサイドドア回りの車体開口周縁部に縁飾りが
単１１！ｋＫ嵌装されるものＫも適用できる。

このように開閉体と対応する車体開口周縁部に取りつく
縁飾りすべてに適用可能であるが、％にウェザストリッ
プとして総称されるものにおいて好適である。

１！に、本発明に係る縁飾りは芯金を埋設したタイプの
もの、すなわち、縁飾りとしてＵ字状本体部に沿うよう
に形成され、可撓性を有し、車体の開口周縁部のフラン
ジ部の彎曲に対して追従すると共に縁飾りの７２７９部
への挟持力を向上すべ〈製作された芯金な縁飾りと同時
に押出して一体成形したタイプのものＫも同様に適用で
きるものである。

以下本発明の実施例について述べる。

第参図及び第５図において、第ｑ図は第２，３図と同様
第１図の１−１線断面図を示すもので、車体の開口周縁
部を形成するりャエンドパネルアウタパネルｌ、インナ
バネルコの両接合７ランジ部／ａ、　　コａｌ（縁飾り
ｌｌは取り付けられる。両７ランジ部／ａ、Ｊａは、リ
ヤエンドアウタパネルｌ、インナパネル２の各一般面部
／ｂ、２１）の端部で折曲形成されており、適当間隔を
おいて点溶接されるものである。樹脂製縁飾りｌｌは大
略Ｕ字状をした本体／１０とこの本体／１０の内側に突
設されたリップ／／２と、本体ｔｉｏの車外側Ｘの辺部
ｌ１０ａの下端に突設されたゴム製のシール片ｌコとか
ら成り、シール片１２は本体ｔｉｏＫ突綬、され、ドア
Ｄ゛・／ と弾接するゴム製中空シールリップ陣と同材質のもので
リヤエンドアウタパネルｌの一般面部／ｂに弾接するよ
うＫなっている。縁飾りｌｌとシール片１２、シールリ
ッグｌダとＦｉ押出成形により一体に成形されているも
のである。リップ／／２によりフランジ部／ａ、　　コ
ａを挾持することにより縁飾りｌｌＶ！車体に固定され
る。

そして、本体／１０の車外側Ｉの辺部／１０ａと、前記
フランジ部／ａとの間に排水路としての溝／１が下面に
形成されたＬ字状の樹脂製導水体／ｌの前記、う、ジ部
／ａ、　　コａより短い一辺部／ｌＩＬが介在し、導水
体１５の他辺部１ｔｒｂがリヤエンドアウタパネルｌの
一般面部／ｂＫ沿って載置されるように、縁飾り／／に
より車体に嵌装されている。溝１６は縁飾り／／とフラ
ンジ部／ａ、　　コａとで形成される空間部Ｊと車外Ｅ
とを連通している。したがって、シール片１２は導水体
／ｌの存在する部位では導水体／ｌの他辺部／７１）上
に乗りあがり、その他の部位ではリヤエンドアウタパネ
ル一般面部／１ａｌｃ弾接するようになっている。

かかる構Ｆｌｉ、により、雨水郷が何らかの原因で本体
１１０とフランジ部／ａ、Ｊａとの間の空間部πに浸入
してきて、地上からの高さの最も低い取付部分であるリ
ヤエンドパネル１．コとの嵌装部分に流下し、この嵌装
部分の水位が高まり導水体／１の一辺部／７ｊａの高さ
を越えると雨水等は溝ｌｔの上端開口１６ａからフラン
ジ部／ａ、一般面部／１）へ流されて溝１６を伝わって
流れ、溝１６の下端開口／Ａｂより車外忙排出されるこ
とＫなり、雨水等はフランジ部／ａ、Ｊａを乗り越える
ことはなく円滑に導水体／ＩＫより車外に排水されるの
である。この実施例の場合リヤエンドパネル／、２に沿
う部位の２箇所に導水体／ｌが嵌装しているが必要に応
じてｌ箇所或いは３箇所以上とすることができる。

導水体ｉｔの取付について言及すると、縁飾り／／の本
体／１０内の所定部位に予め導水体／Ｉの一辺部／ざａ
を嵌め込んでおき、その後縁飾りｌｌをフランジ部１ａ
、、２ａ［嵌め込んで縁飾り／／の取付と同時に導水体
／ｌの取付な光子させているものである。

したがって導水体／ｌの追加設置による縁飾り／／の取
付作業性ＫＦｉ何ら悪影響を及ぼすことはない。

以上説明してきたように本発明によれば、雨水等が車体
の縁飾り取付用７ランジ部を乗り越える前に導水体によ
り車外に排出されるので、フランジ部を含む車体の発錆
な防げると共に車室内を濡らすという問題もなくなる。

また、従来のようにブチル系のゴムを充填する必要がな
いため、縁飾りの取付作業性を低下させることもないし
、コストも安くなるという実用上極めて有益な効果を発
揮できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車の後部見取図、第λ図、第３図はそれぞ
れ従来の異なった例を示す第１図ト」線断面図、第４図
は本発明の一例を示す第１図１−Ｉ線断面図、第５図は
第４図中の導水体の見取図である。 ｌ・・・・・・・・・リヤエンドアウタパネル、λ・・
・・・・・・・リヤエンドインナパネル、／ａ、Ｊａ・
・・・・・・・・接合７う／ジ部、／／・・・・・・・
・・樹脂製緑ｉす、／ｂ、２ｂ・・・一般面部、／１０
・・・・・・・・・本体、／／２・・・・・・・・・リ
ップ、／Ａ・・・・・・・・・溝、ｌざ・・・・・・・
・・樹脂製導水体、／ｌａ・・・・・・・・・−辺部、
ｌｌ′ｂ・・・・・・・・・他辺部、Ｊ・・・・・・・
・・空間部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車体の開口周縁部における一般面部より折曲形成された
   ７ランク部を縁飾りのＵ字状本体より突設されたりツブ
   により挾持する構成において、該本体の車外側に位置す
   る辺部と前記７ランク部との関に排水路を有する導水体
   の前記７ランク部より短い一辺部を嵌装し、該導水体の
   他辺部な車体開口周縁部の一般面部に沿わせ【前記排水
   路により前記本体と前記７ランク部とで形成される空間
   部と車外とを連通して成る縁飾りの取付構造。