JP6437426B2 - シール材及びその取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シール材及びその取付構造に関し、特に車両の車体開口部の開口縁に取り付けられるシール材としてのウェザーストリップと、その取付構造とに関する。
一般に自動車等の車両には、車体開口部(例えば側部ドア開口部、バックドア開口部、トランク開口部等)の開口縁と、当該車体開口部を閉塞可能なドア体(例えば側部ドア、バックドア、トランクリッド等)の周縁部との間をシールするために、シール材としてのウェザーストリップが設けられている。但し、ウェザーストリップについては従来より、実用性を高めるために解決すべき課題が種々指摘されている。
例えば特許文献1は、中空ウェザーストリップ材の曲線部を補強する方法および製造物を開示する。特許文献1では、ウェザーストリップの所望の中空部(24)内に、該ウェザーストリップとは別体の可撓性星形プラグ(10)を挿入することにより、ウェザーストリップの断面の安定化および補強を図っている(同文献の段落0001,0013〜0015、図4参照)。つまり、ウェザーストリップを湾曲させながら車体開口部の開口縁に取り付けた場合でも、曲げによるシール部の不自然な変形(例えばシワやシール部の倒れ)を防止することができる。
特開平10−203266号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ウェザーストリップの所望の中空部内に別体物(即ち星形プラグ)を挿入することで、却って、シール性に偏りやばらつきが生じるという不都合がある。具体的には、別体物が存在するシール部位と、別体物が存在しないシール部位との間でシール性の差が大きいという不具合がしばしば観察される。また一般に、別体物が挿入されたシール部位ではシール性が高まるものの、開閉ドアを閉める際の抵抗も大きくなる傾向にあり、ドアが閉まりにくいという不都合(ドア閉まり性の悪化)がある。
本発明の目的は、シール性の確保と良好なドア閉まり性とを両立させた車両用のシール材(特に自動車の車体開口部の開口縁に取り付け可能なウェザーストリップ)を提供することにある。
請求項1の発明は、車両の車体開口部に取り付けられ、前記車体開口部と、前記車体開口部を閉塞可能なドア体との間をシールするシール材であって、
前記車体開口部の開口縁は、複数の辺部、及び、前記辺部に連続する複数のコーナー部によって縁取りされており、
当該シール材は、その横断面において、前記車体開口部の開口縁に設けられたフランジ部に取り付けられる取付部と、前記取付部と一体化されたシール部とを有するように形成されており、
当該シール材は、長尺に形成されると共に、その長手方向において、
第1の断面形状を有する第1部分と、
第2の断面形状を有する第2部分と、
前記第1部分と第2部分との間にあってこれら第1及び第2部分を連続的且つ一体的に連結する第3部分と、を有しており、
前記第2の断面形状におけるシール部の断面形状は、前記第1の断面形状におけるシール部の断面形状よりも小さくなっており、
前記第3部分は、その断面形状が長手方向に沿って変化するように形成されており、
前記第3部分は、前記車体開口部の開口縁のうちの少なくとも1つの辺部と同等又はそれ以上の長さを有し、且つ、前記第3部分は、前記車体開口部の開口縁を構成する複数の辺部のうちの、閉じ状態にあるときのドア体のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びる辺部に対応する、ことを特徴とするシール材である。
請求項1の発明によれば、シール材を、第1の断面形状を有する第1部分、第2の断面形状を有する第2部分、及び、変化する断面形状を有する第3部分を有する長尺なシール材として構成しているので、取付部位毎に適したシール性を有するシール材とすることができる。また本発明によれば、従来例のごとき挿入用の別体物を必要としない。従って、シール性の確保と良好なドア閉まり性とを両立させることができる。本発明によれば、変化する断面形状を有する第3部分を車体開口部の辺部にあてがうことで、ドア体を閉めた際の荷重を辺部の全長にわたって徐々に変化させることができ、その結果、ドア閉まり性を向上させることができる。つまり、変化する断面形状を有する第3部分を、閉じ状態にあるときのドア体のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びる辺部にあてがうことで、ヒンジ式ドア体を閉める際の荷重をドア体の側部の全長にわたって徐々に変化させることができ、その結果、ドア閉まり性を向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシール材において、前記長尺なシール材は、前記第3部分を少なくとも二箇所有している、ことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、長尺なシール材中に、変化する断面形状を有する第3部分を少なくとも二箇所設けることで、第1及び第2部分をシール材中の所望の位置に設定することが容易になる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のシール材において、前記第3部分の長さが、前記第1部分よりも長く、且つ前記第2部分よりも長い、ことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、請求項1及び2の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、変化する断面形状を有する第3部分が、他の部分(第1及び第2部分)よりも長く、シール材の全長に占める割合が比較的大きくなるので、ドア体を閉めた際に荷重の急激な変化が起こりにくく(荷重変化の緩慢化)、ドア閉まり性を改善することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシール材において、前記第1部分が、前記車体開口部の開口縁のうちの少なくとも1つのコーナー部と同等の長さを有する、ことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、請求項1〜3の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、長尺なシール材にあって最も剛性が高く変形に強い第1部分で、車体開口部のコーナー部をその長さ全体にわたってシールすることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシール材において、前記第2部分は、前記第3部分が対応している前記車体開口部の開口縁の辺部以外の辺部のうちの少なくとも一つと同等の長さを有する、ことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、長尺なシール材にあって最も断面形状が小さい第2部分を車体開口部の辺部にあてがうことで、シール材全体の軽量化を図ると共に、ドア閉まり性を向上させることができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシール材において、前記第3部分は、前記ドア体のヒンジ側基端寄り端位置において前記第1の断面形状を有すると共に、前記ドア体の反ヒンジ側先端寄り端位置において前記第2の断面形状を有する、ことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、請求項1〜5の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、本構成によれば、閉じ状態にあるときのドア体のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びる辺部に対応する第3部分は、ドア体のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向けて断面形状が次第に小さくなる。このため、ヒンジ式のドア体を閉める際に空気が逃げやすくなり、比較的小さな力でドア体を閉めることができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシール材において、前記第2部分は、少なくとも一部において、前記第1部分よりもシール部の高さが低い、ことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、請求項1〜6の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、第1部分と第2部分とでシール部の高さを異ならせることで、第1及び第2部分をそれぞれに、シール材を取り付ける場所(車体開口部の辺部かコーナー部か)に適した断面形状とすることができる。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシール材において、前記第2部分は、少なくとも一部において、前記第1部分よりもシール部の壁厚が薄い、ことを特徴とする。
請求項8の発明によれば、請求項1〜7の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、第1部分と第2部分とでシール部の壁厚を異ならせることで、第1及び第2部分をそれぞれに、シール材を取り付ける場所(車体開口部の辺部かコーナー部か)に適した断面形状とすることができる。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシール材において、前記第1部分における取付部の断面形状、前記第2部分における取付部の断面形状、及び、前記第3部分における取付部の断面形状が、略同一の断面形状となっている、ことを特徴とする。
請求項9の発明によれば、請求項1〜8の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。即ち、本構成によれば、シール材の全長にわたって取付部の断面形状が略同一(ほぼ一定)となるため、シール材を車体開口部の開口縁の全体にわたって安定的に取り付けることができる。
本発明によれば、シール性の確保と良好なドア閉まり性とを両立可能になる。
乗用車両のバックドア開口部の概要を示し、(A)は第1実施形態に従うウェザーストリップの装着状態での斜視図、(B)はウェザーストリップの非装着状態での斜視図。 第1実施形態に従うウェザーストリップを模式的に示す図。 図1及び図2のIII−III線位置でのウェザーストリップの断面図。 図1及び図2のIV−IV線位置でのウェザーストリップの断面図。 乗用車両の側部ドア開口部の概要を示し、第2及び第3実施形態に従うウェザーストリップの装着状態での側面図。 (A)はウェザーストリップの非装着状態でのフロントドア開口部の側面図、(B)は第2実施形態に従うウェザーストリップを模式的に示す図。 (A)はウェザーストリップの非装着状態でのリアドア開口部の側面図、(B)は第3実施形態に従うウェザーストリップを模式的に示す図。 図5及び図6(B)のVIII−VIII線位置でのウェザーストリップの断面図。 図5及び図6(B)のIX−IX線位置でのウェザーストリップの断面図。
以下、本発明のいくつかの実施形態について図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示す。
図1(A)及び(B)は、一般的な2ボックスタイプの乗用車両1において、バックドア2を跳ね上げた状態でのバックドア開口部3を示す。1aは車両のルーフ、1bは車両後部のピラー部であり、バックドア2は、ヒンジ2a(破線で示す)によってルーフ1aの後端部付近に開閉可能に支持されている。
図1(B)に示すように、バックドア開口部3の開口縁は、4つの辺部(4a,4b,4c)と、4つのコーナー部(5a,5c)との組合せによって縁取りされている。前記4つの辺部は、バックドア開口部3の上縁に沿ってほぼ水平に延びるルーフ側辺部4a、ピラー部1bに沿って上下方向に延びる左右一対のピラー側辺部4b、及び、バックドア開口部3の下縁に沿ってほぼ水平に延びる床側辺部4cからなっている。前記4つのコーナー部は、ルーフ側辺部4aとピラー側辺部4bとの間に位置する左右一対のルーフ側コーナー部5a、及び、床側辺部4cとピラー側辺部4bとの間に位置する左右一対の床側コーナー部5cからなっている。尚、これらのコーナー部5a,5cは、隣り合う二つの辺部を滑らかに連結するように湾曲した部分であることから「湾曲部」と言い換えることも可能である。
図1(A)は、バックドア開口部3の開口縁にウェザーストリップ6を装着した状態を示す。この第1実施形態のウェザーストリップ6は、バックドア開口部3の開口縁に対応すべく環形状(または無端ひも形状)をなすと共に、バックドア開口部3の開口縁の全周長に相当する長さを持った長尺なゴム製の部材として構成されている。図2は、バックドア開口部3に装着される前のウェザーストリップ6を模式的に示す。図2及び図1(A)に示すように、ウェザーストリップ6は、上記ルーフ側辺部4aに対応するルーフ側辺部対応部6A、上記二つのピラー側辺部4bに対応する二つのピラー側辺部対応部6B、上記床側辺部4cに対応する床側辺部対応部6C、上記二つのルーフ側コーナー部5aに対応する二つのルーフ側コーナー部対応部6D、及び、上記二つの床側コーナー部5cに対応する二つの床側コーナー部対応部6E、を有している。尚、図1(B)や図2では、バックドア開口部3の開口縁及びウェザーストリップ6を左右対称形状で模式的に示しているが、これらは必ずしも対称形状である必要は無く、辺部やコーナー部の数が車両全体のデザイン等に合わせて適宜設定された非対称形状であってもよい。
ウェザーストリップ6は、長手方向に沿ったどの位置においても横断面形状は基本的にほぼ同じ(相似形を含む)であるが、位置によって横断面形状の寸法設定が異なっている。具体的には、ウェザーストリップ6の上記5つの対応部6A〜6Eは、断面形状の寸法設定の特徴に応じて、第1部分P1、第2部分P2及び第3部分P3に分類される。
第1部分P1は、長手方向に沿ったどの位置においても一定の断面形状(「第1の断面形状」と呼ぶ)を有する部分であり、ウェザーストリップ6中に第1の定断面形状区間を提供するものである。
第2部分P2は、長手方向に沿ったどの位置においても一定の断面形状(「第2の断面形状」と呼ぶ)を有する部分であり、ウェザーストリップ6中に第2の定断面形状区間を提供するものである。但し、第2の断面形状は、第1の断面形状よりも小さい。
第3部分P3は、第1部分P1と第2部分P2との間にあって両部分P1,P2を連続的且つ一体的に連結する部分であり、ウェザーストリップ6中に、断面形状が前記第1の断面形状から前記第2の断面形状に徐々に変化するところの徐変断面形状区間を提供するものである。
第1実施形態のウェザーストリップ6では、図2に示すように、ルーフ側辺部対応部6A及びその左右に隣接するルーフ側コーナー部対応部6Dが、第1部分P1として形成されている。また、床側辺部対応部6Cが第2部分P2として形成されている。更に、ピラー側辺部対応部6B及びその下側に隣接する床側コーナー部対応部6Eが第3部分P3として形成されている。なお、本実施形態では、第3部分P3(6B+6E)の長さは、第1部分P1(6D+6A+6D)よりも長く、且つ第2部分P2(6C)よりも長くなっている。このように、変化する断面形状を有する第3部分P3が、他の部分(第1部分P1及び第2部分P2)よりも長く、ウェザーストリップ6の全長に占める割合が大きければ、バックドア2を閉めた際に荷重の急激な変化が起こりにくく、ドア閉まり性を改善することができる。尚、隣接する第1部分P1、第2部分P2、及び第3部分P3の長さを比較した場合にも、上記した長さの関係(P1<P3,P2<P3)が成り立つことが好ましい。
図3は、図1(A)及び図2のIII−III線位置での横断面を示す。図3は、単にルーフ側辺部対応部6Aの横断面を示すのみならず、第1実施形態における第1部分P1の横断面を示す。また、図4は、図1(A)及び図2のIV−IV線位置での横断面を示す。図4は、単に床側辺部対応部6Cの横断面を示すのみならず、第1実施形態における第2部分P2の横断面を示す。なお、第3部分P3の横断面については図示を省略するが、第1部分P1(図3)及び第2部分P2(図4)の横断面形状と相似形をなすものである。そして図3及び図4からわかるように、第1実施形態のウェザーストリップ6の各部分(P1,P2及びP3)は、取付部10と、その取付部10上に隣接配置された中空トンネル状のシール部20とを有している。
取付部10は、被取付体としてのバックドア開口部3の開口縁に対して直接的に取り付けられる部位であり、ウェザーストリップ6のどの位置においても(つまりP1,P2及びP3のどこでも)取付部10の横断面の形状及び寸法は略同一となっている。具体的には図3及び図4に示すように、取付部10は、横断面「逆U字」状に屈曲された金属製の芯材11(以下「芯金11」という)と、その芯金11を被覆するように付着されたゴム被覆部12とを有している。そして、ゴム被覆部12の内側部分には、その内側表面から突出するように4つの保持リップ13が設けられている。これらの保持リップ13は、バックドア開口部3の開口縁を構成している車両側部材(フランジ部)を間に挟み込むことで当該ウェザーストリップをバックドア開口部3の開口縁に固定的に装着させる。また、ゴム被覆部12の外側部分および取付部10の一方の端部付近(図3では左の下端部付近)には、その外側表面から突出するように3つの補助リップ(車内側リップ14a、車外側リップ14b、先端側リップ14c)が設けられている。これら3つの補助リップのうちの車内側リップ14aは、カーペットや布材等の内装材の端部を覆うためのカバーリップである。また、車外側リップ14b及び先端側リップ14cは、当該ウェザーストリップ6をバックドア開口部3に装着した際に車体と取付部10の間に生じ得る隙間をシールするためのものである。
図3に示すルーフ側辺部対応部6A(第1部分P1)のシール部20、及び、図4に示す床側辺部対応部6C(第2部分P2)のシール部20のいずれも、車内側の壁部21と車外側の壁部22とを有しており、これらの壁部21,22に囲まれることで各シール部20内には、横断面略菱形のトンネル状中空領域が確保されている。
中空状シール部20の横断面形状は、ウェザーストリップ6の全体を通してほぼ相似形となっているが、位置によって壁部の寸法設定が異なっている。具体的には、ルーフ側辺部対応部6A(第1部分P1)の車内側及び車外側の壁部21,22の壁厚をTin1,Tout1とし、床側辺部対応部6C(第2部分P2)の車内側及び車外側の壁部21,22の壁厚をTin2,Tout2とすると、Tin2<Tin1、及び、Tout2<Tout1、となるように壁厚が設定されている。なお、好ましくは、Tin1(又はTout1)は、Tin2(又はTout2)の約1.4〜2.0倍の厚さに設定される。
なお、第1部分P1と第2部分P2との間に配置される第3部分P3のシール部20における車内側及び車外側の壁部21,22の壁厚Tin3,Tout3は、一定ではなく、第1部分P1側の端部から第2部分P2側の端部に向かうにつれて徐々に減少していくような徐変的(又は可変的)な壁厚設定となっている。そして、第3部分P3でのシール部20の壁厚(Tin3,Tout3)は、Tin2<Tin3<Tin1、及び、Tout2<Tout3<Tout1、となるように設定されている。ちなみに、第3部分P3でのシール部20の壁厚(Tin3,Tout3)の変化率(増減の割合)は、長手方向の全体を通して一定であってもよいが、途中で変化率が変化するものであってもよい。
更に上記のようなP1,P2及びP3でのシール部20の壁厚設定の相違を反映して、ルーフ側辺部対応部6Aに代表される第1部分P1のシール部20の高さh1(図3)は、床側辺部対応部6Cに代表される第2部分P2のシール部20の高さh2(図4)よりも高くなっている(h2<h1)。なお、第1部分P1と第2部分P2との間に配置される第3部分P3でのシール部20の高さh3は、一定ではなく、第1部分P1側の端部から第2部分P2側の端部に向かうにつれて徐々に減少していくような徐変的(又は可変的)な高さ設定となっている。故に、第3部分P3でのシール部20の高さh3は、
h2<h3<h1、となるように設定されている。
取付部10のゴム被覆部12および4つの保持リップ13を形成するゴム材料は、例えば、EPDM(エチレンプロピレンジエン共重合体)にカーボンブラック及び加硫剤を配合してなるものであり、製造過程で加硫剤による加硫(即ちポリマー架橋反応)を施したものである。他方、取付部10における3つの補助リップ14a〜cおよびシール部20を形成するゴム材料は、例えば、EPDMにカーボンブラック、加硫剤及び発泡剤を配合してなるものであり、製造過程で加硫剤による加硫(即ちポリマー架橋反応)および発泡剤による発泡(スポンジ化)を施したものである。ちなみに、発泡剤で発泡させたスポンジ状EPDM系ゴム材料は、ゴム被覆部12等に使用される加硫済みEPDM系ゴム材料よりも軟質でより高い柔軟性を有するものである。なお、本実施形態のウェザーストリップ6は、上記のような二種類のゴム材料を用いて押出成形法によって製造される。押出成形法によれば、上述のような第1〜第3部分(P1,P2,P3)を連続的に備えた長尺なゴム製の部材を製造することができる。
第1実施形態では、ルーフ側コーナー部対応部6Dを第1部分P1とすることで、そのシール部20の壁厚(Tin1,Tout1)を、当該ルーフ側コーナー部対応部6Dに隣接するピラー側辺部対応部6B(第3部分P3)のシール部20の壁厚(Tin3,Tout3)よりも有意に厚くするのみならず、ウェザーストリップ6の中でシール部20の壁厚が最も厚い部分としている。このため、ルーフ側コーナー部対応部6D(第1部分P1)の剛性が相対的に高まり、その結果、当該ルーフ側コーナー部対応部6Dをバックドア開口部3のルーフ側コーナー部5aに湾曲させながら取り付けた場合でも、当該シール部20が不自然に潰れたり、当該シール部20に皺が入ったりする事態を防止することができる。
また、第1実施形態では、床側コーナー部対応部6Eを第3部分P3とすることで、そのシール部20の壁厚(Tin3,Tout3)が、当該床側コーナー部対応部6Eに隣接する床側辺部対応部6C(第2部分P2)のシール部20の壁厚(Tin2,Tout2)よりも有意に厚くなっている。このため、当該床側コーナー部対応部6Eについても、ルーフ側コーナー部対応部6Dの場合と同様、取付時にシール部20が不自然に潰れたり、シール部20に皺が入ったりする事態を防止することができる。
本実施形態のウェザーストリップ6をバックドア開口部3に装着する場合、例えば床側辺部対応部6C(第2部分P2)は床側辺部4cに組み付けられるため、その床側辺部対応部6Cのシール部20が何らかの変形作用を受けることはなく、装着後も当該シール部20の高さはh2(図4)にほぼ維持される。これに対し、例えばルーフ側コーナー部対応部6D(第1部分P1)はルーフ側コーナー部5aに組み付けられるため、装着に伴ってルーフ側コーナー部対応部6Dのシール部20は湾曲操作の影響を不可避的に受けることになり、その影響は、略菱形の断面形状が高さ方向に扁平化するような変形作用として現れる。具体的には図3において、シール部20の上端部23が取付部10に向かって下降する(又は沈み込む)が如きシール部20の変形が生じ、その結果、装着後におけるシール部20の高さは、初期設定の高さであるh1よりも若干低くなる。この装着時の湾曲変形に起因するシール部高さの下降量(沈み込み量)Δhを予め見込んで、ルーフ側コーナー部対応部6Dのシール部20の初期高さをh1=(h2+Δh)に寸法設定しておくことは、大変好ましい。予めこのような寸法設定をしておくことで、ウェザーストリップ6をバックドア開口部3に装着した後の床側辺部4cに対応するシール部20の高さと、ルーフ側コーナー部5aに対応するシール部20の高さとをほぼ同程度の高さ(即ちh2)とすることができる。このように、装着後のシール部高さの均等化を達成して、バックドア開口部3でのシール特性を開口縁の全周にわたってほぼ一定にすることが可能になる。
第1実施形態によれば、ウェザーストリップ6を、第1の断面形状(図3)を有する第1部分P1、第2の断面形状(図4)を有する第2部分P2、及び、変化する断面形状を有する第3部分P3からなる長尺なゴム製の部材として構成しているので、それぞれの部分(P1〜P3)の取付け対象部位に適したシール性をウェザーストリップ6に持たせることができる。また、このウェザーストリップ6によれば、従来例のごとき挿入用の別体物を必要としない。このため、バックドア2を閉じる際の圧縮荷重の上昇も比較的緩慢であり、少なくとも急激に上がることがないので、バックドア2を閉じる際に過大な力を必要としない。
第1実施形態のウェザーストリップ6では、バックドア2が閉じられたときに当該バックドア2のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びているピラー側辺部4bに対応するピラー側辺部対応部6Bを、第3部分P3として形成している。上述のように断面形状が徐々に変化する第3部分P3を、バックドア2のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びるピラー側辺部4bに組み付けることで、ヒンジ式ドア体であるバックドア2を閉める際の荷重をバックドア2の側部の全長にわたって徐々に変化させることができ、その結果、ドア閉まり性を向上させることができる。特に本実施形態では、第3部分P3(6B+6E)は、その上端位置(ヒンジ側基端寄り端位置)において、第1の断面形状(図3)を有する第1部分P1(即ち6D)に連続すると共に、第3部分P3(6B+6E)の下端位置(反ヒンジ側先端寄り端位置)において、第2の断面形状(図4)を有する第2部分P2(即ち6C)に連続していることから、当該第3部分P3(6B+6E)は、上端位置(ヒンジ側基端寄り端位置)から下端位置(反ヒンジ側先端寄り端位置)に向けて断面形状が次第に小さくなっている。このため、バックドア2を閉める際に空気が逃げやすくなり、比較的小さな力でバックドア2を閉めることが可能になる。
[第1実施形態の別例]
上記第1実施形態のウェザーストリップ6では、ルーフ側コーナー部対応部6Dを第1部分P1としたが、これを第3部分P3として形成してもよい。
また、上記第1実施形態のウェザーストリップ6では、床側コーナー部対応部6Eを第3部分P3としたが、これを第2部分P2として形成してもよい。
尚、バックドア開口部3の開口縁の各辺部と各コーナー部との境目と、ウェザーストリップ6の第1ないし第3部分(P1〜P3)の境目とは、必ずしも一致させる必要はない。例えば、床側コーナー部対応部6Eを、第3部分P3及び第2部分P2の組合せで形成することもできる。
また、ウェザーストリップ6をほぼ全長に亘って第3部分P3で形成すること、即ち、第1部分P1及び第2部分P2を第3部分P3に比べて極端に短くして、あたかも第3部分P3同士がつながっているかのように形成することも可能である。
[第2及び第3実施形態(序文)]
図5,6,8及び9は本発明の第2実施形態を示し、図5及び7は本発明の第3実施形態を示す。第2及び第3実施形態のウェザーストリップも本発明を具現化したものであり、第1実施形態のウェザーストリップ6と同様、基本的に第1部分P1、第2部分P2及び第3部分P3を具備するものである。第2及び第3実施形態は、第1実施形態とはウェザーストリップの適用対象箇所が異なると共に、第1〜第3部分(P1,P2,P3)の並び方が異なる。以下では、異なる点を中心に説明する。
[第2実施形態]
図5は、4ドアワゴンタイプの乗用車両30において、フロントドア及びリアドアを取り除いた状態でのフロントドア開口部31及びリアドア開口部32を示す。30aは車両前部のフロントピラー部、30bは車両中部のミドルピラー部(センターピラー部ともいう)、30cは車両後部のリアピラー部である。図示しないフロントドア及びリアドアは、それぞれヒンジ33,34(破線で示す)によって開閉可能に支持される。フロントドア開口部31の開口縁には、その全周にわたって第2実施形態に従うウェザーストリップ40が装着される。
図6(A)に示すように、フロントドア開口部31の開口縁は、4つの辺部(31a〜d)と、4つのコーナー部(31e,f)との組合せによって縁取りされている。前記4つの辺部は、フロントドア開口部31の上縁に沿ってほぼ水平に延びるルーフ側辺部31a、フロントピラー部30aに沿って上下方向に延びるフロントピラー側辺部31b、ミドルピラー部30bに沿って上下方向に延びるミドルピラー側辺部31c、フロントドア開口部31の下縁に沿ってほぼ水平に延びる床側辺部31dからなっている。前記4つのコーナー部は、ルーフ側辺部31aとフロント及びミドルピラー側辺部31b,31cとの間に位置する前後一対のルーフ側コーナー部31e、及び、床側辺部31dとフロント及びミドルピラー側辺部31b,31cとの間に位置する前後一対の床側コーナー部31fからなっている。
図6(B)は、フロントドア開口部31に装着される前のウェザーストリップ40を模式的に示す。図5及び図6(B)に示すように、ウェザーストリップ40は、フロントドア開口部31の開口縁に対応すべく環形状(または無端ひも形状)をなすと共に、フロントドア開口部31の開口縁の全周長に相当する長さを持った長尺なゴム製の部材として構成されている。そして、このウェザーストリップ40は、上記ルーフ側辺部31aに対応するルーフ側辺部対応部41、上記フロントピラー側辺部31bに対応するフロントピラー側辺部対応部42、上記ミドルピラー側辺部31cに対応するミドルピラー側辺部対応部43、上記床側辺部31dに対応する床側辺部対応部44、上記二つのルーフ側コーナー部31eに対応する二つのルーフ側コーナー部対応部45、並びに、上記二つの床側コーナー部31fに対応する二つの床側コーナー部対応部46を有している。
第2実施形態のウェザーストリップ40では、図6(B)に示すように、フロントピラー側辺部対応部42並びにその上下に隣接するルーフ側コーナー部対応部45及び床側コーナー部対応部46が、第1部分P1として形成されている。また、ミドルピラー側辺部対応部43が、第2部分P2として形成されている。更に、ルーフ側辺部対応部41及びその後方に隣接するルーフ側コーナー部対応部45、並びに、床側辺部対応部44及びその後方に隣接する床側コーナー部対応部46が、第3部分P3として形成されている。
図8は、図5及び図6(B)のVIII−VIII線位置での横断面を示す。図8は、単にミドルピラー側辺部対応部43の横断面を示すのみならず、第2実施形態における第2部分P2の横断面を示す。また図9は、図5及び図6(B)のIX−IX線位置での横断面を示す。図9は、単にフロントピラー側辺部対応部42の横断面を示すのみならず、第2実施形態における第1部分P1の横断面を示す。なお、第3部分P3の横断面については図示を省略するが、第1部分P1(図9)及び第2部分P2(図8)の横断面形状と相似形をなすものである。図8及び図9からわかるように、第2実施形態のウェザーストリップ40の各部分(P1,P2及びP3)は、取付部10と、その取付部10上に隣接配置された中空トンネル状のシール部25,24とを有している。
ウェザーストリップ40のどの位置においても(つまりP1,P2及びP3のどこでも)取付部10の横断面の形状及び寸法は略同一となっている。具体的には図8及び図9に示すように、取付部10は、横断面U字状の芯金11と、その芯金11を被覆するゴム被覆部12と、前記ゴム被覆部12の内側表面から突出する3つの保持凸部15及び保持リップ16と、前記ゴム被覆部12の外側表面から突出するカバーリップ17とを有している。保持凸部15及び保持リップ16は、フロントドア開口部31の開口縁を構成している車両側部材(フランジ部)を間に挟み込むことで当該ウェザーストリップ40をフロントドア開口部31の開口縁に固定的に装着させるための部位である。カバーリップ17は、カーペットや布材等の内装材の端部を覆うためのリップである。
図9に示す中空状シール部24と図8に示す中空状シール部25とは、概ね相似形の断面形状を有するが、壁部の寸法が異なっている。具体的には図9のシール部24の壁厚T4は、図8のシール部25の壁厚T5よりも大きく設定されており(T5<T4)、その結果、第1部分P1のシール部24は、外形状及び断面積ともに第2部分P2のシール部25よりも大きくなっている。なお、第3部分P3のシール部(図示略)は、その外形状及び断面積ともに、第1部分P1のシール部24から第2部分P2のシール部25に向けて徐々に変化するように形成されている。
第2実施形態のウェザーストリップ40は概ね、第1実施形態のウェザーストリップ6と同様の効果を奏する。
とりわけ、第2実施形態のウェザーストリップ40では、フロントドアが閉じられたときに当該フロントドアのヒンジ(33)側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びているルーフ側及び床側辺部31a,31dに対応するルーフ側及び床側辺部対応部41,44を、第3部分P3として形成している。上述のように断面形状が徐々に変化する第3部分P3を、フロントドアのヒンジ側(33)基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びるルーフ側及び床側辺部31a,31dに組み付けることで、ヒンジ式ドア体であるフロントドアを閉める際の荷重をフロントドアの側部の全長にわたって徐々に変化させることができ、その結果、ドア閉まり性を向上させることができる。
特に本実施形態では、第3部分P3(41+45,44+46)は、その前端位置(ヒンジ側基端寄り端位置)において、第1の断面形状(図9)を有する第1部分P1(45+42+46)に連続すると共に、第3部分P3(41+45,44+46)の後端位置(反ヒンジ側先端寄り端位置)において、第2の断面形状(図8)を有する第2部分P2(43)に連続していることから、当該第3部分P3(41+45,44+46)は、前端位置(ヒンジ側基端寄り端位置)から後端位置(反ヒンジ側先端寄り端位置)に向けて断面形状が次第に小さくなっている。このため、フロントドアを閉める際に空気が逃げやすくなり、比較的小さな力でフロントドアを閉めることが可能になる。
[第2実施形態の別例]
上記第2実施形態のウェザーストリップ40では、フロントピラー側辺部対応部42の上下に隣接するルーフ側コーナー部対応部45及び床側コーナー部対応部46を第1部分P1としたが、これらを第3部分P3として形成してもよい。
また、上記第2実施形態のウェザーストリップ40では、ルーフ側辺部対応部41の後方に隣接するルーフ側コーナー部対応部45、及び、床側辺部対応部44の後方に隣接する床側コーナー部対応部46(つまり、ミドルピラー側辺部対応部43の上下に隣接するコーナー部対応部45,46)を第3部分P3としたが、これらを第2部分P2として形成してもよい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態について上記第1及び第2実施形態と異なる点を説明する。
図5に示すように、リアドア開口部32の開口縁には、その全周にわたって第3実施形態に従うウェザーストリップ50が装着される。
図7(A)に示すように、リアドア開口部32の開口縁は、概ね4つの辺部(32a〜d)と、概ね4つのコーナー部(32e〜g)との組合せによって縁取りされている。前記4つの辺部は、リアドア開口部32の上縁に沿ってほぼ水平に延びるルーフ側辺部32a、ミドルピラー部30bに沿って上下方向に延びるミドルピラー側辺部32b、リアピラー部30cに沿って上下方向に延びるリアピラー側辺部32c、リアドア開口部32の下縁に沿ってほぼ水平に延びる床側辺部32dからなっている。前記4つのコーナー部は、ルーフ側辺部32aとミドル及びリアピラー側辺部32b,32cとの間に位置する前後一対のルーフ側コーナー部32e、ミドルピラー側辺部32bと床側辺部32dとの間に位置する床側前方コーナー部32f、及び、リアピラー側辺部32cと床側辺部32dとの間に位置する床側後方コーナー部32gからなっている。なお、床側後方コーナー部32gは、後輪のホイールハウスの上方に位置して概ねホイールハウスの輪郭に沿って湾曲すると共に、当該コーナー部の上端位置がいわゆるベルトラインL(ドア体における窓とドアパネルとの境界線)の近傍にまで達する比較的長い湾曲部である。
図7(B)は、リアドア開口部32に装着される前のウェザーストリップ50を模式的に示す。図5及び図7(B)に示すように、ウェザーストリップ50は、リアドア開口部32の開口縁に対応すべく環形状(または無端ひも形状)をなすと共に、リアドア開口部32の開口縁の全周長に相当する長さを持った長尺なゴム製の部材として構成されている。そして、このウェザーストリップ50は、上記ルーフ側辺部32aに対応するルーフ側辺部対応部51、上記ミドルピラー側辺部32bに対応するミドルピラー側辺部対応部52、上記リアピラー側辺部32cに対応するリアピラー側辺部対応部53、上記床側辺部32dに対応する床側辺部対応部54、上記二つのルーフ側コーナー部32eに対応する二つのルーフ側コーナー部対応部55、上記床側前方コーナー部32fに対応する床側前方コーナー部対応部56、及び、上記床側後方コーナー部32gに対応する床側後方コーナー部対応部57を有している。
第3実施形態のウェザーストリップ50では、図7(B)に示すように、ルーフ側辺部対応部51及びその前後に隣接する二つのルーフ側コーナー部対応部55が、第1部分P1として形成されている。また、床側辺部対応部54が、第2部分P2として形成されている。更に、ミドルピラー側辺部対応部52及びその下方に隣接する床側前方コーナー部対応部56、並びに、リアピラー側辺部対応部53及びその下方に隣接する床側後方コーナー部対応部57が、第3部分P3として形成されている。
なお、第3実施形態のウェザーストリップ50における第1部分P1の横断面形状及び第2部分P2の横断面形状は、それぞれ第2実施形態のウェザーストリップ40における第1部分P1の横断面形状(図9)及び第2部分P2の横断面形状(図8)と同じである。第3実施形態における第3部分P3についても同様である。
第3実施形態のウェザーストリップ50は概ね、第1実施形態のウェザーストリップ6及び第2実施形態のウェザーストリップ40と同様の効果を奏する。
[第3実施形態の別例]
上記第3実施形態のウェザーストリップ50では、ルーフ側辺部対応部51の前後に隣接する二つのルーフ側コーナー部対応部55を第1部分P1としたが、これらを第3部分P3として形成してもよい。
また、上記第3実施形態のウェザーストリップ50では、床側前方コーナー部対応部56及び床側後方コーナー部対応部57(つまり、床側辺部対応部54の前後に隣接するコーナー部対応部56,57)を第3部分P3としたが、これらを第2部分P2として形成してもよい。
P1 第1部分
P2 第2部分
P3 第3部分
1 乗用車両
2 バックドア(ドア体)
3 バックドア開口部(車体開口部)
4a,4b,4c 辺部
5a,5c コーナー部
6 ウェザーストリップ(シール材)
10 取付部
20 中空トンネル状のシール部
24 中空トンネル状のシール部
25 中空トンネル状のシール部
30 乗用車両
31 フロントドア開口部(車体開口部)
31a,31b,31c,31d 辺部
31e,31f コーナー部
32 リアドア開口部(車体開口部)
32a,32b,32c,32d 辺部
32e,32f,32g コーナー部
40 ウェザーストリップ(シール材)
50 ウェザーストリップ(シール材)

Claims (9)

  1. 車両の車体開口部に取り付けられ、前記車体開口部と、前記車体開口部を閉塞可能なドア体との間をシールするシール材であって、
    前記車体開口部の開口縁は、複数の辺部、及び、前記辺部に連続する複数のコーナー部によって縁取りされており、
    当該シール材は、その横断面において、前記車体開口部の開口縁に設けられたフランジ部に取り付けられる取付部と、前記取付部と一体化されたシール部とを有するように形成されており、
    当該シール材は、長尺に形成されると共に、その長手方向において、
    第1の断面形状を有する第1部分と、
    第2の断面形状を有する第2部分と、
    前記第1部分と第2部分との間にあってこれら第1及び第2部分を連続的且つ一体的に連結する第3部分と、を有しており、
    前記第2の断面形状におけるシール部の断面形状は、前記第1の断面形状におけるシール部の断面形状よりも小さくなっており、
    前記第3部分は、その断面形状が長手方向に沿って変化するように形成されており、
    前記第3部分は、前記車体開口部の開口縁のうちの少なくとも1つの辺部と同等又はそれ以上の長さを有し、且つ、前記第3部分は、前記車体開口部の開口縁を構成する複数の辺部のうちの、閉じ状態にあるときのドア体のヒンジ側基端から反ヒンジ側先端に向かう方向に延びる辺部に対応する、ことを特徴とするシール材。
  2. 前記長尺なシール材は、前記第3部分を少なくとも二箇所有している、ことを特徴とする請求項1に記載のシール材。
  3. 前記第3部分の長さが、前記第1部分よりも長く、且つ前記第2部分よりも長い、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシール材。
  4. 前記第1部分が、前記車体開口部の開口縁のうちの少なくとも1つのコーナー部と同等の長さを有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のシール材。
  5. 前記第2部分は、前記第3部分が対応している前記車体開口部の開口縁の辺部以外の辺部のうちの少なくとも一つと同等の長さを有する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のシール材。
  6. 前記第3部分は、前記ドア体のヒンジ側基端寄り端位置において前記第1の断面形状を有すると共に、前記ドア体の反ヒンジ側先端寄り端位置において前記第2の断面形状を有する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のシール材。
  7. 前記第2部分は、少なくとも一部において、前記第1部分よりもシール部の高さが低い、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のシール材。
  8. 前記第2部分は、少なくとも一部において、前記第1部分よりもシール部の壁厚が薄い、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のシール材。
  9. 前記第1部分における取付部の断面形状、前記第2部分における取付部の断面形状、及び、前記第3部分における取付部の断面形状が、略同一の断面形状となっている、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のシール材。
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